久しぶりの予習:小説『永遠の0』

予習のために読むのも久しぶりですが
小説自体、久々に読みました…

話題の百田さんの作品を読むのも初めてです。


永遠の0 (百田尚樹)

これを映画に…?

不安になってしまうくらい、いい小説でした。
戦争モノだっていうから覚悟していたんですが
思いのほか読みやすく
それだけじゃない仕掛けがあって実に面白かった!


祖母の死をきっかけに祖父(だと思っていたひと)から
「実は血のつながりはない」と告白され
実の祖父のについて調べ始めた

特攻で死んだ宮部久蔵と関わりのあったひとたちに
インタビューするうちに浮かび上がる若き日の祖父の姿。

現在ならフツウな感覚だと思うのだけど
当時としては異端だった「生きて帰りたい」という考えを明言する祖父。
部下たちにも「命を大切に」と説く祖父は
生き残ったひとたちから感謝されまくり。
ま、中にはその良さを理解できないひともいるんですけど。

死にたくない = 臆病 と断じるひともいるのは仕方ないか。
でもそう発言するひとが
一番最初にインタビューした相手ってのがツラい。

臆病ととられることもあるかもしれないけど
決して卑怯ではない宮部。
それどころか勇敢
そして有能

戦闘機乗りとしては非凡な才を持つようで一騎当千の実力で
それをひけらかさない強さを持つ宮部。
物腰やわらかで誰に対しても丁寧な対応。
なのに家族思い。


ちょっと、宮部さんキャラ立ちすぎ(笑)

かなり前半で宮部のことを好きになりました。
読み進めるうちにますます好きになり
死なないで~ と祈り…かけましたが
死んでいることは明らかなのでぐぬぬと唸る。

死にざま見届けるぜ!

と気を取り直して読み進めると、まさかの展開が!

確かに飛行機の不具合で不時着することもあり
と聞いたときに
それって「実は生きている」的展開もありうるよね?
とぼんやり考え
でもそうすると生き延びて宮部はどこに…?

生き延びていてほしいけどそれは今まで聞いてきた宮部像にそぐわない。

ジレンマに陥りながら読んでいくと
うわー!
なことが待っていました。

非の打ちどころの無い宮部としての生き様です。
うん。そういうことをしそうなひとだ。


原作でこの衝撃を味わえて満足。
映画だったらここまでの思い入れになったかどうか…。

いや、映画も楽しみですけどね。
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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