團菊祭五月大歌舞伎 夜の部

会場:歌舞伎座(3階11列正面)


観た日は星回りが悪くて(?)小さいことに心を乱された日でした。
たとえば
電車の乗り継ぎがうまく行かず、ギリギリで発車されて置いてけぼりとか
幕が開いてから団体が2列前の席に到着して落ち着かなかったり
さっきまで売っていためでたい焼きが完売していたり

ほんと些細なことなんですけどね。
それ以外にも集中できない要因があったので、もー

25日以降に予定を入れるのはホンッと止めよう と思いました。


通し狂言 青砥稿花紅彩画 (あおとぞうしはなのにしきえ)

いわゆる『白浪五人男』ってヤツですね。
“浜松屋の場”と“稲瀬川勢揃の場”だけを上演されることが多いですね。
亀治郎さんの巡業でも上演予定。
その予習、ってわけでもないですが ←正直それもある(ええー
“稲瀬川勢揃の場”で唐突に5人揃うけど、本当はこんな因縁が5人にはあるんです
ということがわかる通しの上演でございます。

数年前にも観ているんですが、だいぶ忘れています。あーあ
そして集中できないのがわかっていたので
久しぶりにイヤホンガイドにお世話になりました!

あ、亀巡業のイヤホンガイドにて
亀治郎さんと亀鶴さんによる対談も放送されるらしいです。
マジで? 聞きたい…

※ 枠内は歌舞伎美人HPのあらすじより。横着しました。


序幕 初瀬寺花見の場・神輿ヶ嶽の場・稲瀬川谷間の場

 小山家の息女の千寿姫梅枝)が、田之助)や薩島典蔵團蔵)らを引き連れて初瀬寺へやって来ますが、そこへ死んだはずの許婚の信田小太郎が現れるので、千寿姫はその身をまかせ、家の重宝の千鳥の香合を預けます。
 ところがこの小太郎は偽者で、弁天小僧菊五郎)という盗賊。供の奴は兄貴分の南郷力丸左團次)でした。その弁天小僧の前に大盗賊の日本駄右衛門團十郎)が現れ、千鳥の香合を巡って争いますが、駄右衛門の勧めに従い弁天小僧は一味に加わります。
 一方、信田家の旧臣の赤星十三郎時蔵)が主人の金策に苦慮するところ、回向料を盗み出した家来筋の忠信利平三津五郎)から百両の金を得ます。すると十三郎は盗賊となって旧主のために働きたいと、忠信の頭領である駄右衛門の手下になることを望みます。こうして駄右衛門のもとに、弁天小僧、南郷力丸、赤星十三郎、忠信利平が集います。


豪華絢爛な舞台です。まるで出家を決意した『桜姫』の場面のようです。
わお。煌びやかね~

なのに! ここで外国人のお客様が集団で御到着。
2列前に続々と着席です。うぬう、見えぬ
しかも中にはおもむろにデジカメを取り出して舞台をパシャリ(音はしないけど)。
こら! 舞台を撮影するでない!!
…ま、2枚で満足したからいいか? ←いや、よくない。

それにしても誰もイヤホンガイドを使っていないけどわかるのかな??
日本人なのに利用している我が身が…
と思ったら、この幕だけでみなさまお帰りに!
え、幕見だったの?!
3階A席でしたけど? これから有名な場面が始まるんですけど?


二幕目 雪の下浜松屋の場・同 蔵前の場・稲瀬川勢揃の場

 それから後のこと、雪の下の浜松屋へ大家の娘と供侍がやって来て、婚礼の品物の品定めをします。やがて店の者が娘が万引きをしたと言うので、鳶頭の清次(梅玉)も駆けつけますが実は見誤りで、浜松屋幸兵衛東蔵)、宗之助海老蔵)親子が無礼を詫び、供侍の言うまま百両を渡そうとします。
 しかし玉島逸当という侍がこれを止めて、娘が男であることを見顕します。実は娘は弁天小僧で、供侍は南郷力丸でした。正体が顕れたふたりは帰っていきますが、この逸当こそ日本駄右衛門で、先ほどの騒ぎも浜松屋の金を奪い取るための策略でした。
 ところが幸兵衛の話から、宗之助が駄右衛門の子で、弁天小僧が幸兵衛の子であることが判明し、互いの縁に驚き合います。そして稲瀬川に勢揃いした白浪五人男は名乗りを上げて、追っ手から逃れて行きます。


おお、何度も観ている場面です!
何度も観ているのに面白い
今回はいつも見逃してしまう
“大家の娘”が胸元から布を出すところをばっちり見れました
ほんとに出して混ぜているんだね! ついに見届けた!

蔵前の場での「実は親子」とわかる場面…
今回のキャストは狙いですか?!
浜松屋の息子だった宗之助(海老蔵)は実は日本駄右衛門(團十郎)の息子だった!
という衝撃の事実なんですけど、どうしても笑いが、ね。
だって演じるのが海老蔵さんと團十郎さん、実の親子なんだもの(爆)

稲瀬川勢揃の場も何度も観ているんですが
今回イヤホンガイドで初めて知ったことが…
5人それぞれにテーマ曲(?)があるんですね
登場や名乗りのところで役に合わせて曲が変わっていたんです。
うへー、今まで気づかなかったよ~。駄目すぎる…


大詰 極楽寺屋根立腹の場・同 山門の場・滑川土橋の場

 やがて弁天小僧は、一味の裏切りから千鳥の香合を滑川に落し、追っ手に取り囲まれるので立腹を切って息絶え、川越三郎市蔵)と大須賀五郎男女蔵)が、極楽寺に潜む駄右衛門を捕らえに来ます。一方、青砥左衛門藤綱富十郎)は、伊皿子七郎友右衛門)と木下川八郎松江)を使って、滑川から千鳥の香合を拾い上げると、駄右衛門と後日の再会を約束するのでした。


極楽寺屋根立腹の場。
極楽寺というお寺の屋根の上で立腹をする弁天小僧という場面。
裏切ったのは浜松屋の場で下見に来ていた仲間。名前は失念
もちろん成敗しましたけど
千鳥の香合を実の父に渡したかったのに~ という無念と
追いつめられて「最早これまで!」と観念して 立腹=立って切腹をする場面です。

とにかく屋根の上の立ち回りですからね! うひょひょ♪ なわけです。
そして立腹の体勢のままがんどう返しですよ
セットがひっくり返ります。
そんな不安定な状態でギリギリまでポーズを決める菊五郎さんに役者魂をみました

その後の山門の場・滑川土橋の場でもセットが動きます。うへへ♪ なのです。
敵味方なのに清々しい友情(?)をみせられて
漢だねぇ、とウハウハでした。
ええ、たとえ山門の上に立つ団十郎さんが3階後方にいる私からは
足しか見えなくても


三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)

 小田春永に仕官した此下兵吉(松緑)の槍の力のほどを試そうと、朋輩の奴たちが打ってかかりますが、兵吉はこれをいとも簡単にしりぞけていきます。


………これを待たずに、あやうく帰りそうになりました
あっぶねー そうか、舞踊があったんですな。

そんな感じで個人的にイレギュラーな演目でしたが(苦笑)
面白かった
なんかずーっと楽しかったです。
ちょっと立ち回りっぽい部分もあったからかな?

おかげでウキウキして帰れました。

さらば麗しきウインブルドン (深田祐介)

女帝の本棚シリーズ
スポーツ好きならこれオススメ!」と貸していただきました。

3つのノンフィクションで構成された1冊。
スポーツの世界もいろいろあるんだなぁ…と切なくなりました


さらば麗しきウインブルドン

昭和9年、世界ランク3位のテニス選手・佐藤次郎(27)船上から投身自殺。

というショッキングな事実が冒頭で明らかに。
この佐藤選手がいかにして死を選ぶに到ったかを語るのだな? と腹を据える私。
世界ランク3位で、結婚を控えた婚約者もいて何で自殺を?!

生真面目な佐藤くんはどうやら怖い顔をしていたらしく
ついたあだ名が“ブルドック佐藤”。
なんと海外でそのようなニックネームをいただいたらしい。
その名をちょっぴり不満に思ったのかスピーチでジョークを飛ばすような人柄
だけどプレッシャーに弱く、国の威信を賭けた試合の前には胃腸を壊す繊細さも。
責任感が強いんだね

そんな佐藤くんに、おんぶに抱っこな当時の日本庭球協会がもう…!
ムカツク!
金・金・金・金…ウルサイっつの。あと派閥は選手には関係ないでしょ!
何にもしないで選手の努力をあてに金集め。
疲れきった選手を休ませることなく働かせ…ぶっ飛ばしたい
選手個人ががんばっているところに依存しているだけじゃん。

しかも“海外成績は考慮に入れない”という規定を見直しもせず
デ杯やウインブルドンで活躍している選手を
日本のランキングから外すという意味不明さ。アホか

婚約した早苗ちゃんとラブラブ で離れたくない佐藤くん。
この時の佐藤くんは可愛かったな~。
ウザイくらい(ヒドイ)早苗ちゃんに構っていて、本来はこんな人なんだよ。
奇行の噂なんてあてにならないね。
プレッシャーからちょっと精神のバランスを崩しかけたんです。うう、佐藤くん…

大学を卒業したいから、と佐藤くんがデ杯辞退を申し出ても
君が出るから資金が集まったんだよ。出てくれなきゃ困る」って強行出場させて
何度も辞退して気の進まぬ遠征に出発してから体調不良で帰国を訴えても
遠征を決行せよ」と電報を返す協会。
あのね、あれだけ責任感の強い佐藤くんが弱音を吐くってことは
よっぽどなんだよ。
それを考えもせず
金が集まらないから」ってことだけで強行させるなんて酷すぎる!
なんも理解していないんじゃん!!

責任感の強い佐藤くんが電報を受け取って、帰国を断念。
覚悟を決めてデ杯に挑もうとするのですが
その途中の魔の海マラッカで…
ああ。なんて真面目な人なんだ。
アホなおっさんたちの言い分なんて聞かなくてもいいのに。

さて、生真面目な佐藤くんは
国同士の戦いであるデ杯では胃腸を壊すのですが
個人の戦いであるウインブルドンでは絶好調。

そんな佐藤くんをよく理解しているミッキーこと三木龍吉
「今度こそ佐藤くんをウインブルドンで勝利させたい」と英国に滞在を続け
彼をサポートしようとひそかに決意していたところに訃報です。
ミッキーの絶望も大きかったことでしょう。

佐藤くんとは対照的に、気分屋で理性的でいい意味で軽いミッキー。
コートとしても優秀で佐藤くんのかわりに(ってわけではないでしょうが)
ミックスダブルスで優勝
なんかもー、すごすぎるよ、ミッキー

★ 蛇足 ★
これを読んでいて思い出したのは萩尾望都の『マリーン』
船上から身投げ・テニス選手、という共通点で思い浮かんだんだと思いますが
テーマはまったく違います!
この話のように佐藤くん、早苗ちゃんに会いに来ればいいのに…



銀輪きらめく日々

自転車競技のお話
テニス以上に馴染みがない競技ですよ。でも面白そうだ。
短距離であるスクラッチ・レース
スケートのショートトラックみたいなミス・アンド・アウト
個人追い抜き競争のパーシュート・レース
スクラッチ・レースの自転車止めて睨み合うってなんだよ!(笑)

主人公は長義和
ミュンヘン・モントリオール・モスクワの五輪に出場&目指した人。
真面目な天才。メガネキャラ(笑)
モスクワ出場に照準を合わせ
当時はアマチュアしか出場が認められていなかったためプロ入りを断念。
そこまでして賭けていたのに
ソ連のアフガニスタン進駐という政治的な理由でモスクワ五輪出場断念せざるをいない事態に。
わああ。なんてことだ!!

そんな長くんを陰日向なく支えてくれたのが長沢義明
かつては自転車競技をやっていたんですが、とある事故で天啓を得て(?)
もともと好きだった自転車整備の道へ。
それが嵩じてイタリアで修行。やがて自転車を製造する人へ。
イメージはO泉洋。…なんとなく

長沢さんがイタリアで修行中に長くんが短期留学に来て縁が始まります。
面倒見のいい長沢さんによって厳しくも温かい指導でレースをこなす長くん。
エントリーするレースの数が半端じゃないです。
鬼か?! という長沢さんのレーススケジュール。
ですが、送り迎えから食事の面倒からマッサージや注射まで
あらゆる面倒を一手に引き受けてくれる長沢さんの熱意が伝わらないはずがありません
やがて長くんも理解し、その期待に応えるのです。

長沢さんと長くんの絆が素晴らしい物語でございました

長くんは中野浩一と同年代…?
長くんが絶好調のとき中野さんとレースをして圧勝したほどの実力があるんですよ。
しかしプロになると五輪出場資格がなくなるのでプロにならなかったのに
後々、プロでも参加できるようになりましたよね。
なんでもっと早く…! と思わずにはいられませんでした。

★ 蛇足 ★
これを読みながら思い出して仕方なかったのがアニメ『茄子~アンダルシアの風』
いや、見たことはないんですけどね。
たしか自転車レースの話ですよね? なんだか見たくなってきました。
しかし、なんで“茄子”なんだ??


聖火まぼろしなり

昭和15年に東京でオリンピックを! という夢に向かって突っ走る話。

…ではなかったです。
なんかもー、政治的な思惑が絡んでドロドロしてました
戦争が絡んで駆け引きだらけ。
ヒトラーだよ! そうか、この時代はそういう時代か…

ヒトラーって無駄がないね。
ベルリンオリンピックをそうやって利用したんですか。
優勝国の国旗掲揚や聖火リレーを企画したプロデュース力は
たいした物だと感心しましたが
それが戦争のため、国家の威信のためだとは…。
おまけに戦争の下見も兼ねていたとはね。うーむ

この話のオアシスは自転車に夢中の今井くん
なんかキラキラ して見えました。

ちょっと江戸まで 第1話

『カレカノ』『なんとかかんとかモンスター(←調べとけ)』の
津田雅美さんの新連載開始です!

これがもう、すっごく! 面白かったんです!!

雑誌LaLaの読者なんです、実は。
すんません と、謝ることでもないか。
だって楽しめる連載が多いんだも~ん


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(2008/05/24)
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ちょっと江戸まで 第1話 石の薔薇と氷の桜

今度の連載はちょんまげモノだ!

チョイ悪セクスィー旗本 の父が最期に遺した言葉は「アディオス」
その様子を看取るのは後継ぎの息子・貴晄
ちょんまげがきりりと凛々しい美形 の若者です。…ちょっと表情が乏しいか?

亡くなったこの親父、モテモテ人生 を謳歌したようで
貴晄には母親の違う兄弟・姉妹がたくさんいた、らしい。
その兄弟・姉妹すべての行き先を決め、ほっと一息ついたところだったのに
「アディオス」の後にパチっと眼を覚まし、親父、最後の爆弾発言

薔薇が有名な旧古河庭園で出会ったお花ちゃんとひと春の交際(…?)
もしかしたら子どもがいるかもしれないから
もしいたら面倒みてやって


言いたいことだけ言って今度こそ息をひきとりました。

……まだいるのか!
責任感の強い貴晄、さっそく調べてみました。
案の定、子どもが一人いたわけです。

知らん顔はできないので様子を見て必要であれば手を貸してあげよう
腹心の神谷正成をその子がいる箱根へ派遣。
そこで幼い頃の若(貴晄)そっくりな無表情な美少年  と出会い
この可愛さにめろめろ になった正成
身寄りがないことを聞き、これ幸い! と主人の命令を無視して
江戸へ連れて帰ります。

美少年の名前はそうび。薔薇のことだそうです
お父さんとお母さんの思い出に縁のある名前がつけられたのですね。

江戸にて旗本の兄と初めての対面。
無表情対決… とひとりウケる不謹慎な正成(爆)
最初は渋る貴晄ですが「一人くらい手元においてもいいか…」と折れて
そうびはお屋敷に住めることになりました。

剣術などにも見込みがありそうなそうびに稽古をつけようと張りきる正成
大好きな若にそっくりな子を育てるのが楽しくて仕方がない様子。
とりあえずお風呂でさっぱりするか!

…そうびちゃん、女の子と判明いたしました!!

ヒロインが登場しないからおかしいと思ったんだよ~。
そうきたか。こういうのは大好きです!!


女の子だったそうびちゃんですが、モノローグが寂しい

心の中がいつも冷えている
変わるでしょうか
なにかがこの江戸で……


変わりますとも!
無表情のお兄さんがふいに見せてくれた微笑みに
あたたかい嬉しさを感じたでしょう?!

さて。
冒頭からずっーと、いろいろ違和感を抱いていたのですが
作品の方からツッコミを入れてきましたよ!

この話なんかじゃね?

だ!!

と、すかさず(内心で)返したわけですが
なんとこの物語は

江戸開府から405年後
2008年の江戸時代だったのだ!


なるほどね~。それでいろいろ仕掛けがあったんですね
親父がちょんまげじゃないことも「アディオス」も気になりましたが
私が一番引っかかったのは、旧古河庭園のくだり。
ここはドラマなどの撮影でもよく使われる、和洋折衷の庭園で
どう考えても明治時代以降に作られた建物ですから

それ以外の楽しい仕掛けは
ぜひともマンガで確認することをオススメいたします
あえて言うなら『虹色とうがらし』(←これ好き)っぽいかな。

楽しい仕掛けをちりばめつつ
ときおり江戸時代解説も織り交ぜてくれるので知識欲も充たされます
ふふふ。楽しみな連載が増えてしまいました。
ウレシイ


ついでなので、楽しみにしている連載陣を紹介。
今月号も面白かった~。

キター! ハンカチの、か・わ・りっ図書館戦争
注目の教師と生徒モノキスよりも早く
わお。今回の話、好きだわ。すれ違いの話ビューティーハニー
クワンが…よっしゃそうこなくっちゃ!(え、期待通りなの?)な龍の花わずらい
剛お兄ちゃんたら~お兄ちゃんと一緒
来月号の付録はニャンコ先生ストラップだ!夏目友人帳

最上の命医 1巻 (橋口たかし)

医療マンガ
『焼きたて!!ジャぱん』の人ですよ!
ん? てことは『ジャぱん』は完結したってことか…読まなきゃ


最上の命医 1 (1) (少年サンデーコミックス)最上の命医 1 (1) (少年サンデーコミックス)
(2008/04/18)
橋口 たかし、入江 謙三 他

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幼い頃に命を救われたことをきっかけに
最高の小児外科医になることを決めた少年・西條命(さいじょう・みこと)が主人公。
このミコトくんが揺るがないんですよ。
“最高の小児外科医”になるために迷わずまっすぐに進むんです。
覚悟を決め、情熱を燃やし、手間を惜しまない!
それが清々しい

多くの患者を救うためには優秀な医者が必要。
だから自分は医者の味方
だと言いきるミコトには
手柄とか名誉などは必要ないのです。
ひたすらストイックにあたり前のように自分を向上させる童顔の天才。
“無限の樹形図”には感動です

すでに天才的な技術を持つ彼はとっとと次なるステップへ。
小児科のない病院を志望して、小児科を復活させようとするのです。
展開が早くていい
どんな困難にもひらりと自然体で躱してしまいそうなミコト先生の
今後の今後の活躍が楽しみです

実際、小児科医が減っているらしいです。
そうだったのか…

わが魂は輝く水なり

演出:蜷川幸雄
脚本:清水邦夫
会場:シアターコクーン


個人的に“月参シアターコクーン”の開幕でございます。
「日参」という言葉はあるけど「月参」はないのか…? まぁいい。
今年のコクーンは魅力的なラインナップで毎月通うことに(笑)
何回続くのかなぁ? ちょっと怖いぞ

さて第一弾は


わが魂は輝く水なり-源平北越流誌-


蜷川さんの演出好きだし、出演者が魅力的

萬斎さんと菊之助さんが親子役って?!
亀三郎さんも参加だ! 歌舞伎以外で初めて観るぞ
『カリギュラ』でキラキラしていた長谷川博己もいらっしゃるし
秋山菜津子さんも観たい

実はひそかに観劇に備えて戯曲を読んでみたんですけど
……なんだかよく解らなかったんです
私には戯曲を読む才能が乏しいらしい(苦笑)
あらすじはなんとかわかりましたけど。

障子のような扉式の幕。面白いな!
お経のような声、と思ったら「祇園精舎の~」だった。
そっか、平家物語の世界だったね。

いきなり菊之助さん登場。
…やっぱりお父上に似てるんだなあ。そんなことをまず思いました(笑)
あら? ここで出て来るってことはどうやら亡霊役。
ああ、そうなんだ。
五郎と六郎、どっちなのかなぁ? と思っていたんですけど五郎なのか~。
五郎も武士と聞いていたからもっと雄々しいイメージだったけど
艶やかな黒髪を垂らして貴族的。
…佐為(ヒカルの碁)みたい。亡霊だしね

さてそのお父上斎藤実盛。白髪、と言うより銀髪で萬斎さん登場。
すごいな、空気がかわったよ。きまじめな硬い空気が柔らかくなった。
この役、コミカルなんだな。戯曲を読んだときは解らなかったけど(苦笑)
どこかすっとぼけている。
亡霊の息子とのやりとりもおっかしい

弟の六郎…え、もしかして亀三郎さん?!
髭があるよ!
いくらみてもわかりません。本当に亀三郎さんだったのかどうか…
が、セリフが聞き取りやすくて歌舞伎役者の底力をみた。
こんなにしゃべる亀三郎さん初めて~。
なにしろこの六郎が展開の軸になっている面もあるので出番が多い
斎藤家が与する平家方と、対する義仲たち源氏方をつなぐ人ですから。
木曽の軍ではなんだか大変なことに…

その大変なことになっている義仲軍の中心である秋山菜津子さん。
義仲ったら…なのでかわりに陣頭に立って指揮を執る巴。
そして狂気にのまれた義仲軍でも特に病んでいる巴。
強そうでいながら脆そうな巴さん。
なんつーか、武闘派組織の限界を見た気がいたしました。

その狂気の義仲軍で巴の狂気に期待を寄せている
中原兼光廣田高志)・中原兼平大石継太)・郎党黒玄坊大富士
怖がりの兼光と計算高い兼平どちらも崩壊中でした。
そしてわかり易く病んでいるのがふぶき邑野みあ)。
あー、絶対義仲軍には入りたくないわ~。

平家方には藤原権頭津嘉山正種)。
と、その郎党時丸川岡大次郎)。
あっちゅーまに殺される時丸。カーテンコールの頃には忘れていました(ヒドイ)

そして総大将(だったのかな?)平維盛長谷川博己
乳母浜風神保共子)と城貞康二反田雅澄)を常に引き連れています。
この人たち、コント担当?(笑)
維盛のキャラが…戯曲を読んだときも「頼りないなぁ」と思いましたが
それどころじゃございません!
維盛、浮いてる、浮いてるよ!!
浮世離れした平家の公達。ははは。そうきたか
城貞康も威張ってる割にはオロオロしてるだけだし。
そうかーこういうキャラだったのかー。

お話は…うーん
運命=老い ということをどう折り合いをつけるか?
みたいなことを言っているんだと思いますけど、よくわかりませんでした

でも寝なかったので(←どんな基準…)面白かったんだと思います。
その面白さはイマイチ説明できませんけど(苦笑)

2008年7月号のアフタヌーン (それ以外編)

おお振り以外編です。

なんだか今回は読み応え がありました。
脳が疲れているのかな? 読むのにすっごく時間がかかりました
そして一言感想が多い今月号なのでした。

おお振り編はこちら おお振り編


ネタバレします


ちごぷり (木尾士目)  新連載
子育てマンガ。
双子の姉・あゆみ(18)とその妹・かなめ(18)の子育て奮闘記。
夢子ちゃんの初登場パンチありすぎ…
ところで旦那さんは?


吉田家のちすじ (中島守男)
おおっ! 見直したよ明彦!! あ、その1の感想ですよ。


プ~ねこ (北道正幸)
レジ猫続編希望!!


珈琲時間 (豊田徹也)  新連載
『アンダーカレント』の人!
ちょっと前に載った神さまの話もおもしろかったので今回も期待
なんだこの胡散臭さ120%の男…
と思ったら、そういうオチ。ふふふ。徹底しているなモレッリ


からん (木村紺)
お、柔道マンガとして始動?
それにしても礼法とやらの授業が2時間連続?! キッツー


うろおぼえヴィンランド・サガ (熊谷杯人)
あはは。わかりやすい


ヴィンランド・サガ (幸村誠)

クヌート王子を侮るフローキをギャフンと言わせた殿下。
ヤる気満々だぞ、殿下。暗殺も辞さないつもりですか。

神は……
こうしている今も我々のことを 見ていらっしゃるのだろうな……
友を失い 親と子が殺し合う
そんな様の全てを天空の高みから 見下ろしておられるのだろう
許せぬ


ははあ、そういうことですか、納得。
応援しますぜ、王子!
それにしてもスヴェン王、醜いな…


ヴァムピール (樹なつみ)

恐ろしき女・梨沙の生い立ち。
うーむ。一種のひねくれモノ?うーん
苦労しなきゃダメなの!! ってさー、苦労しなくていいならそれでいいじゃーん。
それがないなら探し出すってか? こわー。

! 勝手にひとんちの部屋を探るなー!jumee☆mad1

ほほう。
殴りかかってきた時うれしかった のか。
ちょっとしたイタズラ だったのか。
…迷いがなくていいなぁ(笑)

梨沙には梨沙の理屈があるのね。
最初はコワっ と思いましたが
あまりにハキハキ話すからだんだん楽しくなってきたよ(笑)

これは、確かに壊れているけど暗さがないなぁ。
カンタレッラもそう感じたのだろうね。
のほうがずっと暗い。
ははは。こういう女だったのか~。すっかり騙されたよ 笑う


ハックス! (今井哲也)  新連載
『トラベラー』の人ですって。
えー? 絵が違う…ような気がする。
みよしちゃん、カワイイ
一点集中! 夢中になるとほかが見えないのね。


謎の彼女X (植芝理一)
卜部いいな


ヴァイオライト (市川春子)  読みきり
天野すみれ。なるほど。


もえタイ (杉基イクラ)  新連載

あれ? ボクシングの話だ…。タイトルからムエタイの話だと思っていた。

無気力な16歳・亀山太一
妹の美香にあメタボと嫌がられ、クラスメイトからは馬鹿にされ…の悪環境。
そんな環境じゃヤル気でないよね。跳ね除ける強さはないようだし。

そんなときであったボクシングジムの蔵田
いいね、蔵田くん。こういう人好き
まっすぐに向き合ってがんばれ!!と言ってくれる人。
でも厳しい。

初めから諦めてる奴は論外だ
やる気ののな奴はいらない!


でも優しい(たぶん)。

オマエは好きなときに
好きなだけがんばっていいんだよ!


フツーの言葉のようですが、太一がほしがっていた言葉をくれたし
鼻水全開ですがりついても振り払わないし。
つけんなよ」とは言いましたけど(笑)

蔵田くんはどっか壊しているのかな?
だから優しいのかな~。

ワタシ、このマンガ好きです


トライアルライド (魚住青時・原作/小林知恵子・漫画)
アンセル…おもしろすぎる~。
嶋速子なるお嬢様(?)登場。この人キモイ…なんか恨みでも?
カンタレッラ、食べてくれないかな(作品違うし!)


大江戸ロケット (中島かずき・原作/浜名海・漫画)
あーあ。邪魔すんなよ~(爆)


次号予告…?
来月号は最終回が多いです。
『チノミ』『セラフィック・フェザー』『EDEN』の3作品が終わるらしい…
一気に連載始めたり、一気に最終回迎えたりどういう作戦なんだろうか??


岩窟王
アニメが6月16日24時25分から!
NHK-BS2で開始です!!
録画しなきゃ!! …容量あけなきゃ


当ブログ・アフタヌーンバックナンバー

2008年
7月号おお振り編/6月号おお振り編それ以外編5月号4月号3月号2月号1月号
2007年12月号

2008年7月号のアフタヌーン (おお振り編)

今回もおお振りの感想が膨大になってしまったので独立させます jumee☆loud laugh1
それ以外の感想は、明日の夕方以降に…できるといいな(希望)

まずは 10巻の感想から。

阿部が無事なんですよ…
そして黒い微笑み(か、あれ?!)も健在でうれしうございます
在りし日(死んでないから!)の阿部の姿を見て
やっぱ早く治そうよ! 完璧にね という思いを新たにしました。

まとめて読むとわかるけど
この試合は花井のためのモモカンからの愛のムチの回だったんですね。
その期待に(なんとか)応えた花井。
ほんっと悩むな、この人。考えすぎな気もしますが、それが花井。
じゃあ、田島は?」なんて気の回しよう。
だから! 君がライバルになればいいでしょう! ガンバレ、花井!!


では、 本誌の感想です。


ネタバレします


おおきく振りかぶって (ひぐちアサ)


“甲子園優勝”するつもりで階段登ったら
5段や10段踏みはずしたって甲子園には行けるんだ


とは主将・花井の考えです。
うはは。わかる! その考えかたわかるよ!!
私もわざと余白を作って“ダメだったとき”の予防線を張るよ。

自分の可能性をめいっぱいまで使ってみたいなら
目標は
でかすぎないとだめだ!


と言うわけで主将も甲子園優勝に目標変更です。
…普通のマンガならこの人を主人公にしてもいいと思うんですが、違うんだなぁ。
だからおお振りは面白い
普通、主将って言ったらチームで揺らがない選手の筆頭だと思うんですよね。
哲さん(ダイヤのA)もそうだし、吉川先輩(スマッシュ)もそう。
だけど10巻でもそう思ったけど、花井はすっごく迷うし悩む。
これから頼れる主将になるのかな? 1年生だもんね。成長が楽しみです

花井の家はマンションなんですね!
オートロックの8階!
そっけなくしつつも荷物を持ってあげるお兄ちゃんに笑いが…ぷぷ

モモカンの高校時代の野球部は軟式で部員不足。
ついにはマネージャーのモモカンとほかに選手が1人だけに。
そこで軟式から硬式に変更したわけですが
OBに反対されて、それを振り切って硬式にしたため
その人たちとは縁が切れたようです(心狭いな、先輩たち)
結局、公式戦には出られず(ってことは9人集まらなかったのか?)
新入部員も入ったんだかどうだか(しっかり! 花井母!!)
で、部員ゼロでいったん野球部はなくなり、今年再結成、という流れだそうです。

ってことは「面子がどーの」とか「オレらの時代はどーの」とか言う
ウザイOBは存在しないってことですね!
うん。ハッキリしていていい

そして、なんとモモカン 看護師さん らしいですよ! 納得。

さて、夏でも湯ぶね派(私も!)の花井、ぐっすり眠って翌朝は
みんなを説得するつもりで早めに出発。根っからのキャプテン気質(笑)
しかし、その心配は杞憂でしたね! いいぞ、みんな!!

花井と同じく早めに着いていた三橋
全国制覇にしたからよ」と目標を伝えます。
そうか、花井は“全国制覇”って漢字でいえるんだな…賢いかどうかの差か~

その後も元気にが登場して「全国一に変えンぞ」で
一番の気がかりだった(笑)水谷も「甲子園優勝」って言い切った!よかった~。
その理由が

三橋みたいのが優勝とか言ってたら
いくらオレだってやるだけやんなきゃって気になんだろ


と言いつつ、実は千代ちゃんのためか? 水谷(笑)
泉にバレたぞ(爆)

そのまま一人ひとりが三橋に告げるのかと思ったら

全員一致で甲子園優勝です!

そしてそれを聞いたモモカンはその覚悟を具体的にするために
すべての時間を無駄にするな! と喝!!
オトコマエすぎるよ、モモカン…

そして更なる覚悟を促すために目標設定用紙大作戦
こうやって文字にして書くというのは効くよね。すんごい考えるもん。

田島、迷いがなさすぎる…すごいよ! と思ったら中学のときやってたのか!
ひらめきもいいね!
今の目標「10分以内に書き終える!」 ←こういう答え大好き!
ん? てことは現在の田島はその賜物なの??
ほかに10分以内に書き上げたのは栄口西広
栄口も以前に書いたことがあったとか。
しかし西広は初めて! なのにクリア?! うおー、やっぱ西広は期待できる

そして意外に率先して言うことを言う
みんなからの「がんばれ」コールを受けながら前進
前にもこんなことあったよな、沖って。…そういう役回り?

これからは今までよりずっと厳しくするけど
言われたからとかイヤイヤやったんじゃムダが多すぎるからね


そうなんだよ。
自分から必要だと思わないとせっかくの練習もムダになっちゃうからね。

ひとつひとつに集中すれば練習を生かせるし、集中するには楽しむことが大事。

うおー! 繋がった!!
モモカンは最初から楽しくないと意味がないって言ってたもんね!!
やっぱモモカンすごい

いつも目標を意識して頭使って考えて
楽しんで!
甲子園優勝しよう!


テンション上がっちゃうよ やる気出ちゃうよ
千代ちゃんまでコーフンしてる(笑)

さて、エース・三橋の目標は白紙
三橋は今を生きるのに精一杯だからなー。しかたない。
毎月これをやるんだって。早く書けるようになるといいね

もっと広い世界があることを
これから知ってくんだなぁ…


えっ?!
断言がキホンのモモカンが「」で終わるモノローグ?!
モモカンはどんな「広い世界」を見たんだろうか??
いつかモモカンの外伝描いてほしいです。たった一人の選手のその後も気になるし!

それはさておき、これからはおお振り熱血編の開幕


当ブログ・アフタヌーンバックナンバー

2008年
6月号おお振り編それ以外編5月号4月号3月号2月号1月号
2007年12月号

今日は発売日ですね。

アフタヌーンの!!

月に一度の! そして最大のお楽しみです ウヒ♪


せっかくの土曜日発売!
朝ゲットして一日読みふけるのも可能なのにっ!

なぜか私は歌舞伎座へ行かねばなりませぬ
“なぜか”ってそりゃ、チケット押さえたからに他ならないんですが

もちろんアフタヌーンはすでに購入済み LOVE
それも行きつけの本屋の開店、10時に合わせたかのような時間に!
いや、チケット発売だったからそのついでに、ですよ?
と、なんとなく言い訳

んにゃ。正直に言おう!

本当は10時に本屋に行くついでにチケットも買ったのだ!
本屋に用事がなければ、チケットは電話で済ませるつもりだったのだ!!


ちなみにチケットは取れませんでした
いいんだ。まだ先行だし。第一の目的の雑誌はゲットしたし。

もちろんおお振りは読みました
が、もう出発の時間です。うひー

もっと読みたい~。雑誌、読破したい~。感想まとめたい~ 大泣き

しかし! 歌舞伎も楽しみにしていたのです。…一応。
あー、でも集中できない予感がするよ
ええい! 行ってきます!!


そんなわけで感想は明日以降になります。
たぶん、明日の夕方くらいになるのではないでしょうか…
けっこう感想を求めて検索していらっしゃる方がおられるようなので
予告してみた(笑)

期待に沿えるような感想になるかどうかは謎ですが、感想は書きます!!
私が書きたいから!!


あ、表紙をみて思ったこと。

立った! 阿部が立った!! ←阿部はクララじゃないっての

あの表紙は現在の西浦ではないよね?
1年後か2年後の姿…?
何を見ているんだろうな~?
対戦相手? それとも甲子園? 甲子園の近くにあんな緑があるかどうか知らないが

隼別王子の叛乱 (田辺聖子)

女帝の本棚シリーズ

古代史好きならこれも読め! と貸してくれました。

…隼別王子って誰ですか
実在した人ですか。
古事記・日本書紀に登場する人なんですか、そうですか。
ハヤブサワケオウジって読むんですか。
何でか読み方はわかりました。←なんでよ? 謎。

ってくらい訳わからない状態で読みました


隼別王子の叛乱 (1978年) (中公文庫)隼別王子の叛乱 (1978年) (中公文庫)
(1978/04)
田辺 聖子

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うわ! こんな表紙だったのか!!
お借りした本はカバーがかかっていて表紙が見えなかったのだ。
これ、誰? 磐之媛??


主要な登場人物が交代で語り手になり、それぞれが
しゃべりたいことをしゃべりたいだけしゃべる、という形式。
つまり苦手な一人称だっ!

あの、時系列無視ですか…
隼別王子のことをしゃべると見せかけて自分語りがしたいんですね…
もー、わかったよ! 好きに話すがいいさ!!


兄である王に疎まれて追われる身となった隼別王子。
見た目が麗しいので女にモテモテ。ついでに男にもモテモテ。最終的には白鳥に。
…これは誰の話ですか?!
ヤマトタケルにそっくりじゃないですか?!


てな感想を抱くのであろうと予想しながらの読書。
うーん。ちょっと違った

ヤマトタケル
疎まれながらもやることはやる戦士で、その中でロマンスもあり
夢にむかって突き進む姿を描いた物語
でしたが

この『隼別王子の叛乱』は…
あくまでも愛の、というか恋愛の物語でした。

以上。


……………。


うわーん。
だって恋愛小説なんだよ。あんまり語れることがないんだよ。
“叛乱”といっても戦闘シーンがあるわけじゃないから血沸き肉踊ることもないし
そもそも叛乱のきっかけが女を巡って、だもんなー
別に自分が王になって“こんな国にしたい”とか考えてないし。
叛乱おこした後は逃げるだけだし。なに? 成り行きまかせなの??

……誰が悪いの?

私は諦めの悪いオオササギ(大鷦鷯)の王が悪いと思うんだけど。
両思いの若い恋人を引き裂くなんて大人げないことしてるんじゃないよ~

この時代は政治的に安定しているのか?
この王、すっごく閑そう。だから女漁りをしているんでしょ?
どうやらロリコンの気があるらしくて(苦笑)
若い女に目をつけては奥さんを静かに怒らせています。
それ以外にも役に立たない巨大なお墓を作ったり(中断したり)して
全体的に「なにやってんのー?」な残念な王さまなのでした。

なによりショックなのが奴隷がいたこと!
ガーン。そうなんだ。そういう時代なんだ…
その奴隷制度に疑問を持たずに
制度の上にふんぞり返って、権力と面子にかけて、女漁りと墓作り?
うわー、どうなの? この王

私は奴隷制度に疑問を持って
「自分が王になったら廃止する!」とがんばる人が好きだから。
待ってて! アルスラーン!! 滞っているけど絶対読むから
…とりあえずは借りている本を読む。

ま、この小説の主題は恋愛ですから、政治的なことはあえて書かなかったのでしょう。

そんな物語の中で興味深かったキャラが、オオササギの妻・磐之媛
陰謀大好きな暗~い女です
王さまを好きなんだかそうでないんだか、よくわかりません。
好きなら好きって言えばいいのに。素直じゃないんだから~。
嫉妬深いのは確かなようで、王と若い女の仲をジャマすることに生きがいを感じ
後半は一人の息子を溺愛。
他にも息子はいるのに、たった一人をエコヒイキ。
どうなの、この偏りっぷり! オモシロすぎる

恋愛って自分勝手な感情なんだなーと実感いたしました。
これに出てくる人たちは大抵、自分のことしか考えていません。

ははは。
私、恋愛小説ほんっと苦手だな。こんな感想しかでてこないんだもん

特にメインの恋人たちである隼別と女鳥に共感できない…
この行き当たりばったりな二人に誰か言ってやって!
若さでなんでも許されると思うなよ! と。
こんなことを考えるようじゃ私も老いたかな(苦笑)

びば! フライング本屋!!

明日は『おおきく振りかぶって』の最新刊、10巻の発売日

ですが、「もしや、あるのでは…」という大いなる希望を胸に
思いつく限りの本屋に行ってみました!
まぁ、そんな簡単に見つかるわけはないんですが
前回9巻をゲットしたお店ならあるに違いない メラメラ という確信のもと行ってみると

ありました!


おおきく振りかぶって Vol.10 (10) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって Vol.10 (10) (アフタヌーンKC)
(2008/05/23)
ひぐち アサ

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おお! 画像もあるじゃないか~
9巻のときは発売日前には画像なしだったのに。なんなんだ?!

おまけマンガは大地の生い立ち(?)。
この子は小さいときから、力が有り余ってて単純だったのね(笑)
まったく、愛い奴じゃ

さ、本編を読もうかな。←まだ読んでいなかったり 汗;

霧 (スティーヴン・キング)

映画『ミスト』の原作を読んでみました。

映画の感想はこちら ミスト

うーん、先に映画を観てからだと、こんなに原作を読みづらいものだとは…
どうしても映画の情景が浮かんでしまって
小説の描写の部分をすっ飛ばしてしまうんですよ

そうすると結局、映画の記憶を頼りに読むことになって
小説を読む意味がな……ごほごほ。
えー、ま、そんな感じで集中力が保てなかったのでございます


スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)
(1988/05)
スティーヴン キング

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骸骨乗組員~スケルトン・クルー』というタイトルの短編集の一編。
』以外にもいくつかの短編が収録されています。
が。
あきらかに『霧』の分量が多いのでした。
半分以上『霧』なんだもん。いっそこれだけで発行してもいいんじゃない?(笑)

映画を観たときも思ったけど、なんというか文化が違うなー。
日本人ならそういう行動はあまりとらないんじゃないか
というか、私ならそれはないな! というのがミセス・カーモディの言動。
うーむ。憑かれていますよね。怖いです
あんな悪いことを口に出してはイカン! と言霊の国に住む私は思うのです。

さて、なんと言っても注目は映画とは違うエンディング!
映画は結末を変えたそうなので小説ではどんなラストを迎えたのかが気になったのです。

ははぁ。小説の方が余韻があるんですね。
はっきりとした結末は提示されていませんでした。
うーむ。映画を見た後だとインパクトが~

映画のエンディングは
原作で主人公たちが想像した結末のいくつかをカタチにしたものでした。
ふふふふふ…。よりによってそこをカタチにするとは…
いけずな監督だわ~

スパイダーウィックの謎

本題に入る前にお礼を。

ここ数日、たくさん拍手をしてくれた方!
ありがとうございます!!
当ブログでは異例の数に、驚きながら嬉しさをかみ締めております

一人の方の拍手なのか、複数の方による拍手なのか、わからないのですが
本当にいろいろな記事に拍手されていてビックリです。
興味の対象が似ているのでしょうか??
これからもどうぞ御贔屓に ←調子に乗るな(笑)


では本題です。



久しぶりに自発的に映画館へ。
もうじき終わっちゃうよ! というタイミングで観てまいりました。

私は外国語の映画を観る場合は迷わず“字幕版”を選ぶのですが
最近は吹替版を選ぶ人が増えているとか。
へー、そうなんですか?
ナンデ??

字幕を読みきれない人が増えているんですって!

えぇー? 活字離れもここまできたかー。
ってホントなんですか?
まぁ、確かに見なれない言葉が字幕にあらわれると
「それは何?」と戸惑って読みきれないこともありますけど、それにしても~。

できるだけ平易な言葉を選択し、難しいと思われる漢字にはルビをふっている

へえ。そうだったんだ。
うう~ん。そんな戦いがあったとは。
そう言えば、先日行った試写会で2回ともアンケートを渡されたんですよね。
…あー、協力しませんでしたけど。非協力的ですんません
そうか、こういうことがあるからだったのかー。

私は白っぽい画面なのに白い文字で表示された場合に「キィッ」となるくらいで
それ以外は特に不便を感じていませんでした。

今後も字幕版を好んで選ぶと思うのでがんばってほしいです
字幕で外国語を聞きながらのほうが
映画の雰囲気を味わえて楽しい と思うんだけどなー。
まさか字幕版がなくなったりはしないと思いますけど…。
吹替人気で上映回数が減ってしまうのは悲しいことです。

てなわけで、この映画も、もちろん字幕版にて拝見。


スパイダーウィックの謎


事前の情報としては
なんだか子どもが活躍する妖精が出てくるお話らしい(ファンタジー?)
で、その子どもが『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアだ!
ってことしかわかってませんでした。

見終わった後の感想は
いや~、意外とハードな。
そして少年の成長と家族愛の物語であったよ。


予想以上に楽しめました!

けっこうネタバレするので隠します。

続きを読む

板橋名人寄席

会場:板橋区立文化会館

“伝統芸能”というカテゴリーなのに
歌舞伎以外の感想がないような感じでしたが
ついに違うジャンルの感想が


久しぶりに落語を聞きました。
けっこう有名な人がご出演 そんなわけで行ってみました。
初めての会場でしたが、前の人の頭が邪魔にならず見やすい作りで好印象。
ただ、落語を聞くには広すぎましたが(苦笑)

まずは前座。
おや、どっかで聞いたことがあるお話だ。
新人さんの登竜門的なお話なのでしょうか?

続いて柳家三三さん。
…なんて読むんだ。まさか“さんさん”じゃないよな?
さんざ”さんでございました。
なんとこの方、映画『しゃべれどもしゃべれども』の落語指導をされた方だそうな。
そうでしたか。あいにく私はこの映画、未見でございます。
もっとも出演しているわけではないようなので見ていてもわからなかったと思いますが。
話してくれたのは『お菊の皿』。怪談か?! と思いきや…なお話。
おもしろかったです
聞き取りやすくてリズムが私に合っていました。…映画、見とこうかな。

お次は林家いっ平さん。
来年三平襲名が決まっているんですね! すみません、私は存じませんでした。
お題は『芝居の喧嘩』…?
しかし実際はフリートークがメインだったという感じ。
全体のバランスをとったのかな?
落語ばっかりじゃお客もつまらなかろう、という気配りな気がしますが
実際はどうなんでしょう?
なんだかんだいって小朝さんとは今も仲がよろしいようで安心いたしました

前半のトリを勤めますのは三遊亭小遊三さん。
笑点でおなじみですね。
お題は『堀の内』、だったかな? おバカな男がお参りに行くお話。
なんだよ、すごく面白いよ! ←変な誉め方ですが
お客の反応を見ながら緩急自在な調子でスーっと頭に入ってくるんですよ。
なんだかアツイ話し方で好みです。でも計算しているところはクール。
お話もアレンジされていて、時代は江戸みたいなんですけど
水道に蛇口があったり、横断歩道があったりと、ところどころに現代の風景が。
それがすごく自然に溶け込んでいてナイス!
うをー、落語家の底力を見た

中入りを挿みまして江戸家小猫さん。
ジャンルは“物まね”
…私が考えていた物まねとは違いました。動物の物まね!
すごく上手!! ←プロに向かって失礼な誉め方?
客席からリクエストにもきちんと応えてくれました。
“パンダ”とか“コウモリ”の鳴き声なんて…お客さんもイジワルだ(笑)

今回のトリは桂歌丸さん。
笑点でおなじみですね! でも私はこの番組、あんまり見たことがない。
すっごくやさしい話方でほっこりいたしました
ゆっくりお話されるんですね~。…お年のせい?(オイ)
それは演技なの? それともお疲れなの?
ちょっとわかりませんでしたが、後妻と番頭に追い出されたくだりを語ったときは
泣きそうになりました。
ヒドイよ! 番頭と後妻!!
語ってくれたのは『ねずみ
左甚五郎のお話です。左甚五郎大好きー! テンション上昇!!
もちろん、こんなヒドイ番頭と後妻はただじゃすみません。
オチもナイスなステキなお話でした
いやん。歌丸さん、FANになってしまうじゃないですか!

とっても楽しいひとときでした。
笑点見ようかな…
でもあの音楽聞くと「休みも終わるな~」と黄昏てしまうから苦手なんですよね

夏の名残のばら (藤たまき)

女帝の本棚シリーズ

最近人気の音楽絡みのお話でした。
この方の絵はなんていうか欧米的。色が薄いからかな?
華やかだけど儚い感じがいたします。
そして黒髪キャラがいない…


夏の名残りのばら (キャラコミックス)夏の名残りのばら (キャラコミックス)
(2004/02)
藤 たまき

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ヴァイオリン職人をめざす少年・データが、ある日
素晴らしいヴァイオリン奏者の少年・ルースに出会ったところから始まります。
この出会いの場面で演奏されていたのが表題の“夏の名残のばら”という曲。
そうか、曲名だったのか…
同名のタイトルの芝居を見たことがあります。もちろん話はこのマンガとはまったく違いました。
それと恩田陸の小説にも同じタイトルのものがあったような…? 未読ですが。

名器とされるヴァイオリンを無造作に弾きこなすルース
彼は無垢で素直な寂しがり屋。
親代わりのアッシャと二人で暮らしていて
データが初めての友達だ、と無邪気に喜ぶ天然さん。
まるで仙人のような生活をしていた彼ですがデータと出会い街に出ることを決意。
無垢で無欲な彼が他人にどう影響されるのか?!
というのを見守る物語、かな。

もちろん二人の友情の物語でもあります。

世紀の名ヴァイオリニスト
世紀のヴァイオリン名工
僕ら有名な親友になるよ


うんうん。なるよ、なるなる
私は全力で応援するよ。
…どちらがより困難なんでしょうね? どっちも大変そうですが。

ルースの“親代わり”のアッシャ
親代わりですから本当の親ではございません。
本当の両親は二人とも亡くなっていまして
ルースは幼いころ兄のマリスに育てられていたのですが
その兄も亡くなり、兄の親友(というか同志?)のアッシャに引き取られたのです。

このマンガを貸してくれた西の女帝さまのお言葉によると
アッシャとマリスの関係性に萌える」とのこと。
私は…肉親の少ないお互いが支えあって生きていたのかな、と。
二人とも音楽業界の荒波にもまれて疲れきっていましたから。
というわけで、例の如く受け入れてしまいました(爆)
ほんと、“萌え”の素質ないなー、ワタシ

アッシャがお気に入り
世捨て人みたいな生活をしていたからガンコ男かと思ったら
偏見がなくて知識の深い大人でした。
そしてルースのこととなると…(笑)
データとアッシャがルースのワックス話で怒ったり震えたりして
話し合っているのが面白かった。
このコンビ好き

データも変な客に反論して展覧会に出品する羽目になったことを考えると
かなり怒りっぽい人だと思うんですが
ルースに対しては決して怒らないの。
やさしく見守ってルースがわかるように、ゆっくりと言い聞かせるのだ。
同い年のはずなのにオトナだ。…ルースが子どもなだけ?
データも素直でいいね。衝撃を受け入れて必ず前進するのがステキ


ところでストラディヴァリウスって“コーヴェット”という愛称があるのですね。
私はストラディヴァリウスといえば“ステラ”という言葉を連想してしまいます。
それは遥か昔に読んだマンガ『四重奏ゲーム』のせいかな…?
たしかこのマンガでステラと読んでいたんですよ。
詳細は忘れましたけど(笑) たしか学園モノで密輸とか絡んでたような…
ミステリ要素もあって面白かった!

花かざりの道 (水上澄子)

女帝の本棚シリーズ

女帝さまが大好きな水上さんの『なかよし』のマンガでございます。
『りぼん』派だったワタクシは存じ上げませんでした

これまたびっくりな古い作品です。
奥付を見ると発行が昭和57年 講談社の社長さんの名前も今とは違います。
なんといっても定価が消費税ナシの370円
おや? そうか、なかよしはりぼんより10円高かったんですよね。


花かざりの道花かざりの道
(2000)
水上 澄子

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…案の定、画像がないぞ。
そしてこれを探す段階で初めて気づいた。
タイトル『花かざり』だったんですね。『花ざかり』だと思い込んでいました 汗;

短編集でした。
表題作のほかに2編収録。
外国を舞台にした少女マンガって昔は一ジャンルとして存在していましたよね。
そんな懐かしさをかみ締めつつ読みました。
こういうのは大好きです


花かざりの道
どうしても萩尾望都の『訪問者』を連想してしまうのですが…
だからマーカスの父親は実は…なんて想像してしまいました。
うーむ、まったく違った!
やさしいなー、ウイリアムもグレンもマーカスも

花屋敷からきみへ
片思いの気持ちも告げられずに終わった初恋を心に秘めた母を持つアントニイ。
そんなママを見てきたから心のままにしゃべるようになった彼。
まっすぐでいいねぇ。内気なママを上手くサポート グー!
…しかし、私がアントニイだったらグレるね
だって母親がずーっと初恋引きずっているんだよ?!
夫も子どももいるのに! いいかげんにしろ やるせなし
いくら夫は亡くなっているとはいえ、家族に失礼だろ?! とキレます、たぶん。

キャンドルライト
『花ざかりの道』で大人になっていたウイリアムとグレンの出会いの物語。
舞台はイギリスの寄宿舎。…どうしても萩尾望都を思い出す~。
やっていいことと悪いことの区別もつかんのか、リチャード 怒
しかし潔く認めたのは偉かった
それにしてもウイリアムは器が大きいなぁ。
グレンがマーカスを預けた理由がここにある! と納得。

夜の童話 (紺野キタ)

女帝の本棚シリーズ

短編集
ほんわかした絵柄によく似合う、やさしいお話ばかりでした
…この絵、見たことあるような気がする。
初めて読む人かと思ったけど何か読んだことあるのかも~。


夜の童話 (POPLARコミックス)夜の童話 (POPLARコミックス)
(2001/05)
紺野 キタ

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…画像がないのかー

家路
「春さん」「ときさん」と呼び合うのがいいですねぇ


守るために悲しみを教えないというのは…よくないですね~
けれど姫は自分で気づきました。
そしてその姫を温かく包み込んでくれるのが園丁の子。泣ける

春を待つ家
ちょっとフクザツな家族の物語。
姉を“日和ちゃん”と呼ぶ弟・芳久。
彼がなにげに支えているのがいいな

カラカラ
メルヘン~。
こんな感じならいいのにな~。

眼鏡売りの男
眼鏡屋さん、いいキャラだな~。
出てくる人みんな仲良しで好き

あかりさき
ん? どういうことだ??
あのおじさん、ナニ???

夜の童話
貸猫屋!! これ、もっとお話作れそうだなぁ。ないのかな?
“ゆきねこ”が一番好き


あれ? 気がついたら全部のお話にコメントしてたよ

すごいな! リス!!

うーむ。借りた本がまだ読み終わらないのに
またしてもドカドカとヤカタから予約本が届いてパニックです。
毎回思うが、どうして集中して届くんだ、予約本って

現在5作くらい同時に読んでいるので…
ていうか、単に読みかけが5冊くらいあるってことですが。
なかなか読み終わりません。
しばらくはマンガの感想を連続してネタにすることになりそうです。
マンガならすぐ読み終わるんだけどなー。←それは当然だ

だったら読書に集中すればいいのに、昨夜はうっかりテレビを見てしまいました。


ベストハウス

真剣勝負がゆえに起こってしまった端から見たら「なぜ?!」なミスベスト3。

何年も前のプロ野球・巨人対阪神戦。
阪神の攻撃中、ランナーがいる状態で、その日絶好調なバッター・新庄を迎えた
巨人のある投手(一応、名前は伏せます)。
とった策は“敬遠”
それだけ新庄が好調だったということですね。しかたありません。
バットの届かないところにボールを投げる投手。
が。
途中、なぜか半端なところに投げてしまい、それを見逃さなかった新庄に打たれヒット。
ランナーが帰ってきて阪神の勝利!
あわわわわ。プロでもこういうことが起こるんですね!
敬遠されても諦めずに狙っていた新庄の心意気が素晴らしいと思います。

何年も前の将棋の公式戦。
テレビ中継もされるような大きな大会ですよ(たぶん)。
六段と五段の対決(たしか)。どちらもプロです。
将棋とは先の先を読んでお互いの頭脳を限界まで使う戦いです。
形勢不利な上、制限時間にも負い込まれたときやってしまったこととは?!
二歩。
ううう~ん。私でも知っている初歩的なミスですよ。
縦の列に歩の駒を2つ以上置いてはイケナイのです。
置いちゃいました。プロなのに。
そのまま負けが決まりました。対戦した相手も呆然としていました。
ありえないミスに、勝ってしまった方が気を遣ったらしいですよ(笑)

トリノオリンピックのスノーボードクロス決勝。
これはミスそのものよりも、こんな競技があるのか! と。
スノーボードの長距離障害物競走とでもいいましょうか。
なんだかおもしろそうな競技でした。
これ、中継はやっているのだろうか? 見たことがない…


さて、この日一番私が気に入った のは
映画で動物がすごい!ベスト3(ちょっと違うか? 大意は合っている)の
『チャーリーとチョコレート工場』のリスは本物だった!! です。

CGじゃないんですよ
映画を見たとき「本物っぽいけど、本物だったらすごいよね」と思っていたら
本物だったんですって!!
わー、びっくり。ティム・バートンに乾杯!

監督に言われ、リスに猛特訓するトレーナー。
だって
リスに胡桃の良し悪しを判断させ、殻を割った後食べずに手放す
という動作を憶えさせるんだよ?!
なんという難しさ!
その要望に応えようと特訓を繰り返し、その期待に応えるリスたち!
わぁぁ、熱血です 感動ですよ
たしかにあの場面のリスはとてつもなく可愛かったです。
特訓の様子も可愛かった~

神社若奥日記 鳥居をくぐれば別世界 (岡田桃子)

女帝の本棚シリーズ

神社仏閣を好む私(でも全然詳しくない)。
もちろんこういう裏話も大好きです

まったく神社とは無縁だった作者が結婚したのは神主さんだった!
初めてのことだらけの若奥さま(=作者)の奮闘記でございます。

作者以上に神社に縁がないワタクシ。
いやはや、いろいろ勉強になりました。


神社若奥日記―鳥居をくぐれば別世界 (祥伝社黄金文庫)神社若奥日記―鳥居をくぐれば別世界 (祥伝社黄金文庫)
(2004/01)
岡田 桃子

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しかし、この1冊を読んで一番エキサイトしたのは アテルイ話
こちらの神社のテリトリーに、あのアテルイの首塚があり
それを知ったアテルイファンの方々が慰霊のために集まったというくだり。

私はアテルイが大好き なんですよ。
というのも新感線のお芝居『アテルイ』を観たのがきっかけなので
割と最近知ったのですが。

舞台を観た後、高橋克彦さんの『火怨』を読んでますます好きになったのです。
この小説は面白いです!
泣ける・笑える・血沸き肉踊る! 感情が大忙しの名作です。


火怨〈上〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)火怨〈上〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)
(2002/10)
高橋 克彦

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慰霊祭に訪れた人たちもこの『火怨』を読んだ方々だとか。
うひー、知っていたら行ったのに~!!

聖☆おにいさん (中村光)

先日、ふじふじさんが仕事の関係で東京にいらっしゃいました

優雅にモーニングを済ませ
余裕を持って早い時間に帰宅しよう、という計画だったらしいですが
そうはさせるか! と朝からおしかけたワタクシ。
しかも、なーこさんまで巻き込んで(爆)

優雅さゼロな滞在になってしまいましたね。
電車、間違って快速に乗って通過してるし。本当に東京に住んでいるのか?! わはは
へっぽこな案内で申し訳ない

ふーむ。おたく道は奥が深い
自分もかなりのおたくだ自負していたのですが「まだまだだな 」と実感。
ま、ハタケ違いだと言えばそれまでなんですが。
ていうか、わたしゃ半端だのう。
テキトーに足をつっこんで浅瀬をバシャバシャしているだけな感じ。
なんだか勉強になりました。


さて、そのふじふじさんが持ってきてくれた1冊。
昨年からあちこちで話題になっていたマンガでございます


聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)
(2008/01/23)
中村 光

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うーむ。大丈夫なんですか、何かを冒涜したことにはなりませんか?
私は宗教には詳しくないのでOKでした。
面白かったです

ブッダとキリストが休暇を下界で過ごそうとルームシェアしてご機嫌ライフ
けっこう質素な生活なのがウケます。

しっかり者のブッダ
思いつくままに行動するキリスト(若干、天然…?)。
キリストが無駄遣いをしてはブッダが怒髪天をつき、光り輝いてしまったり
ブッダの予想外の才能に、驚きのあまり奇跡を起こしてしまうキリスト
怒りながらも常識人のブッダは、自分にはない自由な発想をするキリストが好きで
頼りになるブッダに懐いているキリスト。
なんだかんだでいいコンビです

毎回、二人が着るTシャツの文字を楽しみに読んでいたのですが
その文字がブッダによるものだと知ったときは爆笑しました。
「ニルヴァーナ」とか「アーメン」とか…
そうか、ブッダが趣味で作っていたのね
たまーに読めないこともあるんだけどね(苦笑)

スイッチ 全2巻 (望月花梨)

女帝の本棚シリーズ
富士山の向こうからはるばるやってきたマンガでございます。
西の女帝さまに感謝

先生と生徒モノ。
うは。大好きなジャンルです


スイッチ (第2巻) (花とゆめCOMICS)スイッチ (第2巻) (花とゆめCOMICS)
(2001/03)
望月 花梨

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…この2冊で本当に終わりなの??
もっと続けられそうじゃない?! 私はもっと読みたいぞー!!


今まで先生に好かれたことがないため先生が苦手な名倉炯
好かれていないと思い込んでたからますますとっつき難くなる悪循環。
根がマジメで友情に篤く我慢強いケイが初めて触れた先生のやさしさ。

その先生が、時々生徒に混ざっちゃうくらい先生ぽくない先生・広田
ちゃらんぽらんなようでいて生徒をきちんと見ているイイ先生です。

この広田先生との交流でケイの苦手意識が薄まり
それだけでなく恋愛にまで発展する物語。
でもありながら、汐見梢との 友情の物語 でもあります。
思いのほかイイヤツなんだわ、梢ちゃん。驚きました。

しかし、この話でイチバン面白いキャラがケイに片思いする男・木暮
鋭いのにその鋭さを使いこなせない愛すべき男(笑)
青いわ~ 98666

先生と生徒モノと言っても禁断の香り漂う感じではなく
終始、体温低い感じ。
木暮が出てくるとちょっと温度が変わってスイッチが切り替わるので面白い。

広田先生にのみ心をひらき
先生とつりあうような人間にならなきゃ、と一途なケイ。
うおー、なんだこの感じ。どっかで見たぞー。うーん
ずーっと考えてやっと思い出した。
そうだ。『カレカノ』のマホさんだ

五月大歌舞伎 昼の部

新橋演舞場・昼の部でございます。
もちろん亀治郎さん目当て で参りました。


彦山権現誓助剱 毛谷村

何度か観ている演目です。何回目だ…?

毛谷村に住む六助染五郎)は、百姓ながらも剣術の使い手。
みなし子の弥三松を託されて養う、心の優しい六助は
微塵弾正錦之助)と名乗る男から年老いた母親への孝行のためにと頼まれ
わざと剣術の試合に負けます。
そこへ謎の虚無僧が現れますが、実は六助の師匠である吉岡一味斎の娘で
六助の許婚でもあるお園亀治郎)でした。
そして一味斎が京極内匠という男に殺されたこと
また六助のもとにいる弥三松はお園の妹お菊の子であることが分かります。
今日、六助が勝ちを譲った微塵弾正こそ京極内匠で
六助は師匠の仇討ちのために出立するのでした。

というのがあらすじ。ですが、それはさておき…
この演目、面白いね!!
なんだイマサラって感じですが面白かったんですよ。
義太夫狂言ゆえちょいと頭が揺れることもありましたが(ダメじゃん )楽しめました。

あらすじには出てきませんでしたが
六助の師匠・一味斎の奥さんであるお幸さんがヘン!
突然現れて「息子にならないか?」ってなんだよ
押し掛け女房ならぬ押し掛け母親?!

そんな漫才(?)を繰り広げながら六助とお幸さんは小判らしきものを投げあい。
これが、すごい速球なんだよ!
びゅっ! と投げて、ばしっ! と受け止める(笑)
いや、もちろんフリですよ。演技です。だけどすごい速さなの

さらに貧乏暮らしの六助。たてつけ悪い家に住んでいるようで
奥の部屋で休もうとするお幸さん(いきなり来て寝るのか?!)では
開けられない襖。
それを見た六助「これはこうやって開けるのだ」と言いながら衾の上を
ドン! と叩いて開けたよ!(爆)

押し掛け母親が奥に引っ込むとやがて現れる養い子の弥三松
この子がかわいい!
心やさしいオジサンにすっかり懐いている小さい人は
六助にじゃれかかり、しまいにはコロンと寝転びすやすや
いやん、らぶりー。
それを片手で軽々に運んでしまう六郎にメロメロ。

そこへ現れる謎の虚無僧・実は師匠の娘で六助の許婚・お園
亀治郎さんの登場です!! 待ってました~
行方知れずな甥っ子の着物を見て大暴れしていた怪力乙女。
臼を片手で操るのはおやめなさいよ(笑)

その騒ぎで目を覚ました弥三松、お園を見て「おばさま」と抱き着く。
いちいちカワイイな、この子。
驚きながら弥三松を片手で抱え上げ、なおも暴れるお園。
しかし! 六郎の名前を聞いたとたん、モジモジ。
弥三松もぼとりと落してしまいます。落すなよ!
転げ落ちた弥三松、いたいいたいと頭をさすりながら奥へ逃げて行きました。
この動作もかわいいっ

六助が自分の許婚だと気づいたお園はモジモジしつつ
甲斐甲斐しく世話をしはじめます。
その展開についていけない六助が愉快
なんかこの二人、PARCO歌舞伎のホリちゃんと安兵衛さまみたいだなぁ。
演じているのも同じ二人だし。
なんだか妙に楽しかったのは
ホリちゃんが幸せになったように見えたからかもしれません。


舞踊3連続

上 藤娘

あれ? 着物が黒じゃない…
藤娘と言えば数年前に見た海老蔵さんのが印象的!
だって、ねぇ(笑)
あの時はたしか黒地の着物を着ていたような記憶があったのですが
今回は違いました。

しっかし福助さんがにこーっと微笑んだときは「うきゃー 」となりましたよ。


中 三社祭

悪玉染五郎)と善玉亀治郎)の二人をたっぷりと!

た、楽しいです!! 楽しかったです~。
後ろ姿でどっちかわかる。振り向いてほ~らねと鼻高々。
すっごい楽しい
「善」「悪」の面なのにだんだん表情豊かなかわいい小僧に見えてくる。
きびきびしていていいねぇ。

ああ~、亀祭はこれで終わりか~。
と、ちょっぴり脱力していると、ここで帰る人続出
私の視界で確認できただけでも5人ほど。
え、出待ちすか? 亀治郎さんはこれで出番、終わりですからね。
しかし、私は料金分楽しみますよ。


下 勢獅子

“きおいじし”って読むんですね。
イキオイジシって読んでいました…

おわー、思った以上の大人数。びっくりしてしまいました。

…さっき退出した人たちはそのまま帰ってしまうのか??
そんな疑問が頭から離れず、まったく集中できませんでした(苦笑)
さすがに帰ったりはしませんでした。
次の休憩には戻ってらっしゃいました。ほほう。再入場してきたんですね。


一本刀土俵入

タイトル知っているし、泣けるお相撲さんのお話、ということでてっきり…
ああ、勘違い。
今回初めて観る演目でございました。

江戸へ向かう相撲取りの駒形茂兵衛吉右衛門)は
ごろつきの船戸の弥八歌昇)に難癖を付けられ、これを追い払います。
この様子を見ていた安孫子屋の酌婦お蔦芝雀)は
無一文の茂兵衛を憐れみ「立派な横綱になっておくれ」と
金子と櫛や簪などを茂兵衛に与えて励まします。
何度も礼を言いつつ立ち去る茂兵衛。
それから十年後。
お蔦は船印彫師の辰三郎錦之助)との間にできた娘とともに暮らしていますが
辰三郎が博打でいかさまをしたため、顔役である波一里儀十歌六)や
その手下の堀下根吉染五郎)たちに追われる身。
危機が迫るお蔦たちの前に現れたのは、すっかり風体の変わった茂兵衛でしたが…。


長谷川伸・作だそうです。
そしかして『南の島に雪が降る』でこれを演じていた?
どっかにそう書かれていたような気がしてきたぞ。

お蔦がおせっかいなくらい心配してくれるんだよね~。
そしてそれを忘れない茂兵衛。
いいね! 人情を忘れてはいけないよ

一幕目と二幕目の茂兵衛の見栄えがまったく違うんですよ!
すごいな。役者さんて。

それにしても堀下根吉はオイシイ役だね
やたらかっこいいわ(笑)
そしてダメ男・辰三郎。いかさましちゃあダメだってば。
こんな役がお上手な錦之助さんなのでした。

ところでタイトルの『一本刀土俵入』って
当時の力士は侍と同格で二本刀を許されていた、と
どっかのマンガに(マンガかい)描いてあった記憶があるのですが…
うーん。どの作品だったか思い出せない
ていうか、調べなさいよワタシ!

だから“一本刀”で“土俵入り”ってことは…
そういうことなのですね。

番線 (久世番子)

番子さんの“番”は“番線”の番。
“番線”とは書店の識別コードのこと、だそうです。

『暴れん坊本屋さん』は本屋にまつわるエッセイマンガでしたが
今回は本にまつわるエトセトラ。
その通り、興味深い様々な話題で構成されていました


番線―本にまつわるエトセトラ (UNPOCO ESSAY COMICS)番線―本にまつわるエトセトラ (UNPOCO ESSAY COMICS)
(2008/03)
久世 番子

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貸し本借り本
本居宣長センセとは気が合いそうだ
借りた本はすぐ返せ!」と私も思います。
ま、「すぐ読め!」とは思いませんが。好きなタイミングで読みたいですよね。
ええ、ページを折るなんてもってのほか!
…だったら貸すなって話ですが
いい本はみんなに読んでほしいじゃないか 」 そうです、その心意気なんです!
それに番子さんのお友達のハチさんは他人とは思えない。
ダンボール箱いっぱいの本の貸し借り
私も西の女帝さまと富士山を挟んでやりとりしています。
実は、この本もそうやって手元に(爆)

聞かせてよ愛の写植を
そうなのか。
熟語ではなく一文字ずつ打っているからトンデモナイ誤植があるのかー。

いやらし本の世界
あはは。確かにタイトルで勘違いする本ってあるある。
私は「怖そうだ」と勘違いすることが多いです。
二十四の瞳だって二十四も目があるんだよ?! 何見てるんだ?? 怖いって
巌窟王なんかもー響きが怖い。画数多い漢字が怖い ガーン
ああ無情無情なんだよ、恐ろしいよね。
最近では『隠の王(なばりのおう、と読む)』。なんとなく鬼の話だと思いました。もしくはトイレの話
…古代では鬼を“隠”と表記したんですよ、たしか。
そこから奈良の飛鳥にある“鬼の雪隠”を連想して(隠の字が共通だから?)トイレの話。
雪隠=トイレですから。

真理がわれらを自由にする
そうなんです。国立国会図書館の蔵書にはカバーがないんです。
しかしトイレがないとは…ガスで消火とは…
あくまでも本優先。素晴らしいです!

赤い校正
すげー。校正さんのお仕事って。
誤字・脱字の訂正はもちろん
単語の使われ方・文章の矛盾・日付のチェック・トリックの穴発見
と、ものすごい内容。
…それでも誤字脱字を見つけちゃう場合があるんですが。

カタカナ名前で出ています
わかる! 私もカタカナの名前は受理できません!!
日本人のつけたカタカナ名前は受理できる番子さんに共感。
そうなんですよ。日本人命名だと納得できるのに翻訳モノだと
ヒロインの名前がタラ? とか、この顔でこの名前~?! 戸惑いますから。

オヤスミ本
こんなシーンのある小説ってどれ?! と探すのよくわかる!!
私もよく探します。みつけたり、みつからなかったりですが。
確かに寝る前は読みなれた本を選ぶかも~

とめはねっ!3巻 (河合克敏)

『帯ギュ』風に言うと“にゅーうぇーぶ書道まんが”(笑)
いつのまにか出ていた3巻です。
出るの早くないか??


とめはねっ! 3 (3) (ヤングサンデーコミックス)とめはねっ! 3 (3) (ヤングサンデーコミックス)
(2008/04/04)
河合 克敏

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やっぱりおもしろいです。
今回は“書の甲子園”(そんなのがあるのか!)に向けての助走って感じでしたね。

ふーむ。私が習った書道とは違うなあ。
実はひたすら「一」を書くとかやったことがない。あ、学校ではやったかな?
書道教室ではいきなり字を書いたからなあ。
まぁ、そのほうが楽しいんだけどね。
でも姿勢が矯正されないままテキトー書道になってしまいましたな

勅使河原と違って好きな書もなかったし。
自発的に文字を書きたい! と思ったことが無い。
…勅使河原ってすごい奴だな

篆刻って自分で作るのか! びっくりしたさ。
高校の書道部の顧問の先生が作ってくれたけど、あれって…
先生、篆刻オタクだったの??

映画も見ています (幻影師編)

またしても試写会に当たりました!
順調です


幻影師 アイゼンハイム  公式HPこちら 公式HP


…まったく知らない映画です
そう言えば映画を見ていないから、予告も見ていないのよね、最近。
いかんいかん。すっかり映画に疎くなっているぞ。
ちなみにこの映画は5月下旬公開予定だそうです。


すべてを欺いても
手に入れたいもの、それは君



こんなキャッチフレーズの映画です。ええ、まさにそんな映画でした!

時代は19世紀末。場所はハプスブルグ帝国の都・ウィーン。
アイゼンハイム(エドワード・ノートン)という幻影師が絶大な人気を誇っていた。
ある日、彼は舞台に上がった皇太子・レオポルド(ルーファス・シーウェル)の許婚が
幼なじみの公爵令嬢・ソフィ(ジェシカ・ビール)であることを知る。
その後ほどなく皇太子邸の近くで謎の死を遂げてしまう。
皇太子殺害の噂が囁かれるが、相手が相手だけに捜査も難航。
やがて一人の男が逮捕されるものの
以降、アイゼンハイムの幻影が幻影でなくなり…


幻影とはつまり奇術とか手品のことだったのですが
奇術や手品の映画といえばどうしても思い出してしまうのが『プレステージ』。
時代設定もほぼ同じ、かな?
あちらは奇術対奇術、復讐に次ぐ復讐の仁義なき戦い 血 でしたが
こちらは初恋に殉じる愛の物語 でした。
しかも平民と公爵令嬢という身分違いの恋ですよ!
私のオトメな部分に直撃した映画でした

ま、ぶっちゃけトリックは納得いかないんですけど
さらに皇太子をあそこまで追いつめる必要性もないような気もしますが
他にもツッコミたいところが多々あるのですが
いいんです!
ラストが「きゃああああぁぁあぁ~そう来なくっちゃ 」だったので。

それに事件を捜査するウール警部(ポール・ジアマッティ)の魅力炸裂。
なんともキュート!
ラスト、あの状況で笑うのか! なんてステキな警部さんなんだー!

ドンデン返しとかトリックを追究したい場合は『プレステージ』!
ロマン溢れる乙女ちっくな展開を期待する場合は『幻影師アイゼンハイム』!
どちらもトリックに関しては可能…じゃないだろう!! っていうのが御愛敬(笑)

蛇足ですが、19世紀末のハプスブルグ帝国の皇太子というと
どうしてもある人物を連想してしまいます。
ううう~ん。下々から見るとかの皇太子もこう見えるのかしら?
いやいや、そんなことはあるまいて。
私のイメージはマンガ『天上の恋地上の愛』なんですが
そのイメージとはかけ離れた人物でした
ですが、皇太子にちょっとした愛着を持ってしまったのでラストは不憫!
そこまでしなくても~、と悲しくなりました。


以下、以前見た『プレステージ』の感想。
某所でしたためた分を移動させてみました。

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銀色の恋人 (タニス・リー)

彼氏がロボットなドラマが始まったり
彼女がサイボーグな映画が公開されたりしますね。
その時流に乗って(?)彼氏がロボットな小説を読んでみました。


銀色の恋人 (ハヤカワ文庫 SF リ 1-2)銀色の恋人 (ハヤカワ文庫 SF リ 1-2)
(2007/04)
タニス・リー

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い、いちにんしょうかー……(遠い目)
久々の一人称語りです。とまどいは隠しきれません

箱入りのマザコン少女が恋をして独り立ちする物語。
ただ、その恋のお相手がロボットだったというのが普通と違うところですね。


ママ、わたしロボットに恋をしてしまったの。


というポエム(?)からはじまるこの小説。
恋する少女は猪突猛進!
16才という年齢がなせるワザか?!
見通しの甘いところも行き当たりばったりなところもすべてが愛しい
ロボットの方が生活力があるというのがウケる(笑)

この世間知らずで甘ちゃんなジェーンに振り回されるメタルな恋人・シルヴァー
徐々に影響されロボットとは思えない言動に。

もー!! SFなんですけど、なんともファンタジック

そしてママことデーメータから自立するジェーンの物語でもあります。
…ママのほうがよっぱど血の通わないロボットのようだ。
すごい束縛&データ主義。
おかげでジェーンは劣等感に悩まされていたりして、シルヴァーが苦労していたよ。
なんかなー、デーメータという名前もそうだけど
神話のデメテルみたいだなぁ。苦手だよ、こういう母親

読む前に私がひそかに期待したようなお話とは違いましたが
第5章では泣いてしまいました。
なんなの。この切なくあたたかいラストは?!

これはぜひとも続編を読まなくては
…でもその前に山のように溜まっている借物の本を読まなければ~。

風林火山~晴信燃ゆ

観劇:4月27日 千穐楽
会場:日生劇場

だいぶ記憶も薄れてまいりましたが、一応、感想を。

宙乗りがあったんでしたね
例によって3階席から拝見したんですが、私の席だと
なんと! 宙乗りのゴール地点のセットがとてつもなくジャマ、でした。
まぁ、舞台が見えないということはなかったんですが
宙乗りが最後まで見れないんですよ
嗚呼、予想外。そんな心配想定していなかった~。
というわけで、一足お先にクライマックス(爆)


開幕前から役者さんがうろうろしていて1階席のお客さんはとても楽しそうでした。
3階席からはそのやりとりは聞き取りにくくて指咥えて見ていました

幕が開けばまず4人登場です。
このお芝居で特に重要な人たちです。←オヤカタ様と守り役は除いて。
オヤカタ様の上の弟・武田信繁(嘉島典俊)
オヤカタ様の下の弟・武田信廉(松尾敏伸)
元キョウライシくん・馬場信春(高橋和也)
祐筆である若い武者(のはず…)駒井政武橋本じゅん
自己紹介と共にタイトルコール。
もちろん、じゅんさんはオチです。いいぞ! 使い方わかっているな~(笑)

すっかり失念しておりましたが、じゅんさんが出ていたんでしたね
いやはや、おかげでとても楽しいひとときでございました。
ドラマの駒井のイメージを完全にぶち壊してくれました。
こういうじゅんさん、久しぶりに見たな~
第二幕の冒頭では完全にフリーでしたね。
信玄餅商人にも変身していたようですが、楽日は完売してしまったので
JJサニー千葉・著の新刊を宣伝してらっしゃいました(爆)

信繁嘉島典俊)と馬場信春高橋和也)はドラマとキャストが同じなので
それなりにキャラを踏襲していましたが
信廉松尾敏伸)や三条夫人尾上紫)、由布姫守田菜生)、於琴姫大和田美帆)は
ずいぶんとキャラを変えてきましたね。
信廉はちょっと不思議ちゃん?
目以外の部分で見る、とかいっちゃって晴信の良心な部分を担当していました。
三条夫人と由布姫はドラマとキャラ逆じゃない?
でもこういう正室のほうがありがちかも。だからこそ、あの長男…

お話は、板垣と若きオヤカタ様・晴信の絆がメインでした。
板垣信方JJサニー千葉)ここにあり
ドラマでも板垣がいなくなったときはとっても悲しかったものですが
舞台でも…うぉお~イタガキ~!!
男は黙って背中で語る! シブイ! シブすぎるっ!!
その渋~い板垣がじゅんさんとのやりとりでは笑うんですよ。
うひひ。よかったね、じゅんさん

武田晴信山本勘助の二役をこなすのが我らがオヤカタ様・市川亀治郎
もちろん早替わりです。
勘助がなかなか登場しないので二役のこと忘れかけました(えぇー…
一幕目なかばでついに花道から登場した勘助!
…あのドラマの役者さんの真似ですか?(笑) オヤカタ様すごいな。
晴信さまは父上の追放から板垣を失ってからの迷走、懊悩の日々。
ニンゲン武田晴信をじっくりと
そして愛馬とともに天を駆けるまでたっぷりと!

亀治郎さんもやっぱ澤瀉屋だよねー。
あらゆる要素を取り入れてくれました。

回るもの、上下するものはもちろん使って。
日生劇場の盆っておもしろい。動く歩道みたいだった。

じゅんさんにフリーな時間を
それ以外にも適度に笑いの時間を
踊れる人には踊りの場面を
もちろん自らも踊ります

殺陣もばっちり組み込まれていますよ。
この殺陣にじゅんさんが参加していないのが残念でしたが、駒井は祐筆。
強い設定ではなかったんですね そうか~。

晴信と板垣の話だから信玄のあの装束はみれないのかな?
と思えば、ちゃーんと開幕で披露してくれるし
あの開幕はナニゴトかとびっくりしました。カーテンコールのような騒ぎでした。
信玄さまは宙に浮いているように見えて「え? もう宙乗り?」と考え
「あ、ワイヤーが見えない! さてはイリュージョンか?!」と焦り
「…よく見りゃクレーンじゃ~ん」と納得して忙しかったです。

そして本物のカーテンコールは良かったですね~
最初、亀治郎さん一人で登場してひとしきりお辞儀をしてくれたあと
舞台に出演した役者さん全員と
一人ひとり握手を交わし、一言ずつ声をかけていました。
うお~、いいね! こういうの!!
ジーンとしました うるうる涙

スマッシュ!1~8巻 (咲香里)

バドミントンマンガ
ラストシーンから始まるマンガです。
ちゃんとお話が決まっているみたい。
終わりに向かって突き進むお話は大好きです


無言ちゃんとの出会いが主人公を変える。


スマッシュ! 8 (8) (少年マガジンコミックス)スマッシュ! 8 (8) (少年マガジンコミックス)
(2008/04/17)
咲 香里

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おもしろかった~!!

まだ連載中ですが、これは面白いです!!
実はマンガ喫茶で出会いまして
「おや、スポーツマンガ?」と軽い気持ちで読んでみたら、大当たり

しかし、なんと言うことでしょう…
私のいきつけのマンガ喫茶では3巻が、無かったっ orz
なんでよ? 3巻だけ誰かが読んでんのかい?!
…たぶん買い忘れたんだろうな、たまにあるんだよ、ここ。
しかたがないので3巻飛ばし。
くそう。こういうの大嫌いな読み方なんだけどなぁ
でも面白かったので止められなかったさっ!

無言ちゃん(私が勝手に命名)こと鬼頭優飛と出会った主人公・東翔太
謎の涙を目にした時から気になる存在に。
そしてバドを通じてますます気になる存在に!
ラブから始まるスポーツマンガです。

優飛ちゃんたらすっごくバドミントンが上手なんですよ!
でも口がきけないから事情が謎。名前も謎。何もかもが謎なのです。
あれだけ上手ならバドミントンをしていればいつか再会できる
という考えから、バドミントンに本気になる翔太。
…今まで本気じゃなかったんかい

バドの強い高校に進学。そこには
ライバルになるのかと思ったらコンビを組むことになる羽柴亜南もいるし
一緒にがんばる仲間もいるし、尊敬できる先輩もいるし
頼りになるコーチ&先生もいる。

そんな中で地道にがんばる翔太。
徐々にその実力が開花していきます。才能、あるんだね。よかった~
…が、しかーし!
ものすごい急成長のあとの悲劇。

あまりの成長の早さに「このマンガ、展開が早くていいなぁ」と思っていたらそういうことか!
でも、決して湿っぽくならないのです。もちろん落ち込みますよ。
けれど、先生もコーチも先輩も励ましてくれます! みんなで支えてくれるのです。
わあ、みんなオトナだ~。かっこいい~。大好き~
それに翔太が期待されているみたいで嬉しい。

このマンガはラブが多いです。…部内恋愛禁止のはずなのに。
翔太と優飛ちゃんはあっというまにくっついてしまうし(3巻でなにかあったらしい)
それ以外にもあっちこっちでラブが。
彼女に振られて落ち込んだ状態で試合に出てコテンパンにされる先輩もいるしな(笑)

命令型で熱い男・吉川陸
吉川先輩大好き。イイヤツ
怪我を経験してるから厳しいけど優しいのだ。
しぶとくなれ、と翔太メッセージをくれる尊敬すべき部長
友情に篤くて、面倒見がよくて、責任感が強くて、目つきが悪い照れ屋さん。
ん? なんか、このキャラにデジャヴを感じる…?
あ、堂上教官(図書館戦争)タイプだ! だから好きなのか~ワタシ。
翔太が腐りかけるといいタイミングで先を見据えたアドバイスをくれるんだよな。
ほんっとステキ
そんな頼れる先輩の名言は
アミダだ
団体戦が好きだったよ」 ←うおー! センパーイ 大泣き
こんな緩急自在な吉川先輩にメロメロです
でも卒業しちゃったよ、ガッカリだよ、サビシイよ。
吉川先輩が登場している話だけ手元に置きたいくらいお気に入りだ!

塩田先輩かわいい~。うぶカップルに幸あれ

この学校には天才・美都陽二がおります。
…どうも、先輩たち(吉川先輩含む)の初登場は3巻だったみたいで
美都先輩の偉大さがイマイチ伝わってこないのですが…
すごい人なんですよ!
個人戦も団体戦も国内試合では負けナシ! シングルだろうとダブルだろうと負けナシ!
こんな人とダブルを組んでいる吉川先輩ってスゴイっす。
主人公不在のインターハイをやっちゃう理由はこの二人がいたからだ、きっと。
それにこの天才があんなに懐いている吉川先輩。
吉川先輩の大きさが判りますね! ←贔屓目全開(爆)
この天才、黙っていれば顔はいいのにおかしな人なんです。天然さんです。

このマンガは天然キャラ率が高いなぁ。
亜南が直球で真面目だからな。その反動か?
チームメイトにも天然はいるし
ライバルの鳥羽大和が天然爆発。コンビの上野ハルが大変そう…(苦笑)

天然とラブも多いんですが、ちゃんとアスリートの話。
なんだかレベルの高い展開なんですよ。
翔太は優飛ちゃんに追いつけるのか?! 彼女を支え続けることができるのか?!
逆もまたしかりで、優飛ちゃんも翔太を支えられるのか?!
そんな物語でもあります。

二人でテッペンめざすのがいいねぇ。
こういう話はどうしてもどちらかが完全に支えることになることが多いからなぁ。
二人で昇りつめてほしいです

映画も見ています (ミスト編)

試写会に当たって見てまいりました。
見た映画は5月10日公開予定の洋画 『 ミスト ミスト公式HP

原作はスティーヴン・キング。
監督がフランク・ダラボン。

『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のコンビだそうです。
だからと言って感動するものを想像してはいけません!
ホラーというかパニックというかトンデモというか…うーん
ええ~っと、ドキドキワクワクする映画です。

原作は未読です。だって見る気なかったからね!←ヒドイ。
ぶっちゃけ、こういう映画が公開されるってことすら知りませんでした
あー、最近映画から遠ざかっているからな~。
興味ない人に見てもらうという試写会の趣旨(そういう趣旨なのか?)には
合致した観客だったと思います。

ざっと内容を説明すると
突然現れた霧の中に潜む謎の生物に恐怖し
その生物に抵抗しながら徐々に常軌を逸していく人々のパニック。
人間て怖いね! と言うお話です。

メインは幼い息子と共にスーパーマーケットに立てこもった父親。
懸命に謎の生物と戦う姿に共感 を覚えます。
スーパーだからいろんな人が一緒なんですよ。
中には、はなっから諦めて宗教に走る人もいたりして
「そういうのはチョット… がああん…。」とワタシには理解できない人もいたりするもんで
より一層共感する主役でございました。


この映画のあおり文句は

霧の中には“何”が待っていたのか
映画史上かつてない、震撼のラスト15分


映画史上かつてないんですよ!
震撼のラスト15分なんですよ!

普通に見ているだけでけっこうビビッてたんですが
ていうか、普通にこの話のラストはどうやったら落ち着くんだ??
疑問符でいっぱいで見ていました。
それなりに展開を予想していたのですが、見事に外れました…ガーン

そのラストは思いつかなかったネ。
たしかに驚愕でした

続きを読む

テレビも見ています (アニメ編)

30分で終わる番組ってイイネ
集中力が持続するので楽しい。


図書館戦争 状況〇三 小田原攻防

ええー?! ここで終わんのかい! と思わず叫んだ回でした。
原作で読んだんだけど、先が気になります。
どうやらこのアニメを本格的に気に入りはじめたようです。

稲嶺さんはこんな感じなのか~。ちょっとイメージ違ったな。
折口さんもこうきたか!
なんとなく小柄でポニーテールなメガネ美人だと…

あんなにまでして本を奪おうとする良化特務機関に戦慄
本当に戦争なんだなぁ。
個人でドウコウできるレベルではないんだ。悲しい…


状況〇四 図書隊指令ヲ奪回セヨ

さあ! 前回はラブが少なかったから今回は!!
と、楽しみにしていたのですが…

アラ? …ラブ多すぎ
私はさ、戦いの中にちょびっとラブがある程度でいいんですけど
思ったよりだいぶラブが多かったです。
というか、そろそろラブを! と期待しているくらいが一番楽しいです。

だから戦いメインの物語だった前回とか前々回が楽しかったのかなぁ~。
けっこう原作からカットされている部分もありますよね。うろ覚えですが。
カットされた部分が好きな部分だったような気もします。
…原作読みたくなってきた


精霊の守り人 第3・4・5話

『図書館戦争』とは対照的に
国の陰謀を個人の力でドウコウしようとしているこの物語。
もちろん協力者は欠かせません
続々とバルサの元に協力者が集まってきている回。

29日に今までの4話分を一気に放送していたんですね。
気づいたときは見たばかりの第4話を放送している最中でした。
くそう、遅かったか。
結局、第1話は見られないまま。どうやら縁が薄いらしい

タンダの家が私の想像より遥かに立派で驚きました。
縄文時代の家なイメージだったもので(苦笑)
それよりずっと広かったよ!

相変わらず新しい登場人物が登場するたびに「…うわ~だれ??」と戸惑っています。
本当に原作読んだのだろうか??
自信がなくなってきたぞ。

李歐 (高村薫)

高村さんの小説を読むのは何年振りなんだろう…
久しぶりに読んでみました。
というのも某雑誌のある特集で“萌える小説”として紹介されていたからなのです jumee☆loud laugh1

私はイマイチ“萌え”がわからないもので
こんだけ太鼓判押されていればきっと私も萌えるはず!
これで駄目なら“オジサン読み”決定だ~。
オジサンはこれを(というか高村作品を)読んでもまったく萌えないらしい。
しかし女性が読むと萌えまくるらしいです。
どんなニーズにも応える高村小説。すごいな
と言うわけで

実験:ワタシに萌えはわかるのか?!


李欧 (講談社文庫)李欧 (講談社文庫)
(1999/02)
高村 薫

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ありゃっ! 中国を舞台にした歴史小説じゃないんですね!
タイトルからそうだとばかり思い込んでいました…
うおお~、私がふだん選びそうにないピカレスク系(なのか、これ?)

善悪の垣根がないふにゃふにゃした男・吉田一彰
暗殺者・舞踊家・実業家といろいろな顔を持つ男・李歐
二人が22歳の時に出会ったところから物語は動きはじめます。

普通の社会で生きている一彰と裏社会で凌ぎを削る李歐。
この一見接点のない二人を結びつけるものはなんなのか?!

読みながら、どうしても思い出してしまうのがマンガ『BANANA FISH』。
英二とアッシュを連想してしまうんですよね~。
倫理観の塊の英二とはまったく違う一彰だし
英二のそばを離れようとしないアッシュとあっさり去った李歐は違い過ぎますが

李歐は無邪気で無慈悲。
一彰にだけ心を許している、のかなー?
あんまりこの人は心中を語らないのでよくわかりません
…そもそもそれほど本人が登場しなかったりして

一彰はさー、なんつーか、謎だよなー。
作中で刑事の田丸さんも言っていたけど。

その謎な一彰とよくわからない李歐を解明しようとすると
ひとつの結論に辿り着きました。

この小説は、一彰と李歐の限りなく恋愛に似た友情小説である! と。

いやー、そうとしか思えないんですよね。
“萌え”とかそういうのは関係なく。…関係ないのかい。

22の時にほんのちょっと一緒に過ごしただけの二人。
その“ほんのちょっと”の間に様々なことが起こりまして
お互いを大切に思うようになったようです…?

だから
一彰は李歐のために知らぬ存ぜぬを貫き通すし
李歐は一彰の家族の報復のために動く
のです。
ということだと思うんですよ。
ただ、その執着のしかたが限りなく恋愛に似ていると感じたのです。

………つまり私は“萌え”なかったってことですか

オジサンはこのような男同士の結びつきを“当然”と受け止めて読むとか。
私も“よくわからないが中にはこのくらいお互いを大事に思う人もいるかもね”
となんの疑問にも思わず捉えていました。

オジサン読み決定か? と頭を悩ませているところに
興味深いアンケート結果が発表になりました。


泣けた漫画に見る男女の違い~男性は「スポーツ」、女性は「恋愛」
詳細はこちら オリコン

……ええ、私も「恋愛」よりも「スポーツ」で泣きますね。断然。

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プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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