戦国BASARA的に赤い壁の戦いを楽しもう

Part1を見たときに「これは戦国BASARAである!」と
楽しみ方の極意(?)を得た私。
そのつもりでPart2を見に行ったのですが…

Part1の感想はこちら レッドクリフPart1


あ、ワタクシ、三国志の知識はあまりありません
登場人物に対する偏った知識が少々あるのと
赤壁の戦いの結果くらいは知っていますが
どのような経緯で勝敗が決したのかはわからない状態で見ておりました。

…世間ではなにげに高評価なこの映画。
しかし私にはどうにもこうにも(悩)

そんなわけで以下、ネタバレ&長文につき隠します。

レッドクリフ Part2 未来への最終決戦

長いな。いろいろ。
Part1でも思いましたが、個々のエピソードが長すぎる!
特に戦いが始まるまでがとにかく長い!
これならいらん場面を削って1本にまとめることも可能だったのでは…?

冒頭でPart1のあらすじ紹介したのはヨカッタです。
最近見たばかりなのに忘れていたもので(苦笑)

完璧に忘れていたのが
孫権の妹・尚香ヴィッキー・チャオ)が何かをやろうとしていたこと。
曹操軍に単身のりこみ、どうやらスパイ活動に勤しんでいる様子。
…え、これはフツウに男性が担った方がバレナイのでは??
それに主君の妹自らこんなことしていいのか?!

男装した女子がスパイとして潜入し、そこで見た光景は

蹴鞠の試合

なんて余裕な曹操軍!
蹴鞠に興じながら
その試合で一番活躍した人を千人隊の隊長に任命。
え、なにその破格の出世。そんなことで隊長決めていいんですか?

その蹴鞠隊長、蹴鞠しかとりえのない田舎の男。
その純朴で暢気な人柄のおかげで尚香の正体もバレず
スパイ活動もはかどります。
こんなイイ人を騙して罪悪感を抱かないのでしょうか?
ドライな女・尚香。

それでも彼にほのかに恋心を抱く尚香(でも裏切る)に対して
蹴鞠隊長はどう思っていたんでしょう?
好意は持っていたようですが
オンナであることは気付いていなかったようだし…
やんちゃな弟の面倒をみる、みたいな感じでしょうか?

正直、不要なエピソードだと思いましたけど
蹴鞠隊長の人柄が気に入ったのでヨシとする!
隊長に忠実な部下たちもかわいかったし。
戦争にはこういう“フツウのひと”が大多数であると実感できたし。

さて、尚香が遊びながらも(肩車って…それ楽しい?
仕事をしている間、連合軍にも動きが。

疫病が蔓延し、死体を利用して曹操が非道な攻撃!
疫病で死んだ死者を弔うこともせず、船で連合軍へ送るというのは…
酷すぎるよね!
自分の部下じゃん! それなのにその扱い!!

その狙い通り連合軍にも疫病が大流行。
そんな様子に辟易した劉備が撤退を宣言。連合軍崩壊
その理由を孫権軍の真っ只中で「戦いは他人に任せとけばいい」と
孔明に語る劉備に殺意を覚えました。
そもそもそっちが呉の国を巻き込んで始めた戦いじゃないか?
なんて無責任な!!
それにそれ、聞こえたんじゃないか? 失礼極まりない!!

一人、孫権軍に残ることにした孔明金城武
10万本の矢をゲットしたエピソードはなんとなく覚えていました。
しかしその状況で酒飲みながらって…
わざわざそこで飲む意味がわからん。
でもカカシ殿と楽しい漫才を見せてくれた魯粛(岡本信人似)に免じてスルー。

一方で仁義を重んじる周瑜トニー・レオン
当初、正々堂々と戦うのだ、なんてキレイゴトを言っていましたが
曹操からの疫病攻撃にブチキレ、曹操軍の戦力を削ごうと画策。
友達を騙して曹操を操ろうとする性格の悪さ!(笑)
そのおかげで水軍の将を戦わずして始末。これで戦い易くなりました。

だとしても数の面で圧倒的に不利な孫権軍。
そこで用いられるのが“
帰還した尚香の報告で曹操軍の布陣はわかっています。
これなら勝機があるかも…
と、思わせといて風向きが悪いという事情が。

そこできらめきを見せるのが希代の気象予報士・孔明!
なんと天気を言い当てるだけでなく
風向きが変わる時刻まで予告してみせるという荒業!
でも彼の活躍はここで終わりなのじゃ。あとは存在感が皆無に。

それを立ち聞きしていた周瑜の妻・小喬
何を思ったのか勝手に曹操軍に乗り込んだ!
あー、そういえば曹操はこの人に横恋慕して戦争吹っかけたんでしたね。
自分の身を挺して…とかそういう考え? と思いきや
時間稼ぎでした。
風向きが変わるまで曹操を自分の魅力で繋ぎ止めて置こうという狙い。

うーん。どうなのそれ? ←いろんな意味で。

自分の魅力に自信があるんですね。
尚香もそうだけど、浅はかだと思うぞ。
曹操軍が紳士的でよかったけど、そうじゃなかったらどうするんだ…
あと彼女が画面に映ると話が停滞するからイヤなんですよ。

この勝手な行動に慌てふためく陣営。
人手不足なのに彼女の救出も必要となって足手まといでは?
なにしろ孫権という大将自ら前線で戦うくらいの人手不足ですよ?
みんなが周瑜にも気を遣うことになるし
周瑜の集中力にも影響がでそうです。

そして謎の団子のシーン
周瑜に団子を分け始めたのを見て
「奥さんは無事だからこれ食べて元気出して」というメッセージかと(笑)
どうやら違うようです(たぶん)
真っ先にあげた人にニヤリとしました。
そして直接皿から食べる人たちの中で一人スプーンを使う姿に
「よッ! 御曹司!!」と大向こうをかけたくなりました。

あと劉備たちの団子作りもいらなかったのでは?
結局、連合軍崩壊は策略だったってオチなんですが
敵を欺くには味方から”とは言いますけど
この時点でも味方に説明していないのは解せぬ。
団子を作るより戦いに備えておくべきではないでしょうか?!
でも「孔明が来たら一緒に帰る」と言う劉備に
どこに帰るのさ?」と趙雲フー・ジュン)のナイスなツッコミに拍手!

連合軍崩壊で著しく出番が減った趙雲。
戦国BASARA的な活躍は彼にかかっている! と思っていたので
趙雲不在は痛かった!
が、戦場に駆けつけてからは相変わらず一人BASARA!!
よかった!
もうわけわかんないよ! どんな身体能力なんだよ(爆)

長い長い趙雲不在の間
私の注目を一心に集めたのが孫権チャン・チェン
どーしたんだ、孫権!
Part1では驚くほどヘタレだったのに成長してるじゃないか!!
相変わらず決断力はないんだけど
妹が隠密行動していることを主君なのに秘密にされたりして
なにげにないがしろにされていたりするけど
若返ったピエール瀧みたいだけど
率先して戦場で戦ったり、疫病蔓延にもめげずにガンバる姿に感動。
治療のために少しでも役立とうと火を扇ぐ姿はかわいかったです。

なかなか出てこなかった甘興中村獅童
彼は元海賊だから戦いでは見せ場がありそうだなと期待していたら
まさかの火炎瓶ならぬ火炎壷係の責任者!
性能を上げるために身を挺して実験に励む姿には…笑いが(苦笑)
いや、いいです。間違いなく見せ場ですから!!
そして実際の戦いでも唯一(に見えた)
軍を指揮して攻撃する有能ぶりに満足。
そして最後まで勝利を諦めない彼に乾杯! 派手でイイ役だ、甘興!!

文字通り身を挺して画面をあっためた甘興に続く場面がなかったのが残念。
いつの間にか死んでいた(たぶん)黄蓋(北大路欣也似)あたりを
もっと活躍させればよかったのに…

火攻めの場面は凄惨を極めます。
優秀な気象予報士がいない曹操軍でも火攻めを想定していて
船に油類を大量に積んでいたんです。
そこへ風上から炎の攻撃を受けたら…ひとたまりもありません。
攻撃する方も命を投げ打って突っ込んできます。

疫病とこの攻撃でお互い相当の犠牲者を出しているのですが
戦いは終わりません。
もしかして“反戦の映画”なの?
ああ、だからやたら鳩を飛ばすの?
そう言えば、「民のため」とか「平和のため」と言っていたなぁ。

でも本当に民のためを思うのなら最初から戦争はしないで頂きたい!

曹操も取ってつけたように子どものエピソードを語り始めましたが
どうにも共感できず。
どうせなら戦いの中でそのカリスマ性を見せて欲しかったな~。
怪我人・病人の治療のためにも戦争をやめて早く引き返せばいいのに
18年間負け知らずだった曹操には引き際がわかりません
そのままズルズル続けられる戦争。

そんな中、ようやく合流した劉備軍と孫権軍。
周瑜の姿を認めたときの嬉しそうな趙雲の顔!
そうだよねー。やる気のない主君より覇気のある周瑜のほうがいいよねー。
それに前回の戦いで庇ってもらった恩義もあるし。
その恩は小喬救出で返せました!
趙雲に「甘興は戦死した」と報告してくれたのは嬉しかったです。

周瑜+小喬 = 曹操 という図式は成立するだろうか?
あの場面、二人を犠牲にしてでも曹操を殺すべきだったのでは?
それをしたら歴史が大きく変わってしまいますけど(苦笑)

もたもたしている間にもキミタチが大事にしている“民”の命が
どんどん失われているんですよ!!


趙雲の人間を超えた活躍によって
小喬を助けた後も曹操を殺すチャンスはあった
なのに、そうはせず「勝者はいない」とか言われても…!
勝機を逃しただけだ!!

甘興をはじめとする犠牲者の死を無駄にするなよ!

ラストシーンもなんだかなぁ。
子馬の“萌萌(モンモン)”を餞別に渡しながらの
孔明と周瑜+小喬のお別れのシーン。
フツウにここは男二人の友情の場面でしょう?
なのに女が加わって、さらに余計な一言。

萌萌を戦場には連れていかないで

…だから、戦争をやめればいいんだよ!

“未来への最終決戦”ってサブタイトルの意味は?
反戦の映画だと思ったのに再び戦うことを約束して終わり?!

何のための尚香と蹴鞠隊長の悲劇?!
何のための執拗に繰り返される戦闘場面?!
何のための大量の犠牲者?!


だったら!
最初から最後までBASARAのノリで行って欲しかったーっ!
やっぱツボが違うなぁ、この映画。

と、盛大に文句たれながらもこの長文。
なんだかんだで十分楽しんだようです(笑)
ツマンナイわけではないんです。
ついつい、文句というかツッコミを入れたくなる映画なのです。

孔明と周瑜、顔近づけすぎ! とか
曹操は髪ゴム切られたぐらいで大騒ぎしないように! とかね(笑)
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まるあ

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100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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