主人公が歌舞伎の女形だと聞いて読んだマンガ その2

当ブログで意外な人気を誇る
主人公が歌舞伎の女形だと聞いて読んだマンガ という記事。

大丈夫かな?
私はネタとして読んだマンガだったので
こんなに人気が出るとは思っていなかったので戸惑っています。

今回は真面目に読んでみたマンガです。

作品も真面目です。
『JIN』を描いた村上もとかさんが
おそらく『JIN』を描くにあたって調べたことを活かして
生み出した1冊



時代は明治維新を迎えたころ。
父・中村鶴吉に連れられて
追われる生活を送っている春(灥太郎)が主人公。

彼の出生には高貴な人のご落胤という秘密がありまして
それが原因で追われているのです。

がっつり調べてあり且つ
役者の社会的地位の低さやその境遇から目をそらさずに描かれているので
最初はビビりました。

同時に芸妓も描かれているので
襟替えと色子の習慣が影を落とします。
華やかな世界には影がつきものなんだなー。

まさかにも光と影があるとは。
マンガらしい大風呂敷で楽しくなります。

基本は史実に忠実なので勉強にもなります。

南座に対してかつて北座が存在した、とか
冷遇されていた歌舞伎復権に賭ける先達、とか
鹿鳴館の存在意義、とか
九代目団十郎・五代目菊五郎、とか
明治20年4月26日の天覧歌舞伎、とか。

十五代目羽左衛門は来日アメリカ人の元将軍が父親なんですか?
すごい彫りの深い顔をしていて
「こんなだけど生粋の日本人」って聞いたのに…

あ、『JIN』を読んでいたひとに朗報です。
田之助も登場しますよ。
けど、あのマンガのイメージで読むとショックかも。
 
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早速購入しようと思います!!

まるあさん、ご無沙汰しております。

しばらく振りに拝見したらば、
またまた面白そうなマンガのオススメがあり嬉しいです♪

で。

15代羽左衛門さんの実母は、松平春嶽の娘(庶子)なんですよね??

で、15代羽左衛門さんの孫の一人が、先代の富十郎さん。

世間的には明らかであることでも、
自分の中で「そうなんだ!!」と繋がりがわかった時って、すごく嬉しいです(^0^)

ゆかぼんさん

おひさしぶりです。

> 15代羽左衛門さんの実母は、松平春嶽の娘(庶子)なんですよね??
え、そうなんだ??
そこまでは書かれていなかった~。

> で、15代羽左衛門さんの孫の一人が、先代の富十郎さん。
なんと! そうでしたか~。
歌舞伎役者の系図は複雑すぎて把握しきれませぬ。

このマンガは1000円くらいする版と
600円くらいの版があるのでご注意ください。
1000円のほうがカラーが多くて大きいので見ごたえありますけど
内容は同じだと思うので財布と要相談で(笑)
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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