ゴールデンスランバー (伊坂幸太郎)

やっと図書館から順番が回ってきました。
予約したときは「本屋大賞で話題だったから」でしたが
話題だけに人気でずいぶん待たされることに。
その間、映画化が決まり、その主演が堺雅人さんになり…

そりゃぁ読んどかなきゃいけないでしょう!!

と、「読みたい理由」がだいぶ変わりました。
ここに至るまでに何冊か伊坂さんの作品を読んだので
フツーに楽しみでもありました。


ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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権力持った人に狙われたら大変なのね…
もう誰も信じられない!


そんな状況でがんばる一人の男の話でした。

首相が暗殺され、その犯人を追いつめる話だと思ったんです。
でも事件のあらましは先にざっと語られてしまうんですよ。
そして20年後の事件関係者のその後も語られちゃって
メインは首相暗殺の犯人とされる青柳雅春の人生でした。

冤罪なんです。
どういうわけか指名手配されちゃって
証拠らしき情報もぼろぼろ出てきて
逃げざるを得ないことになる悲劇の人。

この物語独自の設定、セキュリティポッドの存在もあり、逃亡は極めて困難。
ガッチガチの監視体制の中
いかにして逃げるのか?!
いかなる結末を迎えるのか?!


逃亡を余儀なくされ、警察はもちろん全国民が敵、という状況の中
青柳雅春は人を信じることをやめないんですよ。
疑心暗鬼にもなりますが、結局は信じて行動する。
そしてそれに応えてくれる人たちの熱血なお話でした。

と、読み終わった今なら言えますけど
読んでいる最中は苦痛で仕方なかったです。
だって酷いんだもん!

自分の企みの結果を無関係な人に押し付けて権力振りかざして
準備万端、監視しまくりの状況を作り上げたうえで
警察を操り、追いつめる。
警察も警察だよ! たった一人を探し出すのになんだその行動!
いくら許可がでたからって
街中でショットガン構えるなよ! 発砲するなよ!!

でもイイ人もたくさん登場します。

森田森吾・カズ・樋口晴子・三浦・轟一族
ダウンジャケットやメガネをくれた若者・青柳雅春の両親…
ネタバレに繋がるので、詳細は伏せます。
あえて名前を挙げない人もいます。
彼らがいたからこの話を読み続けることができました。

情報って怖い!
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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