ライブ感抜群でカッコよかった!:ALTAR BOYZ(Gold)

今年の観劇ネタ。

ALTAR BOYZは2014年の公演のときも
見ようかと検討したんですがREDには
大山くんしか当時知っている役者さんがいなかったので断念したんですよ。
LEGENDなら知っているひと2人いたんですけどね。
大山くんを観たいのにいないほう見るのも本末転倒だし。
あらすじ読んでもなんだかピンとこなかったので断念。

いや、今でもあらすじ読んでピンとはこないんですけど(苦笑)
今回は昨年末に観た舞台で妙に目が離せないキャストがいて
その人が参加していると気づいたので
それなら観てみたいぞ、と。

キャラが好きなだけなのか、役者さん本人が好きなのか
これで判明する。


ALTAR BOYZ 2017 Team Gold

観劇:2017年2月8日(水)フタ桁列1番
会場:新宿FACE
作:ケビン・デル・アギラ
作詞・作曲:ゲイリー・アドラー&マイケル・パトリック・ウォーカー
演出:玉野和紀

マシュー:大山真志
マーク:法月康平
フアン:松浦司
アブラハム:常川藍里
ルーク:石川新太


これは…ヤバい。これはヤバイですよ! ←語彙力完全消滅

アルターボーイズとは、神と司祭に使える美しき男子たちのこと。5人の使徒たちがボーイバンド(ダンスボーカルグループ)を結成し、“福音”の歌とダンスで愛を説き観客たちの魂を救う。
舞台は2017年世界ツアーのまさに日本ファイナル公演!きょうもアルターボーイズの5人のメンバーが観客たちの魂を浄化しようとステージ上に勢揃いした。
「汝、罪あらば懺悔せよ!」
人種差別、移民差別、ゲイ差別・・・ そんな現代の難問が知的な比喩に姿を変えて、ファンキーでコミカルな愛と希望にあふれたこのミュージカル全編にさりげなくちりばめられている。 はたして、この5人の使徒たちは日本ファイナル終了までに観客たち全員の魂を救うことができるのか。
ステージはライブハウス、生バンドに乗って歌い、踊り、このリアルがさらに観客をミュージカルに引き込んでいく。

アルターボーイズ公式HPより


【問題】上記のあらすじからどんな舞台になるか予想せよ。

【私の回答】
・登場人物は5人
・ライブ形式の舞台(ボーイバンド とか 幕末ROCKに近い?)
・差別問題が絡むみたいだから重くて真面目そう
・キリスト教知らないと楽しめないのかも
・たぶんワタシ好みじゃない…

ま、しばらく大山くんの舞台観ていなかったし
年末に遭遇した役者さんを拝めればそれでいいさ~
と出かけたわけです。

席も良くなさそうだったし。
二桁列目なのはいいんですけど
1番だったから端っこは確定でテンション上がらず。
もうね、歌が聞こえればいいんじゃないかな…(ハードル下げ過ぎ)

初めて行く劇場でしたが新宿FACEとはライブハウスなんですかね?
行ってビックリ、客席がフラット! パイプ椅子!
そして500円のワンドリンク制。
うーむ。開始前に飲んだらトイレに悩むことになりそうだから
終演後に飲むことにしました。

着席したら案の定の端っこ席で
しかも床が平面だから前のひとの頭がかなりジャマ。
あーこれは悲しい。
でも端っこだから荷物を脇の隙間に置けたのは良かった(笑)

開幕。まずはバンドマンが登場です。
お、生演奏か! テンション上がってきた!!
なんかスモーク係がスモーク撒き散らしてスタンバイOKらしい。

シルエットで5人がいよいよ登場です。
おお、シルエットでも大山くんってわかるぞ! すごくない?
いや、明らかに大きい(長身でガッシリという意味)からわかるよね(苦笑)
もう一人は…ああ、金髪にしていますね。
つうか金髪率高いな! 5人中3人金髪だ。
だからって見わけがつかないってことはない…
いや、残りの二人はごっちゃになる(不甲斐ない)。
ま、観ていればわかるでしょう。

どうやらこの舞台は
アルターボーイズというボーイバンドのライブ
それも(観客の)魂の救済ライブ世界ツアーのファイナル公演という設定。

劇中劇ならぬ劇中ライブ設定か。
いや、観客の魂を救済するんだからほぼライブと同じ。
実際、慣れたお客さんは歓声あげまくり。そうかそういうのアリか。
歌って踊るライブ+お芝居ってことか。

昨年観たフォーエバープラッドに一番似ているかも。
あれもフォーエバープラッドというバンドのライブを観たという設定だったから。
あれもオフブロードウエイでロングランになったとか言っていたな。
こういうの流行っているのだろうか。

ん? てことはワタシの汚れた魂が浄化されちゃうの?!

ありがたやありがたや(拝む)
でも浄化されたかどうかはどう判断するんだろう?
驚くべきことにそれも演出に組み込まれていました。
ソウルセンサーという名の魂測定器で汚れた魂をカウントして
彼らが曲を歌うごとに減っていくので浄化されているのがわかります。
いやこれ単純なんですけど目に見えて減ると楽しい(笑)
確かにあらすじに魂の浄化ってあったけど比喩だと思ってた。

客イジリも多くて観客の一人を舞台上に上げて
かつての恋人に見立てて歌い上げる曲もあったり
浄化にちなんで開幕前に観客に書いてもらった懺悔カードを読み上げる
相談コーナーもありました。

観客を参加させる姿勢
常に観客ありきで進む物語が凄いなと思いました。

とはいえ要所要所で登場人物の背景が語られ
アルターボーイズ結成のあれこれも織り込まれ
彼らそれぞれの問題を解決するストーリーも楽しめます。

あんまり宗教色は強くなかったです。
キリスト教の知識は無くてもOKでした。
差別問題もそんなに深刻ではなかったので重くはありませんでした。
うまく言い換えたりオブラートに包んだりしていたので
そういえばあったな差別の話題あれがそうか、くらいでした。
もちろん深く考えるのもアリですけど。

たぶん深刻ではあったんでしょうが
とにかく歌いまくりの踊りまくりで
至近距離の大迫力ステージに圧倒されてそれどころじゃなかった!


見えにくいと思った席でしたが
ステージが高く作ってあったので意外と見えました。
見えないところもチョイチョイあったんですが
舞台上の役者さんがとにかく動くのであんまり気にならない。
あとさすがにしゃがまれると見えませんがそれはまぁ仕方ない。

5人ともダンスが上手くてビックリです。
歌も5人しかいないのにこんなに迫力出るんだ?!
生バンドの力も大きいな~、と感心しきり。

キャラもそれぞれ立っているしわかりやすい!

●リーダーのマシュー(マタイ)
頼れるリーダー・マシュー! 演じるのは大山真志!!
こういう大山くんを観たかった!! という役で嬉しい。
歌も上手けりゃダンスもキレッキレ。
身体が大きく動きも大きいので見栄えが半端ない。
歌いまくって踊りまくったあと説明セリフで進行しなきゃならないので
かなり負担が大きかったと思います。
おおらかで懐深いマシュー、マジかっこいい。

●マシューを慕う同性愛者のマーク(マルコ)
マシューのソロで思い人に見立てたお客さんにジェラシーなマークお嬢さま(笑)
マシューがあげたタオルを奪って隠し持つとか、わかりやすくてカワイイ。
お客さんからの懺悔カードで
「マークお嬢さまに恋して以来、心も懐も痛いです」みたいな相談を読んで
「ありがとう。でもマシューが好きだから」と言っちゃって
オマエ今それ言うの?! みたいな顔を大山くんにされていて笑った。
いや、うすうす気づいていたけど告白するのもっと後半だよね?
演じたのは法月康平!!
実は年末の舞台で目を奪われたのがこのひと。
やっぱキャラじゃなくて法月くんが好きだったわー。そんな気はしてたー。
確認できてよかったー。
私はこのひとの、いかなる時も役の仮面を外さないところがとても好きです。
あと子供時代の高い声を自然に出していたのにビックリ。
でも大山マシュー相手だと片思いに終わりそうで不憫でした。
あんなにかわいく迫ってるのに気付かれないのが可哀そうでもあり可笑しくもあり。
ソロ曲では泣きそうになりました。
あの曲には10の魂の命運がかかっているから説得力がないといけないのに
見事応えていました。法月くんの歌声好き。

●スペイン訛りで孤児のファン(ヨハネ)
スペイン訛りを日本語で表現すると関西弁になるようです。
飛んだり跳ねたり回ったりとにかくダンスが楽しそう!
関西弁のノリとその動きに騙されててっきりお調子者キャラだと思ったら
実は悲しい展開が待っていたファン。
その嘆き悲しむ姿におろおろするほかの4人。
その泣き声にこっちもハラハラしました。
こんなこと言ったらダメかもしれないけど…実は泣き声かわいいと思った。
逃げずに受け止めたファンと前を向かせたメンバーの絆の名場面。
演じたのは松浦司!!
調べたら舞台ドラクエの勇者とかUSJでルフィとかナルトを演じたらしい。

●ストレスと戦い続けるルーク(ルカ)
ちょっとキレやすくて、すぐ(観客に)突っかかってくるルーク。
ストレスに弱いらしい。ストレス更生施設に入っていたらしい。
え、ホント? 別の更生施設じゃなくて?(笑)
けど歌のときは誰よりも盛り上げます。
そしてツアーの際の運転手として安全運転でみんなを運びます。
演じるのは石川新太!!
調べたら子役から活躍していて少年ルドルフもやっていたらしい。

●ユダヤ人のアブラハム
ユダヤ人のアブちゃん。もうユダヤ人ってワードだけで苦労が忍ばれます。
と言っても私にはあんまり知識がないんですが…
思いつくのは第二次世界大戦で目の敵にされたことくらいでしょうか。
キリスト教との相性も悪そうだ…
そんなわけでアブちゃんはちょっと遠慮がち。
常に一歩後ろに控えている感じ。かわいい。
歌っている声は伸びやかでいいんですけど。
そんなアブちゃんが誠意と男気を見せる後半は独壇場でした。
アブちゃん健気~。
演じたのは常川藍里!!
調べたら劇団四季にいた人らしい…ん? 蒼の乱に出ていたんですか?!


アフタートーク

この日はアフタートークがついていまして
出演者+演出の玉野さんがトークしてくれました。

基本的な進行はバテバテでカミカミな大山くん。
内容的な進行は玉野さん。
会話は厳密ではないのでこういうニュアンス程度に流してください。

玉野:やってみてどうでした?
大山:前回の経験があったので楽な部分もあったんですが違うとこも多くて
前回の振りが頭をよぎって間違えそうになることもありました。


というようなことを盛大にカミながら言うのでツッコまれまくり
「口も疲れてんのか」とか
「本番中も何言ってるかわからないとこあった!」と
主に玉野さんと法月くんに。

法月:前回より芝居の稽古が多かった気がします。
玉野:そうだっけ?
大山:多かった!
法月:レガシーチームから稽古時間を分けてもらったり
玉野:ああ、あったね。レガシーチームは喜んでた。楽だから(笑)

玉野:どうだった?新太
石川:出たかった舞台に立てて嬉しい。楽しいだろうと予想した8倍楽しい。
玉野:8倍ってなんかビミョウじゃない?(笑) 藍里は?
常川:大変でした。でも第4の壁を越えられ…
みんな:第4? なんで4? とざわつく

私は正直それどころじゃない。
今しゃべってるひと、アブラハムだよね? 常川くんなの?!
やばい、本編中ずっとアブちゃんはドラクエの勇者のつもりで見てたよ!
ってことは、勇者はなんの役をやってたんだ??

玉野:まあいいや。その壁なくなったんだよね? 1も2も3も。
ってことは今はワンルーム?

大山:ワンルーム(大ウケ)
誰か:新しいなワンルーム芝居
玉野:司はどうだった?
松浦:歌は初めてだったので大変でした

ああ、この名前(司)が勇者だ。フアンか、そうだったのか~。

玉野:5人はよく一緒にいたよね?
大山:そうでしたか?
玉野:飲みに行ったり
大山:ああー行きましたねー
常川(たぶん):やきとりたべたー
大山:(言い方がツボったらしく軽く噴く)
玉野:この舞台は5人しか出ないし
舞台上で初めて出会って仲良くなる話ではなく
最初からグループ組んでる設定だからそういうのが大事になる


玉野:魂の33ってどうして33だかわかる?
だれか:わからないです
玉野:キリストが死んだ年
みんな:(そうだったの? の顔)
33と言うひと:意味もわからず33って言ってた。無意識に33番って「番」つけて怒られた。
玉野:まぁ33はいいかなと思って言わなかったしね。じゃあ10はわかる?

重要な意味であるはずの「10」に関しては思い出せません。
1日考えたけどダメだった。ギブアップ(笑)

玉野:なにか面白エピソードは?
みんな:面白エピソード…(考え始める)
松浦:稽古中に叩きつけるシーンがあったんですけど
何を考えたか放り投げてしまってみんなに「えええー」と言われて

大山:あったあった! あれ何で?
松浦:いやわかんないっす。
玉野:ほかには?
石川:(松浦くんに)藍里の…
松浦:あ! 藍里に「筋肉つきました?」って聞かれたからいろいろしゃべってたのに
当の本人が向こうへ移動し始めて聞いてんのかよ?!と

常川:え、聞いてますよ。思ったより語り始めたから…
松浦:オレ先輩よ?!

他にもいろいろ教えてくれたんですけど思い出せません。
常川くんと松浦くんがどうやら天然らしいってことはわかりました(笑)
それに対して混ぜっ返すのが大山くんで
冷静にツッコミを入れるのが法月くんって感じでいいチームワークでした。

玉野:(スマホを取りだし操作)
大山:写真撮ります?
玉野:いや、指令が来てるから
みんな:(嫌そうな顔)
玉野:「大山くんは〇〇(忘れた)からの雲竜型が得意と聞きましたが」
大山:はぁ?! なにそれやるんすか? …雲竜型ってなんすか
玉野:土俵入りの形。いつもやってるだろ?
大山:いや…相撲取りではないです

実演。意外と上手い(笑)

玉野:「くまモンからの雲竜型」やって。
大山:くまモン?! くまモンって(自分の体形)まんまじゃないですか。

実演。意外と上手い。

玉野:「法月くんはパプアニューギニアの雨乞いの儀式が得意と聞きましたが」
法月:パっ…ああはい。村長に教えてもらったので(しばし考え)行きます。
玉野:何か音楽とかいる?
法月:じゃあ腿をこうやって叩いてください
みんな:(腿を叩く)

実演。それっぽい歌を歌いながらまとめる。ちょっとライオンキングっぽい。上手いな(笑)

玉野:「結婚式の儀式もできるとか」
法月:結婚式?! …一度だけ見たことがあるので
玉野:ひとりで大丈夫?
法月:じゃあ新郎と新婦役で二人立っていてください
玉野:藍里と司
ふたり:(まきこまれた~って顔)
法月:立ってるだけでいいから。こっち向いて(超クール。でも笑顔)

実演。さっきと微妙に違う歌。なんかありそうこういう歌。
法月くんが歌い終わったのを見計らってノッてくる松浦くん。
それに合わせて返す常川くん。
みんなノリがいいし臨機応変! 鍛えられているなー。

玉野:ダンスで田植えを表現して。新太と藍里と司!
三人:田植え? ダンスで??

実演。三者三様、得意なダンスで田植えをイメージした動き…? カオス!
大山くんも法月くんも玉野さんも声もなく笑っている。
石川くんと常川くんが上手にはけたのに気づいて
慌ててダッシュで上手に向かう松浦くん。
そこはダンスじゃないのかい(笑)

玉野:そろそろ時間かな?
大山:え! 田植えで終わりですか? じゃあ玉野さんからひとこと…
玉野:いや、みんな次の仕事の告知とか言いなよ
法月:アルターボーイズに全力です!
大山:アルターに賭けてます!
玉野:(いやそういうのいいからって顔で)何かないの司
松浦:(必死に思い出して告知)
玉野:藍里は?
常川:(必死に思い出して告知)
玉野:新太
石川:(必死に思い出して告知)
玉野:ノリは?
法月:アルターがすべてです!

大山くんと法月くんはまだ公表できないってことでしょうか。
正直キミたちのスケジュールを知りたかったよ私は!

そんなこんなで予想外に楽しめた舞台でした。
いやあ、観てみないとわからないものですね。
アフタートークも楽しかったですが
実は一番良かったのは本編最後のメドレー。

今回歌った曲をメドレーで歌ってくれるんですよ!
それも全力ダンス付きで!!


ライブではもう一度聞きたいと思っても叶わない場合があるのに
叶えてくれるこのサービス精神!

そういや クラブセブン でもそうだったなー。

限界までサービスしてくれてすっごく楽しかった。
オリジナル脚本のインパクトですっかり忘れていた。
玉野さんの演出って隙間なく密度が高い感じだったんだわ。

こりゃあレガシーチームとの合同の追加公演に行ってしまいそうだ。
内容がよくわからないけど
同じことするのか(Wキャスト揃っているのに?)
違うことするのか。
テニミュで言うドリライ的な公演なのかな?

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プロフィール

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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