はじめましてなキャストが多かった:『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)

約1カ月ぶりの月ドクロ。
前回観たのは下弦なので上弦は初。

劇場で観る前にライビュで観ようかな~と考えたりしていたんですが
予想外な大雪に阻まれて断念しました。
間にあう映画館が駅から遠いので遭難したくない・・・と
気弱になりました。

そんなわけで劇場にて初上弦!


劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月(上弦の月)

2018年1月28日・日(9列目上手)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

捨之介:福士蒼汰
天魔王:早乙女太一
蘭兵衛:三浦翔平
兵庫:須賀健太
霧丸:平間壮一
極楽太夫:高田聖子
狸穴二郎衛門:渡辺いっけい
渡京:粟根まこと
じん平:村木仁
生駒:山本カナコ
贋鉄斎:市川しんぺー
剣布:人見早苗
爪月:横山一敏


下弦を先に観たので流れを知っているため
落ち着いて見られた部分もあるんですが
見逃した部分もあって一勝一敗って感じです。

無界屋の場面でなんだかいい匂いがした気がしたんですが気のせいでしょうか?
アロマのようなお香のような香り。
下弦のときはマスクしていたからわからなかったなー。

天魔王の鎧入手から始まる月ドクロ。
天魔王with鎧のダンスは正面から見たかったー!
天魔王は殿が持っていたものを手に入れて殿になり変わろうとしていたのかー。
鎧を手に入れて気が大きくなったのもそうだし
一番のお気に入りの蘭丸を手に入れようとしたのもそのせい、と思ったら納得できた。
その気になって蘭兵衛に手を出そうとしたら拒絶されてムキになって夢見酒
にも見えてきて天魔王が人間臭く思えてしかたなかったです。
ラスト、捨之介に鎧剥されて頭抱えて蹲っちゃうのも弱さ全開で人間臭い。
下弦を観たとき天魔王の手が赤かったので
上弦ではいつから赤いのか(冒頭では赤くないのか)を確かめようとしていたのに
すっかり忘れて気がついたら赤い手になっていました(苦笑)
もしかしたら手袋とかで見えないのかもなー。

上弦の生駒は別に潔癖症ではなかった(笑)
包み込むような母性キャラ。
縋りつく天魔王に聖母のようなほほえみで受け入れたり理解度が高い。
vs蘭兵衛の場面で天魔王と背中合わせで舞うように戦う姿は美しかった。
その後はまあ、あれなわけですか。
最期も天魔王の意を酌んで行動するのが悲しく美しい。

三浦くんは初めて観る役者さんだったのですが
予想以上にガッチリした体格で強そうな蘭兵衛でした。
ちょっと花ドクロの山本蘭兵衛を思い出しました。
でもそれよりは揺らぎやすいかな。
三浦蘭兵衛は殿第一で信長を持ち出されると判断ができなくなるのか。
思いのほか分かりやすいウイークポイントだった(笑)
殿に生きろと言われて生き延びたもののどうしたらいいのかわからず
雑賀の生き残りと出会いなりゆきで無界の里を作った感じ。
でも愛着のある里のために動いたら殿を持ち出されてあっさり陥落。
うーん。どんだけ殿に弱いのか。
今回初めて気づいたんですけど蘭兵衛が迷っているとき映像も揺らぐんですね。
森蘭丸だ! と決心してからは映像が戻ったのでこれはもしやシリーズ通してずっと??
追いつめられて諦めた天魔王には従わず残って戦おうとしていたのは
殿のやり残したことを完遂しようとしていたってことだろうから
やっぱ殿第一なんだなー。ブレないな蘭兵衛。

今回、兵庫がかわいい。ものすごくかわいい。
そして元気。じっとしていない。
めちゃくちゃ太夫にアピールする。差し向かいで酌み交わしているときは嬉しそうだった。
太夫のリサイタルではめっちゃアピールしている。
ストレートに感情を伝える兵庫は荒武者隊にも慕われて
仲間を大切にする様子がよく伝わってきたので
荒武者隊を失ったときの演技には泣きました。
死んじゃやだと嘆きつつ最終的によくやった!と褒めるいい兄貴分でした。
どこかで霧丸をかばって前に立ちながら様子を覗う霧丸に
お前は見ちゃダメ、みたいな動作をしたのを見て
見た目以上にお兄さんなのかもと思った。
須賀くんは隙間を埋めるタイプなんですね。そういうの好き。
暗闇でおっとうに「ここ階段」とか教えてあげるのやさしい。
DVDに収録されるかどうかわからないので兵庫優先で観ていました。
あとポジション取りが上手。なんかバランスいいんですよね。

極楽太夫はしなやかに強い。さすが聖子さん。
下弦のおかんキャラに対し肝っ玉キャラ。
周囲の若い子たちの暴走をなだめつつも導く大人な女性。
須賀兵庫はひとりじゃダメなタイプだから
間違っているときは殴ってでも止めてくれる太夫が必要なのかなーと
思ったらいいコンビだなと思えた。
生き残ったものの無目的だった蘭丸を立ち直らせ導いたのが太夫だと思うから
上弦でのこのふたりにラブ要素はなさそう。

霧丸の平間くんは初めて観たんですが動けるひとなんですねー。
身軽でビックリしました。
ミュージカルではどんな役ででているのだろう。
おちついた霧丸で捨て身な捨之助を説得できるまでにいち早く成長していた印象。
なんか落ち着いていた気がするんですよね。具体的にどこがってのはないんですけど。
明確に打倒天魔王で行動した血気盛んだった下弦の霧丸に対して
行動は同じなのに冷静に情報収集しているように見えた平間霧丸。
実は打倒天魔王だったけどいつの間にか捨之介のために行動していたような感じ。
霧丸もいろいろあって大変なキャラですよねー。
冷静に見えた霧丸が捨之介に騙されたと思ったときに感情を爆発させたのが
捨之介には気を許していたように思えてなんだか安心しました。
というか捨之介もあの場面はむき出しだったなぁ。あんなに衝突するとは思わなかった。

捨之介は殿に仕えていたころから誰かのために動くのを信条としていたから
三途の川に捨之介といいながらも
天魔王を止めるために動き
それに失敗すると抜け殻のようになり
ようやく立ち上がったと思ったら
今度はみんなのために囮になるという目的で動こうとしてしまうんですねー。
それじゃダメだと説得するのが霧丸なのがいいですね。
天魔王や蘭兵衛には届かなかったけど霧丸には届いたということですから。
初舞台の福士くんが作り上げたのは優しさと爽やかさでできた捨之介でした。
そういや天魔王に無理やり着せられた鎧、下弦では黄金聖闘士に見えたのに
上弦はそうでもなかった。
色味を変えてあるのか・・・下弦にもマントあった? 覚えてないなー。

あとは常川くんが鳥ドクロに続いて出演だったのですが
今回も同じく荒武者隊のひとりで青吉役でした。
今回は長生きだったよ! 前回はいち早く犠牲になっちゃったからなー。
それと横山さんをひさびさに拝見。
あいかわらずでっかい。けど鎧のせい? 横にもでっかく見えた・・・


さてあとは修羅天魔ですね。
チケットは押さえているので体調万全にして挑むのみ!

2017年観劇納め:『髑髏城の七人』Season月(下弦の月)

当然、上弦も下弦も両方観る予定ですが
まずは下弦の月から。

出演者発表のとき
通常の新感線ファンのみなさまを大いにザワつかせた下弦キャスト。
私にはご褒美でしたけどね(笑)

新感線と2.5次元キャストのコラボ!

やばい。観たことあるひとばかりじゃないですか~。
ありがとうございます!


劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月(下弦の月)

2017年12月23日・土(9列目センター)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

捨之介:宮野真守
天魔王:鈴木拡樹
蘭兵衛:廣瀬智紀
兵庫:木村了
霧丸:松岡広大
極楽太夫:羽野晶紀
狸穴二郎衛門:千葉哲也
いん平:インディ高橋
生駒:中谷さとみ
贋鉄斎:中村まこと
渡京:伊達暁
剣布:肘井美佳
爪月:安田栄徳


冒頭から新演出!
安土城に侵入して鎧を盗む天魔王!
そうやって鎧入手したのか~。
そして鎧のひとたちとダンス。
キャスト表の「鎧」って役の謎がとけた(笑)
鎧を装着した途端「私」とか言い始める天魔王。
そうか今回の天魔王は形から入るタイプか。

それにしても登場したとき
天魔王としても鈴木拡樹としてもイメージ違ってビックリしました。
そっか私ペダステの荒北でしか観たことなかったか。
荒北の記憶引きずっていちゃダメなんですね。

霧丸はナルトの松岡くんです。
いいです!
元気がありつつどこか陰があって復讐に燃える若気の至りなキャラ。
少年ぽい活発なキャラが少年マンガの主人公のようでした。
「ここにある」が沙霧の高らかに宣言するのとは対照的に
言い聞かせるようなトーンで意外でした。
沙霧から霧丸に変化しても違和感はなかったです。

登場時すでに兵庫たちと知り合いになっていたのには驚きました。
護衛として雇っていたとは恐れ入る。
そしてすでに手玉に取っていたのが強かでした(笑)

「女を隠すには女の中」と無界屋に連れて行く流れをどうするのかと思ったら
空腹で倒れたのを介抱するために連れて行くんですね。なるほど。

無界屋の場面がララランドで笑いました。
あの映画観ておいてよかった~。

極楽太夫が思いのほかあっさり登場してあっさりお召かえしていました。
あれ、そうだっけ?
霧丸に対しておかんな太夫が新しかった。
今までも特殊な里出身としての連帯感はあったんですが
今回は息子に対するような接し方でした。
「きーりーまーるー」
「じっとしてるって言ったよねえ」
「わかったって言ったよねえ」
って口調がおかんぽかった(笑)
この太夫はもしかしたら生き別れの子供がいるのかもって想像したら
パンフで羽野さんが似たようなこと裏設定にしてるって語っていて嬉しかった。

羽野さんはインド屋敷以来ですが変わらないですね~!
特に声が記憶のままで凄かった。
兵庫ともそれほど歳の差が気にならなかった、どころか
なんか可愛らしいから兵庫が惚れるのもわかる~。

蘭兵衛はいきなり立ち回りからなんですね。そういやそうだった。
しかしこの日、この場面で客席がドスンと大きく振動してひやりとしました。
床が盛り上がったような気がしたくらい揺れたんですよね。
別の場面でも同じような振動があったのはなんだったんだろう?
客席壊れたのかと思って怖かった。違ってよかった。

蘭兵衛の衣装は浮世絵なんですかね。
最初が女性の柄で、天魔王に会いに行くときは
花?とお面?が描かれた柄(よく見えなかった)に白い薄物を重ねていたので
白い心で本心を隠しているのを暗示していたのかな。
交渉がうまく行かなかったら仕留める心意気。

交渉のときに「無界屋の女たちと男たちの命」を救おうとしたのが新しかった。
いままで「男たち」は言ってなかったと思うんですが記憶違いだろうか・・・
今回、無界屋が女に限らず弱者を救う里になったのかな。

あとあと!
蘭兵衛が髑髏城に向かう直前、太夫とイイカンジになったんですけど
ちゅってしていませんでした??
え、覚悟の末の別れのキス?
ええーそんなん今までありましたかー?!

さて、沙霧だったときは「女は斬らない」だった部分はどうなるのか?!
今回は霧丸ですからね。「女」云々は使えないわけですよ。
したら「ひたすら避ける」と「迷ってたから」とサラリと躱されました。
そっかー、なるほどね。

いん平の設定がアレでしたね。
武器も新しいし。ステファニーとか名前つけるの新しい(笑)
けど長い得物は過去に誰かが使っていたなあ。
たしか仁さん(見事に使いこなしていた!)
アオドクロかな。そのうち見返そう。
いん平だー(インベーダー)の自己紹介で軽く噴いたけどみんな静かだった。
笑うとこじゃなかったんだろうか。

裏切りポジションキャラは粟根さんと河野さん以外で初めて観ました。
伊達さん久しぶり~。
サラサラヘアが美しい渡京でした。
おかげでシルエットが女子! 太夫以外に女が?! とビックリした。
霧丸と逃亡するときにその輪っかと板は離しても良いのでは? と思っていたものが
逃亡の手段になって大笑い。
伊達さん意外な特技をお持ちで! と思ったら
このためにマスターしたとは恐れ入ります。

今回の贋鉄斎は華道のひとでした。
斬られても爆発しても無事なのは歴代贋鉄斎のしぶとさを引き継いでいました(笑)
渡京も贋鉄斎もマジメだなと思ったんですが客席のウケは良かったので
私ちょっと麻痺しているのかもしれません。
今までの贋鉄斎のはっちゃけっぷりが凄すぎて。

兵庫はすごく馴染みのある兵庫でした。
なんか王道!
熱さと義理人情に篤いとこに荒武者隊がついていくタイプ。
「くんろ」のくだりは時事ネタの「さんたくんろーす」で意外とウケていた。
捨之助に「いいじゃん」みたいな賛辞を貰っていた。
ということはいつもは・・・?(苦笑)
贋鉄斎に研がれた刀は今回らしい姿に。
いつかまたアオドクロの兵庫みたいなひらひら刀を見たいなあ。

爪月の武器にも驚かされました。
まさかの大鎌! 兵庫たちと農具繋がり!
あとどこかで誕生日を祝福されて「昨日だ」と返していて笑った。オシイ。

生駒のキャラがカワイかった。
天魔王ラブでひたすら天魔王を見つめるキャラでした。
そして潔癖症。
お父さんが入った湯船に入れないタイプなんですって。
捨て台詞は「生駒おこだからね!」かわいい。
天魔王に心酔する生駒が迎える最期は高笑いの末、自分から刃に。
潔癖症の彼女が唯一(かどうかは謎ですが)触れられる天魔王の望みなら
本望だったのかなと考えると泣ける。

天魔王は誰かの一番になりたかったのかなーと思いました。
本当は殿の一番がよかったんだろうけど
どうも殿の一番は蘭丸だったみたいですからね。
生駒の一番に成れているのはわかったみたいで彼女に対しては優しかった。
でも殺しちゃうんですけどね。
あの生駒を信じきれないのが天魔王というひとなのかなー。

百人斬には霧丸が参加する新しいパターン。
つうか霧丸強い!
身軽に動き回るからついつい目で追ってしまいました。
途中、刀を贋鉄斎に渡し損ねたのは残念。
間に挟まれた髑髏党のひとが躊躇っていたのがかわいかった(笑)

今回の捨之介は女好きの設定ではないせいか剣布にひどいことします。
あの場面は正直好きじゃないです。

しかし斬鎧剣の使い方を観た後だと前フリだったとわかります。

天魔王の鎧を一枚一枚剥いでいくのには驚きましたね。
冒頭の六欲天の歌が前フリになっていたのですね。
そうか~。
あの場面で天魔王が六欲天を手に入れてキャラ変えたから
ここで六欲天を剥してもとの人格に戻そうとしたのが今回の捨之助か。

うわーすっごい優しい! 今回の捨之介は優しいです!!

だから復讐に凝り固まった霧丸を止めることもできるし
霧丸が断念してさらに懐く結果になるのか。
捨之介と霧丸が弟分をかわいがる兄貴分と
あんちゃんを慕う弟分って感じで実にバランスよかった。
このふたりあのあとどう過ごすんだろう。とちょっと思いを馳せた。

鎧を全部剥された天魔王がことさら小さく見えて憐れさが増していた。
ただのヒトに戻った天魔王と捨之介が見つめ合って静止したときは
まさかシリーズ初の和解?!
今回の捨之介なら水に流すのもありかも!
とテンション上がりかけたけど折れる天魔王の絵面が思い浮かばなかった。
そして和解はしなかった(笑) ですよねー。
自ら刃に斃れるのは生駒と一緒ですね。
でも行動原理は全く違うと思う。


今回は9列目センターで今までで一番いい席でした。
ただ前列の男性が壁となって下手側に見えない部分があったのが無念。
とはいえセンターは見えたのでノンストレス!

上弦の月は来月後半なので
今、パンフの上弦部分を読もうかどうしようか悩んでいます(笑)
ネタバレ禁止の精神で観てから読むか
いまさらネタバレ? という気もするので読んでしまうか。

久しぶりの一人二役:『髑髏城の七人』Season風

諸般の都合で
限られた日程でしかチケットの申し込みができなかったため
入手に苦労し、初めてのサイド席でした。
でも通路横だったので前のひとの頭が気になることもなく
思ったより快適でした。

席が回転するたびスピーカーに近づいたり遠ざかったりして
音響は不安定でしたけど(笑)

そして前日ワンピース歌舞伎に興奮して双眼鏡をしまい忘れて
演舞場に置きっぱなしということに気づいたのが着席してからでした。
空のケースを手にしばし考え込みました。
中身どこいった?? と(笑)


劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season風

観劇:2017年10月15日・日(14列上手サイド)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

捨之介 / 天魔王:松山ケンイチ
無界屋蘭兵衛:向井理
極楽太夫:田中麗奈
贋鉄斎:橋本じゅん
兵庫:山内圭哉
沙霧:岸井ゆきの
狸穴二郎衛門:生瀬勝久

三五:河野まさと
安底羅の猿翁:逆木圭一郞
毘羯羅の瞬尾、東雲:村木よし子:
礒平:礒野慎吾
おえま:保坂エマ
囚達羅の蛇眼:吉田智則
宮毘羅の猛突:松田慎也
青吉ほか:穴沢裕介
黒平ほか:蝦名孝一
赤蔵ほか:鈴木智久
白介ほか:棚橋鹿音
黄平次ほか:渡部又吁


久々の一人二役ですよ!
やっぱ面白いです!!

いきなり狸穴さんから登場してビックリしました。
キャンプ張っていたんですか?(笑)
けど礒平さんが登場したらなんだかデジャヴ・・・
あれ? 過去にこんなことあった気がしますね。
アオドクロかな? あとでDVD見返そう。
生瀬さんの狸穴が締めるとこ締めて、ゆるいとこはゆるゆるで良かったです。
ラストもどうすんの? と心配になりましたが
あの狸穴さんなら秀吉を納得させることもできそうだなと(笑)

兵庫の登場の仕方にもビックリ。
あれ? この声、山内さん? 双眼鏡ないから拡大できないけど・・・
あれ? 山内さん何の役だったっけ?? 天魔王サイド???
けっこうあっさりその誤解は解けるんですが、しばらく混乱しました。
割とクールででも優しい兵庫でした。
鳥ドクロの兵庫が変化球すぎたから
やっぱ太夫との関係もこんな感じのほうがいいなーと思いました。
あと荒武者隊にオカマさんがいて視線泥棒でした(笑)

最初の大立ち回りの最中に
後方の草むらでヒョコっと頭が動いたのが見えて
キタ・・・っ!
と期待値が上昇。
出てきた捨之介を見てビックリ(もうビックリしてばっかりだよ!)。

かっこいい!!

いやすみません。
長髪似合うのかな? とか
アクションどうなの? とか考えたりしたもので。

長髪似合っていた! いいですね~長髪。
その長髪をなびかせたアクションも思った以上にいい!
すっごい足使う。そして側転?!
鳥ドクロでは忍び装束だったからやっぱ着流しもいい・・・と再確認。
それに狭霧に対して「あと2~3年」とか言って撫でまわす感じ!
懐かしい! そうだった! 捨之介ってそんなヤツ!! と大喜び。

狭霧との関係もいい感じでした。
今回の捨之介は天魔王と同じ顔だから巻き込まれた点と
天魔王を止めたい&狭霧を助けたいという自らの意志が明確でした。
本能寺の変に駆けつける捨之介を嵌めるのは
鳥ドクロからの設定ですよね? 今回も採用されていました。
だから今度こそ狭霧を助けたいわけですね。うむ。

今回の狭霧は捨之介のこと大好きなんだなー(笑)
めっちゃ信じている。
瞬尾が切られているのに気付いて
「捨之助は絶対女を斬らない」と断言するあの場面すごく良かった。
だから見破るという流れに説得力がありました。
あと松ケン捨之介とのバランスが素晴らしかった!

今回の天魔王の造形がまた良くて
そう来たかー!! とスタンディングしたい出来(立ちませんが)
なぜ今までこのタイプがいなかったのかと・・・満を持しての登場?
しかも演じ分けが流石で松ケンの本領発揮って感じでした。
捨之介、天魔王、天魔王が真似した捨之介、と全部違う!
真似だってわかるんだよな~。あれが凄かった。
そういやこのひと素顔はあんなに気のいいあんちゃんなのにLを演じたひとだよ。
と改めて思い出しました。
L大好きだったんですよね~。

捨之介と天魔王が同じ顔だから無界屋襲撃の直前の
ほのぼのシーンから見張りでのあの緊張感!
「ハゲじゃないから兵庫じゃない」と笑いを取ってからの
「捨之介と蘭兵衛さんだ!」という歓声が・・・
違う~、それ招き入れちゃダメなひと~~
と教えたくなるホラーな場面になりました。

今回の蘭兵衛に関しては前評判が聞こえてきたので
ハードルは下げていったんですが・・・
殺陣は段取り通りこなしていましたがちょっと荷が重かったようですね。
いつにも増して無目的な蘭兵衛だったようで
伝わるものが何もなかったです。空っぽ感が半端ない。
自主的に行動したのが天魔王を庇うということだけなのを考えると
死に場所を探し続けていた、ということなのでしょうか。
そんな蘭兵衛に対して太夫も諦めたのか花を添えることがなかったのが悲しい。

しばらく姉御な太夫が続いたので
今回の太夫はひさびさに若くて小柄なので違うタイプ?
登場して初めて見た印象は坂井真紀タイプ?! とテンション上昇したんですが
そうではなくて残念。
なんだか印象に残らない太夫でした。
無界屋の場面では見失ったときもあって我ながらヤバイなと(苦笑)

あと双眼鏡がなくて残念だったのが囚達羅の蛇眼をよく見られなかったこと。
吉田智則さん久々だったから楽しみにしていたのに~。
蛇眼ってカマイタチのひと?
拡大して確認したかった。
友達にちょっと借りたんだけどこっち向かなかった~
こんなところでサイド席の弊害がっ!

贋鉄斎は毎回確かな存在感です。
今回もじゅんさんですからね。
いや~「今の名前はL?」と流れるように言ったのには
大ウケしました。
そんなブッ込み方ありですか(笑)
あと馬! あれって『蒼の乱』繋がり?
もしかして若い男の子好きな設定も蒼の乱から?
蒼の乱はDVD買ってないから1回しか観てないのでうろ覚え。
観たくなってきた。DVD買おうかな。

今回スクリーンの使い方がさらに進化していて感心したんですけど
具体的には思い出せないのがクヤシイ。
無界屋に向かう捨之介と一緒に座席が移動したのは楽しかった!

あと友達に使わせてもらった双眼鏡が
私の持っているものより倍率が低くて
いつもと違う尺度で見えたのがおもしろかったので
倍率低いのを買う決意をして
ホントに買いました(笑)
 

生で観ても面白かった~:『髑髏城の七人』 Season鳥

楽しみ過ぎて先にライビュで観てしまった鳥ドクロですが
無事にお盆に観劇できました。

あらすじについては
ライビュで鳥ドクロ:髑髏城の七人 Season鳥 で書いたので
今回はそれ以外の点について。


劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season鳥

観劇:2017年8月11日(20列上手)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

捨之介:阿部サダヲ
無界屋蘭兵衛:早乙女太一
天魔王:森山未來
極楽太夫:松雪泰子
渡京:粟根まこと
兵庫:福田転球
少吉:少路勇介
沙霧:清水葉月
狸穴二郎衛門:梶原善
贋鉄斎:池田成志

右近健一 山本カナコ 村木仁
藤家剛 工藤孝裕 井上象策 安田桃太郎 菊地雄人
伊藤教人 横田遼 下川真矢
生尾佳子 伊藤玻羅馬 岩田笙汰 大内唯 奥山寛
上垣内平 嶌村緒里江 常川藍里
東松史子 中根百合香 野田久美子 安田栄徳
山口ルツコ 山﨑翔太 矢内康洋


やっぱ劇場で観るのはいい!

注目すべきところをクローズアップしてもらった映像で
物語に集中できるライビュもいいですが
やっぱ観たいとこ観られる自由は何物にも代えがたい。

今回は観たいとこあったし。
ライビュのときにも配られたキャスト表のなかに
知っている名前を発見してしまったら
その人を見つけたいじゃないですか!

常川藍里くん。
アルターボーイズ でアブちゃんを演じた役者さんです。

ライビュのときにも注目したんですが
あんま荒武者隊がアップで映らなくて・・・
黄平次と言うからには黄色をメインにした衣装であろうと予測しても
そんなにキイロキイロした衣装のキャラがいない~。
みんないろんな色を使っていた~。
たぶんこのひと~とあたりをつけて、結果がわかったのが死亡退場のとき!
あー、やっぱ最初に犠牲になるひとだ・・・

というのを踏まえて豊洲で観たんですが
あれっ!? わからない(苦笑)
20列目は遠かった。
双眼鏡の力にも限界はあるので
たぶんこれ~と思いながら観ていたんですが
確信が持てないまま殺害の場面。
あ、やっぱ合っていたわ。もう死んじゃったけどね!

荒武者隊、歌わなかったのが残念でした。


一人二役から捨之介と天魔王に分裂したワカドクロ以降
捨之介が完全に巻き込まれ型になってしまって
すっごいいいひとになっちゃって実は物足りなかったのですが
今回は目的を持っていたので好みでした!

贋鉄斎のことをあんな手段で巻き込むのも新しい(笑)
あの場面すっごく楽しい。
毎回ほんのり曲がるまで叩きつけているんだろうか?
叩かれる方はたまったもんじゃないでしょうが見ているのは楽しかったです。
いいよもういつでも下北沢で!
けど日替わりネタがイマイチわからなくて残念。
サダヲさんもわからなくて「わからなくてすみませんでした」と
カーテンコールで謝っていた。律儀。

たまたま観た日が沙霧役の清水葉月さんの誕生日で
カーテンコールでケーキが出てきてお祝いしたんですが
沙霧を中央に呼んで「いくつになったの?」とか定番の質問に続けて
「沙霧は何歳くらいの設定でやってる?」と質問。
「え? え?」と戸惑って明確な返事がこないままなのに
「オレはね、28歳くらい」とにこにこしているサダヲさんがかわいかった!
その後、先輩たちにひとりで挨拶しろと
舞台上に残された清水さんが助けをよんだのに気付いて
小走りで出てきてくれたサダヲさんが優しくて
安心した清水さんが腕にすがりついていたのもかわいかった~。
なんかいいカーテンコール見た。お得!

カーテンコールでは頼りにされていたけど
沙霧との関係がお姉さんと弟分って感じで新しかった。
なにせ最初が裸の大将っぽかったから
「懐かれた」って認識されているのがいい。
ちゃんと捨之介が守っている部分もあるのも良かった。

最初は絵図面から天魔王への足掛かりになるかなみたいな
打算もあったと思うんですが
気がついたら反射的に沙霧を庇うくらいになっていて安心しました。
焼き討ちのエピソードもあるから
沙霧を守りきることは捨之介にとって未来への第一歩なのかな
とか考えて勝手に胸熱に(笑)

守ると言えば渡京さんが沙霧を庇いながら戦う姿も良かった!
弱いんだけどちゃんと背に庇っているのがたまらん。

今回は捨之介が天魔王の甲冑を着せられる場面がカットで
いきなり偽天魔王登場だったんですが
武器を振り回す速度が早くて影武者? とか思ってすみませんでした。
ちゃんとサダヲさんだった。
やっぱ逆手って難しいんだなとここ観て思った。

あーなんか捨之介絡みのことしか思い出せない!
観てからそんなに時間経ってないのに!!

それだけ今回の捨之介が好みだったってことかなー。
DVD欲しい。何回も観たい。

今回は歌も踊りもある
私が求める新感線の要素がつまったバージョンだったわけですが
まさか歌い手にTAKIさんがいるとは思わなかったので
歌声が聞こえたときはテンション最高潮!
冠くんの歌声もいいけどTAKIさんの歌声は特別だな~。
なにしろ最初に観た新感線が阿修羅城だったから思い入れがすごいのです。

やっぱDVD欲しい。
出ないのかな? まさか全バージョンセット?
それでもいいけど・・・その場合おいくらになりますか??

ライビュで鳥ドクロ:髑髏城の七人 Season鳥

鳥ドクロは
お盆休みに観劇する予定なので
生で観るより先にライビュで観るという初めての体験。

新鮮な気持ちで生観劇したいので
ライビュはやめようかと思ったんですが
我慢できませんでした(笑)

しかし今回、花ドクロのときは上映していた
自転車圏内の映画館でもその次に近い映画館でもやっていないので
都心に出るしかない・・・と探し始めたら
完売ばかりでビックリしました。
先行でゲットしておくべきだったかと後悔。

チケット買える映画館の中で
比較的近くのTジョイ大泉で観ることになりました。
初めて行ったよ大泉学園。

なんなの?! とんだオタクタウンでしたよ!!

鉄郎とメーテルの!
明日のジョーの!
ラムちゃんの!

銅像がありましたよ!!

ええええ~なにそれ~どうなってんの~
混乱しながらひたすら映画館まで歩いて判明しました。

東映の撮影所がありました!

ああ、そういうこと。納得です。


劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season鳥

観劇:2017年7月31日・月(ライビュ)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

捨之介:阿部サダヲ
無界屋蘭兵衛:早乙女太一
天魔王:森山未來
極楽太夫:松雪泰子
渡京:粟根まこと
兵庫:福田転球
少吉:少路勇介
沙霧:清水葉月
狸穴二郎衛門:梶原善
贋鉄斎:池田成志

右近健一 山本カナコ 村木仁
藤家剛 工藤孝裕 井上象策 安田桃太郎 菊地雄人 
伊藤教人 横田遼 下川真矢 生尾佳子 伊藤玻羅馬
岩田笙汰 大内唯 奥山寛 上垣内平 嶌村緒里江 常川藍里
東松史子 中根百合香 野田久美子 安田栄徳
山口ルツコ 山﨑翔太 矢内康洋


いやこりゃ面白い!

歌あり、踊りありの、ド派手な演出になるんだろうと
期待していたんですが
それだけでなく脚本から大きく変えてきました!!

捨之介が忍び設定というのは聞いていたけど
そうか~そんなに変えてきたのか~。

以下、結構ネタバレします。

 

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回転する客席を体験:髑髏城の七人 Season花

モタモタしていたら千穐楽を迎えてしまったSeason花。
そんなタイミングですがようやくの感想です。
しかも観たのはGW。
何やっていたんですかね? 観劇です。
5~6月は観劇ラッシュで休みごとに外出していて大変でした。
そのあたりの感想もそのうち・・・


7年ごとに訪れる劇団☆新感線の髑髏イヤー。
2017年は豊洲にできた新しい劇場のこけら落としの演目として
1年3カ月、4パターン(一説によると5パターン)の演出・脚本・配役で
楽しめるというスペシャル版。

新しい劇場は円形になっていて中心に客席を設け
客席をぐるりと囲むように舞台と幕代わりのスクリーンが作られていました。
客席へはなんと舞台の一部を横切る形でした。
出入口もセットの一部だったし。
オモシロイ!


髑髏城の七人 Season花

観劇:2017年5月3日(8列目上手)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

捨之介:小栗 旬
無界屋蘭兵衛:山本耕史
天魔王:成河
極楽太夫:りょう
兵庫:青木崇高
沙霧:清野菜名
三五:河野まさと
安底羅の猿翁:逆木圭一郎
およし:村木よし子
礒平:礒野慎吾
波夷羅の水神坊:吉田メタル
摩虎羅の姫跳:保坂エマ
狸穴二郎衛門:近藤芳正
贋鉄斎:古田新太


ベースは7年前のワカドクロですかね。
一人二役じゃないし。

けど沙霧の設定が戻っていました。
ワカドクロではすでに無界屋に引き取られていた記憶があるんですが
今回は従来通り捨之介に助けられるところからでした。
沙霧が溌剌としていて動きが良かったですねー。
清野さんは昨年観た『サンバイザー兄弟』でもいいアクション披露してくれたので
期待していたのですが期待通りでした。

捨之介は女好き設定のエロ男子のはずですが
演じる小栗くんの個性からかそこまでエロさは無かったような・・・
爽やかっつーか周囲に合わせてエロいフリをしているような感じ?
カッコよかったのでそれで良いです。
百人斬では近くに視線泥棒がいてあまり見られなくて無念。

キャスト発表の段階で蘭兵衛と天魔王、逆じゃない? と思ったりしたんですが
ホントにヤマコーが蘭兵衛でしたね。
強そうでした。つうか強かった(笑)
そして極楽太夫との絆が強かった気がしました。
共に無界屋を作り上げたという意味での絆。
だからなんで裏切ったのか・・・天魔王に同情でもしたんだろうか。
自分から血をせがんだように見えたんですよね。

蘭兵衛との絆が見えたからこそ後半の極楽太夫が切ない・・・
今まで以上に密接なふたりに見えたので裏切られた太夫の気持ちはいかばかりか。
けど髪をアップにしたりょうさんはキリリと凛々しくてステキでした。
カーテンコールではあっという間に着替えてきてビックリした。

そんな極楽太夫に思いを寄せる兵庫は不利ですね~。
今まで以上に負けられない戦いに挑むことに(笑)
青木崇高さんはもう少し兵庫のキャラに馴染むと思ったんですけど
そこまでではなかったですね。
荒武者隊は劇団員の少なさが一番響いた気がしました。

贋鉄斎の飛び道具的な卑怯さにやられました。
出てくるだけで笑いがでるとかもう古田さんだな~。
あのナリで一人称が「ボク」ってのもラブリーだし
百人斬でローラースケートってのも最高に卑怯(笑)
舞台に立っているだけで見てしまうんですが時々完全に気配を絶つのが凄い。
古田さん息してる? と心配になった。
ちゃんとセリフ言っていたからオーラ消していたんだなとわかりました。

天魔王の成河さんは舞台では初めて拝見。
なんか不思議な天魔王でした。
くるくると良く動くのに足が不自由、顔にやけどって設定はリチャード三世的。
実際、しゃべりが最大の武器だったし。
しかし蘭兵衛を目の前にして「兄者兄者」と慕う様子には
え、まさかこのふたりデキてる?! と面喰ったものです。
でもそうだったら蘭兵衛が裏切るのも納得できる。
けど実際はそれすらも利用するまさに天魔だったわけですが。
時々しゃべり方や動き方が右近くんに見えました(笑)

歌ってもおかしくないメンバーもいたんですが
歌いませんでしたね。
そこら辺は月の鳥ドクロに期待しましょう。

今回の目玉は新しい舞台装置でした。

客席の向きとスクリーンの開閉で見えるセットが違ってくるという
暗転なしの待ち時間ゼロ芝居!
スクリーンに映し出されるのは墨絵っぽい風景もあれば
ぬたうなぎ(?)の解説とか小ネタにも使用して千差万別。

視界いっぱいの映像の広がりを移動する浮遊感と共に体感すると
吸い込まれるような不思議な感覚に。
友達は酔いそうになったそうです(笑)
乗り物酔いしやすいひとはあまり向いていないのかも。
でも映像の流れる向きと座席の移動方向を把握していると防げる、と思う。

スクリーンとセットのおかげで
天魔王を倒すためみんなで髑髏城を走り回った場面では
「そうか、天守閣をめざして昇っているのか」と理解できました(遅っ)

今まで何種類も髑髏城みてきたのに今回初めて気づくとかどーよ。
そうですねタイトル『髑髏城』でしたね。
城に侵入しているんでしたね。いやそれはわかっていたんですけどね・・・
昇ってるとは思っていなかった~。

天魔王の間が天守閣だから狭かったんですね。
なるほどー。

本水もOKだったのでテンション上がりましたねー。
もっと派手なのを予想していたんですけど
あの川のあるセットが思いのほか広かったことに圧倒されたので
派手さは不要でした(笑)

これらのセットが一気に披露されるカーテンコールが一番おもしろかった!
これがこの劇場の醍醐味かもしれない。
映像で見てもあの楽しさは伝わらないと思う。

あー、ライビュ観に行けばよかったなー。
予定があったから諦めたんですけど変更可能だったから
ズラしてもらえば良かった~と今さら思っています。

これも観てました:乱鶯

しれっと昨年の観劇感想更新。

先日一覧にまとめたときには見落していました。
いかんいかん。


劇団☆新感線いのうえ歌舞伎《黒》BLACK『乱鶯』.

観劇:2016年3月12日(1階)
会場:新橋演舞場
演出:いのうえひでのり
脚本:倉持裕

古田新太:鶯の十三郎(元盗賊の頭 「鶴田屋の板前)
稲森いずみ:お加代(鶴田屋の女将)
粟根まこと:勘助(鶴田屋の主人)
山本亨:小橋貞右衛門(幕府目付)
大東駿介:小橋勝之助(御先手組組頭)
高田聖子:お幸(呉服屋丹下屋の女将)
清水くるみ:おりつ(呉服屋丹下屋の女中)
橋本じゅん:火縄の砂吉(盗賊)
大谷亮介:黒部源四郎(北町奉行所与力)
右近健一:彦衛門
河野まさと:太兵衛
逆水圭一郎:丹下屋総兵衛
村木よし子:お春、お照おはる、おてる
インディ高橋:半助
山本カナコ:おとき
礒野慎吾:弥吉
吉田メタル:松下新五郎
中谷さとみ:お竹、お夏
保坂エマ:おさた
村木仁:なまずの又次
川原正嗣:真造しんぞう


オトナの新感線って感じですかね。
いつものド派手な演出や展開とは違う
割とフツウな時代劇に近い芝居でした。

元盗賊が過去の恩に応える義理人情の物語でした。

そんなフツウの物語を新感線に求めているか? と言うと
意見の分かれるところだと思いますが
わかりやすくて良かったです。

しかし歌舞伎の型ってのは必然性があって生まれたんだなー
とわけのわからない印象が残った芝居でした。

35周年ですか~:五右衛門vs轟天

染さんの『阿修羅城』から観はじめた新感線。
たしか20周年記念の『踊るインド屋敷』も観ているので
私の新感線歴もなかなか長いようです…
いやちょっとゾッとした(笑)

その間、全公演観ているわけではないんですけど
9割近くは観ていると思います。

『犬夜叉』観てないんだよな~。
2.5次元舞台のハシリなのに!
今こんなに2.5次元観ているのに!


劇団☆新感線 2015年劇団☆新感線35周年
オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天


観劇:2015年8月9日(1階15列上手より)
会場:赤坂ACTシアター
作:中島かずき
潤色・演出:いのうえひでのり
作詞:森 雪之丞、いのうえひでのり

石川五右衛門:古田新太
剣轟天:橋本じゅん
真砂のお竜:松雪泰子
セイント死神、ばってん不知火:池田成志
アンドリュー宝田:賀来賢人
マローネ・ド・アバンギャルド:高田聖子
Dr.チェンバレン、からくり戯衛門(宇賀地典膳):粟根まこと
アビラ・リマーニャ:右近健一
インビンシプル・プラックキッド、人犬太郎:河野まさと
前田玄以、ぬらくら森の悪ガキ:逆木圭一郎
クイーンロゼ・ゴージャス、紅蜘蛛御前:村木よし子
カストロヴィッチ北見、鎌霧之助:インディ高橋
招鬼黒猫:山本カナコ
ふんどしと呼ばれる男:礒野慎吾
死神右京:吉田メタル
風谷のウマシカ:中谷さとみ
くれくれお仙:保坂エマ
ネエコ・マケ、ぬらくら森の悪ガキ2:村木仁
ダークナイト16、エスパーダ:川原正嗣(東京)安田桃太郎(大阪・福岡)
はがね太郎:冠徹弥
ひげ紋次:教祖イコマノリユキ
ブラックゴーモン部下、捕り方、ふんどし一味、風魔忍者、盗賊ほか:
武田浩二、藤家剛、加藤学、川島弘之、安田桃太郎
伊藤教人、南誉士広、熊倉功、藤田修平(大阪・福岡公演)
桃色インターポーラーX、算盤ダンサー、からくり少女隊、ぬらくら森の動物他:
上田亜希子、嶌村緒里江、谷須美子、吉野有美
おリカ(声):新谷真弓
ナレーション:菅原正志

日替わりゲストは来ませんでした!
残念。

ネタもの公演は観た端から忘れていくんですが(不甲斐ない)
もりもり盛り沢山なネタの連続で楽しかった!
過去のキャラもドシドシ登場して懐かしい。

最近のキャラはさすがにすぐ思い出すんですが
ちょっと前とかかなり前になると
「…見たことはある」とぼんやりしたりして(笑)

かなり前のキャラでもばってん不知火はすぐ思い出した。
あの曲も印象深いし。
なかなか思い出せなかったのはからくり戯衛門。
知ってる。確かに見たことある! とジリジリして見て
おリカ登場と共に思い出した。
私にとっておリカありきの戯衛門なのでした。

WOWOWで放送もあるし
客席においてあったバッテンは取っておかねば。
あのバッテンくるくるするの難しいわ~。

ワカドクロを観た

観劇:2011年9月
会場:青山劇場
脚本:中島かずき
演出:いのうえひでのり

ひさしぶりの観劇は劇団☆新感線の『髑髏城の七人』でした。
7年ごとに復活するこの舞台。
前回のアカ・アオは舞台で観まして、その前のはDVDで拝見。

今回は天魔王と捨之助、まさかの分離。
どんな展開になるのかな? と楽しみにしておりました。

天魔王ってこんなヤツだったのか…!

いや~、天魔王があんなにオモシロイ奴だとは思わなかった(笑)
天下を支配するとか青臭いことを薄暗く実行する天魔王が
軽いとか予想外!
一人二役じゃないので影武者設定はなくなったので
天に仕える同僚として再会するんだけど
未來くん、楽しそうだったな~。
軽いけどいじめっ子なイケズ野郎を嬉々として演じていました。

蘭兵衛も美しくてよかったですね~。
太一くんの動きは美しいです。
未來くんも美しいので二人が揃ったときはテンションあがりました。
この人がアオの時に出てくれればよかったのに~。
染さんと共演してほしい! 戦ってほしい!!
観るたび思うんですが意外と声低い!
何度も舞台で観ているのにそのたびにそう思うってどうなの?(笑)

その蘭兵衛に思いを寄せていた極楽太夫。
え、今までそんな設定ありませんでしたよね?!
実は天魔王以上に設定が変わっているような印象があったのがこの人でした。
過去最強の極楽太夫でした(戦闘力において)。
小池栄子さんの人柄も相まってお見事な姉御でした。
今回のヒロインは極楽太夫ですね!

キャラが濃くなった人たちに挟まれて割を食ったのが捨之助と沙霧。
沙霧なんて登場してたのにしばらく気が付かなかったよ(私が不甲斐ないだけ)。
二人の関わり合いが薄くなったので今までの絆も感じられずに
あれれ? のままエンディングを迎えてしまって残念。

一人二役じゃないから
沙霧が操られる捨之助を見破るエピソードもインパクトが薄く
捨之助を嵌めようとする天魔王の考えがとっぴに思えたり
天魔王を倒そうとする捨之助の思いが届きにくかったり
今までのほうがよかったな…と思えるところもありましたが
今回は“ワカドクロ”ですから!

青い春を楽しめたのでそれはそれでヨシ!!

中でも若かったのが兵庫。
冒頭からしばらく登場していたので
あれ? この人が主役だったかな? と錯覚しました(笑)
だけどまさか百人斬りに参加するとは思わなかった…
聖子さんとの百人斬りも楽しみだったんですけどね。
自分で刀研いだのって前振りだったのか~。
若さで極楽太夫を癒してほしいものです。

粟根さんの将監と千葉哲也さんの次郎左衛門も
押さえるとこ押さえていてよかったです。

にしても残念だったのが歌わなかったこと。
ド派手な舞台を期待していったので一曲も歌わなくて愕然としました。

今回、セットがよかったです。
あの柱を配置しただけのシンプルな部屋が好き。
天井が高くて広い道場みたいな部屋で戦ったときの美しさ…っ!
席が後方だったからよけいにその広さを実感できたのかも。

なんだかんだ言いましたがやっぱり新感線の舞台はおもしろい!
最近2時間以上のものを見ると寝落ちしてしまう確率が高いのに(弱すぎ)
ランランとして観られましたから!

『劇団☆新感線 三十年の疾走』を見た

先日、BShiにて『劇団☆新感線 三十年の疾走』が放送されました。

30周年を記念した公演『鋼鉄番長』をメインに取材された番組でしたが
どうすんのかな? と思ったら特に触れませんでしたね。
怪我や降板については。

あ、大阪・福岡公演はじゅんさんと成志さんの回復が見込めないということで
引きづづき三宅さんと河野さんの代役での公演になるそうです。
主演が変わるとかなり趣がかわると思いますが
割と違和感ないので大丈夫。たぶん。

この放送でちらりとじゅんさんの鋼鉄と成志さんの先生を見ましたが
思いのほか三宅さんと河野さんとの違和感がなかった…
まー、私はじゅんさんたちの舞台は結局観られずに
この放送より先に三宅さんたちの舞台を観ていますから
三宅さんたちのキャストの記憶が鮮明なんですけど。


さて、舞台裏は見られたくないとおっしゃるいのうえさんなので
舞台裏を取材したこの番組はなかなか貴重かも。

DVDの特典で舞台裏が少ないのは
やっぱりいのうえさんの意向によるものだったのですね。
少ないよな~、と思っていたもので納得しました。

「見たい」という気持ちはわかるし
自分も映画などのメイキングを見ると楽しいけど
見られたくない
、と。

うん。その気持ちもわかります。


ええと、この番組は録画しないで見たので
思い出す順につらつらと。

映画『下妻物語』『告白』の中島哲也監督と親友
まじで?!
逆木さんも交えて少年時代を…
逆木さん本名で呼ばれてた。なんだっけ? ウエキくん?

高校時代の演劇の発表会で衝撃の出会い。
そう。別の高校に通っていた中島かずきさんとの出会いです。
しかしこのふたり、その後ブランクが。
新感線が脱つかこうへいしてから仕事でタッグを組むんですね。
そっかー、そうだったのかー。

新感線が結成されたのはこぐれ修さんの失恋がきっかけだったとは(笑)
このころのいのうえさんは、ほっそいです!
早回しのテープで練習したつかさんの『熱海殺人事件』が当たって
1回限りのはずがその後も続けることになったとか。
ほほう。…よかったな~、ここで続いてくれて!

ところで『ロマンス』って笑えて泣けるの?!
いのうえさんが話していた水泳の芝居って『ロマンス』ですよね?
ずーっと前にドラマ化されたのを見ていましたけど
笑え…たかな?????
けっこうシリアスで実はドン引きしながら
「でも先が気になる! やめられない!」と見続けた気がする。

あと、どこかの演劇がさかんな学校が紹介されていたのですが、驚きました。
ほとんどのクラスで演劇やミュージカルを発表するんですって!
その演目の中に新感線の『五右衛門ロック』や『大江戸ロケット』が!
すごいな、高校生。

鋼鉄番長の稽古風景の合間に劇団員のみなさんのインタビューも。

筧さんにもお話を聞いていたんですね!
そっかー、筧さんの退団は
いのうえさんが第三舞台のオーディションを進めたからなんですか。

しかし「全員オレならいいのに!」とキレたいうのは…
言った方は忘れていても言われた方は忘れられないですよね(爆)

染さんが出た『阿修羅城の瞳』ってちょうど2000年だったんですか?!
ってことはこの舞台から観始めた私は
新感線を観始めて10年ってことですか。
そういえば20周年興行の『踊れインド屋敷』を観ているわ…
そっかー、10年か。

あとスタッフさんにもインタビューしていて
口をそろえて「笑いのためにキッチリ作る」って言っていたのが印象的。
音も、光も、小道具もすべて笑いのため!!
恐れ入りましたっ!


『鋼鉄番長』の稽古風景では
田辺さんがいのうえさんに演出つけられている場面が紹介されて…
度肝を抜かれている様子が(笑)
まさか自分が女の子を恫喝することになろうとは思わなかったんでしょうね~。
「いいのっ?!」って感じですっげビックリしていました。
遠慮しながらやってダメ出しされて…
こうやって舞台はできてくるんだなぁ(遠い目)

この番組、11月21日(日)15時半からBShiで再放送されるそうです。
過去の公演の映像もけっこう流れたので
もう一度みようかな~。
録画できればいいのにBShiは録画できないのが悔やまれる~。

新生『鋼鉄番長』を観てきた

観劇:2010年10月31日
会場:サンシャイン劇場
作・演出:いのうえひでのり


降板→代役が2名も出てしまった『鋼鉄番長』
しばらくの間、様子見&稽古のため休演していましたが
私がチケットを抑えた日までにはなんとか再開。
いそいそと出かけて参りました。

というわけで、私が見たのは
三宅さん兜鋼鉄
河野さん井尻亀吉でした。


2010年劇団☆新感線
三十周年興行【秋】豊年漫作チャンピオンまつり『鋼鉄番長』


ロビーに到着して迎えてくれたのはあちこちに貼られたポスター。
おお、番長だ。メカニックだ。鋼鉄だからね。
…ん? これ、三宅さんの顔に似てないか?
俺が2号だ!!」 2号?

おわ! 三宅さんの番長で作り直されている!!

凄い…この短期間で新しいポスター作ったんだー。
パンフもさすがに製本はそのままでしたが
三宅さんの河野さんのページが新たに差し込まれています。
凄い~。
ああ、そういえば『大江戸ロケット』のときも変更分は追加で挟まれていた。
こういう心遣いが嬉しいですね。

あ、客席に大倉孝二さんがいらしてました。


土曜日に再開して、私が観たのは日曜日。
2日目、なんですね。
舞台に立っている方もドキドキなさったと思いますが
見ているこっちもハラハラですよ!

そんな中、割と早めに番長登場!
おお、三宅さんだよ。ほんとーに三宅さんだよ!
…いや、別に疑っていたわけじゃないですけどね。
ほんとーに三宅さんだったのでちょっとビックリした(笑)

OKですよ。
ちょっと慌てん坊な雰囲気がありますけど、それはそれでOKです。

っていうか、これ
轟天の姉妹編(いや兄弟編?)とでも言うべき話なんですね。
かなりの轟天テイスト。
言葉は違うかもしれませんけど、三宅さんにとってアウエーな感じ。
だってこれじゅんさんにあて書きされた役だもの。

それは河野さんにも同じことが言えます。
まんま成志さんのテンションがハマる役。
あー、なんか思い浮かぶ。嬉々としてこの役を演じる成志さんが。

代役を引き受け、短期間で仕上げたお二人に拍手!
それと感謝を。
お二人のおかげで私のチケットが日の目を見たわけですから。
観られて良かった…

休演中にがっつり稽古できたのか、っていうとそうでもないようですし
本当に大変だったと思います。
ポスター撮ったり、パンフの差し替え分撮ったり
さらに劇中で使われる映像も
すべて三宅剛鉄&河野井尻(言い方ヘン?)バージョン
でしたから!

えええ~、改めて撮影したの?! 凄くない??

衣装だって鬘だって小道具だって作り直したんだろうし
それに加えて撮影! 稽古! そして本番!!
いったいいつ台詞覚えたの? 寝た? ちゃんと休んでますかー?!

鋼鉄くん、けっこうダンスシーンがありますけど
私だったらこのダンスだけでギブアップですよ。
それに加えて、セリフを覚えて段取り覚えて…気が遠くなる。
さらに「似てないヨンサマのモノマネ」とか
おそらく日替わりネタのモノマネまで要求されて…
この日はなんだか動物でした。
あんま聞いたことのない名前の動物だったから覚えられなかった。
一応やってみせて「デキルカーっ」とキレてました(笑)

偶然ですが
ちょうど『太王四神記』を観はじめた(正確には再開した)ところだったので
個人的にヨンサマネタには異様に食いついてしまいました。
タイムリーすぎるよ!

井尻先生だってさ
いつもサボりがちな河野さんが働いているんだよ(酷い言い草)
それでも気を抜いていたっぽいとこがあったのはさすがでした(褒め言葉)

井尻先生が潜入してたネタも
ちょうど前日に『インファナルアフェア』を観たところだったので
実にタイムリーでビックリ。

それ以外にも今回は映画ネタがてんこもりで楽しかった。
アリエッティはなんかそっくりで…そっくりってのはおかしいんだけど
そっくりでした。イメージ通りだったのかな?
え、アリエッティってあんなイメージか??(苦笑)

アバターは未だに見たことないので置いてけぼりでしたけど
あの青ヒゲが前フリだと思うと…凄い深い(深い?)

メタルさんが大活躍
というか劇団員の方々の活躍が目立っていて嬉しかったです。
アリエッティもそうだし、九竜伊崎教頭なんかはそっくりで(爆)
モニカちゃんも…これもタイムリーですよね。

モニカちゃんと言えば、
1か所、剛鉄くんが思いっきり
「モニカちゃん!!」と力いっぱい浅見山サツキに話しかけていて
サツキにあのテンションで訂正されていたのが可笑しかった。

浅見山サツキって元ネタスケバン刑事ですよね?
私このドラマ見たことないので悔しかった。
マンガは読んだんですけどね。

聖子さんの権田原ユカも元ネタがよくわからなかった。
それとYAZAWAの本には
本当にそんなことが書いてあるのかもわからなかった(たぶん書かれてない)。

天王寺天牙は轟天のシリーズに出てきたキャラに似ていますよね。
あの丁寧口調にチャイナな感じ。
元ネタなんだかわからなかったけどイケメン鬘が良くお似合いで(笑)
出てきたときのシルエットがちょっとほっそりしていたので
まさか?! と思ったら古田さんでビックリ。
実際ちょっと痩せたそうでネタにされていました。

こうして見るとマイケル好きだよね、新感線…
いや、今なら時流に乗っている感があるけど
ネタモノでは鉄板のダンスですよね。
面白いので大歓迎!
まさか前傾でグーっとなるヤツ(なんて言うんだアレ)まで再現するとは…

あとマトリックス。
何度目だかわからないけどやっぱり出てきたマトリックス!
でも出てくると「キタ!」と嬉しくなるのも事実なので
どんどんやってください!

『鋼鉄番長』観られそう…!

公演中の怪我(右アキレス腱断裂)により
池田成志さんの降板 → 河野まさとさんが代役という事態に加え
主演の橋本じゅんさんの
過度の疲労による「重度の腰痛」及び「坐骨神経痛」という診断結果により
休演していた劇団新感線の公演『鋼鉄番長』

ついに今後の動向が発表されました。

東京公演は橋本じゅんに代わりまして
三宅弘城氏が『兜剛鉄』を演じることとなりました。
しかしながら、再開を目指すにあたり
27日から29日に行う予定の4公演を中止にせざるを得ない状況となりました。

  『鋼鉄番長』公式HPより

うう、じゅんさんまで降板か~。
そうとう深刻なんでしょう。
毎公演全力でつっぱしるじゅんさんが轟天なみに駆け巡るのを観たかった!
あんなに鍛えているじゅんさんが疲労とはどんな過酷な公演なんだ??
まだ観ていないので謎。

私も残念ですが、ご本人が一番無念だと思うので
ここは無理をせずしっかりと休養していただきたいです。
大阪公演と福岡公演では復帰を目指すということなので
ぜひ完全復活を遂げることを祈っています!

そしてそのじゅんさんに代わって三宅さんが代役
な・る・ほ・ど!
納得の代役です。

成志さんの代役が河野さんって聞いたときも「あー!」と
納得しましたが(笑)
脱力系というあたりが共通していますよね。

成志さんのアキレス腱断裂という状態だったのに
松葉杖ついて舞台に立ち続けたという役者魂に感動。

これを知ったときはまさかそんなに重傷だとは思わなかった。
すごすぎるよ、成志さんッ(涙)

三宅さんなら、かわいらしい番長になりそうで楽しみです。
じゅんさんがパワフルラブリーだとしたら
三宅さんはパワフルキュートってイメージでしょうか? ←どう違う?(笑)
じゅんさんのバージョンは観ていないので比べることはできませんが
これはこれでレアなのでヨシ!

急遽、代役を任された三宅さんも大変でしょうが
楽しみにしております!

つか、本気で楽しみになってきた!!

もしかしたら観られないのかも…と思った瞬間もあったので
よかったなー、代役できる人がみつかって。
しかもぴったりだよ! よくこのキャスティングを思いついたなー。
そして実現できたのが凄い!


けど主役が交代するので払い戻し対象になるそうです。
私は観に行きますけどね!
幕が開いたとき泣いちゃうかも…


今回の降板&代役&中止に際しての
新感線の対応はきめ細やかだったと思います。
こまめに発表があったのと
続報は○日に詳細を発表しますという予告があったので
無駄なストレスがなかったと思います。

イープラスとファンクラブからもメールでお知らせしてくれたし。
払い戻し対象だったからかな。

以下、思い出したことを蛇足的に。
過去に私が遭遇した代役と払い戻しにまつわるお話です。

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DVDで観る『メタルマクベス』

『五右衛門ロック』のDVDを観たら新感線熱が急上昇!
どうにもとまらなくなり
未來王子繋がりで『メタルマクベス』に突入!

もちろん劇場でも観ております。
感想はこちら 劇場で観る『メタルマクベス』

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華やかでツヨイ女王さまと正義の海賊

観劇:2010年4月11日(1階J列センター)
会場:赤坂ACTシアター
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

さすが新感線! すっごく面白かった!!

『五右衛門ロック』の続編。
RXですから歌いまくりですよ! もうお祭りですよ!
それもそのはず、新感線の30周年記念ですから!


劇団☆新感線30周年興行(春) 新感線☆RX『薔薇とサムライ

時代は江戸、どうやら鎖国が始まった頃。
舞台はヨーロッパ。
海賊が大活躍している頃のとある架空の小国の物語。
大国に挟まれ、睨まれ、外交が難しい国。
そこで蔓延る貴族の不正。

それに巻き込まれるのが女海賊アンヌ・ザ・トルネード天海祐希
それを助けようとするのが我らの石川五右衛門古田新太
大泥棒のはずですが、用心棒としてサポート中。

今回は個人的に
この時代のこのあたりの物語しかも海賊メイン!
ってことがツボでした。

ちょうどそんなお話に接していたので。
今ならちょっと詳しいぞ!
この時代はスペインとイングランドが一触即発で
それにフランスも絡んでくるんだよ!
このあたりの事情を把握していると倍楽しめる舞台でした。

もちろん、そんなことはスルーしても楽しめます。
そこが新感線の凄いところだ!
キャラが濃かったよ! いつも通り!!

特に凄かったのがシャルル・ド・ボスコーニュ浦井健治
演じるのはミュージカル界の注目株…ですよね?
私はミュージカルにあまり縁がないので名前しか知らなかったんですが
この人、意外でした!
バカ王子だ!!!
歌いたがりの愛すべき王子、こんな単純でいいんでしょうか?
外交の使者という立場ではこんなに裏表がない人では不安なんですが
だからこそ信じられる、イイキャラでした。

このバカ王子と恋仲になりそうでならないポニー神田沙也加
大宰相の孫娘なんですが、これまた裏表のない子で
まるでアイドル! 血は争えないな…
若者は善良というのが図式としてあるようです。

一方、食えないのが大人たち。

ポニーの祖父でもあるラーカム・デ・ブライボン大宰相藤木孝)を筆頭に
その娘・マローネ高田聖子
二人の忠実な部下・ゴンザンス男爵右近健一)の悪人チームは
わかりやすく腹黒い(笑)
ラーカム大宰相の説得力が凄かったです。
あれ? もしかしてこの人、イイ人…? と信じかけましたから(単純)
ちゃんと悪役でしかも品がある。でも新感線に出てきそうなキャラ。
摩訶不思議な大宰相様なのでした。

愛妻家な将軍ガファス粟根まこと
策士策に溺れる! そんなキャラ。
でもちゃんと将軍らしく強さも見せてくれました。
愛妻エリザベッタ森奈みはる)にはメロメロなところが良かったです。
海賊には強いのに愛妻には弱いんだもんな~。

そんな愛され妻は歌いたがりの善良キャラでした。
天海の姐さんと宝塚対決! で歌合戦になるのかと思ったら
それは回避されました。残念~。

あとは飛び道具キャラ(笑)デスペラード豹之進山本太郎
初めて現れたときはキョーモトマサキかと(爆)
いや~、やってくれましたね!
見事な馴染みっぷり。新感線らしいキャラでした。
この人って左門字の息子なんだろうか?
それだと年齢が合わないですが、そうだと思ってみるのも楽しい。

今回のアイドルは乙女海賊バルバネグロ橋本じゅん
なにげにお召替え頻度の高かったキャラ。
…見慣れると違和感なくなってくるこの不思議。
ミラクルじゅんさん!
今回は古田さんの味方で幸せでした(私が)。

最初は天海の姐さんと古田さんが味方同士で嬉しかったんですが
それってバランス的にどうなんだろ?
と思ったら、第一幕終盤で「そうきたか!」な図式になって
俄然、盛り上がりました。
それにともない冠徹弥くんが転職(笑)
女王サイドに冠くん、海賊サイドに教祖イコマノリユキさんという布陣。

そうそう。こうやって敵味方が交錯するのって面白いよね~。
さらに展開してくれて最後には正義は勝つ!
ああ、スッキリ~。そうでなくっちゃいけませんよ!!

DVD買います! ←なんか宣言してるし~(苦笑)

蛮幽鬼まとめ?

千龝楽も堪能し、大いに楽しんだ『蛮幽鬼』
10月は『蛮幽鬼』に始まり、『蛮幽鬼』に終わった日々でした。

そのあたりはこちら 《サジ中心の感想》《千龝楽の感想》

が、だいぶ記憶が薄れてきた… ←忘れっぽいのだ。
いいかげんまとめておこう。

あらすじは留学先で裏切られた伊達土門上川隆也)が
復讐のため飛頭蛮と名を変えて、ついでに職業も変えて教祖として帰郷。
それを手助けするのがサジと名乗る男堺雅人)と
実は王女様・ペナン高田聖子
その従者・ガラン河野まさと)&ロクロク中谷さとみ)。

この5人が登場する場面は基本、和みの場面。
新感線でのお約束“謎の大鍋料理”と共に登場する唯一の歌の場面。
聖子さんの歌声が炸裂。
そしてなぜか歌わされる上川さん!(爆)
『天保~』で歌解禁(?)になって以来
舞台で歌う頻度が異様に高くなった気がします。

土門には婚約者がおりまして、彼の帰りを待っていたのですが
土門のした(とされる)ことを聞いて取った行動が
大王右近健一)との結婚。
彼女は左大臣の一人娘・美古都稲森いずみ)。

そりゃあ兄・調部川原正嗣)を土門が殺したと聞かされたら
待つ気持ちも失せようってもんでしょうけど
なんともドライな女です。

親友を失い、計略によって投獄された土門が復讐を誓うのが
音津空磨粟根まこと)と稀浮名山内圭哉)。
彼らは故国に帰って浮名の父・稀道活橋本じゅん)の後押しもあり
順調に出世街道を驀進して
空麿は宗教
浮名は右大臣として政治を担うポジションに。

実はそれを好ましく思わない大王と妃が
刀衣早乙女太一)を踊女・方白として送り込み様子を窺い
一方では左大臣・京兼惜春千葉哲也)の命を受けて
丹色山本カナコ)が忍び込んだりと探り合いの連続。

そこへ土門の変装・飛頭蛮が新しい宗教をひっさげて登場し
民衆の支持を受けて均衡が崩れる、ってわけです。

ていうか、サジが崩すんですけど(笑)

こっからはサジ大活躍!
主に暗黒面で!
このサジと相対するのが腹黒左大臣!!

この左大臣の考えは摩訶不思議。
娘を大王に嫁がせて後ろ盾を強大にしようというのはわかる。
けどそのために
留学先で息子を暗殺させ、娘の婚約者に罪を着せるってのは…?

確かに息子は父とは全く別の意見を持っていた。
が、「一族の繁栄のために」とかなんとか言えば説得できるんじゃないのか?
同じ志の土門がいるからそれは難しい?
だったら土門を殺せばいいのに(よくないけど!)なぜ息子を殺すのか??

変なオヤジだのう。
結局は自分が良ければすべてよし! な考えなのかな?
…権力者って子孫にまで栄光が続くように画策しそうだけどな~。
そういうのは興味ないのか?

さて、土門には親友・サジ以外にも親友がおります。
それが遊日蔵人山本亨)。
土門とは同じ職場で、同じ釜の飯を食った仲(予想)
もののふの希望の星として応援し
留学先で奇禍にまきこまれた土門をずっと心配していたナイスガイ。

飛頭蛮として現れた土門に疑いの目を向ける人なのだ。

土門としてはその正体を明かす訳にはいかない。
バレるのもよろしくない。
ことさら他人行儀に振舞うのですが、それが蔵人にはツライ。
なにしろ蔵人の目の前でサジを“親友”と評するんだもの。
じゃあ信じて待ち続けたオレは?! となりますよね…

かわいさ余って憎さ百倍!!

ってわけではないですが、最後まで手ごわい相手でした。
私にはとっとと大王の妃に納まった美古都よりも
ずっと土門を思っていた人に見えました。

実際、かなりラストまでサジと刃を交わす相手でしたし。
もちろんサジとは元同族という因縁がある刀衣が最も手ごわい相手なんですけど。

その刀衣、美古都に助けられて以来
人間らしい心を取り戻し、恩に報いるため滅私奉公中。
いや、滅私ではないか。
美古都さまを守りたい! と思いっきり私情で動いていますから。
他人のために死ねることが幸せ、と言いきっちゃう彼は
悔いのない人生だったと思います。

謎の暗殺集団の育てられた彼はサジと同様、特殊な技能あり。
敵に回したくない人です。
異様に美しい動きでまるで舞うように闘う姿が印象的。
また新感線に出てね! 太一くん!!

さて、最後の最後でサジに立ち向かうのは土門。
って、いつの間にかサジをメインに語っていますが…まぁいいや。

サジと土門は裏と表みたいな存在。
『アテルイ』のアテルイと田村麻呂が“両A面”だったのに対して
今回は“両B面”とでも言いましょうか?
二人とも“裏”って感じでした。

実は最初に観たとき
サジは土門にしか見えない存在なのでは?
と疑った瞬間がありました。
復讐に燃える精神状態が生み出した幻なのかと。
めちゃくちゃ存在していましたね、サジ(笑)

でも拠りどころを探しているサジを
受け入れる人が現れるかどうかの物語でもあったと思う
ので
幻っぽいと言えないこともない。
…と、コジツケてみた。

ラスト、土門は受け入ることができたと思うんです。
だからハッピーエンドだと思っています、私は。
 

続きを読む

蛮幽鬼 千龝楽

観劇:2009年10月27日(3階2列目下手寄り)
会場:新橋演舞場
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり


平日の12時半開演の千龝楽。
なんという日程!
でも行く!(爆)


個人的には3回目の観劇。
1回目は土門、2回目にはサジに注目して観たわけですが
3回目ともなればさすがにほかの人のことも目に入るでしょう。
そう思って観てまいりました。

ええと、他の人も目に入りましたが、やっぱり土門とサジに…(苦笑)
そのあたりの感想は後日改めて、まとめられたらいいな~と思っています。
サジ中心の感想はこちら 蛮幽鬼(1&2回目観劇のまとめ)


まずは千龝楽レポ!

私のあやふやな記憶が元になっていますので詳細は異なると思います
 ニュアンスは合っていると思いますが…そんな感じでご理解ください。

といっても、そんなに変わったことはなかったです。

じゅんさんが張り切りすぎて ヅラをすっ飛ばした くらいで(爆)
コール&レスポンスの前に
すっころんだ拍子にヅラがとれちゃったんです。

それをみて山内さんは遠慮なく笑うし、粟根さんも苦笑。
もちろん観客は大喜び!
太一くんは役柄上、さすがに表情を崩しませんでした。
が、正視しないようにしていたような…(笑)

コール&レスポンスは楽をしようとしたじゅんさん
この公演、今日初めて観る人!」とアンケート。
「ハ~イ」と返事があって(ほんとに初めてか?! 元気のいい返事だ)
じゃ、説明しますよ~」と始まりました。
ここで返事がなかったら説明端折るつもりだったんだな?!

じゅんさんの日替わりネタ、いっぱいしゃべってた。
出所したら介護福祉をしたい!」と時事ネタを織り交ぜながら
舞台袖に向かって歩いて周囲の人を慌てさせて
たまにはまっすぐ帰りたい。どうして人通りの多い方に向かうんだ」と
ぶつくさ言いながら花道へ。そして
この公演は今日が千龝楽ですが
来月は我らが新感染の座長・染五郎も出演する『花形歌舞伎』が
ここで上演されます!
」と新橋演舞場の宣伝!
大阪もよろしくという新感線の宣伝じゃないのか~!


そしてカーテンコール

司会進行は座長の上川さん
意外に慣れています。キャラメルで鍛えられたから?
段取りばっちり、ツッコミも冴えわたり、のびのびと進行してくれます。

魅惑のセクシーボイス・千葉先輩」と
こう見えて土佐藩山内家の末裔・山内くん」の誕生日を祝うシーンが!
ローソクが林立しているケーキが静々と登場です。
…歩くの遅っ!

早うせい!

とツッコミを入れる座長(笑)
いやいや、お分りだとは思いますが
ローソクの火が消えそうだからゆっくり歩いているんですよ。
待ちきれなくなった二人が火を消しにケーキに向かって移動(笑)
せっかくのケーキでしたが舞台中心ではなくかなり上手で吹き消されました。
あはは。

何か言え、と促され

こんなに恥ずかしかった誕生日は初めてです!

山内さん
そうか、恥ずかしかったですか~。そうね。そうかも…(苦笑)

じゃあ、いつまでも覚えていてください。
忘れられないですよ。

なんてやりとりがありました。
あれ? 千葉さんのコメントはナシですか?

で、どういう流れか忘れましたけど堺さんもコメントすることに。
戸惑いながら

先日、ボクも舞台上で誕生日を祝ってもらいまして…

と話し始めたとたん!

ありがとうございましたっ!!

深々と頭を下げて締めてしまう座長さま!!
ええ?! びっくり仰天の堺さん(爆)
そりゃ驚きますよね。まだ話し始めたばかりなのに遮られたら!
でももう出演者一同頭を下げているし
堺さんもそれにならって、いったんおしまい。

もーみんなチームワークがいいんだから~♪

これは上川さんの助け舟だったのかも、と思いつつ
堺さんが何を言おうとしていたのかとても気になるのでした。

割と毒舌だった上川さん。
恒例の煎餅撒きでも

みなさん大人な対応をお願いします。
2階・3階席の方は(どうせ)届かないので身を乗り出さないように。
2階・3階へは座員が参りますので静かにお待ちください。
たかだか30円くらいの煎餅ですからムキにならないように!


などなど言いたい放題。
まぁ、このくらいのコメントはほかの人(古田さんあたり)も言っていますが
さらに撒き終って

終わりました。

と「はよ帰れ」と言わんばかりの一言(爆)
わかってるよ~。でももう少し相手してくれよう~。
まったくつれない座長さまなのでした。

東京公演は今日で終わりますが、大阪でもやります。
大阪にも来るかどうかはお客様次第ってことで。


ええ~?!
そこは「大阪にもぜひ!」っていうところでしょう?!
最後までつれない座長さま…
でもそんなとこも好き(笑)

早々に煎餅を撒き終ってしまった堺さん(異様に早かった)
ほとんど手渡し状態の太一くんのところへ行って一言声をかけたり
上川さんと言葉を交わしたりと自由でした。

このあたりの様子はDVD特典に含まれると思うので、乞うご期待!
あ、別にカメラが入っているのを確認したわけではないので
あくまでも予想ですが…
きっと抜かりなく入っていると思います!!
だって新感線だし!
私はこの公演のDVD購入決定です!!

ああ、もうサジには会えないのね…
大阪まで行けよ、って話ですがさすがにお金が(苦笑)
DVD発売(いやその前にゲキシネ上映かな?)まで待つことにしましょう。


この熱を持て余して私がとった行動とは次のどれでしょう?!

堺さん&じゅんさん&山内さんつながりで『噂の男』DVD鑑賞
上川さん&宗教つながりで『SHIROH』DVD鑑賞
『蛮幽鬼』パンフで反芻しつつ熟睡


正解は…

まったく違う公演映像を観てクールダウン!!

なんじゃそりゃ?! 我ながら理解不能(悩)
でも近々、『噂の男』や新感線DVD鑑賞は実施してしまいそうな予感。
そのためにも時間をつくるぜ!!
嗚呼、休みがほしい~。

劇団☆新感線 『蛮幽鬼』

観劇:2009年10月10日(1階花道外)・15日(3階1列目センター)
会場:新橋演舞場
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり


2回観たので、ここらでちょっとまとめておきます。
3回目は千龝楽なのでそれどころじゃなくなりそうだし(笑)


なんだか久しぶりに新感線らしい公演を観た気がいたします。
『リチャード3世』はシェイクスピアだったし
『蜉蝣峠』は正直ツボ違いで個人的な盛り上がりに欠けたもので…

私は中島さんの脚本がツボなんだろうか?


InoueKabuki Shochiku-mix 蛮幽鬼(ばんゆうき)

事前にあらすじ等の情報は遮断していたので
先入観のない状態で観たのですが、観てみたら
『岩窟王(=モンテ・クリスト伯)』がベースになった復讐譚でございました。

なにしろ主人公の名前が伊達土門ですから!
ダテドモン=エドモンズ ですよ!!
ぷぷぷ。

いや、名前以外にも
友達に嵌められて無実の罪で投獄とか
地位と名誉、それに許嫁を失うとか
監獄の中で復讐の炎を燃やし脱獄し、成功し、身分を変えて帰国とか
ただ殺すのではなくジワジワと追い詰めようとするところが同じです。

と言っても原作は読んだことないんですけどね(笑)
今回はちょっと前に見たアニメ『岩窟王』が思いのほか役立ちました。
まさかここでアニメが役立つとは思わなかった!

2回観たので気づいた違いを…

と思ったんですけど、1回目は1階席でしたけど花道外の後列だったため
角度が悪くてよくわからなかった部分が多かったから
あんまり発見はないです(苦笑)
ただ、花道の近くだったからそれなりにお楽しみが

大王の右近くんが牛車に乗って花道を使って帰るところで
お妃に「ほんとすいません」としきりに謝っていて笑いがおこったところと
陰謀がバレて移送中にじゅんさん
警備のお役人に絡んでいたのが楽しめました。

右近くんのは舞台で「ほんとカワイイ」とお妃をやたらに絶賛していて
稲森さんが笑ってしまったのと
牛車に招く際にタイミングが合わなかったのか
躓かせてしまった(ように見えた)ことに対する謝罪かな?

じゅんさんのは日替わりかも。
1回目に見た時はお役人に「黙れ!」と言われながら
やたら他のお役人に対して「なんか言え~」「言うまでここを動かないぞ」と
踏んばったりして絡んでいたんです。
が、2回目に見た時は
妻は芸能人」「ドーゲンザカを歩いていただけ」「パンツがどうの
とやや不穏な発言を… ←逮捕繋がり?(笑)

ちなみに「なんぼの?」「もーんじゃーい」のコール&レスポンスは
両日ともあったので張り切って参加しました(笑)


以下、あらすじも含めてネタばれが多いので隠します。

続きを読む

2010年の新感線公演

『蛮幽鬼』を観てまいりました。
1回目です。
今回は複数回観に行く予定なので感想は全部観てからまとめて…
と思っていますが
気が向いたらその都度、感想上げるかもしれません。

とりあえず、今回は今後の公演情報を。


劇団☆新感線30周年興行『薔薇とサムライ

日程:2010年3月~4月
会場:赤坂ACTシアター
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太・天海祐希・浦井健治・山本太郎・神田沙也加・森奈みはる
   橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・藤木孝 ほか

わー、左之助こと山本太郎さんが参加!
そして久しぶりの森奈みはるんさん!
天海のねーさんも出てくるし、浦井健治さんってミュージカルの人?
これは歌いますね! 五右衛門ロックのシリーズですか?
楽しみです!!



劇団☆新感線30周年興行『鉄鋼番長

日程:2010年秋
作・演出:いのうえひでのり

詳細不明。ですが、タイトルだけで楽しみになってきます(笑)


あと、新感線ではありませんが、気になるのが…


彩の国シェイクスピア・シリーズ第22弾『ヘンリー六世

日程:2010年3月11日~4月3日
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
作:W.シェイクスピア
演出: 蜷川幸雄
出演:上川隆也・大竹しのぶ・高岡蒼甫・長谷川博己
   たかお鷹・原康義・山本龍二・横田栄司・塾一久・木村靖司
   石母田史朗・吉田鋼太郎・瑳川哲朗 ほか
チケット:11月14日一般発売
S席19,000円・A席15,000円・B席11,000円・学生B席6,000円

高い! と思ったら2部制で1・2部通しなんですね。
うーむ。面白そうだけどどうしようかなぁ。



野田秀樹芸術監督就任記念プログラム『農業少女

日程:2010年2月~3月
会場:東京芸術劇場 小ホール1
作:野田秀樹
演出:松尾スズキ
出演:多部未華子・吹越満・山崎一・江本純子

多部未華子ちゃんが!
あれ? 作が野田さんで演出が松尾さんなの?
しかしチケット取りにくそうな公演だなぁ(苦笑)

蜉蝣峠

観劇:2009年3月28日
会場:赤坂ACTシアター
脚本:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり

クドカン脚本でいのうえ歌舞伎。
壊〈Punk〉の意味がわかりませんが、タイトルは『蜉蝣峠』。
真面目なテイストだと思うじゃないですか。
観てみてびっくり。半分ネタモノでした…っ!


劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎・壊〈Punk〉「蜉蝣峠(かげろうとうげ)」

時代は天保。
記憶喪失の闇太郎古田新太)、銀之助勝地涼)と共に故郷を飛び出し
無宿人が支配する町へ。
そこで出会ったお泪高岡早紀)に「アンタは私のやみちゃんだ」と言われ
そのままこの町に居着くことに。
ここは天晴堤真一)と立派橋本じゅん)が対立する荒れた町。
やがて抗争と過去の事件に巻き込まれる闇太郎。

とまぁ、マジメっぽくあらすじをまとめてみましたが
実際に観た舞台は下ネタ・被り物のオンパレード
特に下ネタがいつもよりキツクって
そうか、クドカンは大人計画の人。と納得したのでした。

でもなー、うん○が出てくるのはいいさ。
それを投げるのも許そう。
しかし、食べるのはナシだ! それは無理っ!!

シャモリさんも面白いんだけど…
これが物語に絡んでくるんならもっとヨカッタのになー。
私はわからなかったけど絡んでたのかな?

物語は
町を牛耳るのはいったい誰なのか?!
過去の犯人不明の大量殺戮事件。その真相はいったい?!


というのがあるのですが
どうも私は任侠の世界の理屈が理解できないので
どうにもこうにも~(悩)

「仇討ち」だの「そっちが悪い」だのと言って争っていますけど
いやいや、そもそも…
どっちもどっちだよっ! それに巻き込まれた人が一番憐れだっつの。

やみ太中谷さとみ)とおるい木村了)の
本来の性を逆にしたキャスティング
切られてしまった元役者・銀太郎のちの2代目お菓子(勝地涼)
可憐な息子サルキジ(木村了)
なんて言うか…妙な世界でもありました。

映像を多用してなんだか映画を観ているような気にもなったり
歌舞伎のように早替わりで見せたり。
高岡さんの2役は「そこまでする必要ある?」と思っていたら
ラストへの伏線だったんですね~。
そこがタイトルの“蜉蝣”に繋がっていくのか~。


で、個人的な今回の注目は、がめ吉梶原善
盲目の飯屋の親父なのですが、とてもイイ人。
そしてこのヒトの行動理由はよくわかります。
そりゃあ、そうするわ。しかたないよ。

かずきさんのお仕事

かずきさんとは
新感線の座付き作家中島かずきさんのことでございます。

最近は舞台の脚本以外にもいろいろご活躍のようで…
実はよく知らなかったんですが(苦笑)
そんなかずきさんの一面を知ることができたのが『BSアニメ夜話

CMでちらりとかずきさんのお姿を見かけて
「録画しとこ」ととっておいたのを先日ようやく見ました。

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』について熱く語る番組。

私はこのアニメ、タイトルくらいしか知らなかったんですが
それも“グレンガラン”と間違えて覚えていた(笑)
この作品の脚本をてがけたのが中島かずきさんなのです。

ところでこの作品は結構有名?
もしかしてこの番組に取り上げられる時点でそうとう有名?


なんだかポジションがわかりませんが
コメンテーターにビックリ。

宮地真緒さんが座ってらっしゃるんですけど?!
この方、女優さんですよね?
え、アニメに関して語る番組に出演していいんですか??
それもそうとうなアニメ好きな発言。
しかも“萌え”な方向にアンテナが伸びているような印象を受けました(笑)

へぇ~。ロボットアニメですが女性でも楽しめる作品みたいです。

この話を一言で言うと、熱血ロボットアニメ。
それも相当な「頭の悪いアニメ」に属して「魂で見るアニメ」だそうです。

“ドリル”をやりたい、という監督の発案から始まり
それを受けて、かずきさんが“螺旋力”を思いつき
勢いと根性とハッタリで乗り切る話、らしいです。

…これじゃなんだかわかりませんな。
しかし! なんだか面白そうなのです!!
だってセリフが七五調!!

壁があったら殴って壊す! 道がなければこの手で作る!
心のマグマが炎と燃える! 超絶合体グレンラガン!!
おれを誰だと思っている?!


なにを言っているのかよくわかりませんが(笑)
勢いと心意気は伝わってきます。
リズムがいいので楽しくなりました。
そう言えば『五右衛門ロック』も勢いで突き進んでいる部分があったなぁ。

ありゃ、このアニメ、けっこうツボかも。
だって「気合」で「合体」して戦うんだよ!
ロボットなのに「気合」ってなんだよ?! 大笑いです。

制作秘話が興味深くて
かずきさんがアテレコの現場までおしかけてセリフを手直しした、とか
セリフに合わせて絵を作った、とか
なんだか演劇的。

演劇が稽古で出来上がるものだからその経験を生かして」と
かずきさんも認めていました。
それを聞いてウラヤマシそうなほかの脚本家。
どうやら本来はそんなつくり方はしないようです。

それに映画版の冒頭のナレーションがすごく意外な人物でした。
重々しく語り始めたその声に聞き覚えあり!
かっ、上川さんっ!! 役者の上川隆也さんでございました。
しかもそれに続いて聞こえた声が…池田成志さんだー!
なにこれ? さすがかずきさん。これってコネ??

シリーズ26話(27話だっけ?)を見るのは無理だけど劇場版なら…
と見る気にさせるプレゼン(違)でした。

しかし問題は重大なネタバレをされたこと。
「見ている」ことを前提とした番組なのでしかたないんですけどねー。

ですが、まだDVDになっていないのですね…
最近まで劇場で公開されていたようです。
あ、そうなんだ。そんな最近の作品だったんだ。
ついでに(?)BSで放送してほしいなぁ。
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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