3度目のOSKは創立90周年記念公演でした。

すごいな~、創立90周年ですって!

一度(10年位前?)
解散の憂き目にあいながら
現在まで残っているメンバーが復活させた根性の劇団です。

日生劇場での公演は(たしか)73年ぶりだとか。

その心意気に応えるために
私もこの公演に備えて
DVDで予習してメンバーを覚えましたよ!

3人だけですが!!(少なっ)
でも彼らがトップスリーだったので結果オーライ!

彼らと言っておりますが、女性だけの劇団なので正確には「彼女たち」
でも男役のひとたちだからどうしても「彼」だと認識してしまう…


レビュー“春のおどり~桜咲く国

観劇:2013年4月7日(日)
劇場:日生劇場

席は上手寄りの3列目。
何の因果か、初めて見たときも似たような席でした。

できれば正面から楽しみたかったな~。
ダンスでのフォーメーションがすごくて
正面上方から見たら美しかったろうな~、と思える舞台でした。

しかし程よく記憶が薄れて…
正直あんまり覚えていないので(苦笑)
覚えていることだけ。

一幕目は和物
二幕目は洋物

レビューという形式ですから
小説で言うと短編集になっておりました。
物語もあったりなかったり。

とにかく華やかで難しいことを考えずに
視覚的に楽しめる舞台でした。


◆三面鏡の場面

舞台を巨大な三面鏡に見立てて
和装で踊る場面

アイデアの勝利!
そして
それを実行する難しさに立ち向かう姿勢に感心。

扇を使ったのが偉い。
あれ、一人でも落としたら誤魔化しきかないと思うんだけど
無事成功してよかった。

帯が吹っ飛ぶ勢いで踊っていたのも凄かった(笑)


◆戦国BASARAの場面

いや、そんな名前じゃなかったんですが
どう見ても『BASARA』(笑)

そう錯覚したのは日生劇場に入る前に見た
隣の劇場の次回公演のポスターの影響もあるかと思います。

どうやら宝塚歌劇団で『戦国BASARA』を舞台化するようですよ。

しかしポスターを見たときの強烈な違和感…
正直、宝塚よりOSKのほうが
BASARAの精神を具現化できる個性を持っていると思います。

それより宝塚は『銀河英雄伝説』の続編を作るべきでは?

それはさておきOSKの舞台です。
歌も良かったんですよ。
カッコイイ曲でした。


それに合わせて
力強く踊るBASARAなひとは
前田慶治かな~?
と思って観ていたんですが、どうやら違っていたらしい。

いや、誰だか特定しなくても楽しめるようになっていたので
観た人が好きなように想像して観ていいと思います。

この場面、もう一度観たいな~。


◆ポカリな場面

やたら爽やかな場面。

砂漠っぽいところで
白っぽい中東の民族衣装のような服に身を包んだ少年少女。

それが何年も前のポカリのCMを連想させたので
見た目以上の爽やかさを感じさせたのかも。

大勢でミュージカル調に歌い上げるのが大変良かった。

この場面も、もう一度観たいな~。


このもう一度観たいと思わせる場面の両方に居合わせたのが
男役トップスリーの一角に入る桐生麻耶さん。

DVDで観た『桜彦翔る』では親友の瀬戸を演じたひとです。

このひと、爽やかパート担当なのか…?
おかげで好印象。
数少ない顔を覚えられたひとの一人です。
あとは名前を覚えれば完璧だ!


◆三角関係の場面

お気に入りの桐生麻耶さんは不参加の
この場面が一番印象に残りました。

というのも、倒錯的でキョーレツな場面に仕上がっていたから(笑)

最初は普通に男女のダンスだったんです。
情熱のタンゴですよ。

おお、男が口説き、女が応じる様子を
タンゴでみせるなんてオシャレでござるなぁ。


なんて最初は普通に観ていたんですけど
途中でもう一人男が登場してから様子が一変。

ん? ひとりの女を巡ってふたりの男が丁々発止か??

最初はそう思いました。
最初はそんな感じでした。

しかし気づいたら男二人で手に手を取って踊り始めた

ハ?!

ぽかーんですよ。
何のサービスかと(笑)
しかし笑えたのはここまで。

気がついたらふたりの男が熱烈なKISSをかましています。

へ?!

なんだこれなんだこの場面は?!
笑うところか?!
いつもこんななのか?!
さすがふじふじさんとももたみさんが応援する劇団!!

それを見た女が怒りのダンス!

こんないい女を放っておいてなんだお前ら!

と怒りが籠った
とてもイキイキしたダンスでした(笑)

最初は男ふたりが自分を取り合っていい気分だったのに
気がついたら蚊帳の外ですからね。
そりゃあ怒りますよ。


このふたりの男を演じたのが
男役のトップとセカンド。
桜花昇ぼるさんと高世麻央さん。

設定としては
桜花さん演じる男Aが
高世さん演じる男Bを見初めて…ってことらしい。

いやまあ、そんな設定はどうでもいいんですがね。

問題は
舞台上であんなぶちゅーっとかましていいんですか?!
ってことですよ(力説)

って、まあ、それこそどうでもいい話なんですが。

だってかなり長い間かましてたんですよ。
私はびっくりした。
そして

さすがだな、と。

OSKはふじふじさんとももたみさん(ふたりとも若干?腐っている)が
長年応援している劇団です。

おもしろいから観て!

と誘われて観に行ったのがきっかけです。
その「おもしろい」の意味がこういうことだったのか、と
腑に落ちた瞬間です。

しかし観劇後、確認したところ

こんなことは初めてだった!
観た私たちもビックリして動揺したんだ!!


と力説されたので
それはどうやら誤解だったようです。

そう、真のおもしろさは
ぶちゅーのあとに
女の怒りのダンスがあったところ。

笑いでオトシている点が良かったのだ。

そういうのは大好きだ!


というわけで
OSKには『BASARA』を体現できるし
『銀英伝』の同盟パートをやってほしいと思うわけです。



しかしこの劇団、今後どうなるのかがとても心配です。

スター制度(っていうのか?)を確立している劇団です。
何年もそのトップは不動。
そのプレッシャーはいかばかりかと部外者ながら気にかかります。

同じくトップスターを明らかにしている宝塚は
定期的にトップを入れ替えています。

そうすることで話題を作り新しい客層をとりこんでいるんですが
そういう手段を使えないOSKは…
と心配になるのです。

そうか。
そういう庇護欲を刺激されて応援してしまう
ってこともあるのかな?
 
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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