華やかでツヨイ女王さまと正義の海賊

観劇:2010年4月11日(1階J列センター)
会場:赤坂ACTシアター
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

さすが新感線! すっごく面白かった!!

『五右衛門ロック』の続編。
RXですから歌いまくりですよ! もうお祭りですよ!
それもそのはず、新感線の30周年記念ですから!


劇団☆新感線30周年興行(春) 新感線☆RX『薔薇とサムライ

時代は江戸、どうやら鎖国が始まった頃。
舞台はヨーロッパ。
海賊が大活躍している頃のとある架空の小国の物語。
大国に挟まれ、睨まれ、外交が難しい国。
そこで蔓延る貴族の不正。

それに巻き込まれるのが女海賊アンヌ・ザ・トルネード天海祐希
それを助けようとするのが我らの石川五右衛門古田新太
大泥棒のはずですが、用心棒としてサポート中。

今回は個人的に
この時代のこのあたりの物語しかも海賊メイン!
ってことがツボでした。

ちょうどそんなお話に接していたので。
今ならちょっと詳しいぞ!
この時代はスペインとイングランドが一触即発で
それにフランスも絡んでくるんだよ!
このあたりの事情を把握していると倍楽しめる舞台でした。

もちろん、そんなことはスルーしても楽しめます。
そこが新感線の凄いところだ!
キャラが濃かったよ! いつも通り!!

特に凄かったのがシャルル・ド・ボスコーニュ浦井健治
演じるのはミュージカル界の注目株…ですよね?
私はミュージカルにあまり縁がないので名前しか知らなかったんですが
この人、意外でした!
バカ王子だ!!!
歌いたがりの愛すべき王子、こんな単純でいいんでしょうか?
外交の使者という立場ではこんなに裏表がない人では不安なんですが
だからこそ信じられる、イイキャラでした。

このバカ王子と恋仲になりそうでならないポニー神田沙也加
大宰相の孫娘なんですが、これまた裏表のない子で
まるでアイドル! 血は争えないな…
若者は善良というのが図式としてあるようです。

一方、食えないのが大人たち。

ポニーの祖父でもあるラーカム・デ・ブライボン大宰相藤木孝)を筆頭に
その娘・マローネ高田聖子
二人の忠実な部下・ゴンザンス男爵右近健一)の悪人チームは
わかりやすく腹黒い(笑)
ラーカム大宰相の説得力が凄かったです。
あれ? もしかしてこの人、イイ人…? と信じかけましたから(単純)
ちゃんと悪役でしかも品がある。でも新感線に出てきそうなキャラ。
摩訶不思議な大宰相様なのでした。

愛妻家な将軍ガファス粟根まこと
策士策に溺れる! そんなキャラ。
でもちゃんと将軍らしく強さも見せてくれました。
愛妻エリザベッタ森奈みはる)にはメロメロなところが良かったです。
海賊には強いのに愛妻には弱いんだもんな~。

そんな愛され妻は歌いたがりの善良キャラでした。
天海の姐さんと宝塚対決! で歌合戦になるのかと思ったら
それは回避されました。残念~。

あとは飛び道具キャラ(笑)デスペラード豹之進山本太郎
初めて現れたときはキョーモトマサキかと(爆)
いや~、やってくれましたね!
見事な馴染みっぷり。新感線らしいキャラでした。
この人って左門字の息子なんだろうか?
それだと年齢が合わないですが、そうだと思ってみるのも楽しい。

今回のアイドルは乙女海賊バルバネグロ橋本じゅん
なにげにお召替え頻度の高かったキャラ。
…見慣れると違和感なくなってくるこの不思議。
ミラクルじゅんさん!
今回は古田さんの味方で幸せでした(私が)。

最初は天海の姐さんと古田さんが味方同士で嬉しかったんですが
それってバランス的にどうなんだろ?
と思ったら、第一幕終盤で「そうきたか!」な図式になって
俄然、盛り上がりました。
それにともない冠徹弥くんが転職(笑)
女王サイドに冠くん、海賊サイドに教祖イコマノリユキさんという布陣。

そうそう。こうやって敵味方が交錯するのって面白いよね~。
さらに展開してくれて最後には正義は勝つ!
ああ、スッキリ~。そうでなくっちゃいけませんよ!!

DVD買います! ←なんか宣言してるし~(苦笑)
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やはり!!

面白かったのですね(^O^)いいなぁ……読んでるだけでワクワクして来ましたよ♪♪私もDVD買いますわ(爆)

ゆかぼんさん

面白かったですよ~!

ぜひDVDで! の、前に
ゲキシネになると思うんですよね~。そちらでも上映されるといいんですが…
ゲキシネと言えばこの公演の前に『蛮幽記』が上映されるはず!
そっちも楽しみ~♪ ←見る気満々(笑)
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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