ペシャワールを目前にして

いや、まだ大丈夫だけど
どうだろうな~?

と言うわけで『アルスラーン戦記』のアニメの話です。

現在アニメは12話? ですかね?
原作で言うと『王子二人』の半ばを超えたあたりでしょうか。

前回ネタにした時点では
いよいよファランギースが本格登場して
ギーヴと一緒にアルスラーン陣営に加わって
ますます面白くなるんだろうな…っ! と思っていたんですが

う~ん? なんかツボが違ってきたような??

原作と違ってくるのは構わないんですよ。
いろんな制約があるでしょうし
原作通り話を進められないこともあるでしょう。

大いにアレンジしてもらって
原作では見られなかった展開を楽しめれば二度オイシイ!
と思っていたんですが
私が大事だと思っていたところが削られて
ん? それ必要? ってことが追加されて悶絶。

例えば
ギーヴがいつの間にか財宝とルシタニアの馬をゲットしていたとこ。

財宝のくだりはオモシロかったから
動く絵で見てみたかったな~。
あのギーヴの口調で言ってほしかった。
「人間のことばのわかる奴、他の豚どもに通訳してやれ」とかさ。
あれはその後の「言いたいほうだいである」ってツッコミがおもしろいのか。
あれ? アニメでは言葉の壁ってどうなってんだ? なさそうだな。
ま、ギーヴの場面は大抵おもしろいから全部見てみたいんですけど(笑)

例えば
いつの間にか隠れ家から脱出していたアルスラーンたち

原作ではナルサスの奇策が炸裂。
愉快なやりとりで逃げおおせたから会話だけでも聞きたかった~。
「日にちをまちがえた、あしからず」と
あのテンションで言ってくれたら楽しかっただろうな~。
でもまあ、原作でもここはサラッと描写しただけだから
省略されてもしかたないかな。

例えばルシタニアの旗
ギスカールが用意周到に回収してしまったので
ヒルメスの活躍の場も減ってしまって残念。

というか、ヒルディゴ団長まさかのセリフ無し!

あっという間の出来事でしたねー。
あの表現ではギスカールの策略でヒルディゴが殺害されたように
勘違いされやしれませんか?
いや、ボダンが勘違いするのは構わないんですけど
視聴者が勘違いする可能性があるのはよくない。
ギスカールはもっと慎重で交渉に長けた政治家ってことを強調してほしい。

全体的にギスカールの出番が減っていますよね?!

いろんな人から愚痴られながらも情報収集に余念がなかったり
カーラーンとも会話して考えを聞いたり
ヒルディゴに気前のいいとこ見せたり
柔軟な部分が軒並み削られている!
ギスカール贔屓としてはまっこと無念。

ところでボダンはマルヤムに向かったんですか?
なんたら城ってとこに立て篭もるのではないのか?
立て篭もりがないとヒルメスの出番も減ってしまうんだけど。
そして行きがけの駄賃で大事なものを破壊して行くんじゃ?
あの破壊は後々までずーっと揉めるはずだけど、まるっと省略?
後日描写されるのかな??

以上の件は
まあ、メインのキャラじゃないから削られてもしかたないかな
と思わなくもない。
削られたのは残念ですけど諦めもつく。

けど問題は「ペシャワールであおう!」の流れが変更されていたこと。

3組に分かれて行動するのは原作通りですが
なんていうかうーん
それだといろいろ疑問がでてきますよね。

まずダリューンが残ってカーラーン軍を相手にするのは
まあ、無くはない、かな。
あんだけの軍勢相手にひとりで?! と思わなくもないけど
ダリューンだからな~。
5万位ならなんとかしてくれるひとだからな(笑)

そのあとファランギースが助太刀するのは
まあ、無くもない、かもな。
けどさー、他のひとに言わずにっていうのが疑問。
ひとこと声をかけるんじゃないかな。
「殿下の護衛を最優先」ってナルサスの指示にも逆らってることになるし
それにこの流れだとファランギースの意志で残ったってことになって
「もしかしてこのふたり?!」と勘違いするひと出てきそう。
私は構わないけど本人たちは構うだろうな~。
あとギーヴが許さないだろうな。

ギーヴがアルスラーンとエラムの保護者になって
なんだかんだで面倒を見るのも
懐のお金をばらまいて相手の目を眩ますのも原作通り。
だけど「ギーヴはお金が大好きなのに」とアルスラーンに言われるのは
オモシロかったけど
原作ではギーヴがおやと見直す
柔軟なアルスラーンの発言があったはずなのにカットされていて歯がゆい。

そこは削っちゃダメでしょ~。
ギーヴがアルスラーンに王者として期待するようになる大事な場面なのに。

ダリューンたちを追ってきたザンデ軍の元に
まさかのアルザング。
って名前を言われても覚えていなかったわけですが
出番を間違えてることは気がつきました。
原作ではナルサスのとこに出現したのに何を血迷ったかこっちに来ておる。
しかもザンデと会話してるよ!
アンタ隠密行動しなくていいのか?!
地行術でめちゃくちゃ派手に攻撃してきてさすがのダリューンもピンチ!
えっどうするの?? って思ったとたんに殿下参上。
えっそういう展開?! これはちょっと嬉しかった。
けど人外の動きをするヤツを相手に敵うわけがなく吹っ飛ばされた!
エラムが飛行術(←そんなのない)で無事キャッチ!
けど引き続きピンチ!
ギーヴはどうしたの? と思う間もなく
火事場のなんとやらを発揮したダリューンが早送りで助けに来た!

大・爆・笑

ダメだ。何度見ても笑っちゃう。
スタッフはダリューンで遊びすぎでは?
いや、オモシロイからいいんですけど。

ここまではいいです。
言いたいことはありますけどオモシロカッタからいい。
問題はこのあと。

いや、その前にもその兆候はあった。
ザンデの「正統な王にお仕えしている」の言葉に
一足飛びな結論を出したダリューン。

ちょっと待てそこの黒衣の騎士!
今はそこまで思いつめなくていい!!
早いよ。


と思ったのはついさっきだ。
このタイミングこの流れでは勢いと意地で考えたみたいに見えるし
アルスラーンの器もまだよくわからないのに説得力がない。
盲目的でアホにみえるんだよなー。
だから記憶から抹消しようとしていたのに
その数分後にまた言葉にするとは思わないじゃん?
なんでまた言ったんだ。
大事なことなので2回言いました?

ていうか後日、本人に直接言うんじゃん!

なんで今から視聴者に伝えたの?
言わなくてもわかってるのに。
ダリューンだけは何があっても裏切らないって信じてるのに。

あれはさー、能弁ではないダリューンが
珍しく弱っているアルスラーンを元気づけようと
懸命に考えた言葉だからいいんだよ。
思わずでた言葉だからアルスラーンにも届いたんだよ。
なのにこれじゃあ待ってました! って感じで言うことにならないか?
そうじゃないんだよな~。

あと一番首を傾げることになったのが
アルスラーンの「ダリューンはそばにいないといかん」的な発言。

お前のその発言が何よりいかん!

アルスラーンの最大の長所は
強靭な精神力だと思っている私には
弱気ダメ絶対! と絶望的な展開でした。
今から弱音を吐いて今後の怒涛の展開に耐えられるのか?!

あとギーヴの到着まで間があるってことは
アルスラーンの独断行動ってことだよね?
先に気づいたエラムがようやく追いついて
そのあとにギーヴってことでしょ?
これは説教ポイントでしょう。
報告・連絡・相談をしなさい。
そもそも君主たる者自らを軽率に危険に晒すとはナニゴト?!
ギーヴに先行してもらって弓矢でザンデを牽制した方が早いと思う。

なのにボケ属性の主従はふたりの世界に。
いやそこ感動ポイントじゃなくて説教ポイントだから。
深刻なツッコミ不足っ!

ナルサ~ス! は、まだ合流してない。
エラ~ム! は、呆れてどっか行っちゃった。
ギ~~ヴ! は、ファランギースを口説いてる最中か。

あーもう。いるかな~この展開。必要??
こんな場面増やすくらいならギスカールの場面増やしてほしかった。

そして大問題なのがナルサス。
えっとこの流れでひとりだけ道を逸れたとすると迷子ですか??
方向音痴の軍師なんて不安だ。

アルザングが違うとこ行っちゃったから出番が減って不憫。
まあ、ナルサスの知略を披露する場は今後もあるだろうからいいとして
アルフリードが惚れた経緯が薄くなっちゃったな。
銀仮面プレゼントの約束もなかったし。
あのテコの原理の応用の説明では理屈っぽいウザイヤツに思えないか?
そんなんで頭いい! って惚れるかな?
目の前でわけわかんない敵を倒した実践的な知識に惚れた原作のほうが
納得できるんだけど。
泣いているアルフリードのそばで
居心地悪そうにしていた様子はよかったけど(笑)

なんで原作の一斉に三方向に散る展開を変えたんだろ?
おかげでいろいろ齟齬がでて
その結果、説明不足になっている気がする。

隣を並走するのが殿下じゃないと当てがはずれてガッカリするふたり、とか
どこが智者やらと苦笑いするナルサス、とか
見たかったなー。


とりあえず今後も見るつもりですけど
なんだかツボが違ってきたような予感がするので
今までのように楽しみにはできなくなってきて残念無念。

来たかな? アルスラーンの時代が

すっかりアニメから足を洗ったつもりでしたが
アルスラーンが始まるなら話は違う!

毎週楽しみに見ております。

第一話が始まるときには楽しみにしすぎて
土曜の5時にチャンネルを合わせるというミスをしました(笑)
5時を過ぎても始まらないので

チャンネルが違うの?
5時半からだっけ?
今週からじゃなかったのか?

と大いに頭を悩ませたものです。
何のことはない、曜日を間違えていただけでした。
日曜5時だったんですねー。
一日早かった。

アニメ放送と合わせて原作が出るって流れにならないかな
と期待していますが…無理か?
まあ、まだ『天地鳴動』を読んでいない私が
とやかく言う資格はなさそうですが。

そう。当ブログに『天地鳴動』の感想が無いのはまだ読んでいないから!

単に感想をサボっているよりも酷いなこりゃ。
そのうち読みます。
毎週原作読み返したくなるものでね
アニメ見ていると読みたくなるんですよ。
読む日も近いと思います。


アルスラーン戦記 第6話まで

マンガになった時も
絵になると格別な面白さがあるな! と思ったものですが
アニメになると
さらに面白くなるものだ! と感激しております。

アニメはマンガをベースにしているようですが
さらに場面が追加されたりして実に楽しい。

例えばヴァフリーズのユパ様化。
きゃー、ヴァフリーズ強い!!
アルスラーンに稽古つけているのは知っているけど
実際にその強さを目の当たりにできるとは!
強かったのは過去のことで
寄る年波には勝てぬってタイプだと思っていたから
大興奮で画面にくぎ付け。

例えばナルサスの絵を見たアルスラーンの反応。
動揺し過ぎだ殿下(笑)
「これが絵?」という出来なのか~。
明らかにへたっぴなんだと予想していたけど
もしかしたらピカソ的な理解し難い絵の可能性も…
いや、青の時代のピカソはめっちゃ上手いから比べるのは適切ではないか。
しかし実際に見た後に「宮廷画家に」とスカウトする
アルスラーンの度量は凄まじい。
実際に絵を描いている姿を見て好きなことをさせてあげようという
気持ちも加わっているようだし。

例えばエラムのツン。
マンガのエラムも冷たいなーと思いましたが
アニメは間のとりかたや口調も加わってより冷たいような気が…
でも要所要所でエラムの視線の描写があり
すごーく見ているのに加えて
徐々にアルスラーンを見直す様子も描かれて
早くデレないかな~と待っています。

例えばシャプールを助けようとするエクバターナの弓兵たち。
届かないことで
みんなの絶望とギーヴの技量を示した見事なアレンジでした。
あとシャプールの最後の視界の描写も良かった。

それにしてもダリューン強いな!
もちろん強いのは百も承知ですが
動いているとその強さの半端なさが目の当たりに。
これ、敵側から見たら怖いよな。
災厄扱いなのも頷ける。

音が加わって初めてわかる場面もありますね。
ギーヴの吟遊詩人な場面でそう詠うのか~、とか
ウードはこんな音なのか~とか。

あと活字なら飛ばせば済むのに
音だとイヤでも脳に届くというのがツライ。
ボダンのたわごとなんて脳に刻みたくないのに聞こえちゃったよ。
ギーヴ、あのときついでに射殺してしまえばよかったのに。
そしたら今後の展開が楽になる(笑)
つまんなくもなるけど(それじゃダメか)

ヒルメスと戦うギーヴを見て左利きなの? と初めて気づいた。
いや、雑魚兵を相手にしたときは右で剣を使っているから
両利きなのかな。
あの三角とびは最高でした!

予告の後のイラストも楽しみです。
今週はイマイチでしたが(苦笑)
4話のときの久米田さんのイラスト良かったな~。

来週はいよいよファランギース登場だ。
早くアルスラーンたちに合流してほしいな。
来週も楽しみ!

お、MJ見てたらエンディングの『ラピスラズリ』歌ってた。ラッキー。
美人だな~。

原作小説の新刊がもうじき…?!

どうもお久しぶりです。
ついに広告出現させてしまいました。
が、しれっと更新。

まあ、なんのことはないんです。
五輪が終わって燃え尽きていました。
なのに
五輪の話をせずに『アルスラーン』の話。

マンガはひさしぶりに主人公が登場(笑)

いやあ、先月号まではギーヴの独壇場で
主役は誰ですかー?
な感じでしたが、ひっさしぶりに殿下登場。

ダリューンと剣の稽古
それを見たエラムがちょっと見直していたりしたので
原作より早く氷解することを期待。

ナルサスはナルサスでした(笑)
いいよね、あの人を食ったセリフ。

人を食った、と言えばギーヴ。
このひとも不遜さでは負けていません。
あんなに血なまぐさい場面なのに
どっか軽いのはこのひとの個性のおかげでしょう。

それに美形だ!

荒川さんの美形キャラって初めて見た気がする…
いや、いままでも
美しくカッコイイキャラはたくさん見てきましたが
ギーヴのような真っ向からの美形設定のキャラはいなかった
と思う。思いつかないだけかな?

ギーヴ、キレイ~。
それにカワイイ。
意外に丸顔なのが可愛らしい。

殿下がいないのは寂しかったですが
このギーヴがいるならまあ…と思わず許してしまいました。

早く殿下と合流するといい!
そしてファランギースも早く見たいぞ!


とかなんとかテンション高く読んでいたんですが
最後の最後のコメントですべてがふっとんだ!

原作小説の新作がまもなく読めそうですよ…っっ!!

あまりにも待たされるんで
この話は第一部で完結したのだ!
と自分を騙して目を逸らせてみたりもしましたが
読めるのならやっぱ読みたい。

これからイラスト描いてもらうのかな?
となると発売は…

ん? ちょっと待て。
どこから発行されるの?

角川文庫…は、もうナイか。
カッパノベルズも…もうナシ?
光文社文庫なの?
これって既刊追いついているの?

てゆーか、大きさがバラバラでヤなんですけど(苦笑)



あと、溜まったアフタヌーンを読み始めたついでに
同じく溜まりつつあった別マガも読んだんですが
この雑誌、サイクル早すぎやしませんかね?

毎月のように何かが
最終回を迎え、新連載が開始。
ようやく慣れてきたころに終了ってガックリするんですけど
こんなサイクルでいいんですか??

一番気に入っていた
不死身ラヴァーズ』まで終わってしまうとは…。

両想いになったとたんに消滅してしまう
運命の人・長谷部を追い求める甲野
いろんなバリエーションで出会い、別れを繰り返す。

どう考えても切ない話なのに
挫けない甲野のテンションにつられて
ぐいぐい進む物語は常にハイテンション。

恩田陸の『ライオンハート』とかそんなイメージで読むと
予想外で圧倒されます。

あらゆる設定を試すなか、ついにこのパターン(笑)

長谷部の男バージョンですよ!
これでこれまでとは違う結末になるのか?!
と期待が高まったところで…
あああああ~。

意外とまとまった終わり方でしたけど
もっと読みたかったなー。

しかもなんだよ“第一部完”て!
理解不能。
アンケートに答えれば防げたのか?
長谷部のターン読みたかったよ~。

どんな絵だったの?教えてアルスラーン:荒川版アルスラーン戦記 第5章

やっと読みました。
別冊マガジン2013年12月号
なんだかんだで最近はほぼ毎月買っているこの雑誌。
諦めて毎月買うべきなのか…


第5章 君主の度量

ついにナルサスが本格登場です。
ナルサス髪長いな~。

回想シーンの人物の顔はまっ黒くなるのか~。
覚えなくていいから楽ですね(笑)

創作の途中でお邪魔するかたちになったアルスラーン
描きかけのナルサス作の“絵”を見て
王子としてあるまじき顔に!
曰く

すごい物を見た…

だそうです。
どんなだったんだ。気になる。

しっかしナルサスのキャラが陶酔型だったとは!

キラキラしていて面白いけど
ナルサスがこれではダリューンの苦労が忍ばれる…
だってギーヴはこれを上回るキャラってことだよね?!
うわー、がんばれダリューン。

それにしてもエラムが黒髪で実に好みです。
アルスラーンに対するツレナイ態度も…
今後、どんどんアルスラーン贔屓になるんだと思うと楽しみです。
ナルサスを宮廷画家としてスカウトした時のエラムの表情から
割と早く心を開いてくれそうだし。

ナルサスがいるとダリューンの表情も豊かになるので
にやにやしてしまいます。
リラックスしていて実にいいですね。

こうして軍師をゲットしたアルスラーンの反撃を約束された
次号が楽しみです。


ですがこの号には
田中芳樹せんせと荒川せんせの対談も載っていたので
ちょっと感想を。

この組み合わせを実現させた荒川せんせの担当者GJですよ!
だってカンチガイから始まっていますから(笑)

実際は読んですらいなかった荒川せんせが
アルスラーン戦記のFANだと思い込んだ担当さんが
依頼して実現したとか、どんなミラクル…

荒川せんせのマンガの描き方は
最終回を決めてからそれに向けて逆算して描き進めるそうです。
そしてそれは普通ではない、らしい。

しかし田中せんせも同様の書き方で
「異常だ」と言われ続けてきたとか(笑)

…つーか、終わりが決まっているならぎぶみー続き! 田中せんせ!!

そんなわけで荒川せんせは
原作の描きたい場面を先に思い浮かべてそこへ向けて
ネームをきるそうなので
その描きたい場面が私の見たい場面と合致することを祈るのみ。

カーラーンの裏切り:2013年9月号

いよいよ本格スタートした荒川版『アルスラーン戦記』
気になりますからね、読んでしまいましたよ。

それにしても
第1話がまるまる収録されたブックレットが付くんなら
先月号買う必要なかったじゃないか…っ!

みなさん、買うんなら今月号ですぞ!

いや、まさか先月号が完売するなんて事態になるとは思わないもんなぁ。
急遽、週刊少年マガジンにも第1話が掲載されたっていうし。
すごいな、荒川弘人気は!


アルスラーン戦記 (荒川弘・マンガ/田中芳樹・原作)

ルシタニアにはあんな胡散臭い儀式があるんですね。
あの世界観なら納得ですけど。

ギスカールっぽい人も仮面をつけて登場です!
違います。ヒルメスでした。
仮面ってくればヒルメスなのになんて勘違い。
そんなにギスカールの登場が待ち遠しかったか(苦笑)

アトロパテネ会戦にて初陣を迎えたアルスラーン
飛んできたアズライールの羽根が濡れていたことに不審を抱く鋭さ!
原作にはないエピソードです。

それをカーラーンに伝え
ダリューンにも伝わり
アンドラゴラスへの進言に繋がり
ダリューンが不興を被るという流れになるんですかー。

おおお! 原作にはない流れですね。
カーラーンからダリューン以降の流れは同じですけど
そこにアルスラーンが絡むと一気に主人公としての重要度が増します。
うひひ。嬉しいアレンジだ。

しっかし、改めて
アンドラゴラスの王としての器の小ささがわかりますなあ。
ダリューンの言葉に耳を貸さないとかありえない!
少しは頭を使え!!
勝ちすぎて鈍くなってんだろうな、いろいろ。
もともと武力で制圧するタイプだし考えるのはめんどくさいのかも。

あっという間に混戦し、孤立するアルスラーン。
格闘してトレードマークの黄金の兜を早々に失います。

アレ? 兜が目立って狙われるという展開では…?

およよ~
さっそくカーラーンの裏切りが明らかになり
アルスラーン大ピンチ!!

早く来い! ダリューン!!

ってところで以下次号っ!

盛り上げますなぁ。
カーラーンに狙われたところを助けるなんて
原作以上の名場面必至じゃないですか!!

なんて素敵なアレンジをしてくれるんだ荒川弘!

ダリューンの長髪に未だ慣れない第2話でした。
 

いきなりオリジナルエピソードでした

買いました!
読みました!

別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]
(2013/07/09)
不明

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荒川弘版『アルスラーン戦記

表紙の白髪の二人は
過去のアルスラーンと未来のアルスラーンでした。

第1話の主役は“過去のアルスラーン”
なにせ11歳ですから。
道理で幼いわけだ。

原作にはない11歳のエピソードです。

弱っ!
王子弱っ!

ヴァフリーズに剣術の稽古つけてもらっているのに
ぼやきまくり。

おまけに捕虜になっていたルシタニアの少年に人質にされ
無抵抗で連れまわされ
国民から「アホ王子」呼ばわり。

自分の国のことも知らず
奴隷制度に疑問を持たず

大人しく奴隷になれば食べるには困らぬぞ!

なんて言っちゃう王子様…
えええ? これがアルスラーン??

でも動物に好かれて「心の健やかさ」は原作通り
すでにキシュワードダリューンが王子萌えなのは確定しました!

奴隷制度はオカシイとルシタニアの少年に言われ
一味違って面白い」と受け入れる素直さ
人は皆、平等」のあとに
よって我らが神の教えに従わぬ貴様ら異教徒は差別し殺してもいい
の言葉に
言ってることが支離滅裂だ!」と冷静にツッコむ賢さも健在。

そっか。
アルスラーンも最初から奴隷制度に違和感を持っているわけではなく
きっかけがあって考えるようになったんだね。

そのきっかけを第1話にした、というわけか。ふむふむ。

これが原作1巻より3年前のできごと。
第2話は原作と同じ14歳になったアルスラーンに会えます!
楽しみ!

にしても暢気な王子様だな~。
人質にされても慌てず騒がず
城壁から落とされた時も動じず、景色に見惚れる余裕まであるとは…!
おおらか過ぎる(笑)

そのおおらかさが人たらしに繋がるのか
さっそく3人の少年に
俺、大きくなったら絶対騎兵隊に入って殿下を守る」と決意させました。
親衛隊ができたぞ、アルスラーン!

ルシタニアの少年も結局逃がしちゃったし。
「後の〇〇である」って展開があるといいんだけど
おそらく完全にオリジナルのキャラ。
だとしても将来再会することになると思うので
そのとき恩を仇で返すような子になっているか否か、楽しみです。

国民からは良くも悪くも親しまれているようで…
頼りなさのほうが前面に出ていて
完全に舐められていますけどね(苦笑)

ま、あの王では大抵のひとが頼りなく見えるんだろうけどね。

王妃も登場しました。
ふたりともアルスラーンに冷たい!
大人げないな~。
11歳の子になんという仕打ち!
気を遣って声をかけるアルスラーンのほうが数倍オトナだ。

王妃は王にも冷たかったけど!(笑)

顔見せ程度に万騎長も登場しました。

まずキシュワード
若い!!
そして見事なアルスラーン萌えなのを披露してくれて一安心なキャラ。

カーラーン
ま、こんなもんだろ。
特に思い入れもないのでスルー。

クバード
私、この人痩せ形をイメージしていました。
見るからにムキムキタイプでちょっとビックリ。

そしてダリューン
この時点で地位はなんなんだろ?
黒髪でした! ヨシ!
長髪でした! ええ~?!
おかげでリンのグリードやら爆弾魔なあのひとが脳裏に…
でも殿下に甘い片鱗をみせているので間違いなくダリューンです。

ナルサスは影も形もありませんでした。
いや、影はあるかな?
ダリューンが
いつか殿下が王位に御即位なされましたら
登用していただきたい友人がおります
」って匂わせていたので。

その返答は
この先何十年も父上の王位はゆるがぬだろうよ」なんですけどね。
ふつうに考えればそうなんだよね~。
しかし! 3年後急展開!! ですからね。
うひひ。楽しみだ。


さて、ついでにほかの連載も読んでみました。

途中からなのでよくわからない話ばかりでしたが
D.D.D』の弟がどっちなのか?!
ってところで終わって実に気になる。

将棋の渡辺くん』は渡辺明竜王の奥さんが描いたノンフィクションマンガ。
一芸に秀でたひとは常識が欠如しているというのを
優しく見守っているあったかマンガ。
これ、コミックは…まだなのか??

放課後ソードクラブ』平たく言うと剣道部の話です。
紆余曲折あって主人公が熱血しそうです。
ちょっとずれた初心者とともに。

ふらいんぐうぃっち』魔女の話?
全然魔女っぽくないけど、主人公は女子高生にして魔女らしい。
またいとこの圭との会話がほんわかしていて好き。
これが一番気に入った。
ちょっと『よつばと』っぽい。
コミックは…まだなのか。

結構、有名どころも連載しているんですね~。
いずれ読みたい『どうぶつの国
タイトルだけは聞いたことある『さんかれあ
原作もアニメも見ていないが…『新世界より
1巻の表紙が衝撃的な『悪の華
アニメにもなった『じょしらく

そして『進撃の巨人

一応読んだけど、私が知っている場面からは繋がらない…(当然だ)
けど、違和感なく読めた。

エレンはヒロインか?! 拉致されていましたぞ。
ミカサはヒーローだ!! エレン奪還に奔走中。
ジャンが元気だ! 君はこのままで行ってくれ…

リヴァイが出てこなかったのが残念でした。

が、思わぬところでリヴァイを補給できました。
進撃!巨人中学校
という公式スピンオフコメディマンガが載っていた…

そんなマンガがあるとは!
体育祭やってたよ!
なのにそっちのけで掃除をしているリヴァイ(笑)

誰も死なないので安心して読める『進撃の巨人(ぽいもの)』
巨人にもならない、のか?
今回、全く巨人は出てこなかった。

これは1巻が出ているようだ。読みたい…

来るのか? アルスラーンの時代が?!

遅ればせながら気づきましたよ。
田中芳樹原作の『アルスラーン戦記』がマンガ化されていたことに。

いや過去にマンガ化されていたのは知っていますよ!
読んだことはないんですけど。
知識として知っています。
あのときは少女マンガでしたっけ?

今回は少年マンガです!
それも今をときめく“別冊少年マガジン”!

アニメも絶好調の『進撃の巨人』が載っている雑誌ですよ。
講談社漫画賞を取った『どうぶつの国』も載っている雑誌です。
『どうぶつの国』もいずれ読みたい…

が、今回の話題は『アルスラーン戦記』
新連載、表紙を飾っていたので気づけました。

て、いうかさ、マンガを描いたのがまさかの荒川弘ですよ!

アルスラーン戦記
田中芳樹
荒川弘


の文字が視界に入った時
文字しか認識しませんでしたよ、私の脳は。

全く知らなかった…

あやうく本屋で声を上げるところでした。
あぶねあぶね。
地元の本屋なのに。
よく利用する本屋なのに悪目立ちするところでした。

動揺のあまり「買う」という決断ができなかった~。

平静を装って素通り。
誰に対して見栄を張っているのだわたし?!

いまスッゴイ後悔しています。
買えばよかった。
スゲー読みたいっ!

だってさー、『鋼の錬金術師』の荒川弘ですよ?
てことは、だよ。
大佐の要素を含んだダリューンを拝めるのかもしれないじゃん!

大佐もダリューンも好きな私にはなによりのご褒美!!

別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]
(2013/07/09)
不明

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表紙には白髪の少年…
これはアルスラーンだよね? 肩にアズライール乗っけてるし。
背後の白髪の男性は誰?
まさかダリューン、じゃないよね?
あれじゃ“黒衣の戦士”の要素皆無だ。

つーか、アルスラーンて白髪なの?
アニメでもそんな感じだったけど
それはアニメだからだと思っていたんだけど
そんな描写が原作にあったのか…??

あ。「晴れ渡った夜空のような」?
いや違う。
ありゃ瞳の描写だ。

あー、読みたーい。
明日買うかー?
買いそーう。
…買ったらいいよ、明日の私。

で、だ。
原作の新刊はいつ出るのかな? ←一応触れておかないとね(笑)

あれ? Amazon検索したら
光文社文庫からも出てるの?
またイラスト変わってるし。
ちょっと! 山田章博さんじゃないですか?!
うはー、知らなかったー。どんだけ疎いの私…

え、じゃあ今後
新刊はどのサイズで出るの??
すでにデコボコだからこれ以上変わるのは勘弁していただきたい。
ま、いつ出るんだかわからないんだけどさ。

こうなったらマンガで完結させてもらってもいいような気がしてくる。
荒川さんなら原作飛び越えて
オリジナルな完結させても面白くなりそうだ!

蛇王再臨 (田中芳樹)

ぎゃっ! 何たる不覚っ!!
待ちに待った“アルスラーン戦記”の新刊が出ていましたっ!!!

諸般の都合により
しばらく本屋から遠ざかった生活を送っていたために起こった悲劇。
公言通り書いてくれたんですね~。
正月(正確には昨年末?)に「新刊出す」ってどっかで宣言していたんですよ。
その結果が今。……ふ。まあ無事に手元に届いたからいいか。

新刊は13巻目。で、前巻はどこで終わったんでしたっけ?
………やべ。思い出せないや
感想にも書いていない、と。
うーん。友達に貸出中で確認することもできない。
ま、いっか。読んじゃえ~。


ちなみにこれまでの感想は以下
王都炎上・王子二人落日悲歌汗血公路征馬孤影風塵乱舞王都奪還
仮面兵団旌旗流転妖雲群行魔軍襲来暗黒神殿


蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)
(2008/10/07)
田中 芳樹

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蛇王再臨

作者の言葉に、この巻を読んだ編集さんが
こうなるとラジェンドラの存在が心のオアシス
と言ったとか。
んなわけないじゃろっ!! ツッコミを入れつつ読み始めました。


…書いてみたら予想以上のネタバレになってしまったので隠します。

続きを読む

ひとまずラストのアルスラーン:暗黒神殿

暑くて読書が進まない時には読みやすいシリーズ物に限る
というわけで、さくさく読んだ現時点での最新刊。
続きはいつになるのだろうか?? なるべく早くお願いします!

ちなみにこれまでの感想は以下
王都炎上・王子二人落日悲歌汗血公路征馬孤影風塵乱舞王都奪還
仮面兵団旌旗流転妖雲群行魔軍襲来


それなりにネタバレいたします


暗黒神殿 アルスラーン戦記12 (カッパ・ノベルス)暗黒神殿 アルスラーン戦記12 (カッパ・ノベルス)
(2006/12/07)
田中 芳樹

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暗黒神殿

腕輪3人娘の中では一番精力的な孔雀姫ことフィトナ
彼女に影響されてヒルメス、予定より早くミスル国を手中に収めました。
ザンデの仇も討ち、とりあえず幼い新王を擁立して影の支配者です。

そんなことは全く知らないペシャワール、魔軍の襲撃をなんとか撃退。
グラーゼの迅速な行動が勝利を決しました。←ごめん。私も忘れていたよ。
その戦いのさなか、子狼の火星が…(涙)
なんだろう。この作品の動物のペアは必ず崩壊する方式なのだろうか?

インテリシュは死んでからの方が活躍するなあ。
正気に返ったと思ったら、そのまま魔軍に居座るようです。
玉座には強い子を産む女が必要。って、ゾンビのくせに!
なにが産まれるんだ…怖すぎる~。

そんなインテリシュに見込まれたのが…
タハミーネに“娘”と判断されたレイラ
タハミーネはとことん過去しか見ない人なんですなぁ。
“娘”であるなら魔でも助ける、と。…そうなのか? そういうものなのか??

レイラはカワイソウですが
私はそれよりも、なんで腕輪が3つあるのかが気になります。

なんだか可愛いニューフェイスも登場です。
タハミーネのところで働いていたんだけど、ご不興を被りクビになったアイーシャ
イスファーンの彼女、になりそうな人です。
ドジっ子ですよ。何もないところですっころぶんです(笑)

さて、放浪中のエステルドン・リカルドパリザード
ついにパルス国内に到着です。
意外に強くて驚いたのがドン・リカルド。
いや、強いのは分かっていましたけど、こんなに強いとは…
こりゃ、この人が16人目か? ついにルシタニアからの部下ゲット?!

足を怪我して心細くなったエステルが「アルスラーンに会いたい」とやっと言いました。
これから3人はエクバターナをめざします。
あ、ルーシャンの遠~い身内のカーセムも一緒にね。

今回は女の子の活躍が印象的 でした。
が、もちろん人間相手には最強のパルス軍。
諸将の活躍もありましたよ!
それぞれに見せ場があり大満足です
さすがに人外を相手にすると苦戦します。でも負けません!
妖魔が相手だと心置きなく応援できて気が楽です。

その中でイマイチ派手な活躍をできなかったダリューンですが
魔道士グンディーを捕獲。
…この人だんだん考え方がナルサスに似てきたよな(苦笑)


今回の宮廷画家

パルス国において“宮廷画家”が“悪知恵”の枕詞になりつつありますが
その宮廷画家、画家よりももう一つの肩書きの方が忙しくなってまいりました。
続々と報告される事実に翻弄されることなく人の悪い笑顔を浮かべております。
頼もしいっ!
でもなかなかその考えは明かしてくれません。
けちっ!

そんな頭で考えるナルサスの心をがっちりつかんでいるのが国王アルスラーン。
ナルサスったらメロメロになり過ぎて「わ! どうした?! 」と
思わず本を離してしまうような行動をとりました!
これがダリューンならわかるんだが、あのナルサスが…

もちろんナルサスだけでなくほかのメンバーもメロメロにさせたアルスラーン。
車座になった13人を一気に魅了しちゃいましたよ。
このバラバラな面子をまとめるのはこの人しかいない!
と改めて気づかせてくれたのでした。
なんだこの人、天然のタラシだな(笑)

今月のアルスラーン:魔軍襲来

えと、月一で読むつもりはないんですけど…
なんでかこんなペースに。

ちなみにこれまでの感想は以下
王都炎上・王子二人落日悲歌汗血公路征馬孤影風塵乱舞王都奪還
仮面兵団旌旗流転妖雲群行

それなりにネタバレいたします


魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11)魔軍襲来 ―アルスラーン戦記(11)
(2005/09/22)
田中 芳樹

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魔軍襲来

こんにちは、ギスカール。さようなら、ボダン
そして心が狭いぞ、ギスカール。
罠に嵌められエステルと記憶を取り戻した白鬼ことドン・リカルド
そしてザンデの彼女ことパリザードが流浪の身に。
君たち、パルスなら大歓迎だよ!

ザラーヴァントの故郷のイザコザは思いのほか根が深そうですよ。
根性の捻じ曲がったいとこのナーマルドは有翼猿鬼になってしまいました!
え、これって元はニンゲンなんだ…どっかに巣があって卵から産まれるもんだと…
そんな姿になりながらも意識は保ち続けるしぶとさ。
左腕のない有翼猿鬼はヤツでござる。

レイラがなんだかタイヘンなことに…!
蛇王の眷族に利用されています。

有翼猿鬼(アフラ・ヴィラーダ)・鳥面人妖(ガブル・ネリーシャ)に続いて
食屍鬼(グール)なる怪物も出てまいりました。
はー、人外の敵が増えるのはタイヘンだなぁ。
ま、ダリューンが大活躍ですけど!
今回もいいところに参上です!!
「ダリューン!」というアルスラーンの叫びだけで私のテンションも上昇です。

さて、ミスル国の客将軍クシャーフルことヒルメスに彼女ができました…!
彼女、っつーか、陰謀仲間ですかね。
孔雀姫ことフィトナ、三人目の腕輪の持ち主です。
ひとまず手駒を育て上げようと南方軍都督として国境近くに赴任です。
そしてザンデの死の真相も知りましたので、そのうち仇を取るのでしょう。

今回のタイトル『魔軍襲来』は最終章。
そうね、デマヴァント山に派遣された人たちがいましたね。
ナルサスの危惧した通りワンサカ魔族がおりましたよ。
それはもう、うんざりするくらい。
また新しい魔族登場。四眼犬(オフルール)です。
体毛がまだらに生えているっていうのがイヤだ。
それを確かめて命からがら山を下り、ペシャワール城に帰還。

…たしかに“魔軍”はいたけど、これでは“襲来”ではないような??

しかし、その謎はすぐに解けました!
防御は苦手だーとぼやきながらのクバードの指図で
ペシャワール城内に領民を避難させ
この事態を王都の王と軍師たちに知らせるべく使者を走らせ
もしもに備えていたら! 襲来です。
ぎょへー! もう来た!!
ってところで次巻に続く!!

わお。早く続きを読まなくっちゃ!
しかし、こういうときに限ってヤカタからドカドカ本が届きます。
うへー、タイミング悪いんだよ!
返却期限があるものを優先しないといけませぬ。無念っ!


今月のコント

アルスラーン&エラム
「ナルサスの弟子」を使い分ける陛下に脱帽(笑)
それを「はいはい」と受け流すエラム。…この人、オオモノだよな。
あと、“変な国”談義も面白かったのですが、長いので省略。

今回はクバードがツボでした。

あの男は絵など巧くならなくてよい。おれが許す。
絵がすこしばかり巧くなった分
悪知恵に曇りが生じては、パルス国の損失だからな


助かったぞ。イスファーン卿のくれる餌が安物になったらおれの家へ来い
その後、大活躍の仔狼たちの実力を認めてどんどんチャンスを与えるのがステキ。
いいものはいい! と認め伸ばそうとするクバードはいい上司だ。

そんなクバードの漫才相手はメルレイン。

クバード「どうした、ゾット族長?
メルレイン「族長代理だ
クバード「では、どうした、族長代理

律義に問い直すところがたまりません

久々のアルスラーン:妖雲群行

あー。今年初でしょうか?
久々すぎてあらすじを忘れていました…ダメ過ぎる我が記憶力なり。

しかし、読みはじめると面白いんだな、これが
この調子で今度こそ既刊を読破するのだ、自分!! と気合いを入れて
第二部の3冊目でございます。
そして角川文庫はラストでございます。


妖雲群行 (角川文庫―アルスラーン戦記)妖雲群行 (角川文庫―アルスラーン戦記)
(1999/12)
田中 芳樹

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あれ? なぜかこれだけ角川文庫の画像があった。
せっかくだから(?)こちらを使おう。

あらすじを忘れてしまったので自分の過去の感想をほっくり返してみたところ
あまりのネタバレに恐れおののきました…
今回は助かりましたけど、ちょっとネタバレし過ぎたかなと反省。
なので控えめにしたい、と思います。

ちなみにこれまでの感想は以下
王都炎上・王子二人落日悲歌汗血公路征馬孤影風塵乱舞王都奪還
仮面兵団旌旗流転


それなりにネタバレします



妖雲群行

トゥースの結婚でビックリした後は
聖庇(アジール)なるしきたりで新たな展開を見せるパルス国。
有翼猿鬼(アフラ・ヴィラーダ)はいよいよ活発に動きはじめ
鳥面人妖(ガブル・ネリーシャ)なるものまで出現。
妖怪大戦争な様相を呈してきました。

宮廷画家にして副宰相で軍師でもあるナルサス
蛇王ザッハークが復活し、それを相手にしている間に
近隣諸国から攻められるのが一番怖い。

と危惧し早めに手を打ちます。さすが~。

そんなわけで
ジャスワントトゥース(&妻)・クバードイスファーン(&仔狼)・メルレイン
デマヴァント山に派遣されました。

一方の流浪の王子・ヒルメス
元トゥラーンの兵士にして旧仮面兵団の面々を引き連れて漂着したのが
ミスル国のとある漁村。
慣れない船旅で瀕死状態だったのですが、情報を得て復活。
偽ヒルメスだ?! なんだそれ! こんにゃろ、ミスルの国王になってやる!
うわお。本物は考えることが違います!!

目的をみつけて急にイキイキし始めたヒルメス。
復讐と関係なく悪いことするのってなんだか楽しい。うひ♪」なんて言っています。
いや、“うひ♪”は私の捏造ですが。…人格崩壊してるじゃん(笑)
うまーくミスル国に潜り込み、客将軍クシャーフルなるお名前を名乗ることになりました。
この人、あだ名が多いな。

それにしてもヒルメスに従うトゥラーンの人たちって
ワンマンな王さまに慣れているせいか命令されるのがお好きなようで。
特にブルハーンなんかは
“(ヒルメスに)そっけない態度をとられて、かえってうれしそうであった
なんて書かれていますけど…Mですか?(笑)

土木作業が得意な真摯で忠実なる警備隊長・ザラーヴァントには
残念な身内がいるのですね。
大きな身体を縮こまらせて気を遣う姿を想像したらますます愛しく思えました。
思ったことを率直に言ってしまうガキ大将のようなザラーヴァントは大好きです。


久々なみなさま

ダリューンとナルサスはご飯を食べてお酒を飲んだだけでしたね。
いいんだ。
アルスラーンの「今のうちにのんびりすごすんだ」というお召に応じたわけですから。
エラムの給仕で楽しく語り合う4人ににんまりです。

ファランギースアルフリードはお仕事中。
ザラーヴァントの故郷に行き、ちょっと困った状態になりました。
その危機になぜか現れたギーヴと共に走ってる最中です。

そして新キャラ登場!
レイラちゃんです。長身でボーイッシュな19歳。アルスラーンと同い年。
強いです。イイカンジ(笑)
幼少時に捨てられてその出生には謎が…
お、タハミーネの娘候補が出現か?!
手がかりは腕輪。…ん? ザンデの彼女も持ってなかったか??
この腕輪を持つ人物は3人いるらしい。
あら、タハミーネさんたら3つ子のお嬢さんをお持ちなんですか? ←違うと思うが…

そのあたりの謎も謎のまま、以下次巻!

今週のアルスラーン:アニメ映画

読書熱低下中につき2008年初のアルスラーン話はアニメだったりします。
しかもすでに2月…
原作は停滞中です。読まなきゃ~。

いや、私の読書熱の問題でもありますが
アルスラーンに関しては、年明け早々にネットで見つけた作者のインタビューで
来年は『アルスラーン戦記』の最新刊に取りかかって
とあったのに脱力したのも原因です(記事はコレ

……来年て、いつ

私はてっきり書いている最中で年が明けたら最新刊が出るもんだと思っていたから
落胆は大きかったです。
勝手に期待したのが悪いんですけど、だって2年連続で発売されたら
「年に1回なのか?!」
と思ってしまうじゃないですか

そんな私に天からの贈り物??
先日、BSで放送されたんですよ! なんてタイムリー
…これを見て早く続きを読まんかいっ、というメッセージか?

これはアレですね。
裏ではあとがきに書かれていた
「アニメ映画公開に合わせて新刊を出さなきゃいけないのに間に合わなかった」
前代未聞のできごとが起こっていた映画ですね?
“Ⅱ”ではギリギリ間に合ったらしいですが。


で、見てみました。

ううううう、む これは、ダイジェスト?
あらすじ紹介にしか思えませぬ。

(とは明記されていませんが便宜上 Ⅰ にします)”は、原作で言うと『王都炎上
”は『王子二人』と『落日悲歌』にあたるようです。たぶん。
“Ⅱ”では変更が多くて、もーびっくりしっぱなしでした

内容については、もはやツッコミきれませんのでキャラについて。

登場人物全員、ゼスチャーが大きいです! 気になってしかたなかった(苦笑)
なんだか演劇っぽいね。

アルスラーン 可愛すぎないか? 女の子みたいです。
しかも白髪? 水色の髪?? 髪飾りがラブリーです…
“Ⅱ”でのあの強引さはどうしたものか。にこやかに言えばいいってもんでもないだろう。
私が求めているアルスラーンのかわいらしさはあまりなかったのが残念。
ところでなんで彼以外の人は兜をしないのか?? あぶないじゃん!

ダリューン 声がアンソニー(古いっ!)と聞いていたので心配していたのですが
さすがですね。カッコイイです。
が、私のイメージは日向小次郎やった人だったのでやっぱ甘めですね。
しかし、顔が怖いぞ、ダリューン!
“Ⅱ”では雷をあやつりました すごいスキルをお持ちで。

ナルサス …贔屓されていませんか?
やたらポーズをつけます。後光 がさしています。
ちょっと、いやかなり、いやだいぶ、いやすっごく、中性的です。
ほんで“Ⅱ”ではあんまり活躍しません。

エラム キャラ違う! もっと頑ななイメージなのに! なんか吹っ切れてる?
女装までしているし! あれ? 原作でもしてたっけ??

ギーヴ スゲー なんだあの身のこなし! 身軽すぎる~。
アニメでもこの人がいると楽しいです
一人だけ顔立ちが違いますね。密かに贔屓されていたのかな?

ファランギース すっげー気合入っているよ。タハミーネより美しく 描かれているような?

アルフリード いわゆる“おてんばな女の子”のイメージそのままですな。

アンドラゴラス もっとモジャモジャでムキムキしてくれなきゃ~。

タハミーネ アルスラーンの夢の中ではお釈迦様並のサイズでドギモを抜かれました。

キシュワード びみょー

バフマン ヒドイな
老獪な人なのにあんなわかり易く表情に出していいものか?!
しかも死に方違うし。

ヒルメス お、シャアの声だ。

カーラーン わかり易い悪人顔。そして顔色悪いです
原作ではもっと葛藤があったはずなんですがためらいが無いですね。清々しい。
しかしあの死に方なに?

ザンデ ほんとにカーラーンも息子? 血色いいな

ギスカール …普通じゃね? もっと苦労がにじみ出ている顔、希望!
しかし、ほとんど苦労してる場面がなかった だから普通でいいのか?

ボダン もっと妖怪変化じゃないと~。でもその所業は充分ムカつきます。

ジャスワント なにその登場?!
一番変更が多かったのはこの人かもしれません。
虎に乗ってるし。シンドゥラって動物に縁がある国なのですね
アルスラーンに心酔する割には肝心の場面はカットされていたのには苦笑。

ラジェンドラ ま、こんなもんだろ。←愛着がない。


もっと戦闘シーンに重点を置いてくれればいいのに。
なーんか、時間かける場面を間違えているような気がする。
でも活字でイメージしていたものが絵になっているのを見るのは面白かった
その割には文句たれてますけど。

一番テンションが上がったのは“Ⅰ”のエンディングが
遊佐未森だった ことかもしれません。
好きだったんだよねー、この人の歌。懐かしかった~

今週のアルスラーン:旌旗流転

シリーズ第9巻。

★ 以下、ネタバレ


旌旗流転・妖雲群行 ―アルスラーン戦記(9)(10) カッパ・ノベルス旌旗流転・妖雲群行 ―アルスラーン戦記(9)(10) カッパ・ノベルス
(2004/02/20)
田中 芳樹

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旌旗流転

ヒルメスがなりゆきで就職(?)したチュルク国。
そこは猜疑心の塊・カルハナ王が支配する窮屈な王国だった!
地理的に難攻不落な都から一歩も出ることなく大それた望みを持つ穴熊・カルハナ。
しかも恐怖政治。私はこの国に仕官するのはヤだわー。

そうは言ってもヒルメスは機動力に優れるトゥラーン人の仮面兵団を率いて
シンドゥラの国を縦横無尽に略奪してけっこう自由。
かと思いきや、軍監がしゃしゃり出てきてトゥラーン人の神経を逆なでしています。

さてアルスラーンは同盟国の窮状を助けるため進軍。
意外なルートでチュルク国の裏をかき、シンドゥラに到着。
あっという間にシンドゥラに攻め込んだチュルク軍を蹴散らし
仮面兵団も壊滅させます。
おそろしや、ナルサス。この人がアルスラーンの味方で本当によかった!

ま、チームワークにおいて、もはやパルスは天下一ですから。
アルスラーンの甘さも家臣にとっては
「んもー、しょうがないんだから、陛下ったら」と愛すべき長所ですからね。
たとえ、シンドゥラを助けるのに異論があっても「ご命令とあらば」がんばっちゃうみんななのです。
そのあたりが私利私欲にまみれたチュルクとは違うんです。
バラっバラな動きしかできないような国に負けるようなパルスではないんです!

そんなわけで追いつめられたヒルメスを目の当たりに。
ダリューンとの一騎打ち。3年の間にダリューンは更に強くなったようです。
互角だった二人の実力がダリューン優勢に!
「さらばヒルメス」と早くも追悼ムード(爆)で読んでいたら
まさかの行動に出ました、ヒルメス!
ダリューンと共に目が点になる私。あー、びっくりしたー。

タイトルの『旌旗流転』とは、なんぞや?
“旌”も“旗”も同じ意味です。“旗や幟”をさすようです。それが“流転”。
「不吉なタイトルだ」と思っていたら、これはアルスラーンのことではなかったのです。
ヒルメスのことでした。
仮面兵団は壊滅し、強奪したものは失い、命からがらの逃走がやっとだったこの戦い。
チュルクに戻るわけにもいかず、どーしよーかなーという状態のヒルメス君をさしていたのでした。
またヒルメスがタイトルなのか。

一度は「マルヤムに行った方がイリーナのためか」と考えたヒルメス。
いや、そんなことしてもイリーナは喜ばないよ! マルヤムはダメだ!!
と念を送る私。
だって、マルヤムはようやくギスカールの統治で機能しはじめたんだもん。
ギスカールの敵はボダンだけでいいの!

その念が通じたのかミスルに行くことにしたヒルメス。
ミスルには“偽ヒルメス”がおりますよ。
本物と偽者の対決?! ミスル国王もそうとう腹黒いから困難は大きそうだ。

今回はギスカールの出番がありませんでした。
かわりにミスルに外交官として派遣されたオラベリアが再登場です。生きていたのか!
オルガスよりイイヤツだな、キミは。
忠実なるオラベリアはミスルにて一人の女性の身柄を確保します。
グラマラスな美女、その名もパリザード。ザンデの彼女です。
彼女はミスル国王の“偽ヒルメス”計画を知っています。
さあ、この情報がギスカールにもたらされるとどうなるのか?!

アルスラーン王即位以来、全勝街道まっしぐらなパルス国。
地上において向かうところ敵ナシです。
そんなパルスを揺るがすような出来事が。
なんと王宮に“有翼猿鬼”が侵入。ついに蛇王が動きはじめたのか?
魔道によって甦ったようですよ。蛇王復活の前にためしてみたよ、という感じか。

そしてついにファランギースの過去が語られました。
そうだったのか~。
ファランギースがアルスラーンを支持したのは盲目的なことではなく
“奴隷解放”という“身分制度の見直し”という志に惹かれたからなのですな。
うんうん。そういう理由があるのは嬉しいよ。

一方、完全に袂を分かつことになったグルガーン
ファランギースと同じ物を見て体験したはずなのに、みごとに異なる道を選択。
よりによって魔道に堕ちるとは。
彼はこのまま、改心することはないのでしょうか?!

それにしてもエラムの成長ぶりが目覚しいですな。
アルスラーンと共に見守るのが楽しい人です。


今週の宮廷画家

副宰相としての職務も忙しいパルスの宮廷画家ですが、思いのほか画家として
パルス国内だけでなく近隣諸国に認められているようです。
そしてついに、その実力が明記されました。

「ただひとりの、絵のへた、口の悪い人物が」

地の文には、いままでもこんなにズバッと書かれたことはなかったと思います。
ダリューンがズケズケ言ったり、エラムやアルフリードが遠回しに言ったり
クバードが「モデルは他に探してくれい」と言ったりはしていましたが
地の文では明言はしていなかったと思うんですよね。
それがついに!

ま、パルスの宮廷画家はそれを補ってあまりある他の才能があるからなにも問題はありません(笑)。

テーマ : ファンタジー小説全般
ジャンル : 小説・文学

今週のアルスラーン:仮面兵団

シリーズ第8巻。いよいよ第二部突入です。

★ もちろんネタバレします ★


王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8)  カッパ・ノベルス王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8) カッパ・ノベルス
(2003/11/28)
田中 芳樹

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仮面兵団

前作から3年後。
パルスはアルスラーンが即位し、アルスラーン王の統治が開始。
殿下から陛下におなりあそばしました、我らがアルスラーン。
“解放王”との異名をいただきました。
散歩好きな水戸黄門的解放王の誕生です。
本人は“解放王”と言われるのに困惑気味なのがまたカワイイ。

敵国からは“簒奪者”“僭王”という異名を頂きました。
ちなみにこのキーワードはダリューンの逆鱗に触れます(笑)

というのも、即位に際して
「パルスの王家の血を受け継いでいない」ことを明言したからです。
まっすぐで優しい気性は王になってもそのまんまです。
それを愛するアルスラーンの家臣たち。
うん。幸せなお花畑のようなパルス国に私も満足。

目標通り、奴隷も解放し土地を与え、教育も施し
着実に実を結びつつあります。
やる気のある人にはとても有利なシステムです。

しかし、近隣諸国の情勢が活発に動きはじめました。
冒頭から奴隷制度廃止に反対するミスル国が国境を侵してきたのを打ち払い
シンドゥラのラジェンドラ王と親睦を深める獅子狩りのイベントのさなかに
シンドゥラの国境を脅かしたチュルク国を撃破。

奴隷制度廃止は人道的にはとても正しいのですが
奴隷を使っている王たちにとってはあまり歓迎できないことのようで。
さらにパルス国内にもこの改革についていけない無能者たちの不満が募っていたりするのです。

それを煽るのが、蛇王復活のために暗躍する魔道師たち。
魔道師の一人・グルガーンファランギースに因縁があったことがわかります。
うお?! ついにファランギースの過去が明らかにされるのか??
と期待したら、そこまでには至りませんでした。

さらにアルスラーンとナルサスに個人的な“逆恨み”という深い恨みを抱く
頬に傷のある男の陽動。
こいつ、再登場するようなキャラだったのか~。
ミスル国に取り入り、“偽ヒルメス”としてミスルに利用されることになりました。
あ、そうですか。そんな重要なポジションに? 意外です。
逆恨みするような人は嫌いなんです。
それにどう考えても、本物には及ばない程度のキャラだし。

パルスに喧嘩を売ってきたもう一つの国・チュルク国
本物のヒルメスがここにいます。
タイトルの『仮面兵団』はヒルメス率いるトゥラーンの傭兵団のことでした。
指導者不在のトゥラーンを利用することにしたヒルメス。
さすが! 本物は思いつくことが違います。
この人は知略も武勇も申し分ないのにイマイチな境遇ですなー。
人望もイマイチだしな。

そういえばザンデはどこでなにしてるんだろ?
てっきりヒルメスにくっついているんだと思っていたのに、ここにはいないのだ。
と、思ったら偽ヒルメスの噂を聞きつけてミスル国へお出ましだ。
3年かけてガセネタにたどり着くとは、要領の悪い奴(苦笑)

そんなわけで、まだまだ平和とは言いきれないパルス国なのです。

さて、もう一人の主役(←あくまでも個人的に、ですが)ギスカール
身一つでマルヤムに到着したルシタニアの王弟殿下です。
彼が本気を出せばボダンなんか敵ではありません。
意外に逃げ足の速いボダンを逃がしてしまったのは残念ですが、権力は回復しました。
一安心。

だけどほんと、ルシタニアってギスカール以外は駄目ねー。
ボダンなんかにいいように利用されちゃうし
ルシタニア本国でも私利私欲にまみれた貴族どもによって分裂しているし。
今後もギスカールの見せ場はたっぷりです。


今週の迷言

あほうか、おぬし

ま。割とこの程度のことは言っちゃうパルス軍ですが
言ったのが意外な人物!

イスファーンだ!!

けっこう無口なキャラなのに、この暴言!
シチュエーションもいいんだよね~。
なんだかんだ言って、ラジェンドラはパルスの人たちに愛されているね。
愛され方に問題もあるけど(爆)

テーマ : ファンタジー小説全般
ジャンル : 小説・文学

今週のアルスラーン:王都奪還

王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8)  カッパ・ノベルス王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8) カッパ・ノベルス
(2003/11/28)
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シリーズ第7巻。そして第一部完結。
といっても徳間版では次の巻と同時収録なんですね。


★ 以下、ネタバレ
どんどん長くなるなぁ。


王都奪還

早々にルシタニア軍は壊滅。
王弟ギスカールと将軍モンフェラートは自分たちが逃れるのが精一杯。
王都エクバターナには憐れな王・イノケンティス7世がいるばかり。

さて、その王都を誰が奪還するのか。
ギスカールの思惑としてはバルスが
ラゴラ・ヒルメス・アルスラーンの三つ巴で自滅すれば一番だということですが
はたしてそううまく行くのでしょうか?

まずはヒルメスが王都エクバターナに到着。
む。王都奪還=ヒルメスなの?

しかし、実は貧乏クジ。
金目のものはあらかたギスカールによって持ち出され、食糧もロクにないし
水路はボダンにぶっ壊されたまま
おまけに空気の読めないイノケンティス7世に神経逆なでされる。
パルスの王・ラゴラが狙っているので戦いの準備をしなきゃいけないのに
エクバターナの市民のことも考えないといけない。
さあ大変。

ふふふ。ギスカールの罠にまんまと嵌まったヒルメスなのです。
この場合はギスカールの味方をする私。

そのギスカールといえばアトロパテネで軍を再編し、戦う構え。
人数だけは豊富なルシタニア軍。
数に物を言わせて勝利したいギスカール。

しかしそれに対するはチーム・アルスラーン。
人数は少ないけど人材には事欠かない陣営でございます。
特に団結力はピカイチ。
さっそくナルサスの読み勝ち&ダリューンを始めとする戦士の活躍で勝利は濃厚。

わはははっ! ザマをみろギスカール!
この場合、ギスカールは敵です。ひじょうにゲンキンな私なのです。

しかし、しかしですよ。
ダリューンに狙われたギスカールを目の前に「あわわ」と、にわかに慌ててしまう。
死んじゃ駄目だ。死ぬのはイカーン!
だけど、討ち漏らすダリューンなんて見たくない。ぐぬぬ。

と逡巡している間にギスカールに新たなるピンチが!
横からギーヴ登場です。

逃げて! 超逃げて! ギスカール!! と、私が内心絶叫していると

「お逃げあそばせ、王弟殿下」

おお、我が心の代弁者よ! 誰だね、キミは?
お、キミはギスカールの最後の有能部下・モンフェラート将軍ではないですか。

そのまま、モンフェラートvsギーヴです。
うう~ん。
ギスカールのためにはモンフェラートは欠かせない人材なんだけどなんて考える間もなく
わあ! ギーヴがピンチ!!

切り傷だって許さんっ! ギーヴやっちまいな!!

うむ。やっぱり私はパルスの味方です。
正確にはチーム・アルスラーンの味方。
アルスラーンを支持する人を傷つけるのは許せんっ!

ギーヴがめでたくモンフェラートの首級を獲り
ついでにギスカールが持ち出したパルスの財宝も獲り返し大手柄を立てていた頃
ギスカールが逃げる覚悟を決め、身軽になって逃走中。
その兜へ上空からドカンと何かが激突。
驚いたギスカールはそのまま落馬。

「お手柄だな、死告天使」

そこに現れたのは黒衣の騎士・ダリューンです。
そうか。アズライールが体当たり(?!)したのか。
自分の役割をきちんと把握している賢い鷹さんです。
そんなわけで捕らわれの身となってアルスラーンと対面するギスカール。
果たしてギスカールの運命は?!

「あなたを殺しはしません。マルヤムへ行くといい」

わぁぁ。さすがアルスラーン。敵の総大将でもむやみに殺したりしない優しさ。
と、うっとりしているとナルサスの冷酷な言葉が。

「マルヤムへ行ってボダン大主教と派手に噛み合ってくれ」

うがっ そういうことですか。
たしかにボダンは鬱陶しいです。それをギスカールに退治してもらおうという作戦。
相変わらずナルサスはいけずだ。

それを聞いたギスカールがなんとも嫌な顔をします。
あああ、あんなキ○ガイ相手にするの嫌だよね。わかる、わかるよ!
でもさ、ここは前向きに考えようよ!
死んでもおかしくない状況だったのにやり直すチャンスができたんだよ。
一国の主で当然な才覚を持ったギスカールがその才能を示すチャンスだ。
しかも、ボダン退治という絶好の見せ場が約束されているんだよ!
私は上り詰めるギスカールが見たいよ!!

という心の叫びは聞こえなかったと思いますが、ともかくギスカールは
馬と水と食糧を与えられて解放されました。
がんばれ、ギスカール。君の未来はきっと明るいよ!

以下、長すぎるので隠します。

続きを読む

今週のアルスラーン:風塵乱舞

征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6)  カッパ・ノベルス征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6) カッパ・ノベルス
(2003/08/21)
田中 芳樹

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シリーズ第6巻。
このあたりから私の記憶は急激に曖昧になってまいります。
確かに読んでいるはずなのに、どうしてこんなに覚えていないのか(悩)


★ 以下、やっぱりネタバレします ★


■ 風塵乱舞

横暴なラゴラ(正しくはアンドラゴラス)によって
追放されたアルスラーンと、それを追っかけた仲間たち。
港町・ギランの賑わいに圧倒されています。
さっさとギランの提督をギャフンと言わせ
海賊と戦って町を救い、ギランを征してしまいます。仕事が早いな。
で、大海賊の“隠し財宝”の情報を入手して、さあ宝捜しに繰り出すぞ!
あれ? これは本当にアルスラーン戦記なのか?!

ルシタニアに占領されている王都・エクバターナでは
ボダンの置き土産がギスカールの頭を悩ませています。
本当に不憫だ、このヒト。

そのエクバターナを取り戻そうとラゴラ、出発の時期を計っています。
が、トゥラーン軍の動きが心配で動けません。
今までの王を殺してムリヤリ王になったインテリシュは
略奪を成功させないとトゥラーンに帰れないので、さっそく攻めてきました。

しかし時間も人手も失いたくないラゴラ、キシュワードに短期決戦の作戦を立てろと命令。
困ったキシュワードが思い出したのがナルサスが残した作戦。
この作戦のおかげでパルス軍は快勝にして大勝。
すごいな、ナルサス。孔明みたい。
てゆーかラゴラ、なんにもしてねー(爆)

けちょんけちょんに負けたトゥラーン王(自称)・インテリシュは失意のどん底。
そこへ魔道師参上、インテリシュをスカウトします。
もちろんインテリシュは断りますが、力ずくで身柄を拘束。
憐れ、インテリシュはどうなってしまうのか?!
ま、正直どうでもいいんですが(爆)

だいぶ正体が方々でばれてきたヒルメスですが、ついにルシタニアに反旗を翻します。
きっかけはイリーナ姫。ギリギリのところでヒーローです。
エクバターナをめざします。

その混乱でメルレインとエステルが共にエクバターナを脱出し
アルスラーンの元へ向かいます。凸凹コンビだな。

かつてペシャワールは和気藹々としてみんながイキイキとお仕事をしていたものですが
ラゴラのおかげで乾燥しています。みんなの心が。
特にルーシャン。この人のよぼよぼっぷりが読んでいて痛々しいです。
中間管理職のキシュワードも胃に穴があきそうで心配。
トップが替わるとこんなに影響が出るんだなぁ。
そんな心を押し隠し、とりあえずエクバターナをめざします。

さてさてペシャワールで
「アルスラーン殿下のころはよかったなぁ」とみんなが思いを馳せている頃
当のアルスラーンはギランでメキメキと王者の資質を顕わしております。
もうナルサス師匠はいらないくらい?!
ってことはないんですが、師匠も驚く閃きを見せます。師匠、嬉しそう。

商人たちの信頼も獲得し、資金もジャンジャン集まります。
羨ましい限り(苦笑)
それを元手に傭兵を募りますが、さすがに5万の兵力には及びません。

そんなとき、逃げてきたメルレインとエステルによってエクバターナの情報が伝わり
「よっしゃ、ぼちぼちエクバターナを取り戻すか」と
エクバターナをめざします。え、5万には届いてないけど、どーすんの??

こうして三方から狙われることとなったエクバターナ。
迎え撃つは不憫なギスカール。
片腕の将軍・ボードワンを失い、いよいよ苦しくなってまいりました。
ああ、ギスカールの運命やいかに?!


 今週の迷コンビ

アルスラーンに保護されて傷を癒していたトゥラーンのジムサ。
キシュワードの温情により脱出の機会を得ました。
ちょっと考えましたが
裏切り者扱いしてくれた殺伐とした故国より
敵だったのに手当てをして助けてくれたアルスラーンの方がいいや
という結論に達し、行き先をギランに定めました。
うん。私もアルスラーンのとこに再就職はすごく良いと思うよ。

そこへ立ちはだかるはジムサの毒矢によって寝込んでいたザラーヴァント。
「毒矢の恨み晴らさでおくべきか~」
な展開になるかと思ったら
「おいらもアルスラーン殿下のとこに行く」
と意外な申し出。
それにしても「王太子におつかえするザラーヴァントだ」という自己紹介がステキでした。
王太子限定(爆) パルス王家に忠誠を誓うんじゃないのか!?
ラゴラの下では楽しくないのでアルスラーンのところにおしかけるつもりです。

ジャスワントと喧嘩を始めたときは「こんにゃろ」と思ったザラーヴァントですが
カラッとしていて気持ちのいいオトコだ、と評価を変えました。
ジャスワントにも謝るって言っているし。
それを聞いたらアルスラーンが喜ぶよ。

このそれぞれに主君がいるはずの二人の
「アルスラーン殿下ラブ」な会話を聞いて笑いが止まらない私。
いや~、すごいわ。
わずかな間にどんどん人を魅了していく14歳。
敵からも味方からも愛される人柄。
これで通訳には困らないね!

今週のアルスラーン:征馬孤影

読むスピードと文章にすることを考えると週一ペースかな。
と言うわけでこんな ↑ タイトルにしてみました。


征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6)  カッパ・ノベルス征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6) カッパ・ノベルス
(2003/08/21)
田中 芳樹

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シリーズ第5巻。
今回はいろいろなことが起こりすぎて
アルスラーンの、というかパルス軍の登場が少ないような?
でも活躍の場はたくさん!

★ 以下、ネタバレします ★
しかもめちゃくちゃ長い。最長記録達成です。


征馬孤影

前の巻でいやに順調にエクバターナへの距離を縮めたと思ったら
この巻で強敵・トゥラーン国にペシャワールが狙われてしまいました。
ペシャワールは現在のアルスラーン軍の拠点です。
ここを失うわけにはいかない!
とあっさり踵を返す一行。

そしてついに
ほらふきクバード(本人が尊称だと認識しているので使ってみた)が合流です!

一方、自力で地下牢を脱出したアンドラゴラス王はギスカールを人質に王宮の一角を占拠中。
その一角の外ではルシタニアの頭脳・ギスカールを取り戻そうとルシタニア軍が右往左往。
うう~ん。
ルシタニアはギスカールがいないと、ほんっと! なんにも! できないのね。
こんなのを抱えているギスカールの苦労は、いかばかりか(涙)
けど、この人たちのおかげでギスカールがいかに凄いかが伝わってきます。

占拠に飽きた(?)アンドラゴラス王、エクバターナを出発することにしました。
なんだ、どこへ行く気だ? なにをする気だ?!
ペシャワールには来なくていいからねっ! と念じても通じません。
明らかにペシャワールをめざしています。むむむ。

ようやく解放された人質・ギスカール。
王弟殿下に戻ります。さっそくビシバシ指示を飛ばす王弟殿下。
いやん。ただ縛られて転がってたわけではないのね。
惚れ直すわ~。
夢見る兄王はとりあえず軟禁したようですね。
事実上トップ(今までもそうでしたが)になったギスカール。
勢いに任せて殺したりはしないところがギスカールです。

ナルサスの(生粋のパルス贔屓の私でさえ酷いと思った)えげつない作戦により
壊滅したトゥラーン軍。
有力な将軍を多数失い、こてんぱんにされた衝撃でフヌケになったトゥラーンの王。
血気盛んな親王・インテリシュが王さまを殺害。トップが入れ替わります。

なんだか各国でバタバタとトップが入れ替わっています。
我らがパルス軍はどうなのか、と申しますと
アンドラゴラス王がペシャワールに到着してしまいました。来なくていいのに~。

途中、ヒルメスと遭遇する可能性もあったらしいですが
先日の地震により街道が一つ潰されて
お互い違うルートで移動してすれ違ってしまったのでした。
ちっ。殺し合えば良かったのに。←あ、本音が(苦笑)

しかし、ヒルメスはマルヤムの内親王・イリーナと再会。
なんなの、このドリームな少年期のヒルメスとイリーナのロマンス!
お花が咲き誇る景色の中、盲目の女の子に優しくするヒルメス。衝撃的な絵面です。
でも「知らん」と現在のヒルメスは別人のフリをします。
んもー、照れ屋なんだから~。
違うな。照れ屋なわけではなく見栄っ張りなのだ! メンドクサイ男だよ。

困ったのがメルレイン、これからどうすれば?
クバードと一緒に行動していれば妹に会えたのに。要領が悪いな、お兄ちゃん。

で、ペシャワールですよ。ふらっと現れたアンドラゴラス王とタハミーネ王妃。
はっきり言ってお呼びじゃないんです。
アルスラーンを中心にしてエクバターナを奪還するぞ! とみんなで燃えていたのに
いきなり国のトップがアルスラーンの可憐な姿から
アンドラゴラスのムキムキもじゃもじゃの姿に変わったら目に優しくないってもんです。
 ※ムキムキは事実ですが、もじゃもじゃは私の勝手なイメージです。

かなり歓迎されてなかったと思うのですが
空気を読めない男・アンドラゴラスはふんぞり返ってアルスラーンにこう言います。

「王の代理を務めるなどおこがましい。
お前は南方へ行き、5万の味方を集めるまでパルスに帰ってくるな」

かっちーん。
こら! ラゴラっ! ←変なところで切るなよ。
お前が無様に負けたあと、こんなに味方を集めてがんばったアルスラーンに何を言うか?!

もちろんダリューンが黙っちゃあいません。
が、相手は一応(一応?!)この国の王さまです。誰よりも偉いのです。
別に無能なわけではないし。
アトロパテネでの大敗以降しか知らない私にはけっこう無能に見えるけど。
無能とは違うか。カリスマ性はあるけど心が狭く人望や徳のない王さまに見える。

「お受けなさいませ、殿下」

ナルサスがアルスラーンに囁きます。
もちろん、ナルサスはアルスラーンに同行するつもりです。
当然、ダリューンも! ファランギースも! ギーヴも! (以下続く)
しかしラゴラも馬鹿ではありません。

「ナルサスやダリューンはパルスに必要な人材だから同行は認めん!」

じゃー、一人で行けってのか?!

この時ほど頭が沸騰したことはないですな! ラゴラ、許すまじ。
トゥラーンの親王の行動力が羨ましい。
でもムキムキもじゃもじゃにアルスラーンが敵うのか?!
と言うと「無理だろうな」と言わざるを得ないのも事実。
それにアルスラーンには力ずくではなく誰もが納得できる形で王になってもらいたい。

一人で旅立つアルスラーン。それが今回のタイトル『征馬孤影』
はー。悲しい。

でも心配はしていないさ。絶対、ダリューンとナルサスは来るもん。
ファランギーズとギーヴはラゴラに対して恩も義理も興味もないし。
ジャスワントはアルスラーン個人に忠誠を誓っているし。
エラムとアルフリードはナルサスについてくるでしょう。
この点に関して私は一切不安はありませんでした。

ただ、キシュワードには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でもここはお留守番と、ついでにラゴラを監視してもらうことにしましょう。

少々荒っぽい手段で
ダリューン・ナルサス・ファランギース・ギーヴ・エラム・アルフリード・ジャスワントが脱出。
アルスラーンと死告天使(と書いて“アズライール”と読む鷹さん)のもとへ駆けつけます。

やった! これでまた楽しい旅になるぞ!
こうなったら諸国漫遊してもらってアルスラーンに見聞を深めてもらいましょう。
かわいい子は旅をするものだし。


今週の大甘大将

相変わらずダリューンはナルサスと会話するときも
王に抗議するときも「王子大事!」と非常に甘いんですが、今回はギーヴにさしあげます!
「いらん」って断られそうですが(笑)

いにしえの蛇王を封印する宝剣・ルクナバードを手にしようとするヒルメスに言った
「おぬしには御せないさ。アルスラーン殿下こそが宝剣の所有者にふさわしい」

ラゴラが現れてパルスがすわ分裂?! って時にダリューンやファランギースと交わした会話
「実際に軍を率いて戦ってたのはアルスラーン殿下ではないか。
いきなり国王があらわれて自分に軍隊をよこせとは狩りの獲物を横取りするようなもの」
「アンドラゴラス王とやらに何の義理もない」

そして王と王子の板挟みになった多くのパルスの戦士を見て同情しつつ
「自由なオレが彼らのかわりに王子を守ろう」


などなど。私が聞きたかった言葉をぜーんぶ話してくれたのだ。
いやん。王子に対してずいぶんな高評価ね。
それに前の巻で出奔する際にも
「殿下が自分を必要とするときには地の涯からも駆けつける」
って言い残していたようだし。
かなり重度のアルスラーンの虜(爆)

直接アルスラーンに言わないところがダリューンとは違うところですが
さすらいのギーヴがこんなこと言っちゃうところに価値があるんです。


以下、忘れそうなのでメモ。

ペシャワールには怪我で休んでる人がいます。
一人はザラーヴァント。トゥラーン軍の毒のついた吹き矢で重傷。

もう一人はその吹き矢をあやつるトゥラーンの将軍・ジムサ。
一旦、パルス軍の捕虜になりその後逃げ出し
ナルサスの策略に嵌められた結果、トゥラーンを裏切ることになった不幸な人。
味方に射られた矢傷を癒しています。
ちなみにアルスラーン陣営にスカウトされている最中。どう答えるのか?
答えようにも肝心のアルスラーンが不在なんですけど(苦笑)

アルスラーン戦記 その3:汗血公路

シリーズ第4作。

電車でしか読まないようにしているので電車に乗るのが楽しみです。
たまーに勢い余って家で読んでますけど、家ではハードカバーの本を読むので自重中。


落日悲歌・汗血公路 ―アルスラーン戦記(3)(4) (カッパ・ノベルス)落日悲歌・汗血公路 ―アルスラーン戦記(3)(4) (カッパ・ノベルス)
(2003/05/21)
田中 芳樹

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★ 例によってネタバレします ★
回避したい方は気をつけて!


汗血公路

この巻を一言で言うと“嫁登場”ですな。

どう考えてもこの子は最終的にアルスラーンの嫁になるじゃろう、という子が登場します。
って、私が未読の既刊で、ほかの子がアルスラーンと結婚していたら赤っ恥なんですが。

ほかにも「この子、もしかして?」という疑念がずーっとあります。
それに関しては「残念!違ったわ!」ということが明らかになっていたようななかったような?
以前に読んだのに記憶があやふやです。


エクバターナをルシタニアから奪還するためにアルスラーンの名前で檄文を発行。
ナルサス大忙し。
その檄文の元に続々と集まるパルスの戦士たち。大所帯になりました。
ナルサス大忙し。
メンバーが揃ったので、早いとこエクバターナを目指します。
ナルサス大忙し。
その合間にちょいとギーヴと相談してなにやら計画を立てています。
ナルサス大活躍。

ギーヴとナルサスの密約のことを知らないアルスラーン
喧嘩別れしてしまったギーヴを目の前に動揺を隠しきれません。
見兼ねたダリューンが

「殿下。これは演技でございます」とネタバレ。

甘いっ! 甘いよ! 黒衣の騎士はアルスラーンに甘すぎる!!
でも
「そんなこったろうと思っていたよ」
とスレないアルスラーンでいて欲しいし
動揺させたままにするのはかわいそうなので、バラして正解です。
グッジョブ! ダリューン!!

ナルサスも“おぬしのその行動は予想済みよ”とばかりに微笑んでいるし。
結局はナルサスも甘いんだよね~アルスラーンに。

必要以上に甘やかしてはいないからいいんだ。
それにアルスラーン自身が自分に厳しくしているので
多少周囲が甘やかしてもいいのです!

さて、タイトルの『汗血公路』とはなんぞや?
エクバターナを目指す道々、立ちふさがるルシタニア兵の血飛沫と
パルス軍の流す汗に染まった道ということです。

ダリューン、戦いまくり。
ナルサス、企みまくり。
ほかのパルスの戦士たちも新旧のメンバーが入り乱れて各々大活躍です。

さて、めざすエクバターナではオドロキのことが。

銀仮面ことヒルメスがギスカールに自分の身分を明かしましたよ。
そんで密かに暗躍を続ける魔道師に唆され
“宝剣ルクナバード”を取りに旅立ちました。
三種の神器みたいなもので“パルスの正当な王の証”になるそうな。
うーむ。
ヒルメスに触れるかな? 罰が当たらないといいんだけどね。にやり

そして城の地下の牢獄に繋がれていたアンドラゴラス王のもとへ
ルシタニアの王弟・ギスカールが訪れます。

えっと、何しに来たんだっけ? 事情を忘れてしまうような出来事がっ!

もうもう驚いちゃいます。
鎖で戒められていたはずのアンドラゴラスが突如、鎖を引き千切り
ギスカールを人質にすることに成功します。

んな、アホな!
半年間、拷問を受け続けた人ですよ。
どんだけ体力あるんですか。どんだけ忍耐力に優れているんですか。
凄すぎるぜ、パルスの国王。

しかしこれでナルサスの目論見が外れてしまいました。

「アンドラゴラス王をアルスラーンが助け、立場を強くする」

という目論見です。
立場を強くしたいというのは、アルスラーンの野望である“奴隷解放”を認めてもらいたいため。
アンドラゴラス王は奴隷を解放したいなんて思っちゃいないんです。

しかしアンドラゴラス王は自力で脱出してしまいました。

どうなるんだ、パルス国。
どうなるんだ、アルスラーン。
ついでに苦労人・ギスカールもどうなっちゃうんだ?!
ルシタニアなんてどうなっても構いはしないけど、ギスカールは心配です。

アルスラーン戦記 その2:落日悲歌

すっかり電車のお伴です、このシリーズ。
なぜなら文庫だから。
画像は新しい方ですが、私が読んでいるのは角川文庫のほうなんです。
画像に合わせて2冊分の感想にすると、とてつもなく長くなったので
分けることにしました。

電車で、ホームで、ニヤニヤしながら読んでいます。
今日も我らがアルスラーン王子はかわいいです。


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田中 芳樹

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★ 以下、ネタバレします ★

何年も前に発行されたシリーズなので
いまさらネタバレ? とも思いますけど回避したい人はお気をつけて。



落日悲歌

この巻を一言で言うと“ジャスワント登場”に尽きますね!

大好きなんです、ジャスワント。なぜだろう?
かわいいからかな。
簡単にアルスラーンの魅力の虜になって自分の思いに忠実に行動する様子がたまりません。
素直ではないんですけどね。その意地の張り方がラブリーです。
ちょっとずつ打ち解けていく様子もいい。
あくまでもアルスラーン個人に忠誠を誓うのが良し!

なんとなくイメージが田村由美のマンガ『BASARA』に登場する飛車に重なります。
なんでだ? 忠実なところ?
で、ちょっとだけ斥候の役割も果たしたから?
だから、ジャスワントの髪はうねうねしているに違いないと思うわけです。
実際はターバンに隠れていて見えないのですが。

ジャスワントが登場したということは象の国・シンドゥラが攻めてきたということです。
象の国の調子のイイ王子・ラジェンドラ初登場の巻。
まーったく、よく回る口だこと。感心します。

彼の国の内紛にはあまり興味がないので端折りますが
端折れないのがダリューンvs化け物の一騎打ち!

シンドゥラ国の跡継ぎを巡って裁判が行われることに。
お互い代表者を立て、一対一で闘わせ勝利した方がシンドゥラ国の跡を継げるという
厳正にして公平な裁判(なのか、これが?)。

一応ラジェンドラを応援する立場のアルスラーン陣営
請われてダリューンが出場することになりました。
そりゃあね、勇者を選出せよと言われたら、ダリューンをおいて他にはいませんけど
ラジェンドラのために闘うというのがね、不満なんですよ。

もちろんダリューンも興味ないとそっぽを向いたわけですが
アルスラーンの頼みなら断れません。
て、ゆーか! ダリューンが負けるわけないしっ!!

しかし本番になってビックリです。
ダリューンの相手は化け物でした。
なぜか人語を解する規格外の生き物、としか思えない描写の化け物。
人間ではあるらしいですが。

イメージは映画『ロード・オブ・ザ・リング』のトロル。
するとダリューンはアラゴルンか! それもいいね。

なんて暢気なこと言っていられません。
痛覚がない化け物を相手にさすがに苦戦するダリューン。
それを見ているアルスラーンは気が気ではありません。

「こんな化け物が相手だと知っていてダリューンを選んだんですか?!」

おおっと。温和なアルスラーンが珍しく感情をあらわに詰め寄ります。
そうよね。
大切なダリューンをこんな馬鹿げたことで失うなんて耐えられない!
いや、ダリューンは負けないけど!

どのくらい大切かと言うと、バフマンのバカ(←いいたい放題)のおかげで
自分は正統なパルスの血を受け継いでいないのかもしれないと
アイデンティティの崩壊寸前のアルスラーンに向かって

「殿下はこのダリューンにとってだいじなご主君です。それではいけませんか」

という言葉をくれたのだ。
血筋なんてどうでもいい。アルスラーンがアルスラーンである限りダリューンの主君である、と。

きゃあああああ。
甘い! 甘いよ!! なんだこの甘甘な主従は?!
あまりの甘さに虫歯になりそうだぜ。

でももっと言って

王子様の割には不幸なアルスラーン、こういう甘い言葉を言ってくれる人が必要だと思うのだ。

そんな大切な言葉をくれたダリューンがピンチ!
それもよその国の騒動に巻き込まれて!
アルスラーンの顔色が変わるのも当然です。

その横で密かに青ざめているナルサスにも驚きましたが。わはは。

もちろんダリューンの完全勝利。
いつ如何なるときも部下に対する優しさを忘れないアルスラーンが愛しいです。

そんなこんなで目障りなシンドゥラを黙らせることに成功したアルスラーンたち。
さあ、これで心置きなくエクバターナを奪還することに集中できるぞ!

アルスラーン戦記 その1:王都炎上&王子二人

いわずと知れた田中芳樹作の傑作!
架空の世界を舞台にしたファンタジー。

某スペースオペラも傑作だと思いますけど、私はこちらの方が好みです。
宇宙でメカ(?)を使ってドンパチするより
馬をパカパカ走らせてチャンバラするほうが好きなんです。

残念ながら未だに完結していないこのシリーズ。
でも最近は年に1冊ペースを保っているようなので今年も期待できる!
私の読書も何年もストップしておりましたが、個人的なファンタジーブームの到来で
再読することにしました。


王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)
(2003/02/21)
田中 芳樹

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おもしろいですね!

このシリーズを初めて読んだのは中学生のとき。
なんでハッキリ覚えているのかというと中学校の図書室にあったから。
図書室で借りて初めて読んで、後に自分で買い集めたのです。
そして入れ替わりの激しい私の本箱に奇跡的に生き残っていたこのシリーズ!

だからもちろん角川文庫版。
途中から出版社はともかくサイズまで変わるとは思いませんでした。
サイズが違うのはイタイな~。保存場所に困るじゃないか!



一応あらすじの紹介をしておきますと

中世の香り漂う架空の王国・パルスが隣国ルシタニアに攻め込まれ
味方の裏切りや魔道師の暗躍もあり、予想外の惨敗。

王・アンドラゴラスはルシタニアに捕らわれ
王妃・タハミーネは首都エクバターナに軟禁され
王太子・アルスラーンは初陣にして、なにも出来ずに逃走
と、散々な結果に終わったパルス軍。

14歳で初陣。意気揚々と臨んだはずの王太子でしたが
自分の身を守るので精一杯。
王太子ゆえの豪奢な姿に敵に狙われること限りなし。
そこへ現れるのが黒衣の勇将・ダリューン。
これがもーかっこいいのなんのって!
ダリューンは今も昔も大好きです。

そして戦地を抜けたダリューンが案内したのは
王に疎まれて隠遁生活を楽しんでいた親友・ナルサスの家。
ナルサスは知謀・策略どんとこい! な知将なんです。
賢い人は今も昔も大好きです。

雄のダリューン、智のナルサスを従えて
父と母を救うのだ!
と立ち上がる王太子・アルスラーン。
行け行け、僕らのアルスラーン!

とまぁ、こんな話なんです。
そんなに間違ってはいないと思うんですが、正確ではないですね。
これほど能天気な話ではありません。
私にはこんな感じに見えているのは確かですけど。


王都炎上

とりあえずナルサスの元に身を寄せたアルスラーンとダリューン。
完全にナルサスを巻き込む形で(ダリューンの作戦勝ち~)
東方を守るキシュワードの陣営をめざすことになりしました。
ナルサスの忠実なる侍童・エラムも一緒です。
エラムは気が利くいい子です。ちょっと頑なだけど。

ルシタニアに追われ、襲われながら逃避行。
そんな中でアルスラーンの人柄がわかってきます。
差別や偏見をもたない希有な王族です。
そしてとても素直で謙虚。
自分の無力さを自覚し、ダリューンの武勇、ナルサスの知謀に頼りますが
「このままではいけない」と常に努力を怠りません。

そしてアルスラーンの理想の王国像も見えて来ます。
それは“奴隷開放”。
パルスには奴隷制度が残っているのです。
それが残念でならないアルスラーン。
自分が王になった暁には是非とも奴隷に自由を与えたい。
そう理想を掲げます。

そんな王子がかわいくてしかたのない大人たち。
いや、“かわいい”と口に出しては言いませんけど、そう思っているに違いない! と信じています。
だからこそ、期待して王子のために働こうとするのでしょう。

義理堅いダリューンや使命感溢れるファランギースはともかく
(この二人もすぐに王子にメロメロになるんですが)
一旦は宮廷を離れたナルサスや、根っからの流浪の身のギーヴまでも虜にしてしまう王子の個性。

あの“晴れ渡った夜空色の瞳”に見つめられるとそうなってしまうんですよ!

ところで“晴れ渡った夜空色”って何色?
藍だろうか、紺だろうか、黒だろうか?
晴れ渡っているわけだから曇ってないことだけは確かだ!
もしかしたら星が瞬いているのかもしれない!

そんな王子の出生には、なにか重大な秘密があるらしい
ということがわかるシリーズ第一巻なのでした。


王子二人

相変わらず逃走中のアルスラーン一行。
でも実は大好きな登場人物たちが共に行動しているこのあたりの話は大好きなのです。

楽しく逃避行を続ける一行を追いかけるルシタニア側ではなにやら不穏な動きが。
ルシタニアの王・イノケンティス7世は砂糖水が大好きな人。
砂糖水以外にも好きなものができてしまいました。
それはパルスの美貌の王妃・タハミーネ。
魔性の女です。いや、その前にアルスラーンの母親ですってば。

ルシタニアの国教イアルダボートでは重婚は認められません。
だから頼りになる弟・ギスカールに相談します。

王妃の夫、パルス王・アンドラゴラスを殺してもいい?

このギスカールが苦労人で読んでいて涙を禁じ得ません。
兄である王が頼りにならないのでルシタニアにおいて実務を一手に引き受けながら
狂信者ボダンを押さえ、兵士をなだめ、次なる戦いに備え
政治的な駆け引きも考慮しないといけない忙しい男。
野心家なんです。
そろそろ兄貴には王位を退いてもらってもいいかな? と思いつつ
引導を渡すにはためらいがある割と良心的な男。

殺していいわけないだろう! アンドラゴラス王は切り札じゃ!!

キレそうなギスカール。
うう。カワイソウ。彼にも良き右腕ができるといいね。
あ、そうするとアルスラーンが困るのか。

うーん。
まさか彼に同情して読むことになるような人生を送るとは思わなかったよ。
初めて読んだ中学生のころは前途洋々で
ナルサスのような賢い人やダリューンのような頼りになる人を
上司や同僚に持つもんだと信じていたら
現実はそんなに甘くはないですね。
無能な同僚の尻拭いを繰り返す人生でした。予想外。

そしてギスカールの預り知らないところで暗躍する魔道師軍団。

さらに得体の知れない銀仮面。
この銀仮面の正体が前パルス王の遺児・ヒルメス。
つまりアルスラーンの従兄弟なのですな。
しかし、なんとも堅苦しい王子で根っからの貴族思考。

父が王さまだから、オレ偉い。

単純です。
そんなに無能なわけではないんですけどねー。いばりん坊で苦手です。
カワイソウだとは思いますけど。

さてさて、無事にキシュワードの待つペシャワール城に近づいたアルスラーン一行。
またしても味方が増えています。
ナルサスの未来の妻?アルフリード。盗賊ゾット族の酋長の娘です。
ナルサスラブな点で負けるわけにはいかないエラムとの漫才が楽しいです。

エラムと言えば、アルスラーンとも徐々に打ち解けてきたようで嬉しい。
アルスラーンには実は友達いないからさー、友達になってほしいのよ。

この巻で一番血が滾るのは何と言っても
アルスラーンたちを迎えに来たキシュワードの

「全軍突撃(と書いて“ヤシャスイーン”と読む)!」

うわー、私もその攻撃に混じりたい!
私もアルスラーンを助けたいよ!!
でも私、馬に乗れないよ。パルスは騎馬軍ですよ。無理だ~。

それに敬語もまともに遣えないしね。
私、アルスラーンに

「王子、王子。今日のごはんは豚の丸焼きだって!
シンドゥラのスパイスが効いてうまそーだった~」

とかなんとか話しかけそうだもん。
アルスラーンは笑って相槌うってくれそうだけど
それを聞いたダリューンが目を剥くんだ。

「殿下に何たるものいいか?!」

あー、それはそれで楽しいかな(笑)

そんな妄想はさておき
この巻、最後の最後で爆弾投下!
夜、ペシャワール城に忍び込んだ銀仮面のピンチを見て

「その方を殺してはパルスの正統な血は絶えてしまう!」

バフマンのばかー!
その言い方では、銀仮面がヒルメスなのはいいとして
アルスラーンに正統な血が流れていないってことじゃんか!

それを聞いたアルスラーン、今後どうなってしまうのか?!
問い質すが、失言に気づいたバフマンは縮こまるばかりなのでした。
プロフィール

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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