気になるDVDを一気見! 《スクライド編》

久々の一気見。
前から見てみたかったんですよね、『スクライド

主人公がふたり!

って言われたらなんだか気になるじゃないですか。


スクライド 1 [DVD]スクライド 1 [DVD]
(2001/11/25)
保志総一朗山崎たくみ

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主人公がふたりって言いますけど
私にはひとりにしか思えませんでした。

それがカズマ
基本、頭は使いません。
自分の本能の赴くままに力任せに降りかかる火の粉を払い道を切り開く
思想や目的とは無縁の男。

やー、悩まない主人公って清々しいね!
それでいて違えない。
ちゃんと守るべきところは守り、締めるべきところは締める。

でも、もうひとりの主人公も中盤以降は面白くなりました。

それが劉鳳
こっちは対照的に理屈で納得できないと動かない人。
とりあえず説明を求める人。
その割にはHOLYの理念に対しては妙にアバウトに納得していて
不甲斐ないと言うか何と言うか…

ですが“向こう側の世界”を覗いてからは違います!
もっと心で感じるようになりました。
そしてカズマの追体験をしながらようやく理解を深め
共通の目標が見つかったからすんなり協力するのかと思ったら

ムカつく!(byカズマ) 腹が立つ!(by劉鳳)

と顔を合わせるたびに喧嘩をするふたり(苦笑)
君ら、数少ない味方同士なんだから仲良くしなはれ。
と何度思ったことか!
結局、最後まで喧嘩友達でした。

世界は22年前の大隆起でぶっ壊れた旧カナガワ。
以来、ここで生まれた者には“アルター”なる力を持つ者が生まれ
無秩序なアルター能力者たちの犯罪増加で混乱に拍車がかかり
それに対抗するために組織されたのが“HOLY”。
それが政府のアルター能力者による取り締まり機関。
アルターに対抗できるのはアルターだけ
、ってわけです。

その“HOLY”に所属しているのが劉鳳。
なんで、アルター能力者同士が戦わなくてはならんのだ?
頭いいって設定ならそこんとこに疑問を抱かんか!

と思いながら見ていた前半。

徐々に“本土”のアルター能力者への非道な行いが明らかになり
ようやくアルター能力者たちが自らの意志で団結するんですが
ちと遅くないか?

というのも隊長の要領が悪いから!
隊長にも思うところがあったんですけど、どうにもこうにも…
もっとうまく立ち回れなかったものでしょうか?
たった一人で頑張っていたというのは同情しますけど
もっと仲間を信じればよかったのに。

基本、この世界の人は個人主義だよな~。
カズマはもちろん
自分の味方として動くクーガー
劉鳳ですら個人であり続けるのにはビックリした。

劉鳳、キミは次代の指導者にならないといけないんじゃないのか?!
カズマと同じことをしてどうする~(悩)
てっきり劉邦はアルター全員の自我を目覚めさせて
本土に抵抗する勢力を作り上げるんだと思っていたので肩すかし。
父ちゃんも諦めが良すぎるし…なんなんだ劉家って。

まあ、最大の敵である無常矜持も自分勝手だったから助かったけど。
この人は最悪でしたな。
他人の褌で相撲をとる! みたいな根性で他人を利用しまくり!!
あー、ヤダヤダ。

しかし、この人を倒して終わりじゃなかったのにビックリ。
そしてどんどん強くなるカズマと劉鳳にもビックリ。
向こう側から来た来訪者(何しに来たんだ?)をも撃退するくらいだ。
そしてどうなんですか、宇宙空間にまで飛んでいけるっていうのは?!
凄すぎる。

あと、カズマの不人気ぶり…
作中でカズマのことを心配してくれる人が極端に少ない! 私は悲しい!!
意外に、というかかなり優しいんですけどね~。
「ハンマー!」の人の最期を思いだして涙したりする熱いヤツなのに
なかなかわかってもらえない。
まあ、一匹狼なカズマだから仕方ないんですけどね。

だからこそ君島の顛末には…あ~、数少ない味方だったのに!
あんなに献身的なヒト、なかなかいないよ!
カズマを助けに市街に乗りこんだりして
最初からご活躍の彼はお気に入りでした。

カズマにはかなみちゃんがいるからいいんですけどね。
なんなの、この二人の絆は?!
完全無欠の両想いっ!!
かなみちゃんが大人過ぎて頼もしかったです(笑)

どんどん展開する話も面白いんですが
何と言っても展開が早いのがいいですよね!
ここらへんでこの話は終わりかな? と思わせておいて
必ずそれ以上のエピソードを入れてくるから「さあ次を!」と
どんどん見てしまうんです。

監督は『コードギアス』でおなじみの谷口悟朗氏。
ははあ、なるほど。
言われてみればそんな面影がありますね。
対照的な主人公とか
エンディングのテンションの高さとか
国家単位で強大な敵に蹂躙される母国とか。

ただ、最後まで慣れなかったのが
みんな技の名前を叫んで攻撃すること。
どうしても笑ってしまうんですが、これは笑うとこじゃないですよね?
耐えきれずに笑ってしまうのであった…
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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