いのうえ歌舞伎☆號『IZO』

観劇:1月27日
会場:青山劇場


2008年初の新感線は『IZO』でした。
舞台の感想の前にひとつ。

行った日に、罰ゲームが行われました!

新感線は失敗すると罰ゲームを行うシステム。
ポイント制なのかな?
小さなミスの積み重ねか、シャレにならない大きなミスをすると実行される仕組みのようです。

もちろん前もって予告があるわけではないのでいつ実行されるかは謎なのです。
あるかどうかすら分からないのだ。
完全にサプライズ

罰ゲームの内容はいくつかパターンがあるのですが
今回はカーテンコールの後にミニライブ。
カーテンコールでなんだかいつもと様子がチガウぞ。
もしかして…と期待していたら

お鶴役の中谷さとみさんによる“ひとりDarling”が始まりました(爆)

どうやらさとみさん、初日に出とちりをやらかしたようです。
あらら
広~い舞台にただ一人、やたらデカイカツラを被り、白いスーツに身を包み
きちんと振り付け覚えて歌い踊るさとみさん。
この振り付けはもしかして直伝??
公演の真っ最中に教え、覚え、練習し、披露する。
この本来ならやらなくてもいいこと(笑)に全力を注ぐパワー。偉すぎるっ

最後、ちょっとだけ本家の以蔵さんも踊ってくれました。
二人で踊ればいいのに~
って、それじゃあ罰ゲームにならないのか。

舞台上の出演者たちも楽しんでいらっしゃいました。
涙流して喜ぶ龍馬さんがラブリー。


では舞台の感想です。
ネタバレします ★

おまけにあんまり誉めないかも…
めちゃくちゃ個人的な理由でですが、あんまり好みじゃなかったもので
イヤな予感がした方は、続きは読まない方がよろしいかと存じます。


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2008夏の新感線公演

今日は、人生初の新宿コマ劇場での公演を観てまいりました。
そこで入手した新感線のチラシ!

2008年7月 新宿コマ劇場で公演決定

ついにコマ劇場に進出です!

いやはや広い劇場ですね。驚きました。
フツウ、20番台の席だったら好位置だと思うじゃないですか?!
行ってみたら結構端なんですよ。わあ、びっくり。

それもそのはず、2092席あるそうです。
うわー、マジでー?
でもこれで新感線のチケット取れやすくなるかしら?

ちなみに8月には大阪厚生年金会館大ホールでも公演があるらしいです。


SHINKANSEN☆RX 『五右衛門ロック

【作】 中島かずき
【演出】 いのうえひでのり

【出演】
古田新太 わあい♪ 主演? 五右衛門役なの?!
松雪泰子 お、『キャバレー』で歌いまくった松雪さん。今回も歌ってください!
森山未來 『キャバレー』では歌とダンスを封印していたけど、今度は歌って踊ってください!
江口洋介 『12人の優しい日本人』以来の舞台ですか? 楽しみにしています。
川平慈英 もー、ガンガン歌って踊ってください!
濱田マリ きゃー、しゃべりまくって歌いまくってください!
橋本じゅん もちろん歌ってほしい~
高田聖子 当然、歌いますよね?!
粟根まこと いつもどおり、早口でしゃべりまくってください!
北大路欣也  すっごい意外なキャスティング!


と慌ててネタにしたけど
新感線のHPにすでにアップされていたんですね~。
なーんだ。知らなかったのは私だけか~。


それにしてもコマ劇公演のラインナップの多彩なこと。
3月には『ROCK MUSICAL BLEACH DX』
えと、つまり『BLEACH』のミュージカルも公演予定なのです。
へえ~、コマ劇でやっていたのか。


さて、本日観に行ったのは『座頭市』なんですが、感想は、うーむ。
まとめるのは難しいですなー。

ただ、「コマ」劇場の由来となった
コマのように回りながら迫りあがる3段の円形舞台
発動しなかったことはとても残念でした。

あとねー、座席が辛い。
観終わったあと、ものすごい背中が痛かったー
おかげで今、頭痛がします。ん? 単なる偏頭痛かしら??

犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート

観劇:2007年9月2日
会場:サンシャイン劇場
作・演出:いのうえひでのり

劇団☆新感線の“チャンピオン祭り”です。
通称・ネタモノ。
3年ぶりですよ。壮大ないのうえ歌舞伎も好きですが
笑いの塊のこのシリーズも大好きです。

今回はタイトルからわかる通り『犬神家の一族』をベースに
オペラ座の怪人・キャッツ・八つ墓村・スパイダーマン・デスノート
トランスフォーマー・ドリームガールズ・エリザベート・薮原検校
などの舞台・映画をオマージュしながら
桃太郎+泣いた赤鬼+さるかに合戦+花咲じいさん
という昔話も取り入れて怒涛の3時間!

これにモノマネやら笑いの小ネタや日替わりのアドリブシーン(だと思う)も
あり本当に盛りだくさん。
見てる端からぽろぽろと忘れてしまいそう(笑)
私の脳みそには入りきりませんっ。

今回はネタモノだというのにゲストが多い!
そのせいか、じゅんさんや古田さんの出番が少なかったなぁ。
サビシイ…

さてさて、私が観に行った日にはお楽しみがありました!
カーテンコールで、するするとスクリーンが降りてきて
「ん? なんだろ??」と持っていると
○月○日、勝地涼さんのさわやか森田健作風・罰ゲーム
×月×日、エマ&さとみのキュートなピンクレディー風・罰ゲーム
の映像が!! そして

「満を持して本日、ある大物の罰ゲーム!!」

ぎゃああああ~♪
誰? ダレ?!

ドーン

と舞台に現れたのは、今回のゲスト木野花さん!

大盛り上がりの会場。
曲はウタダヒカルのデビュー曲です。
あ、よく見ればあのPVっぽいじゃないですか。
衣装から振り付け(振り付けかあれ…?)からソファーまで!
うひゃうひゃ笑う。

あー、おもしろかった。
そうか、新感線には罰ゲームがあったよね~。すっかり忘れてたわ。
いいもん見たわ。
しっかしゲストにも容赦ナイなぁ(笑)
でも罰ゲームの理由が「鼻を黒くするの忘れた。しかも2回」だもんな。
そりゃ駄目だわ(苦笑)

朧の森に棲む鬼 3回目 〆

観劇:2007年1月26日
会場:新橋演舞場
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

過去に某所で書いた記事を移動させた分。
ネタバレ編。

この公演は3回も行ったようですね。
1階観ればそれで十分! という考えの私にしては異例のことです。
3回目は3階席だったようですね。

…でも結構、新感線の公演は複数回行くことが多いかもしれません。
好きなんだな~、すっごく。
ま、チケットが取れるかどうかが問題なんですが。

以下、基本手直しなし。誤字脱字をみつけた箇所のみ訂正しました。
あとキャストを強調したくらいです。
それにしても気合入りすぎ! 長いよ!!
よっぽど気に入ったんだなぁ。

長すぎるので隠します。

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朧の森に棲む鬼 2回目

観劇:2007年1月21日
会場:新橋演舞場


過去に書いた記事を移動させた分。
2回目を観た際に偶然見られた罰ゲームについて&日替わりネタについて。
『朧』のDVDに罰ゲームの映像が収録されていたから別にいらないか?
と思いましたが、せっかくだから移動させました。

以下、基本手直しなし。誤字脱字をみつけた箇所のみ訂正しました。





【日替わりネタ】

どうやら今回の日替わりネタは2ヵ所だったようです。たぶん。

一つ目は一幕目で軍事会議(?)が終わり、オオキミが去った後
シキブに「下がれ」と合図されたウラベとサダミツの退出シーン。

ウラベ 「一膳茶屋で納豆ご飯でも食べて行かないか? 痩せるらしいぞ」
サダミツ 「知らないのか? それは捏造だったってさ。騙されたな」
ウラベ 「○×△※…(観客の笑い声で聞こえず)」
サダミツ 「ま、そういうこともあるよな」
ウラベ 「あるある~」

キレイにオチがついています!
おまけにタイムリー!!
時事ネタを折り込んでいるこの芝居は社会派ですね! ←絶対に違うと思う。
前回はなんて言ってたっけな~。
やっぱウラベが「一杯やらないか?」と誘っていたような…?? 忘れた~。

もう一つは二幕目、オクマがシュテン国の残党にマダレを紹介するシーン。
ツナのことは知っていたオクマですが、マダレとは馴染みがなかったので
名前を覚えられなかったってわけですね。
ツナとマダレとは初対面だった面々に紹介する
という大事な場面のはずなのに…

オクマ 「この人は……ハラミ!」

前回はヨダレだかケガレだか一応韻を踏んでいたのに…
古田さんに「ハラミ」だからとてもウケましたが(笑)


【罰ゲーム】

新感線には出演者(もしかしてスタッフも?)に対して
遅刻などに対する罰則があります。
有名なのが終演後に舞台上で歌を歌うという罰ゲーム。
噂に聞いていた罰ゲームを初めてナマで見れましたー! 感動!!

カーテンコールの後、染さんがおもむろにマイクを取り出し

「本日は帝国劇場からスペシャルゲストが来ています!
ドウジマツヨシ(←たしかこんな名前)さんです!
歌は『ハダカの少年』(たしかこんなタイトル)!!
みなさん、お静かにお聞き下さい」

え、静かに?? 聞くの???
むむ? もしかして罰ゲーム??
と、戸惑っていると舞台下手から
ハダカの上半身に赤と金のキンキラ衣装を羽織った
ド派手な磯野さん登場。
歌は…明らかに某アイドルの歌のパクリです(笑)

こんなサプライズを目の前に
「お静かに」できるような観客ではないのです。
笑い声と共に積極的に手拍子参加です。
私の隣の女性はこの歌を口ずさんでいました。…え、知っているの??
よーく考えてみると
過去の公演でこのキャラが登場したことがあったような?
『轟天』シリーズあたりに…。

歌はあやしかったですが、ダンスはかなりがんばっていました。
後半、白いフンドシ(イヤ、パンツか?)一丁になる仕掛けもあり
ウギャー !! と会場は大爆笑。

この罰ゲームのために衣装を作り、ダンスや歌を練習したんでしょうか?
エライ!
っていうか罰ゲームさせられるようなことをしなければいいのに(爆)
結局なんの罰だったかはわからなかったんですが
前日に呑み過ぎて遅刻したのかなーと私は思っています。

朧の森に棲む鬼 1回目

観劇:2007年1月7日
会場:新橋演舞場


過去に書いた記事を移動させた分。

初日あけてまだ間もないころだったので
ネタバレはしないようにがんばったバージョン。
以下、基本手直しなし。誤字脱字をみつけた箇所は直しましたが。
あ、役名を強調させました。





えーっと。話のモトはシェイクスピアの『リチャード3世』と『酒呑童子伝説』。
この二つの話をなんとなーく知っていると、舞台をより一層楽しめるかと思います。
展開は『リチャード3世』で登場人物の名前は『酒呑童子』です。

たとえば主人公ライ(染五郎)はもちろんリチャード3世の性格で
名前は源頼光(ライコウ)からと嘘のLiesを掛けています。

注目の阿部サダヲさんはライの一の子分のキンタ
頼光の家来・坂田金時(金太郎のモデル)から名前を取っています。
このキンタがラブリーなんです!
サダヲの魅力もさることながらキャラがいい! あて書きか?!

舞台も新感線らしく派手で、衣装も凝っていて、鬘もすごいです。
見どころ満載。
歌も踊りもあります!
歌います、踊ります、斬ります!! サダヲが。
歌わず、踊らず、いっぱい斬ります! 主人公!!

あと、本水使います。
いきなり雨が降ってきて『オレステス』の悪夢再び?!
と心配しましたが、そんなにたくさんは降りませんでした。すぐ止むし。
あとはラストシーンに…(これ以上はバラしません)
1列目でご覧になる方にビニールが用意されていたようなのでご安心を。

花道を多用しているので花道付近の席は楽しめますよ!
花道をうまく利用していたので場面転換で退屈しないですみました。
舞台はシンプルなんだけど、どこなのかすぐにわかるようになっていました。
うーん、すごい。

一幕目と二幕目が「これ同じ芝居か?!」
と驚くくらいテイストが変わります。
私は一幕目は楽しく、二幕目は面白かったです。
特に二幕目は気がついたら身を乗り出しているときがあったりして(笑)

パンフは朧カレンダー付で3000円。高っ!!
けど、情報は多いので後悔はしない、と思います。
『リチャード3世』と『酒呑童子』の解説も載っているので復習にも最適!
私は後日、また観る予定なので予習を兼ねた復習ができてよかったです。

赤い長靴をはいた猫

観劇:2006年09月
会場:グローブ座
演出:いのうえひでのり

新感線☆NEXUS vol.2 『Cat in the Red Boots』

主役・トーマ役・生田斗真くんを久々に
(どのくらい久々かというと、4年前の新感線の舞台『スサノオ』以来)
観ましたが、顔が変わっていますね!!
大人っぽくなった! というより外人ぽくなった…?
側転したよ! 主役の側転になんとなく衝撃を受けてしまったのでした。

ネコ(ノラ)役・松本まりかちゃんは初めて見ました。
パンフには私が観た映画にも出演したとかいてありましたけど
どれだかわからないんです(苦笑)
かわいーですねー。元気があってアニメ声で。
ネコ耳だから「萌え~」なわけですか?

この二人を中心に話は展開していきます。
物語のベースはシャルル・ペロー原作の『長靴をはいた猫』です。
遠い昔に読んだこの話。舞台を見ながら思い出す
…かと思っていたら、見終わっても思い出しませんでした(爆)

この話だけでなく古今東西の童話がいろいろ詰まっています。
一番新しいのは

ハリー・堀田(粟根まこと)
ハーマイ・鬼塚(中谷さとみ)
ロン・太秦(市川しんぺー)

の名前で分かるように大ベストセラーの某シリーズ。
この3人がまたよく似ている!!
あのロンも似ていると思いますが何か…?

ハリーはビミョーに、ほ○えみの貴公子にも似ていて爆笑!
うっきゃー!! アワネさーん!!
眼鏡の奥の殺人者の視線がたまらーん!

この3人は魔法学校から盗まれた秘宝「赤いブーツ」を取り戻せと
レッドフード校長(村木よし子)に命令されブーツを盗んだノラを追います。

さて領主アンデルセン王(逆木圭一郎)にはグレーテル姫(すほうれいこ)
ラプンツェル妃(山本カナコ)にはヘンデル王子(河野まさと)と
それぞれ連れ子アリの状態で数年前に再婚。

お年頃のグレーテル姫のために結婚相手を探しています。
が、おてんばの姫は「強い人じゃなきゃイヤ!」と候補者を断ります。

そこですごい衣装(笑)のグリム大臣(右近健一)が
「H1グランプリを開催するざんす~」と提案。
つまり格闘トーナメントで結婚相手を探そうというのです。
それには同じくすごい衣装(笑)のイソップ大臣(村木仁)も
ヘンデル王子を姫と結婚させようとしていた王妃も賛成し一幕が終わり。

二幕目は「H1グランプリ」開催。

街中でゴロツキ(実はトーマの兄たち)に絡まれている姫を助け
見初められたトーマも、もちろん参戦します。
ノラの飼いノミ(ブルース・ジャッキー・サモハン)に特訓されながら。
そこに至るまでに「カユイ~ノ公爵」の領民として
私たち観客も劇中に参加しつつ(笑)

……やっと、やっとマオ(梶原善)登場!!
一幕目にも町の人として(おそらく着ぐるみでも)出演していた善さんですが
二幕目にしてようやく登場です。
ホームレス風の扮装です。頭、デカっ!
もちろん、ただのホームレスじゃぁ、ありません。
見終わってから原作を確認したところ、原作にも登場しているキャラでした。
ラスボスですよ! デフォルメされていますけどそうとう悪どいです。

そのラスボスを倒す鍵となるのが「赤いブーツ」。
なんで赤いのかと思っていたら「赤い靴」にも掛っていたわけですね。


とあらすじを長々と書いてみましたが、本当は「青春の物語」なのでした。
若人が目的探し・自分探し、みたいな。
ちょっとこっぱずかしい…(照)
観ながらむずむずしてしまったワタクシです。

あと、ヘンデル王子の煌びやかさにめろめろだったりします。
なんじゃあの王子(爆)!! たまらんね!

半分ネタものだったこの芝居は気楽に楽しめたのでした。
あー、おもしろかったー!!


このお芝居は2回観ることができたので
以下、1回目と変わっていたところや気づいたことを列挙します。

日曜の2列目もよかったけど、全体が目に入る昨日の後方の席もいい感じ
日曜のほうが客のノリがよかった
「苦節21年満を持しての主役」きらーん☆ で拍手が!
でも動じないアワネさん(え、ノーリアクションなの?!)
寝癖があったハリー・堀田(トレードマークだからね)
あのロンはお気に入りです
ハーマイもお召替えがあっていいですね
ノラが被るのみで着替えないからな。でもあのヤカン頭でストーブは好き
トーマの声が復活していた
トーマの腕は常に長袖に隠れていたのでした…ガクッ
昨日は歌詞を間違えなかったトーマです
日曜は ♪歌詞、間違えちゃった♪ と堂々と歌い上げて大爆笑!!
そのあと登場のノラに「間違えちゃってんじゃねーヨッ」とツッこまれた
ノラの声が掠れ気味(ガンバレ!)
姫は高笑いが上達していた(爆)
右近くんはノリノリだった
ワタシ、都の人たちのダンスシーン好きだ!
マオがトーマの控室で「このシミ、見てよ」とトーマに絡んだ
それ↑に密かにオチるノラ
ボンカレーはボンカレーでした(日替わりネタじゃなかったのか?)
マオって「魔王」から来た名前? 「魔王様」に聞こえてしょうがなかった
ドラッグ将軍の駄洒落は「猫にパン粉」(これも日替わりにあらず?)
「それ↑に勝るギャグ」を目指したグリムに
マオの言葉「力強い!」→「勝ってる!」
ドラッグ将軍、最後の手榴弾ジャグリングで失敗。落とした~
ノミに変身させたとき潰しちゃえばよかったのにね(…それじゃ地味か)

《ヘンゼル王子スペシャル》日曜に聞き取れなかったセリフを中心に。
姫の結婚相手として立候補した後の退場時「結婚指輪作りましょう」
姫が悪漢に襲われた時の王子の対応が違った。
「よろしく~」&逃亡→「とうっ」と側転&ダッシュ
「目を見て会話しましょう」の後のセリフ「あなたの息子、グレますよ」
おかあさまが殺されたとき果敢に一太刀あびせた王子に感動!
その後「うわーん、開けろよぅ」だったけど(苦笑)
頻繁に出てきた「石を抱えて川を渡る」の意味がわからない…

改めて観るとよくできた話でした。
ハリーの小細工好きも、満月も、ロンの食いしん坊も
アニキのパツンパツンの服も、ドラゴンの吐息も、夢を覗く双眼鏡も
あとで出て来た
舞台が回ってる間もキャストが縦横無尽に駆け回り退屈しない!
三人兄弟の設定は原作のままで、関係はシンデレラ?
王子の奇抜なスーツをトーマが着るのは原作を踏まえてる!
もしかしてネコが溺れてたのって原作の変形?
カユイ~ノのシーンではノラがそこら中にノミをばらまいてた
ノミに操られた私たちだったわけだ。だから「カユイ~ノ」かぁ
シリアスシーンの後には必ず笑えるシーンを用意(助かります)

…こんなものかな。ネタが多くて覚えきれないよ!
 

メタルマクベス

観劇:2006年6月
会場:青山劇場

期待に違わず面白かった!!

の一言でおわってもいいんですけど、それじゃナンなので
以下、いつも通り長文です。

※本当に長いです。

時は2206年。
日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るレスポール王率いるESP軍が
将軍ランダムスター(マクベス)指揮のもと、他の軍を次々と征していた。
そこへ、3人の魔女が現れ、ランダムスターに
「ランダムスターこそが未来の国王である」
との予言を告げ、1枚のCDを渡す。
それは、1980年代に活躍した
へヴィメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。
歌詞に込められた意味が殺人予告となっており
「メタル マクベス」バンドの人間模様が
ランダムスターの国王となる道につながる予言となっていた。

というのがあらすじで、事前に読んだ雑誌などで
未来の話になっていて、1980年代と行ったり来たりする
というのは知っていたのですが
思った以上に予習が役立ち、御満悦なワタクシなのでした。


※以下、原作の名前で進めます。

イキナリ魔女3人が登場!
うわっ! 原作そのままじゃん!!
その後も「記憶が蘇るわ~」なセリフが続々と。
クドカン、セリフはかなり活かしています。

でも、観た感じはまったくマクベスではないのです。
長髪、皮ジャンにバイクにギターですから。
ロックですか? ヘビメタなんですか?(このあたりの区別が私には…)
魔女も「タオル地の服(つまりトレーナー)」ですからねぇ…

歌いまくりですし。
歌詞にバシバシ原作の言葉が使われています。
すごい。ぜんぜん違和感がない…
今回のタイトルはその歌詞の一部。シャウトして歌ってくれました。

マクベス夫妻(内野聖陽&松たか子)はバカップル。
「チョー怖かった~」と甘えるマクベスに
「えらかったでしゅね~」と誉めるマクベス夫人…。
なんですか?! この二人は!
しかし、さすがの主役でした、お二人とも。
美しい夫人でしたよ。林Bにはびっくらこきましたが(かわいかった…)。
うっちーも上着を着ているとかっこいいっす。脱ぐと…(以下自粛)

バンクォー(橋本じゅん)は親バカ。
早々に登場したフリーアンス(河野まさと)にメロメロなオヤジだった…
しかもフリーアンスはおバカだった…
そ、そうだったのか~
じゅんさんが歌っただけで嬉しかった~。
『SHIROH』では歌ナシだったので。
キュートなソロに、ほんわかしました。
亡霊はこわかったよう。バンクォーがいっぱい(正面で見たかった!!)。

ダンカン王(上條恒彦)も思ったより気さくな人(気さくと言うのか?)。
この方、美声です! 歌うとは思いませんでした!
この王様殺害を第一幕のクライマックスにするとは…
なるほど、でございます。

王子マルカム(森山未來)、Jr.はともかく元きよしがキョーレツ!!
キテレツすぎるんですけど。おもしろすぎるよ、あの歌!
タップの見せ場もあるし、お得なキャラでした。
振りが大きくてツボでした。動きが美しい人ですな。
そしてヅラ役者でした。
あのへんてこりんなヅラのせいで彼のラストが…

キャスト表で「門番(皆川猿時)」を見つけて、チョイ役かと思ったら
もんのすごい活躍でした。
おまかせのコーナーもあったし、愚直でまさに門番。

オリジナルキャラの冠くん。
要所要所で歌います。ウマイです。おもしろいです。
王様との息もバッチリ☆
彼も実はキーパーソンでした。
ルフィが欲しがる音楽家ってこんな奴だろうか、と考えたり。

伝令にしか見えなかったロス&レノックスは
「伝令係・吉田」とほんとに伝令になっていた(笑)
しかも扱いがヒドイ。正確な名前も呼んでもらえない…
おもしろかったけど。

3人の魔女はほぼ予想通りのキャスト。
村木さんにカナコさんに右近君。
右近君ね…言われてみれば、当然(?)。思いつかなかったけど。
この魔女がバンド「メタルマクベス」から見ると
FANになるというのが面白い。
そして最強の鎧にもなるトレーナー。
これを着ていると、どんなにシリアス場面でも「ふふっ」と笑えてしまって…

謎のパール王(粟根まこと)は
予想通りシーワードの役割のイングランド王。
王様なはずなのに、シーワード&小シーワードの働きをしたもんだから
ヤラれキャラ。
ん~、しかしあそこでマクベスに倒されるキャラがいないと
「女から生まれた男」の説明がね~。

で、なんだよ、おいしいキャラじゃん! のマクダフ(北村有起哉)。
この人にクギヅケな私なのでした。
原作読んだときはピンとこなかったんですけど
実際に観てみたら、カッコイイ!!
キャラもイイんですけど、北村さんの長身でスマートな姿が!!
ぱっと見、ロンブーの淳なんですけどね。赤毛だし。
しかもセリフも際立っているのです。うっとり~。
原作とは違い、奥さんと子どもの仇も取っているので、またまたうっとり。
しかもラストのいい場面をさらっていくわけですから
最期までうっとりなのです。
…ラスト瓦礫の下から彼が現れたときに、狂喜乱舞したアホな客です。

その息子(中谷さとみ)も出てきました。
アホ息子…どうしてこの物語に出てくる息子は頭が悪いのか~。
原作読んだときは頑是無い子、と解釈したんですけど
たしかにアホにも見えるかも…

そしてマクダフ夫人(高田聖子)。
意外と出てきた。
そして高田さんの谷間が気になって仕方なかったワタクシです。

クドカンの底力を見た気がいたします。
さすが『タイガー&ドラゴン』を生み出した人!
クドカン独自の言葉が追加されて
原作より分かりやすくなっているところ多数。

特に「女から生まれた」を「女《の股》から生まれた」にしたら
格段に理解できるようになって感動!
…それでもマクダフが「俺は帝王切開だ」のキメ台詞で
笑いが起こっていましたが。
この日だけだったのでしょうか??
でも「それがオチかよ」って気もしますが。
いいんだ、マクダフだから(盲目)。
 
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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