遠山桜天保日記

観劇:2008年12月23日
会場:国立劇場大劇場

これで私の年内の観劇はおしまい。
歌舞伎で始まり歌舞伎で終わる、そんな1年でした(そうか??)


通し狂言 遠山桜天保日記(とおやまざくらてんぽうにっき)

いわゆる遠山の金さんのお話ですね。
と言っても、金さんにまつわるドラマはまったく見たことがないのですが…。
しかし、やっぱり桜吹雪は期待してしまいます!
本来、桜吹雪は見せないけど期待する人が多いから…
とかいう話をどこかで耳にしました(うろ覚え。夢かも)。

それは別にしても楽しい舞台でございました。

流行のことばを取り入れたり。
タイ式マッサージがあったり。

 この場面に登場した角太夫菊五郎)の頭にビックリ。
 リアルすぎる…菊五郎さんってそうだったの?! と思ってしまった(アホか)。
 タイ式(正確には“鯛式”?)でされるがままの政五郎左團次)が愉快。
 鯛の風呂敷きがかわいかった。
“山の宿尾花屋裏手の場”で泥棒テーマ曲・ピンクパンサーのあの曲が!
 こういうの大好きー!!
 場面もコミカルでコント(というかドリフ)みたいで楽しい。
もちろん立ち回りもあります。
 「神妙にしろ!」と亀三郎さんのいい声が響いて
 「するわけないでしょ」と思ったとたんに暗転したのには驚きました。
 が、もちろんこの座組で殺陣がないのはありえない!
 『俊寛』ぽい浜辺のセットが登場してさっきまで踊っていた人たちが捕手に早替わり!

と、こういう場面も面白かったのですが
一番テンションが上がったのが“北町奉行所白洲の場”。
邪魔者と思えば妻をも殺す角太夫をだまし討ちにした天学松緑)が
とっ捕まってお白州の場に引き立てられてからですよ。

おまえが実は本当の悪党だったのか! と思ってみていたら
ムカツクくらい天学は弁が立つ!
こういう奴ほど世渡り上手なんだよ。
お役人まで言いくるめ(挫けるなー!)
嘘で固められているのに妙に説得力があるから質が悪い。
なんて憎たらしい…!

くそう、違うのに! でも証拠がない!!
ガンバるんだ小三郎菊之助)&おわか時蔵)!!!
と握りこぶしで熱烈応援。

いつのまにか金さんも登場していて、でもなかなか助けてくれないんだよ!
金さんあなたさっきまで角太夫だったじゃない! (混乱しています)
早く二人を助けてあげて!! (同じ菊五郎さんだけど違う役だっつの)

ようやく小三郎が目撃者(=金さん)のことを思い出し(早く思い出せ!)
桜吹雪も登場して一件落着!
この世に悪が栄えたためしなし!! で幕。

ああ、スカッとするね。
ものすごく気分良く劇場をあとにしたのでした。
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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