二月花形歌舞伎

観劇:2011年2月23日
会場:ル・テアトル銀座

ル・テアトル銀座で歌舞伎。
ってことをわかっていたはずなのに
何の疑問も抱かず日生劇場へ足を運んだワタクシ。

劇場前まで来て「なんでZ○RR○の宣伝しているの??」と呆然。
ハッと我に返り慌てて方向転換。
時計を見れば開演まであと10分。
…10分で日生劇場からル・テアトル銀座へ移動は可能なのか??
自問自答。

ま、無理だろうな(あっさり)

いいや、5分10分遅刻しても。
イキナリ主役が登場したりしないだろう。うん。

と自分に言い聞かせながら。


於染久松色読販~お染の七役~(おそめひさまつうきなのよみうり)

質店油屋の娘お染亀治郎①)と
山家屋清兵衛友右衛門)の縁談が進められていますが
お染には久松亀治郎②)という言い交わした相手がいます。
しかし、久松にもお光亀治郎③)という許嫁があり
元は武家の子息で、紛失した御家の重宝の短刀と折紙を捜しています。
モテモテの芸者・小糸亀治郎④)も登場し
姉の竹川亀治郎⑤)も久松の身を案じ
短刀の探索の金の工面を土手のお六亀治郎⑥)に頼みます。
お六と亭主の鬼門の喜兵衛染五郎)は
油屋で金を騙し取ろうとしますが、あえなく失敗します。
一方お染は、久松の子を宿しながらも
母親の貞昌亀治郎⑦)の説得にあい、ついに家を抜け出します...。

ううむ。初っ端から主演の人、出てきていたようです。
出し惜しみしません。
て言うか、いきなり早変わりの連続ですよ!
『お染の七役』って言うくらいだから7役あるんだよね?
指折り数えたんですが、7には足りない…
別に7人全員登場するわけではないのか、冒頭見逃がしているから??

それに『お染の七役』と言うからには
“お染”の役がメインだと思うんだけどこの子がいまいちインパクトが…
お六のほうがカッコ良くて存在感あった。
実際お六のエピソードに時間を割いていたし。
なんだろ?
通しじゃない(?)のでお染ちゃんの出番カットされちゃったのかな?

あと久松のキャラも弱い?
二股かけていたり、実は武士で探し物もあって話の中心にいるべき人なのに
あんまり目立たないような?

まー、お六を気に入っちゃったってのを差し引くべきなのか。

鬼門の喜兵衛がまさかあんな退場だとは…
染五郎さん、出番少ない(苦笑)

なんかさー、出演者もあらすじも知らないで(おまけに遅刻して)観たから
大混乱でしたよ。

髪結亀吉(亀三郎)ってどこにいた?
油屋多三郎って…宗之助さんだったのー?! なんか丸いっ!
庵崎久作、門之助さんの貧乏人って新鮮。
油屋太郎七は秀調さんでしたか。ふむふむ。

すじがきも買ってないから詳細な配役がわからないんですが
フグにあたった丁稚弘太郎さんだったらしいですね。
大向こうがかかって「ナヌ?!」と双眼鏡を構えました。
言われてみれば…そうかも。

なんなの、あの違和感の無さ! こういう役、上手かったのか!!

脚をぶらぶらさせておにぎり頬張ったり
お嫁さんとフグを天秤にかける愛すべきおバカさんキャラが
こんなにハマるとは!
可愛かったです。どんどんこういう役やってください(笑)

ラストは舞踊で早変わり。
ここが面白かったな~。
あらゆる技を使って早変わりだし、シメがお気に入りのお六!
やっぱスッキリしていてカッコイイ姐さんだ。

捕手たちの持つ傘に「おもだかや」って書いてあったんですが
その向きが揃っていたのが嬉しかったです。

それに
船頭長吉(亀鶴)と女猿廻しお作(笑也)のスペシャルゲストもいて!

なんですと?! この二人も参加していたんですか?!
びっくりだ。そして嬉しいぞ!!
全く調べないで見るとサプライズ的な楽しみ方もできますね。


あ。ル・テアトル銀座は意外に見やすいです。
私は後方の席だったんですが
ほどよく段差があって前の人が邪魔になるってことがなくて快適でした。
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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