花形歌舞伎 昼の部

観劇:2009年11月14日(3階3列目下手より)
会場:新橋演舞場

初めて観ます! 『盟三五大切』!!
“盟”だけで“かみかけて”って読ませるなんて凄いよなぁ(苦笑)


通し狂言 盟三五大切 (かみかけてさんごたいせつ)

うわー、大量殺人の話じゃ~ん。

うう、まったく今の精神状態にはそぐわない演目。
なんてこったい。
『三人吉三』に続いて脳が拒絶するようなお話でした。

だからどうして お金が必要他人から奪おう って発想になるんですか?!
父親のかつての主のためにお金を調達しようって志はいいんですけど
それが他人から騙し取った金では主も喜ばないでしょう?

騙したられた浪人の薩摩源五兵衛染五郎)は
惚れていた芸者の小万亀治郎)の前で赤っ恥をかかされて
さらに騙されたと知っては腹の虫が収まりません。
復讐鬼・源五兵衛の誕生です。

気持ちはわかる。
でもあのシツコサは共感できません。
殺すまで追っかけるあの暗い情熱…
それも自分を騙した人間皆殺しですからね。恐ろしや~。

体面を気にする武士をひっかけるなんて命知らずなことをしたのが
小万の夫でもある笹野屋三五郎菊之助)。
この人の父親の旧主のために、と動き始めたのに
このうっかり男のおかげで大量殺人なことに。

しかも騙した相手の源五兵衛こそが…なオチですから。
南北先生はイケズだ。

『忠臣蔵』と『五大力』の世界を
“綯い交ぜ”という手法で結びつけているそうな。
『忠臣蔵』はともかく『五大力』ってなんぞや??

『忠臣蔵』の部分は源五兵衛は実は塩冶家の浪士だったんです。
おまけに逃げた小万と三五郎が落ち着いた長屋が
かつてお岩さんのお家だったとかなんとか。
その長屋の主が染五郎さんの二役で眉毛が特徴的な凄い役でした(苦笑)
さっきまで復讐鬼だったのに…

『五大力』に“三”と“七”を加えて表題の『三五大切』になるんですが
だから『五大力』ってなんなの~?

全体的に血みどろで暗かったのですが
小万の首がカパッと開いたのは面白かった。
作り物の首だと思い込んでいたから油断していました(笑)
まぁ、生首にご飯をあげようって場面だから
かなりヤバイ場面なんですが…


四変化弥生の花浅草祭 (やよいのはなあさくさまつり)

陰惨な演目をぶっ飛ばすような華やかな舞踊。
バランスが考えられています。

松緑さんと愛之助さんのコンビで次々に役が変わる変化舞踊。
このコンビ、なんだか新鮮だ。

神功皇后はともかく武内宿禰が爺でびっくり。
そうなの? 爺なの?
武勲を立てたってイメージがあるからもっと若くて勇壮な感じだと…

善玉悪玉通人野暮大尽に続いて登場したのは
獅子の精
『石橋』です!!

毛振りだ~。今月はいっぱい毛を振ってくれます(爆)

物凄い振りっぷり。
100超えたんじゃないか?! ってくらい振ってくれました。
いや~、いいね、獅子! 大好きだ!!
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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