2011年1月号のアフタヌーン (おお振り編)

1月号ですって! もうそんな時期ですか~(遠い目)

しかし、おお振りでは夏真っ盛り!
関西へ遠征中!
練習試合の真っ最中!!


ネタバレしますので要注意


おおきく振りかぶって (ひぐちアサ)

桃李の攻撃、1死一・三塁になった場面での西浦バッテリーの会話。

田島:マジーとこで1番回っちまったな
三橋:このあとの打者には “まっすぐ” 見せてるでしょ?
田島:うん?
三橋:もう“まっすぐ” あんまり投げちゃ いけない とか
    変化球は 打たれたりとか 終盤みたい と思う


お気づきでしょうか?
三橋のセリフが長いです! 1センテンスが長いっ!!
三橋がこんなにスラスラ喋る日を目撃することになろうとは…っ

いったい三橋に何が起こったのか?!

まさに怪我の功名。実際に怪我したのは阿部ですけど(苦笑)
この不在期間を有効活用しています!
捕手業に不慣れな田島を支えなければ、という思いと
阿部におんぶにだっこだった我が身を反省してこの結果なのでしょう。

それに阿部は「意外と何にもつくれない」からな(爆)
モモカンの“バッテリーで朝食作り”作戦、大成功!
三橋の阿部神話が崩れたわけですから。
以前の三橋は阿部の言うことなら
白でも黒と言いかねないような部分があったからなぁ。

そして言っている内容がポジティヴなんですよ!
ピンチだけど、実際の試合の終盤に起こりうる状況。
だから練習にもってこいだ、と。
それが田島にも伝わり

三橋:田島君 本気のリード
田島:おう! 脳ミソ使うよ!
三橋:おお!

なわけですよ。
いいな~、楽しいな~。ウキウキします。

その田島の本気のリードを正確に理解する三橋
たとえボール球をヒットにされても「練習試合で わかってよかった」と
すごくポジティブ!!
謝りに来た田島を責めるようなことは言わずに
肯定的なことばをかけるとは…っ!
何気に三橋が田島を導いていることが多いぞ、この試合。

三橋って心が美しいよね。責任転嫁しないんだもん。
必要以上に自分のせいにするのも封印したようで嬉しい。


“三橋の球がどれだけ通用するか試せ”ってのは
“オレのリードがどんだけ甘いかわかれ”ってことなんじゃねーの?


田島もスゴイ。
モモカンの狙いに気づいたよ。
そしてその期待に応えようと打者の心理を読んでリード。
ふふふ。田島の強みですね。
このあたりは田島のほうが上です。

その田島のリードに多少不安を覚えつつも信じて投げる三橋。
迷っていた三橋を気合いで説得する田島
その意を汲む三橋!

なんかもー、とてもいいバッテリーですよね!!

田島:ナイピー!
三橋:ナ ナイスリードー!!


わあ~、なんてキレイなふたり。

そしてここで三橋が交代です。
モモカンも及第点をくれました。よかったね!

別に熱もっているわけではないけれど肩を冷やしに移動。
そこには先月号ラスト、暗がりで冷やしていた祥馬が。
落ち込んでいたのに三橋の心配をしてくれる祥馬が愛おしいです。
しかし引きずっていないわけではなかった!

投げれんかったらなんの役にも立たん

そんなことないのに!
投手にとって投げるということは本当に大事なんだなぁ。
それに素敵な捕手とバッテリーを組むって重要なんだなぁ。

三橋! ここは投手として慰めてっ!!

と念じましたが、三橋の不安の虫がムクムクと
あああ~、投手としてだけ受け入れられているわけではないのに~。
人柄でも相当チームメイトから愛されているのに~。

ああっ! 誰か三橋を不安の沼から救い出してっ!!

ってところでまさかの阿部
投手としてじゃなくても オレはお前をスキだよ!」の名セリフが
ビカッ と三橋の脳裏に!!

今までは“名”と言わずに
“迷?(笑)”くらいのニュアンスで捉えていたこのセリフでしたが
この作品屈指の名セリフになりました。
いいこと言ってた阿部! グッジョブ!!

そっかー、今までも表面に出てこなかっただけで
三橋の心に刻み込まれていたのか~。
だから阿部なんだね。うん。よくわかった。

な おる よ! 治せば投げられるよ!

計算で言っているわけではないのがいいよね。
本気の言葉だもん。本心だもん。
実際、阿部の回復を待っている三橋のことばですから重みが違う。

元の捕手とはよ組みたいか?
………………………………うん

「…」が長いよ、三橋(笑)
でもその葛藤が雄弁でした!

あと1年しかないのに

祥馬の焦りを目の前に
あと2年」、その事実に考えこむ三橋。
出した結論が

田島君じゃ ダメだ 阿部君に投げなきゃ…!

田島じゃダメですかっ(がっくり)
私はいいと思うけどなー。今回の試合を見ていてそう思ったよ。
でも三橋は阿部がいいのか。
…そうだね。一番欲しい言葉を最初にくれた人だもんね。
そうか、わかった! その通りだ!!
今回の「ナイピー!」「ナイスリード!」以上の
美しいシーンが見られることを期待することにします!

それに田島の本業はやっぱり打者、なんだよね。
捕手側でリード考えんのはぜってーバッティングにいかせる
って考えちゃうんだもん。
そう思いつつも、打者としての経験をいかしてリードしちゃうのがステキ!

なんだろ、このまま阿部に告白(笑)しそうな勢いですけど
とりあえず試合、かな?
の投手ぶりも気になるところなので来月号も楽しみです!

今回は投手と捕手の物語でしたね。
おかげでほかの人たちの出番、少ない少ない。


んで、まぁ、ここで終わってもいいんですけど
以下、蛇足

だんだん気になってくるのが“同じ大学に進めない”と即座に考えた三橋。

何で??

学力的なこと?
それだったら高1の夏に結論だすことないよね? これから頑張ればいいんだ。
西浦にだってすっごく勉強して受かったんだから大丈夫だよ。

金銭的なこと?
親は子どもに「お金ない」って言うものだよ。
私だって子どものとき「ウチは貧乏」って刷り込まれて
いろいろ我慢させられた…!
三橋のうちは両親共働きなんだし、きっとお金ある!
けど、実は借金もちとか?

三橋ってすごく投手にこだわるけどそれって「好き」以外にも理由があるの?
もしかして三橋の将来って決まっているんだろうか?
高校の3年間だけ自由に過ごしていい、とかそういう条件だったり…
西浦に進学したのもかなり強引だったみたいだし。

そう考えると目標の時のことば
ずっと勝って ずっと一緒に 最後まで
が別の重みを増して迫ってくる。
目標聞かれたときに全くの白紙だったことも…っ!
こっこわいッ!!

三橋家の事情がまったくわからないからなー。
駆け落ちした理由も今は大丈夫(?)な顛末もまったく不明。
じいちゃんが横暴で“廉の将来”と引き換えに
じいちゃんに許してもらったとかだったら…ヤなんですけど~(泣)


こんな考えは杞憂に終わると信じています。
杞憂であってほしいっ!!(切実)



以下追記。

コミックを読み返したら目標を書かせた場面で
三橋はちゃんと「プロ」と意識していました。
恥ずかしさが勝って書くことはなかったのですが確かに思い描いていました。
ので、さっきまでのことはワタシの壮大な杞憂だと訂正いたします。
あー、よかった。


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観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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