ペシャワールを目前にして

いや、まだ大丈夫だけど
どうだろうな~?

と言うわけで『アルスラーン戦記』のアニメの話です。

現在アニメは12話? ですかね?
原作で言うと『王子二人』の半ばを超えたあたりでしょうか。

前回ネタにした時点では
いよいよファランギースが本格登場して
ギーヴと一緒にアルスラーン陣営に加わって
ますます面白くなるんだろうな…っ! と思っていたんですが

う~ん? なんかツボが違ってきたような??

原作と違ってくるのは構わないんですよ。
いろんな制約があるでしょうし
原作通り話を進められないこともあるでしょう。

大いにアレンジしてもらって
原作では見られなかった展開を楽しめれば二度オイシイ!
と思っていたんですが
私が大事だと思っていたところが削られて
ん? それ必要? ってことが追加されて悶絶。

例えば
ギーヴがいつの間にか財宝とルシタニアの馬をゲットしていたとこ。

財宝のくだりはオモシロかったから
動く絵で見てみたかったな~。
あのギーヴの口調で言ってほしかった。
「人間のことばのわかる奴、他の豚どもに通訳してやれ」とかさ。
あれはその後の「言いたいほうだいである」ってツッコミがおもしろいのか。
あれ? アニメでは言葉の壁ってどうなってんだ? なさそうだな。
ま、ギーヴの場面は大抵おもしろいから全部見てみたいんですけど(笑)

例えば
いつの間にか隠れ家から脱出していたアルスラーンたち

原作ではナルサスの奇策が炸裂。
愉快なやりとりで逃げおおせたから会話だけでも聞きたかった~。
「日にちをまちがえた、あしからず」と
あのテンションで言ってくれたら楽しかっただろうな~。
でもまあ、原作でもここはサラッと描写しただけだから
省略されてもしかたないかな。

例えばルシタニアの旗
ギスカールが用意周到に回収してしまったので
ヒルメスの活躍の場も減ってしまって残念。

というか、ヒルディゴ団長まさかのセリフ無し!

あっという間の出来事でしたねー。
あの表現ではギスカールの策略でヒルディゴが殺害されたように
勘違いされやしれませんか?
いや、ボダンが勘違いするのは構わないんですけど
視聴者が勘違いする可能性があるのはよくない。
ギスカールはもっと慎重で交渉に長けた政治家ってことを強調してほしい。

全体的にギスカールの出番が減っていますよね?!

いろんな人から愚痴られながらも情報収集に余念がなかったり
カーラーンとも会話して考えを聞いたり
ヒルディゴに気前のいいとこ見せたり
柔軟な部分が軒並み削られている!
ギスカール贔屓としてはまっこと無念。

ところでボダンはマルヤムに向かったんですか?
なんたら城ってとこに立て篭もるのではないのか?
立て篭もりがないとヒルメスの出番も減ってしまうんだけど。
そして行きがけの駄賃で大事なものを破壊して行くんじゃ?
あの破壊は後々までずーっと揉めるはずだけど、まるっと省略?
後日描写されるのかな??

以上の件は
まあ、メインのキャラじゃないから削られてもしかたないかな
と思わなくもない。
削られたのは残念ですけど諦めもつく。

けど問題は「ペシャワールであおう!」の流れが変更されていたこと。

3組に分かれて行動するのは原作通りですが
なんていうかうーん
それだといろいろ疑問がでてきますよね。

まずダリューンが残ってカーラーン軍を相手にするのは
まあ、無くはない、かな。
あんだけの軍勢相手にひとりで?! と思わなくもないけど
ダリューンだからな~。
5万位ならなんとかしてくれるひとだからな(笑)

そのあとファランギースが助太刀するのは
まあ、無くもない、かもな。
けどさー、他のひとに言わずにっていうのが疑問。
ひとこと声をかけるんじゃないかな。
「殿下の護衛を最優先」ってナルサスの指示にも逆らってることになるし
それにこの流れだとファランギースの意志で残ったってことになって
「もしかしてこのふたり?!」と勘違いするひと出てきそう。
私は構わないけど本人たちは構うだろうな~。
あとギーヴが許さないだろうな。

ギーヴがアルスラーンとエラムの保護者になって
なんだかんだで面倒を見るのも
懐のお金をばらまいて相手の目を眩ますのも原作通り。
だけど「ギーヴはお金が大好きなのに」とアルスラーンに言われるのは
オモシロかったけど
原作ではギーヴがおやと見直す
柔軟なアルスラーンの発言があったはずなのにカットされていて歯がゆい。

そこは削っちゃダメでしょ~。
ギーヴがアルスラーンに王者として期待するようになる大事な場面なのに。

ダリューンたちを追ってきたザンデ軍の元に
まさかのアルザング。
って名前を言われても覚えていなかったわけですが
出番を間違えてることは気がつきました。
原作ではナルサスのとこに出現したのに何を血迷ったかこっちに来ておる。
しかもザンデと会話してるよ!
アンタ隠密行動しなくていいのか?!
地行術でめちゃくちゃ派手に攻撃してきてさすがのダリューンもピンチ!
えっどうするの?? って思ったとたんに殿下参上。
えっそういう展開?! これはちょっと嬉しかった。
けど人外の動きをするヤツを相手に敵うわけがなく吹っ飛ばされた!
エラムが飛行術(←そんなのない)で無事キャッチ!
けど引き続きピンチ!
ギーヴはどうしたの? と思う間もなく
火事場のなんとやらを発揮したダリューンが早送りで助けに来た!

大・爆・笑

ダメだ。何度見ても笑っちゃう。
スタッフはダリューンで遊びすぎでは?
いや、オモシロイからいいんですけど。

ここまではいいです。
言いたいことはありますけどオモシロカッタからいい。
問題はこのあと。

いや、その前にもその兆候はあった。
ザンデの「正統な王にお仕えしている」の言葉に
一足飛びな結論を出したダリューン。

ちょっと待てそこの黒衣の騎士!
今はそこまで思いつめなくていい!!
早いよ。


と思ったのはついさっきだ。
このタイミングこの流れでは勢いと意地で考えたみたいに見えるし
アルスラーンの器もまだよくわからないのに説得力がない。
盲目的でアホにみえるんだよなー。
だから記憶から抹消しようとしていたのに
その数分後にまた言葉にするとは思わないじゃん?
なんでまた言ったんだ。
大事なことなので2回言いました?

ていうか後日、本人に直接言うんじゃん!

なんで今から視聴者に伝えたの?
言わなくてもわかってるのに。
ダリューンだけは何があっても裏切らないって信じてるのに。

あれはさー、能弁ではないダリューンが
珍しく弱っているアルスラーンを元気づけようと
懸命に考えた言葉だからいいんだよ。
思わずでた言葉だからアルスラーンにも届いたんだよ。
なのにこれじゃあ待ってました! って感じで言うことにならないか?
そうじゃないんだよな~。

あと一番首を傾げることになったのが
アルスラーンの「ダリューンはそばにいないといかん」的な発言。

お前のその発言が何よりいかん!

アルスラーンの最大の長所は
強靭な精神力だと思っている私には
弱気ダメ絶対! と絶望的な展開でした。
今から弱音を吐いて今後の怒涛の展開に耐えられるのか?!

あとギーヴの到着まで間があるってことは
アルスラーンの独断行動ってことだよね?
先に気づいたエラムがようやく追いついて
そのあとにギーヴってことでしょ?
これは説教ポイントでしょう。
報告・連絡・相談をしなさい。
そもそも君主たる者自らを軽率に危険に晒すとはナニゴト?!
ギーヴに先行してもらって弓矢でザンデを牽制した方が早いと思う。

なのにボケ属性の主従はふたりの世界に。
いやそこ感動ポイントじゃなくて説教ポイントだから。
深刻なツッコミ不足っ!

ナルサ~ス! は、まだ合流してない。
エラ~ム! は、呆れてどっか行っちゃった。
ギ~~ヴ! は、ファランギースを口説いてる最中か。

あーもう。いるかな~この展開。必要??
こんな場面増やすくらいならギスカールの場面増やしてほしかった。

そして大問題なのがナルサス。
えっとこの流れでひとりだけ道を逸れたとすると迷子ですか??
方向音痴の軍師なんて不安だ。

アルザングが違うとこ行っちゃったから出番が減って不憫。
まあ、ナルサスの知略を披露する場は今後もあるだろうからいいとして
アルフリードが惚れた経緯が薄くなっちゃったな。
銀仮面プレゼントの約束もなかったし。
あのテコの原理の応用の説明では理屈っぽいウザイヤツに思えないか?
そんなんで頭いい! って惚れるかな?
目の前でわけわかんない敵を倒した実践的な知識に惚れた原作のほうが
納得できるんだけど。
泣いているアルフリードのそばで
居心地悪そうにしていた様子はよかったけど(笑)

なんで原作の一斉に三方向に散る展開を変えたんだろ?
おかげでいろいろ齟齬がでて
その結果、説明不足になっている気がする。

隣を並走するのが殿下じゃないと当てがはずれてガッカリするふたり、とか
どこが智者やらと苦笑いするナルサス、とか
見たかったなー。


とりあえず今後も見るつもりですけど
なんだかツボが違ってきたような予感がするので
今までのように楽しみにはできなくなってきて残念無念。

そんなの考えたことなかった:昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか(大塚ひかり)

タイトルが気になって読んでみた。

そんなにお爺さんとお婆さん主役の昔話って多いかな?
パッと思いつくのって

舌切り雀とか
姥捨て山とか
瘤取りじいさんとか
笠地蔵とか
花咲かじいさんくらいか?

まあ、多い、のかな~?



昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか(大塚ひかり)

ん? 『かぐや姫』や『桃太郎』や『一寸法師』も
お爺さんとお婆さんが主役とカウントするのか?!

確かに
むかしむかしお爺さんとお婆さんが~
で始まるけど
主役とは違うんじゃないのかな?
私は今までかぐや姫や桃太郎や一寸法師が主役だと思っていたんだけど。

確かにお父さんとお母さんだったら
かぐや姫も桃太郎も話が成立しないのか?
竹や桃から生まれた子供を育てるという設定に無理がでてくるか~。
いや、お爺さんとお婆さんだってその設定には無理があるけど(笑)

しかしこの本、老人について延々と語るんですよ。
そりゃあそれが主題だからしかたないけど
だんだん気分が黄昏るような…

社会的弱者ゆえに主役になる
さらに
老いたゆえに恥や柵から解き放たれキャラが自由になる
というわけで便利だったから主役にされているという解釈。

弱き者が大逆転をおさめる話は今も昔も大人気なんですね。

言っちゃいけないことを言っても
もうボケちゃってるから、と許してもらえる立場を利用して
物語を大きく展開させる重要なキャラにもなっている
という話はおもしろかったです。

金と健康があれば幸せになれるというのは
昔も変わらないのか。

足手まといになると途端に弱者に転落するキビシイ現実。
老人の自殺は独居より同居のほうが率が高いそうな。
家族といるほうが孤独を強く感じるのか。カナシイ話だ。

ところで私は姥捨て山の話が好きです。
って言うと「え?!」と思われそうですが
この話にはいくつかパターンがあって

孝行息子が捨てに行ったと見せかけて
実は匿って知恵を借りていた

という話がすごく好きなんです。
領主の命令で捨てさせられ
領主の無理難題を捨てさせた老人の知恵で躱すというのが痛快。
権力に自然体で立ち向かうのがステキだ!

あと若返る水を飲み過ぎて赤ん坊になってしまうという話が好き。

なんでだろうか。
若返りの願望があるんだろうか。
いや今ならその願望もわかるけど
こういう昔話をむさぼり読んでいた小学生のころから
好きだったってのがよくわからん。

なにごともやり過ぎは良くないという
滑稽な話がおもしろかったんだろうか。


同じく大塚ひかりさんの著作に
本当はひどかった昔の日本』というのもありまして
それもちょっと前に読んだんですが
こっちのほうがバラエティに富んでいておもしろかったです。

姥捨てに加え、子殺し・人身売買・ブラック企業・貧困ビジネス…

ウンザリするような話を延々とされるんですが(笑)
老人以外のネタが満載なので退屈はしません。
が、どん底の話ばかりなので楽しくはないです。
鬱々とした気がするのは否めません。

まー、「昔は良かった」っていう幻想が打ち砕かれること請け合い。

けど昔がパラダイスだったら現在の立つ瀬がないので
幻想でよかったかな、と思わなくもない(苦笑)


痛快!政治SF青春小説?:民王(池井戸潤)


友達に

池井戸潤で一番笑えるのはこれ!

と勧められて読んだのは数か月前。
その間に7月からドラマになることが発表になりました。
あら、期せずして予習したことに?



民王(池井戸潤)

現総理大臣が失脚して
時期総理と目される男が主人公?
つまりオッサン?
なんだこれ、政治小説なのか?


友達趣味変わったなー

と思いながら読み始める。
オッサンには大学生のバカ息子がいるんだね。
ちゃらちゃらしているだけでなく学力も不足した息子が。
こんなんで就活うまくいくのか?

ほどなくしてトンデモ展開に。
あれ? 政治小説から離れてきたぞ。
もしかしてSFだったのか?
って展開になってから格段におもしろくなりました。

あはは。
入れ替わりネタは好きでいろいろ読んできたけど
このパターンは初めてだ。


最終的には熱血で青春な展開になって
タイヘン好みの話で大満足。

ドラマはどうなるんでしょうね?
さっそく
息子が女子力高いとか原作にあったかな?
と首を傾げる設定がでてきていますが
まぁ、熱血で青春な部分が損なわなければ多少の変化は受け入れる所存。

何しろ見る気満々だった別の原作付ドラマが
それをしては別物ですよね?!
ってびっくりな改変を加えてくると公言してきたので
反動でこのドラマへの期待と興味が増してきました(笑)

設定上、演技力も必要になりそうなこのドラマ
上手くいけば面白くなりそうです。


武藤泰山(総理大臣・女好き):遠藤憲一
武藤翔(大学生・就活中):菅田将暉
南真衣(若社長):本仮屋ユイカ
村野エリカ(大学生・毒舌):知英
貝原茂平(秘書・苦労人):高橋一生
狩屋孝司(官房長官・女好き):金田明夫
武藤綾(翔の母・意外と乙女):峯村リエ
新田理(公安・超強い超有能):山内圭哉
闇雲渡(ドラマオリジナル):原金太郎
闇雲郁代(ドラマオリジナル):池谷のぶえ
小中寿太郎(大学教授):六角精児
蔵本志郎(野党の急先鋒):草刈正雄
城山和彦(ドン):西田敏行

来たかな? アルスラーンの時代が

すっかりアニメから足を洗ったつもりでしたが
アルスラーンが始まるなら話は違う!

毎週楽しみに見ております。

第一話が始まるときには楽しみにしすぎて
土曜の5時にチャンネルを合わせるというミスをしました(笑)
5時を過ぎても始まらないので

チャンネルが違うの?
5時半からだっけ?
今週からじゃなかったのか?

と大いに頭を悩ませたものです。
何のことはない、曜日を間違えていただけでした。
日曜5時だったんですねー。
一日早かった。

アニメ放送と合わせて原作が出るって流れにならないかな
と期待していますが…無理か?
まあ、まだ『天地鳴動』を読んでいない私が
とやかく言う資格はなさそうですが。

そう。当ブログに『天地鳴動』の感想が無いのはまだ読んでいないから!

単に感想をサボっているよりも酷いなこりゃ。
そのうち読みます。
毎週原作読み返したくなるものでね
アニメ見ていると読みたくなるんですよ。
読む日も近いと思います。


アルスラーン戦記 第6話まで

マンガになった時も
絵になると格別な面白さがあるな! と思ったものですが
アニメになると
さらに面白くなるものだ! と感激しております。

アニメはマンガをベースにしているようですが
さらに場面が追加されたりして実に楽しい。

例えばヴァフリーズのユパ様化。
きゃー、ヴァフリーズ強い!!
アルスラーンに稽古つけているのは知っているけど
実際にその強さを目の当たりにできるとは!
強かったのは過去のことで
寄る年波には勝てぬってタイプだと思っていたから
大興奮で画面にくぎ付け。

例えばナルサスの絵を見たアルスラーンの反応。
動揺し過ぎだ殿下(笑)
「これが絵?」という出来なのか~。
明らかにへたっぴなんだと予想していたけど
もしかしたらピカソ的な理解し難い絵の可能性も…
いや、青の時代のピカソはめっちゃ上手いから比べるのは適切ではないか。
しかし実際に見た後に「宮廷画家に」とスカウトする
アルスラーンの度量は凄まじい。
実際に絵を描いている姿を見て好きなことをさせてあげようという
気持ちも加わっているようだし。

例えばエラムのツン。
マンガのエラムも冷たいなーと思いましたが
アニメは間のとりかたや口調も加わってより冷たいような気が…
でも要所要所でエラムの視線の描写があり
すごーく見ているのに加えて
徐々にアルスラーンを見直す様子も描かれて
早くデレないかな~と待っています。

例えばシャプールを助けようとするエクバターナの弓兵たち。
届かないことで
みんなの絶望とギーヴの技量を示した見事なアレンジでした。
あとシャプールの最後の視界の描写も良かった。

それにしてもダリューン強いな!
もちろん強いのは百も承知ですが
動いているとその強さの半端なさが目の当たりに。
これ、敵側から見たら怖いよな。
災厄扱いなのも頷ける。

音が加わって初めてわかる場面もありますね。
ギーヴの吟遊詩人な場面でそう詠うのか~、とか
ウードはこんな音なのか~とか。

あと活字なら飛ばせば済むのに
音だとイヤでも脳に届くというのがツライ。
ボダンのたわごとなんて脳に刻みたくないのに聞こえちゃったよ。
ギーヴ、あのときついでに射殺してしまえばよかったのに。
そしたら今後の展開が楽になる(笑)
つまんなくもなるけど(それじゃダメか)

ヒルメスと戦うギーヴを見て左利きなの? と初めて気づいた。
いや、雑魚兵を相手にしたときは右で剣を使っているから
両利きなのかな。
あの三角とびは最高でした!

予告の後のイラストも楽しみです。
今週はイマイチでしたが(苦笑)
4話のときの久米田さんのイラスト良かったな~。

来週はいよいよファランギース登場だ。
早くアルスラーンたちに合流してほしいな。
来週も楽しみ!

お、MJ見てたらエンディングの『ラピスラズリ』歌ってた。ラッキー。
美人だな~。

自転車ロードレースといえば:サクリファイス他(近藤史恵)

広告出ちゃいましたね、またしても。
1か月経つのは早いですね~。

ここでは全然語っていませんが
ちょっとどうかと思うくらい『弱虫ペダル』にハマりました。
その影響で
近藤史恵さんのサクリファイスシリーズも一気読み!

『弱ペダ』抜きにしても面白いぞ、このシリーズ!!

サクリファイス (新潮文庫)サクリファイス (新潮文庫)
(2010/01/28)
近藤 史恵

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■サクリファイス(近藤史恵)

以前に読んだことがあるのですが
『弱ペダ』熱再燃につき再読。

いや~、キレイさっぱり忘れていて笑った笑った。

しかし物語の熱に圧倒され泣きました。
そうか、サクリファイスとはそういう…(おい再読だろう?)

ネタバレだから詳しく言えないのがもどかしい。

私、白石誓(チカ)のキャラ好きです。
そして香乃は似たもの同士で幸せになったらいいと思う。

エデン (新潮文庫)エデン (新潮文庫)
(2012/12/24)
近藤 史恵

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■エデン(近藤史恵)

こちらは今回初めて読んだ。
サクリファイスの続編。

スポンサー撤退によるチーム存続の危機。
うわあ、ツラい。
さらに監督の無茶なオーダーでチームはめちゃくちゃに。
そんななかのレースです。

前作から引き続き主人公はチカ。
自らの将来の心配に加え
アシストとして職務を全うするかどうか悩み
出した結論は…?
失業とプライドを天秤にかけるような選択ですよ。難問だ。

けどチカのキャラがなんとも…
達観しているというか飄々としているというか
不思議なんですよね。
必要以上に深刻にならない。
そこがいいんですけど。

そして前作に引き続き黒い疑惑が。
自転車レースとドーピングは切っても切れないものなのか。
それだけ過酷ってことなのかな。

今回は泣かないで済みそうだと思ったのに
308ページに泣かされた。

フィンランドが日本の隣の隣の国だと表現するミッコが好き。

サヴァイヴ (新潮文庫)サヴァイヴ (新潮文庫)
(2014/05/28)
近藤 史恵

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■サヴァイヴ(近藤史恵)

サクリファイス・エデンを読んでいると幾重にも楽しめる短編集。
それにしても死人の多いシリーズであることよ。


・老ネプトンの腹の中

主人公はチカ。
サクリファイスとエデンの間の話。
変なジャーナリストに神経を逆なでされる。
チカに申し訳ない。
私が代わってお詫びします!
いそうだよなー、よく調べもしないで先入観で取材する人。


・スピードの果て

主人公は伊庭。
サクリファイスとエデンの間の話。
サクリファイスではあんまり印象の良くなかった(苦笑)伊庭。
いや、白黒はっきりしていてよかったですが。
お家に問題を抱えているとは予想もしなかった。
そしてトラウマ。
そっかー、スプリンターはどっか壊れてなきゃ務まらないのかー。


以下の3つの物語の主人公は赤城。
サクリファイスの前の話。

・プロトンの中の孤独

若き日の赤城さんが
石尾さんと出会いアシストをするまでの話。
まさか石尾さんがフリーのクライマーだったとは。
チームに所属するのは初めてだったとは。
オッジが権力を振りかざす久米の圧政に苦しむチームだったとは。
久米をどうぎゃふんと言わせるのか注目していましたが
そうきたか! な策士っぷりににんまり。


・レミング

エースとしての在り方に戸惑う石尾さん。
石尾係として存在感を増す赤城さん(笑)
『プロトン~』から薄々気づいていましたが…
石尾さんカワイイ!
サクリファイスではとてもそうは思えなかったので意外。
後輩のチカの目にはミステリアスに映った石尾さん
先輩の赤城さんを通してみると可愛さが増すのか。
「ちょっとアタックしてくる」
「成功してしまわないようにな」のやりとりが好き。


・ゴールよりももっと遠く

新人時代のチカと伊庭も登場。
引退を意識し始めた赤城さんの葛藤と
石尾さんの潔癖さが凝縮。
この話で連想したのが秋〇康だったワタシ。
あながち間違ってないと思うけど自転車には関係ないひとだな。


・トウラーダ

主人公はチカ。
エデンの後の話。
スペインの闘牛とポルトガルの闘牛の違い、知りませんでした…
そして私はどちらの闘牛も楽しめそうにないな、と…
チカの感覚は共感できる。


思いがけず石尾さんの可愛らしさにメロメロになった短編集でした。
チカの清濁分け隔てなく受け入れる柔軟なところも好きですけど
石尾さんの物語をもっと読みたくなった!

サヴァイヴを読んだ後にサクリファイスを読んだら
印象が変わりそうだなぁ。
キアズマキアズマ
(2013/04)
近藤 史恵

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■キアズマ

番外編なのか新シリーズなのか(悩)
自転車初心者の大学生が主役です。

初心者だから初歩的なネタが織り込まれて
自転車ってお金かかるなーとか
危険だなーとか
そんなことから語られます。
最初にこれを読むのがいいのかもしれない。

しかし結果的に鍛えてた主人公ってとこが
小野田くんだと思ったら
もっと凄かった!

ええ~…
いや、それでこそ主人公だけども。

しかしフラフラした主人公だな~。
このひとがどうなるのか見てみたい。
赤城さんが出てきたのは前フリだと思いたい。

続編、お待ちしております。

溜まりに溜まった読書記録

広告でちゃいましたね。
だから慌ててってわけではないんですが
しばらくネタにしていなかった読書ネタ。

読んではいたんですよ、それなりに。
けど以前に比べたらペース激減。
通勤時間って絶好の読書タイムだったんだなぁ。


「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)
(2014/02/28)
高橋 秀実

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■「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー(高橋秀実)

ドラマにもなった本です。
ドラマを見てないので
ホントにこれが原作なのかどうかわかりませんが…

自分が弱っているときに読んだ本。
けど、弱ってるひとでも勝てる方法が書いてあるわけではなかった。
いや、知ってた!
知ってて読んだ!!

草野球をしたことがないとかほんとですか?
フライをキャッチするにはこうするとか
頭がいい生徒たちなのでまず理屈で納得させなきゃいけないとか
独特な指導方法。

みんなのポジションの決め方がオモシロイ(笑)
そして理解できる。
そうだよね、そうやって消極的に決めるのもアリだよね。


旅猫リポート旅猫リポート
(2012/11/15)
有川 浩

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■旅猫リポート(有川浩)

猫はやっぱり視えるらしい。

って話です。
展開が察せられると読むのがツラくなる1冊。
けど面白かった。


ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)
(2013/09/28)
有川 浩

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■ヒアカムズサン(有川浩)

2種類の短編が収録。
タネは同じなんだけど展開も設定も違うから摩訶不思議。
私は最初の話のほうが好き。


神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話
(2012/11/28)
三浦 しをん

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■神去なあなあ夜話(三浦しをん)

映画にもなった『神去なあなあ日常』の続編。
映画おもしろかった!
しをんさんの原作、映像化で成功すること多くていいな~。

前作読んだのだいぶ前だったので
すっかり忘れていて「そうだっけ?」と思うこと多数。
けど面白かった。


政と源政と源
(2013/08/26)
三浦 しをん

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■政と源(三浦しをん)

大人の男性ふたりの友情物語…?

つうか、大人すぎるわい(笑)
アラ還(いやオーバーか)なふたりですから。

同じアラ還を登場させると
有川さんなら『三匹のおっさん』になり
しをんさんならこれになる。
そう思うと興味深い。
それぞれの個性がでますね。

しかし、つまみ簪の職人…渋いチョイスだ。


All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2004/12/18)
桜坂 洋

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■All You Need Is Kill(桜坂洋)

トム・クルーズ主演の映画の原作。

戦死するたび人生をやり直す主人公。
タイムトラベルというかループですな。
それから逃れるためにもがく主人公。
果たして脱出できるのか?!

これ、このまま映画にはしないんじゃないかな
って展開でした。
私は変えちゃうんだと予想しますがどうでしょう?


碧空の果てに (角川文庫)碧空の果てに (角川文庫)
(2014/02/25)
濱野 京子

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■碧空の果てに(濱野京子)

ファンタジー。
久しぶりにガッツリなファンタジーだったので
馴染むまで時間がかかった…

なんてことだ。こういうのも慣れがあるのか。


妖奇庵夜話  その探偵、人にあらず (角川ホラー文庫)妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず (角川ホラー文庫)
(2013/06/21)
榎田 ユウリ

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■妖琦庵夜話 その探偵、人にあらず(榎田ユウリ)

これ、おもしろいです。
妖怪の探偵さん※の話!
と飛びついてゾッとするハメに。
※正確には妖怪ではない。

ああ、ホラー扱いなのか。
こういうホラーですか。
いろいろビックリさせられました。


妖奇庵夜話  空蝉の少年 (角川ホラー文庫)妖奇庵夜話 空蝉の少年 (角川ホラー文庫)
(2013/07/25)
榎田 ユウリ

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■妖琦庵夜話 空蝉の少年(榎田ユウリ)

マメがメインになった続編。

私は1作目のほうが楽しめましたけど
これはこれでおもしろかったです。


カブキブ!  1 (角川文庫)カブキブ! 1 (角川文庫)
(2013/08/24)
榎田 ユウリ

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■カブキブ(榎田ユウリ)

歌舞伎好きの男子高校生。
部活で歌舞伎をやりたいと勧誘するところから開始。

いやはや、その発想はなかったわ!
いろいろ不可能では?

という杞憂を余所にガンガン突き進む主人公。
テンション上がる展開に読んでいて熱くなりました。
不安になりながら読みましたが
見事な青春小説に仕上がっていて大満足!


オレたちバブル入行組 (文春文庫)オレたちバブル入行組 (文春文庫)
(2007/12/06)
池井戸 潤

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オレたち花のバブル組 (文春文庫)オレたち花のバブル組 (文春文庫)
(2010/12/03)
池井戸 潤

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■オレたちバブル入行組・オレたち花のバブル組(池井戸潤)

ドラマ『半沢直樹』の原作。
先にドラマを見てしまったのでキャストの顔がちらつく(笑)

あれ、お父さん死んでないのか。とか
ちょいちょいドラマとの違いに惑わされますが
どちらも面白いです。


首折り男のための協奏曲首折り男のための協奏曲
(2014/01/31)
伊坂 幸太郎

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■首折り男のための協奏曲(伊坂幸太郎)

泥棒の黒澤が出ると聞いて!

短編集でした。
黒澤と首折り男のW主人公な感じですね。

連作短編だと思ったら
そういうつもりで書かれたわけではないとあとがきにあってビックリ。
だからか。
いつもだったらもっとグイグイ来るはずなのに
パワーダウンしているように感じたのは…。



もっと読んだ気もするんですが
もう思い出せないので終了。

原作小説の新刊がもうじき…?!

どうもお久しぶりです。
ついに広告出現させてしまいました。
が、しれっと更新。

まあ、なんのことはないんです。
五輪が終わって燃え尽きていました。
なのに
五輪の話をせずに『アルスラーン』の話。

マンガはひさしぶりに主人公が登場(笑)

いやあ、先月号まではギーヴの独壇場で
主役は誰ですかー?
な感じでしたが、ひっさしぶりに殿下登場。

ダリューンと剣の稽古
それを見たエラムがちょっと見直していたりしたので
原作より早く氷解することを期待。

ナルサスはナルサスでした(笑)
いいよね、あの人を食ったセリフ。

人を食った、と言えばギーヴ。
このひとも不遜さでは負けていません。
あんなに血なまぐさい場面なのに
どっか軽いのはこのひとの個性のおかげでしょう。

それに美形だ!

荒川さんの美形キャラって初めて見た気がする…
いや、いままでも
美しくカッコイイキャラはたくさん見てきましたが
ギーヴのような真っ向からの美形設定のキャラはいなかった
と思う。思いつかないだけかな?

ギーヴ、キレイ~。
それにカワイイ。
意外に丸顔なのが可愛らしい。

殿下がいないのは寂しかったですが
このギーヴがいるならまあ…と思わず許してしまいました。

早く殿下と合流するといい!
そしてファランギースも早く見たいぞ!


とかなんとかテンション高く読んでいたんですが
最後の最後のコメントですべてがふっとんだ!

原作小説の新作がまもなく読めそうですよ…っっ!!

あまりにも待たされるんで
この話は第一部で完結したのだ!
と自分を騙して目を逸らせてみたりもしましたが
読めるのならやっぱ読みたい。

これからイラスト描いてもらうのかな?
となると発売は…

ん? ちょっと待て。
どこから発行されるの?

角川文庫…は、もうナイか。
カッパノベルズも…もうナシ?
光文社文庫なの?
これって既刊追いついているの?

てゆーか、大きさがバラバラでヤなんですけど(苦笑)



あと、溜まったアフタヌーンを読み始めたついでに
同じく溜まりつつあった別マガも読んだんですが
この雑誌、サイクル早すぎやしませんかね?

毎月のように何かが
最終回を迎え、新連載が開始。
ようやく慣れてきたころに終了ってガックリするんですけど
こんなサイクルでいいんですか??

一番気に入っていた
不死身ラヴァーズ』まで終わってしまうとは…。

両想いになったとたんに消滅してしまう
運命の人・長谷部を追い求める甲野
いろんなバリエーションで出会い、別れを繰り返す。

どう考えても切ない話なのに
挫けない甲野のテンションにつられて
ぐいぐい進む物語は常にハイテンション。

恩田陸の『ライオンハート』とかそんなイメージで読むと
予想外で圧倒されます。

あらゆる設定を試すなか、ついにこのパターン(笑)

長谷部の男バージョンですよ!
これでこれまでとは違う結末になるのか?!
と期待が高まったところで…
あああああ~。

意外とまとまった終わり方でしたけど
もっと読みたかったなー。

しかもなんだよ“第一部完”て!
理解不能。
アンケートに答えれば防げたのか?
長谷部のターン読みたかったよ~。

浅田真央萌え全開の雑誌に大満足:Number 846号

夜中のフィギュアスケート団体を見たため
寝不足でへろへろになりながら
大雪の翌日、足元の悪い中
無謀にも自転車で出かけた私。
乗れるとこは乗って、ダメそうなとこは歩く
ハイブリット(?)な行動。

だって、この天気なら帰るころには自転車に乗れる程度には
道が回復してそうだから…っ!
その読みは正解。
帰りは大丈夫でした。

こんな悪路を掻き分けて行動したのは当然わけがあります。
こんな悪天候をものともせず上京してきた友達に会うためです。
宝塚もフルモンティも蹴って私と会うことを選んでくれた
友情に応えねば…っ!
いろいろ語弊がありますが大丈夫。だいたいあってる。

それと密かに課題にしていたことが。
それは浅田真央特集をしてくれた
雑誌『Number 846号』を入手する
こと。

発売することは知っていたのですが、すっかり失念していて
思い出したのが金曜日。
慌てて会社帰りに探したら売っていない。

え、完売?

ネットでも完売。
翌日は大雪で買いに行けず…
だったら今日、探すしかないでしょう!

しかし思い出したのが友人を見送るため東京駅についてから。
探してないじゃん私…
けど、東京駅にも本屋はある! 小さいけど!

そしてこの本屋にはなかったけど!

まぁ、いいや。
あとは新幹線の時間までその本屋でだらだら時間を潰す。
出発の30分前にお見送り。
さあて、エキナカに本屋のある駅に途中下車して
探しましょうかね、と電車に乗ったとたん

駅の売店に雑誌が山ほどおいてるよ

とメールが!
え! とびっくりして電車を飛び降りる。
どこの駅の売店?!
目の前の売店にはないけど??

買ってさっき別れた改札まで持ってきて!

とムチャ振りをする鬼のような私。
それに応えてくれた友達に感謝です。
大荷物なのに、新幹線の時間迫っていたのに、すみません…
そしてありがとう!

念のため(なんの)ほかのホームでも見てみたけど売ってなかったよ。

チラっと話題にしただけなのに覚えていてくれて
さらに見つけてくれた友達に感謝です!


Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2014年 2/13号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2014年 2/13号 [雑誌]
(2014/01/30)
不明

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帰りの電車でさっそく読んだんですが
最初のページから泣きそうでした。

目標高く、負けず嫌いで、練習熱心な真央ちゃん
リンクを離れると
みんなに愛され、それに応えるように笑顔をふりまく真央ちゃん
ん、逆か?
笑顔を絶やさないでみんなに親切だから愛されるのか。

とにかくみんなに愛されていることが伝わってくる特集でした。

私は本人に自分のことを語ってもらうインタビューよりむしろ
本人の周囲のひとから
「こんなエピソードが…」「こんな一面も…」と
語ってもらうことを読んだり聞いたりするほうが好きなんです。


もともとマンガや小説で気に入るのも
がんばっている主人公をちやほやしている話が多いですから。

ちやほやって言うと語弊がありますけど
主人公の頑張りを
本人の前や知らないとこで
褒めていたり、認めていたりするエピソードが大好きなもので。

そんな私のニーズにばっちり応えているのがこの特集なのです。

多くのひとにインタビューしていて
いろんなエピソードを読めました。

みんな共通して言うのは「かわいい」ってことと
美しい」「強い」「太陽のよう
言い方はそれぞれですが惹きつけられる、と。

私が好きなエピソードは
太田由希奈さんの「ヨシモト」と
ジョニー・ウィアーの「髪や衣装をさわりに来た」という
天真爛漫なエピソード。

写真も多く、いいのが多い。
プルシェンコとの親しさの良くわかる写真と
32ページの笑顔全開の写真が好き。

一時期調子を落としていたころの
コーチなしで頑張っていた事情なども書かれていて
その理由に

武士か…っ!

と。
真央ちゃんのスケートに対する言動に
しばしば感じる古き良き時代の日本人的姿勢。

お母さんの具合の悪いことを隠して
コーチに「アメリカには行けない」とだけ言って
結果、怒らせてしまい喧嘩別れになってしまったエピソード。

言い訳はしない、という潔さと
具合が悪いことを口にだすことを恐れる気持ち。
悪いことを言葉にして
本当にしてしまうことを避けたかったのかな
と思いました。
言霊ですね。

思えば真央ちゃんは
事実は事実として受け止めるけど
悪いことは言わないように心掛けているように見える。

そういう精神の美しさがスケートにも現れていて
そこに惹かれるのかもしれません。


点数が高くても
自分が満足できない出来だったら反省し
点数が伸びなくても
自分の目標に達したら満足できる強さと崇高さ。

団体のSPでも3アクセルに挑戦したのもストイックに
完成度の高いものを、と考えた結果でしょう。
あのプレッシャーの中で挑んだ意義は大きいと思います。

あとは個人戦で
真央ちゃんが悔いのないように終わることを祈るのみです。

できる、と信じて。

文字通り“肉欲”を絶つ神官のはなし:宮廷神官物語

先日本屋で見つけた『カブキブ!』なる小説。
2巻も出てから気づくとは不覚っ!

漢字に直すと『歌舞伎部』。
これは読まねばなるまい。

さっそく購入、と思ったが
いや、ポイント獲得のためにネットで…、と
帰宅してからの注文しよとしたが
いや、図書館にあるんじゃないかね? と思い付き、検索検索。
おお、あった。
予約完了。

同じ作者の本ほかにもあるなー。
じゃあ、ついでに読んでみよう。
予約完了。

いくつか予約して一番最初に届いたのがこれ。

宮廷神官物語―選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫)宮廷神官物語―選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫)
(2007/10/01)
榎田 ユウリ

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宮廷神官物語~選ばれし瞳の少年~ (榎田ユウリ)

ラノベだったか!

図書館に取りに行って「こちらです」と差し出されたとき
あやうく声に出すところであった…
実際は「そうです」と何食わぬ顔して受け取りましたが。

タイトル全部漢字だからなんとなく固い本だと思っていた。
じゃあ、何冊も同じタイトルがズラズラ並んでいたのは
シリーズだったからか!
なぜ巻数が振られていないのか?!
ぬかった…長そうなシリーズものに手を出してしもうた。

しかし、この話おもしろいぞ!

ファンタジーですよ。

文献に残る第三の目を持つ“慧眼児”を探す旅をしている神官・鶏冠
マジメで有能。
神に仕える神官だから表情を表にだせず
あらゆる欲を封じて生きている。
んだけど、意外な欲が強かった(笑)
無表情美形。

その“慧眼児”天青
山奥の小さな村で育った野生児。
出生に謎があるようで自分でも自分のことがわからない。
虐げられて育ってきたので愛を知らないが
親身になってくれる鶏冠に懐いた。
生意気盛りキュート。

それを守るのが曹鉄
武官だった祖父に叩き込まれた剣術の持ち主。
なんだかんだと文句を言いつつ
面倒見のいい男前。

最初はガッツリ身分差別な設定に
うわー、と眉間にしわを寄せて読んでいたんですが
弱きをたすけ強きをくじく場面に燃えた!

これはたまらんな!

しかも王宮に向かう道すがら
旅芸人の一座に潜り込んで危機をやりすごしたり
楽しくて仕方ない。

結末考えて書かれているような文章なので明瞭で読みやすい。

うーむ、この物語が目指しているのはどの路線なのか?

神官がメインなので
『獣の奏者』や『守り人』シリーズなのかな? と思っていました。
あくまでも体制の中でゆっくりと変革させる程度なのかと
考えたんです。


でもできれば体制そのものをぶっ壊してほしい。
そう。『アルスラーン戦記』のように!

そう望んで読み進めていたら
出てきた! 体制を壊してくれそうな存在が!!
話のわかる美人な王子様登場ですよ!

これは…期待できるっ!

ふむ。これは続き読むの決定じゃ。
文章もすこぶる読みやすいし、キャラクターも覚えやすい。
読んでいて楽しいんだよなー。
小説を一気読みしたのはひさびさです。

しっかし、そこはかとなく漂うびーえる臭はいかなこと?!

それはあとがきで判明。
作者の榎田ユウリさんは
榎田尤利さんとしてびーえる界に名を馳せる方だったのだ!

つーか、気づけよ私(笑)

榎田ユウリを何の疑いもなく
“エノキダ・ユウリ”だと思い込んだのが原因です。
そっかー、榎田はエダとも読みますねー。

榎田尤利は“エダ・ユウリ”って読むんでしたね。
エダは覚えていたんですけどユウリっていうのを失念…
あほだー。

でもこのシリーズは
あらゆる欲を取り去り神に仕える神官がメインですから
BがLする展開にはならない、はず。

鶏冠はマジメですから。
たぶん、過ちはおこらない。
大神官になるために清廉潔白が今後のポイントになりそうですし。
いや、本人にその意思はないんですが
その欲の無さが重要なのだ。

それより彼にとって問題なのが
(食欲的に)肉欲を絶つということ。
お肉大好きなひとが神に仕えるってタイヘンだな…
同情を禁じ得ない(苦笑)

どんな絵だったの?教えてアルスラーン:荒川版アルスラーン戦記 第5章

やっと読みました。
別冊マガジン2013年12月号
なんだかんだで最近はほぼ毎月買っているこの雑誌。
諦めて毎月買うべきなのか…


第5章 君主の度量

ついにナルサスが本格登場です。
ナルサス髪長いな~。

回想シーンの人物の顔はまっ黒くなるのか~。
覚えなくていいから楽ですね(笑)

創作の途中でお邪魔するかたちになったアルスラーン
描きかけのナルサス作の“絵”を見て
王子としてあるまじき顔に!
曰く

すごい物を見た…

だそうです。
どんなだったんだ。気になる。

しっかしナルサスのキャラが陶酔型だったとは!

キラキラしていて面白いけど
ナルサスがこれではダリューンの苦労が忍ばれる…
だってギーヴはこれを上回るキャラってことだよね?!
うわー、がんばれダリューン。

それにしてもエラムが黒髪で実に好みです。
アルスラーンに対するツレナイ態度も…
今後、どんどんアルスラーン贔屓になるんだと思うと楽しみです。
ナルサスを宮廷画家としてスカウトした時のエラムの表情から
割と早く心を開いてくれそうだし。

ナルサスがいるとダリューンの表情も豊かになるので
にやにやしてしまいます。
リラックスしていて実にいいですね。

こうして軍師をゲットしたアルスラーンの反撃を約束された
次号が楽しみです。


ですがこの号には
田中芳樹せんせと荒川せんせの対談も載っていたので
ちょっと感想を。

この組み合わせを実現させた荒川せんせの担当者GJですよ!
だってカンチガイから始まっていますから(笑)

実際は読んですらいなかった荒川せんせが
アルスラーン戦記のFANだと思い込んだ担当さんが
依頼して実現したとか、どんなミラクル…

荒川せんせのマンガの描き方は
最終回を決めてからそれに向けて逆算して描き進めるそうです。
そしてそれは普通ではない、らしい。

しかし田中せんせも同様の書き方で
「異常だ」と言われ続けてきたとか(笑)

…つーか、終わりが決まっているならぎぶみー続き! 田中せんせ!!

そんなわけで荒川せんせは
原作の描きたい場面を先に思い浮かべてそこへ向けて
ネームをきるそうなので
その描きたい場面が私の見たい場面と合致することを祈るのみ。

久しぶりの予習:小説『永遠の0』

予習のために読むのも久しぶりですが
小説自体、久々に読みました…

話題の百田さんの作品を読むのも初めてです。


永遠の0 (百田尚樹)

これを映画に…?

不安になってしまうくらい、いい小説でした。
戦争モノだっていうから覚悟していたんですが
思いのほか読みやすく
それだけじゃない仕掛けがあって実に面白かった!


祖母の死をきっかけに祖父(だと思っていたひと)から
「実は血のつながりはない」と告白され
実の祖父のについて調べ始めた

特攻で死んだ宮部久蔵と関わりのあったひとたちに
インタビューするうちに浮かび上がる若き日の祖父の姿。

現在ならフツウな感覚だと思うのだけど
当時としては異端だった「生きて帰りたい」という考えを明言する祖父。
部下たちにも「命を大切に」と説く祖父は
生き残ったひとたちから感謝されまくり。
ま、中にはその良さを理解できないひともいるんですけど。

死にたくない = 臆病 と断じるひともいるのは仕方ないか。
でもそう発言するひとが
一番最初にインタビューした相手ってのがツラい。

臆病ととられることもあるかもしれないけど
決して卑怯ではない宮部。
それどころか勇敢
そして有能

戦闘機乗りとしては非凡な才を持つようで一騎当千の実力で
それをひけらかさない強さを持つ宮部。
物腰やわらかで誰に対しても丁寧な対応。
なのに家族思い。


ちょっと、宮部さんキャラ立ちすぎ(笑)

かなり前半で宮部のことを好きになりました。
読み進めるうちにますます好きになり
死なないで~ と祈り…かけましたが
死んでいることは明らかなのでぐぬぬと唸る。

死にざま見届けるぜ!

と気を取り直して読み進めると、まさかの展開が!

確かに飛行機の不具合で不時着することもあり
と聞いたときに
それって「実は生きている」的展開もありうるよね?
とぼんやり考え
でもそうすると生き延びて宮部はどこに…?

生き延びていてほしいけどそれは今まで聞いてきた宮部像にそぐわない。

ジレンマに陥りながら読んでいくと
うわー!
なことが待っていました。

非の打ちどころの無い宮部としての生き様です。
うん。そういうことをしそうなひとだ。


原作でこの衝撃を味わえて満足。
映画だったらここまでの思い入れになったかどうか…。

いや、映画も楽しみですけどね。

ひさしぶりに予習をしたぞ:陰陽師 滝夜叉姫

新作歌舞伎の原作でございます。
あれ? そもそも小説の感想が久しぶりですね。
読んではいるんですけどね。感想サボってました(笑)

夢枕センセの陰陽師は…
最初の1・2冊を読んで以来。

あとは岡野玲子さんのマンガと
萬斎さんの映画。

マンガとは全然違うな!
こんな話なかったと思うんですが…
映画は踏襲しているのかな?
あんまり覚えていないのですが(苦笑)

ドラマでも晴明さんの話はいくつか見ていますが
あれは夢枕センセの原作なんだろうか??




陰陽師 滝夜叉姫 上下巻 (夢枕獏)

陰陽師・安倍晴明なんですよね。
改めて読んでみると陰陽師ってアクションないんですよ…

どーすんの、染さん?!

けど、映画で萬斎さんの晴明さんは結構動いていたから
その路線を期待したい!!
せっかく染さんなのに立ち回りないのはさみしいからな。

しかし歌舞伎になることを前提に読んでいるせいか
この話は歌舞伎に向いていると思いました。

登場人物多いし
歌舞伎でおなじみのキャラも多いし
実は…的展開があるし
とにかく派手!

牛車をひっぱるくらいの大蜘蛛やら
動き回る首なし死体とか
実は…的展開のある五頭の蛇が出てきますよ~。
どうするんだろうか?

あと変顔虫、どうするんだろう?
これは欠かせないですよね。
うひひ。楽しみ!

意外なことに滝夜叉姫がけなげでかわいかった!

幸せになれ!
と念じながら読んでしまった。
意外なことになったな…

原作では対等な立場の晴明と博雅ですが
今回の配役では晴明さんのほうが上って感じになりそうだな。

ま、それはそれでアリ!

どんな感じになっているかは明日、確認できます!
明日の夜の部、歌舞伎座に見参です!!

いや~、予習、ギリギリだったな…
図書館で借りたんだけど、同じことを考えた人がいたようで
貸出中で取り寄せに時間がかかったんですよ。
間に合ってよかった。

カーラーンの裏切り:2013年9月号

いよいよ本格スタートした荒川版『アルスラーン戦記』
気になりますからね、読んでしまいましたよ。

それにしても
第1話がまるまる収録されたブックレットが付くんなら
先月号買う必要なかったじゃないか…っ!

みなさん、買うんなら今月号ですぞ!

いや、まさか先月号が完売するなんて事態になるとは思わないもんなぁ。
急遽、週刊少年マガジンにも第1話が掲載されたっていうし。
すごいな、荒川弘人気は!


アルスラーン戦記 (荒川弘・マンガ/田中芳樹・原作)

ルシタニアにはあんな胡散臭い儀式があるんですね。
あの世界観なら納得ですけど。

ギスカールっぽい人も仮面をつけて登場です!
違います。ヒルメスでした。
仮面ってくればヒルメスなのになんて勘違い。
そんなにギスカールの登場が待ち遠しかったか(苦笑)

アトロパテネ会戦にて初陣を迎えたアルスラーン
飛んできたアズライールの羽根が濡れていたことに不審を抱く鋭さ!
原作にはないエピソードです。

それをカーラーンに伝え
ダリューンにも伝わり
アンドラゴラスへの進言に繋がり
ダリューンが不興を被るという流れになるんですかー。

おおお! 原作にはない流れですね。
カーラーンからダリューン以降の流れは同じですけど
そこにアルスラーンが絡むと一気に主人公としての重要度が増します。
うひひ。嬉しいアレンジだ。

しっかし、改めて
アンドラゴラスの王としての器の小ささがわかりますなあ。
ダリューンの言葉に耳を貸さないとかありえない!
少しは頭を使え!!
勝ちすぎて鈍くなってんだろうな、いろいろ。
もともと武力で制圧するタイプだし考えるのはめんどくさいのかも。

あっという間に混戦し、孤立するアルスラーン。
格闘してトレードマークの黄金の兜を早々に失います。

アレ? 兜が目立って狙われるという展開では…?

およよ~
さっそくカーラーンの裏切りが明らかになり
アルスラーン大ピンチ!!

早く来い! ダリューン!!

ってところで以下次号っ!

盛り上げますなぁ。
カーラーンに狙われたところを助けるなんて
原作以上の名場面必至じゃないですか!!

なんて素敵なアレンジをしてくれるんだ荒川弘!

ダリューンの長髪に未だ慣れない第2話でした。
 

いきなりオリジナルエピソードでした

買いました!
読みました!

別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]
(2013/07/09)
不明

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荒川弘版『アルスラーン戦記

表紙の白髪の二人は
過去のアルスラーンと未来のアルスラーンでした。

第1話の主役は“過去のアルスラーン”
なにせ11歳ですから。
道理で幼いわけだ。

原作にはない11歳のエピソードです。

弱っ!
王子弱っ!

ヴァフリーズに剣術の稽古つけてもらっているのに
ぼやきまくり。

おまけに捕虜になっていたルシタニアの少年に人質にされ
無抵抗で連れまわされ
国民から「アホ王子」呼ばわり。

自分の国のことも知らず
奴隷制度に疑問を持たず

大人しく奴隷になれば食べるには困らぬぞ!

なんて言っちゃう王子様…
えええ? これがアルスラーン??

でも動物に好かれて「心の健やかさ」は原作通り
すでにキシュワードダリューンが王子萌えなのは確定しました!

奴隷制度はオカシイとルシタニアの少年に言われ
一味違って面白い」と受け入れる素直さ
人は皆、平等」のあとに
よって我らが神の教えに従わぬ貴様ら異教徒は差別し殺してもいい
の言葉に
言ってることが支離滅裂だ!」と冷静にツッコむ賢さも健在。

そっか。
アルスラーンも最初から奴隷制度に違和感を持っているわけではなく
きっかけがあって考えるようになったんだね。

そのきっかけを第1話にした、というわけか。ふむふむ。

これが原作1巻より3年前のできごと。
第2話は原作と同じ14歳になったアルスラーンに会えます!
楽しみ!

にしても暢気な王子様だな~。
人質にされても慌てず騒がず
城壁から落とされた時も動じず、景色に見惚れる余裕まであるとは…!
おおらか過ぎる(笑)

そのおおらかさが人たらしに繋がるのか
さっそく3人の少年に
俺、大きくなったら絶対騎兵隊に入って殿下を守る」と決意させました。
親衛隊ができたぞ、アルスラーン!

ルシタニアの少年も結局逃がしちゃったし。
「後の〇〇である」って展開があるといいんだけど
おそらく完全にオリジナルのキャラ。
だとしても将来再会することになると思うので
そのとき恩を仇で返すような子になっているか否か、楽しみです。

国民からは良くも悪くも親しまれているようで…
頼りなさのほうが前面に出ていて
完全に舐められていますけどね(苦笑)

ま、あの王では大抵のひとが頼りなく見えるんだろうけどね。

王妃も登場しました。
ふたりともアルスラーンに冷たい!
大人げないな~。
11歳の子になんという仕打ち!
気を遣って声をかけるアルスラーンのほうが数倍オトナだ。

王妃は王にも冷たかったけど!(笑)

顔見せ程度に万騎長も登場しました。

まずキシュワード
若い!!
そして見事なアルスラーン萌えなのを披露してくれて一安心なキャラ。

カーラーン
ま、こんなもんだろ。
特に思い入れもないのでスルー。

クバード
私、この人痩せ形をイメージしていました。
見るからにムキムキタイプでちょっとビックリ。

そしてダリューン
この時点で地位はなんなんだろ?
黒髪でした! ヨシ!
長髪でした! ええ~?!
おかげでリンのグリードやら爆弾魔なあのひとが脳裏に…
でも殿下に甘い片鱗をみせているので間違いなくダリューンです。

ナルサスは影も形もありませんでした。
いや、影はあるかな?
ダリューンが
いつか殿下が王位に御即位なされましたら
登用していただきたい友人がおります
」って匂わせていたので。

その返答は
この先何十年も父上の王位はゆるがぬだろうよ」なんですけどね。
ふつうに考えればそうなんだよね~。
しかし! 3年後急展開!! ですからね。
うひひ。楽しみだ。


さて、ついでにほかの連載も読んでみました。

途中からなのでよくわからない話ばかりでしたが
D.D.D』の弟がどっちなのか?!
ってところで終わって実に気になる。

将棋の渡辺くん』は渡辺明竜王の奥さんが描いたノンフィクションマンガ。
一芸に秀でたひとは常識が欠如しているというのを
優しく見守っているあったかマンガ。
これ、コミックは…まだなのか??

放課後ソードクラブ』平たく言うと剣道部の話です。
紆余曲折あって主人公が熱血しそうです。
ちょっとずれた初心者とともに。

ふらいんぐうぃっち』魔女の話?
全然魔女っぽくないけど、主人公は女子高生にして魔女らしい。
またいとこの圭との会話がほんわかしていて好き。
これが一番気に入った。
ちょっと『よつばと』っぽい。
コミックは…まだなのか。

結構、有名どころも連載しているんですね~。
いずれ読みたい『どうぶつの国
タイトルだけは聞いたことある『さんかれあ
原作もアニメも見ていないが…『新世界より
1巻の表紙が衝撃的な『悪の華
アニメにもなった『じょしらく

そして『進撃の巨人

一応読んだけど、私が知っている場面からは繋がらない…(当然だ)
けど、違和感なく読めた。

エレンはヒロインか?! 拉致されていましたぞ。
ミカサはヒーローだ!! エレン奪還に奔走中。
ジャンが元気だ! 君はこのままで行ってくれ…

リヴァイが出てこなかったのが残念でした。

が、思わぬところでリヴァイを補給できました。
進撃!巨人中学校
という公式スピンオフコメディマンガが載っていた…

そんなマンガがあるとは!
体育祭やってたよ!
なのにそっちのけで掃除をしているリヴァイ(笑)

誰も死なないので安心して読める『進撃の巨人(ぽいもの)』
巨人にもならない、のか?
今回、全く巨人は出てこなかった。

これは1巻が出ているようだ。読みたい…

来るのか? アルスラーンの時代が?!

遅ればせながら気づきましたよ。
田中芳樹原作の『アルスラーン戦記』がマンガ化されていたことに。

いや過去にマンガ化されていたのは知っていますよ!
読んだことはないんですけど。
知識として知っています。
あのときは少女マンガでしたっけ?

今回は少年マンガです!
それも今をときめく“別冊少年マガジン”!

アニメも絶好調の『進撃の巨人』が載っている雑誌ですよ。
講談社漫画賞を取った『どうぶつの国』も載っている雑誌です。
『どうぶつの国』もいずれ読みたい…

が、今回の話題は『アルスラーン戦記』
新連載、表紙を飾っていたので気づけました。

て、いうかさ、マンガを描いたのがまさかの荒川弘ですよ!

アルスラーン戦記
田中芳樹
荒川弘


の文字が視界に入った時
文字しか認識しませんでしたよ、私の脳は。

全く知らなかった…

あやうく本屋で声を上げるところでした。
あぶねあぶね。
地元の本屋なのに。
よく利用する本屋なのに悪目立ちするところでした。

動揺のあまり「買う」という決断ができなかった~。

平静を装って素通り。
誰に対して見栄を張っているのだわたし?!

いまスッゴイ後悔しています。
買えばよかった。
スゲー読みたいっ!

だってさー、『鋼の錬金術師』の荒川弘ですよ?
てことは、だよ。
大佐の要素を含んだダリューンを拝めるのかもしれないじゃん!

大佐もダリューンも好きな私にはなによりのご褒美!!

別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]別冊 少年マガジン 2013年 08月号 [雑誌]
(2013/07/09)
不明

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表紙には白髪の少年…
これはアルスラーンだよね? 肩にアズライール乗っけてるし。
背後の白髪の男性は誰?
まさかダリューン、じゃないよね?
あれじゃ“黒衣の戦士”の要素皆無だ。

つーか、アルスラーンて白髪なの?
アニメでもそんな感じだったけど
それはアニメだからだと思っていたんだけど
そんな描写が原作にあったのか…??

あ。「晴れ渡った夜空のような」?
いや違う。
ありゃ瞳の描写だ。

あー、読みたーい。
明日買うかー?
買いそーう。
…買ったらいいよ、明日の私。

で、だ。
原作の新刊はいつ出るのかな? ←一応触れておかないとね(笑)

あれ? Amazon検索したら
光文社文庫からも出てるの?
またイラスト変わってるし。
ちょっと! 山田章博さんじゃないですか?!
うはー、知らなかったー。どんだけ疎いの私…

え、じゃあ今後
新刊はどのサイズで出るの??
すでにデコボコだからこれ以上変わるのは勘弁していただきたい。
ま、いつ出るんだかわからないんだけどさ。

こうなったらマンガで完結させてもらってもいいような気がしてくる。
荒川さんなら原作飛び越えて
オリジナルな完結させても面白くなりそうだ!

従来のイメージ覆す水戸黄門:光圀伝(冲方丁)

久しぶりに、本当に久しぶりに読書をしました。
最近まったく読書をしていなくて…

今年に入ってから読んだのは『火怨』だけ、か。

ドラマの『アテルイ伝』のあまりの内容に
原作を確認したくて読んだのみ。
確認したらやっぱり原作は血沸き肉躍る素晴らしい物語でした。

そうだよ!
誇りを守るために戦ったのになんでそこカットされているんだ?!

まったく謎な脚本だよ『アテルイ伝』は。


それはさておき『光圀伝』です。


『天地明察』に登場した水戸黄門こと光圀さんの物語です。
あのキャラ、登場シーンは短かったのに強烈なインパクトだったので
長編の主人公として読めるのは望外の喜び!

『天地明察』の安井算哲こと渋川春海さんに関しては
そういや歴史の授業でちょろっと出てきた名前だなー。
受験対策で覚えたなー。
くらいの知識しかなかったので未知な物語を
読み進めるのが楽しかった!

今回の水戸黄門はさすがに有名人なので
ちょいちょい知っているエピソードが織り込まれて
これまた楽しかった!!

日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門

という逸話をこう織り込んでくるとは!
すっごい楽しい!!

御三家についてもよく知らなかったので
それぞれ戦う男! な感じが実に良かった。
歴史書の編纂はもともと叔父上の夢だったんですね。
それを受け継ぐ形で尽力したのが光圀さんだったのか。

しかし光圀さんの父上の厳しさにはビビりました。

あれがあるから豪快かつ繊細な光圀さんになったんだと思いますけど
父上の容赦のなさには…
理由はあったんですけど、あれじゃ辛すぎる。

おかげで兄弟仲がよくなったのは良かった!

私はお兄ちゃんがお気に入りで。
優しく強く賢く道理がわかっているナイスガイ。
なんでもできちゃうんだもん。
光圀さんの頭があがらないのもしかたない!

連載中から人気があったというのも頷ける。
しまいには担当の編集さんも「今回お兄ちゃんはいないの?」と
登場しないときは寂しそうにするような存在になったというから恐れ入る。

お兄ちゃんは堺雅人さんをイメージして読んでいました。

え、光圀さん?
この人は印象が一定じゃないので
誰かひとりをイメージするのは難しい…
光圀は光圀だ!

義の人。
美形で遊びもこなす粋人、実はマッチョな光圀さん。
城下に赴くのはまさに黄門様(笑)
遊んだ結果が情報通に。
最終的にはみんなのご意見番。
素晴らしい!

家光・家綱・綱吉の時代に生きた光圀さん。

綱吉に関しては
こういう記述で紹介するのかーと感心してしまうダメ将軍。

このダメ将軍に義の人はどう対処するのかを
興味深く見ていたのですが
諦めの境地というか…積極的に関わることを避ける結果に。

うんまぁ、さわらぬ神に祟りなしってこともあるよね。

この綱吉、今の上司にダメっぷりがそっくりで
ぜひそのあしらい方を教わりたかったんですけどね。
残念です。
…他力本願を見抜かれたか?(笑)

今回も魅力的なキャラがてんこ盛りで楽しかった!

中でも「この人を長編で読みたいぞ」と思わせてくれたのが
後水尾天皇
逸話も多いので十分長編に成りうるひとだと思うのですが…
長編で書いてくれないかなー?

私はこのシリーズでオカルト知識を蓄えた

長らく絶版で入手困難だった“悪霊”シリーズ。
“十二国記”シリーズで有名な小野不由美さんのもうひとつの代表作。

“ゴーストハント”シリーズとして出版社を替えて再登場です!

と言っても発行されたのは数年前の話です。
なんでか今のタイミングで読みたくなったんです。

…いや、なんでこのタイミングなのかはわかっています。
最近「私は霊が視える」とか言っちゃうひとと関わることがありまして
どうしたもんかと(笑)


私には視えないし、それらしいことに出くわしたこともないので
否定も肯定もできないのですが
あまりアピールされると鬱陶しいものですね。
ネタとしてはおもしろいですが(笑)

守護霊とか前世とかアイタタなこと言われちゃうと困るんですよ。

そこで、かつて読んだこのシリーズを思い出したのです。
そういや私、このシリーズで
いろいろ論破された胡散臭い霊能者たちを見てきたぞ。
いろんな現象を根拠と実践をもって解説してもらったぞ。


というわけで読んでみた。
私、X文庫版を持っているんですけど(自慢)
せっかくなので新しいほうで読んでみました。
どっか変わってんのかな~。

まずは記念すべきシリーズ第1巻
“ゴーストハント”なら『旧校舎怪談
“悪霊”なら『悪霊がいっぱい!?』です。

書き直されている部分はあるようですが、判りませんでした。
ま、読んだの10年ぶり? もっとか??
そんな塩梅なので私の記憶力でわかるはずもなく…


そんなことはさておき、やっぱりおもしろいです!


私はこのシリーズで、エクソシストが
奇妙な姿勢で怪談を駆け下りる現象のことではないと知りました。
見たこともない映画の影響で誤解が生じていたのです。

今は『青の祓魔師』など
お仕事としてのエクソシストを題材にした作品もありますから
その誤解も解けやすいと思いますが
当時はそんな機会がなかなかなかったんです。

そう。エクソシストとは祓魔師、つまり悪魔祓いのことなんですね。

そして祓うべき魔とはどういうものなのか。
それを
ジョンがおかしな日本語でやさしく解説してくれるってわけです。

それ以外にも
七不思議とは、ポルターガイストとは、金縛りとは…
いろいろ教えてくれるんです。

ゴーストハントという職業は
とにかく調査ありきなので根拠を提示してくれるので
ふむふむと頷けるってわけです。

おまけに「霊が視える」と言うひとの心理分析までしてくれている!

そんな当シリーズの考えが染みついていますから
根拠なく「前世は~」やら「あなたの守護霊は~」とか
唐突にいわれても苦笑しかできないんですよ。

ま、そう言われて「へぇ~」と感心するフリくらいはできますけどね!

言うだけならタダだし、聞くだけなら害はないので受け流しています。
けど、頻繁だと辟易してしまうのも仕方ないでしょう?!
なので物語で笑い飛ばしてしまいたいと思っての再読。

したら、普通に楽しくて当初の目的を忘れて読みふけっています。

小野さんの一人称って違和感あるな(笑)
とか読み始めたときは思ったりもしましたけど
だんだん慣れてきて
さらに初めて読んだ学生時代の記憶も蘇って
脳が刺激されて妙に楽しい。

それにびっくりするほど人格に問題があるひとたちが登場するので
小野さんの鋭さに衝撃!

ナルたち霊能関係者のことではないですよ。
 偏見を持って自分の価値観を押し付けてくる困ったひとたちのことです。

今、変なひとたちに縁があって
こんなヤツ初めて! と戸惑うことが多いから。
これを初めて読んだとき「こんな極端なひといないだろ~」と思ったひとが
目の前にいるわけですからね。
なんだか感慨深いです。

もやもやとわだかまっていたものが 文章化されるとすっきりします。

やっぱおかしいよね~。
あのひとの考え方、変なんだ!
と自信を持てます。

い、意外な方向に勉強になってしまった…



変化球が楽しめるシリーズ3巻:パラダイス・ロスト

このシリーズはおもしろいです!

ジョーカー・ゲームダブル・ジョーカー に続くシリーズ第3弾。

第二次世界大戦中に暗躍した諜報機関
という設定を活かして一定しない主人公。
毎回、趣向を凝らして物語を紡いでくれます。

とはいえ共通する登場人物も存在します。

それが“魔王”とも呼ばれる結城
謎につつまれた経歴
謎めいた存在。

その結城の過去を探る話がついに…!

それも一筋縄ではいかない!
くそう! そういうことかっ!!
と、地団駄踏むこと請け合い(笑)

もちろんこのエピソード以外も面白いです。
趣向を凝らしているのでいろんな角度から楽しめるんです。
長編好きな私が夢中になる短編集!

このシリーズ、もっともっと読みたいなぁ。



購入したのは発売と同時だったのに:県庁おもてなし課

発売があの震災の直後で
印税は寄付する!」という有川さんの心意気に応える形で
よっしゃ!!」と購入したものの読まずに放置。

だってハードカバーだからさー。
持ち歩けないじゃん?

そんなわけでズルズルと読まずにいたのです。
しかし読み始めたら一気読みでした。
面白かったです!

映画化も決まったそうで。

掛水史貴:錦戸亮
明神多紀:堀北真希
吉門喬介:高良健吾
佐和:関めぐみ
伝説の県庁職員・清遠:船越英一郎


ふむふむ。
読んだときイメージしたのとはちょっと違いますが
これはこれでアリなキャスティングな気がします。
もしかしたら観に行っちゃうかも。


高知県に実在する「おもてなし課」を舞台にしたお仕事小説。
おもてなし課とは役所に存在する観光で地元を盛り上げようとする部署。
しかし悲しいかな
いわゆる「お役所仕事」でなかなか実を結ばない。
そこでいろいろ苦言を呈してくれる作家先生を巻き込んで
なんとか機能させようと奮闘する話。

なんですけど
主人公の成長物語でもあるし
ある家族の再生の物語でもあるし
恋愛物語でもある。

基本は主人公の視点で語られるんですが
ときおり挿入されるほかの人目線の語りがまたたまらんのです。
そんなこと考えていたのか!
そう見えていたのか!
と、角度を変えると新しい景色が見えてきて楽しかった。

プロデュース力って大事だなーと思いましたよ。
そして意識改革とわかってくれる上司が不可欠。
地味に押さえるとこ押さえている上司の存在ってありがたい。
映画ではだれが演じるのでしょう?

この物語はフィクションですが
巻末に有川さんとおもてなし課(本物)の人たちの座談会の様子が
収録されていたのですが
結構、実話が含まれていたようで…(笑)

それをネタに書き上げてしまう作家魂に乾杯。


県庁おもてなし課県庁おもてなし課
(2011/03/29)
有川 浩

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極北ラプソディ (海堂尊)

極北クレイマー』の続編。
今度こそ速水先生の話…! と期待して読みました。


極北ラプソディ極北ラプソディ
(2011/12/07)
海堂 尊

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…アレ? 今中先生? ってダレ??
極北市民病院?
速水先生がいるのは極北救命救急センター?

例によって前作のあらすじを忘れていますよ。
今中先生ねぇ。出てきてたっけ??
三枝先生は覚えていますよ。
前作でも速水先生の話を期待して「違った」とがっくりしたんですよ。
今回もかっ!
あ、世良先生だ!!
ん、だんだん思い出してきたぞ。
世良先生が再生しようとしている病院か!

今回は今中先生の存在がいいです。
二つの病院の架け橋になってくれたおかげで速水先生の出番が!
なのに世良先生にも寄り添ってくれてありがとう!

ラストはまさかのどんでん返し(色恋面で)!
そっかー、そうくるのかー。

速水先生は相変わらずでした。
新しい仲間たちとともに極北の医療を支えてくれることでしょう。
伊達先生とのコンビをぜひじっくり読んでみたい。


今まで読んだ作品を時系列にするとたぶんこうなる! と思う。

ひかりの剣ブラックペアン1988
  ↓
ブレイズメス1990
  ↓
ジェネラル・ルージュの伝説
  ↓
  ↓
チーム・バチスタの栄光 上巻下巻
  ↓
ナイチンゲールの沈黙ジェネラル・ルージュの凱旋
  ↓
螺鈿迷宮
  ↓
イノセント・ゲリラの祝祭
  ↓
極北クレイマー
  ↓
極北ラプソディ
  ↓
アリアドネの弾丸
  ↓
ジーン・ワルツマドンナ・ヴェルデ
  ↓
  ↓
医学のたまご
 
プロフィール

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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