試写会で『MW―ムウ―』を観てきました

手塚治虫の原作を映画化!
しかも玉木宏と山田孝之の主演で!!

これは観なければならないでしょう!!
と、張り切っていたところに一枚の試写状が。

おや…? 応募したんでしたっけ??

応募したことをすっかり忘れていたのですが、当選しました。
平日の会社帰りです。
前日、寝苦しくて寝付けなくて寝不足でした。

しかし!
驚異の集中力を発揮して眠気を覚えることもなく
夢中で観てしまいました!!


原作は読みました。
遠い昔に。たしか中学か高校の頃…
夏休みや冬休みなどの長期の休暇に図書館にあったのを読んだんですよ。
当時、転生とか超能力のキワモノ(笑)に興味津々だったから。

そう。“ムー大陸”と関係した物語だと思ったのです。

違いますよ!
まったく関係ありませんから誤解なきよう。

とはいえ、具体的な内容はまったく覚えていないんですよね(苦笑)
とにかく、予想外にダークな…
重くて、暗くて、誰が善なのか、何が正義なのか
一言では言い表せない共感しにくい展開に
へろへろになりながら読みました。
主人公が半端ない悪魔っぷりで息苦しくなるほど。
読破したときは精根尽き果ててぐったりしたことを憶えています。

読み応えがありました。
ただ、読後感は良くなかった…と思う。

それを映画に?! 大丈夫なのか?!

映画は7月4日公開です。
6月30日21時より日テレにて
映画の物語以前の出来事をドラマ放送するそうな。


MW―ムウ―

上映開始前にアナウンスがありました。
それ自体は珍しくないのですが、驚いたのはその内容!
原稿を読んでいるんだと思いますが
笑いを堪えるのが大変でした。どうしてみんなフツウに聞いていられたんだ?

曰く

日本が世界に誇る漫画界の・手塚治虫の作品の中でも
過激な内容から禁断の問題作と呼ばれてきた『MW』を映画化。
16年前に起こった事件の復讐のため
冷酷な殺人鬼となった主人公・結城美智雄玉木宏さん
彼を救済しようと
悪と正義の間で苦悩する神父・賀来裕太郎山田孝之さんが挑みます。


え? 殺人鬼が玉木宏?! …は、ともかく
神父が山田孝之?! キャスティング逆じゃないのか?!
と、思ってしまいましたが、間違いなくこの配役でした。

山田くんといえば一筋縄ではいかない役ばかりのイメージだったので
驚きました。
だってパッと思い出すのが『BOSS』の犯人、『白夜行』とか『クローズZERO』
それに『ドラゴンヘッド』のノブオですから!
や、フツーに『ウォーターボーイズ』とか『恋がしたい×3』とか
『鴨川ホルモー』を思い出せよ! って話ですが(笑)
とにかく聖なる山田孝之が見ることができる映画です。

もそっと詳しいあらすじも教わった気がしますが忘れました。
それよりこのあとにこの日もっとも注目すべき言葉が語られました!

ダークな結城の役を玉木宏さんが映画史上もっとも美しい悪役…

!!!
映画史上もっとも美しい悪役
、ときたか!

そういうノリなんですね。了解しました。


まぁ、復讐の話なんですよ。
16年前に結城賀来が生き延びた事件
二人はなにを体験し、なにを目撃したのか?!
それを探る記者石田ゆりこ)がいて
復讐をはかる結城を追う刑事石橋凌)がいる。

追う話であると当時に追われる話でもありました。

復讐という内容の映画に対してこの感想はどうかと思うのですが…
ワクワクしましたよ!
泣いたり笑ったりする映画ではないので
そういう面白さはないんですが、面白かったです!!

原作とはかなりテイストを変えてきて
重苦しい閉塞感が減り、ド派手なアクションが加わって
エンタメ映画になっていました。
復讐の理由も明確で結城に共感し易かったのも高ポイント。

ラストも意外な爽快感!
というか、テンションが上がるいい終わり方でした。
私は好きだ、あのラスト。
この映画は原作とは別の物語として楽しむべきでしょう。

美しき復讐者・結城は原作に比べて人間らしかった、かな。
原作を憶えていないのであくまでも印象ですが。
努力を怠らない勤勉な復讐者。

演じる玉木さんは痩せすぎですが
その痩せ方も復讐に神経を尖らせていることに繋がっていい感じ。
ははは、この外見では仕事もやり易かろう、という美しい悪人でした。
暴力OK、復讐に対しては妥協を許さず
自分の秘密を知った人間は容赦ない人ですが、憎めません。
だって復讐相手が酷すぎるもの! そういう人間になら復讐するのも良し!
と、応援してみたりして(笑)
ワタシが玉木宏贔屓ってこともありますけど。
でも指を外す場面は地味に怖いシーンでした。ヒドイよ!

まー、ツッコミどころもあるんですけどね。
いいんです!
このシーンもう少し減らしてもいいんじゃない? と思うところもありましたが
いいんです!

たまには息抜きできる場面も欲しいわ~、と思いましたが
そこは個人的に刑事・林泰文)の場面で和んだのでいいんです。
だから橘に対する仕打ちは許せませんけど!
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プロフィール

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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