MW―ムウ― 第0章 悪魔のゲーム

先日、試写会にて楽しんだ映画『MW―ムウ―』の前章をドラマにした
第0章 悪魔のゲーム』が放送されました。
試写会の感想はこちら 試写会で『MW』を観てきました

とはいえ、このドラマだけでも楽しめるようになっておりました。

ドラマの主人公はマジメに働く若人・隆志佐藤健)。
不況の煽りをうけてリストラされ、途方に暮れていたところに
自分が育った養護施設…つまり孤児院“あすなろ園”が
園長死亡により閉園されることを知る。
困った隆志が頼ったのは、以前同じ工場で働いていた浩介小出恵介)。
浩介の紹介で始めたバイトは運び屋だった。

って事情がわかるのは物語途中。
冒頭はこの隆志、なぜか捕らわれの身
目の前の青い男と赤い男
どちらかを殺さないと人質は助からない
という極限状態。

しかもこの赤と青の男
片方は自分の父親、もう片方は自分の母親を殺した男
母親を殺した犯人を殺せば人質に仕掛けられた時限爆弾を解除できるのだ。
人質は“あすなろ園”の園長の娘・ゆかり谷村美月
隆志と共に育った幼なじみ。

はー、無駄がないね! さすが結城玉木宏)の企み!!

そう。これを仕組んだのは悪魔な結城。
映画の外でもその悪魔っぷりを存分に発揮しています。
もちろんここに至るまでも罠を張り巡らせて
何も知らなかった隆志に情報を与える周到さ。
それを監視する様子は映画『ソウ』みたいだな…
しかしその監視にも理由があるのです!

その狙いは16年前のあの事件に関する情報を得ること。

あら。そうなんだ。
この時点では、結城も調べられていなかったのか!
だからこんな回りくどいことして…
ここで真相を知り、映画での大暴れに繋がるってわけか。
ということで、まさに『第0章』だったのです。

それにしても『悪魔のゲーム』のタイトル通り
情報を得るために隆志を巻き込み追いつめ利用して
隆志の父親から情報を引き出した手腕。
父親と息子のお互いを思いやる気持ちを利用するのはオミゴトです。
それに母親殺しの犯人を見つけちゃうところが有能。
なのに16年前の真相は探れなかったのか~。
まあ、相手は政府ですからね。

そもそも2人のどっちかを殺さないと助からないってのがイケズなのに
父親が母親を殺したってことになっていたから
それってどうよ?! なところに
実は母親を殺したのは別にいる、とか
実は父親は高志を見守っていた、とか
新事実が続々出てきて混乱する隆志を追いつめるのが
赤を切れば爆弾解除を信じて行動したら赤のコードがない! というトドメ。

すごいよ。さすが悪魔だよ。

おそらく爆弾は遠隔操作ができることになっていたんでしょう(予測)
無関係の殺人をするほど酷い人ではない…と思いたい。

ゆかりを助けるために自分を犠牲にする決意をした隆志の“愛”に
揺らぐことなく爆破させちゃう冷血っぷり。
でもその後、ゆかりを狙うことはなかったようなので
自分と関わりのない人には無関心てことがわかります。

さらに浩介が味方かも…と一瞬思わせておいて、残念でした~な感じとか
その浩介さえも「革命」という言葉で騙し、始末する容赦のなさ。
徹底して証拠を残さないプロフェッショナルな仕事ぶりです。

悪魔・結城ここにあり!

憐れなり浩介!
結城は「革命」とは露ほども考えていないぞ。
映画でもそんなキーワード出てこなかったと思う。
…気にしてなかったから聞き逃したのかもしれないけど。

信じたのにね~。
そして悪い子な浩介を演じた小出くんが良かった。
理想のために躊躇わない浩介が怖くて不気味でちょっと共感。
革命と口では言いつつ、具体的なヴィジョンがない浩介
その空虚な感じがまた…

浩介の遺言すら平然と無視する男・結城。
すいません。
私、結城がお気に入りなので“あすなろ園”の行く末とか
隆志やゆかりがどうなろうとあまり興味が…(酷っ!)

あ!
映画でお気に入りだった刑事・林泰文)が登場したのが嬉しかった!
上司は登場しませんでしたけど、地味にがんばるいい刑事だ。
映画でも自分で動いていたよね。偉い!

結城のエピソードはまだまだ作れそうだな~。
続編作ってくれたら見るよ、私!(笑)
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(歯ブラシ)ガム(G・U・M) デンタルフロス40mWAX 1コ入★税込3150円以上で送料無料★[ガム(G・U・M)]商品価格:504円レビュー平均:4.67『MW-ムウー』試写会鑑賞|映画な日々。読書な日々。masakoの映画な日々。読書な日々。の記事、『MW-ムウー』試写会鑑賞です。(

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実は私は微妙でした……このドラマ

隆志が爆死するまでの演出が鬱陶しくて駄目でした。
死ぬまでに色々と心情を語るじゃないですか!
お涙頂戴的な演出をされると、冷めてしまうんですよ。
有無を言わせず隆志とゆかりを爆死させた方が悲劇的だし、
結城の鬼畜っぷりも更に際立ったのに~と凄く残念無念でした。

このドラマの監督と脚本は、映画と同じ人なのでしょうか?
私、映画は好きなのですが。
このドラマの妙に情が入った演出が鼻についてしまって、
楽しめなかった……というか、私の感覚がおかしいのか?!

しかし続編が作れそうな感じだよね~この作品。
結城の非情なキャラクターを貫き通してくれるのであれば、
続編はちょっと見たいかも(笑)

ふじふじさん

>隆志が爆死するまでの演出が鬱陶しくて駄目でした。
ははぁ、なるほど。
私は隆志のことはガン無視だったんで(爆)
たしかにあの二人の演出は冗長でした。
まぁ、ドラマの主役は隆志だったから仕方ないですよ。
結城を主演にしてくれれば良かったのに!

>このドラマの監督と脚本は、映画と同じ人なのでしょうか?
さあ…? そこまでは気にしていませんでした。
世界観は同じでしたけどね。
結城のキャラが同じで私は満足。

このドラマのお楽しみは結城と浩介、あとは刑事・橘でした。
橘が元気でちょっとウルっとしました。 ←アホか(苦笑)
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Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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