高慢と偏見とゾンビ (ジェイン・オースティン原作/セス・グレアム=スミス著/安原和見翻訳)

有名なジェイン・オースティンの『高慢と偏見』もしくは『自負と偏見』を
アレンジした本書。

原作の設定はそのままに
ゾンビに苦しめられるという新たな設定を追加してお祭り騒ぎに!

なんという大胆な発想!
著作権は大丈夫なのでしょうか? と心配になりますが
どうやら法律上は問題ないようです(著作権期限切れてるそうな)。

本書を楽しむために
原作(もちろん翻訳版)を読もうとした時期もあったのですが
翻訳文特有の文章に挫折。
嗚呼、私はどうしてこんなに翻訳文が苦手なんだろう~。

それに以前観た映画『プライドと偏見』が
(途中まで読んだ)原作と違和感なかったので大丈夫! だと(笑)
あの映画はよく出来ています(たぶん)。
原作の雰囲気を伝えてくれる最上の資料ではないでしょうか?
映画の感想はこちら プライドと偏見

この『高慢と偏見とゾンビ』も
ナタリー・ポートマン主演で映画化決定しているそうなので
その予習にも映画『プライドと偏見』をお勧めします。


高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
(2010/01/20)
ジェイン・オースティンセス・グレアム=スミス

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意外にゾンビ設定が溶け込んでいる…(驚)

それほど違和感ないです。
それどころかうまく利用している場面も見られます。

エリザベスが泥だらけで駆けつける場面は原作より納得いきました。
そりゃあ心配ですよね。駆けつけますよ。
ゾンビがウヨウヨしているわけだから
道中、泥だらけになるのも無理もない。うんうん。

それにダーシーがビングリーに働きかけた理由も
そう思ってしまったんなら仕方ない! とこれまた納得。

ナイスアレンジ!

ところどころ、これはジョーク? それとも誤訳?
と首を傾げるヴァイオレンス且つグロテスクな言動もありましたが
そこはゾンビワールドに住む人々だから基準が違うんだ、と納得。

ゾンビも活躍しますが
ダーシーとエリザベスのツンデレ対決は原作通り!
もー、のたうちまわって読んじゃいました。
たまらーん!
ツンデレがイマイチわかっていませんがこの二人こそツンデレだと思う。

ツンツンしていた二人が力を合わせてゾンビを屠る場面は最高潮!!
さらっとしか描かれていなくて残念。
ここはぜひとも映画で膨らませていただきたいエピソードです。

あ、ニンジャの使い方間違ってますよ、レディ・キャサリン!

ああ、楽しい。
『プライドと偏見』以外の映像化作品も見てみようかな~。
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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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