確かにイタコだった!すごいよ河村隆一!!:舞台 銀河英雄伝説

ついに観ました。
舞台版『銀河英雄伝説』第二章。
購入してから何か月経ったんだろう…

舞台 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇 [DVD]舞台 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇 [DVD]
(2012/07/20)
河村隆一

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銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟編

観る前から「河村隆一のヤンがすごい」という評判は聞いていました。
どう凄いのかというと

アニメのヤンの声にそっくり!

なんだそうです。
それを味わうべく、アニメをレンタルした私。
だってそうしないと似ているかどうかわからないじゃ~ん。

2巻か3巻くらいまで見ました。
全部観るのもアリだったんですがライバルが多くて
レンタル中率高し!
争奪戦でしたよ(笑)

しかし参戦した甲斐がありました。

ヤンの開口一番、ガバッと起き上がるくらいの衝撃…っ
似てるっ! スゴイっ!!

最初だけかと思ったらずっと似ていた…
え、河村隆一ってどんな声だっけ???
だんだんわからなくなってきた。

これは確かにお見事。
もはやオタ芸…いや憑依芸…いやなりきり芸…
ええと、見事な役作りでした。

こういうアプローチもあるのか。

第一章ではキルヒアイスがひたすらラインハルトを見つめる
という役作りをして感心したものですが
このヤンもまさかの役作りでした。

いいヤンでした!

「まさか」は、この舞台全体に言えることでした。
第一章ではミュージカルだろうという予想は大きく裏切られ
それを踏まえ
この第二章もミュージカルではなかろうと思ったら…

歌ったよ!
いきなり歌ったよ!!


巨人でも出てくるのか?!
という曲がかかった直後は魅惑のミュージカルシーン

いったい何の場面だかわからないのですが
歌って踊っての名場面。
舞台後方から重要そうなのに誰だかわからない人物が登場。
あれ誰なんだ??

まるでどっかの教団の教祖のような扮装の正体不明なひとが
突然死亡したあとは
まさかのラップです!

いや、ヤンの親友のラップではなく
歌のジャンルとしてのラップだYO!

さすがにぽかーんな私。

でもだんだん楽しくなってきた。
この舞台、一二を争うお気に入り場面になりました。

なんかこの第二章、メジャー感があるよ!
演出が変わったのか?

演出は西田大輔さん。
うーむ。知らない。

AND ENDLESSという劇団の作・演出を手掛け
マンガ原作の舞台もいくつも演出して
なんとアニメ『ぼくらの』のシナリオを手掛けているひとでした!
そしてウィキ先生による紹介には

エモ-ショナルな人間像の描写
殺陣・ダンスを取り込んだダイナミックな演出を得意とする。


とありました。
ほほう。その通りの舞台でした。

殺陣多かった!!
ダンスも多かった!!
ダンスカッコイイ~。
映像もうまく使ってわかりやすく、派手になっていました。


ロード・オブ・ザ・リングか?!
という映像のあとの一連の映像が素晴らしかった!
映像と生身の役者の融合!
すげー、こんなん初めて観た!!

この場面に限らず
映像は常に使って舞台いっぱい使ってイイカンジ。
セットはシンプルに
映像でいろいろな見せ方をしてくれました。

殺陣も随所にちりばめられ
アッキーまで殺陣があるとは…っ!
いや、ポプラン役ですから戦うのは必然でしたね。
でも戦うアッキーを観たのが初めてだったので新鮮でした。

脚本もよくまとまっていて
うろ覚えな私でも問題なく楽しめました。

ラップジェシカですら覚えていない私ですから
ほぼ初心者ですよ。
だけど改めてヤンの考え方に惚れました。

私は同盟派でした。
今なら感想かわるかな? と思ったらやっぱり同盟派でした。


ヤンはこの世界に見切りをつけて
早々に退役することを望んでいるんです。
もう期待することをやめてしまったんですね。
決して自らが「引き際のわかる」君主になろうとはしない。
自分とユリアンが安全に暮らせる程度の平和を確保できればいい、と
考えているひと。

対して
自ら伸し上がることで世界を変えようとするラインハルト。
…こう言うとなにか良さげな感じですが
このひとの動機は「姉上を取り戻すため」だからなぁ。
その結果、世界がよくなることもあるかもね~程度(苦笑)

あれ? この物語の主人公はふたりとも難あり??

うん。でもやっぱヤンの考え方は好きだな。
なんでもほどほどがいいですよ。
欲張るとロクなことにならない。

それが引き際の悪い同盟首脳陣のあの会議ですよ!

イゼルローンを奪ってヨシとすればいいのに
この機に乗じて攻めこむ決断。
和平を結べよ! 和平を!!

選挙のために戦争するとか理解できない。
たった1度のまぐれ勝ちに目がくらんだか。
どうしようもないな…
そして狡猾なトリューニヒトに本気で憤った。

続いて軍の会議ですよ。
もやっとした会議でしたが
参謀のフォーク? の熱演が光っていた。
ふわっとした作戦を意気揚々と語る彼のイキイキした顔(笑)
ヤンとビュコックに追い詰められヒステリー起こしてひっくり返る姿に呆然。

こんな強烈なキャラいたのか。
覚えてないってどうなんだワタシ。

奴のヒステリーを治めるために戦いに行かねばならぬとは
ビュコックじゃなくても嘆きたくなる。
あ、ビュコックは覚えていました。…名前だけは。

あと覚えていたのは
ユリアン、キャゼルヌ、ポプラン&コーネフ、フレデリカ
トリューニヒト、アッテンボロー、シェーンコップ。
やっぱ同盟贔屓だっただけありますね。
帝国軍よりよっぽど覚えています。…これでも多いのだ。

シェーンコップはなにか異様な迫力がありましたね。
ひとりだけ時代劇風味。
演じるのが松井誠さんですからねー。
そりゃ風格ありますわ。
けど重厚な殺陣もたっぷり用意されていてばっちりでした。

シェーンコップに関しては道原さんのマンガのイメージが強いです。
あのシェーンコップはカッコよかった!

道原さんのマンガといえば
ルビンスキーが女性だった記憶があるんですが…カンチガイ?
この舞台シリーズではフェザーンは出てこないんでしょうか?

あとは
アッテンボローが目立たない
ユリアンが大きい
ムライが大澄賢也なのに地味
ポプランがきらっきらしてる。見事なアッキーの当たり役!
ジェシカってなんでラップを選んだんだ? どう見てもヤンを…
死んでからのラップ!
ってところでしょうか。

ラストシーンでユリアンが持って行くとは…

冒頭でミュージカル展開をしたんですが
その後はそんなことはなくすっかり油断していたところに
エンディングで歌った!

ヤンが歌ったときは驚きました。

…そうか、河村隆一だったね。
彼は歌手。
ヤンは絶対歌わないキャラだと思うので狼狽えてしまいました。
河村さんがあまりにヤンだったから歌手だという事実を忘れていました。

ヤンが歌うってことはアッキーも歌います!

ウキャー!! テンションがあがります!
アッキーはやっぱり歌わないと!!

アッキー伝も観たいなー。
あ、違った。ポプラン外伝でした…
ニコ生で放送してくれないだろうか。


これで予習はばっちり。
24日のニコ生で放送の第二章が楽しみだ。
きっと私が理解していない部分での
コメントがバンバンでることでしょう(笑)


第二章、面白かった!
同盟贔屓なのを差し引いても面白い舞台だと思います。

そういやシトレが変なことを言っていた。
ドライアイスの船に乗って脱出」とかなんとか…

ドライアイスって気化しないの?
素手で触るととんでもないことになるけど…
大勢のひとが乗れるくらいのドライアイス?

これって原作通り?
まったく覚えていない!

あとジェケットを脱いだ姿がリヴァイ風なのがステキでした(笑)


ヤン:河村隆一
ジェシカ:馬渕英俚可
ラップ:野久保直樹
ムライ:大澄賢也
キャゼルヌ:天宮良
ポプラン:中川晃教
シェーンコップ:松井誠
シトレ:西岡徳馬
フレデリカ:はねゆり
トリューニヒト:井田國彦
パトリチェフ:金澤博
アッテンボロー:荒木健太朗
ゼークト:伊藤哲哉 ※ほかに無名端役も演じる
ナオミ:長澤奈央
ユリアン:桑代貴明
コーネフ:中村誠治郎
フォーク:樋口夢祈
ある男:LGMonkees
ムーア:深澤英之
シュトックハウゼン:佐藤和久
ラオ:石塚智司
レベロ:遠山裕介
ウィンザー:碓井菜央−Wキャスト
ウィンザー:佐藤愛美−Wキャスト

脚本:村上桃子
演出:西田大輔
音楽:三枝成彰/大平太一/出来田智史
振付:山崎たくや
アクション殺陣:深澤英之
舞台監督:木村 力

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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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