2008.08.11 (Mon)
女教師(じょきょうし)は二度抱かれた
会場:シアターコクーン
作・演出:松尾スズキ
渋谷にブッ○オフができました

観劇の前日、9日にオープンしたばかりのお店に行って参りました。
場所はセンター街をゆるゆると歩くと
ほどなくドでかい看板が目に入るのですぐにわかります。
クアトロと同じ建物の1〜3階でございます。
1階がゲーム関係、2階が小説関係、3階がマンガ関係。
おおざっぱに分けるとこういう配置。
行った日はオープン間のないせい? 幟を振って呼び込みをしていました。
入り口前でも積極的に通行人に声をかけています。
…“本屋”にあるまじきテンションだ

このノリは原宿店と同じ??
その原宿店が閉店してしまって寂しく思っていたところだったので
期待して行ったのですが、期待以上の広さにうっとり。
観劇前にちょっと寄っただけなので全フロアは見られなくてザンネン。
さて、観劇の方は、個人的“月参シアターコクーン”のラスト。
〆はチケットを取るのが難しい大人計画。
毎回チケットを取るだけで燃え尽きてしまうような… ←ダメすぎる

小劇場界の奇才として活躍中の演出家と歌舞伎界の異端児と目される役者が
「歌舞伎をぶっ壊す」心意気でタッグを組む。
その過程で徐々に明らかになる演出家の過去。
虚実入り混じるめくるめく松尾ワールドなのでした。
もしかしたら『白浪五人男』へのオマージュもあるのかも…?
意外に歌舞伎技が出てきたのでした。
今回もほどよく病んでいる登場人物たち。
こういうお話は神経を使うのでめっちゃ疲れます。
小劇場界で活躍する演出家の役で染五郎さん
歌舞伎会の異端児が阿部サダヲさん。
なんかもー、このキャストだけで笑えてきます。
その演出家が高校の演劇部でお世話になった教師に大竹しのぶさん。
27時間戦い続ける某テレビの1コーナーに出演していましたね。
けっこうな辛口トークに驚きました。
おっとりした口調に騙された。
「こんなことしている場合じゃないのに」と言いながら
その後のコーナーにもちょっと付き合ってらっしゃいました。
「舞台の稽古があるのに」とはこの芝居のことだったのですね。
その大竹しのぶさん、おそろしか女優ですな!
表題の“女教師”役です。
ぺらぺらとどこかの方言を自在にあやつり、イッチャッテル風な女が絶妙。
チョーコエー

そう言えば映画『黒い家』でもかなりキてる女を…
コエーと言えば、恐ろしい柔軟さを見せてくれたのが浅野和之さん。
あの“インド人”にはビックリだよ!
この人、年齢不詳だよなー。
最近、初老にさしかかった年代の役でよく見かけるような気がいたしますが
動きが若くて驚きます。
さて、このお芝居、歌いました。
なんなんだ? 最近、異様に歌う芝居に遭遇する確率が高くないか?

流行っているのだろうか??
もちろん大竹さんも歌いました。浅野さんも歌います。
しかし、たびたび歌うのが市川実和子さん
あらー、歌えるんですねー。
というわけで、ゲストは尽く歌声を披露してくれるのです

てことは…染さんも歌うのか?! 歌っちゃうのか??
ちょっとワクワクして観ておりました。
歌うかどうかは観てのお楽しみってことで。
あ、ハプニングもありました。
たぶんハプニングだと思うんですが
染さんが、持っていた台本を床に叩き付ける(はずの)ところで
台本がすっぽ抜けて、ふわりと宙を待ってパサッと落ちた台本を見て苦笑い。
せっかくの勢いが削がれてしまいました(笑)
あと、2丁目の場面、舞台袖から
ドンガラガッシャーン
と派手な物音が。「ん? 効果音か??」と勘違いするくらい大きな音です。
そこへすかさずサダヲさん
「おーい、だいじょーぶー?」と袖に向かって声をかけました。
ナイスアドリブ!
2008.07.28 (Mon)
五右衛門ロック
会場:新宿コマ劇場
脚本:中島かずき
演出:いのうえひでのり
劇団☆新感線ついにコマ劇進出!
SHINKANSEN☆RX“五右衛門ロック” でございます。
歌アリ、踊りアリの楽しい活劇でございました。
夏に観るのに相応しい盛り上がり

《あらすじ》
お話は秀吉暗殺で忍び込み追われる身となった大泥棒・石川五右衛門。
釜ゆでの刑にされたところを仲間に助けられ、新たに狙うは月生石!
とある南の島で採掘できるこの石をめぐって
欲にまみれた人たちがたどり着き、愛憎渦巻くバトルが展開される…
てな感じの物語ですが
もちろん新感線ですから、わかり易く、盛り上げてくれました。
豪華出演陣のそれぞれの見せ場もあったし、とっても楽しかった〜

石川五右衛門(古田新太)が主役ですが、意外に登場シーンは少なめ…
でも締めるところは締める! さすが座長っ!
「どんじりに控けぇしは〜」は新感線ファンであり歌舞伎ファンでもある私には
テンション上昇場面でした。
あと、あの変装の仕掛けは『たのきゅう』ですか?! 楽しすぎるっ!
要所要所でカブキ技が…ヤバイ嬉しい〜。
その五右衛門にとって不二子ちゃん的存在の真砂のお竜(松雪泰子)。
ぎゃー、ほっそーい! 何なんですか、そのウエスト! その腕!
でもパワフル。
歌って踊って大活躍。映画『フラガール』で得た技も披露です!
そして戦う女!
お召替えが多くて眼福でございます。
まさか五右衛門を助けた時の花火と穴が後半への布石だったとは…!
発破の灸六(村木仁)とモグラの壱助(磯野慎吾)も地味に活躍。
どこまでも五右衛門親分についていくカワイイ子分でした。
五右衛門をどこまでも追い続ける銭形的存在の岩倉左門字(江口洋介)。
律義でまっすぐな京都所司代の目付役。最初はバカな人かと思っちゃった…
堅物かと思いきや、意外に情に篤くノリがいいギター侍(爆)
この人のまっすぐな部分がカルマ王子に影響を及ぼしたと私は思います!
江口さんの爽やかさと相俟って…ブラボー!
私、左門字さん、大好きだっ!
役が江口さんに良く似合う! とても楽しそうでした。 また新感線に出てください!
マザコンで
「母のカタキ!」と“打倒・クガイ”への執念を燃やす王子さま。
ちょっと視野が狭いぜ。
けどギター侍に感化されて徐々に他人の思いもわかるようになって良かった。
無駄にタップを披露してくれる(爆)可愛い王子さま。
相変わらず動きが奇麗です、未來くん。
歌はロックもバラードもOKでダンスもいけるなんて貴重な存在!
どんどん新感線に出てください!
カルマ王子の復讐心を利用しているボノー将軍(橋本じゅん)。
普通に考えるとヤな奴なんですが演じるのがじゅんさんですから愛すべきキャラ。
『メタルマクベス』のマクベス夫妻に続くバカップルでした。
登場シーンの満面の笑みで奥さんを迎えるところが印象的。
あとは…相変わらず臨機応変なところがステキ。
カミカミだった某氏の後を受けて
「何を言っているのかわからんが、よくわかった!」と
さらりと笑いに転じて処理するところが…大好きだっ

王子が足を取られたところでも「なにつまづいとんねん」と見逃しません。
そうそう。そういうところは拾ってあげないと王子もつらいからね!
ボノー将軍の愛妻・シュザク夫人(濱田マリ)。
この人もやっていることを考えるとそうとうな人ですが、憎めません。
その声、その口調でぺろっと悪事を吐かれても…(苦笑)
可愛いな〜、コスプレがよくお似合いで!
じゅんさんとのバカップルぶりもナイスでした!
けっこう言っていることはヒドイんだけどね。「あなたはちっちゃいの」って!
イスパーニアから来た胡散臭い武器商人
ペドロ・モッカ(川平慈英)&アビラ・リマーニャ(右近健一)
このコンビがあったかー! 抜群の破壊力の最強(最凶?)コンビ誕生です。
なんなんだ、この胡散臭い二人。
そしてなんなんだ、川平さんの煩さ ←誉めています。
ジッとしていない! 身が軽い!! よくしゃべる!!
右近くんも新たな相棒を得て楽しそうでした。終盤はフレディにもなったしね。
漢字に弱いインガ(高田聖子)
縁の下の力持ちでクガイの気持ちをよくわかっている現場監督。
思いのほかいい国だぞ、タタラ国。要所要所に使える人がいるって素晴らしいよね!
うひひ。古田さんとの掛け合いはサイコーですね、聖子さん。
愛に生きるインガさん。お竜との歌合戦もサイコーでした。
忠義一筋! ガモー将軍(粟根まこと)
クガイ国王を補佐し護衛するタタラ国軍指揮官です。
密かに王と王子の確執に心を痛めるじいやのような存在です。
「クガイさま、よかった〜」の言葉にホロリとしました。
今回の座組はとてもバランスが取れていたと思います。
じゅんさん演じるボノー将軍vs粟根さん演じるガモー将軍。
じゅんさん陣営の川原正嗣さんvs粟根さん陣営の前田悟さん。
なんといってもじゅんさんと粟根さんの掛け合いが! 立ち回りがあったのが!
とっても嬉しかったです

あとは、タタラ軍に冠くんがいたのには狂喜乱舞!
『メタルマクベス』と同様に王にお仕えして歌いまくり!
テンション上がるーっ!!
観る前までは完全な悪役だと思っていたクガイ(北大路欣也)
恐怖政治で月生石を一人占めしているタタラ国の王様です。
しかし、その行動には深く悲しい理由が…
言い訳を一切しない潔い人。誰にも相談せずに密かに計画、時間をかけて実行。
それが悲哀に繋がる。責任感というか正義感が強い人ですね。
しっかし、北大路さんがかっこいいです。
殺陣はもちろんカッコイイし、歌まで…そして存在が! 貫禄十分!!
もうこの人が主役だったのか?! ってくらいでした。
あとコマ劇の巨大なケーキみたいなセリが見られたのがとても嬉しかったです

これ、もう一度くらい観たいなー。
と、思っても東京公演は終わってしまったのでした

大阪公演をご覧になる方は乞うご期待! でございます。
いいなー、きっとちょこちょこ変わって面白くなるんだろうなー。
2008.07.21 (Mon)
道元の冒険
会場:シアターコクーン
演出:蜷川幸雄
作:井上ひさし
個人的“月参シアターコクーン”第三弾。
蜷川さん演出の『道元の冒険』です。
なんと言ってもお気に入りの高橋洋さんと北村有起哉さんが共演ですよ!
これは観ないといけません!
会社帰りに推参です

道元って、あの宗教家の道元だったのですね。
よく知らないんですけど芝居を観た限りでは
日本で初めて本格的禅宗を広めた人みたいですね。
第一幕は
禅宗に対する迫害というか山法師たちの圧力がひどいという状況説明
と同時に、道元がいかにして現在に至ったかという説明。
と書くとつまらなそうですが(苦笑)
なんてことでしょう。
12名(実質10名)の役者さんが入れ替わり立ち替わり
いろんな役を演じてくれるので大忙し!
観ているほうも演じているほうも!
詳しいキャストはHPで確認していただくとして HPはこちら
HPこれを観ると“主として○○に扮する”と非常に曖昧な書き方をしているんですね。
それはほかにも役がいっぱいあるから!
本当にいっぱいで主役の道元以外が別役に扮して
道元が「○○(元役)はどうした?」と早替わりを促すシーンもあるくらいです。
第二幕は
青年道元がいろいろなお寺に修行に行き禅を極める。
ところで、道元という役も多数の役者さんによって演じ分けられます。
主役なのに分業…?
主として道元に扮する阿部寛さんは“夢”の中で犯罪者にも扮するので
やっぱり別役があるのです。
今回(というかいつもですが
)、ケチって下手よりのバルコニー席で観たら阿部道元をほとんど視界に入れられなかったのでした。
だって舞台にいても常に下手に控えているンだもん。見えないよ〜

道元ですが
一幕の少年時代は栗山千明さん。前髪があります! 剃髪の瞬間もあります。
二幕目の前半は北村さんによって演じられました。
北村道元は禅の本場・中国に留学してお勉強です。
ここで出会うエセ中国人(いえ、ちゃんとした師匠なんでしょうけど役作りが…)を演じるのが
高橋洋さんです

きゃー。これがまた楽しい!!
同じ漢字の文化でも中国と日本では意味が違うんだということを
面白おかしく教えてくれます。
「表意文字ソング」はすっごく楽しい。
部首を書くエセ中国人は楽ですが旁を書く北村道元は時間ギリギリです。
必死についていくのがおかしい。
“春に花咲く木は”……“椿”
なんてしょっぱなから“木”に対して“春”じゃねぇ(苦笑)
私はラストの
“寺に多い病気は”……“痔”
が一番笑いました。あはは。確かにそういう漢字だわ。
けっこう翻弄される北村道元、ビシバシと鍛えられ中国を後にします。
その後の道元は洋さんにバトンタッチ。
熱い、篤い道元です

すごい…これがさっきエセ中国人を演じた人なのか?!
禅をひろく広めようと熱心に教えを説く道元です。
今回は歌もありました。いやはや、大忙しの洋さんでした。
あとは横山めぐみさんが異様に可愛かった。
コスプレ、似合いますね

いろんな歌が歌われて楽しかった〜。
なんだ、この芝居、歌う芝居だったのか

ミュージカルは苦手なんですけど
最初のなにやら「バラバラ」言っていた歌がすっごく楽しかったのでOKでした。
これだけいろんなテイストの歌を聴けると楽しいですね
2008.05.27 (Tue)
わが魂は輝く水なり
脚本:清水邦夫
会場:シアターコクーン
個人的に“月参シアターコクーン”の開幕でございます。
「日参」という言葉はあるけど「月参」はないのか…? まぁいい。
今年のコクーンは魅力的なラインナップで毎月通うことに(笑)
何回続くのかなぁ? ちょっと怖いぞ

さて第一弾は
わが魂は輝く水なり−源平北越流誌−蜷川さんの演出好きだし、出演者が魅力的

萬斎さんと菊之助さんが親子役って?!

亀三郎さんも参加だ! 歌舞伎以外で初めて観るぞ

『カリギュラ』でキラキラしていた長谷川博己もいらっしゃるし

秋山菜津子さんも観たい

実はひそかに観劇に備えて戯曲を読んでみたんですけど
……なんだかよく解らなかったんです

私には戯曲を読む才能が乏しいらしい(苦笑)
あらすじはなんとかわかりましたけど。
障子のような扉式の幕。面白いな!
お経のような声、と思ったら「祇園精舎の〜」だった。
そっか、平家物語の世界だったね。
いきなり菊之助さん登場。
…やっぱりお父上に似てるんだなあ。そんなことをまず思いました(笑)
あら? ここで出て来るってことはどうやら亡霊役。
ああ、そうなんだ。
五郎と六郎、どっちなのかなぁ? と思っていたんですけど五郎なのか〜。
五郎も武士と聞いていたからもっと雄々しいイメージだったけど
艶やかな黒髪を垂らして貴族的。
…佐為(ヒカルの碁)みたい。亡霊だしね

さてそのお父上斎藤実盛。白髪、と言うより銀髪で萬斎さん登場。
すごいな、空気がかわったよ。きまじめな硬い空気が柔らかくなった。
この役、コミカルなんだな。戯曲を読んだときは解らなかったけど(苦笑)
どこかすっとぼけている。
亡霊の息子とのやりとりもおっかしい

弟の六郎…え、もしかして亀三郎さん?!
髭があるよ!
いくらみてもわかりません。本当に亀三郎さんだったのかどうか…

が、セリフが聞き取りやすくて歌舞伎役者の底力をみた。
こんなにしゃべる亀三郎さん初めて〜。
なにしろこの六郎が展開の軸になっている面もあるので出番が多い

斎藤家が与する平家方と、対する義仲たち源氏方をつなぐ人ですから。
木曽の軍ではなんだか大変なことに…

その大変なことになっている義仲軍の中心である巴が秋山菜津子さん。
義仲ったら…なのでかわりに陣頭に立って指揮を執る巴。
そして狂気にのまれた義仲軍でも特に病んでいる巴。
強そうでいながら脆そうな巴さん。
なんつーか、武闘派組織の限界を見た気がいたしました。
その狂気の義仲軍で巴の狂気に期待を寄せている
中原兼光(廣田高志)・中原兼平(大石継太)・郎党黒玄坊(大富士)
怖がりの兼光と計算高い兼平どちらも崩壊中でした。
そしてわかり易く病んでいるのがふぶき(邑野みあ)。
あー、絶対義仲軍には入りたくないわ〜。
平家方には藤原権頭(津嘉山正種)。
と、その郎党時丸(川岡大次郎)。
あっちゅーまに殺される時丸。カーテンコールの頃には忘れていました(ヒドイ)

そして総大将(だったのかな?)平維盛(長谷川博己)
乳母浜風(神保共子)と城貞康(二反田雅澄)を常に引き連れています。
この人たち、コント担当?(笑)
維盛のキャラが…戯曲を読んだときも「頼りないなぁ」と思いましたが
それどころじゃございません!
維盛、浮いてる、浮いてるよ!!
浮世離れした平家の公達。ははは。そうきたか

城貞康も威張ってる割にはオロオロしてるだけだし。
そうかーこういうキャラだったのかー。
お話は…うーん

運命=老い ということをどう折り合いをつけるか?
みたいなことを言っているんだと思いますけど、よくわかりませんでした

でも寝なかったので(←どんな基準…
)面白かったんだと思います。その面白さはイマイチ説明できませんけど(苦笑)
2008.05.06 (Tue)
風林火山〜晴信燃ゆ
会場:日生劇場
だいぶ記憶も薄れてまいりましたが、一応、感想を。
宙乗りがあったんでしたね

例によって3階席から拝見したんですが、私の席だと
なんと! 宙乗りのゴール地点のセットがとてつもなくジャマ、でした。
まぁ、舞台が見えないということはなかったんですが
宙乗りが最後まで見れないんですよ

嗚呼、予想外。そんな心配想定していなかった〜。
というわけで、一足お先にクライマックス(爆)
開幕前から役者さんがうろうろしていて1階席のお客さんはとても楽しそうでした。
3階席からはそのやりとりは聞き取りにくくて指咥えて見ていました

幕が開けばまず4人登場です。
このお芝居で特に重要な人たちです。←オヤカタ様と守り役は除いて。
オヤカタ様の上の弟・武田信繁(嘉島典俊)
オヤカタ様の下の弟・武田信廉(松尾敏伸)
元キョウライシくん・馬場信春(高橋和也)
祐筆である若い武者(のはず…)駒井政武(橋本じゅん)
自己紹介と共にタイトルコール。
もちろん、じゅんさんはオチです。いいぞ! 使い方わかっているな〜(笑)
すっかり失念しておりましたが、じゅんさんが出ていたんでしたね

いやはや、おかげでとても楽しいひとときでございました。
ドラマの駒井のイメージを完全にぶち壊してくれました。
こういうじゅんさん、久しぶりに見たな〜

第二幕の冒頭では完全にフリーでしたね。
信玄餅商人にも変身していたようですが、楽日は完売してしまったので
JJサニー千葉・著の新刊を宣伝してらっしゃいました(爆)
信繁(嘉島典俊)と馬場信春(高橋和也)はドラマとキャストが同じなので
それなりにキャラを踏襲していましたが
信廉(松尾敏伸)や三条夫人(尾上紫)、由布姫(守田菜生)、於琴姫(大和田美帆)は
ずいぶんとキャラを変えてきましたね。
信廉はちょっと不思議ちゃん?

目以外の部分で見る、とかいっちゃって晴信の良心な部分を担当していました。
三条夫人と由布姫はドラマとキャラ逆じゃない?
でもこういう正室のほうがありがちかも。だからこそ、あの長男…

お話は、板垣と若きオヤカタ様・晴信の絆がメインでした。
板垣信方(JJサニー千葉)ここにあり

ドラマでも板垣がいなくなったときはとっても悲しかったものですが
舞台でも…うぉお〜イタガキ〜!!
男は黙って背中で語る! シブイ! シブすぎるっ!!
その渋〜い板垣がじゅんさんとのやりとりでは笑うんですよ。
うひひ。よかったね、じゅんさん

武田晴信&山本勘助の二役をこなすのが我らがオヤカタ様・市川亀治郎!
もちろん早替わりです。
勘助がなかなか登場しないので二役のこと忘れかけました(えぇー…
)一幕目なかばでついに花道から登場した勘助!
…あのドラマの役者さんの真似ですか?(笑) オヤカタ様すごいな。
晴信さまは父上の追放から板垣を失ってからの迷走、懊悩の日々。
ニンゲン武田晴信をじっくりと
そして愛馬とともに天を駆けるまでたっぷりと!
亀治郎さんもやっぱ澤瀉屋だよねー。
あらゆる要素を取り入れてくれました。
回るもの、上下するものはもちろん使って。
日生劇場の盆っておもしろい。動く歩道みたいだった。
じゅんさんにフリーな時間を

それ以外にも適度に笑いの時間を

踊れる人には踊りの場面を

もちろん自らも踊ります

殺陣もばっちり組み込まれていますよ。
この殺陣にじゅんさんが参加していないのが残念でしたが、駒井は祐筆。
強い設定ではなかったんですね
そうか〜。晴信と板垣の話だから信玄のあの装束はみれないのかな?
と思えば、ちゃーんと開幕で披露してくれるし

あの開幕はナニゴトかとびっくりしました。カーテンコールのような騒ぎでした。
信玄さまは宙に浮いているように見えて「え? もう宙乗り?」と考え
「あ、ワイヤーが見えない! さてはイリュージョンか?!」と焦り
「…よく見りゃクレーンじゃ〜ん」と納得して忙しかったです。
そして本物のカーテンコールは良かったですね〜

最初、亀治郎さん一人で登場してひとしきりお辞儀をしてくれたあと
舞台に出演した役者さん全員と
一人ひとり握手を交わし、一言ずつ声をかけていました。
うお〜、いいね! こういうの!!
ジーンとしました
2008.04.25 (Fri)
赤坂サカスに行ってみた。
日曜日ということもあってか、すごい人…

TBSショップには列ができていました。
オイシイと評判のポテチは完売。お買い求めの際はお早めに!
それにしても人が多かった!
みんな、なにしに来たの?
私はACTシアターに『トゥーランドット』を観に来たよ!
というわけで、観劇ついでの観光だったわけです。
以前のACTシアターに行くには
結構な階段を上らければならないという苦行があったわけですが
今回も坂を上がらないといけないというのは同じです。
が、他の建物を上手く使うと楽して行けます。
周囲が一つの街のようになっているので
えっちらおっちら坂を上がるのも楽しいかもしれません。
天気が良ければ(笑)
できたての劇場は新しい匂いでいっぱいでした。
もしかして狭くなった?? なんだか圧迫感が…。
舞台は見やすかったです、けっこう前の列との段差があって。椅子が堅かったけど(苦笑)
行ってから知ったのですが、オケピがあるんですね〜。
しかもこの公演でも生演奏! そうだったのか…。
祝祭音楽劇 トゥーランドットとにかく出演者が豪華な
この公演。音楽祝祭劇ってナニ??
ミュージカルは苦手だけど見てみたくなるじゃないですか!
宮本亜門さんの演出も初めてです。
一応、ネットで
“トゥーランドット姫に求婚する男は
彼女が出題する3つの謎を解かなければならない。
解けない場合、その男は殺される。
けど、カラフはその謎を解き、姫の心を開かせる”
くらいのあらずじは調べてから観に行ったのですが、その予習は役にたちませんでした

《あらすじ》 ※ACTシアターHPより
東方の島国の皇太子カラフ(岸谷五朗)は、側近のティムール(小林勝也)と侍女のリュー(安倍なつみ)を伴い、海を越えた黄金の都にたどり着く。
女帝トゥーランドット(アーメイ)が治めるこの国では、美しいトゥーランドットとの結婚を望んで各国から王子が訪れては、条件である3つの質問に回答できず、満月の夜ごとに首をはねられていた。
今夜も広場では、必死に命乞いをするさる国の王子を、ワン将軍(中村獅童)が容赦なく処刑。トゥーランドットは、氷のように冷たい表情でそれを見つめ、民衆は、逆に祭りのように大はしゃぎしている。
「狂っている!」驚愕し憤るカラフに、「おっしゃる通り」と、この国の事情に通じた物売り(北村有起哉)が飄々と応じる。トゥーランドットの夫になるためには、血筋が正しく、女帝が出す3つの謎を解くことが条件と物売りから聞いたティムールは、カラフに謎への挑戦を促す。
秘かにカラフへ想いを寄せるリューは必死に止めるが、兄との政争に敗れ、国を追われた捨て身のカラフは、興味を抱き始める。翌朝、謎への挑戦者として名乗りを上げたカラフは、ティムールの教えに従い、見事に3つの質問に答えてみせる。が、トゥーランドットを慕うワン将軍は正解を認めず、無理やりカラフを投獄してしまう。
一方トゥーランドットは、ひと目見た時から、カラフのことがなぜか気になる。そこで唯一、素直な気持ちを吐露できる相手である宦官のミン(早乙女太一)に、頼みを託す。
「あの男を逃がして」と…。
以下、ちょっとネタバレ気味。なので隠します。
2008.03.29 (Sat)
きみがいた時間 ぼくのいく時間
上川さんが出演ってことで観に行きました。…邪道ですんません

でもこのクロノスシリーズも好きなんで、いずれにせよ行ったと思います。
と、いいわけ(苦笑)
ひさびさで驚いたこと。
前説がない!
前説の代わりに主役自らが「ケータイの電源切ってね」とアナウンス!
休憩がある!
前説はいつからなくなったのか不明ですが
(…あ、でも以前からあったりなかったりだった気もしてきたぞ
)休憩は今回初めてだそうです。
『表裏源内蛙合戦』のチラシゲット。
シアターコクーンの11月公演。蜷川さんの演出で出演は上川さん!
ええ?! 初めてじゃない?! このコンビ!!
行くよ! 行きます!!

…ん?! よく見たら“音楽劇”って書いてある!!
また歌うの、上川さん。
つか、音楽劇ってなんですか?? ミュージカルとは違うの?
まぁいい。観ればわかる。たぶん。
今回の舞台の原作は
『クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ』(梶尾真治)所収の小説。
私は未読。
『クロノス・ジョウンターの伝説』なら読んだんですけどね。
なんだ“インフィニティ”って。いつのまに出ていたんだ?!

なんと、主人公の秋沢里志は上川さんをモデルにして書かれたそうです。
ええ? そんで今回、上川さんが演じたのが秋沢里志。
これってすごいよね? もっともそんなことは知らずに拝見したのだ。わはは。
ヒロインの梨田紘未はゲストの西山繭子さん。テレビドラマで活躍されている方だそうで。
知らない人でした…調べたら私が見ていないドラマにご出演されていたのでそれも道理。
ま、私はあんまりドラマを見ないからなー。
【ストーリー】 ※キャラメルボックス公式HPより&ちょっと細工
住島重工の研究員・秋沢里志(上川隆也)は、海外派遣留学を終えて、5年ぶりにニューヨークから帰国する。空港で待っていたのは、5年前に別れたはずの恋人、梨田紘未(西山繭子)だった。自分の帰りを待ち続けていた紘未に、里志は激しく心を動かされる。一方、里志は住島重工の子会社P・フレックで、新しい機械の開発に携わることになる。それは、物質を39年前の過去に送り出す機械、クロノス・スパイラルだった。最初の実験の日、里志の元に電話がかかってくる。紘未がトラックに撥ねられ、病院に運ばれた……。
というわけでタイムトラベルモノです。
このジャンルは好きなんですけど、割と当たりハズレがあるんですよね。個人的に。
私は歴史は変えちゃイカン! と思っているんですよ。
いかなる理由があろうとも。
変えようと努力するのは、まぁ許そう。変えたい、と思うのも仕方ないでしょう。
けど変えちゃイカンのだよ!
以下、
んで、けっこう酷いこと言っているかもしれません

イヤな予感がした人はこの先を読まないことをオススメします。



