五右衛門ロック

観劇:2008年7月27日(双眼鏡いらずの9列目)
会場:新宿コマ劇場
脚本:中島かずき
演出:いのうえひでのり


劇団☆新感線ついにコマ劇進出!
SHINKANSEN☆RX“五右衛門ロック でございます。
歌アリ、踊りアリの楽しい活劇でございました。
夏に観るのに相応しい盛り上がり


あらすじ
お話は秀吉暗殺で忍び込み追われる身となった大泥棒・石川五右衛門。
釜ゆでの刑にされたところを仲間に助けられ、新たに狙うは月生石!
とある南の島で採掘できるこの石をめぐって
欲にまみれた人たちがたどり着き、愛憎渦巻くバトルが展開される…



てな感じの物語ですが
もちろん新感線ですから、わかり易く、盛り上げてくれました。
豪華出演陣のそれぞれの見せ場もあったし、とっても楽しかった~

石川五右衛門古田新太)が主役ですが、意外に登場シーンは少なめ…
でも締めるところは締める! さすが座長っ!
「どんじりに控けぇしは~」は新感線ファンであり歌舞伎ファンでもある私には
テンション上昇場面でした。
あと、あの変装の仕掛けは『たのきゅう』ですか?! 楽しすぎるっ!
要所要所でカブキ技が…ヤバイ嬉しい~。

その五右衛門にとって不二子ちゃん的存在の真砂のお竜松雪泰子)。
ぎゃー、ほっそーい! 何なんですか、そのウエスト! その腕!
でもパワフル。
歌って踊って大活躍。映画『フラガール』で得た技も披露です!
そして戦う女!
お召替えが多くて眼福でございます。

まさか五右衛門を助けた時の花火と穴が後半への布石だったとは…!
発破の灸六村木仁)とモグラの壱助磯野慎吾)も地味に活躍。
どこまでも五右衛門親分についていくカワイイ子分でした。

五右衛門をどこまでも追い続ける銭形的存在の岩倉左門字江口洋介)。
律義でまっすぐな京都所司代の目付役。最初はバカな人かと思っちゃった…
堅物かと思いきや、意外に情に篤くノリがいいギター侍(爆)
この人のまっすぐな部分がカルマ王子に影響を及ぼしたと私は思います!
江口さんの爽やかさと相俟って…ブラボー!
私、左門字さん、大好きだっ!
役が江口さんに良く似合う! とても楽しそうでした。 また新感線に出てください!

マザコンで 単純 純粋なカルマ王子森山未來)。
「母のカタキ!」と“打倒・クガイ”への執念を燃やす王子さま。
ちょっと視野が狭いぜ。
けどギター侍に感化されて徐々に他人の思いもわかるようになって良かった。
無駄にタップを披露してくれる(爆)可愛い王子さま。
相変わらず動きが奇麗です、未來くん。
歌はロックもバラードもOKでダンスもいけるなんて貴重な存在!
どんどん新感線に出てください!

カルマ王子の復讐心を利用しているボノー将軍橋本じゅん)。
普通に考えるとヤな奴なんですが演じるのがじゅんさんですから愛すべきキャラ。
『メタルマクベス』のマクベス夫妻に続くバカップルでした。
登場シーンの満面の笑みで奥さんを迎えるところが印象的。
あとは…相変わらず臨機応変なところがステキ。
カミカミだった某氏の後を受けて
「何を言っているのかわからんが、よくわかった!」と
さらりと笑いに転じて処理するところが…大好きだっ
王子が足を取られたところでも「なにつまづいとんねん」と見逃しません。
そうそう。そういうところは拾ってあげないと王子もつらいからね!

ボノー将軍の愛妻・シュザク夫人濱田マリ)。
この人もやっていることを考えるとそうとうな人ですが、憎めません。
その声、その口調でぺろっと悪事を吐かれても…(苦笑)
可愛いな~、コスプレがよくお似合いで!
じゅんさんとのバカップルぶりもナイスでした!
けっこう言っていることはヒドイんだけどね。「あなたはちっちゃいの」って!

イスパーニアから来た胡散臭い武器商人
ペドロ・モッカ川平慈英)&アビラ・リマーニャ右近健一
このコンビがあったかー! 抜群の破壊力の最強(最凶?)コンビ誕生です。
なんなんだ、この胡散臭い二人。
そしてなんなんだ、川平さんの煩さ ←誉めています。
ジッとしていない! 身が軽い!! よくしゃべる!!
右近くんも新たな相棒を得て楽しそうでした。終盤はフレディにもなったしね。

漢字に弱いインガ高田聖子
縁の下の力持ちでクガイの気持ちをよくわかっている現場監督。
思いのほかいい国だぞ、タタラ国。要所要所に使える人がいるって素晴らしいよね!
うひひ。古田さんとの掛け合いはサイコーですね、聖子さん。
愛に生きるインガさん。お竜との歌合戦もサイコーでした。

忠義一筋! ガモー将軍粟根まこと
クガイ国王を補佐し護衛するタタラ国軍指揮官です。
密かに王と王子の確執に心を痛めるじいやのような存在です。
「クガイさま、よかった~」の言葉にホロリとしました。

今回の座組はとてもバランスが取れていたと思います。
じゅんさん演じるボノー将軍vs粟根さん演じるガモー将軍。
じゅんさん陣営の川原正嗣さんvs粟根さん陣営の前田悟さん。
なんといってもじゅんさんと粟根さんの掛け合いが! 立ち回りがあったのが!
とっても嬉しかったです

あとは、タタラ軍に冠くんがいたのには狂喜乱舞!
『メタルマクベス』と同様に王にお仕えして歌いまくり!
テンション上がるーっ!!

観る前までは完全な悪役だと思っていたクガイ北大路欣也
恐怖政治で月生石を一人占めしているタタラ国の王様です。
しかし、その行動には深く悲しい理由が…
言い訳を一切しない潔い人。誰にも相談せずに密かに計画、時間をかけて実行。
それが悲哀に繋がる。責任感というか正義感が強い人ですね。
しっかし、北大路さんがかっこいいです。
殺陣はもちろんカッコイイし、歌まで…そして存在が! 貫禄十分!!
もうこの人が主役だったのか?! ってくらいでした。
あとコマ劇の巨大なケーキみたいなセリが見られたのがとても嬉しかったです


これ、もう一度くらい観たいなー。
と、思っても東京公演は終わってしまったのでした
大阪公演をご覧になる方は乞うご期待! でございます。
いいなー、きっとちょこちょこ変わって面白くなるんだろうなー。
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五右衛門ロック 当日券

何とこれは・・・・・・・・・みなさんはどう思われますかぁ~~?「五右衛門ロック」観劇昨日、劇団☆新感線の「五右衛門ロック」を 観てまいりました。 場所は新宿コマ劇場。 昨日は、隅田川花火大会の日であり、 新宿では「新宿エイサー祭り」というのがあり、 新宿は

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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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