2007.12.19 (Wed)
今週のアルスラーン
シリーズ第9巻。
★ 以下、ネタバレ ★
■ 旌旗流転
ヒルメスがなりゆきで就職(?)したチュルク国。
そこは猜疑心の塊・カルハナ王が支配する窮屈な王国だった!
地理的に難攻不落な都から一歩も出ることなく大それた望みを持つ穴熊・カルハナ。
しかも恐怖政治。私はこの国に仕官するのはヤだわー。
そうは言ってもヒルメスは機動力に優れるトゥラーン人の仮面兵団を率いて
シンドゥラの国を縦横無尽に略奪してけっこう自由。
かと思いきや、軍監がしゃしゃり出てきてトゥラーン人の神経を逆なでしています。
さてアルスラーンは同盟国の窮状を助けるため進軍。
意外なルートでチュルク国の裏をかき、シンドゥラに到着。
あっという間にシンドゥラに攻め込んだチュルク軍を蹴散らし
仮面兵団も壊滅させます。
おそろしや、ナルサス。この人がアルスラーンの味方で本当によかった!
ま、チームワークにおいて、もはやパルスは天下一ですから。
アルスラーンの甘さも家臣にとっては
「んもー、しょうがないんだから、陛下ったら
」と愛すべき長所ですからね。
たとえ、シンドゥラを助けるのに異論があっても「ご命令とあらば」がんばっちゃうみんななのです。
そのあたりが私利私欲にまみれたチュルクとは違うんです。
バラっバラな動きしかできないような国に負けるようなパルスではないんです!
そんなわけで追いつめられたヒルメスを目の当たりに。
ダリューンとの一騎打ち。3年の間にダリューンは更に強くなったようです。
互角だった二人の実力がダリューン優勢に!
「さらばヒルメス
」と早くも追悼ムード(爆)で読んでいたら
まさかの行動に出ました、ヒルメス!
ダリューンと共に目が点になる私。あー、びっくりしたー。
タイトルの『旌旗流転』とは、なんぞや?
“旌”も“旗”も同じ意味です。“旗や幟”をさすようです。それが“流転”。
「不吉なタイトルだ」と思っていたら、これはアルスラーンのことではなかったのです。
ヒルメスのことでした。
仮面兵団は壊滅し、強奪したものは失い、命からがらの逃走がやっとだったこの戦い。
チュルクに戻るわけにもいかず、どーしよーかなーという状態のヒルメス君をさしていたのでした。
またヒルメスがタイトルなのか。
一度は「マルヤムに行った方がイリーナのためか」と考えたヒルメス。
いや、そんなことしてもイリーナは喜ばないよ! マルヤムはダメだ!!
と念を送る私。
だって、マルヤムはようやくギスカールの統治で機能しはじめたんだもん。
ギスカールの敵はボダンだけでいいの!
その念が通じたのかミスルに行くことにしたヒルメス。
ミスルには“偽ヒルメス”がおりますよ。
本物と偽者の対決?! ミスル国王もそうとう腹黒いから困難は大きそうだ。
今回はギスカールの出番がありませんでした。
かわりにミスルに外交官として派遣されたオラベリアが再登場です。生きていたのか!
オルガスよりイイヤツだな、キミは。
忠実なるオラベリアはミスルにて一人の女性の身柄を確保します。
グラマラスな美女、その名もパリザード。ザンデの彼女です。
彼女はミスル国王の“偽ヒルメス”計画を知っています。
さあ、この情報がギスカールにもたらされるとどうなるのか?!
アルスラーン王即位以来、全勝街道まっしぐらなパルス国。
地上において向かうところ敵ナシです。
そんなパルスを揺るがすような出来事が。
なんと王宮に“有翼猿鬼”が侵入。ついに蛇王が動きはじめたのか?
魔道によって甦ったようですよ。蛇王復活の前にためしてみたよ、という感じか。
そしてついにファランギースの過去が語られました。
そうだったのか〜。
ファランギースがアルスラーンを支持したのは盲目的なことではなく
“奴隷解放”という“身分制度の見直し”という志に惹かれたからなのですな。
うんうん。そういう理由があるのは嬉しいよ。
一方、完全に袂を分かつことになったグルガーン。
ファランギースと同じ物を見て体験したはずなのに、みごとに異なる道を選択。
よりによって魔道に堕ちるとは。
彼はこのまま、改心することはないのでしょうか?!
それにしてもエラムの成長ぶりが目覚しいですな。
アルスラーンと共に見守るのが楽しい人です。
今週の宮廷画家
副宰相としての職務も忙しいパルスの宮廷画家ですが、思いのほか画家として
パルス国内だけでなく近隣諸国に認められているようです。
そしてついに、その実力が明記されました。
「ただひとりの、絵のへたな、口の悪い人物が」
地の文には、いままでもこんなにズバッと書かれたことはなかったと思います。
ダリューンがズケズケ言ったり、エラムやアルフリードが遠回しに言ったり
クバードが「モデルは他に探してくれい」と言ったりはしていましたが
地の文では明言はしていなかったと思うんですよね。
それがついに!
ま、パルスの宮廷画家はそれを補ってあまりある他の才能があるからなにも問題はありません(笑)。
★ 以下、ネタバレ ★
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■ 旌旗流転
ヒルメスがなりゆきで就職(?)したチュルク国。
そこは猜疑心の塊・カルハナ王が支配する窮屈な王国だった!
地理的に難攻不落な都から一歩も出ることなく大それた望みを持つ穴熊・カルハナ。
しかも恐怖政治。私はこの国に仕官するのはヤだわー。
そうは言ってもヒルメスは機動力に優れるトゥラーン人の仮面兵団を率いて
シンドゥラの国を縦横無尽に略奪してけっこう自由。
かと思いきや、軍監がしゃしゃり出てきてトゥラーン人の神経を逆なでしています。
さてアルスラーンは同盟国の窮状を助けるため進軍。
意外なルートでチュルク国の裏をかき、シンドゥラに到着。
あっという間にシンドゥラに攻め込んだチュルク軍を蹴散らし
仮面兵団も壊滅させます。
おそろしや、ナルサス。この人がアルスラーンの味方で本当によかった!
ま、チームワークにおいて、もはやパルスは天下一ですから。
アルスラーンの甘さも家臣にとっては
「んもー、しょうがないんだから、陛下ったら
」と愛すべき長所ですからね。たとえ、シンドゥラを助けるのに異論があっても「ご命令とあらば」がんばっちゃうみんななのです。
そのあたりが私利私欲にまみれたチュルクとは違うんです。
バラっバラな動きしかできないような国に負けるようなパルスではないんです!
そんなわけで追いつめられたヒルメスを目の当たりに。
ダリューンとの一騎打ち。3年の間にダリューンは更に強くなったようです。
互角だった二人の実力がダリューン優勢に!
「さらばヒルメス
」と早くも追悼ムード(爆)で読んでいたらまさかの行動に出ました、ヒルメス!
ダリューンと共に目が点になる私。あー、びっくりしたー。
タイトルの『旌旗流転』とは、なんぞや?
“旌”も“旗”も同じ意味です。“旗や幟”をさすようです。それが“流転”。
「不吉なタイトルだ」と思っていたら、これはアルスラーンのことではなかったのです。
ヒルメスのことでした。
仮面兵団は壊滅し、強奪したものは失い、命からがらの逃走がやっとだったこの戦い。
チュルクに戻るわけにもいかず、どーしよーかなーという状態のヒルメス君をさしていたのでした。
またヒルメスがタイトルなのか。
一度は「マルヤムに行った方がイリーナのためか」と考えたヒルメス。
いや、そんなことしてもイリーナは喜ばないよ! マルヤムはダメだ!!
と念を送る私。
だって、マルヤムはようやくギスカールの統治で機能しはじめたんだもん。
ギスカールの敵はボダンだけでいいの!
その念が通じたのかミスルに行くことにしたヒルメス。
ミスルには“偽ヒルメス”がおりますよ。
本物と偽者の対決?! ミスル国王もそうとう腹黒いから困難は大きそうだ。
今回はギスカールの出番がありませんでした。
かわりにミスルに外交官として派遣されたオラベリアが再登場です。生きていたのか!
オルガスよりイイヤツだな、キミは。
忠実なるオラベリアはミスルにて一人の女性の身柄を確保します。
グラマラスな美女、その名もパリザード。ザンデの彼女です。
彼女はミスル国王の“偽ヒルメス”計画を知っています。
さあ、この情報がギスカールにもたらされるとどうなるのか?!
アルスラーン王即位以来、全勝街道まっしぐらなパルス国。
地上において向かうところ敵ナシです。
そんなパルスを揺るがすような出来事が。
なんと王宮に“有翼猿鬼”が侵入。ついに蛇王が動きはじめたのか?
魔道によって甦ったようですよ。蛇王復活の前にためしてみたよ、という感じか。
そしてついにファランギースの過去が語られました。
そうだったのか〜。
ファランギースがアルスラーンを支持したのは盲目的なことではなく
“奴隷解放”という“身分制度の見直し”という志に惹かれたからなのですな。
うんうん。そういう理由があるのは嬉しいよ。
一方、完全に袂を分かつことになったグルガーン。
ファランギースと同じ物を見て体験したはずなのに、みごとに異なる道を選択。
よりによって魔道に堕ちるとは。
彼はこのまま、改心することはないのでしょうか?!
それにしてもエラムの成長ぶりが目覚しいですな。
アルスラーンと共に見守るのが楽しい人です。
今週の宮廷画家副宰相としての職務も忙しいパルスの宮廷画家ですが、思いのほか画家として
パルス国内だけでなく近隣諸国に認められているようです。
そしてついに、その実力が明記されました。
「ただひとりの、絵のへたな、口の悪い人物が」
地の文には、いままでもこんなにズバッと書かれたことはなかったと思います。
ダリューンがズケズケ言ったり、エラムやアルフリードが遠回しに言ったり
クバードが「モデルは他に探してくれい」と言ったりはしていましたが
地の文では明言はしていなかったと思うんですよね。
それがついに!
ま、パルスの宮廷画家はそれを補ってあまりある他の才能があるからなにも問題はありません(笑)。
テーマ : ファンタジー小説全般 ジャンル : 小説・文学
このコメントは管理人のみ閲覧できます
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2007.12.21(金) 23:00 | |
【コメント編集】
スミマセン。コメントいただいたのに気づくのが遅れました〜
コメントもトラバも大歓迎でございます!
お気遣いありがとうございます。
別に許可制ではございません(宣伝関係はバシバシ削除しますが)。
ですが、私も不慣れなものでよくわからないのですが、届いてないようです・・・
よかったら再チャレンジしてみてください。
あ、拒否するつもりがなくても、どこか設定が間違っているのだろうか?
うう〜ん。私も調べてみます。
コメントもトラバも大歓迎でございます!
お気遣いありがとうございます。
別に許可制ではございません(宣伝関係はバシバシ削除しますが)。
ですが、私も不慣れなものでよくわからないのですが、届いてないようです・・・
よかったら再チャレンジしてみてください。
あ、拒否するつもりがなくても、どこか設定が間違っているのだろうか?
うう〜ん。私も調べてみます。
まるあ |
2007.12.26(水) 16:20 | URL |
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