MW―ムウ― (司城志朗)

意外に引きずっています。
映画『MW』のノベライズを読んでみました。

友達が持っていたのでありがたく拝借。
この友達は
映画が始まる前にこの本を読んで結局映画は見ないまま
、という猛者(苦笑)
なぜ、原作のマンガではなく
映画でもないこれにまず手を伸ばしたのか謎です。


MW ムウ (小学館文庫)MW ムウ (小学館文庫)
(2009/06/05)
司城 志朗

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う~ん。
友達が映画を見なかった理由がわかる気がします(苦笑)

映画を見た後にこれを読むと
ああ、そういうことだったのか! と納得できますけど
映画より先にこっちを読むと面白さが半減かも。
映画ありきの本だからこっちを先に読むのが間違っているんだけど…

風景や場所、武器を細かく描写しているんですが
映画なら一目瞭然なのに文章にするとこんなに煩雑になるのか!
ちょっと飛ばしました。ははは。

ま、私は映画を見た後に読んだので
映画では語られなかった部分を中心に楽しみました。

神父は無償
給料は出ないんですね!
だから神父はあんなに堅実にお金を遣っていたのだ。←電話の時ね。
その割には着替えてましたけど、ありゃ結城の寄付だったのか?

望月大臣のとこのお城さん、スーツで登場
結城が勤める会社にコネ入社させてほしいってことだったんですね。
なんだよ。映画では振袖なんか着ているから混乱したじゃないか!
そしてフツーにヤな女だった(爆)
あと、意外な活躍(?)をします、このお城さん。
おかげで結城の人でなしっぷりも強調されました。

子どものときから仲が良かった結城と神父
映画を見た時は、子どもの時は親しくなかったんだと思っていました。
一緒に逃げたことで初めて連帯感が生まれたんだと思い込んでいました。
なんで、って…なんとなく。
けど、映画では二人で町からは離れていたから難を逃れた
という設定になっていて納得しました。

自衛隊の妻ってもっと凛々しいと思うの
本筋とは関係ないんですが、自衛隊が派遣される場面があって
その家族が嘆く場面があったんです。
が、実際あんなことは言わないんじゃないかな~?
あの場面必要? 興ざめでした。
あと、他の場面ですが
オタクをバカにしているような描写もあって気になりました。←考えすぎ?

助けた結城と助けられた神父
再三再四、映画でも「助けた」から、「助けられた」から、と言っていた二人。
映画では結城が助けたというより、二人で逃げたように見えたんですが…
結城が「助けた」と言う理由がわかりました!
この空気は吸っちゃいかんと察知した結城少年
すかさずTシャツを脱いで口を覆えと賀来少年に渡すんですが
渡された賀来少年は自分のTシャツを脱ぎませんでした
それは何故か? …寒かったから。
アンタ、サイッテーだよ!!
そのせいでガスを吸った結城があんなことに…
子どもの頃は優しかった結城なのでした。

あのマンションでは手袋着用
…映画で手袋していましたっけ? 思い出せないなぁ。
神父は手袋着用して、結城は「どこに触れたか覚えてるから」素手でした。
覚えてんのかよ! そしてそれを拭うのか?! 細かすぎる…(がくり)

女装する結城
これはネタばれですかね?
でもすぐに見当がつくので言っちゃっていいでしょう。
女装したらしいですよ、結城は! 目的のためなら手段を選ばない人だ。

刑事・沢木があの部屋に入った方法が明らかに
ほほう。そんな経緯があったんですか。
ですよね~、普通、あんな簡単には入れないですよね~。

村越神父が脅えていたのは結城
島から助け出してくれた村越神父。
明らかになった脱出方法にああ、そうだったのか、と。
それ以来面倒をみてくれたのですが
良心がなくなった、彼はもう人間じゃない」と結城を…
がんばれよ、神父! と思いましたけど
その後の結城の行動を考えるとそれも無理からぬことかな。

狙撃手はカトリックの信徒
映画と違い、神父の服装で島に乗り込んだため躊躇いがあったんですね。
おかげで逃げ切れたってわけです。結局、崖から落ちるけど。
一方、荷物を放り出した女記者はあっさり狙撃されました。
その荷物から川村記者の手帳を見つけてニヤリとする結城。

川村記者に調査を依頼したのは村越神父
ああ~、だから二人のことも調べられたんですね。
しかも、この記者を消したのは結城!
え、そうなの? 映画でもそうだった??
政府側に消されたものだと思い込んでました。
でもそうなるとちょっと辻褄が合わないか。
ちなみに村越神父も結城が始末しました。これはそうだろうなと予想通り。

「なあ賀来、なんで女ってのは、みんな俺に夢中になるんだろうな」 by結城
わお。すごいこと言っています。
でも女限定じゃないでしょ?(笑)

橘刑事が目立たない代わりにキャリアの神保が活躍
やるじゃん! ラストで見直しました!!

「いざと言うとき祈ってほしいから」 by神父
ぶはは! おもしろいぞ、それ!!
映画でも言ってほしかった。…あれ? 言っていたっけ??

神父を人質に結城のほうから要求
あ、そうなんだ。プランBじゃないんだ。
で、ちゃんと海兵隊が潜んでいるんですね。
そうですよね、できることはやっておかないとね。

二人一緒に海に落ちた
うん。そのほうが自然かも。
でもだとすると…
結城は神父を見捨ててMWをゲット、って道もありますね。


当ブログにてこれまでの映画『MW』に関して語られた記事は以下。
試写会編ドラマ第0章映画館編ヴィジュアルブック
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映画鑑賞前に読んではいけないノベライズ

私も先にノベライズを読んでたら、映画は行かなかったと思う。
だって小説としてはつまんないし(あ、言っちゃった)。
あくまでも映画の補足資料ですよ、これは。

>「いざと言うとき祈ってほしいから」 by神父
これは私も笑った。神父天然?!
あと刑事と神父の会話が結構多くて良かったな。
映画でももう少し神父と刑事が接触して欲しかった。

>映画では結城が助けたというより、二人で逃げたように見えたんですが…
映画では「お母さーん!」と母の死体前で泣いていた賀来を、
結城が連れて逃げたし。
泣き叫ぶ賀来少年の口を「しっ!」と手で塞いだ結城少年はカッコよくて好きでした。
結城がリードしての逃走だったから、賀来は結城に助けられたと感謝してると思ってた。
多分、賀来ひとりだったら殺されてたと思う。

>結城が勤める会社にコネ入社させてほしいってことだったんですね。
映画ではそこは判りにくかった?
有名外資系銀行の部長に「孫娘を宜しく」って電話してたから。
すぐコネ入社依頼だなと思った私は汚れているのか?(苦笑)

そしてノベライズに自衛隊が登場したのが、全く記憶にない私でございます。
どこで出てたっけ?忘れたよ~

ふじふじさん

>映画鑑賞前に読んではいけないノベライズ
ですね~(苦笑)
たしかに小説としてはイマイチだった。 ←あ…

>「いざと言うとき祈ってほしいから」 by神父
>これは私も笑った。神父天然?!
天然にもほどがある!
んなわけないっての!! と速攻でツッコミましたよ、私は。

>多分、賀来ひとりだったら殺されてたと思う。
それはその通りだと思う。
けど「助けた」「助けられた」と言うには、ちょっと弱いかなと。

>映画ではそこは判りにくかった?
わかりにくかった。つーかノーマークだったんですが(笑)
会食に振袖=お見合い という図式が浮かんでしまったのでね~。

>そしてノベライズに自衛隊が登場したのが、全く記憶にない私でございます。
えーっと、真ん中へんだったかな?
私も流し読みだから事情がよくわかんないけど
自衛隊が派遣される場面で「自衛隊が戦争に行くなんて聞いてない!」と
猛烈に抗議していた家族の描写があったんです。
それを読んで「おいおい」と思ったんですよね。
…なんで唐突に自衛隊が登場したんだろう??
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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