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2008.08.16 (Sat)

映画 たみおのしあわせ

製作:2008年
監督・脚本:岩松了


オダジョーと麻生久美子の共演ですよ。
しかも監督・脚本が岩松了!
と、くればどうしても思い出すのがドラマ『時効警察』

しかし!
霧山くんと三日月くんのハッピーエンド的な展開を期待して見ると痛い目みます!

《あらすじ》
何事も成り行きまかせの息子と、子離れができずにいる父親が、周囲の人々に翻弄されながら結婚に向けて奮闘する姿を描いた結婚狂想曲。


このあらすじでは正直ピンとこなかったのですが
「タダ券もらった」という誘いにホイホイのって見てまいりました。

感想は意外に深い

現代社会問題を風刺しているような設定で
“しあわせ”とはなんなのか
と常に問いかけてくるような映画でした。

ま、前面に出ているのは笑いなんですけどね。
その裏に潜んでいることを読み取ることは観客ひとりひとり違うのではないでしょうか。
私は“老人問題”と“しあわせ”について考えさせられました。

“しあわせ”って人によって違うと思うんですよね。
端から見たら「なんで?」と思うことも
本人には「それがしあわせなの」といいうことも多々ある。
それをつきつめたのがこの映画、かもしれない。

だからあの某有名映画のパロディのようなラストに続くエンディング(びっくりした)も
あれはあれでハッピーエンドだと感じました。
唐突でしたけど(苦笑)
急にファンタジックになるんだもんなー。

以下、ネタバレなので隠します。
EDIT  |  18:29  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.08.05 (Tue)

映画 きみにしか聞こえない

製作:2007年
監督:荻島達也
脚本:金杉弘子
原作:乙一

乙一の『失はれる物語』&『きみにしか聞こえない』の“Calling you”が原作。
読むのなら断然『失はれる物語』のほうがオススメ
だって、映画『KIDS』の原作“傷”も収録されているからお得です!
映画『KIDS』は原作の方が私は好み。一応、映画の感想はこちら KIDS

だいぶ前に『失はれる物語』を読んだのですが、見事に忘れていました!
ラスト以外を!
ラストしか思えていないってサイアクだよね…
感想はこちら 失はれる物語

しかし、ラストで号泣 したのは憶えております。
果たして映画では泣けるのでしょうか?!


きみにしか聞こえないきみにしか聞こえない
(2007/12/07)
成海璃子.小出恵介

商品詳細を見る


きみにしか聞こえない

…ん? けっこう原作と設定を変えていますよね??
なにせ憶えていないのではっきりしたことが言えないのですが

シンヤはリサイクルショップで働いていたんでしたっけ?
学生でひきこもりな人だと思っていたのですが…勘違い?
そして、それ以上に「へ?!」という設定が!
え、そうだったのー?! ちょっと! 原作読み返さなくっちゃ!!

その設定を踏まえてタイトルを見直すと…
きみにしか聞こえない
きみに しか 聞こえないんですよ!! うがー、そういうことかー!!

そんなシンヤを演じるのは
『ルーキーズ』で気弱でまっすぐなキャプテン・御子柴を演じた小出恵介さん。
御子柴よりも若干老けている様子に…
ま、御子柴は高校生ですからね。そうでなきゃイケマセンな。
最初は「むむむ 」と思ったのですが、徐々に笑顔が見られるようになってメロメロに
やー、この人キュートですな
好青年です!
舞台が楽しみだ! 『から騒ぎ』観に行きますよ〜♪

ヒロインは内気な女子高生・リョウ。演じるのは成海璃子さん。
頑ななヒロインにピッタリです
内気ゆえに友達がいないリョウ。学校でも肩身の狭い思いをしています。
友達がいないからもちろんケータイを必要としない彼女は
おそらく校内で唯一ケータイをもっていない女子高生
そのリョウが、おもちゃのケータイを拾ってから物語が動き始めます。

うーむ。この話はどこまでネタバレOKなのかな?
なんか言っちゃイケナイことばかりなような気がするので
ネタバレしないようにします。

とにかく、内気で臆病なリョウを励まし支える
優しいシンヤとの交流が微笑ましい

はっきり言って乙女ちっく! どこの少女マンガだ?!
誰がオトメって、シンヤがオトメ なんだよ!!
これは少女マンガの理想のヒーロー像ではないか?
まるで風早(by君に届け)!
すっかり意固地になってしまっているヒロインをゆっくり導いていく様子が
…たまらんっ! こういうの、スゴく好みだーっ

あまりに楽しいので「ラスト、変えてくれないだろうか?!
と、あるまじき期待をしてしまいました。
残念ながら、ラストは原作通り

だから、展開はわかっているはずなのに……号泣
これでもか、これでもか、と出続ける涙が我ながら恐ろしかった。
私は同じ場面を角度を変えてみると…という仕掛けに弱いみたいです。
自分の運命がどうなるのかわかった上で行動するシンヤに乾杯

後日談もよかった
原作では語られなかったシンヤの様子が、これまた涙腺を刺激します。

これは原作を上回る映画でした。実にワタシ好みに仕上がっていました。
原作ももちろんよかった!
しかし! それを上手く膨らませた脚本に拍手

景色もよかったです。
長閑な風景が物語によく合うのだ。
なんだか大林監督の『時をかける少女』を思い出しました。
EDIT  |  18:30  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.07.08 (Tue)

少年を愛でる

うわー
なんだか怪しげなタイトルになっていますが
単に少年が主演している映画を見ただけです。


ダイブ!!

森絵都さん原作が小説の映画化。
原作はすっごく面白く、夢中で読んだので
期待と不安が入り交じった状態で観てまいりました。

原作では3人の少年たちの葛藤が中心に
その3人を巡る人たちの思惑なんかも丁寧に書かれていた、と思うのですが
ま、例によって私は程よく忘れていました
あー、困ったもんだね、どうも。

そんなわけで映画を観ても特に違和感なくすんなりOK。
違和感があるとすれば…
知季と要一くんのキャストは逆だろう?!
ということですね。

んー、観る前に危惧した通り
やっぱり「逆の方がよかったなー」と思っちゃいました

しかし! しかしですよ。
観ているうちにだんだんその違和感も無くなっていったのです。
特に要一! この要一くんもアリだわ〜
池松くんの底力 を見ました。

中盤以降は要一くんばかり見ているワタシ。
後半の主役は要一くんだよ!! ←え、断言?!

飛沫と仲良くしているのを見るとなんだかくすぐったい気分に(ナンデ??)
原作でも飛沫と仲良くしているんだっけ?
飛沫の故郷に行ったんだっけ? そして説得したんだっけ?
要一くんが行き詰まっているときに飛沫がお家に迎えに来てくれるんだっけ?
忘れているにもほどがある…

それにしてもみんな筋肉がキレイについて見事な肉体美
飛び込みのシーンは吹き替えナシの本人たちによるものと聞きましたが
だとしたらすごすぎる!!

冒頭の飛び込み台に立つ知季をぐるりと見せてくれたあの映像!
ぎょえ〜、高い〜 と見ただけで身の竦む思いでした。
そして見事なダイブ披露です。
うう、みんな偉すぎる

これ、メイキングや撮影秘話なんかがすごく楽しい映画ではないでしょうか?
すっごく気になる〜。


奇跡のシンフォニー

フレディ・ハイモアくん主演の映画。
あんまり予備知識を持たずに観たのですが…

ワタシ、この映画すっごく好きです!!

なんだこのメルヘンちっくな物語は?!
こういうの大好きだー

孤児院で育った主人公・エヴァン。
彼は赤ちゃんのとき以来会っていない両親が
いつか迎えに来てくれる」という望みを持って日々を暮らしているのです。
そして「音楽が聞こえる」という不可解な言動。
夢見みがちな少年に周囲は冷たい。

ある日、彼は決意します。
両親に見つけてもらおう
そして孤児院を脱走し、生まれて初めての都会へ。
今までとは比べものにならない音の洪水にびっくりしながらも
耳を傾け、それを作曲してしまうエヴァン。これは“絶対音感”というヤツか?
その才能に目をつける大人たちにちょっぴり翻弄される物語。

ヤな奴もおりますが
基本的にイイ人がたくさん出てきて、安心して見ていられる映画です。

何より実に楽しそうに音楽に夢中になるエヴァンが愛しい
孤児院では学校に通えないのか?
音楽の時間はないのか??
とにかく楽器の演奏も楽譜の読み方もしらなかったエヴァンが
素直に吸収する様子はとても楽しい。
まっすぐで純粋なエヴァンがかわいくて仕方ないのだ!

そんなエヴァンにはぜひとも幸せになってもらいたい!
この希望を見事に叶えてくれる映画です。

ラストも余韻があって私は大満足です。
ま、「最後までちゃんと映像にして欲しい」という声も聞こえましたけど
うーん。私はあれでOKだと思うんですよね。
だって結末は約束されているから。あれで十分です


以下、ちょっとネタバレなので隠します。

EDIT  |  18:04  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.06.19 (Thu)

映画 スタンドアップ

数年前に公開された映画。
原題は『North Country』、だけど邦題は『スタンドアップ
その意味は観れば分かります!!
私はこの邦題のほうが好きです

女性鉱山労働者になったシングルマザーが、男性社会の中で耐え難いセクシャル・ハラスメントを受け、立ち上がるまでを実話に基づいて描いた感動作。アカデミー賞女優であるシャーリーズ・セロンが迫真の演技を見せる。監督は『クジラ島の少女』のニキ・カーロ。特別でない普通の女性がつまずきながらも、やがては回りの意識さえも変えていく過程は号泣必須。


という映画だったのですが、そんなことはまったく知らずに観てびっくり(笑)
…いったいどんな映画だと思ったのだ(苦笑)

号泣必須。ええ、まさに! 泣きました
前半は苦しみに苦しみぬいて(←主人公も私も)
ラストは号泣
はー、観続けるの辛かったけど、最後まで観てよかった〜


スタンドアップ 特別版スタンドアップ 特別版
(2006/06/02)
シャーリーズ・セロン

商品詳細を見る



以下、感想。
かなりネタバレするので隠します。
EDIT  |  18:27  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.06.09 (Mon)

映画 マジックアワー

公開に向けての宣伝活動に勤しんだ三谷監督に乗せられて
初日に拝見(笑)

初日があけたばかりなのでネタバレはしないようにいたします。

とりあえず時代劇スター カメ は思いのほか出番が早かった、と申し上げておきます。
つか、その扮装は右京さんだよね?
『決闘!高田馬場』の小野寺右京さんがそのまま出演していた感じにうひゃうひゃ笑う
ま、ここにウケていた観客は私だけでしたけど(笑) いいんだ、それでも。

あとは同じく『決闘!高田馬場』仲間である
おウメさんこと萬次郎さん大・活・躍!
こんなに出番が多いとは思いませんでした!
今回は男性の役です。←そりゃ当然じゃ!

ほかにもいろいろ豪華出演者がご出演で目移りするんですが
そのあたりは実際にご覧になって確認されることをオススメいたします

お話は、なんというか…現実感のない映画でございました。
ちゅうか、『アフタースクール』とちょっと設定が似ていたんですよね〜
そっちを観たばかりだったので余計に変な感じを受けてしまいました。

虚実入り乱れて、大混乱。
何が“虚”で何が“実”なのか。
どんどん深みに嵌まる物語。
それが観客の笑いを呼び、登場人物の混乱に拍車をかける。


……これってどうやったら決着がつくんだろう??

なんて心配は杞憂でした。
ああ、そうか! そうくるのか!!
ナイスなラストが待ち構えておりました

エンドロールも楽しめる趣向になっていて
その後も「お。」という映像がありますので、ぜひ最後までご覧ください
EDIT  |  18:22  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.06.02 (Mon)

アフタースクール

6月は観劇の予定が少ないので、その分映画を観る!
ってわけでもないですが、映画を観てまいりました。
邦画です。


アフタースクール

監督は、長編デビュー作『運命じゃない人』が
カンヌ国際映画祭4部門を受賞したほか、多数の映画賞に輝いている
内田けんじさん。
…そんなこと言われても観ていないものでネ
監督に関しては予備知識ゼロ。
役者に惹かれて観に行ったのでした。

事前の情報
30代になった、かつての同級生たちが織り成す“大人の放課後”。
大泉洋・佐々木蔵之介・堺雅人・常盤貴子が出演。


だから
同級生の男三人によるゆる〜い日常を描いた映画だと思い込んでいたら
違いました!

面白かったです!!
『キサラギ』好きな人には楽しめる映画です!!

甘く見てるとダマされちゃいますよ
という煽り文句の通りの映画でした

うーん。何を言ってもネタバレになるのでなんとも感想の難しい映画ですな
予備知識のない真っ白な状態でご覧になることをオススメ いたします!!

エンドロールは最後までご覧ください
ちょっとだけオマケが楽しめます。

あ、決して一人では観ないでクダサイ
いえ、別に怖いわけじゃないですよ。
観た後に、答え合わせをしたくなるんです! 語りたくなるんです!!


以下、ちょっとだけ感想。ネタバレはしない(と思う)けど一応、隠します。
EDIT  |  18:46  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2008.05.20 (Tue)

スパイダーウィックの謎

本題に入る前にお礼を。

ここ数日、たくさん拍手をしてくれた方!
ありがとうございます!!
当ブログでは異例の数に、驚きながら嬉しさをかみ締めております

一人の方の拍手なのか、複数の方による拍手なのか、わからないのですが
本当にいろいろな記事に拍手されていてビックリです。
興味の対象が似ているのでしょうか??
これからもどうぞ御贔屓に ←調子に乗るな(笑)


では本題です。



久しぶりに自発的に映画館へ。
もうじき終わっちゃうよ! というタイミングで観てまいりました。

私は外国語の映画を観る場合は迷わず“字幕版”を選ぶのですが
最近は吹替版を選ぶ人が増えているとか。
へー、そうなんですか?
ナンデ??

字幕を読みきれない人が増えているんですって!

えぇー? 活字離れもここまできたかー。
ってホントなんですか?
まぁ、確かに見なれない言葉が字幕にあらわれると
「それは何?」と戸惑って読みきれないこともありますけど、それにしても〜。

できるだけ平易な言葉を選択し、難しいと思われる漢字にはルビをふっている

へえ。そうだったんだ。
うう〜ん。そんな戦いがあったとは。
そう言えば、先日行った試写会で2回ともアンケートを渡されたんですよね。
…あー、協力しませんでしたけど。非協力的ですんません
そうか、こういうことがあるからだったのかー。

私は白っぽい画面なのに白い文字で表示された場合に「キィッ」となるくらいで
それ以外は特に不便を感じていませんでした。

今後も字幕版を好んで選ぶと思うのでがんばってほしいです
字幕で外国語を聞きながらのほうが
映画の雰囲気を味わえて楽しい と思うんだけどなー。
まさか字幕版がなくなったりはしないと思いますけど…。
吹替人気で上映回数が減ってしまうのは悲しいことです。

てなわけで、この映画も、もちろん字幕版にて拝見。


スパイダーウィックの謎


事前の情報としては
なんだか子どもが活躍する妖精が出てくるお話らしい(ファンタジー?)
で、その子どもが『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアだ!
ってことしかわかってませんでした。

見終わった後の感想は
いや〜、意外とハードな。
そして少年の成長と家族愛の物語であったよ。


予想以上に楽しめました!

けっこうネタバレするので隠します。
EDIT  |  18:31  |  映画2008  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑
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