いつか晴れた日に

高慢と偏見とゾンビ』と
映像で観た『プライドと偏見』&『高慢と偏見』がおもしろかったので
ジェイン・オースティンの他の作品にも興味がわきました。

『いつか晴れた日に』というタイトルですが
ジェイン・オースティンの『分別と多感』が原作です。
もちろん私は未読。
原作を読めよという脳内ツッコミは全力でスルーします。


いつか晴れた日に [DVD]いつか晴れた日に [DVD]
(2009/12/02)
エマ・トンプソンヒュー・グラント

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高慢=ダーシー、偏見=リジー
のように今回もタイトルが主人公を表していました。

分別=エレノア(長女)、多感=マリアンヌ(次女)

というわけで姉妹それぞれの恋模様のお話。
若干、『高慢と偏見』と被る部分もありますが
それはそれでOKです!

『高慢と偏見』と同じく女性の相続が認められていない時代。
父を亡くした3姉妹(幼い三女もいる)
母親と共に住みなれたお屋敷を追い出されることに。

追い出すために現れた父の前妻の息子を完全に尻に敷く妻ファニーに
恐々としながら過ごしていると
遅れてやってきたファニーの弟エドワードが好青年!
徐々に惹かれていくエレノア。
エドワードもまんざらではない様子。
しかしこの弟にメロメロなファニーに邪魔をされ
慎み深いエレノアは、おとなしく親戚の所有する空き家にお引越し。

引越し先で待っていたのは若い時にツライ恋を経験したブランドン大佐。
彼はピアノを弾きながら歌うマリアンヌに一目惚れ。
ですが、過去のこともあり、なかなか表に出せない大佐。
そして全く大佐に興味を持たないマリアンヌは
怪我をして難儀していたところを助けてもらったウィロビーと恋仲に。
やーん。ブランドン大佐はどうなっちゃうの?!


ってな感じのお話。
ポイントは
エレノアとエドワードが上手くいくのか?!
ブランドン大佐の恋は成就するのか?!

の2つ。

私にはこの二組のハッピーエンドの成立が絶対条件でした。

エレノアの“分別”っぷりには脱帽ですよ。
なんという禁欲!
物わかりの良さがアダになりいろいろと不憫なことに…
ファニーに遠慮し恋心を封印したところに
エドワードの“婚約者”が登場して心乱されて。

この婚約者ルーシーがこれまた計算でしょ? それ計算だよね?!
ってキャラでムキーっとなるんですよ
無邪気を装って牽制しまくり。
少女マンガの典型的なライバルキャラっぽくて懐かしい(笑)

ブランドン大佐は何しろ演じるのがアラン・リックマンですから!
黒髪じゃないのが新鮮でした。
だってスネイプ先生も『パフューム』の父親も黒髪なんだもん。

報われない思いに捕らわれ
それでも健気に立ち回る不器用な大佐はツボでした!

マリアンヌへの思いを抱きながら大人の対応。
「オッサンなのにエロイ! キモイ!」と
陰でマリアンヌ本人に言われても気にすんな! と応援しまくりました。

ちなみにエドワードを演じるのはヒュー・グラント
マリアンヌを演じるのはケイト・ウィンスレットです。
ウィロビーを演じる人は知らない人でしたが
吹替えがヤザン(Zガンダム)で笑いました。

さて、顛末は…?
それは言わないでおきましょう。
けど大満足でした! とだけ言っておきます。

さて、このDVDにはオーディオコメンタリーとして
監督や脚本の方のコメントが副音声で聞けるのですが
そこんとこも必見(いや必聴?)!

おもしろかったですよ!

ここはお金がかかった、とか
昔風の犬や羊を集めるのが大変だった、とか
三女役の子が撮影中どんどん成長した、とか
原作のエドワードはダサい設定、とか
実は足元が馬の糞だらけだった、とか
この空は合成、とか

主に笑える方向で楽しめます(笑)
真面目な話もしていますけどね。

いや~、びっくり。
この副音声で初めて知ったのですが
エレノア役で主演したエマ・トンプソンが脚本も書いていたんですね!
スゴい。
わかりやすくていい脚本だと思います。

さらに監督のアン・リー
私、この監督の作品を観たのは今回が初めてだったのですが
…男性だったんですね。
名前から女性だと思い込んでいました。
あー、そういえばなんかの本で
勘違いされることが多いけど実は男性って読んだ気もしてきた(うろおぼえ)。

あと、ラストシーン、私もふた組同時だと勘違いしていました。
そうか、ひと組だけだったのか~。
 
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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