トーク付き亀治郎の会

観劇:2010年8月20日(二階1列目センター)
会場:国立劇場大劇場

イープラスの企画で
『義経千本桜』のあと亀治郎さんのトーク付きという
なんとも行きたくなる特別公演がありまして
私も駆けつけました。

『義経千本桜』は面白かったです!!
ヘンな観客もいなかったし(苦笑)
集中してみることができました。
詳しい感想は後日、楽日を楽しんでからまとめて書きたいと思うので
今回はトークショーについて。

早くも記憶が風化し始めているので簡単に。


忠信の宙乗りが終わって、そのまま始まったトーク。
まずはイープラスから司会の女性が登場。
おおっ! イープラスのスタッフ初めて見たっ!

この企画は歌舞伎ビギナーに向けた公演だったらしいので(そうでしたか)
「今回歌舞伎を初めて見た方は?」なんて挙手アンケートをとりつつ
亀治郎さんの準備ができるのを待ちます。

あ、歌舞伎初心者はあまりいなかったようです。
ですよね~。
ここにいるのは亀まにあだけだと私も思います(笑)

そうこうしているうちに亀治郎さん登場

ん、宙乗りしたときの扮装のままですか?!
そのカッコウでスタスタ歩くと変だぞ(爆)


息を整える間もなく大急ぎで3階から移動してくれた亀治郎さん。
ぶっ通しで大丈夫なんでしょうか?
さすがに息が切れています。デスヨネ~。
四の切の1日2回公演は初めてだったそうなので疲労困憊のご様子。

しかし! 立て板に水っぷりは健在!!

司会の女性の言葉を遮るようにしゃべるしゃべる。
曰く

狐忠信は「人を感じさせない」ことが肝要という口伝

そうですか!
そうなんですよ!
あんだけ跳んだり跳ねたりするのに足音が感じられないのに驚いた。
その細やかな気配りにめろめろな私。
見ている間「超楽しい~~」とご機嫌でした。

この劇場で叔父さんの猿之助さんが初めて四の切で宙乗りを復活させた

宙乗りのマシーンが倉庫に眠っていたのを発見して急遽設置。
そしてオモダカ屋の型で四の切が実現したそうな。
縁のある演目を縁のあるこの劇場で上演するなんて!
そんな意味があったとは…!!

昭和55年の初舞台がここでの『義経千本桜』の安徳帝役

…当時4・5歳ですよね? それが初舞台!
歌舞伎ではそのくらいのデビューは珍しくないのでしょうが
改めて聞くと驚かされます。
そして出番のないときは裏に準備されていた四の切のセットで遊んで
大道具さんに怒られていた少年亀治郎
(笑)
さらに楽屋ではダンボールに隠れてお弟子さんを相手に狐忠信ごっこ
ダンボールからついに本物で演じられるようになりました、と。
いやぁ、感慨深いですね!

個人の企画で宙乗りは前代未聞

あまり個人の企画では大掛かりな装置はつかわないようで
当初、今回の公演でも劇場側から難色をしめされたそうな。
けど、是非に、という熱意に負けた劇場が決断してくれました!
宙乗りをやるときには保険に入るそうですよ。
何かあったときのために。
言われてみればそうですね。
観客のうえを舞うわけですから。しかも鼓を持っていたりするし!
本公演ではスタッフさんが手配してくれることだったので
そういうことが必要、と知ったのも勉強になったとプロデューサーの顔をちらり。

宙乗りのハーネスはかなり痛いし苦しい

かなり締め付けられるのでつらいそうですよ。
特に四の切は獣役で飛ぶので姿勢がつらいらしい。
実際、次の『上州土産百両首』ではあちこちがツッて大変だそうな。
「にこやか」なんてとんでもない状態らしいです。
お客様が喜んでくれなきゃやってられませんよ! って感じらしい。
みなさま、喜びを表に出しましょうね!!
この日の観客の反応はすこぶるよかったのでやりがいがあったのではないでしょうか。

とはいえ、宙乗りの最中は「来年はどうしよう…」と考える

なんか余裕ですね(笑)
来年はどんな趣向なのか今から楽しみです。

亀治郎の会は10回で一区切り

あと2回ってことですか?!
そんなこと言わすに続けてくださいよ!!
でもきっと何らかの形で亀治郎さん企画の歌舞伎公演は続くのではないか
そんな気がします(願望も入りまくっていますが)。

あとは…
四の切における仕掛けをばらしまくってくれた亀治郎さん。
やー、そんなに明かしていいんですか?!
階段の仕掛けは勉強になりました。
そうだったんですね。言われてみれば静御前も忠信も真ん中は避けていた。
義経に敬意を表してとかかな? と思ったらもっと現実的な意味があったんですね。

思い出せるのはこんなところでしょうか。
もっといっぱい話してくれたはずなんですけどね~。

あ!

パンフレットの色の意味は風水的に…

毎年、企画満載で豪華な読み応え充分なパンフレットですが
そのカラフルな表紙の色にも意味があったんです。
今年は鮮やかな黄色ですが、これを西の方角に置くと金運が(爆)
ピンクは恋愛運、緑は…なんだったかな?
そうだったのですか~。
そんなこととは露知らず(そらそうだ!)。

今年のパンフも盛りだくさん! な感じですよ!!
168ページ(だったかな?)で2500円!!
写真満載! 金運もあがるというこの1冊! 一家に一冊ぜひどうぞ!!

私はこれから読みます!!
楽日に向けて予習だ~。
まだ見ていない『上州土産百両首』は泣けるいいお話なようなので楽しみです!
 
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

泣いた~

そんな企画があったんですね。知らなかった・・・。
私は今日の昼の部を見てきました。
「上州土産百両首」・・・泣きました。
予習無し、ストーリーをまったく知らない状態で臨んだんですが、牙次と正太が二人でいるとこ見るだけでなぜか涙が止まらなくて困りました。
ついでに空腹だったのでお腹が鳴り止まないのにも困りました;;;

帰りの新幹線でも思い出し泣きして、きっと周囲の人は不審に思ったことでしょう。

sweetpea さん

私もイープラスからのメールで初めて知りました、この企画。
よくぞ送ってくれた、イープラス!!

『上州土産百両首』いい話でしたよね…。
しかしパンフで予習しようと思ったんですが
先入観のない状態で観たほうが面白かろうと結局読まずに臨んで
予想した物語とまったく違う展開に翻弄されました。

あと邪なほうへ気が取られて困りました(苦笑)
プロフィール

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カウンター
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
FC2 Blog Ranking