今年最後の散財

今年最後(になるはず)の更新は散財ネタ
ま、もちろんマンガなんですが(笑)
買っただけでまだ読んでおりません。だから感想はナシ。


かぶく者 1 (1) (モーニングKC)かぶく者 1 (1) (モーニングKC)
(2007/12/21)
たなか 亜希夫、デビッド・宮原 他

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かぶく者 2 (2) (モーニングKC)かぶく者 2 (2) (モーニングKC)
(2007/12/21)
たなか 亜希夫、デビッド・宮原 他

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かぶく者』 1・2巻(たなか亜希夫・画/デビット宮原・原作)

歌舞伎を題材にしたマンガ と来れば読まないわけにはいかないでしょう
ていうか、いつのまに出ていたんだ、このマンガ。不覚にも気づかなかったヨ。

なんか、直球で歌舞伎と向き合っているらしいですよ。
むふふ。読むのが楽しみです。



放浪息子 (1) (Beam comix)放浪息子 (1) (Beam comix)
(2003/07)
志村 貴子

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放浪息子』 1・2巻(志村貴子)

以前から気になっていたこの作品。
ちなみに7巻が出たばかり。
売っていたので(実物をみたことがなかった)2冊、買ってみました。
なんで2冊かっていうと、勢いでつい(笑)



イムリ 1巻 (BEAM COMIX)イムリ 1巻 (BEAM COMIX)
(2007/07/25)
三宅 乱丈

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イムリ』 1巻(三宅乱丈)

以前、しをんさんがオススメしていたんです。
しかし、表紙がちょっとコワかったのと、あらすじ読んだらかなりガッチリファンタジーだったので
「イカン 」と尻込みしてしまって1巻のみの購入。



Danza (モーニングKC)Danza (モーニングKC)
(2007/12/21)
オノ ナツメ

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Danza』 (オノナツメ)

うーむ。この人のマンガもずいぶん増えたなぁ。
ということで自粛しようとガマンしたんですよ! ・・・数日間。
気がついたらこれも持ってレジに列んでいましたね


つか、買いすぎでしょ?! なにやってるんだか
本屋に日参するワタシですからね、このくらい買出ししておかないと・・・
禁断症状でちゃうからね(どんな?)



それにしても今月発売されるはずだった
Under the Rose―春の賛歌』 5巻がどうしてもみつからない!!
ええ、本来はこのマンガを探していて
上のマンガを発見してしまったというわけですね。

調べてみたら5巻は発売延期でした。いつ発売になるのかは未定。2月という噂ですが。
だからいくら書店を巡っても見つからなかったんですね

その情報を求めて、さまよっていたらこんな情報が!


『Honey Rose』 全9話がダウンロードして読める!


Under the Rose―春の賛歌』 は
英国貴族ロウランド伯爵家の異母兄弟たちと、家庭教師レイチェルの物語。
Honey Rose』 は
同じくロウランド家を舞台に、時代的には『Under the Rose―春の賛歌―』のその後を描いた物語です。

うぐぐ。 絶版 になっていたんですよね~。
古本屋を探しても見つからなかったこの作品。
読みたい
が、『Under the Rose―春の賛歌―』のその後を描いた物語なんですよ。
ってことは、ネタバレ ってことじゃないですか!!
くそう。悩むぜ~。

ま、休み中にのんびり悩むことにしましょう。


この悩みっぷりに比べたらモノスゴクあっさり購入してしまったのが 『キラキラジブリ』 なるCD。
ビレッジヴァンガードに行ったらガンガン流していたんですよ。
それがすごく面白い
ジブリ好きなのでたまらんですよ。


■みんな ほんとに 好きなんです。
~クラブミュージックの精鋭たちが集結した、スタジオジブリカヴァー作品集~

日本のクラブ系ミュージックの次世代を担う人気コンポーザー達が
スタジオジブリ作品のコンピレーションアルバムに集結!その理由は?
→「みんな ほんとに 好きなんです。」
豪華参加メンバーによるコンピレーション企画アルバムの決定盤!!




しかも一般発売(?)は2月なのに
今、ビレッジヴァンガードでのみ、購入できるんです!
限定に弱いもので、ついつい、買ってしまいました。

あ、試聴できますので興味のあるかたは聞いてみてください。


『キラキラジブリ』 試聴


年末年始は引きこもる予定。
読んでないマンガもあるし ←ハッ! 『大奥』3巻も買っただけで読んでないや。
図書館から借りた本も5冊あるし ←5冊は多すぎ! がんばらねば!!
録画も溜まっているし ←溜り過ぎだ~
地味に充実した休みになりそうです!

ではみなさま、よいお年を

わが闇(ナイロン100℃)

観劇:12月28日
会場:本多劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演
犬山イヌコ /みのすけ/峯村リエ/三宅弘城/大倉孝二/松永玲子
長田奈麻/廣川三憲/喜安浩平/吉増裕士/皆戸麻衣
岡田義徳/坂井真紀/長谷川朝晴


ケラさん3年ぶりにナイロン100℃に新作!
とっても面白かったです


そしてなにより照明と映像がすごかった

あれ、どうやっているんだろう?
モヤモヤとした影が舞台を覆いつくすような、あんなこと舞台でできるんだ!
映像も、あれ、コワイねー。ホラーかと思っちゃったよ。


すごーく面白かったのに、文章にならないや~
当然のように3時間公演だったりしますが、長さを感じないのだ。
後日、思いついたら追加します。

ちなみにこの『わが闇』が2007年の観劇の締めでした。
この面白い舞台がラストでよかった と、心から思います。

テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

十二月大歌舞伎 夜の部

観劇:12月22日(3階6列目)
会場:歌舞伎座


先日の昼の部では近年まれにみる爆睡で、冷や汗をかいたものですが
今回の夜の部は、まったく眠気が起こりませんでした!
この差がどこからくるのか、我ながらわかりません!!
もしかして3階席のほうが集中できるのだろうか??


菅原伝授手習鑑*寺子屋

有名な『寺子屋』ですが、私は今回が初めて。
か、もしかしたら観た記憶さえも残らないくらい爆睡したのか判断に困るところ(苦笑)

幕が開くと寺子屋で習字の最中の子どもたち。
ん、おかしいぞ! 真ん中に明らかに子どもじゃない子がいるよ!!
それが涎くり与太郎亀蔵)です。
もう視線はくぎづけ。だんだんカワイく見えてくるから不思議。

そこへ浮かぬ顔をした武部源蔵海老蔵)が戻ってきます。
帰ってくるなり、先生を迎えた子どもたちを見て
「氏より育ちというけれど、いずれもヤマガ育ちでどうにもならん」と暴言。
与っているよその子に対して失礼なヒトだな(笑)
でも留守の間に入門した小太郎を見てコロっと上機嫌。

それを見た妻の戸浪勘太郎)が事情を話すように促すと
密かにかくまっている主人の子・菅秀才の首を差し出すように命令されたというとんでもない話。
小太郎なら身替わりになりそうだ、と鬼のようなことをおっしゃいます。

が、これがまた簡単に言った訳ではないんですよ。
悩みに悩んでの結論。
同じく悩んだ末に戸浪もその決断に従います。

この夫婦、本来はもっと年上の役者さんが演じることが多いそうですが
私はこの二人でOKです。
っていうか、この二人の方が嬉しいです!!

寺子屋の子どもたちの顔を確認するために春藤玄蕃市蔵)と松王丸勘三郎)が到着。
松王丸は杖ついたり咳き込んだり、なんだかヨボヨボしている。
親が迎えに来て、子どもたちが順番に呼ばれます。

・・・涎くり与太郎の親は誰なんだ?? おお、寿猿さんか! なんか納得。

ついに与太郎の番になり、父親に呼ばれて元気よく飛び出してきます。
が、知らないオジサン(玄蕃)に足を引っかけられ、グイっと首を曲げられ
「チッ」っとばかりに叩かれ、大泣きする与太郎。
そりゃあね、知らないオジチャンに訳もわからず叩かれたらショックですよ。
かわいそうな与太郎。泣くのも当然。
なんだか泣きそうになってしまった。ここ、泣く場面じゃないと思うが。

ついに小太郎の生首が登場して松王丸の太鼓判をもらい玄蕃は退場。
松王丸も退場し、誰もいなくなった部屋で菅秀才の無事を確かめ、ほっと一息をつく源蔵・戸浪夫婦。

そこへ小太郎の母・千代福助)がやってきます。
いざとなったら千代も殺す決意をしている源蔵、緊張の場面です。
が、小太郎の父親が実は松王丸。
心ならずも敵方についている松王丸の償いの行動だったのです。
小太郎は身替わりにするために寺子屋に連れてこられたというわけなんです。

ヒドイ話だよ

菅秀才もよその子を犠牲にするほどの値打ちが自分にあると思っているのか?
アルスラーンなら他人を犠牲にしてまで生き延びようとはしないと思う。
菅秀才の意志はここにはないのね。忠義ってコワイ。

と、本来なら苦手な話のはずなんですが、福助さんの千代に感情移入。
覚悟を決めてはいたものの
小太郎の最期の話を聞きたい、ような聞きたくないような
戸浪に抱かれて現れた首のないわが子の遺体を見て思わず取り乱すといった
様子を見ていたら、泣けてきた

いやはや、この話は絶対に寝る! と思っていたんですけどね~。
昼の部であんなに苦戦した義太夫も聞き取れたし。
意外な結果でございました。

ところで松王丸の「桜丸が不憫」っていったいどういうこと?!
桜丸に何が起こったの??


粟餅

杵造三津五郎)と臼造橋之助)による餅つき舞踊。
なんだかよくわからなかったんですけど(ダメじゃん )とっても楽しかったです。


ふるあめりかに袖はぬらさじ

文学座に書き下ろされた有吉佐和子さんの戯曲を歌舞伎化したもの、だそうです。
杉村春子さんの当たり役だったのを
玉三郎さんが受け継いで(?)満を持しての歌舞伎座登場!

横浜の遊郭・岩亀楼が舞台です。
一幕目は病に伏せっている同僚の遊女・亀遊七之助)を見舞う芸者・お園玉三郎)。

えと、あら? 玉三郎さんが女優さんに見えます。それも大女優風。
それに対する七之助さんまで若手女優に思えてきました。
オカシイな。私は歌舞伎を観に来たはず・・

ちゃちちゃきなお園さんはオモシロイ。
反応が面白いよな~。まるで『牡丹灯篭』のお峰のようなコメディテイスト。
甲斐甲斐しく亀遊の世話をしています。

そこへ藤吉獅童)登場。
医者を目指しながら岩亀楼で通辞(=通訳)をしている男です。
横浜では異人さんが多く、岩亀楼にもお客としてくることがあるのです。
その通訳をしている、というわけですな。
ちなみに異人さんを相手にする遊女は「唐人口」と呼ばれております。

藤吉と亀遊は密かに両思いなのです。
それに気づいたお園さん、冷やかしながら二人っきりにしてあげます。

二人になったとたんに痴話げんかですよ。もー、アツイアツイ~。
「薬を飲むのはイヤ~ 」と駄々をこねる亀遊ちゃんに
「飲ませてあげるから 」と甘~い藤吉。

え、飲ませるってどうやって?! まさか口移しか???

と、的外れな妄想炸裂。
これは歌舞伎だってのに、そんなわけあるかー!
頭のどっかでツッコミ。
それをものともせず、身を乗り出して双眼鏡を構えます。

「ごちそうさま~

うぎゃ! 他にもデバガメしているヒトがいました。お園さんです。
いなくなったと思っていたら、こっそり障子を開けて覗いていたのです。
慌てて離れる藤吉と亀遊。うひゃひゃ。
冷やかしながら今度こそ退場です。

二幕目は一幕目から1年後。華やかで賑やかです。
接待のため大種屋市蔵)が連れてきたアメリカ人イルウス彌十郎)をもてなす場面。

お待ちかね! 唐人口の遊女たちの登場です!!
もー、誰が誰やらわかりません。ものすごい弾けっぷり。
と言いつつ、松也新悟芝のぶさんはわかりました!
吉弥さんと笑也さんがわからなかったよ。無念っ

しかし、この唐人口の遊女と芸者の配役はどうやって決めるんだろう?
誰かが「これはアナタ」って具合で指名制なのか
「ハイ! アタシ、やりたい 」と立候補制なのか。深まる謎(笑)

唐人口の遊女を気に入らないイルウス。
とっておきの隠し玉・マリア福助)をも邪険に扱います。
あらら。このヒト、たしか『寺子屋』で私の涙腺を刺激したヒトと同一人物のはずですけど(苦笑)

そこへ入ってきた亀遊ちゃん。
このヒトは日本人しか相手にしない遊女なんですが、イルウスが一目ボレ。
熱烈ラブコールです。
そしてそれを通訳するのが通辞の藤吉。
もちろん、藤吉はそんなことは訳したくないんですけど、イルウスの剣幕がただ事ではありません。
勢いに負けて「この女が欲しい! ・・・と言っています」と通訳。

驚いたのが亀遊ちゃん。
そんなことを好きな人から言われたらショックです。
ヨロヨロとその場を後にし、退場します。

その後はとんとん拍子に亀遊不在の状態で話が進み
金に目の眩んだ岩亀楼の主人勘三郎)が通辞ナシで意志の疎通に成功し
イルウスが身請けすることに決まってしまいます。あらら。

しかし、亀遊は別室で自害していたのでした。

三幕目は、その七十五日後。
アメリカ行きを決意した藤吉がお園に別れの挨拶に来ています。
そこへ“万金を積まれてもアメリカ人への身請けを断り自害した攘夷女郎”と
亀遊の死を歪曲した瓦版が。

瓦版につられて“攘夷女郎の自害の部屋”を見物に、次々とお客が入ってきます。
このお客のキャストが豪華です! 今月、歌舞伎座に出演した役者さんが続々と登場。
そのお客を満足させるためにお園はなりゆきでニーズに対応した
“攘夷女郎・亀遊の最期”を語って聞かせることに。

その“攘夷女郎・亀遊の最期”のいきさつが出来上がっていく様子がとても面白かった。
主人に「ね、そうよね!」と同意を求めながら、お客の反応をうかがいつつ
でっち上げるお園さん。
可笑しいんだけど、切ないなぁ。

四幕目はさらにそれから5年後。
“烈女亀勇自害之間”として飾られた部屋に
大橋訥庵先生の祥月命日のために塾生が集まっています。

ここで初めて段治郎さん登場です。今月これだけ~。
でもこの役、結構セリフがあるのでOKです。

攘夷論者であった大橋先生を偲んで
ここでも攘夷女郎の話を披露することになったお園さん。

うはー。様式化されていますよ。
この部屋のあちこちに自害のときの小道具がちりばめられています。
そしてマニュアルに沿ってアシスタントが動き、朗々と語りはじめるお園さん。
いや~、すごかった! 見応えバッチリ。

実は大橋先生には“亀勇”が遺したとされる
「露をだにいとふ倭の女郎花ふるあめりかに袖はぬらさじ」
辞世の句と関連があったりして、お園さんは追いつめられて
大女優・玉三郎ここにあり! なラストシーンで観客大満足。


いやはや、充実した 夜の部でした。
これが私の今年の歌舞伎納め。
来年は浅草歌舞伎から始まります。

テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

愛とまぐはひの古事記(大塚ひかり)

とある事情で『ナムジ』『神武』(安彦良和)を読み返していたら
『古事記』熱が燃えあがりました
ちょっと調べたらお気軽に読めそうなこの本を見つけたので読んでみました。


愛とまぐはひの古事記愛とまぐはひの古事記
(2005/05)
大塚 ひかり

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うわ、なんだこの帯
「エロス論」てデカデカと・・・


大塚さんの著作は以前に『綺麗になる古典美人道』を読んだことがあります。
あと江川達也さんによるマンガ『源氏物語』の巻末で
対談していたのがたしか大塚さんだったような?

大塚さんは数年前に体調を崩して通院生活を送っていたそうです。
そのころは気力が衰えて、好きな読書もままならない状態だったとか。
古典好きな大塚さん、ふだんなら
『源氏物語』などは呼吸をするかのようにスイスイ読めるのに、この時ばかりはそれも不可能。
そんな中で唯一読むことができたのが『古事記』。

荒唐無稽なお話に癒し効果があったそうです。

わかる! わかるわ、その理屈!!
イヤ、私は通院を必要とするような状態になったことはないんですけど
疲れているときや精神的に参っているときは、現実離れした物語がいいんです!
割と精神的に余裕がない時があるもので。繊細なんですよ、意外と(笑)

私の場合は時代モノや妖怪モノやファンタジーや学園モノが有効です。
あとはあんまり理屈をこねない物語がいいです。
がむしゃらにスポーツに打ち込む話、とか
愛と正義のために戦う話、とか
サワヤカな青春とかアツイ友情の物語もいいですね。

そんなことはさておき、この本を読んでビックリしたのが
脳内でスサノオとオオクニヌシとヤマトタケルの物語がごっちゃごちゃになっていたこと。

ヤマタノオロチを退治した人と、ウサギを助けた人と、女装した人別人だったのですね(爆)

なんなんだ、この記憶の地殻変動。大丈夫か

それに加えて『ナムジ』と『神武』が“安彦版古事記”となっているので
混乱に拍車がかかっています。
いえ、その“安彦版”な部分がとてもおもしろいんです!
だから満足なんですが、自分の勉強不足が祟るな~。

どうもきちんとした『古事記』には接したことがないようです。
子どものころに読んだ
『日本の神話』などのそういう類の本のイメージをそのまま持っているみたい。

そんな幼心にも「この話、ちょっとオカシクないか?」と思ったのが、海幸彦と山幸彦の物語
以下、あらすじ。


兄・海幸彦の釣りを羨ましく思った弟・山幸彦
再三再四頼みこみ、ようやく兄の釣り針を借りて釣りに挑戦したところ失敗。
おまけに兄の大事な釣り針をなくしてしまいます。

もちろん兄は大激怒。
弟が剣をつぶして新しい針500本用意しようと、さらに1000本作って弁償しようと
「同じ針でなければダメ!」と許しません。

途方に暮れた弟が海辺でしくしく泣いていると「海神に助けてもらいなさい」とアドバイスが。
それに従い海神の娘・豊玉姫をタラシ込み、姫の父親である海神の協力を得て
兄の釣り針を取り戻し、無事に兄のもとへ返せました。

しかし海神の勧めにより釣り針を返却する際に
「淤煩鉤、須々鉤、貧鉤、宇流鉤」と呪いの言葉を唱えながら返却したから、さあタイヘン!
兄の海幸彦は、その後、子々孫々に至るまで
不安に苛まれ、イライラが募り、ビンボーになり、愚かになってしまう呪いを受けてしまうのでした。



なんだ、この話は?!
兄(もしくは姉)は下の子のワガママを
どこまでも許さないと 呪われてもしかたがない という教訓なのか?!

だって何度もせがまれてしかたなく貸したものをなくされて怒るのは当然じゃない?
大事なモノだったのに「代わりの新品でいいでしょ?」と弁償されてもなぁ
つまりプレミアついたモノだったんでしょ? そんな逸品に代わりはナイよね。

だけど「元のモノじゃないとダメ」と言ったばかりに度を越した呪詛を受けて
末代まで祟られることになるなんて、割にあわない


と、今までは思っておりました。
この本によるともっと深い意味があったそうです。

『古事記』といえば日本最古の歴史書。
だけど神話性が強くて、“天皇は神様に繋がる系譜を持っているのだぞ
ということを説明しまくっている部分もあるのです。
『日本書紀』に比べると厳しい描き方をしていたりもするのですが、それはおいておいて。

アマテラスの血筋であるニニギを父に、山の神の娘であるコノハナサクヤを母に持つ
海幸彦(火須勢理命)・山幸彦(火遠理命)の兄弟。
天孫と山の神の血を引く山幸彦が、海の神の娘である豊玉姫を娶り
二人の間に生まれた子を父に持つのが、初代天皇である神武天皇なのでした。

この日本を治めるためには
陸・海・空の血筋を得なければならなかった ということなのだそうです。

天孫と言っても、古くから日本に住む山の神や海の神からみれば侵略者なわけですから
納得させないといけないわけですな。

そして、山の神も海の神もそう簡単に取り込まれたりはしなかった=呪い となるようです。

海幸彦への呪いは
海神からすると、天孫であるニニギの長男を呪ったことになるのです。

それにニニギの妻のコノハナサクヤには姉がおりますね。
イワナガ姫。美人の妹に比べるとブスということで有名ですが。
この姫を「コノハナサクヤと一緒に妻にしなさい」と山の神から贈られ ←この理屈もよくわかりませんが
「ブスだからいらねー」とニニギは返してしまい
「これで君の血筋は長寿ではいられない」とやっぱり呪いを受けています。

呪いは日本の古い神の抵抗の表われだったようです。


そんなことを教えてくれたこの本。すっごくおもしろかったです
おかげでもっともっと『古事記』を読みたくなりました!
けど、いったいどれを読んだらいいのだろう??
簡単に読めて面白い『古事記』本ってなにかないだろうか。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

いろいろありまして

クリスマスに食べそびれたケーキを今、食べています。もぐもぐ。
シーキューブの“フラゴラ”、つまりショートケーキ です。うまうま。


見てのとおりの文字だけのそっけない当ブログ。

コメントもトラバも歓迎しています。
でも内容と関係ない宣伝関係は容赦なく削除します。
拍手も嬉しいです。

てなことをどこかに表示しないといかんなー、と思うことがありました。
とりあえずはここに記したからいいか~。


アフタヌーンは買ってあるのですが、昨日は読めませんでした。
もちろん『おお振り』だけは読んだんですけど(笑)
今回は四季賞もあるので充実しているなぁ。


アフタヌーンを読まずに何していたかというと、年賀状を書いていました。
その甲斐あって年賀状は終了!
あとはポストに入れるだけ
今日は一日持ち歩いて、投函するのを忘れました。あほかっ


あとは、年末年始は録画したい番組が目白押しなので
DVDレコーダーの容量を確保しなくちゃ!
ってことで、溜まった『SP』を見ていました。・・・いつのまにか溜めていた

北村有起哉さんが犯人の話までしか見ていなかったんですよね。
ラーメンズ片桐を守る物語を見て、さらに“エピソード0”。

この“エピソード0”に洋さんがっ! 高橋洋さんがご出演で、大興奮

エピソード0ってことは、現在よりも前の話よね?
てことは、洋さんは井上と同じ研修を受けた同期の仲間ってこと?
で、現在、共に働いていないってことは・・・研修中の不慮の事故で?!
と想像を逞しくしていたら、そんな展開ではなく
単に井上が研修時代からスゴクて、堤さんに現在の職場に引き抜かれたという展開。

で、洋さんは?!
きっと違う現場で働いていることでしょう。再登場はなさそうですが。残念。

しかし、しなやかに動く洋さんは美しかった
テレビもイケルね!
もっとセリフは多くてもよかったんじゃないかな~?

それにしても『SP』は意外とストレスが溜まる。
犯人は安易に犯罪に手を染めるオロカモノばかりだし
仕事に誇りを持っているチーム尾形(堤さんの役名)のジャマをする上層部。
毎回、イライラさせられるんですけど。

長い物には巻かれるのがオトナってものだよ

とわかったようなことを抜かすエライヒト。
ウガー!! 私、そういうの嫌いなのっ
がんばれ、尾形さん!!

上の決定に不服そうなチーム尾形。
でもそれを伝える尾形さんがイチバン不本意なのを理解して
黙ってついていく様子がかわいいです。いいチームだ

このわからんちんな上層部とのすれ違いは解決するのかなぁ?
井上の過去と一連の事件の解決はする、と踏んでいるのですが、こちらはどうでしょう?

ジャンプフェスタに行ってみた。

ジャンプの話をしようとしているのに、のっけから講談社ネタ。


『もやしもん』ノイタミナ枠歴代視聴率1位!


やっほ~い
この勢いで4月からの『図書館戦争』も人気がでるといいな~。


今日は『アフタヌーン』の発売日ですね。ですが、まだ読んでいないので、それは置いておいて。

私は『アフタヌーン』を筆頭に、講談社のマンガを読むことが多いのですが
ちょっと浮気して連休中に開催された ジャンプフェスタ2008 に行ってまいりました。
週刊少年ジャンプ・Vジャンプ・ジャンプスクエアの3誌が合同で開催した集英社のお祭です。
なんで行ったのかって、そりゃあもちろん、原画展があるからです!

とはいえ、『週刊少年ジャンプ』を読まなくなって2~3年。ちょっとブランクがありますね。
わからないマンガが多そう
あ、『ジャンプスクエア』は読んでますけど。

同行者は私よりも更にジャンプに疎い友人。
知っているのはもしかして『ONE PIECE』だけか?!

そんな心許ない2人が目指したのは会場である幕張メッセ!
舞浜を通過時に建設中のホテル? らしきものを目撃。
いいなぁ、あの国は栄えていて。

会場に到着。

“グッズコーナー”と“展示コーナー”の入り口が分れていました。
ちょ、ちょっと! グッズコーナー120分待ち って表示されているよ?!
みんな、いったい何を買うんだ~? ていうか、どんな魅惑的な品揃えなんだ?!

私も友人もグッズにはまったく興味がないので展示コーナーから入場です。
というわけで、何が売れていたのかは不明のまま。

とりあえずめざすは L change The WorLd のコーナー。
2月9日に公開される『デスノート』からLが主演のスピンオフ映画です。
大きなスクリーンで予告と宣伝を見て
「うう~ん。やっぱり見たい」と思いを新たにして会場を散策。

なんかさ、いろんなところでいろんなイベントを同時にやっているんですよ。
全部見るのは不可能な感じです。
アニメになっている作品では声優さんがゲストに登場しているし
ゲームになっている作品はいち早く(なのかな?)体験できるようだし。
しかし私も友人もアニメにもゲームもそれほど興味がないのでたいていスルー(笑)

いやー、なにしに行ったんだ?! と怒られそうな行動だったと思います
盛り上がっていましたよ。
断続的に「ここにはジェットコースターもあるのか?!」というような勢いの歓声があがっていましたから。
なんだったんだろう、あの黄色い声??

いいんです。原画を見られれば。
それにオマツリな雰囲気を味わうだけでも楽しめます。
主要キャラのおっきなバルーンが何体もいるし、神龍が空中にいるし、メリー号もあるし
入場無料なのにいろんなのくれるし。
いったいどこで採算とっているんだ?
ま、そういう世知辛いことは考えないでおきましょう。

そうそう。このイベントではコスプレOKなんですよ!
うひゃー。楽しみ! 楽しみです!!
どんな感じなんだろー? 本格的なコスプレ見るの初めて~

・・・む、むずかしい~

やっぱりメインは週刊少年ジャンプみたいなんですよ。
コスプレしている人の大半がそこで連載されているマンガからなんです!
ええ、ブランクのある私には新しいマンガはわからないのです。
辛うじて『BLEACH』『NARUTO』『テニスの王子様』『ネウロ』がわかるくらい?
もっとも個人名はわからないのでレベルの低い「わかる」なのですが

うーむ。
でもエライものでいろいろ見ているうちにだんだんわかってくるものですね。
どうやら私がわからないのは『REBORN』『D.Gray-man』『銀魂』関連だったようです。
後半は着ている物で判断できるようになりました。たぶん。

しかしどうしてもわからなかったのが風紀委員の人
テイストとしては『D.Gray-man』ぽいんですけど、この話、風紀委員は出てこないよね?
だってエクソシストとか悪魔がどうの、って話だもんね。
風紀委員がいないとは限らないけど(悩)
じゃあ、『銀魂』? でもあのハイカラなレトロ感はなかったんだよな~。
謎ですわ。

こうして見ていると白髪とオレンジ頭が多いですね~。
特に白髪! 白い髪の毛のキャラが各マンガに一人はいるような?
目印(なんの?)になっていいけど。
こういうのってカツラなのかなぁ? 染めたりするにはちょっと奇抜すぎですよね。

そんなコスプレを楽しみつつ、原画も堪能~

ジャンプスクエアの原画は少なめでした。残念。
掲載作は一通りありましたけど、点数が少ない!
山手線限定マンガが読めたのは嬉しかった。あんなに種類があったとは思わなかった~。

さて、今回のメイン。ジャンプ原画ワールド
つまり週刊少年ジャンプに連載された作品の原画展です。
うを。すごいな。本気ですね。
こんなに充実した原画展なら遠路はるばる来た甲斐ありましたよ

マンガの一部の名シーンや扉のカラー原画を展示するのはよくある形ですけど
今回は何といってもまるまる1話分を原画で読めちゃうというのがステキ
8作分あったのかな?
今年の雑誌に掲載された分なので、もちろん私はどれも初めて見ます。
全部じーっくり拝見しました。

ふはは! みごとにワカラナイ
記憶を力いっぱい手繰り寄せて読むことになりました。
もはや、原画どころではない(爆) 話と挌闘じゃ!!

あ、ここからネタバレの可能性があります! ご注意ください!!
私にはどこまでコミックに収録されているのかわかりませ~ん。


BLEACH

死神界のいざこざは終わった、のかな?
同級生のナントカちゃん(名前を思い出せず )がドレスみたいなのを着て崖っぷちに立っていて
一護は彼女のために闘っている、らしい。
少年マンガのヒロインが、自分のために命を削って闘ってくれているヒーローに
なんと声をかけるべきなのか、難しい問題ですね。


NARUTO

とにかくナルトが大きくなっていて驚きました
あんなにおしゃべりだった子が
「おいらの成長を見届けよ!」とばかりに黙って立ちはだかったのには感動です。
しかしナルトの成長ぶりは見られず。
場面変わってシカマルのシーンに移ってしまいました。シカマルも大きくなって

忍者の話なので和テイスト満載。
しかも歌舞伎要素も、というか
“忍者”繋がりで『児雷也』の世界が取り入れられていてウッハウハ。
一枚の絵としてカラー原画の面白さもピカイチ でした。
これ、読みたいなぁ。好きだったんだよね、このマンガ。


家庭教師ヒットマンREBORN!

このマンガは連載開始早々に挫折したんですよ、実は。
ヘタレで人生を諦めきった主人公が、未来から来たネコ型ロボットではなくて
ちっこい赤ん坊のようなヒットマン(なの?)に鍛えられるお話。
コメディだったと思うんですけどね~。
主人公の志の低さと逃げ腰が許せずに読めませんでした。

しかーし! 今回読んだ1話は超シリアス!!

もやっとボールのようなトゲトゲした球体に閉じ込められたツナが
“ボンゴレ”の後継者にふさわしいかの試練を受けている最中。
この試練、『源氏』で克己が周子の鎧を得るために受けた試練を思わせるもので
ツナの心の強さを試すものだったのです。

あれれ? ツナってこんなに綺麗な子だったかなぁ

試練を受けているツナが、えー、この表現はどうかと思うんですが、エロかった
これを描いている天野明さんて女性なのかな? 絵が繊細。
あ! 絵が変わったの? 他にもやたら美形な登場人物がいます。

この試練でツナが導き出した答えが
「うわ~! スゴイ! 状況はわからないけど、その考えには賛同するよ
と胸が熱くなるものだったのです。
まるでアルスラーンのような優しさ。私こういう主人公大好き

あの逃げてばかりいたツナがどうしちゃったの?!
これがリボーンの“家庭教師”の成果なの? だとしたら凄腕なんですけどっ!!

このマンガ読みたいわ~。何巻まで出ているの?! 17巻?!
うぐ。思ったより多かったー


ONE PIECE 10th Aniversary

今年めでたく連載10周年を迎えた『ONE PIECE』。
特別に独立した原画コーナーが設けられていました。さすがに今までと比べると点数が多い。
歴代カラー原画、名場面の原画はもちろん多数。
まるごと原画で1話分はチョッパーとドクターのお話。あれは泣ける。
カラーは面白いですね~。いろいろ描き込まれていて。
それに歌舞伎要素を取り入れた絵もあって、こりゃたまらん。

そして見逃せないのが
他の漫画家さんによるイラスト付10周年祝福メッセージの原画

いろんな人がそれぞれのワンピースキャラを描いていたのですが、個性がでていて面白い!
やたらエロいロビン(梅澤春人)とか
なにか企んでいそうなサンジ(小畑健)とか
大人なルフィ(井上雄彦)とか
ちなみに 赤丸急上昇(私の中で)の『REBORN』の天野さんはサンジでした。
やっぱセクシ~なサンジだったような(笑)

ん、チョット待て!
そういえば楽しみにしていた『デスノート』の原画がいっさいなかったぞ!!
なんで? 連載終わっちゃったから? どこか、別のところにコーナーが出来てたの?!
これだけが心残りです。見たかったなぁ、小畑さんの原画

でもまぁ、楽しかったです!
こういうイベント、講談社でもやってくれないかな?
アフタヌーンを中心とした原画展! 行ったけどさ、今年。
でも今回のほうが力が入ってたからな~。
もっといっぱい原画を見せてほしかったの

テーマ : 週刊少年ジャンプ全般
ジャンル : アニメ・コミック

フィギュアスケートのマンガ

実は私はフィギュアスケートを見るのが大好きなんです。
冬は中継を追っかけるのが大忙し。
女子シングルの人気で中継が増えて嬉しい
ま、その中継の密度はともかく、ね(苦笑)

そんなわけでフィギュアスケートを扱ったマンガを読むのも大好きです!
女子シングル人気のおかげでマンガも増えてシアワセ~

愛のアランフェス』『白のファルーカ』(槇村さとる)
銀のロマンチック・・・わはは』(川原泉)
プライベート・ジムナスティックス』(藤たまき)など、もちろん読んでいます。
先日読んだ『キス&ネバークライ』(小川彌生)もアイスダンスが題材で続きが楽しみです。

そして先日、新たなアイスダンスマンガを発見!


アイスフォレスト 1 (フラワーコミックス)アイスフォレスト 1 (フラワーコミックス)
(2007/11/26)
さいとう ちほ

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槇村さんもそうですが、さいとうさんはダンスやバレエを扱ったマンガが多いので
ぜひとも! フィギュアスケートを描いてほしかった!!
ついに実現です。
期待通り美しい です!
しかし、お話は始まったばかりなので前途多難な感じ~。


少女マンガばっかりだなぁ。そりゃま、そうか。
スポーツとは言え、フィギュアスケートは美しさを競う競技ですからね。
少女マンガに最適。そして美しさの点でピカイチなアイスダンスが取り上げられるのも肯けます。
少女マンガだから“スポーツマンガ”というよりは
人生について、愛について悩むのが中心になるのもしかたない。

いや、『プライベート・ジムナスティックス』は少女マンガとは違うか
でも愛について悩むという点においては同じですな。

ですが、私は“スポーツマンガ”が大好きなんです!
それにフィギュアスケートなら男子シングルとペアが大好きなんです!!
ダイナミックでアクロバティックなこの二つ。
中継を見ているとワクワクします

そんなわけで、フィギュアスケートマンガのマイベストは
ワン・モア・ジャンプ』(赤石路代)



ワン・モア・ジャンプ 1 (フラワーコミックス・デラックス)ワン・モア・ジャンプ 1 (フラワーコミックス・デラックス)
(2001/01)
赤石 路代

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主人公はペアのパートナーだった両親を持つ(みかど←人名です)。
双子の兄・(こう←同じく人名)と密かにペアで金メダルを獲ろうと野心を燃やす日々。
しかし、事故で皇を失い、女子シングルで頂点をめざします。とりあえずは。

そう。女子シングルはとりあえず、なんです。
後半はペアを組んで頂点をめざすのです。
名コーチにして、選手としても優秀、そしてペアの技術も持つトーマと出会って!!

このトーマ、ロシア人です。
でも少女マンガですから帝の“おまえさま”(byガラスの仮面)なのです。
つまり運命のヒト♪
そんな二人がペアを組み、独創性溢れる世界を作り上げる様子が描かれます。
もうもう、うっとりです。血沸き肉躍ります


というわけで長い間、このマンガが“フィギュアスケートモノ”で
銀のロマンチック・・・わはは』と共にマイベストだったわけですが
それに追加されるマンガが登場!
それが以下! ↓


ブリザードアクセル 1 (少年サンデーコミックス)ブリザードアクセル 1 (少年サンデーコミックス)
(2005/07/15)
鈴木 央

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ブリザードアクセル』全11巻(鈴木央)


『ライジング・インパクト』でゴルフマンガを描いた方です。
ゴルフをまったく知らない私にも楽しめた希有なマンガ。
ガウェインがぷにぷにしててかわいかった~

今回の主人公はぷにぷにしてません(残念)でしたが、これまたイイっ!

出来のイイ兄貴3人を持つ主人公・吹雪は、幼い頃から両親に省みられずやさぐれ中。
喧嘩に明け暮れる毎日をおくっていましたが、ある時、フィギュアスケートに出会います。
リンクを独占して観客の注目を一身に集めるこの競技
両親に無視され、存在を否定され続けている吹雪にとって願ってもない状況。
初めて跳んだアクセルジャンプを賞賛された感動を忘れられず
フィギュアスケートを始めようとします。

少年マンガらしく、いろいろと困難にぶつかるんですけど
決して腐らない吹雪が眩しい マンガです。
両親に否定されるなんてかなりシビアな過去を持つのに心がまっすぐなんです。
苦労を知っているから周囲の人にも優しくできる、イイコなんですよ。
大好きだ! でも、いつの間にか訛りが取れてて淋しかった(笑)

そんな吹雪の人柄ももちろんですが、ちゃんと曲の解釈も描かれているのが魅力 なんです。
わかり易く対戦形式で試合が進められて
同じ曲を課題にして、それぞれの解釈を競わせるという『ガラスの仮面』的な演出!
対戦相手はこう演じたけど、対する吹雪はこう解釈した!
という、なんとも私好みの展開なのです。

しかも使われているのがメジャーな曲ばかり。
《トゥーランドット》や《英雄》ってそういう意味があったのか~、と勉強になります。

それに最近のマンガなので新採点方式に対応していてこれまた勉強になります。
技に関してもかなり説明してくれるし。
競技中に「この技は○点」「この方法は難しいから加点がつく」と演技中に
バシバシ計算しているのには驚きました。

え、もしかして実際の競技もそんな感じなのか?!

気をつけて解説を聞いていると荒川静香さんは
「エッジがアウトになってしまったので減点対象」
「きれいに決まったので高得点が望めます」
と具体的に指摘していますね。今まで聞き流していた
さすが最近まで現役選手だった人の解説は一味違います。
てことは選手もコーチも競技中に計算しているんだろうな。うう~む。すごい。

こんな風に勉強になる面ももちろん魅力なんですけど
さらに私をトリコにしてくれたのが「そうくるか!」な展開

ときどき、ジャンプの回転が違う選手がいますよね?
それを見ながら
ジャンプを時計周りと反時計周り両方跳べる選手はいないんだろうか?
組み合わせたらとっても面白いんじゃないか?

と想像していたんです。

ま、残念ながら現実にはそんな人はいないらしいんですけど

そんな私の妄想をマンガにしてくれたのです!
吹雪が時計周り、反時計周り両方できる選手だったのです!
もちろんジャンプのコンビネーションは史上初の組み合わせも可能です。
うわわわわ。すごいすごい。やっぱ面白いじゃん
っていうか、私の妄想以上にすごいことになっていますよっ(興奮)

ところで、吹雪はシングルと平行してペアもやっているんです。

両回転できるんならもう一つの妄想
ペアで逆回転して、鏡のようなスピンやジャンプをしたら面白いのではないか?!
というのも、実現してくれるのではないだろうか??
ワクワクして読み進めると、おおお! やってくれました

うっきゃー! もうたまらん!!
私の妄想がマンガに!
こんな楽しいことはありません。ああ、マンガを読んでいてよかった(笑)

もちろん、少年マンガですから敵(対戦相手)はどんどん強くなります。
最後には“デビル”が相手ですよ。
こりゃあ、なかなか勝てませんな。
けれど吹雪は、あー、どんどんすごいことになります(笑)
いろんな意味で。人間離れしていきます。人柄も技も

技の部分ではタイトルの『ブリザードアクセル』が明らかにされるんですが
これ、実際に決まったらすごいだろうな~。
さすがに私もここまで妄想できませんでした。恐れ入りました

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

行ってみた。

昨日、無事に『おお振り』9巻を入手できたので安心して寄り道。
もちろんもやしもんモネラマグネットを探し求めて。

あ、メガネ忘れた
というわけで裸眼。見つかるのか?? 見逃しそうだな。

ていうか、アニメイトまで行かないとダメなの?
昨日、あんだけ燃えていたのに行くのがイヤになっている(笑)
つまりさ、あのガチャガチャの機械があるとこに行けばいいんでしょ?

でも、どこにあるんだ?

そういえば、ビレッジヴァンガードで見たよ。
けっこう数あった、ような気がする。ヨシ、行ってみよう!

あら? 記憶ではめちゃくちゃあったような気がするのに
6~8台しかないや。←さっき見てきたのにうろ覚え(苦笑)
もちろん探し物はありませんでした
いや、ほかの収穫はあったんですけどね。それは、のちほど。

しかたない。アニメイトに行くか。つか、最初から行くべきでしたね。

てことで行ってきましたが、私の裸眼では見つかりませんでした。
ええ~、まだ発売していないのか?

あっちこっちに機械がおいてあって見落とした可能性もあるので断言できませんが。
おまけに1階を見渡しただけで帰ってきてしまったので。
だって、すごい混んでるんだよ!
なんで? クリスマスだから? いつもこうなの??


で、ビレッジヴァンガードにてゲットした耳寄り情報!
大好きな原画展の情報です!!


井上雄彦・最後のマンガ展


期間:2008年5月下旬~2008年7月上旬
場所:上野の森美術館

井上雄彦って言ったら『スラムダンク』ですよ!
バガボンド』ですよ!!
あの、原画が見られるんだ~
うひょ~、すごい楽しみ

しかし気になるのが“最後のマンガ展”って銘打っていること。
なんで“最後”なの? そんなこと言わずにどんどん開催してほしいっす!

フライング本屋

空飛ぶ本屋のことではございません。
発売日前に店頭に本を並べてくれる本屋のこと。

明日は『おおきく振りかぶって』9巻の発売日

近所に、雑誌は発売日にしか置かないけど、コミックはときどき前日に置いてくれる本屋があるんです。
もしかしたら! と、大いに期待して会社帰りに寄って見ました。

なかった!

あーあ。そううまくはいかないか~。
まあ、明日には確実に手に入るし、雑誌で読んでいるから先は知っているし。
と諦めようとしたんですけど

やっぱり、今日手に入れたい!

というわけで、ギリギリまで粘ることにしました。
立ち読みしたり、コミックや文庫の新刊をチェックしたり、ほかの本屋もチェックしたり(笑)
あらゆる時間稼ぎをしてもう一度、コミックコーナーに戻ると

ありました~
山積み! グッジョブ、フライング本屋!!

もちろん購入。


おおきく振りかぶって(9) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(9) (アフタヌーンKC)
(2007/12/21)
ひぐち アサ

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画像がでた! 差し替え~。

未読なのでネタバレはしませんが
とりあえず、カバー下のおまけマンガでにやにやしてしまいました
田島と三橋はほんっと仲がいいんだなぁ



時間稼ぎをしていたとき、ある雑誌(なんという雑誌か不明)が『もやしもん』特集
立ち読みをしたんですが、海洋堂の方のお話が載っていました。
ま、限定版コミックでストラップを製作した縁でかな?
と思ったんですが、写真に注目!

なんだ、これ?! ストラップじゃない! マグネット?!


調べてみました。

海洋堂HP もやしもんモネラマグネット

「かもすぞ~」で今話題の『もやしもん』の菌類がついにカプセル商品に登場!
単行本は類計165万部発行、テレビアニメ絶賛放映中の大人気コミックです。
その影の主役とも言える菌たちが、可愛い立体マスコットになって登場。
まるで生きているかのような造形は、原作の付録でも大人気の榎木ともひでが担当。
しかも背面には強力マグネットを内蔵し、色んな所へくっつける事が出来ます。
ぜひたくさん集めて、みんなでかもしまくって下さい!!

アニメイト各店、ホビーロビーほか全国のカプセル販売機にて12月中旬頃販売予定。



ほしい!


ちなみにラインナップは
A.オリゼー
S.セレビシエ
S.エピデルミディス
O-157
C.ボツリナム(2種)
L.フルクチボランス
G.エツニカタム

1パック2個入り300円だそうです。

中旬っていつよ?
アニメイトに行かなきゃ~

テーマ : おおきく振りかぶって
ジャンル : アニメ・コミック

今週のアルスラーン:旌旗流転

シリーズ第9巻。

★ 以下、ネタバレ


旌旗流転・妖雲群行 ―アルスラーン戦記(9)(10) カッパ・ノベルス旌旗流転・妖雲群行 ―アルスラーン戦記(9)(10) カッパ・ノベルス
(2004/02/20)
田中 芳樹

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旌旗流転

ヒルメスがなりゆきで就職(?)したチュルク国。
そこは猜疑心の塊・カルハナ王が支配する窮屈な王国だった!
地理的に難攻不落な都から一歩も出ることなく大それた望みを持つ穴熊・カルハナ。
しかも恐怖政治。私はこの国に仕官するのはヤだわー。

そうは言ってもヒルメスは機動力に優れるトゥラーン人の仮面兵団を率いて
シンドゥラの国を縦横無尽に略奪してけっこう自由。
かと思いきや、軍監がしゃしゃり出てきてトゥラーン人の神経を逆なでしています。

さてアルスラーンは同盟国の窮状を助けるため進軍。
意外なルートでチュルク国の裏をかき、シンドゥラに到着。
あっという間にシンドゥラに攻め込んだチュルク軍を蹴散らし
仮面兵団も壊滅させます。
おそろしや、ナルサス。この人がアルスラーンの味方で本当によかった!

ま、チームワークにおいて、もはやパルスは天下一ですから。
アルスラーンの甘さも家臣にとっては
「んもー、しょうがないんだから、陛下ったら」と愛すべき長所ですからね。
たとえ、シンドゥラを助けるのに異論があっても「ご命令とあらば」がんばっちゃうみんななのです。
そのあたりが私利私欲にまみれたチュルクとは違うんです。
バラっバラな動きしかできないような国に負けるようなパルスではないんです!

そんなわけで追いつめられたヒルメスを目の当たりに。
ダリューンとの一騎打ち。3年の間にダリューンは更に強くなったようです。
互角だった二人の実力がダリューン優勢に!
「さらばヒルメス」と早くも追悼ムード(爆)で読んでいたら
まさかの行動に出ました、ヒルメス!
ダリューンと共に目が点になる私。あー、びっくりしたー。

タイトルの『旌旗流転』とは、なんぞや?
“旌”も“旗”も同じ意味です。“旗や幟”をさすようです。それが“流転”。
「不吉なタイトルだ」と思っていたら、これはアルスラーンのことではなかったのです。
ヒルメスのことでした。
仮面兵団は壊滅し、強奪したものは失い、命からがらの逃走がやっとだったこの戦い。
チュルクに戻るわけにもいかず、どーしよーかなーという状態のヒルメス君をさしていたのでした。
またヒルメスがタイトルなのか。

一度は「マルヤムに行った方がイリーナのためか」と考えたヒルメス。
いや、そんなことしてもイリーナは喜ばないよ! マルヤムはダメだ!!
と念を送る私。
だって、マルヤムはようやくギスカールの統治で機能しはじめたんだもん。
ギスカールの敵はボダンだけでいいの!

その念が通じたのかミスルに行くことにしたヒルメス。
ミスルには“偽ヒルメス”がおりますよ。
本物と偽者の対決?! ミスル国王もそうとう腹黒いから困難は大きそうだ。

今回はギスカールの出番がありませんでした。
かわりにミスルに外交官として派遣されたオラベリアが再登場です。生きていたのか!
オルガスよりイイヤツだな、キミは。
忠実なるオラベリアはミスルにて一人の女性の身柄を確保します。
グラマラスな美女、その名もパリザード。ザンデの彼女です。
彼女はミスル国王の“偽ヒルメス”計画を知っています。
さあ、この情報がギスカールにもたらされるとどうなるのか?!

アルスラーン王即位以来、全勝街道まっしぐらなパルス国。
地上において向かうところ敵ナシです。
そんなパルスを揺るがすような出来事が。
なんと王宮に“有翼猿鬼”が侵入。ついに蛇王が動きはじめたのか?
魔道によって甦ったようですよ。蛇王復活の前にためしてみたよ、という感じか。

そしてついにファランギースの過去が語られました。
そうだったのか~。
ファランギースがアルスラーンを支持したのは盲目的なことではなく
“奴隷解放”という“身分制度の見直し”という志に惹かれたからなのですな。
うんうん。そういう理由があるのは嬉しいよ。

一方、完全に袂を分かつことになったグルガーン
ファランギースと同じ物を見て体験したはずなのに、みごとに異なる道を選択。
よりによって魔道に堕ちるとは。
彼はこのまま、改心することはないのでしょうか?!

それにしてもエラムの成長ぶりが目覚しいですな。
アルスラーンと共に見守るのが楽しい人です。


今週の宮廷画家

副宰相としての職務も忙しいパルスの宮廷画家ですが、思いのほか画家として
パルス国内だけでなく近隣諸国に認められているようです。
そしてついに、その実力が明記されました。

「ただひとりの、絵のへた、口の悪い人物が」

地の文には、いままでもこんなにズバッと書かれたことはなかったと思います。
ダリューンがズケズケ言ったり、エラムやアルフリードが遠回しに言ったり
クバードが「モデルは他に探してくれい」と言ったりはしていましたが
地の文では明言はしていなかったと思うんですよね。
それがついに!

ま、パルスの宮廷画家はそれを補ってあまりある他の才能があるからなにも問題はありません(笑)。

テーマ : ファンタジー小説全般
ジャンル : 小説・文学

楽園 上巻(宮部みゆき)

あの、前畑滋子の物語ですよ! これは読まないとイカンでしょう!!
というわけで、久々の宮部みゆきです。

“あの”と言っていますけど、すっかり前畑滋子を忘れきっていた私。
ええ、『模倣犯』に登場した人物ですよね。
それはさすがに覚えています。
そしていろいろがんばった人ですよね? ←具体的なことは思い出せない(悩)

で、旦那さんは生きていたんですか?!

やばいですね。適度に映画と混じっています。
映画の記憶はあの衝撃のラストシーンで吹っ飛んだと思っていたのに
どうやら旦那さんが殺されたのは映画オリジナルの展開みたいです。

だって、めちゃくちゃ存在感ありますよ、この小説で。
もっとも、滋子さんがシックスセンスの人で
彼女にのみ見える旦那さん、という可能性も捨て切れないですけど。

えぇ~? 捨ててしまえ! そんな可能性!!

最近は時代物とかファンタジー物ばかり読んでいたので
久しぶりの現代の設定、それも事件物。
緊張しますなぁ(爆)
いやー、距離の取り方を忘れていました。


楽園〈上〉楽園〈上〉
(2007/08)
宮部 みゆき

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《あらすじ》
事故で12歳で亡くなったチョー美少年・等が残した絵には秘密が?!
母親が言うように等には“特別な力”があったのかどうか、前畑滋子が調査に乗り出す!


かなり大雑把なあらすじですけど(笑)

『模倣犯』事件から9年が経過して、ようやく立ち直りつつある滋子さん。
それまで仕事を止めていた、というか、仕事ができない状態だったそうです。
とにかく事件から逃げたくて、いろいろなことから遠ざかっていたんです。
そんなところに事故で息子(等)を亡くした敏子から相談事が。

息子にはもしかしたら“特別な力”があったのかもしれません。
それを調べることはできませんか。

うう~ん。どうなの? そんなこと調査できるの?
仮に本当に力があったとして本人が亡くなっている今、どうやって証明するの?
疑問がいっぱい。

だけど、滋子さんはこのお金になりそうもない相談事を受けて動きはじめます。
「え、有給休暇ないのにいいの?!」とか
「経費ももらわずに手弁当でいいの?」とか思いつつ滋子さんの行動を見守ります。

まずは“特別な力”を使わずにこの不思議な絵を描くことができたかどうかの調査です。
それはつまり等の過去を探り出す作業です。
滋子にとっても過去に向き合うことになるのです。滋子にとってつらい作業です。

それにしても驚いたのは『模倣犯』での犯人の名前を明記したこと。
普通、関連する話があっても、事件のあらましを説明するだけで
犯人を明かしたりはしないと思うんですが、ここではガッツリ書かれてました。
すっかり忘れていた私にはありがたいことですが「いいの?!」と心配になります。

でも『模倣犯』は犯人をあてるのがメインのお話ではないからいいのか~。
作中の一部の人物と読者には“コイツが犯人!”というのがある段階でハッキリしてて
犯人を追いつめる話だもんな。
あれだ。マンガ『20世紀少年』みたいなもんだ。

ともかく滋子は自分の過去とも対面しながら等の過去を探りはじめるのです。
その先々で出会う人たち。
これは、女の人の物語だわ!!

最近はいろんな意味で“男の物語”に接することが多かったので
女の人が前面に出てくる話はひさしぶりでした。
そして久しぶりに小説で涙を流しました。
みんないろいろ戦っているんだな~。がんばれ~。私もがんばる。

さて、これは図書館でようやく順番が回ってきて借りたのですが
もちろん下巻も図書館を頼りにしています。
いったい下巻はいつになるのでしょう?
上巻を忘れないうちに来てくれると助かるんですけどね。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

十二月大歌舞伎 昼の部

観劇:12月14日
会場:歌舞伎座(1階16列目)


久しぶりの歌舞伎です。
最近は読書に明け暮れている日々だったのですっかり脳みそが鈍っていました。
役者と役名と役柄を一致させて、衣装も見て、セリフを聞いて、義太夫も聞いて、音楽も聞いて。
うわー、やることがいっぱい!! 大混乱。
歌舞伎って集中力が必要なんですね。すっかり忘れていました。


鎌倉三代記*絹川村閑居の場

そんな鈍った脳にこの演目はかなりキツイ。
義太夫が聞き取れなくなっていることにショックを受けました。
字幕はどこ?! イヤホンガイド、プリーズ!
うう、継続は力なりってこのことか~。
せっかくの努力が水の泡に。

おまけにセリフも聞き取れない。
確かに日本語を話しているのにな~。

そんなわけで起きているのがやっとだったので感想らしい感想がありません。

けっこう鄙びたお家にその赤い姫装束は派手だよなー、くらいでしょうか(笑)
その鄙びたお家がハンパに回転して井戸から富田六郎亀蔵)が登場したときは待ってました! な感じ。
でもあっさり殺されちゃいました、本性を顕した佐々木高綱三津五郎)に。
本性を現わしてからの衣装が好き。


信濃路紅葉鬼揃(しなのじもみじのおにぞろい)

今回はこれを観にいったのです!
こちらはバッチリ起きていました。すっごく楽しかった!!

幕が上がるとずらっと鳴り物さんたちが並んでいます。
そこへ静々と花道を歩いてくる美女6人。
美しい上臈玉三郎)と侍女たち(門之助・吉弥・笑也・笑三郎・春猿)。
ぎゃー、豪華!! 豪華です!!

しかしお顔は揃って『船弁慶』の静御前のような能面風。
能面シスターズです。

このシスターズ、踊るの大好きなんですよ。
かわいくステップ踏んで6人で踊ってくれます。
中でも私の視線をクギヅケにしたのは笑也さん。かわいいな~。
しかもやたらポジションがいい! 侍女5人で踊るときはセンターです!
フォーメーションも楽しめるこの踊り。
ひゃー、すっごく楽しい。めちゃくちゃ楽しい。

そこへ平維茂海老蔵)が従者右近・猿弥)と太刀持弘太郎)を連れて訪れます。
うはー、なんだこのバランス。
維茂と従者&太刀持ちのバランスがかわいらしい。たまらん。
その絶妙バランスな従者と太刀持ちは主人を置いて、さっさと舞台から消えてしまいました。
おーい、どこへ行くのだ? 特に太刀持ち! 太刀は置いて行け!!

そんなことは気にしない維茂。
美女にお酌してもらって、美しく楽しい舞を見ながらゴキゲンです。
ゴキゲンすぎてウトウトしはじめます。
それをみてにや~りな能面シスターズ。

さ! お待ちかね!! 山神勘太郎)登場です!

おおお、若いな。というか装いが幼いな!
元気イッパイ飛びはねます。
このキビキビした動きが大好きです。あー、楽しい。
居眠りしている維茂を起こそうと懸命です。かわいい。

「あの美女たちは実は鬼女なんだよーん。この太刀を授けよう」

とキンキラキンの太刀を置いて去っていきました。
山神さま、大暴れ。
劇場に爽やかな風を送ってくれました。

そして満を持しての再登場、能面シスターズ。
着物を被っています。
どんな顔をしているのだろう? わくわく。期待が高まります。

だっ、誰が誰だかワカラン!!

すごい鬼っぷりです。
玉さまはわかります。一人だけ髪が黒いから(笑)
それ以外が、えええ~? 誰だよ?!
いや、門之助さんはわかりますよ。その隣が吉弥さんだ。澤瀉屋の3人が~(悩)
ワカラナイのは悔しい! 双眼鏡を駆使して解明に努めます。
あ、笑也さんがわかった! ん。だんだん慣れてきたぞ。
よし! 春猿さんも笑三郎さんもわかった!! 見切ったぜ!

メイクもすごいが、毛振りまで披露してくれるとは!
澤瀉屋の3人はぴったり揃っています。すばらしい~!
振った後は髪がもっさりしています。後見さんにささっと直されるのがラブリー。

そして口も開けてくれたのだ! 玉さままで!
ええ~。鬼になりきっておりますなぁ。おみごとです。
しかし、春猿さんは絶対に開けませんでした(爆)
笑三郎さんも開けてなかった。なんだろ? なにか意味があるのかな?
単なる美意識?

そして最後まで従者たちが再登場することはなかったのでした。
維茂さんが孤軍奮闘していました。


水天宮利生深川*筆屋幸兵衛

ううう。ファンタジーに逃避中の頭には地味すぎなお話でした。
というわけで爆睡。
いやあ、どうしちゃったのでしょう?
いつもならばっちり見ていられるようなお話なのに。
最近は“勝利を信じて戦う話”ばっかり読んでいたからな~。脳がついていかなかったかな。

後ろ向きですよね。
金の取立てに身ぐるみはがされて身動き取れなくなったから一家心中を決意、なんて。
武士と言う身分に胡坐をかいて努力を怠った結果じゃないですか。
まあ、そういう時代だったんでしょうけど。

なんてことをぐるぐる考えていたらいつの間にか眠っていました。ダメすぎる~。
ま、久々に歌舞伎座に帰ってきた獅童さんは見られたのでヨシとします。
って、ラストじゃん!

テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

今週のアルスラーン:仮面兵団

シリーズ第8巻。いよいよ第二部突入です。

★ もちろんネタバレします ★


王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8)  カッパ・ノベルス王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8) カッパ・ノベルス
(2003/11/28)
田中 芳樹

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仮面兵団

前作から3年後。
パルスはアルスラーンが即位し、アルスラーン王の統治が開始。
殿下から陛下におなりあそばしました、我らがアルスラーン。
“解放王”との異名をいただきました。
散歩好きな水戸黄門的解放王の誕生です。
本人は“解放王”と言われるのに困惑気味なのがまたカワイイ。

敵国からは“簒奪者”“僭王”という異名を頂きました。
ちなみにこのキーワードはダリューンの逆鱗に触れます(笑)

というのも、即位に際して
「パルスの王家の血を受け継いでいない」ことを明言したからです。
まっすぐで優しい気性は王になってもそのまんまです。
それを愛するアルスラーンの家臣たち。
うん。幸せなお花畑のようなパルス国に私も満足。

目標通り、奴隷も解放し土地を与え、教育も施し
着実に実を結びつつあります。
やる気のある人にはとても有利なシステムです。

しかし、近隣諸国の情勢が活発に動きはじめました。
冒頭から奴隷制度廃止に反対するミスル国が国境を侵してきたのを打ち払い
シンドゥラのラジェンドラ王と親睦を深める獅子狩りのイベントのさなかに
シンドゥラの国境を脅かしたチュルク国を撃破。

奴隷制度廃止は人道的にはとても正しいのですが
奴隷を使っている王たちにとってはあまり歓迎できないことのようで。
さらにパルス国内にもこの改革についていけない無能者たちの不満が募っていたりするのです。

それを煽るのが、蛇王復活のために暗躍する魔道師たち。
魔道師の一人・グルガーンファランギースに因縁があったことがわかります。
うお?! ついにファランギースの過去が明らかにされるのか??
と期待したら、そこまでには至りませんでした。

さらにアルスラーンとナルサスに個人的な“逆恨み”という深い恨みを抱く
頬に傷のある男の陽動。
こいつ、再登場するようなキャラだったのか~。
ミスル国に取り入り、“偽ヒルメス”としてミスルに利用されることになりました。
あ、そうですか。そんな重要なポジションに? 意外です。
逆恨みするような人は嫌いなんです。
それにどう考えても、本物には及ばない程度のキャラだし。

パルスに喧嘩を売ってきたもう一つの国・チュルク国
本物のヒルメスがここにいます。
タイトルの『仮面兵団』はヒルメス率いるトゥラーンの傭兵団のことでした。
指導者不在のトゥラーンを利用することにしたヒルメス。
さすが! 本物は思いつくことが違います。
この人は知略も武勇も申し分ないのにイマイチな境遇ですなー。
人望もイマイチだしな。

そういえばザンデはどこでなにしてるんだろ?
てっきりヒルメスにくっついているんだと思っていたのに、ここにはいないのだ。
と、思ったら偽ヒルメスの噂を聞きつけてミスル国へお出ましだ。
3年かけてガセネタにたどり着くとは、要領の悪い奴(苦笑)

そんなわけで、まだまだ平和とは言いきれないパルス国なのです。

さて、もう一人の主役(←あくまでも個人的に、ですが)ギスカール
身一つでマルヤムに到着したルシタニアの王弟殿下です。
彼が本気を出せばボダンなんか敵ではありません。
意外に逃げ足の速いボダンを逃がしてしまったのは残念ですが、権力は回復しました。
一安心。

だけどほんと、ルシタニアってギスカール以外は駄目ねー。
ボダンなんかにいいように利用されちゃうし
ルシタニア本国でも私利私欲にまみれた貴族どもによって分裂しているし。
今後もギスカールの見せ場はたっぷりです。


今週の迷言

あほうか、おぬし

ま。割とこの程度のことは言っちゃうパルス軍ですが
言ったのが意外な人物!

イスファーンだ!!

けっこう無口なキャラなのに、この暴言!
シチュエーションもいいんだよね~。
なんだかんだ言って、ラジェンドラはパルスの人たちに愛されているね。
愛され方に問題もあるけど(爆)

テーマ : ファンタジー小説全般
ジャンル : 小説・文学

パティスリーMON 1~5巻(きら)

タイトルからわかる通り、ケーキ屋さんの話。
美味しいケーキを作ってケーキ界のトップをめざす! という話ではありません。
そういうこともあるかもしれませんが、あくまでも少女マンガですから。


パティスリーMON 5 (クイーンズコミックス)パティスリーMON 5 (クイーンズコミックス)
(2007/11/19)
きら

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25歳にして本当の恋をしらない音女ちゃんは
いまだに曲に合わせてワルツを踊ってしまうようなラブラブな両親を見て育ち
恋に恋する純情なオトメ。
趣味はお菓子作り。
過去に唯一「いいな」と思ったのは高校時代に家庭教師をしてくれた“先生”。

その先生(通称・ツッチー)と思わぬことから再会し
先生の勤めるケーキ屋さんで働くことになりました。
なんと、先生はパティシエになっていたのです。
それも音女ちゃんの手作りのお菓子を食べたことに感動して進路を変えたというから
オトメな音女ちゃんはドッキドキ。

その勤め先が“パティスリーMON”
女嫌い気味のオーナーシェフ・大門に不愉快な思いをさせられながらも
先生のやさしいフォローもあり頑張る音女ちゃん。

音女ちゃんは、結婚や恋には夢見がちだけど、仕事に対してはキッチリです。
確実に丁寧に作業する姿は頑なだった大門の態度も軟化させるくらい。
久々にデキル女性スタッフに密かに大門の女性観にも影響を及ぼしたようです。

それにお家でお菓子を作ってきただけあって音女ちゃんはそれなりに技術があるんです。
そこに目をつけた大門、音女ちゃんのスキルアップ計画発動!
向上心もある音女ちゃんも望むところだ! と受けて立ちます。

仕事に関しては妥協を許さない大門、ビシバシ鍛えます。
そして落ち込んだ音女ちゃんを慰めるのは先生の役目。
みごとな飴とムチ(笑)

でもさー、私としてはね? 大門の方がいいと思うのよ?
と、1巻の時点ですでに大門贔屓
だって、不器用だけど! 口数は少ないけど! 誠実な大門が好きなんだもん。
先生も悪くはないけどさー、むにゃむにゃ。

なんて音女ちゃんの恋のゆくえも気になりつつ
パティシエとしての成長も楽しみなこのマンガ。現在も大好評連載中。
みどころ多くて面白いです!

テーマ : 少女マンガ全般
ジャンル : アニメ・コミック

吉原手引草(松井今朝子)

直木賞受賞作。
その記念(?)に読んでみました。


吉原手引草 (幻冬舎文庫)吉原手引草 (幻冬舎文庫)
(2009/04)
松井 今朝子

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数ヶ月前に吉原一の権勢を誇った花魁・葛城が失踪した理由を追って
ある男が聞き込み開始!
吉原に不慣れな男は怪しまれながらも多数の証言を得ていく。
遣手、幇間、楼主、女衒、お大尽、など葛城に関わる人たちによって語られる吉原。

なるほどー、吉原の仕組みってそうなっているのかー。
と感心しながら葛城の謎に迫ります。
細分化されたシステムなのね、吉原って。

いろんな人の口から語られる感じは
宮部みゆきの『長い長い殺人』のようであり
話題の中心の葛城本人が現れないあたりは『火車』のようであり。

話を聞かれた人が話しかけるのは男に対してなんですけど
読者に語り掛けるような体裁なので、自分が聞き込みしているような気分に。
若い優男で吉原に不慣れな男になったつもりで読みました(笑)

同じ事柄を聞くにしても
見る人、語る人が変わるとがらりと印象が変わってしまうのが恐ろしい。
私情も入るし、記憶の捏造もあるだろうし
どこまで信じていいのかわからないし
聞き込み調査って大変なんだなー、と妙なことを考えてしまいました。

物語は葛城の失踪を探るのと同時に失踪に至るまでの経緯も明らかにし
そして聞き込みをしている男の正体にも迫ります。
歌舞伎の『○○○』と思いきや『○○』の要素もあって歌舞伎好きにはニヤリでした。

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

2008夏の新感線公演

今日は、人生初の新宿コマ劇場での公演を観てまいりました。
そこで入手した新感線のチラシ!

2008年7月 新宿コマ劇場で公演決定

ついにコマ劇場に進出です!

いやはや広い劇場ですね。驚きました。
フツウ、20番台の席だったら好位置だと思うじゃないですか?!
行ってみたら結構端なんですよ。わあ、びっくり。

それもそのはず、2092席あるそうです。
うわー、マジでー?
でもこれで新感線のチケット取れやすくなるかしら?

ちなみに8月には大阪厚生年金会館大ホールでも公演があるらしいです。


SHINKANSEN☆RX 『五右衛門ロック

【作】 中島かずき
【演出】 いのうえひでのり

【出演】
古田新太 わあい♪ 主演? 五右衛門役なの?!
松雪泰子 お、『キャバレー』で歌いまくった松雪さん。今回も歌ってください!
森山未來 『キャバレー』では歌とダンスを封印していたけど、今度は歌って踊ってください!
江口洋介 『12人の優しい日本人』以来の舞台ですか? 楽しみにしています。
川平慈英 もー、ガンガン歌って踊ってください!
濱田マリ きゃー、しゃべりまくって歌いまくってください!
橋本じゅん もちろん歌ってほしい~
高田聖子 当然、歌いますよね?!
粟根まこと いつもどおり、早口でしゃべりまくってください!
北大路欣也  すっごい意外なキャスティング!


と慌ててネタにしたけど
新感線のHPにすでにアップされていたんですね~。
なーんだ。知らなかったのは私だけか~。


それにしてもコマ劇公演のラインナップの多彩なこと。
3月には『ROCK MUSICAL BLEACH DX』
えと、つまり『BLEACH』のミュージカルも公演予定なのです。
へえ~、コマ劇でやっていたのか。


さて、本日観に行ったのは『座頭市』なんですが、感想は、うーむ。
まとめるのは難しいですなー。

ただ、「コマ」劇場の由来となった
コマのように回りながら迫りあがる3段の円形舞台
発動しなかったことはとても残念でした。

あとねー、座席が辛い。
観終わったあと、ものすごい背中が痛かったー
おかげで今、頭痛がします。ん? 単なる偏頭痛かしら??

来年に向けて。

何ヵ月もまえから 「どげんかせんといかん」 と思っていたのですよ。

何を?

ってそりゃあ、自分の部屋の本箱から溢れた書籍類のことです。
マンガタワーと小説タワーと雑誌タワーがいつの間にか完成していました。

こりゃ、年が越せぬわい。

と重い腰をようやく上げて、別れを惜しみつつ手放した本たち
先週と今日、2回に分けてえっちらおっちら運びました。

いつもだったら黄色に青い文字のあのお店を訪れるところなのですが
今回は新規開拓!
売ったことのないお店に行ってみました。

結果、大成功

いつもより高く引き取ってもらえた気がします。
ま、単に新品が多かったというのもありますが。
先日完結した某シリーズをまとめて手放したし
ためしに買って「うーん、イマイチ!」と早々に別れを告げたマンガも多数。

ま、高く引き取ってもらえたとしても、その何倍もつぎ込んで購入しているんだから
むなしい喜びですな。

ともあれ、やっと本棚が整然としました。
このまま、何も買わなければ、美しい部屋をキープできるのになー
まず、ムリでしょう(爆)

で、若干膨らんだ財布を持って別の書店にGO!
雑誌『ダ・ヴィンチ』をチェックするのだ! 『テレプシコーラ』を読まなくちゃ!!
でも特集が今年の書籍ランキング?
どういう趣旨のランキングか不明(よく読んでいない)だけど、ついでにチェーック!

おおおお! 『おお振り』がマンガ部門で2位ですよ!!

1位は『のだめ』なので少年マンガでは1位です!
つか、のだめに勝つのは難しいのでこの結果で十分ですよ。
わ~い。いいもの見つけたわ~。でも買わな~い(笑)
意外に冷静に帰宅しました。

さ、来週から大掃除めいたことをしましょうかね。
きっと、見違えるような部屋になるはず!

西浦高校放送室

観念して、カテゴリに“おお振り”を作りました。
なんで最初っから作らないんだ、って話なんですけど(笑)

んで、ちまちまカテゴリ移動してたわけなんですけど
私、大概おお振りをネタにしているのね。特にマンガ絡み。
我ながら呆れた。
しかしこれらを移動すると“マンガ2007”が空っぽになりそうなので
そのままにしました。ってあたり前だ~。

21日に9巻の発売を控え
最近は職場で“お見積り”という単語を見て
ドキっとしてしまう妙なテンションで過ごしております。
ほら“お○○り”!
「わあ! なんで職場で??」 と焦るじゃないですか。←私だけ?

ま、それはさておき。

私はドラマや映画など映像に関してはたいていの場合
「一度見れば充分じゃ」と満足してしまうタチなのです。
マンガや小説は気に入ると貪るように何度も読むくせに。基本、紙媒体が好きなんだろうな~。

そんなわけでアニメおお振りも
一度見たらそれでヨシ! DVD購入?! ないない! 買ってもどうせ見ないもの~
だったわけです。

当然、初回特典(なのかな?)の『西浦高校放送室』なるCDが存在することも知らずにいたわけです。
が、とある友人のご厚意により、このたび聞くことができました。
ありがとうございます~。ありがたやありがたや。

以下、ネタバレ感想です。


 西浦高校放送室

西浦高校の放送室を乗っ取って(?)三橋と阿部がゲストを迎えながら
楽しくお話しするという設定。らしい。
ううむ。なかなか会話が成立しないこの二人が何を話すと言うのだ?
と、失礼千万なことを思いながらCDを再生。

友人からの助言が「二人の素の声はアニメの声とかなり違います」でした。
え? そうなの? やばいな。ワカラナイかも。
びくびくしながら聞いた第一声は

だ、だれっ? これ、CD間違ってんじゃない?! ←失礼な(爆)

あ、「三橋廉を演じました~」と自己紹介をしている。
ぜんぜん三橋に聞こえないけど、そうおっしゃるならそうなのでしょう。
三橋の人、普通に話すと普通なのね。
ブチブチ途切れずに話せるのか! ←そりゃそうだ。
なんとも朗らかな方で終始、笑い声をたててらっしゃる。
彼が笑うと三橋が笑っているようでウレシイ
思わずルリちゃんの「レンレンはよく笑う子だった」の回想シーンを思い出します。
本来、三橋はこういう子になるはずだったんだよ。と切なくなったりして。

続いてもう一人。
「お、阿部」これはすぐわかりました
そういえば『ガンダム00』の初回でも何の役なのか知らなかったのに
登場してしゃべったとたん「あ、この人だ」ってわかったもんな。
それよりもスーツにポニーテールという
社会人にあるまじき装いの人とトモダチだったのが気になってしかたなかったんだけど(笑)
そんなことはいいや。
とにかくわかったってことは、好きな声なのかな。

以下、

三橋役=ミハシさん
阿部役=アベさん

という表記で進めたいと思います。
無理に声優さんの名前を使うと、馴染んでないので(←私が)間違えそうで

この二人のやりとり、フツーに三橋と阿部っぽいな~。

「こういう企画はよくあるんですか?」とアベさんに聞かれて
「どうなんでしょう?」とおたおたするミハシさん(笑)
どうやら過去に前例のある企画のようです。それを聞いて
「よくある。なるほど。それに乗っかっていこう、ということですね」とアベさん。
わはは。そんなアケスケな! でも阿部、言いそう!!

ええのう。その後も打ち解けた雰囲気のお二人の会話を聞いて
早くこんな風に三橋と阿部もなるといいのに。と思わずにはいられません。

事前に視聴者から“二人に聞きたいこと”を募ってその質問に答えるコーナー。
うぷぷ。質問事項を読み上げると、とたんにカミカミになるのはどうしてなの?
ラストの告知でも噛んでたし、愉快すぎ

原作者のひぐち先生とのやり取りの話の中で
アベさんが「先生は阿部とか僕のこと嫌いなんじゃないか」とぼやいていましたが
それはたぶん、信頼しているからですって!
雑誌のコメントでそんなことを言っていましたよね。たしか。

逆に三橋に対しては「構えば構うほど三橋化するのが面白くて」って言っていたから
いじっていた(いじめていた?)のでしょう。
ひぐち先生おもしろいな(笑)

さて、ゲストは桐青高校の高瀬を演じた方です。
ん、この名前、もしかして『もやしもん』に出ている??
最近気づいたんですけど(ぶっちゃけ、今週だったりするんですが
アニメ『もやしもん』におお振りメンバーがいるんですよ。
すいません、気づくの遅くて。
しかもその方、花井役の方だと思っていたし。
花井のつもりで『もやしもん』聞き直して「よくわからないな~」と混乱。
そりゃそうだ! 別人なんだもんな。
花井役と高瀬役の方、名前似てないですか?!

で、もちろん、 高瀬役=タカセさん で参ります。

すごい設定だ。
西浦高校の放送室にふらっと現れるライバル校の投手。
「練習しなくていいんですか?!」とCD内でもツッコミまくり。

しかしスルドイな、タカセさん。
こんなこと言うと怒られちゃうかな、と気を遣いながら
「たぶん、高瀬は三橋ほど練習熱心じゃないんですよ」と分析。
当たり!
雑誌で“サボってる”ってリークされましたよ(笑)

実は、タカセさんの話し声を聞いてもピンとこないんですよね。
私、西浦しか見てないから~(笑)

でもタカセさんは、なんだかかわゆい人で好きだな~。
阿部役でオーディションを受けて、結局高瀬に決まって
スタジオで阿部を演じるアベさんを見て
「これが阿部かー」と素直に受け入れるのがいいですね。
自分の阿部はクールすぎて高校野球に打ち込むような熱さが足りなかった、とおっしゃる。

その阿部役を射止めたアベさんは役が決まるまで
阿部はないだろう、と弱気の予想で
「高瀬か榛名を狙っていたんですよ。結局、阿部だったんですけどぉ」
ん? その言い方、なんだか残念そうに聞こえるのは私だけですか??
阿部じゃダメなの?!
私はアベさんの阿部でよかったと思ってますよ。私の想像より優しくて好きです。
って、私がイメージした阿部はどんだけ鬼なのかってのも問題ですが。

さて、タカセさんのお話に戻りますが
三橋に関しても「原作を読んで三橋はそうとう難しいだろう」と思いながらスタジオで
三橋を演じるミハシさんを見て
「ああ なるほど三橋だー」と納得したそうで。

あはは。なんかタカセさんのお話、面白いな
三人の中で一番、原作を読み込んでいるような感じです。
ま、他のお二人は他のところで語り尽くしているのかもしれませんが。

そんなタカセさんは途中参加だから入りづらかったようで。
転校生な気分だったの? と思ったら(それもあったけど)
「人数多くてビックリ」って(笑)
ああ、まあ、高瀬が出てきたってことは試合が始まったってことですからね。
普通はそんなにいないもんなんでしょうか?

しかし桐青メンバーが来たときに、西浦メンバーは
「負けるよ、負ける」と思ったとか。
そんなことないって! と思いながら
あー、“そっちの人?”と言われちゃうような監督を筆頭に、西浦にはない凄みがあったのは確かかな。
ま、2・3年の先輩がいるからね。特に和さん(笑)

さてさて、楽しみにしていたキャスト入れ替え企画。

ミハシさんの阿部はすっごいかっこいいですね! りりしい。
アベさんの三橋は、なんか笑っちゃうんですけど。
タカセさんの阿部は、私、この阿部好きです! 優しそう!!

で、タカセさんの三橋はぁ。ね。うふふ~
このCDを聞いて初めて、耐えられずに吹き出しました。
ここに至るまで、いろいろ耐えたんですけど、これは無理でした!

いや、タカセさんが心配していたような“キモい”とは違う、わけのわからない衝撃が。
とにかく三橋ではない新たな生き物が誕生したのは確かです!
私のイメージはかわいい怪獣
アベさん、よくマジメに相手できたなぁ。

やっぱ適材適所なんでしょうね。
キャスティングした方々の熱意の結果が実感できました。


いやはや、楽しいCDでございました。
世の中にはこんなオモシロイ世界があったのですね。
ふじふじさんには感謝です。←あ、名前バラしちゃった。別にいいよね?(笑)

そしてCDを聞きながらずーっと思ってたんですけど
アベさんのおしゃべりは
某劇団のある役者さんによく似ている。
声とかトーンとかしゃべり方、切り返し方がソックリなんだよなー。
ひさびさにちょっとこの某劇団を見たくなってきた(笑)

ところで巣山役の方は謎のヴェールに包まれているのですか??

テーマ : おおきく振りかぶって
ジャンル : アニメ・コミック

キス&ネバークライ 1~3巻(小川彌生)

フィギュアスケートマンガ、だと思って読んだらちょっと違いました。
ミステリ要素の強い内容でした。
それなのに笑いどころがあるステキなマンガ。

作者の小川彌生さんは『きみはペット』を描かれた方。
ですが、私は未読です。
小川さんのマンガを今回初めて読みました。


キス&ネバークライ(3) (講談社コミックスキス)キス&ネバークライ(3) (講談社コミックスキス)
(2007/11/13)
小川 彌生

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主人公は、両親がアイスダンスのパートナーだったみちる
その父は幼い頃に亡くなっており
母と再婚した企業の社長である“お父様”の庇護をうけてフィギュアスケートにうちこむ日々。
幼いとき過ごしたアメリカで“緑の車”に乗せられて一夜の謎の失踪
その後、記憶障害&人格破綻。
同じ日にコーチの四方田が何者かに殺害され
強盗とカタをつけれらた事件だったが、みちるは何かを目撃したらしく
謎は深まるばかり。

3巻までで少しずつ謎が明らかになってきたんですが
まだまだ先は長そうです。

“緑の車”ってなんじゃい、とか
四万田先生が殺害された前日に現れたセルゲイってナニモノ? とか
“お父様”って一体?? とか

みちるのお母さんは悪い人じゃないんだけど
この“お父様”を疑いもしないってのはどうなのよ? と思ったり。
ていうか、みちるに「おとーさま」と呼ばせているのが、すごく嫌。

失踪した際になにやら自分に負い目を感じることになってしまったみちる。
その一端は“お父様”にもあるようですが
とにかく自分が「悪い子」だと思い込んでいるので
自分の身体を痛めつけるような行為に及びます。

それを止めることができるのは幼なじみの礼音だけだ!
と、私は思うのですが、このヒトどうもヘタレで(苦笑)
いまいち思いきりが悪いですな。
ま、みちるの事情がわからないので身動き取れないのもわかりますけど。
でも彼の手を取れればみちるは救われると思うのでがんばってほしい!
過去にフィギュアをやっていたのですが、現在はダンサー。
ゴーダタケシというすごい名前のヒトのカンパニーで活動中。

思ったより重要なキャラになってしまってビックリなキャラ・(ひかると読む)。
殺された四万田コーチの弟です。
みちるのアイスダンスのパートナー。
そして、うー、あー、そうなるとは思わなかったよ。
私はこのヒト、パートナーとしてはともかく
結局みちるに振り回されて終わりだと思っていますが、どうなるのかな?

今後、大きな変化をもたらすきっかけになりそうなドミニク
頼りになりそうだよ!
このヒトからみちるの情報が礼音に渡れば展開しそうだ。
それはさておき、いいキャラです(笑)
お母さんのマリーも面白い人です。
マリーコーチの語録はかなりツボ。だんだん難解になってきていますが。

フィギュアスケートで勝つことがメインの物語ではないので
期待していたほどスケートのシーンは多くなかったのですが
でも魅力的な場面が多いです。

スケートシーンも美しいですが、礼音のダンスシーンもあってお得。
礼音の振り付けによる「春の祭典」の完成も楽しみです。


ところでこの「春の祭典
初演はニジンスキーの振付だったそうで
気になったので調べてみました。

曲が難解で、おまけに振り付けも理解不能だったため劇場は大混乱。
観客は賛成派と反対派に分れ、罵り合い&殴り合い&野次などで
舞台そっちのけで乱闘騒ぎになったとか。
ひょえ~。

ニジンスキー以後も様々な振付師によって
いろいろな解釈で振り付けられてきたようです。
礼音はどんな解釈で作るのでしょうか?

ついでにこの“難解”な「春の祭典」を聴いてみました。
あああ~。確かになんて言うか、不協和音。
昔のハリウッドのサスペンス映画のBGMにつかわれてそうな
不安と緊張を煽る曲調です。
だからって客席で大騒ぎしたりはしませんけど(笑)
当時は衝撃だったのでしょう。

ううむ。この「春の祭典」が不穏なものに思えてしかたがない。
曲も怖いけど、内容が暗い。
これがマンガにどう影響を与えるのか、すっごく不安。
どの部分を使って振り付けるのかなあ。

活字中毒なあなたを解析的な脳内メーカー

 活字中毒なあなたを解析的な脳内メーカー
というのがあるんですね!
まさに私のためにあるような脳内メーカー

というわけでやってみました。
本名でやったらあんまり面白くない結果になったので
「まるあ」の結果を。



活字中毒なあなたを解析的な脳内メーカー



えー、半分近くハヤカワ文庫が占めているけどあんまり読んだことがないです。
しかも電撃文庫に至っては読んだことがない!
床にまで中があふれている本棚。これは否定できない(爆)

ちなみに本名の結果は

旅行記 70% ←まず読まないジャンルだ。
恩田陸 16% ←これはかなり当たっている。
トンデモ本 7% ←読まなくはないかな。
やおい小説 4%
直木三十五賞受賞作家 3%

やおい小説直木三十五賞受賞作家が、本名でもまるあでも入っているとは。
なにかあるのだろうか??


で、この脳内メーカーっていろいろあるんですね~。

あなたの隠れ萌え解析だの
変態解析だの
オーラ解析だの

それらに混じって

ドラゴンボール成分解析
ジブリキャラ解析
花ざかりの君たちへ
Dグレ
スラムダンク

などが見つかりました。
おお、これは、もしかして、あるんじゃない?! と探してみたら、ありました!!


 おおきく振りかぶって的な脳内メーカー



おおきく振りかぶって的な脳内メーカー



なんでしょね。α波77%って。キャラじゃないのかい
栄口花井が入っているのは嬉しい。
二人とも協調性が豊かで大好きだ。

気になるのは1%のモモカン。

本名でやってみたら

モモカンの給料 87% ←やっぱりキャラじゃないのか
西広辰太郎 9% ←先生!コツコツやるタイプの西広が入ってるのは嬉しい。
ファースト魂 2% ←ん~と。どゆこと?
モモカン 0.2%

と、ここでもモモカンがランクイン! たった0.2%ですが、なにか因縁が?!
モモカンは好きですけどね、すっごく。
けどモモカン的要素があるとなると、考え込んでしまいます。
「目的のためなら苦労もなんのその~」ってあたりか?

しかしこの結果だと100%にならないんですけど、それはいいのでしょうか??

今週のアルスラーン:王都奪還

王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8)  カッパ・ノベルス王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8) カッパ・ノベルス
(2003/11/28)
田中 芳樹

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シリーズ第7巻。そして第一部完結。
といっても徳間版では次の巻と同時収録なんですね。


★ 以下、ネタバレ
どんどん長くなるなぁ。


王都奪還

早々にルシタニア軍は壊滅。
王弟ギスカールと将軍モンフェラートは自分たちが逃れるのが精一杯。
王都エクバターナには憐れな王・イノケンティス7世がいるばかり。

さて、その王都を誰が奪還するのか。
ギスカールの思惑としてはバルスが
ラゴラ・ヒルメス・アルスラーンの三つ巴で自滅すれば一番だということですが
はたしてそううまく行くのでしょうか?

まずはヒルメスが王都エクバターナに到着。
む。王都奪還=ヒルメスなの?

しかし、実は貧乏クジ。
金目のものはあらかたギスカールによって持ち出され、食糧もロクにないし
水路はボダンにぶっ壊されたまま
おまけに空気の読めないイノケンティス7世に神経逆なでされる。
パルスの王・ラゴラが狙っているので戦いの準備をしなきゃいけないのに
エクバターナの市民のことも考えないといけない。
さあ大変。

ふふふ。ギスカールの罠にまんまと嵌まったヒルメスなのです。
この場合はギスカールの味方をする私。

そのギスカールといえばアトロパテネで軍を再編し、戦う構え。
人数だけは豊富なルシタニア軍。
数に物を言わせて勝利したいギスカール。

しかしそれに対するはチーム・アルスラーン。
人数は少ないけど人材には事欠かない陣営でございます。
特に団結力はピカイチ。
さっそくナルサスの読み勝ち&ダリューンを始めとする戦士の活躍で勝利は濃厚。

わはははっ! ザマをみろギスカール!
この場合、ギスカールは敵です。ひじょうにゲンキンな私なのです。

しかし、しかしですよ。
ダリューンに狙われたギスカールを目の前に「あわわ」と、にわかに慌ててしまう。
死んじゃ駄目だ。死ぬのはイカーン!
だけど、討ち漏らすダリューンなんて見たくない。ぐぬぬ。

と逡巡している間にギスカールに新たなるピンチが!
横からギーヴ登場です。

逃げて! 超逃げて! ギスカール!! と、私が内心絶叫していると

「お逃げあそばせ、王弟殿下」

おお、我が心の代弁者よ! 誰だね、キミは?
お、キミはギスカールの最後の有能部下・モンフェラート将軍ではないですか。

そのまま、モンフェラートvsギーヴです。
うう~ん。
ギスカールのためにはモンフェラートは欠かせない人材なんだけどなんて考える間もなく
わあ! ギーヴがピンチ!!

切り傷だって許さんっ! ギーヴやっちまいな!!

うむ。やっぱり私はパルスの味方です。
正確にはチーム・アルスラーンの味方。
アルスラーンを支持する人を傷つけるのは許せんっ!

ギーヴがめでたくモンフェラートの首級を獲り
ついでにギスカールが持ち出したパルスの財宝も獲り返し大手柄を立てていた頃
ギスカールが逃げる覚悟を決め、身軽になって逃走中。
その兜へ上空からドカンと何かが激突。
驚いたギスカールはそのまま落馬。

「お手柄だな、死告天使」

そこに現れたのは黒衣の騎士・ダリューンです。
そうか。アズライールが体当たり(?!)したのか。
自分の役割をきちんと把握している賢い鷹さんです。
そんなわけで捕らわれの身となってアルスラーンと対面するギスカール。
果たしてギスカールの運命は?!

「あなたを殺しはしません。マルヤムへ行くといい」

わぁぁ。さすがアルスラーン。敵の総大将でもむやみに殺したりしない優しさ。
と、うっとりしているとナルサスの冷酷な言葉が。

「マルヤムへ行ってボダン大主教と派手に噛み合ってくれ」

うがっ そういうことですか。
たしかにボダンは鬱陶しいです。それをギスカールに退治してもらおうという作戦。
相変わらずナルサスはいけずだ。

それを聞いたギスカールがなんとも嫌な顔をします。
あああ、あんなキ○ガイ相手にするの嫌だよね。わかる、わかるよ!
でもさ、ここは前向きに考えようよ!
死んでもおかしくない状況だったのにやり直すチャンスができたんだよ。
一国の主で当然な才覚を持ったギスカールがその才能を示すチャンスだ。
しかも、ボダン退治という絶好の見せ場が約束されているんだよ!
私は上り詰めるギスカールが見たいよ!!

という心の叫びは聞こえなかったと思いますが、ともかくギスカールは
馬と水と食糧を与えられて解放されました。
がんばれ、ギスカール。君の未来はきっと明るいよ!

以下、長すぎるので隠します。

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ダイヤのA  8巻

最近お気に入りの『おお振り』に匹敵する面白さ炸裂の野球マンガ。
結局、全巻購入してしまいました(苦笑)


ダイヤのA(5) (少年マガジンコミックス)ダイヤのA(5) (少年マガジンコミックス)
(2007/04/17)
寺嶋 裕二

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この表紙が一番すきなんですが、なぜか画像に帯が!
なんでこの巻だけ帯があるの~

うっぎゃー! 丹波先輩っ!!
な、場面で終わった7巻でした。

顔は怖いのにノミの心臓の持ち主である投手・丹波(3年)。
このヒトを見ていると藤田(←『帯をギュッとね』)を思い出します。
ストイックに自分の個性を伸ばそうと努力している姿は尊敬してしまいます。
やっと、やっと!! 監督に意見できるくらいの成長をみせて
彼を中心にチームがまとまった矢先のできごとですよ。

このマンガの先輩は個性豊かでみんなステキです。

「ヒャハハ」と笑いながら後輩イジメに余念がない倉持(2年)も
その倉持に「性格悪い」と言われながら投手の個性を見極める捕手・御幸(2年)も
エラーで1軍から降格したあとも黙々と努力を続け「勝負だ」と言ってくれた増子(3年)も
顔が怖く、口が悪い乱暴者、だけど素直な伊佐敷(3年)も
鼻息荒く、闘志マンマンな宮内(3年)も
ビビリで努力家な投手・川上(2年)も
地味ながらヤルときはヤル! 白州(2年)と坂井(3年)も
みんな負けず嫌いでキラキラしています。

その強烈な個性を纏め上げるのがキャプテン・結城(3年)!
このキャプテン、かっこいい~。
たとえ将棋が弱くても野球の勝負に強ければそれでいいんです!
それに誉めるときは誉めるし、駄目なところもちゃんと指摘できるヒトはステキ~!

そのキャプテンよりカッコイイのがクリス先輩(3年)。
登場した当初は目がうつろでどうなることかと思いましたが
沢村の純粋な心に徐々に闘志がわいてくるところはわくわくしました。
野球に詳しく、サポートに徹する姿はチームでも絶大な信頼があります。
こういうヒト大好き。

クリス先輩を筆頭にサポートする先輩みんな好きだー!
2・3年生と1年生にはこんなに差があるのか。
野球の知識も経験も、人柄も。
いや、単に沢村と降谷が未熟なだけ?(笑) 春っちは上手だもんね。
惜しげもなく教えてくれる先輩たちに感動してしまいます。

にこにこしながら弟の春市(1年)の溢れんばかりの野球センスに警戒心MAXで
弟だけに冷たい小湊(3年)が気になりますが
ほんとうに先輩たちの努力には頭が下がります。

そんなステキな先輩を納得させるような投手にならないといけない
1年生の沢村降谷
どっちも経験が不足気味なので今後の成長が楽しみです。
ぽけらっと先輩を見ている顔がかわいい。
この二人は『スラムダンク』の花道と流川に似ているなぁ。


ダイヤのA(8) (少年マガジンコミックス)ダイヤのA(8) (少年マガジンコミックス)
(2007/11/16)
寺嶋 裕二

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というのが7巻までのおさらい(前振り長っ!)で、ここからが8巻のお話。
少々ネタバレしてます。

丹波のピンチに真っ先にベンチを飛び出す監督にビックリ。
この監督、なにげにイイよなぁ。顔が怖いけど人情家だ。
押さえるとこ、押さえている。
ちゃんと指導しているし、誉めるし、問題点は具体的に注意する。
あ、この人の教育があってあのキャプテンが育つのか。

ついに1年生も沢村の努力を認め協力してくれるようになりました。
これでチームがまとまった!

チームのエースの復帰を信じて甲子園予選、開始です。

相手はやたら口数の多い監督・千葉順一です。
うるさいなー。そんな名前でこんなキャラ許せないわ。板垣が穢れちゃう。

ま、降谷の剛速球で黙らせたから溜飲は下がりましたけど。
彼の課題の“スタミナロール”の改善には至ってないようで。
ま、そんな簡単にはいかないさ。
あとポコっとボールを落すの面白すぎる。
これだけは直さないでほしい。←それはダメじゃん(笑)

や、やっぱりキャプテンかっこいい!!
試合以外ではけっこうボケるし、サイコーだよ!
くー、たまらん。頼りになる4番だ

このキャプテンがいるから打線は崩れません。
練習試合の教訓と監督の助言を活かした増子先輩も続き
チャンスに強い御幸も続き、続々と点が入ります。

あまりに順調に得点できたので(?)まさかの沢村登板です。
監督勝負師だな。経験を積ませるってか。
うわー、なんか一気に不安なんですけど。

予感的中。いきなりデッドボール。

さすが、笑いを忘れない沢村。
ってそんな笑いはいらないのよ
タイムがかかりマウンドに集合した先輩たちから蹴られ殴られの洗礼。
あはは。愛されてるね、沢村。

でも確実に野球が上手くなっているし、ちゃんとできているから大丈夫!
さてさてクリス先輩になにを伝授してもらったのかな?
9巻を楽しみにしましょう。

まんがキッチン(福田里香)

少女マンガに登場(もしくはイメージ)したスイーツを実際に作り上げたレシピ本。
というより、むしろ少女マンガ解説書

この福田さんて、ナニモノ?!
ものすごい情熱です。
そのマンガの雰囲気を味わうレシピを作り出したり
川原泉の“もぎゅもぎゅ”を再現する団子を作り上げました。
そしてマンガに登場する食べ物に関しての洞察がスルドイ。
そんなこと考えたこともなかったよ、な意見がバンバンでてきて読み応えがあります。

さらに対談があるんですが、相手がこれまた豪華なんですよ!
萩尾望都さん、羽海野チカさん、くらもちふさこさん、よしながふみさん
おおお。好きな人ばっかりだ♪


まんがキッチンまんがキッチン
(2007/03/22)
福田 里香

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一緒に食事することによって登場人物の親密度が増すことが表現される
というのが持論の福田さん。
食事すると“仲間”になったり、より親しくなったり。
さらには食事で登場人物の人柄を表したりもするらしい。

たとえば映画『ハウルの動く城』。
ってイキナリ“少女マンガ”じゃないんですが(笑)

ヒロインのソフィーがハウルの城に入り込み
マルクルにのみ朝食を作ってハウルの帰りを待ち
帰ってきたハウルがそれを見て黙ってソフィーの分の朝食も作ってくれたシーン。

マルクルの分だけ作ることがソフィーの謙虚さや律義さを表し
ソフィーの分も作ることによって仲間として受け入れたことになり
黙ってソフィーの分を用意してくれたハウルが“悪い奴ではない”ことを示す。

ああ、なるほど!
確かにハウルがソフィーの分も作りはじめたときホッとしたもんなー。

このように言われてみれば
食事のシーンは登場人物たちの関係を示すことができるような気がします。
そしてこういう食事のシーンが多いのが少女マンガ。
少年マンガでは出てこない光景らしいです。

でも『おお振り』にはやたら食事シーンがでてくるよなー。
それは作者が女性だからなのかな?
スポーツマンガは食べないとウソ臭くなっちゃうけど
『おお振り』の場合は明らかに結束の固さに繋がっている表現だと思います!

モモカンの搾りたて生ジュースも
合宿でのワイワイみんなで作るのも、揃って食べるシーンも
三橋(と巣山と花井)の誕生日のシーンも
三橋家のカレーのシーンも西浦のチームワークの良さの裏付け。
プロテインですら巣山のおちゃめな一面を垣間見せる手段になっている!
と、こういうことなのかな? ←よくわかっていない(苦笑)

てことは、三橋がみんなと一緒に食事ができる=気を許している
ってことになるんだろうな。
そしてみんなからも受け入れられているってことだ。
それを感じて三橋もどんどん強くなるってことか。
そうかー。あとは実際に意志の疎通を会話で成立させるだけだ!


と、あってんだか間違ってんだかワカラナイ『おお振り』話はおいといて
この本です。

とにかく食事のシーンを重点的に語られます。
そして、その幅広い読書量といったら! オドロクしかありません。
新旧各種取り揃えております、といった感じ。


【私が既に読んでいたマンガ】

ハチミツとクローバー』羽海野チカ 対談アリ
この本のかわいい表紙を描かれた羽海野さん。
でもこれ、はぐちゃんの料理だとしたらご遠慮申し上げたいと思ってしまう私。
だってさー、はぐちゃんの料理、かぼミントなんだもん。
ミント苦手なの。表紙の子ははぐちゃんではないようですが。

のだめカンタービレ』二ノ宮知子
たとえラブシーンがなくても、殴られていても、愛に満ちて見える
千秋とのだめの秘密が明かされます。
いいな~、千秋先輩の手料理。私も食べたい。

笑う大天使』川原泉
丸くて白い“もぎゅもぎゅ”。これは食べてみたい!
私の“もぎゅもぎゅ”の思い入れはけっこう強くて、新触感の食べ物を
「これはもぎゅもぎゅ?」と思いながら食べていることも多いのです。

天然コケッコー』くらもちふさこ 対談アリ
実はこれ、予想外に長くなって途中で挫折。
完結したようだし、読もう!
対談では大好きな『東京のカサノバ』が話題になって狂喜乱舞しました。

時をかける少女
これは唯一のアニメ。食べ物の使い方が少女マンガ的なんだそうで。
あの胡桃を再現していました。

エマ』森薫
なんかいろいろすごいらしいですよ。
メイドの描き方とか。私にはよくわかりませんでしたが。
メイドといえば映画『ゴスフォード・パーク』が勉強になりました。

Under the Rose』船戸明里
まさか、このマンガまで読んでいるとは! 本当に守備範囲が広い人だなぁ。
食事のシーンですら暗いこのマンガ。
私はライアンの話が好きです。ライアンて『鋼錬』のエドに似ている気がする。

ベルサイユのばら』池田理代子
食事のシーンはほとんど出てこないマンガだそうですが。
食べない理由を教えてくれます。

アラベスク』『テレプシコーラ』山岸涼子
この2作は同じバレエマンガですが、食事の役割が対照的。
前者は恋するノンナが主人公なのでロクに食事をしないで
後者は家族の物語なので食卓を囲むシーンが多数。

Papa told me』榛野なな恵
父と娘の二人家族。理知的でメルヘンを理解するマザコン・知世ちゃんと
知世ちゃんを深く愛するパパ・的場信吉氏の物語。
仲良く料理するシーンが確かに多い。おかげでとても幸せそうな家庭に見えます。
魔法のタンスを持つ知世ちゃんが羨ましいですよ。

西洋骨董洋菓子店』よしながふみ 対談アリ
この物語に限らず、常に食べ物が出てくるよしながさんのマンガ。
対談でその謎が明らかに。
ケーキを題材にしながらあくまでもメインは人間であるこの物語。
とはいえ、ケーキが美味しそうで
ついついこのお店に似た雰囲気のお店を探してしまうのでした。

百鬼夜行抄』今市子
え? あんまり食べないよね??
と思ったら、この物語における食事の役割はかなりシビアでした。
楽しいのは尾白・尾黒主催による宴会のシーンぐらいか。
『蟲師』でもそうですが“酒”は“繋ぐ”役割を果たしているんだとか。

蟲師』漆原友紀
このマンガこそ食べないでしょう!
と思ったら、着目されたのは“タバコ”。
あー、ギンコは喫煙者だよね。そのタバコの役割がポイントでした。

リストランテ・パラディーゾ』オノナツメ
そうなんだ、イタリア語わからないから気づかなかったけど
そんなに“くま”にちなんだ名前ばかりだったのか。

コダマの谷』入江亜季
うっひゃー。これもカバーしているとは恐れ入ります。
そ、そうだったのか。この話は同人誌で発表されたものだったのか~。

トーマの心臓』『バルバラ異界』萩尾望都 対談アリ
そうだ! 確かに飲み物の場面が多い!!
飲み物といえば私はオスカーがユーリに飲ませる“アルコホル”が印象深いです。


【私が未読のマンガ】

『D班レポート』坂田靖子(白泉社)
『はみだしっ子』三原順(白泉社)
『西荻夫婦』やまだないと(詳伝社)
『くちびるから散弾銃』岡崎京子(講談社)
『いちご物語』『グーグーだって猫である』大島弓子(朝日ソノラマ・角川書店)
『Landreaall』おがきちか(一迅社)
『放蕩息子』志村貴子(ビームコミックス)
『アナスタシアとおとなり』花郁悠紀子(秋田書店)
『マルメロジャムをひとすくい』田淵由美子(集英社)
『おいしい恋グスリ』陸奥A子(集英社)
『棒がいっぽん』高野文子(マガジンハウス)


なんで未読の方には出版社が記載されているのかと言うと
機会があったら読もうと思っているから(笑)

あと、あとがきにて
『鋼の錬金術師』『おおきく振りかぶって』『皇国の守護者』とえみくりに関して
記述がありました。
ちゃんと『おお振り』もおさえていたのですね。

君に届け 5巻

現在、少女マンガにおけるマイベスト1位の作品の最新刊。
イイヒトばっかり出てくる癒されマンガです。
私が“女三橋”として愛でている爽子(通称・貞子)ちゃんが主人公。

見た目の暗さから周囲の人間に“貞子”として恐れられている爽子ちゃん。
いやいや、私はそんなに暗くないと思うよ。

ちょっと髪が長すぎて、ちょっと髪が黒すぎて、ちょっと髪が真っ直ぐすぎて
意識して笑顔を作ると怖くなっちゃうだけだよ!

あ、最後の笑顔が怖いのがイチバンやばいのか?
でも無意識の笑顔はサイコーにかわいい!

けっこう虐げられた境遇なのに心が善良でまっすぐ。
挫けないんですよ。考え方はズレているけど、なにげにポジティブ。
でもそのポジティブはなかなか周囲にわかってもらえない。
なぜなら友達がいないため、誰とも会話できず理解してもらえる機会がないから。

そんな爽子ちゃんに彼女の個性を理解してくれる友達ができれば百人力!

というわけで、1巻は友達ができるところから始まります。
でも決して友達に寄りかかろうとはしないで、あくまでも自力で!
とがんばる姿には涙を禁じ得ません。


君に届け 5 (マーガレットコミックス)君に届け 5 (マーガレットコミックス)
(2007/11/22)
椎名 軽穂

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毎回、表紙が楽しみなのですが「そう来たか!」な5巻でした。
まさかのピン登場(爆) しかもちゃんとジャマをしているし。
内容ではますます爽子に対する誤解を深めていく。
あー、もうピンはそれでいいや~。ピンだからね。

爽子ちゃんが一歩踏み出すきっかけを与えてくれた風早
彼もいいですね~。
すっごくイイ奴! 幸せになってほしい。
けど、爽子ちゃんは今やっと人並みに人間関係を築いている最中だから
彼の望むような展開にはなかなかならない。
不憫だ。もうしばらく耐えてもらいましょう(笑)

爽子が三橋ならこの子は田島?! 千鶴
人情に篤く裏表のない性格はステキです。見た目ヤンキーだけど。
単純明解で大らかな彼女にもオトメな一面があると解る5巻なのでした。

千津が田島ならこの子は泉?? あやね
人の心の機微に敏感な女の子。見かけによらず、けっこう理論派。
噂の出所を確かめる執念に感服しました。
それというのも爽子のためを思う一心から。いい子だ~。

4巻の「ひとすじ」発言で好感度急上昇の真田
偏見を持たない(何も考えていないのか?)彼もいいキャラだ。
幸せになってもらいたい! 私は応援するよ!!

偏見を持たない偉大なライバル・くるみ
周りの意見に左右されず自分の目を信じて判断する姿は素晴らしいです。
行動がちょっと(いや、だいぶ)問題ですが。
思えば最初から爽子を爽子として認識していたんだなぁ。

ひとまず爽子ちゃんの物語はお休み。
しばらくは千鶴の恋物語になるようです。
これも爽子ちゃんの試練ですよ。なにもかもが初体験なわけですから。
なにしろ友達ができたのが初めてだから(涙)
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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