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2007.11.29 (Thu)

今週のアルスラーン

征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6)  カッパ・ノベルス 征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6) カッパ・ノベルス
田中 芳樹 (2003/08/21)
光文社

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シリーズ第6巻。
このあたりから私の記憶は急激に曖昧になってまいります。
確かに読んでいるはずなのに、どうしてこんなに覚えていないのか(悩)


★ 以下、やっぱりネタバレします ★


■ 風塵乱舞

横暴なラゴラ(正しくはアンドラゴラス)によって
追放されたアルスラーンと、それを追っかけた仲間たち。
港町・ギランの賑わいに圧倒されています。
さっさとギランの提督をギャフンと言わせ
海賊と戦って町を救い、ギランを征してしまいます。仕事が早いな。
で、大海賊の“隠し財宝”の情報を入手して、さあ宝捜しに繰り出すぞ!
あれ? これは本当にアルスラーン戦記なのか?!

ルシタニアに占領されている王都・エクバターナでは
ボダンの置き土産がギスカールの頭を悩ませています。
本当に不憫だ、このヒト。

そのエクバターナを取り戻そうとラゴラ、出発の時期を計っています。
が、トゥラーン軍の動きが心配で動けません。
今までの王を殺してムリヤリ王になったインテリシュは
略奪を成功させないとトゥラーンに帰れないので、さっそく攻めてきました。

しかし時間も人手も失いたくないラゴラ、キシュワードに短期決戦の作戦を立てろと命令。
困ったキシュワードが思い出したのがナルサスが残した作戦。
この作戦のおかげでパルス軍は快勝にして大勝。
すごいな、ナルサス。孔明みたい。
てゆーかラゴラ、なんにもしてねー(爆)

けちょんけちょんに負けたトゥラーン王(自称)・インテリシュは失意のどん底。
そこへ魔道師参上、インテリシュをスカウトします。
もちろんインテリシュは断りますが、力ずくで身柄を拘束。
憐れ、インテリシュはどうなってしまうのか?!
ま、正直どうでもいいんですが(爆)

だいぶ正体が方々でばれてきたヒルメスですが、ついにルシタニアに反旗を翻します。
きっかけはイリーナ姫。ギリギリのところでヒーローです。
エクバターナをめざします。

その混乱でメルレインとエステルが共にエクバターナを脱出し
アルスラーンの元へ向かいます。凸凹コンビだな。

かつてペシャワールは和気藹々としてみんながイキイキとお仕事をしていたものですが
ラゴラのおかげで乾燥しています。みんなの心が。
特にルーシャン。この人のよぼよぼっぷりが読んでいて痛々しいです。
中間管理職のキシュワードも胃に穴があきそうで心配。
トップが替わるとこんなに影響が出るんだなぁ。
そんな心を押し隠し、とりあえずエクバターナをめざします。

さてさてペシャワールで
「アルスラーン殿下のころはよかったなぁ」とみんなが思いを馳せている頃
当のアルスラーンはギランでメキメキと王者の資質を顕わしております。
もうナルサス師匠はいらないくらい?!
ってことはないんですが、師匠も驚く閃きを見せます。師匠、嬉しそう。

商人たちの信頼も獲得し、資金もジャンジャン集まります。
羨ましい限り(苦笑)
それを元手に傭兵を募りますが、さすがに5万の兵力には及びません。

そんなとき、逃げてきたメルレインとエステルによってエクバターナの情報が伝わり
「よっしゃ、ぼちぼちエクバターナを取り戻すか」と
エクバターナをめざします。え、5万には届いてないけど、どーすんの??

こうして三方から狙われることとなったエクバターナ。
迎え撃つは不憫なギスカール。
片腕の将軍・ボードワンを失い、いよいよ苦しくなってまいりました。
ああ、ギスカールの運命やいかに?!


 今週の迷コンビ

アルスラーンに保護されて傷を癒していたトゥラーンのジムサ。
キシュワードの温情により脱出の機会を得ました。
ちょっと考えましたが
裏切り者扱いしてくれた殺伐とした故国より
敵だったのに手当てをして助けてくれたアルスラーンの方がいいや
という結論に達し、行き先をギランに定めました。
うん。私もアルスラーンのとこに再就職はすごく良いと思うよ。

そこへ立ちはだかるはジムサの毒矢によって寝込んでいたザラーヴァント。
「毒矢の恨み晴らさでおくべきか〜」
な展開になるかと思ったら
「おいらもアルスラーン殿下のとこに行く」
と意外な申し出。
それにしても「王太子におつかえするザラーヴァントだ」という自己紹介がステキでした。
王太子限定(爆) パルス王家に忠誠を誓うんじゃないのか!?
ラゴラの下では楽しくないのでアルスラーンのところにおしかけるつもりです。

ジャスワントと喧嘩を始めたときは「こんにゃろ」と思ったザラーヴァントですが
カラッとしていて気持ちのいいオトコだ、と評価を変えました。
ジャスワントにも謝るって言っているし。
それを聞いたらアルスラーンが喜ぶよ。

このそれぞれに主君がいるはずの二人の
「アルスラーン殿下ラブ」な会話を聞いて笑いが止まらない私。
いや〜、すごいわ。
わずかな間にどんどん人を魅了していく14歳。
敵からも味方からも愛される人柄。
これで通訳には困らないね!
EDIT  |  18:37  |  読書2007  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

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