カローンの蜘蛛 (栗本薫)

追悼・栗本薫先生
いい機会だから再読してみよう!

という企画を実施してみました。
再読って言っても栗本先生の本はあまり読んでいないんですよね…
この際、未読の本を! とも思いましたが
シリーズ物が多くて気楽には手に取れない感じ(苦笑)
で、結局再読。

グインサーガの世界にも繋がっているトワイライト・サーガ第1巻
過去に読んだ栗本作品の中では
これが一番面白かったという記憶があったので迷わずこれをチョイス。


カローンの蜘蛛 (角川文庫―トワイライト・サーガ)カローンの蜘蛛 (角川文庫―トワイライト・サーガ)
(1986/06)
栗本 薫

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よ、読みにくい…っ!
なんつーか、私が苦手とする耽美な香りがしてきます。
そしてけっこうグロイ。
異形の生き物がキモイです。
うう…本当にこれを楽しんだのか、過去の私?!

でも登場人物は美形です。
美貌ゆえにさまざまなトラブルに巻き込まれる
魔道に長けた王子・ゼフィール
それを守る単純明快な草原の男ヴァン・カルス
共に旅するこの二人の行く先々で巻き起こる怪異冒険譚

正確には王子が操るのは魔道ではないんですが
そのあたりを理解できないヴァン・カルスに合わせてみた(笑)

草原では駆け引きとか陰謀などが必要ではなかったため
言葉の裏を読んだりできないヴァン・カルス。
もちろんあやかしの術なんて受け入れ難く
胡散臭いと思っているヴァン・カルス。

ヴァン・カルスが思いのほか若かったのに驚きました。
いや、年齢的には20代後半? だからそれなりなんですが
発想や行動力が単純明解で若く感じました。
裏表がないからっていうのもあるかな。
王子のあやつる術は信じないくせに
王子がラナ・レイ姫の魂を持つってことは受け入れる直感の男(笑)
なんだろうなー、大雑把でいいよね、この人。

記憶では、ゼフィール王子は
自分がラナ・レイ姫の過去を持つことを憶えていなかった
ということになっていましたが、ちゃーんと憶えていました。
あれ? 記憶を捏造しているよ、私。
王子は冷たいですな。
いざとなったらヴァン・カルスを頼りにするくせにふだんは冷淡。

ま、そんなところも「かわいい」と思ってしまうカルスなので
いいコンビなのでしょう。

このシリーズは全2巻なのであと一冊あるんですよね。
さて、どうしようか…
読むのにかなり労力を使ったので続きは保留にしたいと思います(弱気)
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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