2006年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月

2006.12.11 (Mon)

歌舞伎*夜叉ヶ池&海神別荘

観劇:2006年7月17日
会場:歌舞伎座(3階席)


鏡花ワールドです。
予習はしたものの、一通り読んだだけだったので
私の理解力&記憶力ではおっつかなかったのでした。
むむ。フツウに舞台を楽しむことにしよう。


夜叉が池

うを、白髪!! しかも黒髪がちらちら見えますけど??
…そうでした、そうでした。ヅラをかぶっていたのでしたね。
でもやっぱ、黒髪のほうがいいですね。
しかし、冒頭にごはんがどうのというやりとり、ありましたっけ??
忘れている。案の定、忘れているよ…

おおー、学円さん洋装!! いいの? いいのか、明治時代だから。

百合が生け贄にされそうになるあの展開には、やはり腹が立つ!
その前に妖かしたちが
「生け贄は散らかって迷惑」と言っていたのを聞いていただけに
「それ、無駄だから!」という忠告をせずにはいられない。
できることなら教えたかった…

だいたいさー「美女を裸にして牛に乗せる」の意味がわからんよ!
特に「裸」。
それって「生け贄どうこう」よりそれを見物する人たちの都合じゃないの?
その証拠に今まで影も形もなかった人たちがわらわらと沸いて出てきた。
んもー!! さん、やっておしまいなさい!!
と、ヒーローの登場を待ちわびる。

ほどなくして、ヒーロー登場。
…あ、あれ? 人間としてできる限りの抵抗、の範疇を出ない活躍。
いや、それでいいんですけど、晃さんですから(なんか非力そうだし)。
いつのまにか怒りの行動として「隈取り&尋常じゃないパワー」を
期待していた私。
ここに至って「本当に歌舞伎じゃないんだなぁ」と実感したのでした(遅!)。

それはさておき、美しい舞台でした。
春猿さんの百合・白雪姫は可憐で美しかったし
段治郎さんの晃も文句無し。
右近さんは兄貴っぽいところが学円っぽかった。


海神別荘

ふをー! 海底! 海底ですよ!!
そして公子はアホだった!
そうだよね〜、原作読んでもアホにしか見えなかったもん。
ナイスです、アホ公子!!

公子が「んばー」(んなことは言いませんが)と登場してからは
ニヤニヤが止まらない私。
ロットバルト海老蔵!!
この衣装を笑いナシに舞台に馴染ませるとはさすがです!!

美女は…さすが「美女」という名前(なのか??)だけあって
自己顕示欲が強い。
「キレイなままのワタシを見て!」
「お金持ちになったワタシを見て!」
と制止を振り切って、故郷に姿を見せに行く美女。

実際はすでに人外のものとなっていた美女が人間には大蛇に見え
身内にわかってもらえず、しおしおと公子の元に帰ってくるわけですが。
そのあとがスゴイです。
殺される寸前「どうせなら公子に殺されたい」と願い
公子がそれを聞き入れ、さあ殺されちゃうぞ、のシーン。
急に美女が公子の「気高さとかいろいろ」に気づいて和解。
めでたく二人はシアワセに暮らしましたとさ。
となるわけですが、この展開がさっぱり理解できないのです。

原作読んだときも「???」だったんですけど
舞台を観ても同様でした。
え? 所詮「美女」ではない私には理解できなくて当然?
ま、そうかもしれませんね。

というわけで鏡花ワールドから弾き飛ばされた私ですが
ハープを使った音楽から海底の優雅さを感じられたし
お腰元衆の和装は
「外国人が見よう見まねでキモノを作ってみました」という感じと
ゆったりした感じが海底をイメージできて好き。
という意味ではおおいに楽しめたのでした。

あ、3階席からは背景がほとんど見られなくて残念でした。
花道? 見えるわけがない!!
EDIT  |  18:41  |  伝統芸能2006以前  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑
 | BLOGTOP |