トラウママンガもここまできたか:キス&ネバークライ 全11巻

ちょっと前に完結した作品。
もう新しい作品もコミック化されて久しいですが
いまさら最後まで読んでみました。

これまでの感想 1~3巻


キス&ネバークライ 全11巻 (小川彌生)

フィギュアスケートの話ですが
ヒロインには暗い過去があり
それを救済するまでの物語でもあります。

『MARS』(惣領冬実)
『天国の花』(稚野鳥子)
『瞳元気』(藤崎真緒)など
同類のことをテーマした少女マンガは過去にも読んだことがありますが
ここまで戦ったヒロインは初めてです。

そしてこんなにヘタレた彼氏も初めてです(苦笑)

いや、今までは多少強引でも愛に包まれて彼女が幸せになるって
展開だったので
ヘタレではいつまで経っても物語が終わらないから困るんですけど。

そしてこんなに組織的な相手と戦ったのも初めてでした。

おまけに殺人事件にまで発展して…
未解決だったその事件にも決着するまでが中盤。

本当のテーマが前面に現れた終盤が見ごたえありました。

あくまでも逃げないヒロイン。
五輪出場を目指すフィギュアスケーターでもあるヒロインですから
スキャンダルは避けたいところなのに
自ら会見に臨んだ決断には胸が熱くなりました。

あくまでも公の立場から逃げなかったヒロインに拍手!!

それに引き替えオッサンどもの腐った性根っ!
こういう奴らの常套句
「お前が悪い」って言葉が陳腐すぎて笑ってしまう。

違う! お前の自制心の無さがすべての原因だっ!!

こんな奴らと向き合わないといけないヒロインは大変だったよ。
だからこそ
どこまででも付き合ってくれるヘタレな彼氏がベストなのでしょう。

そういや腐設定のヒロインに
心の傷がそうさせたのか、とも思いましたが
それもあったのかもしれませんが
どうやら普通に好きなようで…
この作者のオタク心あふれる設定に愛を感じました(笑)

『きみはペット』でも
すみれちゃんがナチュラルにガンダムネタとか盛り込んでたもんなー。
 
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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