2回目のOSKはDVDで『桜彦』でした。

女性だけの歌劇団と言えば宝塚が有名ですが
実はほかにもあるんです。
それが“OSK”。

縁あって 三越劇場で初めて観たの が数か月前。
そのときに4月公演も行くことを約束させられ
それを数日後に控え
だいぶ前にお借りしたDVDをようやく拝見。

いや、正確には数か月前に三越で観たときに
その勢いに乗って1度観ているんですが
感想あげていないし、まったく覚えていないので(苦笑)
新鮮な気持ちで観ました。


桜彦翔る!~必ず戻る 愛と友情のために~

『走れメロス』をモチーフにした物語。

長年、戦争を続けている天標の国とラセツの国。
今も決着せず、ラセツの国に天標の王子・桜彦が人質として滞在。
桜彦に密かに思いを寄せるラセツの若き女王ゼノビア
ゼノビアに密かに思いを寄せる家臣ラバーナ

ゼノビアが若くして女王になったのは
父が急逝したから。
その急逝を呼び起こしたのはラバーナ。

そのラバーナを操っているのが魔女アリアンローザ
戦争で夫と子供を亡くした彼女は魔女となり
二つの国を恨みに思い戦争を長引かせようと暗躍しているのだ。

…どこに『走れメロス』の要素が??

天標の国から親友の瀬戸
桜彦の「父危篤」と「妹結婚」の知らせを携えて忍んできます。

おお、『メロス』っぽくなってきたぞ。

しかし桜彦さんはすっかり達観していて
これ(人質生活)が運命なら受け入れるまで。なんて言って
帰ろうとしません。

えええ~、それじゃあ『メロス』にならんがな!

しかしかつて天標からラセツに贈られた咲かない桜が初めて花開いたとき
桜彦の運命もひらきます。
運命の桜が咲くのなら私も動こう!
と、反抗開始。

瀬戸を身代りに桜が散るまでに帰ることを約束して
故郷の天標へ出発!

おー、『メロス』になった!

しかし、確か『メロス』では王の頑なな心を
その友情で熱くさせ、自由の身になるはず。

この話には色恋が絡んでいるからそううまくいくのか?

頑なな王のポジションはラバーナだと思うんだが…
恋敵が帰ってきたらますます拗れそうだよなぁ。


大丈夫!
桜彦の友情と愛の気持ちは
ラバーナどころか魔女の心まで解きほぐし大団円!!

桜彦とゼノビアが結婚して戦争も終結。
ハッピーエンドです。

いろいろツッコミどころもありますが
いいんです!
多少ツッコむところがあったほうが楽しめますから。


桜彦翔る!エピソードⅡ~黄泉へ 桜ふたたび~

続編。
今度は『イザナミとイザナギ』の要素が。

結婚して子供の誕生を心待ちにしていた桜彦のもとから
ゼノビアが失踪。
そこへ魔女の娘ヴィヴィが現れ「ふたりは黄泉の国にいる」。

というわけで迎えに行く桜彦。

黄泉の国にはアリアンローザに魔女の力を与えた黄泉の王
死んだはずの桜彦の父
前作のラストで死んだラバーナがいます。

やったー! ラバーナが再登場!!

前作で自決しちゃったから
ラバーナの出番はないのかと諦めていたので
いい設定だと思いました(笑)

私はラバーナが不憫で不憫で…

今回は協力してくれますよ。
かつて愛したゼノビアが黄泉の国に現れて
記憶を失っていても守ろうと活躍。

むしろ桜彦のほうが狭量。
ラバーナが攫ったのか! と憤り
ふたりが親密そうにしていればヤキモチを妬き。
もう! オチツケ!!

ゼノビアの胎児は
黄泉の王を倒す“ヒカリのミコ”になる可能性を秘めているとかで
命を狙われているのだ。

けっこう団員がいるんだな~。
黄泉の王との対決の場面はそうとうな人数でした。
あの人数の動きを揃えるのは大変でしょう…

もちろんこっちも大団円。
ゼノビアは残念でしたが
愛のために殉じたのでハッピーエンドです。


OSKは歌舞伎的な演出もとりいれて
歌劇の部分はいろんなジャンルの音楽を使い
話がわかりやすいので楽しい。

どう考えてもそれ矢〇美容室じゃないか?!
って曲を歌っていたり
あれ? こんどは島唄? って感じに。

多国籍な音楽を使っているのも好み。
ラテンな感じが多いのかな~。

だんだんミュージカルに抵抗がなくなってきているし
もともと歌って踊ることも多い新感線も楽しんでいる身としては
OSKは好みでしかるべき、な感じですね。

DVD2枚を立て続けに観ていたら
さすがに見わけがつくようになってきました。

主演の人は
ときおり段治郎(現・月之助)さんにそっくりな瞬間があるので
もともと見わけがついていたのですが

それに加えて
ラバーナの人と瀬戸の人がわかるようになりました。
レビューでも「あ、このひと」と気づくんだから完璧でしょう(自慢?)

女の子はまだわからないですね~。
魔女の人はわかる、かな?
いや、魔女以外だとわかんないからダメか。

ん? “女の子”って言い方は違うか。

この劇団、女性ばっかりだからみんな性別:女だった(笑)
 
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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