シアター!2 (有川浩)

有川さんのお話はどれも好きなんですが
現時点でのお気に入りは
阪急電車』と『ストーリーセラー』と『三匹のおっさん』。
これらに匹敵するか上回る勢いで気に入っているのがこのシリーズ。
あ、『図書館戦争』シリーズは思い入れがありすぎるので
お気に入りを超えた別格扱いです!

1巻 を読んだ時点では続くと名言されていなかったので
どうなることかと心配しましたが
期待通り続きが出ました!!

全3巻の予定だそうです。


シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)
(2011/01/25)
有川 浩

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1巻が兄弟の話だとしたら
2巻はそれ以外の人たちの話でした。

そうきたか!!

熱血リアリストの黒川を通してシアターフラッグの未来を考えさせ
新入りの千歳に対する誹謗中傷の心ない書き込みを通して
牧子のオトコマエさを描き
過去に退団した優依とガチンコ対決したゆかりの気持ちのいい啖呵を聞き
うっすい男前こと小宮山の純情を経て
濃厚な男前・茅原の特異さを堪能し
うっかりキャラのスズでまさかの友情物語!

もちろん今回も演劇を値段に換算することを忘れません。
さまざまなコト・モノが数字になってあらわれました。
うんうん。
いくら「好きだから」で動いているとしても
そういうことを踏まえて創りだすことは大事です。


順調に評判をとっているシアターフラッグですが
売上増にするにはやはりある程度大きな場所でやらないと。

ってことで登場したのが“テアトルワルツ”
もちろん架空の劇場ですが
規模とか立地条件を考えるとあの劇場あたりかな…?
とイメージして読んでいたら

テアトルワルツの支配人は超勘違い野郎だった!!

なんじゃコイツ。
こんなのはさすがに現実にはいないと信じたいですが
なんとなくイメージした劇場の印象まで悪くなってしまったよ。
濡れ衣だよね。
しかも行ったことのない劇場だったりするし。ごめんよ(苦笑)


今後の展開としては
この支配人が土下座で「ウチに出演してくれ」と言ってくるような
イイ芝居を作り上げる熱血展開とか
「貧乏こじらせた」と父と弟を評価する兄ちゃんが
「採算度外視しても打ちこむのもわかる」と実感する展開になる?とか
いろいろ考えられますね~。

続きを楽しみにしております!

あ、今回はお気に入りの兄ちゃんの出番が少なかったので残念でしたが
気がついたら兄ちゃんは“みんなの兄ちゃん”みたいになっていて
すごく頼られていてヨカッタです。
いろんな人がことあるごとに相談していて意外に情報通。
ラブ面も兄弟で三角関係にはなりそうにないのでホッとしました。

元演劇青年の部長も密かにカッコイイ。
この人がいたからまさかの実現ですよ!
兄ちゃんそれ実現させちゃうんだ。ビックリしたよ。

あ、前回の「原則変えない脚本をリハーサルの演技力で納得させた声優」は
わからなかったんですが
今回の「神社の境内で芝居小屋建てた」はわかりました。
浅草寺の平成中村座ですね。

そうそう。私もそれを思い出しましたよ。
だから兄ちゃんの発想はそれほど奇抜ではない実現可能なことなのです。
でも普通はそんな茨の道選ばないと思うけど…(笑)
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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