DVDでも十分伝わったパッション:超歌劇 幕末Rock

春ごろに友達から借りた『超歌劇 幕末Rock』DVD。

今泉のもっくんが出ているから、という
軽い気持ちで「貸して」と申し出たんですが
貸出の超歌劇DVDと一緒に
アニメのDVDも持参してくれた友達。

幕末Rockは
もともとゲームが原作で
アニメになり
さらに舞台(超歌劇)に発展したという作品。

というわけで
友達の解説付きでアニメを一気見してからの
超歌劇鑑賞となりました。

しかもゲーム好きな友達なので当然ゲームもプレイ済。
そのあたりの解説もあった、と思うのですが
どこがゲームに沿っていて
どこがアニメオリジナルなのか
いまいち記憶が定かでない。

DVDも何度も観て…
観すぎて、完全に超歌劇に上書きされているし。

さっさとネタにしとけ、って話です(苦笑)


超歌劇 幕末Rock

時期:2014年12月
会場:天王洲銀河劇場
演出・脚本:吉谷光太郎

坂本龍馬:良知真次
高杉晋作:太田基裕
桂小五郎:矢田悠祐
土方歳三:輝馬
沖田総司:佐々木喜英
お登勢:山岸拓生
近藤勇:友常勇気
井伊直弼:小谷嘉一
徳川慶喜:Kimeru


面白かった!!!

DVDですが
物語と演者の熱に引き込まれて
いつの間にか身を起こして(開始時は寝そべっていた)
食い入るように観ていました。

龍馬に「みんなワシにパッションを貸してくれ」と言われたときは
よし来た! とその気になった(笑)
そういう観客参加型の舞台は難しいと思うんですが
やりきった演出に拍手!

アニメで見た印象的な場面を再現してくれているし。
「サプラーイズ」と「静まれ! 静まるんじゃない!!」は名場面!

パージどうすんの? やるよね? 引き抜きとかブッ返りとかあるしね?
と思いながら観ていたらもちろん再現してくれてるし。

アニメで見たときより役割が大きくなっていた
井伊と上様にクギ付け。
まさかこの二人が歌うとは。それがあんな曲だとは。

役者さんとキャラもあっているし
もっくんのへたれ天然さんなとこも生かしてくれているし(笑)
つうか周囲のキャラが強烈すぎてシンディちょっと不利じゃね?

アンサンブルが踊りまくりで見応えあるし。
なにより曲がカッコイイ!
燃える!

客席も楽しそうだし。
統制のとれたペンライト群にビックリよ。
いつの間にか色が変わっているし、臨機応変だし。

これは生で観たらもっと楽しいんだろうなー。
たしか再演するんだよね?
主要キャストも変更ないんだよね?
いつだ?!


と調べ、即座に公式に登録し抽選に参加。
みごとチケットゲットで来週の観劇が楽しみでしかたない状態です。
おまけにライビュのチケットも確保しているという熱の入れよう。
今年のお盆休みは幕末Rock一色だ(笑)


以下、いつも通りダラダラした感想。

時代は一応、幕末。

だけどなぜかエレキテルが異様に発達していて
楽器も発展している世界。
幕府も音楽を利用して人心を掌握しようとしていて
幕府公認の天歌(ヘブンズソング)以外の音楽を禁止している。
ので当然ロックも禁止対象。
音楽を通じて自由を獲得しようと奮闘する龍馬が主人公。

登場人物も幕末に実在したひとたちなんですが
なんかちょっと違う。

幕府公認の頂点愛獲(トップアイドル)新選組
それに対抗するのがロックを奏でる幕末の志士

天歌 VS ロック

という構図で話は展開していますが
どっちかっていうと

歌って踊るアイドル文化 VS 楽器を演奏するロック文化

って感じを受けました。
戦国鍋のライブがそういう構図だったので
その影響が残っていて連想したのかもしれません。

アニメを見ているときに友達から5人組という情報を貰っていたので
そっか、龍馬と桂さんと高杉に西郷さんとかが加わるのだな
と思って見ていたんですが
違いましたね。

え? 君たちが加わるの??

という超展開。
いや、オープニング&エンディングを見れば気づくはずなんですけどね。
1話目以降は飛ばして見ていたので…

超展開と言えば
楽器を銭湯に持ち込んでライブとか
どっから吊されているのか全くわからないペガサスとか
成層圏突入とか
ロケットで大移動とか
恐るべきおバカアニメっ! と戦慄したんですが
結構、超歌劇でも採用されていたことに驚きました(笑)

アニメでも歌いまくるので
超歌劇でも当然歌いまくり!
もともとのゲームが音ゲーでアクション? アドベンチャー?らしいので
ガンガン曲が流れるらしい。
その曲の使われ方がゲームと違うときがあるから
ゲームを知っているとモヤっとすることもあるようですが
私は知らないので問題ない!

けど歌が入ると展開が遅くなるので
このアニメのスピードが殺されてしまうのではないかと危惧したんですが
そこは歌に物語を被せてくるという荒業で回避。
歌っている声のボリューム抑えてセリフを被せてくるとは。

おかげで密度の詰まった勢いのある舞台になっているけど
歌を聞きに来た役者ファンのひとは複雑なのでは…?
まあ、それぞれ見せ場はあるので大丈夫かな。

キャストがみんないい感じにハマっていたのも高ポイント!

以前に見たことあったのは
シンディ役のもっくん(ペダステの今泉)と
そーちん役のヒデサマ(クラブセブン)と
近藤役の友常くん(ペダステ2代目田所)と
井伊役の小谷くん(ハンサム落語)の4名。

もっくんは今泉同様「スカシ」と呼ばれる役ってことに笑った。
熱くカッコイイ役なんだけどどっかふわっとしてる(笑)
桂さんに頭上がらない感じとか。
これはシンディのツメ甘さか?
ラストいきなり操られてるし!
“生きてゆこう”は好きな曲。けど背後のタップに乗っ取られかける謎演出。
自分の足でしっかり踏みしめる、という意味?

ヒデサマはそーちん役のほうが輝いていましたね!
こういう役がハマるひとなのか~。
凄くイキイキしていた。
「サプラーイズ」を実に楽しそうにやっていて笑った!
カーテンコールでの用意周到なところにも感動。

小谷くんは後に発覚したテニミュでもDVDで見ていた事実。
そっか、タカさんのひとか。
でも井伊のほうが好きだな~。
素顔のはにゃ~っとした感じとのギャップも楽しいし。
井伊の“黒曜蝶”好きだな~。振付も好き。

そーちんと井伊は良く似ていて
ふたりとも●●のために、と行動しているのに
肝心の●●の気持ちや考えを無視して暴走するので
結果、迷惑をかけている残念なひとたち。
ストーカー気質っていうのかな(苦笑)

素顔とのギャップといえばヒジゾーさんの輝馬くんもかな。
表情筋を動かさないヒジゾーさんだけど
本人はにこやかでふわっとしてる。
特典映像でヘリウムガスと戯れる様子がかわいらしかった。
つうか、このひと若いんですね。
ヒジゾーさんが年齢高めの設定だからかおちついて見えたけど。

ヒジゾーさんの背景がわかんないんですよね。
生意気なそーちんが近藤と土方には従うっていうのにも
理由がありそうなのに
近藤のエピソードは紹介されたけど
ヒジゾーさんに関してはなかったので残念。
再演で補強されているといいんだけど。

そういや超歌劇では
今はプロデューサーに徹している近藤が
実はアイドルとして上り詰めた過去を持っているのは
紹介されていない、か?
知ってるからサラッと見てたけどどっかで言っといたほうがよさそう。
パッション大陸の役割って重要だったんだな~。

先生役の矢田くんは歌声がカッコイイな!
力強くてびっくりした。
先生役にふさわしく常に落ち着いたテンションなのに
カーテンコールではノリが良くて好きだ。

龍馬はいろいろ大変な役ですねー。
演じる良知くんの経歴が異色すぎてビックリ。
元Jr. → 元四季 → 現在
道理で舞台慣れしていると思った。
なんかアニメよりカワイイ龍馬になっていたような。
だから応援したくなるのかな。

そしてKimeru様。名前は知っていたんですが初めて観ました。
謎の美少年のときはフーンと観ていたんですが
上様になってからの姿にやられた。
なんだあの歌声! この人が天歌うたえば泰平化一直線だよ!
という大迫力。
ゲームを知っている友達にいわせると
上様はもっとかわいいのに。あの曲も井伊とのデュエットなのに。
とのことでしたが。
私は好きだな、ブラック上様。


ちなみに一番好きな曲は“非常幻想~オーバーミラージュ”
「静まれ! 静まるんじゃない!!」と「サプラーイズ」も含まれる
盛り沢山なのもポイントですが
ダンスナンバーってことが高ポイント!
私は歌って踊る曲が好きなんだなーと実感しました。
だからそれを見て「腑抜けたパフォーマンス」と評する近藤に反感が…
すっごく楽しかったのに! 君とは意見があわないな(笑)
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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