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2008.05.07 (Wed)

銀色の恋人 (タニス・リー)

彼氏がロボットなドラマが始まったり
彼女がサイボーグな映画が公開されたりしますね。
その時流に乗って(?)彼氏がロボットな小説を読んでみました。


銀色の恋人 (ハヤカワ文庫 SF リ 1-2)銀色の恋人 (ハヤカワ文庫 SF リ 1-2)
(2007/04)
タニス・リー

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い、いちにんしょうかー……(遠い目)
久々の一人称語りです。とまどいは隠しきれません

箱入りのマザコン少女が恋をして独り立ちする物語。
ただ、その恋のお相手がロボットだったというのが普通と違うところですね。


ママ、わたしロボットに恋をしてしまったの。


というポエム(?)からはじまるこの小説。
恋する少女は猪突猛進!
16才という年齢がなせるワザか?!
見通しの甘いところも行き当たりばったりなところもすべてが愛しい
ロボットの方が生活力があるというのがウケる(笑)

この世間知らずで甘ちゃんなジェーンに振り回されるメタルな恋人・シルヴァー
徐々に影響されロボットとは思えない言動に。

もー!! SFなんですけど、なんともファンタジック

そしてママことデーメータから自立するジェーンの物語でもあります。
…ママのほうがよっぱど血の通わないロボットのようだ。
すごい束縛&データ主義。
おかげでジェーンは劣等感に悩まされていたりして、シルヴァーが苦労していたよ。
なんかなー、デーメータという名前もそうだけど
神話のデメテルみたいだなぁ。苦手だよ、こういう母親

読む前に私がひそかに期待したようなお話とは違いましたが
第5章では泣いてしまいました。
なんなの。この切なくあたたかいラストは?!

これはぜひとも続編を読まなくては
…でもその前に山のように溜まっている借物の本を読まなければ〜。
EDIT  |  18:48  |  読書2008  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

■懐かしい……

これ学生の頃に読んで、泣いたよ!!
私が購入した理由は、表紙イラスト(川原由美子さん)が綺麗だったから(笑)
ちなみにこの本は当時、凄く流行った記憶がある……
新聞や雑誌の書評でも褒められていたし。

ジェーンとその母の確執というか。
母親の娘に対する締め付けは恐ろしかった……

確かハリウッドで映画化の話があったのですが、企画倒れかな?
原作本に何か情報が書いてありましたか?
ふじふじ |  2008.05.07(水) 20:14 |  URL |  【コメント編集】

■ふじふじさん

>表紙イラスト(川原由美子さん)が綺麗だったから(笑)
おや、表紙は変わってしまったのですね〜。
私が読んだのは画像の表紙でした。
凄く流行ったんですか??
あ、解説だか紹介文だかに「新たなロボット像を作り上げた」とかなんとか
書かれていたからそのせいでしょうか?

>母親の娘に対する締め付けは恐ろしかった……
そうなんですよ〜。もはやホラー(笑)
感情がよくわからないから余計に恐ろしい…やっぱロボットっぽい。

ハリウッドで映画化の話?! そんな情報はなかった、と思う〜。
あーでも映画にしたら面白いかも。
まるあ |  2008.05.08(木) 09:10 |  URL |  【コメント編集】

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