楽しみにしている舞台:里見八犬伝

ちょっとどうかと思うくらい弱虫ペダルにハマっているわけですが
その影響は舞台方面にも及んでいたりします。

弱ペダは舞台にもなっておりまして
その舞台(通称ペダステ)に出ている役者さんが出演している
ってことで興味を持った舞台のチケットを押さえました。
ペダステは未だにDVDでしか観たことがないもので。

その舞台とは『里見八犬伝
再演です。
初演版は観ていません。
阿部サダヲ主演のほうは観ていますけど。

再演はキャストを一新しての上演で
そのキャストの中に
小野田くん役の村井良太さん
初代巻ちゃん役の馬場良馬さん
初代東堂役の玉城裕規さん
おまけに
みっち(鎧武)の高杉真宙さん
密かに応援している石垣佑磨さん
が参加していると聞いたので早々にチケット申し込み。
八犬伝大好きだし!

キャスト先行って初めて利用しましたが
思った以上にいい席が来てテンションがあがりました。

…出演するのは知っているけど
それぞれ誰に配役されたんだろう?

急に気になって調べたら面白いことになっていました。

孝・犬塚信乃:山崎賢人
義・犬川荘助:村井良大
忠・犬山道節:馬場良馬
悌・犬田小文吾:荒井敦史
仁・犬江親兵衛:高杉真宙
智・犬坂毛野:玉城裕規
礼・犬村大角:丸山敦史
信・犬飼現八:石垣佑磨

浜路:江田結香
左母二郎:猪塚健太
丶大法師:松田賢二
玉梓&伏姫:白石美帆

里見義実:俊藤光利
房八:長江峻行
ぬい:野口真緒
悪四郎:横山一敏


ヒュウ、横山さんが参加なんですね!
楽しみが増えました!!


以下ネタバレっぽい設定を含む話になりますので
ネタバレ避けたい人は見ないことをオススメします。


でもあやふやな私の記憶に基づく馬琴先生の原作の話と
公式HPに載っている程度の話だけです。

続きを読む

わーい金城さんに褒められた~

今日は台風の影響で
大雨降ったり強風で騒がしく
外出には向いていませんでしたが
前日の土曜日は
日差しも強くなく(というか曇り)
気温も久々に低めで実にイベント日和でした。

というわけで外出です。
秋葉原に。

久々に行きましたけど駅前がずいぶんスッキリしていました。
そして相変わらず他に類を見ない
個性的でディープな街でした。
これに慣れたらあかーん! と慄きながら歩きました。

現在、秋葉原では『弱虫ペダル』が熱いのだ!

弱ペダカフェ謎解き全力ケイデンスを開催中なのだ!

弱ペダカフェは事前予約が必要なのですが
そこは抜かりなくよーこさんが予約ゲットしてくれて
ホイホイとついて行った私。
毎度毎度お世話になります…


弱ペダカフェ

受付は真波(にコスプレした店員さん)
案内は坂道くん(もしくは古賀さん)風味のウエイターさん
席は金城&今泉テーブル。

テーブルは案内された席なので選べません。
思えばここからこの日の運命は決まっていた(大げさ)。

すべてのメニューが弱ペダにちなんでいて
オーダーするとランダムに
コースターやカードを頂けるのですが
どういうわけか金城&今泉ばかり出る…
数種類あるはずなのになぜ被る(悩)

まあ、いい。

そんなことより
周囲のお客さんの買い方が凄かったです。
ドリンクを着席人数より多く頼むのは当たり前
全種類オーダーする猛者も。

それ…全部飲めるんですか……?

ほぼ全部飲んでらっしゃいましたけど。
スゴイ!

私は2杯目のドリンクは6割くらい残しました。
だってもうお腹いっぱいで…
いつもは炭酸2杯も頼まないのに、つい。
さすがに私の財布のひもも緩んだようです。

しかしよーこさんも私も
お互い食べたいものを頼むから
傍から見たら
「お前らいったい誰が好きなんだよ?!」と
ツッコミを入れてくるようなオーダーだったと思います。

普通は
好きなキャラにちなんだ食べ物をオーダーするんだと思うんですよ。
普通はね。


謎解き全力ケイデンス ~それがオレたちのロードレース!!編~

おなかがくちくなったところで駅前へ移動です。
アトレ内で開催中の謎解き全力ケイデンスに参加するため!

受付で問題集(?)を受け取り
アトレ内に散りばめられた
問題&ヒントを探し求めて散策です。

そう。
普通に営業中のアトレの中を練り歩く弱ペダファンたち…
普通に営業中なのにボーンとキャラのパネルが置かれているアトレ…

なんと大胆な企画(笑)

これが可能なのは秋葉原という場所がら??

しかし意外に難しい問題なのだ。
弱ペダに通じていれば解けるカルト問題ではなく
脚で稼いで(意外に移動する)
閃きも必要な一筋縄ではいかない問題。

まーじーで、解けないんですけど!!

2~3時間かかることもザラらしいという前評判通り
手こずりました。

しかしふたりとも負けず嫌いなのか
ヒントを見ようとしない(笑)

一応ヒントをQRコードで見られるようになってるんですが
かなりギリギリまで見ませんでした。

最初に貰った問題集を解いた後
御堂筋からの挑戦状を貰うんですが
これが、もう…

何言ってんのミドくん?!

暗号を解読して星の下を拾わないといけないんですが
まず暗号が全く解けない。
御堂筋パネルのヒントも「は??」って感じだし。

御堂筋~~

と御堂筋で頭がいっぱいになる今泉の気持ちがよーくわかりました。
いけずだわあ、御堂筋。

暗号はこれまでの問題を踏まえれば解けるようになっていました。
もっと早く思いつくべきだよな~。
なんで気づかないかな~。

しかし暗号を解いた先に問題があったのでまだ終わりではない。
ここから先がまた苦悩の時間。

ミドくん意味がわからないよ…

アトレの2階を何周したんだろう(苦笑)
無駄にぐるぐるうろうろして
ついに禁断のヒントに手を伸ばしたのでした。
くそう。負けた気がする。

ヒントのおかげでゴールできましたが
昨日なら時間をかければ自力で解けたかもしれない。
今日はダメだったと思いますけど。

ミド問題を解けば終了です。
結局2時間くらいかかりました。
しかし最初にもらった問題集とミド問題に
各1時間ずつって御堂筋に手こずりすぎ…

受付でご褒美のミニポスターを受け取って任務完了!

このミニポスターは好きなキャラを選べるのですが
早々に荒北をよーこさんに取られてしまったので
違うのがいいかな…と。
いやだっていろんな種類を見たいじゃないですか!

よーこさんの希望で金城に決定。
弱ペダは全員好きなので私は誰でも良かったのだ。

これが謎解きになっていて…
そのキャラの口調で労いの言葉をいただけるのだ!

ぎゃー!! これは好きなキャラで貰うべき!!

かなりニヤつけるご褒美でした。
やだー、ナイスご褒美じゃないですかー。
金城さんに超クールに褒められました。
これはほかのキャラがなんて言ってくれるのか気になります。

いやはや終わってみれば良くできた企画だったと実感できます。
不用意に問題見る前にヒントを見てしまわないように
考え抜かれた配置に感動。

けどまあ、普通の空間でやってるイベントですから
事情の分かっていないお客様もいらっしゃるわけで
今泉パネルのヒントを読んでいるときに
通りすがりのカップルの彼氏が
「サドルは1段2段で上げるんじゃない。ミリ単位で上げるんだ」と
おっしゃっているのを聞いてしまいました。

いや、今泉くんが間違っているわけではなくてだな!

と思わず弁解のために振り返りそうになりましたが
説明するのが面倒だったのと
「ほかのお客様のご迷惑にならないよう」という
注意書きを思い出したので我慢した。

それに彼女の「へえ」と興味なさそうな返事が
不憫だったというのもある。

あと椅子に座って必死に暗号解いていたときに
やはり通りすがりの女性が
「(弱ペダにハマるのが)わからないわ~」と会話しているのを
聞いてしまいました。

「わからないってさ」
「わからないのがわからない!」とふたりして憤慨。
おそらく読んだことないんだろうなと結論付けて納得した。
読めばその魅力がわかると信じているふたり。

でも弱ペダってことを知っているのがさすが秋葉原。
私の周囲は弱ペダを知らないヤツら多すぎ…
こんなに流行っているのに何故知らない!
説明するのが大変なんですけど(苦笑)

初めてのサヨナラ公演はOSKでした。

OSKを熱烈応援中のふじふじさんとももたみさんに連れられて
行って参りました新橋演舞場!

ひさびさの観劇ネタで更新です。

演舞場もひさびさ…
いや『空ヲ刻ム者』以来だからそうでもない…?
いや3月の話だから結構経っていますな。
やっぱひさびさです。

OSKは私何度目?
JUJU(三越) 春のおどり(日生) 以来だから
3回目、か?
あれ? なんだかもっと観ているような気がしていた。
DVDを借りて観ているせいかな? 桜彦


レビュー 夏のおどり

観劇日:2014年8月3日 夜の部(千穐楽)
会場:新橋演舞場
座席:16列目センター

念願のセンターブロックでの観劇です!
今までOSKは前方の上手寄りばかりだったので
真ん中で観てみたかった!

真ん中♪ 真ん中♪

とセンター観劇に浮かれて
この公演について特に情報収集をしていなかった私。
開演前のふじふじさんが

泣くかもしれん…

と心配していたのに対し
えっ。何で泣くの?」と失礼千万な切り返し。

だって、レビューだよね?
芝居で泣くならわかるけどレビューで泣くとは??

いや、そういうことではなく
トップを務めていた桜花昇ぼるさんの退団公演だったんですね。
そういやそう聞いていたな…
それがどういうことかわかっていなかった(苦笑)

しかも私が観た回が正真正銘ラスト公演!
これで観納め!


そりゃあ10年以上応援してきたふじふじさんには
感慨深いものがあるのでしょう。
たとえ土日2日間4公演観ていても。
その前の大阪公演も観ていても(どんだけ観てるんだ??)。

しかし今回で3回目の私にはそこまでの思い入れはない…

というフラグを立てて着席。
開幕を迎えます。

あれっ。舞台上、人数多い?
気のせい?
おお、しょっぱなから桜花さん出てらっしゃる。
出し惜しみしません。

つうかスゴイな、桜花さんが移動しただけで拍手が起こるぞ。
さよなら公演ってこういうことか。

そういや“さよなら公演”って初めて観る。
“襲名公演”はあるけど。

襲名は前の名前とさよならするけど、悲壮感はないからな~。
別に役者を辞めるわけではないので
お疲れ様、新しい名前で出会えるのを楽しみにしているよ!
ってテイストですから。

ああ、最初の歌はお別れソングなんですね。
旅立つ桜花さんが
応援してくれた客席と共に頑張った仲間たちに贈る歌。

すでに観ていたふじふじさんが「泣くかも」と心配していたから
お涙ちょうだいな演出だったりすんのか?
と心配しましたがそんなことはないですね。

お別れソングではあるけれど
ひとまずこれでお別れですが
これで会えなくなるわけではない
だからこの言葉を言わせてください
「ありがとう!」という前向きな歌
ですから。

いい歌だな。

じわっとした冒頭。
だったのに、それとは打って変わる
鼠小僧コント(?)が始まり

え、まさか鼠小僧が桜花さん?
それじゃ顔見えない!

とビックリしたら
まあ、顔見えない役なわけはなかった(笑)
ちゃんと顔の見える岡っ引き(与力?)の役でした。

さて、数少ないOSK観劇で桜花さんはさすがに覚えました。
それ以外には

次期トップと思われる高世麻央さん
DVDで観た『桜彦翔る』で
瀬戸を演じた桐生麻耶さん
アリアンローザの朝香櫻子さん
女王の牧名ことりさん

このあたりはなんとかわかるようになった、かもしれない。
役名と役者名が一致しているのかどうか不安ですが…
そして後半3名は役者名より役名で覚えている不甲斐なさですが…

桐生さんは完全に脳内で「瀬戸」呼びだし
ローザだ、女王だと、このふたりも役名呼び。
完全に朝ドラの役名で覚えるお母さん状態(苦笑)
やっぱお芝居で観たほうが覚えやすいんですよね。

桜花さんと高世さんは
若干天然で周囲をグイグイ引っ張る太陽
それを堅実に支える真面目な冴え冴えとした月のようなコンビ。

例えるなら
ペダステで新開と荒北を演じる方々のような…

ここ読むひとのなかでは
ひとりにしか通じないような例えをしてみましたが
一応、理由がありまして

席は離れていましたが
今回初めてOSK観劇をしているよーこさんと
終演後会う予定だったので
このコンビをわかりやすく説明するならこうだろうか?
と考えながら観た瞬間もあったもので。
ま、そんな説明不要なほど楽しんでくれたようでしたが。

そんなことを考えながら観ていたらその影響が出て
鼠小僧コーナーで
旗本退屈男みたいな扮装をした高世さんが
なんだか拡北さんみたい…っ!!
と、ザワついて、さらに
拡北さんに江戸時代コスプレしてもらいたい!
と飛躍して
ペダステで番外編やらないだろうか、文化祭設定とかで!
と妄想炸裂。

舞台に集中しろよ…

いや、観てたよ、観てた、ちゃんと。

OSKは隙間を作らない演出で実に好みです。
場面転換のときも油断しないで見せ場を作り
飽きさせない工夫をしてくれているので
好感を持てます。

かなり客席に降りてきてくれるのも嬉しい演出。
通路で歌ってくれると華やぎますね~。
舞台上を見ようか
そばの役者さんを見ようか迷うんですが(笑)

扇を交換した演出も素晴らしかった!

桜花さんと高世さんがお互いの扇を交換するんですよ…っ!
現トップの桜花さんが
次期トップ(と思しき)高世さんに
後を託す演出ですよ!
託せるひとがいるっていうのも幸せなことです。

そしてそれをガッチリ受け取る高世さん
きっと覚悟を決めて
万感の思いで受け取っているんだろうな
と思いを馳せて見てしまいました。

扇を交換しているだけですが
握手しているように見えてテンション上昇!

それを経て一幕目ラストです。

一曲目の桜花さんからのお別れソングを受けての
見送る仲間たちから桜花さんへの応えになっているんだ…っ


みんなで順番に歌っていく演出。
それに応じる桜花さん。
この曲、ほんといい曲だ。

気がついたら泣いていました。

誰だよ、開幕前に「なぜ泣く」と笑ったのは。私だよ!
思い入れないしと思ったのに泣いてるとか
我ながらなんなんだと呆れた。

あり。まだ一幕目なのに。
ダラダラしちゃったので二幕目はコンパクトに。

二幕目の見どころは何と言っても
高世さんの女装!

いや、男役をしている女性がドレスを着ているんだから
厳密には女装ではないのですが(笑)
気分的には女装を見たような感じなんですよ。

桜花さんと瀬戸(桐生さん)はいるのに
高世さんいないのか~
と残念に思っていたら! まさかの! だったから
内心どよめきました。

けど客席は冷静。

え、ここ、驚愕シーンじゃないの?
私めっちゃビックリしたんだけど。
よくあるの??


キビキビした動作の長身スレンダーの美女ですから
妙な迫力があって目が離せない…

その次の曲は
女装した高世さんに見惚れていたら
いつの間にか消えていた瀬戸がメインの曲。

わーい。私、瀬戸好き。
だったら名前を憶えろよ! とわかっていますが
瀬戸が好きで注目したので
「瀬戸」が先に浮かんでしまうのです。
鼠小僧シーンでの丁稚を見たときも
「瀬戸だ」と思ったから重症です。

あとはラインダンス!
揃っていてみんな足がキレイに上がっていて
正面から見られたので迫力でした。
動きが美しかった。

ダンスのフォーメーションがどれも
キチンと整っていて凄かった!
バランスも考えられていてキッチリ美しい。

やっぱ正面は素晴らしい!!
堪能できて満足。

二幕目終了後
30分くらいのさよならショーも追加されて
サービス満点でした。

遠征してきたふじふじさんたちは
新幹線の時間を気にしながらの観劇で
穏やかではなかったようですが(苦笑)

なんとか最後まで見届けたふたりは
ダッシュで演舞場を後にしたのでした。
無事、新幹線に間に合ってよかったです。


さて、よーこさんとの待ち合わせ場所に行きましょう。

初めてのOSK、どう思ったかな~?
知ってる人いない状態で見て
最初で最後の桜花さんなわけで
いきなりさよなら公演ってどうなんだろう?
今更心配になってきた…


いろいろ考えましたが
会って開口一番お礼を言われた。
なぜっ??

薦めてくれてありがとう
観てよかった
最初いきなり泣いてた
メンバーひとりひとりのレベルが高い
歌もうまいしダンスもうまい
すっごい良かった


というようなことを
ダーッとハイテンションにぶちまけられ
圧倒されました。

お気に召しましたか。
私の心配は全くの杞憂でしたね。
楽しんでもらえて私も嬉しい。


つーか、これ直接ふじふじさんたちに聞いてもらいたかったよ。
いろんなひとにOSKを勧めて観てもらっているようですが
やはりもう一つの歌劇団の人気には敵わないようで…
なかなか厳しい草の根運動らしいから。


さて、新生OSKの関東での次回公演は三越劇場らしいです。

桜NIPPON 踊るOSK 2014

第1部 炎舞(カルメンより)/第2部 SHOW×SHOW「CONNECTION」
9月13日(土)16:00
9月14日(日)11:00/15:00
9月15日(月)11:00/15:00
三越劇場/7,500円(全席共通)



芝居じゃないのか~。
芝居を生で観たいな~。

自転車ロードレースといえば:サクリファイス他(近藤史恵)

広告出ちゃいましたね、またしても。
1か月経つのは早いですね~。

ここでは全然語っていませんが
ちょっとどうかと思うくらい『弱虫ペダル』にハマりました。
その影響で
近藤史恵さんのサクリファイスシリーズも一気読み!

『弱ペダ』抜きにしても面白いぞ、このシリーズ!!

サクリファイス (新潮文庫)サクリファイス (新潮文庫)
(2010/01/28)
近藤 史恵

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■サクリファイス(近藤史恵)

以前に読んだことがあるのですが
『弱ペダ』熱再燃につき再読。

いや~、キレイさっぱり忘れていて笑った笑った。

しかし物語の熱に圧倒され泣きました。
そうか、サクリファイスとはそういう…(おい再読だろう?)

ネタバレだから詳しく言えないのがもどかしい。

私、白石誓(チカ)のキャラ好きです。
そして香乃は似たもの同士で幸せになったらいいと思う。

エデン (新潮文庫)エデン (新潮文庫)
(2012/12/24)
近藤 史恵

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■エデン(近藤史恵)

こちらは今回初めて読んだ。
サクリファイスの続編。

スポンサー撤退によるチーム存続の危機。
うわあ、ツラい。
さらに監督の無茶なオーダーでチームはめちゃくちゃに。
そんななかのレースです。

前作から引き続き主人公はチカ。
自らの将来の心配に加え
アシストとして職務を全うするかどうか悩み
出した結論は…?
失業とプライドを天秤にかけるような選択ですよ。難問だ。

けどチカのキャラがなんとも…
達観しているというか飄々としているというか
不思議なんですよね。
必要以上に深刻にならない。
そこがいいんですけど。

そして前作に引き続き黒い疑惑が。
自転車レースとドーピングは切っても切れないものなのか。
それだけ過酷ってことなのかな。

今回は泣かないで済みそうだと思ったのに
308ページに泣かされた。

フィンランドが日本の隣の隣の国だと表現するミッコが好き。

サヴァイヴ (新潮文庫)サヴァイヴ (新潮文庫)
(2014/05/28)
近藤 史恵

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■サヴァイヴ(近藤史恵)

サクリファイス・エデンを読んでいると幾重にも楽しめる短編集。
それにしても死人の多いシリーズであることよ。


・老ネプトンの腹の中

主人公はチカ。
サクリファイスとエデンの間の話。
変なジャーナリストに神経を逆なでされる。
チカに申し訳ない。
私が代わってお詫びします!
いそうだよなー、よく調べもしないで先入観で取材する人。


・スピードの果て

主人公は伊庭。
サクリファイスとエデンの間の話。
サクリファイスではあんまり印象の良くなかった(苦笑)伊庭。
いや、白黒はっきりしていてよかったですが。
お家に問題を抱えているとは予想もしなかった。
そしてトラウマ。
そっかー、スプリンターはどっか壊れてなきゃ務まらないのかー。


以下の3つの物語の主人公は赤城。
サクリファイスの前の話。

・プロトンの中の孤独

若き日の赤城さんが
石尾さんと出会いアシストをするまでの話。
まさか石尾さんがフリーのクライマーだったとは。
チームに所属するのは初めてだったとは。
オッジが権力を振りかざす久米の圧政に苦しむチームだったとは。
久米をどうぎゃふんと言わせるのか注目していましたが
そうきたか! な策士っぷりににんまり。


・レミング

エースとしての在り方に戸惑う石尾さん。
石尾係として存在感を増す赤城さん(笑)
『プロトン~』から薄々気づいていましたが…
石尾さんカワイイ!
サクリファイスではとてもそうは思えなかったので意外。
後輩のチカの目にはミステリアスに映った石尾さん
先輩の赤城さんを通してみると可愛さが増すのか。
「ちょっとアタックしてくる」
「成功してしまわないようにな」のやりとりが好き。


・ゴールよりももっと遠く

新人時代のチカと伊庭も登場。
引退を意識し始めた赤城さんの葛藤と
石尾さんの潔癖さが凝縮。
この話で連想したのが秋〇康だったワタシ。
あながち間違ってないと思うけど自転車には関係ないひとだな。


・トウラーダ

主人公はチカ。
エデンの後の話。
スペインの闘牛とポルトガルの闘牛の違い、知りませんでした…
そして私はどちらの闘牛も楽しめそうにないな、と…
チカの感覚は共感できる。


思いがけず石尾さんの可愛らしさにメロメロになった短編集でした。
チカの清濁分け隔てなく受け入れる柔軟なところも好きですけど
石尾さんの物語をもっと読みたくなった!

サヴァイヴを読んだ後にサクリファイスを読んだら
印象が変わりそうだなぁ。
キアズマキアズマ
(2013/04)
近藤 史恵

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■キアズマ

番外編なのか新シリーズなのか(悩)
自転車初心者の大学生が主役です。

初心者だから初歩的なネタが織り込まれて
自転車ってお金かかるなーとか
危険だなーとか
そんなことから語られます。
最初にこれを読むのがいいのかもしれない。

しかし結果的に鍛えてた主人公ってとこが
小野田くんだと思ったら
もっと凄かった!

ええ~…
いや、それでこそ主人公だけども。

しかしフラフラした主人公だな~。
このひとがどうなるのか見てみたい。
赤城さんが出てきたのは前フリだと思いたい。

続編、お待ちしております。
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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