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2007.11.14 (Wed)

アルスラーン戦記 その3

シリーズ第4作。

電車でしか読まないようにしているので電車に乗るのが楽しみです。
たまーに勢い余って家で読んでますけど、家ではハードカバーの本を読むので自重中。


落日悲歌・汗血公路 ―アルスラーン戦記(3)(4) (カッパ・ノベルス) 落日悲歌・汗血公路 ―アルスラーン戦記(3)(4) (カッパ・ノベルス)
田中 芳樹 (2003/05/21)
光文社

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★ 例によってネタバレします ★
回避したい方は気をつけて!


汗血公路

この巻を一言で言うと“嫁登場”ですな。

どう考えてもこの子は最終的にアルスラーンの嫁になるじゃろう、という子が登場します。
って、私が未読の既刊で、ほかの子がアルスラーンと結婚していたら赤っ恥なんですが。

ほかにも「この子、もしかして?」という疑念がずーっとあります。
それに関しては「残念!違ったわ!」ということが明らかになっていたようななかったような?
以前に読んだのに記憶があやふやです。


エクバターナをルシタニアから奪還するためにアルスラーンの名前で檄文を発行。
ナルサス大忙し。
その檄文の元に続々と集まるパルスの戦士たち。大所帯になりました。
ナルサス大忙し。
メンバーが揃ったので、早いとこエクバターナを目指します。
ナルサス大忙し。
その合間にちょいとギーヴと相談してなにやら計画を立てています。
ナルサス大活躍。

ギーヴとナルサスの密約のことを知らないアルスラーン
喧嘩別れしてしまったギーヴを目の前に動揺を隠しきれません。
見兼ねたダリューンが

「殿下。これは演技でございます」とネタバレ。

甘いっ! 甘いよ! 黒衣の騎士はアルスラーンに甘すぎる!!
でも
「そんなこったろうと思っていたよ」
とスレないアルスラーンでいて欲しいし
動揺させたままにするのはかわいそうなので、バラして正解です。
グッジョブ! ダリューン!!

ナルサスも“おぬしのその行動は予想済みよ”とばかりに微笑んでいるし。
結局はナルサスも甘いんだよね〜アルスラーンに。

必要以上に甘やかしてはいないからいいんだ。
それにアルスラーン自身が自分に厳しくしているので
多少周囲が甘やかしてもいいのです!

さて、タイトルの『汗血公路』とはなんぞや?
エクバターナを目指す道々、立ちふさがるルシタニア兵の血飛沫と
パルス軍の流す汗に染まった道ということです。

ダリューン、戦いまくり。
ナルサス、企みまくり。
ほかのパルスの戦士たちも新旧のメンバーが入り乱れて各々大活躍です。

さて、めざすエクバターナではオドロキのことが。

銀仮面ことヒルメスがギスカールに自分の身分を明かしましたよ。
そんで密かに暗躍を続ける魔道師に唆され
“宝剣ルクナバード”を取りに旅立ちました。
三種の神器みたいなもので“パルスの正当な王の証”になるそうな。
うーむ。
ヒルメスに触れるかな? 罰が当たらないといいんだけどね。にやり

そして城の地下の牢獄に繋がれていたアンドラゴラス王のもとへ
ルシタニアの王弟・ギスカールが訪れます。

えっと、何しに来たんだっけ? 事情を忘れてしまうような出来事がっ!

もうもう驚いちゃいます。
鎖で戒められていたはずのアンドラゴラスが突如、鎖を引き千切り
ギスカールを人質にすることに成功します。

んな、アホな!
半年間、拷問を受け続けた人ですよ。
どんだけ体力あるんですか。どんだけ忍耐力に優れているんですか。
凄すぎるぜ、パルスの国王。

しかしこれでナルサスの目論見が外れてしまいました。

「アンドラゴラス王をアルスラーンが助け、立場を強くする」

という目論見です。
立場を強くしたいというのは、アルスラーンの野望である“奴隷解放”を認めてもらいたいため。
アンドラゴラス王は奴隷を解放したいなんて思っちゃいないんです。

しかしアンドラゴラス王は自力で脱出してしまいました。

どうなるんだ、パルス国。
どうなるんだ、アルスラーン。
ついでに苦労人・ギスカールもどうなっちゃうんだ?!
ルシタニアなんてどうなっても構いはしないけど、ギスカールは心配です。
EDIT  |  18:33  |  読書2007  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

■アルスラーンに熱いね!燃えているね!

アルスラーンは随分昔に読んだきり。それも3巻前後なふじふじです。
だから内容もうろ覚えe-263

アルスラーンはこんな話だったのね!
まるちゃんの感想を読むと、私も本を読んだ気分になるわ(笑)

>それにアルスラーン自身が自分に厳しくしているので
>多少周囲が甘やかしてもいいのです!
そうそう!アルスラーンって自分に厳しかったよね!
あとひ弱そうに見えても、結構頑固でしっかりしてたり。
なんか、吃驚するぐらい素直で、可愛い子だった記憶がある。

そういうアルスラーンの人柄に惹かれて、
人が集まってくるんだよね。
ふじふじ |  2007.11.15(木) 12:40 |  URL |  【コメント編集】

■ふじふじさん

暑苦しくって申し訳ない(苦笑)
でもおもしろいっすよ。ぜひとも再読してください。
って3巻前後で中断ですか!
私も6巻以降はうろ覚えだったりしますが(爆)

>アルスラーンはこんな話だったのね!
こんな話だったようですよ。
アルスラーンと仲間たちのことは覚えていても周辺国に関しては
まったく覚えていなので新鮮に楽しめます。

>なんか、吃驚するぐらい素直で、可愛い子だった記憶がある。
そうなの! そんな王族風を吹かせない殿下のもとで仕えたい!
と思わせる魅力満載。
あのギーヴですらアルスラーンにメロメロなんだもんなー。
まるあ |  2007.11.15(木) 15:21 |  URL |  【コメント編集】

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