ライビュでヘタリア:ミュージカル ヘタリア~in the new world~

吉谷さんの演出作を観たくて
ハイネを観るつもりだったんですが
予想に反して(失礼)人気でチケットを獲得が難航したため
同じく吉谷さんが演出するヘタリアが
ライビュで観られると聞いてチケットをゲット。

そしたら今回でラストという発表がありビックリ。
え、じゃあ前作を観ていない私は
最初で最後のヘタミュってことになるのか・・・

なにやら現場では転売対策でいろいろあったようですが
そんなことは知らずに観たので問題なかったです。

問題なのは私のヘタリアの知識(苦笑)

ヘタリアは一時期ブラックな企業に勤めていた頃
サビ残のあとヘロヘロな状態でも観られた唯一のアニメでした。

しかしあまり覚えていなかったので
今回、見返して気がつきました。
私、最後までアニメ観ていない・・・
ライビュまでに観終ることはできなかったので半端な知識で挑むことに。
まぁ、キャラを把握していれば楽しめるでしょう、たぶん。


ミュージカル ヘタリア~in the new world~

2017年8月2日・水(ライビュ・デイレイ中継)
東京都 シアター1010

演出:吉谷光太郎
脚本:なるせゆうせい
音楽:tak
振付:MAMORU

イタリア:長江崚行
ドイツ:上田悠介
日本:植田圭輔
アメリカ:磯貝龍虎
イギリス:廣瀬大介
フランス:寿里
ロシア:山沖勇輝
中国:杉江大志
オーストリア:ROU(菊池卓也)
プロイセン:高本学

アンサンブル:
仲田祥司、帯金遼太、山田諒、茶谷健太、新開理雄
町田尚規、山内涼平、一之瀬達也、山口渓、橋本佳貴


長いっ!
や、体感ではなく実際に長かったです。

19時開始のデイレイでしたが
終わったの22時20分くらいって予想外!
3時間半くらいじゃん!
近所の映画館で観て良かったよ!!


開始早々、アメリカから
「敢えて台本通りに言います」
「チーム枢軸解散! これからはオレが世界の中心だ」みたいなことを言われ
震え上がる日本・ドイツ・イタリア。

第二次世界大戦終了ってことか。
ということはこの日本、原爆を落とされているのか・・・
大丈夫? お腹痛くない??
と勝手に悲しくなってしまった。

「本来、笑いが起こる場面じゃないんだ」とおっしゃるアメリカさん。
うん・・・すごくシリアス場面。
笑いが起こっていた今まで、どんなアドリブだったのか気になります(真顔)

オープニングダンスは吉谷さんの演出だからか
『ハートの国のアリス』を思い出しました。
もしかしたら振り付けたひとも一緒なのかも。
曲も似ているように感じたけどそれは思い込みかもしれません。

いやしかし、アンサンブルのみなさん大活躍でした!
ダンスはもちろん、いろんな役をこなして休む暇なさそうでした。
ラストの国別『まるかいて地球』は圧巻でした。
メインよりバックで踊るアンサンブルの奮闘ぶりにクギヅケ(笑)

今回は知っている役者さんが少なくて
ちょっと苦労しました。

知っていたのは
日本役の植ちゃん、アメリカ役の磯貝くん、フランス役の寿里さん。
それ以外は、はじめましてだと思って見ていました。
実はそんなことなかったんですが(笑)

アメリカは自由でしたね。
アドリブ多くね?
いや、この大楽が初見なので
どこがアドリブでどこまで台本通りかはわからないんですが
アドリブっぽいとこが多かったように感じました。
磯貝くん度胸あるから何か起こってもなんとかしてくれそうな感じがして好き。
実際、効果音が違った場面でもそういう場面かな? と思えるくらい
冷静に対応していて凄かった。
「そう! それだ!!」と(スタッフに?)投げキッスして
見せ場にしたのが素晴らしい。

フランスも自由でした。そしてセクハラでした。
さすが自由と博愛の国(?)
謎の包容力のあるフランスお兄ちゃんでした。
長引くカーテンコールでの「そろそろ時間」と指摘して
「本当のお兄ちゃんに見える」と返されたときの
「たまにはね~」と爽やかに切り返す寿里さんが輝いていた。
いや、結構お兄ちゃんキャラだったと思いますよ。
寿里さんが舞台にいると安心感が素晴らしい。

日本は後ろ姿が日本! って感じで感動。
いや正面が日本ぽくないというわけではなく
なんでか後ろ向いて振り返ったときの日本感がアップして見えたんですよね。謎。
稽古日数があまり取れなかったようですが
アメリカとロシアの日替わりネタに巻き込まれて
キッチリ笑いを取っていたのが素晴らしい。
「身長低いのに態度デカい」とか言われて
「キミらのおかげでキレ気味です」と返したのには恐れ入りました。
しかしあるある探検隊は古くないですかね?
ま、私としては最近のお笑いはよくわからないので助かりましたが(笑)

カーテンコールで泣きそうなキャストにトドメを刺したときは
悪魔かと・・・いやさすが植ちゃんです。
ロシアを一撃で泣かせたのは凄かった。
なんて言ったの? 「ロシアがキミで良かった」とか?

その泣かされちゃったロシアが幕ミュで平助もやっていた
山沖くんだと気がついたのはエンディングダンスでした。遅っ!
ロシアダンスの迫力凄い! と目が覚めた(寝てはいないが)
ロシアはアメリカのムチャ振りによく付き合っていましたね~。
冷戦の場面はカッコよかったのにそれ以外の場面の印象が強いです。

イタリアは可愛かったですね~。
イタリアっぽかった。
ちょっと浦井くんのイタリアも見てみたくなったけど
あのかわいさは長江くんの個性ですね。
真面目で頑ななドイツと日本に対してゆるいイタリアが
いいじゃんこれからも会おうよ~と言っちゃう甘さが救いでした。
長江くんはギャグマンガ日和の小野妹子で観ていたんですね~。
そっかー。

ドイツは思ったよりツンが強かった(笑)
呆れつつも実は許しているというのがイタリアへの態度だと思っていたので
意外と冷たい・・・と悲しくなった。
けど、ぐったりしたイタリアに狼狽する姿をみたらやっぱドイツだ~と安心。
上田くんはテニミュ2ndの橘ですかー。そうかー。

イギリスのオーストリアにした仕打ちがヒドイ~。
フランス嫌いにもほどがある(笑)
歌い方がミュージカル風でビックリ。
廣瀬くんはテニミュ2ndの木更津なんですねー。そうかー。

中国はしゃべり方がキュートでした。
あの「~アル」をあんなにナチュラルに使いこなすの凄い。
普段は普通にしゃべっているんだよね・・・? と心配になるレベル(笑)
そして綺麗なお顔に長髪がよく似合う!
杉江くんは黒薔薇アリスで見ていました。マジか!
あの双子のどっちかか・・・

オーストリア好きなんです。
黒髪だからかな・・・
芸術大好きで浮世離れした感じがいいよね~。
そんな感じを歌声で表現してくれたROUさん。
あれ? テニミュ2ndの忍足と同一人物なんですね。そうかー。
マリア・テレジアに振り回されているのがおかしかった。
あの女王反則だ。なんだあのサイズ(笑)

プロイセン男前! かっこよかった~。
高本くんはまだあまり舞台経験がないようなので今後に期待ですね。
ドイツのお兄ちゃんだけど割と厳しめ。
弟のこと心配みたいだけどそれを素直に表現できないお兄ちゃん。
いや、かっこよかった(そればっか)

セットがかわいらしかった。
正面にはページをめくれる本がひらいてあり
サイドには巨大な本が積んであったり
本からキャラが飛び出してきたような感じ。
閉じたらみんな消えちゃうのかな。

ペンライトではなくフラッグを振れる場面があるんですが
その合図が「舞台にフラッグが出たら」でしばらく気づかなかったんですが
上か! なにそれすごい!
観劇の邪魔にならずわかりやすい合図!! すごいー。

今回メインのエピソードが
敗戦や滅亡だったので割と重かったんですが
フリーダムな場面もあったので笑いどころも多かったです。

そして敗戦や滅亡や解体を経て
いかにして立ち直るかを考え
みんなで協力しようというピースフルな結論に至る
世界平和の話でした。

ただ原作をちゃんとわかっていなかったので
ちょいちょい謎な部分がありました。
謎のすってんころりんコロンブスオチとか。
このキャラの扱いこれでいいの? とか。

チームワークがよかったので
これDVDの特典映像がおもしろいヤツだ! と思いました。

カーテンコールでも
泣きそうな人泣かそうとしたり
吉谷さん引っ張り出して泣かそうとしたり。
吉谷さんが話しているのをみんなで囲んでニコニコしていたので
いい現場なことが伝わりました。
最後の挨拶に長江くんが一人で出てきて終わりかな? と思ったら
全員で駆け寄って胴上げしたり
いいカーテンコールでした。

ライビュ用のコメントもあったし。
ミュージカルは終了するけどライブで締めくくるんですね。
そういうのいいですね~。
新衣装つくるんでしょうか? 海賊とか和服とか。

まあ盛りだくさん過ぎて終了が遅くなったんですけどね(笑)
楽しかったので問題なし!
 
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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