弱虫ペダル 1~4巻 (渡辺航)

昨年あたりからほうぼうで「面白い!」と絶賛されていたマンガ。
ずーっと読みたいと思い続けて
ようやく読めました!

これは自転車のロードレースのマンガなんですよね。
自転車競技っていうと
前にお借りして読んだ小説『さらば麗しきウインブルドン』に収録されていた
銀輪きらめく日々
がとっても面白かったんですが
これまたスバラシイ熱血青春マンガでございました。

すっごい面白いよ!!!

久々に夢中になる熱血スポーツ漫画に出会いました。
興味がある方は4巻までまとめ読みすることをお勧めします。
4巻でエピソードがひと段落するので。


弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2008/07/08)
渡辺 航

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弱虫って言うから覚悟していたのに別に弱虫じゃないよ!

アキバをこよなく愛すアニメオタクなインドア主人公・小野田坂道
高校生になったらアニメ部に入部して語り合うんだという
目標に向かってキラキラしていたのに
めあてのアニメ部は部員不足で休部中。

シオシオと、うなだれながら目指すはアキバ!
家より学校からのほうがアキバに近いという立地条件を生かして
アキバまで自転車で一直線。
いいね~、目的のためなら往復90キロを走破する情熱!
理由は電車賃を浮かすため!(爆)
それを小学生の時から毎週続けていたというから恐れ入ります。

私にも覚えがありますよ。
小遣いでやりくりしていた時期は
自転車で2つ3つ隣の駅の本屋まで通ったものです。
ええ、もちろん交通費を浮かすためですが何か?(笑)
いや、近所の本屋に売っていなかったということもありますけど。
今は定期があるのでその範囲内で行動します。
…たまに電車賃をかけて探しに行ったりもします(ネットを利用しろ)。

それはさておき、筋金入りのオタクな小野田くんですが
毎週アキバに自転車で通っていたということが功を奏し(なのか?)
期せずして異様に健脚に育ちました。
坂道もなんのその、ものすごいスピードで漕ぎあがります。
その力は自転車部のルーキー・今泉くんが驚くほど。

今泉くんはイイ人だ。
切れ長の目からキツそうな印象を受けますが、実は情熱家。
敗北を教訓にストイックに自転車に打ち込む姿は美しい。
負けず嫌いの面もあるので小野田くんに勝負を申し込みます。

ってところから小野田くんの自転車人生が始まるのですが
それはひとまず置いておいて
ちゃんとアニメ部の勧誘の場面もあります。
小野田くん、当初の目的を忘れません。
ポスターを貼ったり(すぐに剥がされるけど)
勧誘したり(うまくいかないけど)
努力するんです。
友達のいない子が一人でそんな行動を…!
好きなことにかける情熱は半端じゃありません!

ぜんぜん弱虫じゃないよ!

そして、イイ人・今泉くんは自分の友達に声をかけてくれるんです!
ダメだったけど、その気持ちが嬉しいじゃないですか!

一方、アキバで小野田くんと衝撃的(?)な出会いを果たすのが鳴子
関西から引っ越してきた彼はアキバに不慣れ。
そこで小野田くんが案内するのですが
結果「友達とアキバを歩きたい」という小野田くんの願いが叶った形に。

そんなこともあり、自転車部に入部する小野田くん。
彼の目的は“アニメ部で語りたい”のは間違いないのですが
それはつまり“友達をつくる”ということなので
別にアニメ部じゃなくてもいいのです(極論ですが)。
実際、自分を相手にしてくれた
今泉・鳴子の両名とともに走りたいという動機で
自転車部に入部していますから。

で、いきなりの1年生レースの開始です。

もうさまざまなドラマがあるんですよ。
自転車って奥が深い。

勝利への執念、意地のぶつかり合い、当然駆け引きも。
熱いね!

鳴子もムチャクチャな奴かと思ったらそんなことはなく
アキバでもそうでしたが、アニキみたいなんですよ!
初心者の小野田が委縮しないようにいろいろ面倒見てくれるのだ。
…弟がいる彼には小野田が守るべき小さい子に見えるのかもしれない(笑)
自転車が団体競技にもなることを教えてくれた鳴子がお気に入りです。

しかし! それを上回るナイスなキャラが今泉くん!!
マイペースに自分のレースができればいいや~な考えは全くない!
ちゃんとみんなのことを考えてくれるんです。
見た目は一匹狼キャラっぽいのに…っ!
小野田に対しても無理強いはしないで(結構強引だった部分もあるけど)
でもレースとなると負けん気を発揮するステキキャラ。
いいな~、今泉くんいいよ~!

今泉くんも鳴子もライバルである前に仲間だと認識しているのが実にイイ!

もちろん仲間だけどライバルだ、と思っていますけど
その前に共に自転車を楽しむ仲間だと認めているのが伝わってきます。
あと見知らぬ外人を助ける優しさを持っているのも高ポイント!

だから小野田に対しても親切なのかな。
自転車の楽しさをわかってもらいたいからいろいろ教えてくれる
実に気前のいい先達なのです。

それに応えるように
無邪気にひたすら二人を追いかける小野田がまた…っ!
本当に楽しそうなんです!
もちろん体力的には辛いでしょうが
それ以上に二人と走りたいという思いが強くて
限界まで頑張っちゃう姿がカワイイ!

こんな真摯に自転車に取り組んでくれたら
今泉くんも鳴子も先輩たちも嬉しくなっちゃうよね~。
なにしろ

3位か限界ギリギリまで追うか選べ
という状況で

ボクは追いつきます!!

と即答するんですよ。
諦めない心意気!
そりゃあ熱くなりますよ! 応援しちゃいますよ!!

現状維持よりチャレンジ、という気持ちは
小野田くんにはあまり無かったでしょうが(苦笑)
あくまでも今泉&鳴子の二人に追いつきたいってだけなんで。
…あれ? 小野田くんは天然なのか?(爆)

自転車は個人競技だと思うなかれ!
見事なTEAMのお話です!!


これは続きが楽しみだ~。
この1年生レースが4巻で完結するので
読むなら4巻までの一気読みがオススメです!!


ここまで読んで私はとりあえず愛車の自転車のサドルを高くしました。
足がつかないくらいの高さの方が漕ぎやすいんですって!
確かに楽だ!
でも足がつかないのは不安なのでつま先がつく程度にしました(笑)
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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