桜姫 現代版

観劇:2009年6月23日(イチかバチかのベンチ席)
会場:シアターコクーン
原作:四世 鶴屋南北
脚本:長塚圭史
演出:串田和美


なんとなく放置していたら7月に突入してしまいました。
一応、感想を。

ベンチっていうから「どんな?!」と心配していましたが
まんまベンチってことはなかったです(当然だ)
しかし背もたれが低いのと幅が狭いので窮屈でキツかった…

舞台セットはなんていうか「狼少女ジェーン?!」でした。
大河演劇マンガ『ガラスの仮面』にて舞台を自由に組替えて
 演出したお芝居があるんです。それを思い出したわけです。

そしてまさかの最前列!
正面ではないけど最前列!!
やばいよ、どうしよう……寝れないじゃん(寝るなーっ!)
ちなみにパンは貰えませんでした。

『桜姫』だとわかっていたのに、アタマに浮かんでいたのは『三人吉三』
うわー、違う話じゃん!
それに気付いたのが始まってから、という体たらく。
必死で『桜姫』のあらすじを脳内で検索しましたが
芝居はどんどん進んでゆくのでした…

間違えていたことを棚に上げて言いますが
元ネタの歌舞伎版を先に上演してほしかった!!
そのほうが混乱しないと思うんですけど… ←ワタシが(笑)


桜姫
  ~清玄阿闍梨改始於南米版(せいげんあじゃりあらためなおしなんべいばん)


これはまるで翻訳劇のような…

なんともとっつきにくい話になっていました。
翻訳モノはニガテな私には悲劇!

あー、稼動する座席は面白かったです。
コクーンの舞台ってスゴイな。
でもあの席で観劇するのはちょっと怖いかも…(苦笑)


以下、よくわからないままの感想なので、あしからず。
わからないのにダラダラ続くので隠します。
 
 
舞台は南米、時代は現代?
登場人物はすべて外国の名前に変わっておりました。
うう…憶えられないよ。

それにしても笹野高史さんの芸達者なこと!
いろんな役を演じわけ、トランペットの演奏まで!
前半は独壇場でした。
あのチクチクしたりにやにやしたりする道のくだりは大好きです。

笹野さんと一緒に大竹しのぶさんが出てきたのにはびっくり。
あれ? 桜姫役じゃないの??
実は二役だったわけですが、冒頭のシーンはなんだったのかわからなかった。
心中の死体を燃やしていた二人。
心中にまつわる話をしますよというマエフリ?

そこへ白井晃さん登場。
煙のなかで巨大な十字架背負って再登場。
あー、聖職者ね。『桜姫』ではお坊さんの役か~。なるほど。
セルゲイ? お坊さんの名前は…なんだっけ?
あ、清玄だ! セイゲンとセルゲイ。すごい。似てる~(爆)

後半は白井さんの独壇場。なんじゃあの迫力。
結局、セルゲイは生きていたのか死んでいたのか?
どうも生きていたようですね。南米には幽霊はいないのか…?

歌舞伎の時は気にならなかったけど
セルゲイってかなりウザイ。それにそうとうヘタレ。
いつまで経っても過去の心中を引きずって。
あっさり乗り越えられても嫌ですけど
時代物なら衆道として「ま、文化だよな」で済むのに今回は
マリアにはまったく興味を示さないところがいかにもHOMO! って
感じで参りました(苦笑)

おお! 古田新太さんもご出演なんでしたっけ?
やばい。あらすじのみならず出演者の情報もうろ覚えなのか~。
でも嬉しい!
ええと、このヒトの役は…残念ながら途中まで思い出せませんでした。
第2幕でやっと長浦とイイ仲になる坊さんだと思い出した。

いや~“ブルーハワイ”のくだりは大笑い。
アドリブだったのか、それを装った演技だったのか(今考えると後者かな?)
“ブルーハワイ”を受け取った大竹さんがグラスを倒してしまい
それを見た古田さん「ナニヤッテンダよ! そんなにナイんだぞ!!」と大激怒。
ノーリアクションの大竹さんに「ノープランかよっ!」とさらに怒る怒る。
いいか? もうこぼすなよ?! これ、フリじゃないからな」と
何度も念を押しながら、おかわりを渡したのが…あははは。
もう一度こぼせ! と念じたり。こぼしませんでしたけど。
この場面以外も古田さんは終始楽しそうでした。

秋山菜津子さんは『桜姫』では長浦にあたるイヴァ
桜姫=マリアの乳母?
マングース姉さん大熱演! ピンが一本吹っ飛びましたよ!
しかしこの人、どこまですっとぼけてんだか。
なんで子どもがいたかどうかわからないんだ??
『桜姫』でもそうだっけ? いや、さすがに生んでいたのは知っていたよね?
なんつーか、この人は現代的に解釈しようとして崩壊してしまったような…
そもそも死んじゃうんだっけ??

勘三郎さんが出てきたときはビックリ。
うわ。出てるんだっけ? …忘れていたことにビックリだ。
なんだかキタナイ長髪で、やっていることも汚いゴンザレス。
そうかー、歌舞伎というフィルターがかかると気にならないけど
こいつ、相当な悪党だな~。
裸体披露にもビックリしました(笑)
ゴンザレス・ベル… あ! 釣鐘権助か!!

で、桜姫であるマリアを演じる大竹さん。
桜姫には許婚がいたんでしたっけ?
あー、もう忘れ過ぎです。やっぱ歌舞伎版を先に見たかった…っ!

敵討ち的な発想からは解放されちゃうんですね。
父が殺された現場にいたことになっているんですね。兄弟はいないらしい。
ゴンザはそんな理由で安易に殺人を?!
その告白を見守るセルゲイは…どうしてそんなに事情通?
「幽霊だから血の繋がりが見える設定」は使えないんですよね?
あれ? やっぱセルゲイは幽霊なの??

あー、やっぱよくわからないやー。

そんでマリアだけ死んでゴンザとセルゲイは生き残る…
二人は一人!
このセリフは“因縁は来月の歌舞伎版で!”ということ? …まさか(笑)


『桜姫』の因果は巡る糸車~てな部分が好きな私には
どうにもこうにも…むにゃむにゃむにゃ。
来月の歌舞伎版に期待することにいたしましょう!

来月はベンチじゃないのでフツウに観れるし!
最前列のベンチは目の前が通路になっていてビックリすること度々で
集中が途切れたのが悔やまれる…。
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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