花形歌舞伎 夜の部

観劇:2009年11月13日(3階2列目センター)
会場:新橋演舞場

なんといっても目玉は『鬼揃紅葉狩』!!
というわけでそっちの感想から…


鬼揃紅葉狩 (おにぞろいもみじがり)

あらすじは
平維茂松緑)が
小諸次郎亀寿碓氷三郎種太郎)の二人の従者とともに
信濃国戸隠山を通りかかると
更科の前亀治郎)と
その侍女たち松也・梅枝・巳之助・右近・隼人・吉弥)に酒宴に招かれ
綺麗どころに目が眩み、盃を重ねるうちにまどろんでしまいます。

自分で舞を所望したくせに寝るとはナニゴト?!

とキレることなく寝顔を確認した更科の前とその侍女たち。
ッシャー」と猛々しい声を発したその正体は鬼女。
眠りこけた維茂主従の運命は?!

っていう普通のもの(だと思う)ですが
やっぱり猿之助さん演出です! 血湧き肉踊る内容になっておりました!

鬼女たちが本性を現すためにいったんひっこんだ隙に
男山八幡の神女である八百媛菊之助)のおかげで目を覚ました維茂たちは
託された太刀を携えて鬼女退治に向かいます。
…あのやさしい起こし方でよく起きたなぁ(笑)
もっと大暴れしてくれないと私なら起きれません。

鬼女たち再び登場! もう誰が誰だかわかりませんっ!!

足踏みが揃うと痛快!
でも上半身はバラバラだったり…
毛振りまで披露してくれます(侍女鬼のみ)

侍女鬼と従者たちは退場。
え? これでおわり、なわけないよね?
だって猿之助演出だし!
せっかく亀治郎さんと松緑さんが揃っているんだから!!

もちろんここからが本番!!
がっつり見せ場がありました!

鬼姫踊りまくり!!
飛んだり・跳ねたり・回ったり…ほらねー! そうこなくっちゃ!!
さらにはエビぞってくれるんだからサービス満点♪

これは維茂くんに勝ってしまうかも?! な迫力です(爆)

なんだか維茂くんが不憫になってきました。
だって彼の武器は託された太刀のみ。
それを遣わないと派手な見せ場がないのだ。
そんなわけで私の視線は鬼姫にクギヅケ。
というか亀治郎さんにクギヅケなだけか~(笑)


通し狂言 三人吉三巴白浪 (さんにんきちさともえのしらなみ)

どうしてそんなに簡単に殺してしまうのか?!
改めて観ると人死にの多いお話に呆然。

金のために夜鷹おとせを突き落とすお嬢吉三
金のために爺を殺すお坊吉三
義兄弟のために実の弟妹を殺す和尚吉三

ううう~ん。
因縁が因縁を呼び、とんでもない展開になっていますね。
本来はそこが面白いんですが
どうにもこうにも今の精神状態では受け入れられず…

最近は人が死ぬ話を好まないんですよ。
数年前までは
殺人事件だー、トリックだー、因縁だーって話に目がなかったんですが
どうにもここ数年は人が死なない話のほうが好みになってしまって。
おかしいな、疲れているのか?

でもキャストは良かったです。
お嬢吉三菊之助)・和尚吉三松緑)・お坊吉三愛之助)の三人も
十三郎松也)・おとせ梅枝)の若さも。
花形らしく若くて楽しかったです。
なんかバランスがいい感じ。

まさかの源次坊亀寿)は
チラシで確認するまで亀寿さんだとは気が付きませんでした(爆)
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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