歌劇でよかった:残酷歌劇ライチ☆光クラブ

しれっと昨年の観劇感想更新シリーズ。

河原さんの演出はアングラ風味なので
この原作に合うんじゃないかな。
と原作読む前に思いました。

アングラ苦手なんですけど河原さんの演出は楽しめるので
この舞台も楽しめそう!
なにより主演の中村倫也くんを見たいぞ!

というわけで観てみました。


残酷歌劇ライチ☆光クラブ

観劇:2015年12月27日(17列目下手)
劇場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:古屋兎丸
演出:河原雅彦
パフォーマンス演出:牧 宗孝(東京ゲゲゲイ)
脚本:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)

ゼラ:中村倫也
タミヤ:玉置玲央
ジャイボ:吉川純広
ニコ:尾上寛之
雷蔵:池岡亮介
カネダ:赤澤 燈
ダフ:味方良介
ヤコブ:加藤 諒
デンタク:BOW(東京ゲゲゲイ)
MARIE・MIKU・YUYU(東京ゲゲゲイ)
女教師:KUMI(KUCHIBILL)
ライチ:皇希
カノン:七木奏音


観劇前に原作を読んだのですが
これ舞台にできんの?!
というのが正直な感想でした。

けど元々舞台だった話をマンガにしたとあとがきに書いてあってビックリ。
え、これを舞台でやったの??
うわ、嶋田久作がライチ役だ。まじか。

そして感想は
カノンとライチの物語だなと思いました。
悲しく美しく前向きなお話だと感じました。
これは誰を主人公にして読むかで印象がかわる話ですね。

今回の舞台の主役はゼラ。

おかげで退廃的な物語で
純粋な狂気が熱狂するとこうなるのかという
一代限りの短命王朝の興亡を見届けた気分でした。

エロとグロもあるけど
少年たちの純粋さと行き過ぎた行動がメインで
それを歌とダンスで表現するので
原作より入りやすいと私は感じました。

東京ゲゲゲイというダンスユニットが
このライチ☆光クラブという作品に合った躍動的なダンスを
添えてくれたので
ドロドロした感じが薄まっていたようです。

それに歌が好みで
声の綺麗なひとが多いのも良かった。
カノン役の子の歌声が特にキレイでカノンぽい!

中村倫也くんは意外に歌える。
そういや『フルモンティ』でも歌っていたな。
中世的な彼が美を求めるゼラを演じるのは
無理がなくて説得力がある。
原作では感じなかった熱を感じたのも特徴かも。
やっぱ生身のひとが演じると違いますね。

演出は
内臓ぐちゃあも
便器も
血みどろ感も再現していました。

女教師をそう表現するのはビックリしました。
ポールダンスか!
エロとグロとアングラ感に似合う方法だなぁ。

アイアって本水OKなんですね!
これが一番びっくりした。

ラストに水というか血? が降ってくるんですけど
ホントの水でビックリした。
前方何列かにはビニールシートが配られていたから本水で間違いない。

大千穐楽だったんですけど
カーテンコールで特別な挨拶はナシ。
うん。それで正解だと思う。
この舞台は役者の素の部分は見えないままのほうがいい。
それに精根尽き果てていたひとも多かったようなので
全身全霊でみせてくれたんだなーと嬉しくなりました。
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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