ろくでなし啄木

観劇:2011年1月15日
会場:東京芸術劇場(中ホール)
作・演出:三谷幸喜

2011年の初観劇。

開演前の注意がおもしろかった。
三谷さんと野田さんのボケツッコミの掛け合いで諸注意を促すのは
いいと思います!

でも前のめりの人が前列にいて辟易した。
その前の列の人の背が高かったから…と納得することにしましたけど
前傾姿勢はホント迷惑。
エビ反りはOKだと私も思います!(笑)

タイトルの啄木とは歌人の石川啄木のことです。
石川啄木といえば
以前に読んだ『石川くん』で私はイメージを一新させられたわけですが

ええ、タイトル通りのお話でした。

そう。石川くんは
働くの嫌いなくせに女の人と遊びたがる問題児
友だちにお金を借りるのが上手なんです。
なんだろう…ほっとけない雰囲気があるんでしょうね。

この芝居の啄木
ピンちゃん(本名の“一”から名づけられたあだ名)は
もっと酷かった。
まさに“ろくでなし”!

でも演じるのが藤原竜也さんですから。
単なるろくでなしにはなりません。

それに書くのが三谷さんですから。
単なるろくでなしには終わりません。

15分休憩を含んだ2時間45分。

一幕目のA面が終わった後は
二幕目でB面、というのは予想通りで
その半分がまさかのC面!

ははぁ。3人芝居ですからね。
なんだか『藪の中』みたいな構成でした。

ろくでなしに振り回されるのが
ピンちゃんを愛するトミ吹石一恵)と
ピンちゃんを支援しつつ密かにトミを愛するテツ勘太郎)。

前半は…いや、後半の中盤までテツが主演なのか?! ってくらい
テツが大活躍。
自由自在な勘太郎さんに笑う。
そして不憫に思う。

人の心を弄ぶ悪魔か?!

と思えるピンちゃんですが、そうではなかったとわかるC面。
シンプルなセットに照明と役者だけで魅せる演出に圧倒されました。
屈折しているなぁ、ピンちゃん。

しかしあのミカン、どうなってたんだ?
持ってきたよね? 持ち上げたよね? でもひっくり返って…磁石??
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まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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