伏 贋作・里見八犬伝 (桜庭一樹)

『南総里見八犬伝』好きなんですよね。
原書で読むほど(でも真ん中あたりで中断中…)。
原書で読んだ記憶を引っ張り出しながら読んでみました。


伏 贋作・里見八犬伝伏 贋作・里見八犬伝
(2010/11/26)
桜庭 一樹

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おおお?! かなりアレンジされています。

江戸の町に“伏”として存在し続ける犬人間が人を襲うから
幕府から報奨金が賭けられて浪人たちがハンターに変身。
追う者と追われる者とに別れた八犬士たち。
“伏”の誕生秘話は
馬琴先生の息子の冥土が作った『贋作』として作中作が登場したり
犬人間の悲しみが語られたり…

原作を踏まえて読むと
人間関係(いや、犬人間関係?)の味付けのされかたにニヤニヤします。
登場人物紹介だけでもほうほうと楽しめましたから!

浜路道節が兄妹でハンターなのね。
信乃・親兵衛・毛野は犬人間で
え、現八が医者?
伏姫に弟っていたんだっけ? 鈍色
伏姫父に妹っていたんだっけ? 藍色
なんか八犬士揃ってないんじゃない?

紹介だけではわからなかった不在の犬士もちゃんといましたよ!
まさかこんな…って転生(?)を遂げておりました(笑)
それに雛衣と密接に関わるのがこのひと?! とビックリしたり
船虫とか玉梓もちゃんと出てきて嬉しかったりします。

ただまぁ…ちょっと物足りない感じは否めない。
馬琴先生の『南総里見八犬伝』がツメツメで盛りだくさんですから
あれと比べるとどうしても見劣りしてしまう。

あと私は現八と大角を贔屓にしているので
このふたりの活躍が今一つで…(特に大角)
残念でした。
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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