2007.11.20 (Tue)
今週のアルスラーン
読むスピードと文章にすることを考えると週一ペースかな。
と言うわけでこんな ↑ タイトルにしてみました。
シリーズ第5巻。
今回はいろいろなことが起こりすぎて
アルスラーンの、というかパルス軍の登場が少ないような?
でも活躍の場はたくさん!
★ 以下、ネタバレします ★
しかもめちゃくちゃ長い。最長記録達成です。
■ 征馬孤影
前の巻でいやに順調にエクバターナへの距離を縮めたと思ったら
この巻で強敵・トゥラーン国にペシャワールが狙われてしまいました。
ペシャワールは現在のアルスラーン軍の拠点です。
ここを失うわけにはいかない!
とあっさり踵を返す一行。
そしてついに
ほらふきクバード(本人が尊称だと認識しているので使ってみた)が合流です!
一方、自力で地下牢を脱出したアンドラゴラス王はギスカールを人質に王宮の一角を占拠中。
その一角の外ではルシタニアの頭脳・ギスカールを取り戻そうとルシタニア軍が右往左往。
うう〜ん。
ルシタニアはギスカールがいないと、ほんっと! なんにも! できないのね。
こんなのを抱えているギスカールの苦労は、いかばかりか(涙)
けど、この人たちのおかげでギスカールがいかに凄いかが伝わってきます。
占拠に飽きた(?)アンドラゴラス王、エクバターナを出発することにしました。
なんだ、どこへ行く気だ? なにをする気だ?!
ペシャワールには来なくていいからねっ! と念じても通じません。
明らかにペシャワールをめざしています。むむむ。
ようやく解放された人質・ギスカール。
王弟殿下に戻ります。さっそくビシバシ指示を飛ばす王弟殿下。
いやん。ただ縛られて転がってたわけではないのね。
惚れ直すわ〜。
夢見る兄王はとりあえず軟禁したようですね。
事実上トップ(今までもそうでしたが)になったギスカール。
勢いに任せて殺したりはしないところがギスカールです。
ナルサスの(生粋のパルス贔屓の私でさえ酷いと思った)えげつない作戦により
壊滅したトゥラーン軍。
有力な将軍を多数失い、こてんぱんにされた衝撃でフヌケになったトゥラーンの王。
血気盛んな親王・インテリシュが王さまを殺害。トップが入れ替わります。
なんだか各国でバタバタとトップが入れ替わっています。
我らがパルス軍はどうなのか、と申しますと
アンドラゴラス王がペシャワールに到着してしまいました。来なくていいのに〜。
途中、ヒルメスと遭遇する可能性もあったらしいですが
先日の地震により街道が一つ潰されて
お互い違うルートで移動してすれ違ってしまったのでした。
ちっ。殺し合えば良かったのに。←あ、本音が(苦笑)
しかし、ヒルメスはマルヤムの内親王・イリーナと再会。
なんなの、このドリームな少年期のヒルメスとイリーナのロマンス!
お花が咲き誇る景色の中、盲目の女の子に優しくするヒルメス。衝撃的な絵面です。
でも「知らん」と現在のヒルメスは別人のフリをします。
んもー、照れ屋なんだから〜。
違うな。照れ屋なわけではなく見栄っ張りなのだ! メンドクサイ男だよ。
困ったのがメルレイン、これからどうすれば?
クバードと一緒に行動していれば妹に会えたのに。要領が悪いな、お兄ちゃん。
で、ペシャワールですよ。ふらっと現れたアンドラゴラス王とタハミーネ王妃。
はっきり言ってお呼びじゃないんです。
アルスラーンを中心にしてエクバターナを奪還するぞ! とみんなで燃えていたのに
いきなり国のトップがアルスラーンの可憐な姿から
アンドラゴラスのムキムキもじゃもじゃの姿に変わったら目に優しくないってもんです。
※ムキムキは事実ですが、もじゃもじゃは私の勝手なイメージです。
かなり歓迎されてなかったと思うのですが
空気を読めない男・アンドラゴラスはふんぞり返ってアルスラーンにこう言います。
「王の代理を務めるなどおこがましい。
お前は南方へ行き、5万の味方を集めるまでパルスに帰ってくるな」
かっちーん。
こら! ラゴラっ! ←変なところで切るなよ。
お前が無様に負けたあと、こんなに味方を集めてがんばったアルスラーンに何を言うか?!
もちろんダリューンが黙っちゃあいません。
が、相手は一応(一応?!)この国の王さまです。誰よりも偉いのです。
別に無能なわけではないし。
アトロパテネでの大敗以降しか知らない私にはけっこう無能に見えるけど。
無能とは違うか。カリスマ性はあるけど心が狭く人望や徳のない王さまに見える。
「お受けなさいませ、殿下」
ナルサスがアルスラーンに囁きます。
もちろん、ナルサスはアルスラーンに同行するつもりです。
当然、ダリューンも! ファランギースも! ギーヴも! (以下続く)
しかしラゴラも馬鹿ではありません。
「ナルサスやダリューンはパルスに必要な人材だから同行は認めん!」
じゃー、一人で行けってのか?!
この時ほど頭が沸騰したことはないですな! ラゴラ、許すまじ。
トゥラーンの親王の行動力が羨ましい。
でもムキムキもじゃもじゃにアルスラーンが敵うのか?!
と言うと「無理だろうな」と言わざるを得ないのも事実。
それにアルスラーンには力ずくではなく誰もが納得できる形で王になってもらいたい。
一人で旅立つアルスラーン。それが今回のタイトル『征馬孤影』
はー。悲しい。
でも心配はしていないさ。絶対、ダリューンとナルサスは来るもん。
ファランギーズとギーヴはラゴラに対して恩も義理も興味もないし。
ジャスワントはアルスラーン個人に忠誠を誓っているし。
エラムとアルフリードはナルサスについてくるでしょう。
この点に関して私は一切不安はありませんでした。
ただ、キシュワードには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でもここはお留守番と、ついでにラゴラを監視してもらうことにしましょう。
少々荒っぽい手段で
ダリューン・ナルサス・ファランギース・ギーヴ・エラム・アルフリード・ジャスワントが脱出。
アルスラーンと死告天使(と書いて“アズライール”と読む鷹さん)のもとへ駆けつけます。
やった! これでまた楽しい旅になるぞ!
こうなったら諸国漫遊してもらってアルスラーンに見聞を深めてもらいましょう。
かわいい子は旅をするものだし。
今週の大甘大将
相変わらずダリューンはナルサスと会話するときも
王に抗議するときも「王子大事!」と非常に甘いんですが、今回はギーヴにさしあげます!
「いらん」って断られそうですが(笑)
いにしえの蛇王を封印する宝剣・ルクナバードを手にしようとするヒルメスに言った
「おぬしには御せないさ。アルスラーン殿下こそが宝剣の所有者にふさわしい」
ラゴラが現れてパルスがすわ分裂?! って時にダリューンやファランギースと交わした会話
「実際に軍を率いて戦ってたのはアルスラーン殿下ではないか。
いきなり国王があらわれて自分に軍隊をよこせとは狩りの獲物を横取りするようなもの」
「アンドラゴラス王とやらに何の義理もない」
そして王と王子の板挟みになった多くのパルスの戦士を見て同情しつつ
「自由なオレが彼らのかわりに王子を守ろう」
などなど。私が聞きたかった言葉をぜーんぶ話してくれたのだ。
いやん。王子に対してずいぶんな高評価ね。
それに前の巻で出奔する際にも
「殿下が自分を必要とするときには地の涯からも駆けつける」
って言い残していたようだし。
かなり重度のアルスラーンの虜(爆)
直接アルスラーンに言わないところがダリューンとは違うところですが
さすらいのギーヴがこんなこと言っちゃうところに価値があるんです。
以下、忘れそうなのでメモ。
ペシャワールには怪我で休んでる人がいます。
一人はザラーヴァント。トゥラーン軍の毒のついた吹き矢で重傷。
もう一人はその吹き矢をあやつるトゥラーンの将軍・ジムサ。
一旦、パルス軍の捕虜になりその後逃げ出し
ナルサスの策略に嵌められた結果、トゥラーンを裏切ることになった不幸な人。
味方に射られた矢傷を癒しています。
ちなみにアルスラーン陣営にスカウトされている最中。どう答えるのか?
答えようにも肝心のアルスラーンが不在なんですけど(苦笑)
と言うわけでこんな ↑ タイトルにしてみました。
![]() | 征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6) カッパ・ノベルス 田中 芳樹 (2003/08/21) 光文社 この商品の詳細を見る |
シリーズ第5巻。
今回はいろいろなことが起こりすぎて
アルスラーンの、というかパルス軍の登場が少ないような?
でも活躍の場はたくさん!
★ 以下、ネタバレします ★
しかもめちゃくちゃ長い。最長記録達成です。
■ 征馬孤影
前の巻でいやに順調にエクバターナへの距離を縮めたと思ったら
この巻で強敵・トゥラーン国にペシャワールが狙われてしまいました。
ペシャワールは現在のアルスラーン軍の拠点です。
ここを失うわけにはいかない!
とあっさり踵を返す一行。
そしてついに
ほらふきクバード(本人が尊称だと認識しているので使ってみた)が合流です!
一方、自力で地下牢を脱出したアンドラゴラス王はギスカールを人質に王宮の一角を占拠中。
その一角の外ではルシタニアの頭脳・ギスカールを取り戻そうとルシタニア軍が右往左往。
うう〜ん。
ルシタニアはギスカールがいないと、ほんっと! なんにも! できないのね。
こんなのを抱えているギスカールの苦労は、いかばかりか(涙)
けど、この人たちのおかげでギスカールがいかに凄いかが伝わってきます。
占拠に飽きた(?)アンドラゴラス王、エクバターナを出発することにしました。
なんだ、どこへ行く気だ? なにをする気だ?!
ペシャワールには来なくていいからねっ! と念じても通じません。
明らかにペシャワールをめざしています。むむむ。
ようやく解放された人質・ギスカール。
王弟殿下に戻ります。さっそくビシバシ指示を飛ばす王弟殿下。
いやん。ただ縛られて転がってたわけではないのね。
惚れ直すわ〜。
夢見る兄王はとりあえず軟禁したようですね。
事実上トップ(今までもそうでしたが)になったギスカール。
勢いに任せて殺したりはしないところがギスカールです。
ナルサスの(生粋のパルス贔屓の私でさえ酷いと思った)えげつない作戦により
壊滅したトゥラーン軍。
有力な将軍を多数失い、こてんぱんにされた衝撃でフヌケになったトゥラーンの王。
血気盛んな親王・インテリシュが王さまを殺害。トップが入れ替わります。
なんだか各国でバタバタとトップが入れ替わっています。
我らがパルス軍はどうなのか、と申しますと
アンドラゴラス王がペシャワールに到着してしまいました。来なくていいのに〜。
途中、ヒルメスと遭遇する可能性もあったらしいですが
先日の地震により街道が一つ潰されて
お互い違うルートで移動してすれ違ってしまったのでした。
ちっ。殺し合えば良かったのに。←あ、本音が(苦笑)
しかし、ヒルメスはマルヤムの内親王・イリーナと再会。
なんなの、このドリームな少年期のヒルメスとイリーナのロマンス!
お花が咲き誇る景色の中、盲目の女の子に優しくするヒルメス。衝撃的な絵面です。
でも「知らん」と現在のヒルメスは別人のフリをします。
んもー、照れ屋なんだから〜。
違うな。照れ屋なわけではなく見栄っ張りなのだ! メンドクサイ男だよ。
困ったのがメルレイン、これからどうすれば?
クバードと一緒に行動していれば妹に会えたのに。要領が悪いな、お兄ちゃん。
で、ペシャワールですよ。ふらっと現れたアンドラゴラス王とタハミーネ王妃。
はっきり言ってお呼びじゃないんです。
アルスラーンを中心にしてエクバターナを奪還するぞ! とみんなで燃えていたのに
いきなり国のトップがアルスラーンの可憐な姿から
アンドラゴラスのムキムキもじゃもじゃの姿に変わったら目に優しくないってもんです。
※ムキムキは事実ですが、もじゃもじゃは私の勝手なイメージです。
かなり歓迎されてなかったと思うのですが
空気を読めない男・アンドラゴラスはふんぞり返ってアルスラーンにこう言います。
「王の代理を務めるなどおこがましい。
お前は南方へ行き、5万の味方を集めるまでパルスに帰ってくるな」
かっちーん。
こら! ラゴラっ! ←変なところで切るなよ。
お前が無様に負けたあと、こんなに味方を集めてがんばったアルスラーンに何を言うか?!
もちろんダリューンが黙っちゃあいません。
が、相手は一応(一応?!)この国の王さまです。誰よりも偉いのです。
別に無能なわけではないし。
アトロパテネでの大敗以降しか知らない私にはけっこう無能に見えるけど。
無能とは違うか。カリスマ性はあるけど心が狭く人望や徳のない王さまに見える。
「お受けなさいませ、殿下」
ナルサスがアルスラーンに囁きます。
もちろん、ナルサスはアルスラーンに同行するつもりです。
当然、ダリューンも! ファランギースも! ギーヴも! (以下続く)
しかしラゴラも馬鹿ではありません。
「ナルサスやダリューンはパルスに必要な人材だから同行は認めん!」
じゃー、一人で行けってのか?!
この時ほど頭が沸騰したことはないですな! ラゴラ、許すまじ。
トゥラーンの親王の行動力が羨ましい。
でもムキムキもじゃもじゃにアルスラーンが敵うのか?!
と言うと「無理だろうな」と言わざるを得ないのも事実。
それにアルスラーンには力ずくではなく誰もが納得できる形で王になってもらいたい。
一人で旅立つアルスラーン。それが今回のタイトル『征馬孤影』
はー。悲しい。
でも心配はしていないさ。絶対、ダリューンとナルサスは来るもん。
ファランギーズとギーヴはラゴラに対して恩も義理も興味もないし。
ジャスワントはアルスラーン個人に忠誠を誓っているし。
エラムとアルフリードはナルサスについてくるでしょう。
この点に関して私は一切不安はありませんでした。
ただ、キシュワードには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でもここはお留守番と、ついでにラゴラを監視してもらうことにしましょう。
少々荒っぽい手段で
ダリューン・ナルサス・ファランギース・ギーヴ・エラム・アルフリード・ジャスワントが脱出。
アルスラーンと死告天使(と書いて“アズライール”と読む鷹さん)のもとへ駆けつけます。
やった! これでまた楽しい旅になるぞ!
こうなったら諸国漫遊してもらってアルスラーンに見聞を深めてもらいましょう。
かわいい子は旅をするものだし。
今週の大甘大将相変わらずダリューンはナルサスと会話するときも
王に抗議するときも「王子大事!」と非常に甘いんですが、今回はギーヴにさしあげます!
「いらん」って断られそうですが(笑)
いにしえの蛇王を封印する宝剣・ルクナバードを手にしようとするヒルメスに言った
「おぬしには御せないさ。アルスラーン殿下こそが宝剣の所有者にふさわしい」
ラゴラが現れてパルスがすわ分裂?! って時にダリューンやファランギースと交わした会話
「実際に軍を率いて戦ってたのはアルスラーン殿下ではないか。
いきなり国王があらわれて自分に軍隊をよこせとは狩りの獲物を横取りするようなもの」
「アンドラゴラス王とやらに何の義理もない」
そして王と王子の板挟みになった多くのパルスの戦士を見て同情しつつ
「自由なオレが彼らのかわりに王子を守ろう」
などなど。私が聞きたかった言葉をぜーんぶ話してくれたのだ。
いやん。王子に対してずいぶんな高評価ね。
それに前の巻で出奔する際にも
「殿下が自分を必要とするときには地の涯からも駆けつける」
って言い残していたようだし。
かなり重度のアルスラーンの虜(爆)
直接アルスラーンに言わないところがダリューンとは違うところですが
さすらいのギーヴがこんなこと言っちゃうところに価値があるんです。
以下、忘れそうなのでメモ。ペシャワールには怪我で休んでる人がいます。
一人はザラーヴァント。トゥラーン軍の毒のついた吹き矢で重傷。
もう一人はその吹き矢をあやつるトゥラーンの将軍・ジムサ。
一旦、パルス軍の捕虜になりその後逃げ出し
ナルサスの策略に嵌められた結果、トゥラーンを裏切ることになった不幸な人。
味方に射られた矢傷を癒しています。
ちなみにアルスラーン陣営にスカウトされている最中。どう答えるのか?
答えようにも肝心のアルスラーンが不在なんですけど(苦笑)
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