し、師匠ですか?!:舞台『ハイキュー!!』

今年はやたらアイアシアターに行っています。
なぜか、かなりの確率で雨に降られます。

ナルトのときはどうだったか覚えていませんが
東京喰種のときはかなり降りました。
ビアンカのときは行くの止めようかと思うくらいの土砂降りで
今回のハイキューもきっちり降ってくれました。

駅から離れているのでできれば降らないでほしいんですが
天候ですからね、しかたありません。

そしてどんどん席が後方になるのが笑えます。

ナルトのときは5列目
東京喰種では8列目
ビアンカでは12列目
ハイキューではとうとう21列目になりました。

21列なんてあるのか!
会場で位置を確認したら最後列でした(苦笑)


ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー!!

観劇:2015年11月18日(21列目下手より)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
演出:ウォーリー木下
脚本:中屋敷法仁

日向翔陽:須賀健太
影山飛雄:木村達成
月島 蛍:小坂涼太郎
山口 忠:三浦海里
田中龍之介:塩田康平
西谷 夕:橋本祥平
縁下 力:川原一馬
澤村大地:田中啓太
菅原孝支:猪野広樹
東峰 旭:冨森ジャスティン
及川 徹:遊馬晃祐
岩泉 一:平田雄也
金田一勇太郎:坂本康太
国見 英:有澤樟太郎
矢巾 秀:和田雅成
渡 親治:齋藤健心
花巻貴大:金井成大
松川一静:畠山 遼
嶋田 誠:山口賢人
滝ノ上祐輔:坂口慎之介
武田一鉄:内田 滋
烏養繋心:林 剛史


なるほどこれがハイパープロジェクション演劇。

映像ガンガン使っています。
セリフが出て来ちゃうのはテンポ合わせるのが大変そうですが
スコアやメンバーが表示されるのはわかりやすくていいですね。
烏野はバッチリだけど
青葉城西はイマイチ把握していない私のようなひとにはやさしいシステム。

ただなぁ、これ観る位置によって満足度変わるんじゃないかなー。

私は最後列だったので映像に関しては実に見やすかったです。
この劇場、後方はちゃんと段差がついているので見やすいし
引きで観ている分、全体が見えるので映像もキッチリ見えてストレスフリー。
映像が見やすいように舞台中央は八百屋になっていたし
しかも盆も作ってあったので途中回転する演出も出てきたのには
予想外でうひょーと喜んでしまいました。
八百屋の盆だから変則的な角度になっておもしろい景色になるし。

内容は原作の3巻まで。

つまり
小さな巨人と日向の出会い
中学時代の影山との対戦
高校での3対3
青葉城西との練習試合
鵜飼コーチの参加
西谷・東峰の復活
町内会チームとの練習試合

あたりを中心に丁寧にまとめられていました。

というわけで青葉城西の出番はすごく少ない
特に及川が本格登場するまでが長い。
そういや及川って練習試合のとき遅れて来たんだったね。
おかげで全然出てこなかったよ。
出てきたらなんか印象的な客席下りがあったけど。
日向に「長いっ!」とツッコまれてたけど(笑)


以下、本格的にネタバレします
ご注意ください。

.
開始がママチャリ群唱、さらに女装があったので
演出シャトナーさん?? と思ったりしました。

あと舞台の両サイドに白いひとたちがいて
「ひぃっ!幽霊?!」と思ったり。
レインコートというかベンチコートかな
長く白い衣装を着ているひとが黒衣ならぬ白衣として大活躍。
ペダステで言うパズルライダーの役割ですね。
この白衣が主に青葉城西のひとたちだったんでしょうが
初見で誰が誰やら分かるわけがない。
おまけに遠目だ。

あ、このプロジェクション演劇
双眼鏡の使いどころに悩む演出が多くて
最後列からでは双眼鏡なしには役者さんがよく見えないのに
映像演出が多いので双眼鏡使うと映像を見逃すというジレンマがっ!

早々に双眼鏡を諦めて観ていました。
この舞台はどのあたりが一番見やすかったのかな~?
前過ぎると映像が見えにくそうだし
後方だと表情まで確認できないし。

脚本はかなり原作に忠実になっていました。
細かいネタも再現してくれたので
原作覚えているとにやりとする場面が多くて楽しかった。

エアーサロンパスのにおい
影山の王様コスプレ
烏野ジャージ着用の決めポーズ
日向のサーブが影山の後頭部直撃
「やってしまった」の日向
西谷と田中のソイソイソォイ

どれも嬉しかったけど
西谷と田中のソイソイソォイは完成度が高くて素晴らしかった!
超高速で面白いし!

というか
西谷と田中のキャラ再現度が高かった!
どっちも大好きなキャラだからそれだけでテンションMAX!

田中がまんまで観た瞬間「田中サ~ン」とクギヅケ。
セリフもいいんだけど、動きが田中なんだよなー。
じっとしてないとことか、田中のポーズとかビシッと決まって
「これだよこれ!」と思わず握りこぶし。
服の中に手を入れてボイーンとやった突然の「オレの姉ちゃん」には爆笑。
あれはどうやらアドリブ。ナイスだ!

西谷は途中からの登場で難しかったと思うんですが
勢いが西谷!
男前な言動が西谷!
動きが西谷!

特にフライングレシーブがふわっと静かでキレイ。
ローリングサンダーも再現してくれたしお見事でした。

同じく途中からの登場の東峰も同じ苦労をしたと思うんですが
西谷とは違う存在感で旭さん! って感じでした。
身体はデカいのに小心者ってのが伝わってきた(笑)
スガさんにタジタジになっている場面とか。
この舞台は「わー原作通りだ~」と楽しい場面が多いんですが
さすがに旭さんが復活するくだりではうるっとしました。

月島は登場した瞬間「ツッキー!!」と驚きました。
長身でスタイルがツッキー!
けど嫌味はちょっとキツ目だったかな。
もっとかるーくドライに言っているイメージだったんですが
思ったよりねっとりでした。
ちょっと気になったのは最初のアレ大地たちの前で言うのは
良くないのでは?
まぁ、脚本演出の都合だろうからツッキーのせいではないんですが。

そのツッキーの隣にいる山口がまた見事で
ツッキーしか見ていない役作りが健気でカワイイ(笑)
まるでキルヒアイスだな。
そんなツッキーべったりな山口が独り立ちするきっかけの
フローターサーブの場面は嶋田マートをガン見しているのが良いです。

嶋田マートもまんまだったなー。
どこが、というのは言えないんですが
なんかイメージ通りなんだよなー。
どうやら共演者からも「嶋田マート」と呼ばれているようで
カーテンコールで名指しされたときドギマギしたそうです。
山口賢人さんって呼ばれたから。
あ、カーテンコールは日替わりで一人ずつコメントするようです。

謎だったのは菅原がどつかれ要員になっていたこと。
やたらどつかれててカワイソウ。
セリフとか役割は原作と同じみたいなんだけど
ハッキリした活躍の場面がないから
キャラを立たせるための演出?
田中からもボールを命中させられていたし。
あれは日替わりなのかな。
本気でビックリしてたっぽかった(当てた方も当てられた方も)。

目立たないキャラ担当の縁下はオイシイ立ち位置でした。
目立たないことをネタにしていましたからね(笑)
演じたのは川原一馬くん。
テニミュDVDで観たことあります。
あの時は坊主でハキハキグイグイくるキャラだったのに
今回は目立たなかったよ。スゴイな。

主将の澤村は難しいのかな。
怒り方はもっとジワッとした感じがほしかった。
微笑みながら怒るっていうのやっていたのかもしれないけど
遠目ではわかりにくかったな~。
影山みたいに映像で表せばよかったのに。
それだとネタが被るからダメなのかな?
でも月島に「いい性格の悪さしてるね~」のセリフは上手かった!
実感籠っていたから笑った!

難しいといえば武ちゃん役も苦戦してたな~。
演じた内田滋さんは応援している役者さんのひとりで
実はこの舞台を観に行くきっかけになったひとなんですが
武ちゃんみたいなタイプの役を見たのは初めてで
健闘しているんですが、あとひといき! って感じでした。
とか言ってますが、初見ではどうしても全体を見てしまうので
ちゃんとは観れていないのが悔しい。
あ、「ポエミーだった?!」で空気を変えたのは流石でした。
そのあとの客イジリは必要でした??

鵜飼コーチはイイカンジでした。
練習試合では嶋田マートたちを連れて
見に来てくれたりして出番が増えていました。
音駒との対戦予定を聞いて
コーチを引き受けるときの勢いとテンポが良くて
流れるようで笑った。


烏野は徐々に登場人物増えるから把握しやすかったんですが
青葉城西は一気に登場したのでちょっと無理でした。
脳みそのキャパ少ないもので…

ただ金田一国見はさすがにわかった。
影山のチームメイトで出番早かったし。
けどこのふたりで嫌味を言うとストッパーがいないから
際限がなくなってしまってちょっとクドイかな。
原作では金田一と先輩(矢巾?)の会話だから
もっと抑えた感じになっているんだよなー。

及川はバレー経験者が演じているだけあってさすがのジャンプ力でした!
セリフは声優さんを参考にしたようで
似てるなーと思う瞬間が多かった。
まだ馴染んでいなかったけど演劇初心者ってことなので
今後どんどん慣れていくのかな。

原作に忠実で良くまとまっていたんですが
さすがに削られた部分もありました。

教頭のヅラとか
潔子さんとか
青葉城西の監督とか
町内会のオッサン組の青春イジリとか

このあたりは無くても構わないんですが
無くなっていて残念だったのが

「レシーブもトスもスパイクも全部俺一人でやれればいいのにって思います」
の影山の本音。
それを聞いて笑いながら諭す大地。
そして髪をぺたっと押さえてマネする日向。


これは入れてほしかったなー。
この場面大好きなんだよー。


あと気になったのは
影山が及川を説明するときに

俺の師匠です

って言ったのは違和感がありましたね。
いや、師匠という側面もあるし
心の中では師匠だと思っているかもしれないけど
ほかのひとに説明するときに言うのは違うんじゃないかな。
実際、原作では「先輩」って言っているんだし。

あ、歌いませんでした。
「なんで居る?!」とか「孤独の王様」とか
今にも歌い出しそうな瞬間もありましたが、歌はなし。

けど、それは正解だったと思います。
ハイキューはテンポのいい展開が持ち味だし
演出もテンポ重視で
ダンスというかアクション中心だったから
歌に乗せたらテンポがかわってしまいそう。

試合はイマジネーションが試される感じで…
いろんなパターンで試合の風景を見せてくれるんですが
実際には見られない状況が多々あり
それが演劇的でおもしろい。
けどあまりに敵味方入り乱れたときは「バスケ??」と思ったのも事実。

ネットに文字を映す演出も良かった。
セリフや人物名が役者の近くに表示されると
自然に視界に入るので嬉しい。

「頂の景色」や日向の翼も再現してくれるんですが
いろいろ工夫していました。
特に日向の翼はすべてパターンを変えているので凄かった。

やたら持ち上げられる日向のポーズとるの大変そう。
そんな日向を演じたのは須賀健太くん。
キャリア長い須賀くんだから安心してみられます。
身体能力も高いし安定していました。
いつの間にか移動していろんなひとに絡んでいるんだよな~。
そのあたりが日向っぽかったです。
田中とも西谷ともあっという間に仲良くなって
それが違和感なかったのがよかった!

影山はすごく影山でした。
ボゲェ! の再現度も含めて見事でした。
演じた木村達成くんはナルトでカブトをやっていたんですが
それほど出番が多くなかったからわからなかったけど
もしかしてカブトの再現度も高かったのかな?
影山の本領が発揮されるのはもっと試合をこなして
いろんな人のプレイを参考に進化したり
みんなに合わせてトスを上げ始めてからだと思うので
木村くんの影山で観られるのが楽しみです。

と当然のようにキャストそのままの続編があると思っているんですが
実際どうなんでしょうね?
次回は音駒だ! って感じで終わったし、ありそうだなと思うんですが。

今回15分の休憩を挟んだ二幕ものだったんですが
一幕目50分
二幕目1時間10分なら
休憩いらないんじゃない? と思ったんですが
休憩に入る流れが素晴らしかったのでOKです!

でもほんとは一気に観てしまいたい。
役者さんや演出の都合で必要ならしかたないですが
2時間くらいなら一気に観てしまいたいなー。
けどアイアで観たものは全部休憩ありだから
劇場の事情(ってどんな?)かもしれません。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カウンター
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
FC2 Blog Ranking