悪魔なの?:SAMAEL~サマエル~

spiさんを観たくてチケット取りました。
会場は初めて行く中目黒キンケロ・シアター。
中目黒からも代官山からも行ける劇場でした。

今回はテレビで紹介されていた
タラコパスタ専門店の talatala・taracco
寄りたくて代官山から行きました。
お店はおしゃれなフードコートの一角だったので
料理ができるまでの早さが尋常じゃない。
観劇前の少ない時間でも利用しやすいお店でした。
おいしかった。

キンケロ・シアターとは
キンキンとケロンパリスペクトを感じる名前だなと思って調べたら
実際、舞台を愛する愛川欣也さんが私財を投じて建てた劇場でした。
コンパクトですっごく見やすい!
客席はきちんと段差がついているし
椅子もシネコンレベルでちょっと固めでいい感じ。


サステナクリエーションファミリー vol.4 SAMAEL~サマエル~

観劇:2018年6月14日 ・木(D列上手)
会場:中目黒キンケロ・シアター

脚本・演出・振付: 一ノ瀬京介
音楽:武藤勇樹

オキソ(サマエル創設者):spi
ローレンシウム(オキソの親友・社長):林田航平
クロム(ローレンシウムの妻):小川夏果
アルキン(クロムに勧誘・大地の労働者リーダー):巽徳子
フェノール(政府の重役):三上俊
カルボン(投資家):増山祥太
セシウム(医者):階戸瑠李
ウラン(映画女優):佐々木心音
クロリド(連邦秘密警察の情報管理部、責任者):小俣彩貴
コバルト(国家直属の化学戦部局責任者):大野瑞生
ガンマ(映画監督):宮原奨伍
トリアゾール(クロムに勧誘・小説家):山元由湖
ベンゼン(ニーズヘッグ社の最高責任者):狩野和馬

ダンサー:いのまいこ、SaUrI、水村里奈、加瀬菜々子、佐藤詩乃
島田萌、細谷彩佳、落司智子、渡部加奈
生演奏:野上結美(ボーカル)、武藤勇樹(キーボード)、
廣川裕里(パーカッション)、馬越脇崚(リード)


公式HPで配役を確認してまず思ったのが
化学式の擬人化の話?? でした。
いやもちろん違ったんですけど(笑)
次に思ったのが
よかったちゃんとストーリーありそう~でした。

そしてよく見たらspiさん以外にも知っている役者さんがいました。
ミカシュンさんは映像では何度か観たことあったんですけど
舞台で観るのは初めて。
はきはきした政治家でした。
大野瑞生くんはペダステの糸川以来!
クールな感じが新鮮。後半はキーパーソンでした。
あと名前を見たときはピンとこなかったんですが
舞台を観てなんか見たことあるなーと思って調べたら
黒ステの瀬戸健太郎だったのか増山祥太くん!
キレモノな感じが共通していたかも。


チケットを取ったときは

秘密組織【サマエル】のメンバー13名の
どうしようもない憤りがぶつかり合う最初で最期の物語。
俳優たちが作り出す怒涛の会話劇に、生演奏とダンスが折り重なる
サステナファミリー独特の劇世界!
幸福とは何か? 悪魔は誰か?!


という仮チラシの情報しかなかったので
「秘密結社」やら「独特の劇世界」やら「悪魔」やら
私、ついていけるんだろうか?? と不安にもなりましたが
生演奏とダンスってことは
spiさん歌いまくって踊りまくりそうだな~それを楽しみにしとこ!
とウキウキと駆けつけました。

しかしその予想は大きく外れ
生演奏はあったんですが歌はボーカルの女性が歌っていたし
ダンスはダンサーさんが踊っていました。

あれ?

じゃあspiさんは? というと「怒涛の会話劇」に参加していました。
俳優さんはあくまでも演技担当なんですね。
そうなんだ~。
ミュージカルというわけではなく
生演奏&ボーカリストと、ダンサーによるダンスと、会話劇でした。

この生演奏とボーカルもダンスもめちゃくちゃカッコよかった!
CDなの? ってくらいブレない音楽と歌にクールなダンス
見応えがありました。
なんかオシャレで本格志向。
演出も振付も同じ人がやっている強みですね。
しかも脚本も一手に引き受けているのか~。すごい。

メサイアという新しい物質を生み出した天才科学者オキソが
親友で研究仲間のローレンシウムと共に秘密組織サマエルを作り
新世界の王になろうとする話・・・かもしれない。

メサイア誕生はともかく一足飛びに秘密組織ってのが
ちょっと落ちつけオキソー!!
と見ていてハラハラしたポイント。

フツウは新しい物質を見つけたらどうするんですかね?
臨床実験を繰り返して安全性を確認しつつ特許を取って商品化?
そこらへんをすっ飛ばして
秘密組織を作って
投資家カルボンから資金を集め
大地の労働者という善意の団体のリーダー・アルキンや
政治家フェノールを取り込んで
小説家のトリアゾールや映画監督のガンマをつかって宣伝しようとして
狡猾というか急ぎ過ぎというか・・・

しかも自分は表に出ないで
ユグドラシル社を作ってそれはローレンシウムに任せるって
いったい何を企んでいるのか?
と疑いたくもなるってもんです。

演じるのがTake Me Outで
自分が信じる正しいことをまっすぐにぶつけ
結果的に相手を盛大に傷つけたデイビーだったspiさんですよ。
揺るぎなく正しさを示すデイビーが絶品だったけど
その正しさは本当に正しいのか・・・? と考えさせる絶妙な匙加減。
それは今回も健在で企んでいるのかいないのか
企んでいたとしたらどこからどこまでがオキソの考え通りなのか
いろいろ考えさせられる演技でした。

さらにはメサイアの軍事利用を目論むコバルトや
連邦警察情報部の長官クロリドまでメンバーにいるのがまたコワイ。
食品に利用しようと食品会社の責任者ベンゼンも絡んで

ちょっとメサイア万能過ぎでは?!

大地の肥やしになり
食品にも利用でき
軍事利用も可能?
なにその夢の物質。

最初は農薬みたいなものかと思い
次に化学調味料みたいなものかと思い
最終的にニトログリセリン的なものなのかな、と考えました。
ニトログリセリンもダイナマイトになったり
グリセリンとして保湿剤にもなったりしますからね。

しかし毒性が認められたメサイア。
これさえなければ世界を手に入れられたよきっと!
毒性をオキソがどの段階で知ったのかが重要なポイントになるはずなんですが
それどころじゃない展開になってビックリしました。

きっかけはどうであれ決断したのは各々である。
その責任は取るべきではないか。

と提案するオキソに
人類が試されているような諭されているような不思議な感覚に。
いやこの状況にしたのはオキソだよね? と頭の片隅で考えつつ。

デイビーもそうだったけどspiさんのこういう役は素晴らしいな!

最終的にオキソは
サマエルメンバーを逃がす算段をしていたのですが
自身はどうなったのか不明のまま。

そして歌。
ラストにspiさんのソロが待っていました!
この歌声を聞けただけで来た甲斐ある!!

と満足して帰宅したんですが
和訳された歌詞を読んで驚愕。

え、オキソ、そんなこと歌っていたんスか・・・

タイトル「♪孤独な悪魔」だし
ひとすじの光を求めて、とか
闇へ真っ逆さまに落ち、とか
もう元には戻れない、とか
ぼくは孤独な悪魔、って何度も何度も歌っていた。

えええ~。オキソ悪魔だったんですか?(比喩とは捉えないスタンス)
だとしたらいつから悪魔だったの?
メサイアを生み出したとき?
組織が大きくなったあたり?
毒性が判明したとき?
生まれたときから?

そのキーになるのがローレンシウムにねだられた「あの歌うたってよ」
あの場面では歌わなかったけど
ねだられたのがこの「♪孤独な悪魔」だったとしたら・・・
いつからこの歌をうたってるのオキソ?!

でも責任取るように促しているしそこまで悪魔じゃないよたぶん。
毒性に気づいていて大地に使ったり食品に使おうとしたなら悪魔だけど
最終的に責任を取らなきゃって思ったならまだ良心的。
その良心がローレンシウムの影響ならさすが「光」!

ローレンシウムいいヤツなんだよね。
温かくて友達も家族も大切にする真っ当なひと。
そんなローレンシウムを「光」「暖かな暖炉」「柔らかな毛布」と感じていて
「カケラをくれたアイツがこっちへ来ないこと」を願った
悪魔なオキソを変えたのはローレンシウムなのかなと思えて
観終わったときとは全く違う感想になりました。

観終わった直後は
オキソの姿を借りたナニかに試された人類の話かと思ったのに
最終的には
救われたのはオキソ、という真逆の考えになりました。
意外!

超高速だった:宝塚歌劇 宙組 『天は赤い河のほとり』

今年は宝塚にご縁があります。
ポーの一族の花組に続いての宙組観劇です。

天は赤い河のほとりは割と定期的に読み返すマンガです。
なんか完結した読み応えのある長編読みたくなるんですよね。
その欲求を満たしてくれるちょうどいい長さとおもしろさ!

今回は予習しまくって
原作を一気読みし
WOWOWを活用して
宝塚プルミエールの宙組特集と
折よく放送されたシトラスの風Ⅲを観てから劇場へ!

チケットを取った時点では
全巻織り込むとは思っていなかったので
ある日とある駅でベンチの上の広告ビジュアルを観て混乱。

カイルとユーリいい感じ!

けど
なんか違和感あるな。なんだろ?
と首を傾げながら下を見てそれどころじゃなくなりました。

この枠内にいるひと・・・エジプト風ってことはラムセス?!

これを見るまでてっきりザナンザがアレする場面くらいを
クライマックスにするんだと予想していたので
ラムセス出るならまさか最後までやるの? と初めて考えました。
そのまさかだったわけです。


宝塚歌劇 宙組 『天(そら)は赤い河のほとり』/『シトラスの風-Sunrise-』

観劇:2018年6月7日・木(2階12列上手より)
会場:東京宝塚劇場

脚本・演出:小柳奈穂子

カイル・ムルシリ:真風涼帆
ユーリ/鈴木夕梨:星風まどか
ウセル・ラムセス:芹香斗亜
ウルヒ・シャルマ:星条海斗
シュッピルリウマ1世:寿つかさ
ハトホル:美風 舞良
ナキア:純矢ちとせ
妃:花音舞
ネフェルティティ:澄輝さやと
妃:綾瀬あきな
キックリ:凛城きら
トトメス:松風輝
黒太子マッティワザ:愛月ひかる
サリ・アルヌワンダ:星吹彩翔
妃:愛白もあ
ルサファ:蒼羽りく
ネピス・イルラ:結乃かなり
タロス:風馬翔
イル・バーニ:美月悠
妃:花咲あいり
妃:桜音れい
神官:星月梨旺
妃:愛咲まりあ
ロイス・テリピヌ:春瀬央季
ザナンザ・ハットゥシリ:桜木みなと
神官:実羚淳
ホレムヘブ将軍:朝央れん
マリ・ピアシュシュリ:七生眞希
カッシュ:和希そら
女官:瀬戸花まり
神官:秋音光
ミッタンナムワ:留依蒔世
ネフェルト:遥羽らら
シュバス:瑠風輝
ナキア[少女時代]:華妃まいあ
氷室聡:希峰かなた
詠美:天瀬はつひ
ハディ:天彩峰里
ゾラ:優希しおん
ティト:愛海ひかる
マッティワザ[少年時代]:鷹翔千空
ウルヒ[少年時代]:真名瀬みら
リュイ:水音志保
シャラ:花宮沙羅
ジュダ・ハスパスルピ:風色日向
タトゥーキア:夢白あや


新トップお披露目公演でした。
と言っても通常と違うとこがあるのかどうかは私には分かりかねるのですが
歌舞伎でいうと襲名興業みたいなもの? ・・・たぶん違う。

冒頭は原作にない遺跡発掘シーン。
うん? 王家の紋章っぽいな。
その発掘メンバーが氷室と詠美?
氷室が遺跡発掘に興味があるとは予想外でした。
サッカーとかテニスをやっているタイプだと思っていた。
そこで粘土板が発見されそれに書かれていた名前が
氷室の行方不明になったかつての恋人ユーリであるという導入。
おお、ユーリは現代に帰らなかったとネタバレするスタイルか。

その粘土板に書き残したのがキックリでそのまま語り部に。
ああ、番外編にキックリが記録を残していたというお話がありましたね。
それがこう使われるのか。うんうん。

そして最大の見せ場
主要キャストがこぞって参加するオープニングです!
あとからあとから登場する天河キャラにテンションは急上昇!

やばい双眼鏡の倍率間違えた!
今回は役者さんの顔も覚えようと倍率高めの双眼鏡を持って行ったんですが
それだと視界が狭くなるというジレンマ。
しかし拡大すると実感する再現率。
わかるわかるぞ、髪型と衣装でどのキャラなのか。
そして国ごとに色分けされていたので敵味方もわかる。
衣装がいい仕事しています。

ビジュアルを観たときの違和感の正体がわかりました。
みんな厚着している!
原作では割とシンプルな服装なんですよ。
つまり原作と着ているものが違う。
けどイメージ通りに思えるのがスゴイ~。

怒涛のオープニングが終わるとついにユーリ登場シーンです。
泉から気絶した状態でいきなりカイルとティトに遭遇。
人工呼吸という名目で言葉が通じるようになります。
なるほど。
言葉が違うというのをどう表現するのかと思ったらこう来たか~。

ユーリを生贄にしようと泉に現れたナキア&ウルヒから
側室にするという名目で一気に助けてくれるカイル。
鮮やか! 鮮やかです!
展開早~い。

続々と登場するカイルの仲間たちに紹介されるユーリ。
ザナンザもいます。割と普通に受け入れられた。
ズワがいないのでティトには何も起こらず
ティトのお姉さんたちもカイルの提案であっさり侍女として仕えることに。
展開早~い。

ミタンニとの戦いにユーリをイシュタルとして同行させることに。
明けの明星が空に輝き泉が満ちる1年後に
ユーリを現代に返す約束をしてカイルたちはいざ出発!
展開早~い。

いや展開早いにもほどがあるでしょ?!

なんでいきなりイシュタル?!
イシュタルって何なのか説明あった?
ナキアと離れるために連れて行くのはいい。
けどイシュタルとしてってのが納得いかない。

原作ではイシュタルとはどんな女神なのか、と
ユーリがイシュタルと呼ばれるようになるまでの過程が
丁寧に描かれていたので
ユーリ・イシュタルがどんだけ大切な存在なのか理解できたけど
この舞台では唐突でした。
ティトが生き延びるのはいいけど

身分ってのは上の者が下の者を守るためにあるんじゃないの?!
権力があるならこんな時使わないでいつ使うのよ!!

ってユーリの啖呵はどこかに入れるべきだったのでは?
このセリフ聞くの楽しみにしていたんだけどな~。
何度読んでも原作のこのセリフには胸がアツくなるワタクシ。
まさか削られているとは・・・

ユーリに関してはエピソードが削られまくりで
何故イシュタルとして崇められるのかが全く伝わらない。
おかげでカイルやラムセスがどこに惹かれているのかわからないし
黒太子がどこを見込んでラストシーンで「お前ならできる」と断言したのか謎。
彼らには私には見えない何かが見えていたようです。

ユーリのセリフが少なかったので心の動きが分かり難いんですよね。
最初は「帰りたい」と明言していたけど
そのあとはカイルが「きっと帰すから」と先回りして言ってしまうので
ユーリがどう思っていたのかがわからなかった。
家族のことも氷室のことも思い出さないしね。
いや氷室のことは原作でも割と早めに思い出さなくなっていたけど
それはカイルに惚れ始めているから仕方ない。

約束の1年後というのがいつだったのかもわからなかったです。
いつ過ぎたの? まさか過ぎてない・・・?

原作ではあんなにドラマチックに展開していた明けの明星問題。
ときにティトの仇を取るために諦め
ときにウルヒに手伝ってもらい(笑)
ついにユーリの意志で戻らない決意に至るまで
常に事件が起こっていたのにいつだったのかわからないなんて。

カイルにとっても手元においておきたいのに
理性を優先して帰す決意を貫く・・・んだけど
激しく葛藤する見せ場になるはずなのに。
絶対もりあげてくると思ったのにスルーなの? 予想外でした。

意外と淡白な主役ふたりの恋愛模様。
うーん? そんなもんなんですか??

私の記憶に明確に残っている宝塚観劇の記憶が
数か月前に劇場で観た『ポーの一族』と
数年前に映像で観た『銀河英雄伝説』しかないので
恋愛に関してはどちらも薄めのため基準がわからないんですけど
一般的には主役のキラキラした恋愛を前面に押し出すイメージがあったんですが
そうと決まっているわけではない??

むしろナキアとウルヒ、黒太子とネフェルティティの関係を描くことに
重きを置いていた気がしました。
どちらも子供時代の配役がいるくらいの力の入れようです。
ナキアの少女時代のひとの歌が良かったです。

確かにこの二組には密度の濃い過去があります。
ナキアとウルヒはスピンオフで彼らの視点での物語を作っちゃえばいいのに
って思うくらいの濃度です。
が、ネフェルティティの胸像のエピソードまで入るとは・・・
それいる?
つうかトトメスって胸像つくるひとだったね! 配役見たときピンとこなかった(笑)

ネフェルティティの凛としていながらどこか陰がある感じが良かった。
そんな彼女に「違う道を生きてみせる」と言っちゃうユーリが
まだ帰らない決意もタワナアンナになる決意も表明していない時点だったので
ちょっと違和感・・・

黒太子の過去入れるならタトゥーキアへの思いは削らないほうが良かったのでは?
姉弟というのがネックだったからなのかスルーされていたのが残念。
黒太子は全体的に説明が不足していてカワイソウでした。
ユーリにいきなりやっつけられ(ユーリ剣道部なの?)
よくわからない流れで黒玻璃をユーリに渡して
いつのまにかミタンニが滅亡していて
知らないうちにカイルと手を組んでいて
姉のいるエジプトと敵対するのに特に葛藤もなく
ラストシーンでカイルに味方してくれて
ユーリの資質を見出す謎めいたひとになっていました。
大事なことが見せ場として場面が用意されているわけではなく
他の人のセリフで説明されていたのが不憫。
ラムセスがどっかの第三皇子が周辺の兵と手を組んだと言ったり
ナキアたちがカイルと黒太子が手を組んだって言ったり。
なのに! みごとな説得力をもたらせた愛月ひかるさん!!
物語上では説明が足りなくて唐突の極みだったのに
なぜか黒太子っぽく見えたのに感動しました。
すごい。

再現度と言う点で最高点をさしあげたいイル・バーニ。
見せ場は全くないのに(無かったんです!残念~)
文句なし百点満点のイル・バーニでした!
もはや立っているだけでイル・バーニっぽいと思わせる凄さ。
どんなマジックを使ったの美月悠さん?!

カッシュもイメージ通りでした。
諸般の事情でカットされたウルスラですが
ラストシーンで額に黒髪の髪飾りをしていたので
舞台に出てこないだけでウルスラはいるのね~と安心した。
けどどんな理由で髪を切ったのかが気になる。

ウルスラの役割も担っていたティトが大活躍でした。
最初からカイルにくっついて登場するし
人工呼吸の場面ではソワソワしてかわいいし
カイル様ラブを隠さず甲斐甲斐しい。
ナキアとウルヒの策略に嵌められ捕まったカイルを助けるために
身を挺して忠義を見せる健気さ。
でもどうせならナキアとウルヒも道ずれにしようぜ~
そこはウルスラのほうが強かで頼もしかったね。

ザナンザも兄上ラブでイメージ通り。
側室どこですか? 趣味変わりました? のやりとりがなかったのが
残念ですが
常に兄上を見つめている感じがよかったです。
黒い水は使われなかったので兄上を尊敬しています度は原作以上。
ピンクがよくお似合いでした(笑)

ナキアの得意技・黒い水はあんまり出番がなかったです。
唯一でてきたのが祭の場面。
お忍びでカイル・ユーリ・ザナンザが繰り出す場面で
こっそり黒い水をつかってウルヒが仕込みをしていたんですよね。
なんかやってんなーとは思ったんですが
それがまさかのザナンザ暗殺への布石だったとは・・・
弓矢じゃないの?! と言う衝撃と
下手人はキミなのか! という衝撃。

弓矢じゃないんですよ。
だから矢じりを見れば犯人がどこの国かわかるというユーリの機転はナシ。
また楽しみにしていたユーリの見せ場がカットされた・・・

ラムセスによってエジプトにお持ち帰りされてしまうユーリ。
好みの問題だと思いますが
原作ではカイル推しだったのに
ラムセスのほうが魅力的に見えてしまった・・・
演じる芹香斗亜さんの個性だろうか。
華やかなとこがラムセスの派手で陽気なとこに通じていて好き。
ユーリもカイルといるときより楽しそう(笑)
ラムセスの実家、賑やかで楽しいな~。
原作でも賑やかだったから再現度高い!
あとハトホルが母上の名前だとは思わなかった。
配役みて妹? いやネフェルトっていうのもいるなあ??
と首を傾げていたんですよ。ハトホルが母、ネフェルトが妹!

原作との最大の変更ポイントは
皇帝が毒殺された!
そしてカイルが失脚する!
ってことですが、この皇帝がカイルの父上なんですよね。
原作ではさすがのナキアも夫を暗殺しようとはしていなかったのに・・・
手を下してしまいます。
結構雑な計画で。でも成功しちゃうのがヤバい。
ついでにカイルの陰謀って虚言が通ってしまって
カイルは捕縛、そのまま裁判へ。
なぜ毒を運んだウルヒを尋問しないの?
ティトの自白もあったのに結局カイルは牢獄へ。
全然裁判が機能していない。
カイルの兄弟が何人もいるはずなのに誰もカイルを庇ってくれないの?
ヒッタイト大丈夫?

この時の捕縛されたカイルの姿が猿轡されていて衝撃的だったんですが
宝塚的にはOKなんですか?
私はビックリしてしまいました。

原作ではどんなに窮地に立たされても
ユーリの機転やカイルの知恵
イル・バーニを筆頭とする仲間たちの活躍で失脚はしなかったのに
まさかの牢獄送り。

カイルが送られた牢獄にはタロスがいて
極悪な環境で囚人たちと人生を絶望していたというのも変更ポイント。
タロスの話では反乱で家族とはぐれて自分だけここにいるらしいです。
その割にティトたちは探そうともしていないのが気になる。
死んだと思って諦めているの?
ティトたちは王族のカイルに仕えるくらいの身分なのに
タロスだけこんな環境カワイソウ。
と思ったんですけど圧倒的説得力でなんか納得しました(笑)
風馬翔さんの迫力勝ち!
タロスをはじめとする囚人たちの歌は情熱が伝わってきました。

まあそんな簡単に製鉄の権利がカイルのものになるのには
もやもやしますけど。
ユーリの手柄がなくなっていくのも悲しい。

その後、カイルが単身で脱獄して周辺諸国の残党をまとめあげ
ミタンニが滅亡して行き場をなくしていた黒太子と手を組むという
オリジナルの展開ですが
ここは全部セリフで説明されるだけ。
うむむ。イル・バーニたちは何をしているのか?!
きっとカイルの元に駆けつけて一緒に行動したんだよね?
そう思うことにした!
いや、イル・バーニはひとりヒッタイトに残って
カイル帰還に向けて根回ししているってのもいいな・・・

あと時の流れがわかりにくくて今ヒッタイトの皇帝誰? と思った。
どうやってカイルがヒッタイトに返り咲いたのか
第一皇子が皇帝になっているはずだけど原作と違って暗殺されていないから
なぜカイルが即位するのか
肝心なとこがうやむやでいまいち納得できない。

原作と違って犠牲者が少なかったんですよね。
ラストシーンを見る限り5人しか死んでいない。
カイルの兄弟、意外と生き残っていた。

あ、カイルに抱きかかえられたユーリが腕の中でジタバタするのを見て
まさかこの少女マンガ的動作を実際に見られるとは・・・
と感動しました。
あれすごいですね。どうやってんだろ?
ぜひノウハウを乙女ゲー舞台にも教えてほしい。
あんな軽々やってるの見たことない。


なんか文句ばっかりですが楽しかったです。
ツッコミどころ多くて楽しめました。
けど正直ショーを短くしてもっと時間を確保してほしい、とは思いました。

最初は受け入れられなかったけど
ここまで別の話になると
これは原作をモチーフにしたオマージュ!
と思いきることができました。



ロマンチック・レビュー
『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~


作・演出:岡田敬二


WOWOWで先に観たのでお馴染みの曲があって楽しめました。
半分くらい同じでしたかね?
副音声で裏話も聞けたのでそれを思い出してにやりとしたり(笑)

映像で観たときより人数が多くて壮観~。
色をたくさん使っていて華やか~。
見覚えのあるダンスがあると楽しい~。

星条海斗さんはウルヒのときと全然違う!!
かなりギラついた感じで誰だかわからなかったです。
アマポーラはなぜか聞き覚えがあるな~と検索したら
車のCMで使われていたんですね! だから知っているのか~納得。

ラムセスがよかった芹香さんを見つけたい! と見ていたんですが
髪型変わったり、衣装かえたり、ターバン巻いたりするたびに見失いました。
双眼鏡覗いて「お、このひといいな」と全体を見ると
衣装が特別仕様で二番手な空気が漂っていて
あ、芹香さんでしたか(苦笑)
ということを繰り返しました。
よっぽど好みの顔なのか・・・? 覚えられないけど・・・

明日へのエナジーが一番よかった!
好き!
映像で見たときも好きだったけど生で観ると迫力が増す!
みなさまも大好きだったようで拍手が一番大きかったです。

 

短編集:イキウメ 図書館的人生 Vol.4 襲ってくるもの

イキウメなので行ってみました。
図書館的人生ってシリーズは初めてです。
短編集みたいな感じなんですね。
3つの短いお話の連作でした。

たしか天の敵も短編から長編になっていたはずなので
今後、長編になる話があるのかもしれません。


イキウメ 図書館的人生 Vol.4 襲ってくるもの

観劇:2018年5月24日・木(G列上手)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出:前川知大

匿名A(①)・②はいろいろ・百瀬清武(③):浜田信也
山田不二夫(①②)・百瀬譲(③):安井順平
山田宗夫(①)・②はいろいろ・担任教師(③):盛隆二
時枝悟(①)・裁判官/手振り男(②)・担任教師(③):森下創
山田輝夫(①②):大窪人衛
二階堂桜(①②③):小野ゆり子
匿名C(①)・同僚C/遺族孫(②)・百瀬由香里(③):清水葉月
匿名B(①)・佐久間一郎(②③):田村健太郎
山田聖子(①)・所長/通行人B(②)・百瀬みゆき(③):千葉雅子


① 箱詰め男(2036年)

脳科学者の山田不二夫は、皮肉にも脳に進行性の病を発症する。
不二夫は病を契機に自分の体を使い、マインドアップロードの実験を試みる。
それは人間の意識、精神活動をコンピューター上で機能させるというもの。
不二夫は身体を捨て、自分の意識をPCに移すことに成功する。
不二夫の息子、宗夫は久々に海外から実家に戻ると、父親と再会する。
「父さんよ」と母親が黒い箱を指す。思い出に襲われる黒い箱。


セットが美しかった。
照明によってものすごく奥行きがあるように見えたり
不穏な感じになったり
未来チックになったり。

照明もよかったです。
シンプルなセットを光の照らし方で
いろんな表情に変わるのを観るのは楽しかったです。

箱って言うからシンプルな金属の箱をイメージしていたんですが
間接照明ですか? ってくらい
オシャレな箱でした。
透かし彫りが施されてさらに光るなんて予想もしなかった(笑)

話はどうにも苦手で・・・
なにがダメなのかわからなかったですが苦手でした。


■② ミッション(2006年)

山田輝夫は配達の仕事中、死亡交通事故を起こし実刑判決を受ける。
原因は一時停止無視で、それは自らの衝動に従った結果だった。
輝夫は、ふいに意志とは無関係に襲ってくる衝動に悩まされていた。
誰が自分に命令しているのか。
結果としての、この交通事故はどういう意味を持つのか。
出所後、輝夫は衝動に従うことの意味を確かめるように、おかしな行動を取り始める。


う~ん。
小さいマイルールを作ってこっそり行動することは理解できる。
たとえばマンホールを避けて行動する、とか。
やったことあるし(笑)
けどそれに囚われてはいけないな~。
寝る前のお祈りをやらなかったせいで母が亡くなったと
気に病むようになって思い込みが激しくなったのか。

それに衝動のまま行動するってのはないな~。
衝動に駆られるってのは無くはないけど
それに身を任せるのはアウトでしょ。
衝動=使命とかもうヤバすぎ(笑)

衝動のままに行動して交通事故を起こし
ひとひとりを死に至らしめた山田輝夫が主人公。
それって事故より酷い。

反省しない上に
遺族が「高齢だし、もし生きていたら事故を起こすほうになっていたかも」と
話していたのを聞いて
自らの事故を正当化しようとする思考に恐怖しました。

遺族はそう考えることで哀しみを乗り越えようとしているんでしょう。
加害者がその理論に乗っかるのは違うと思う。
それを無邪気な感じで言っているのがまたコワイ。さすがですけど。

そんな主人公をお世話する(としか言いようがない)友達が偉かった。
けどそんな友達にも厄介な過去が・・・


■③ あやつり人間(2001年)

由香里は就職活動を始めたばかりの大学三年生。
由香里は、母みゆきの病の再発をきっかけに、学業、就職活動、恋人の全てをリセットしたいと感じる。
しかしみゆきも兄の清武も、それに反対する。
辛い思いをするのは由香里だからと。
母も兄も恋人も優しい。
しかしその優しさはどこから来ているのかと、由香里は言葉にならない違和感を感じている。
そして、その違和感は視覚化されていく…。


②に主人公の友達だった佐久間のストーカーの逸話も織り込まれた話。
ですがメインは
就活と母親のガンの再発で自分を見つめなおすことになった由香里さん。
違うと思ったらすべてをリセットしようとする由香里さん
周囲はビックリして説得するけど応じようとせず暴走。

けど由香里さんの考えもわかる。
それに治療に関しては正解はないと思うので
誰の考え方も理解できます。
お兄さんの考えもわかるし
お母さんの気持ちもわかる
相手のためだった行動が実は自分のためだったというのもありそうで怖い。
根っこが優しさなので難しいんですよね。

頭上の黒いものは不安なのかなと思っていたんですけど
自己欺瞞のほうが近いような気がしました。

夕暮れ時のとある家庭のダイニングっぽい照明がお見事でした。


あいかわらずSF要素が盛り込まれていますが
ヒヤリとするお話ばかりでした。
SFでイイカンジに薄まっているような鋭い視点がおもしろかったです。

イキウメも3回目となると役者さんを覚えてきました。
基本は散歩する侵略者の知識で
あー、散歩~であの役やったひとだ~
と思って観ていました。
そろそろ名前と顔を一致させたい(笑)

結界ふたたび:ミュージカルCode:Realize

吉谷さんの演出で良知くんと君沢さん出演なので気になっていた舞台。
しかし原作がゲームなので知識ゼロ。
アニメにもなっているようですが見ていなかったので
踏ん切りがつかずにいたところ
声をかけていただけたので行って参りました。

観劇前に一応Wikiで調べたんですが
ヒロインは触れたものを腐らせる能力をもっていて
登場人物は基本、有名人
それ以上はネタバレになりそうだったのでストップしました。
が、ネタバレ覚悟で読んでおいた方がよかったかもしれません。


ミュージカルCode:Realize

観劇:2018年5月17日・木(2階1列目上手)
会場:シアター1010

脚本:浅井さやか
演出:吉谷光太郎
音楽:tak
振付:MAMORU

アルセーヌ・ルパン:良知真次
カルディア:長谷川愛
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング:秋沢健太朗
ヴィクター・フランケンシュタイン:仲田博喜
インピー・バービケーン:鷲尾修斗
サン・ジェルマン:滝澤諒
フィーニス:星元裕月
エルロック・ショルメ:君沢ユウキ
ランパール・レオンハルト:大力

仲田祥司・澤邊寧央・山口渓・多田滉
下村彩・熊田愛里・藤縄雄大・熊田健大朗


席が2階の1列目だったんですが手すりが! 邪・魔!
銀河劇場の3階席よりマシな気がしましたがいい勝負かも。
あきらめて脱力しながら鑑賞しました。
それと照明がまぶしくて難儀しました。
役者さんが照明を遮ってくれるとめっちゃ楽で感謝した(笑)

席がかなり上手で音響がイマイチで
録音されたセリフやエコーがかかったセリフは
聞き取りにくくて苦戦しました。
冒頭の設定を説明していた(ような気がした)セリフは
聞こえたほうがよかったんじゃないかと思うんですよね。
反響して聞きとれなかったけど。
ネタバレ覚悟で読んどくべきだったとさっそく後悔。

吉谷さんの演出舞台としては珍しく
ちゃんとしたセットが組まれていません。
可動式のセットが臨機応変に動くのみ。
アンサンブルさんが
歌ったり
踊ったり
役に扮したり
セットを移動させたりと大活躍です。
良知くんとヒロイン以外のひとも割とセット動かしていた。
でもまあ吉谷演出だと通常運転な気もする(笑)

しかし・・・

音響が悪い席
やたら動きまくるセット
ゲームが原作の舞台
と来ると思い出すのが『陰陽師』。
出演者も被っているひとがいるし・・・
そんなことに気づいて常に意識して観ることに。

陰陽師は
どう考えても途中だよね?!
ってとこで終了してしまったのがトラウマで
この舞台でもたびたび
まさかここで終わったりしないよね?!
とハラハラすることに(苦笑)

その心配は杞憂でした。
ちゃんとひと段落つくとこまで上演してくれました。
さすが吉谷さん! さすが桜木さん!
つうか、2時間ちょっとであんなに詰め込むのさすがすぎる。

以下、4話までアニメで見たのでそれを混ぜた感想です。


開始早々、出演者全員出演するメインテーマが流れるのは盛り上がりますね!
ここで次々に登場する役者さんを確認!
この扮装が君沢さんで
まあ良知くんはわかるからいいとして
スタミュミュからは滝澤くんと星元くんがいるはず、うん見つけた
あとはプリステからたっすんが出ているはずなんだけど
ありゃっ、ヘルシングとフランケンシュタインの区別がつかぬ!

しまった~もっと公式HPのビジュアル見まくっておくべきだった。
そもそもたっすんが
ヘルシング役なのかフランケンシュタイン役なのか思い出せぬ。

と記憶力と戦っている間に
良知くんがヒロインをお姫様だっこして無事救出して
さっそく乙女ゲー的場面!

今回の良知くんはやること多いです。
歌って、踊って、話進めて、戦って、口説いて、手品して、お姫様だっこして・・・
踊るのも社交ダンス(ワルツ?)的なダンスもありますからね。
タイヘン~

良知くん出演の舞台は何種類か観ていますが
こんなに女の子に絡む役は初めて観るのでなんだかソワソワしました(笑)
口説くんだもん。
いままで恋愛要素のある役で良知くん観たことなかった。

ヒロインは触れたものを腐らせる力を持つって聞いていたんだけど
明らかに毒ですよね?
肌に直接触れると相手が毒されるというトンデモ能力。
自分ではどうにもならないらしい。かわいそう。
しかし食事はどうするんだ? 何食べて生きてんの?
アニメではサンドウィッチ食べていました。普通に食事するんですね。

本人には2年前以前の記憶がないんですが
どうやら本体はすでに死亡していて
胸元に埋められたホロロギウムのおかげで生きながらえているカルディア。
だから取り出すわけにもいかず毒と共存しないといけない人生。つらい。
徐々にわかる事情を聞いて
つまり父親はタッカー(ハガレン)と同じタイプか~と思いを馳せた。
カルディアの衣装のデザインは父親の趣味なんですかね?

父親はタッカーではなくアイザックって名前だったんですが
かなり危険思想の持ち主で
息子のフィーニスもそれに毒されてイッちゃってて、うーむでした。
しかし報われない悲劇の子。
姉さんに対して容赦ない邪悪な弟でした。
それを嬉々として演じる星元くん。なんかこういうツンなキャラ似あう(笑)

基本的に登場人物は実在の人物や有名な物語のキャラでした。
といってもほとんど元ネタは知らないんですけど。
たいてい名前は知っています、って程度でしたが
インピーは知らなかった。ジュール・ヴェルヌの小説のキャラなんですね。

どうやら舞台のインピーが原作にかなり忠実だったらしく
ゲームをクリアした友達が絶賛していました。
それを踏まえてアニメを見たんですが・・・
うーん、すでに舞台の記憶が薄れていたので似てた気がする程度で
それほど実感できなかったのが残念。
やっぱ2.5次元は原作知ってる方が確実に楽しめますね。

サン・ジェルマンは何かの小説に出てきたんですが
その話の中では不死のひとって前提だったので
私のイメージは サン・ジェルマン=不死者 です。
そこの解釈違いはなかったのでOKだったんですが
サンって呼ばれるのが慣れなかった。
サンジェルマンって呼んでくれないと誰だかピンとこない(苦笑)
イデアって設定が急に出てきたけどよくわからないまま・・・

たっすんな仲田くんが演じていたのはフランケンシュタインだったんですが
わかるまで時間かかりました。
たっすんの面影なかったからな~。
柔らかく穏やかなキャラなんですね。意外だった。
たっすんはツンツンしていたから。
このひともフランって呼ばれるのに慣れなかったです。

ヘルシングがカッコよかった!
冒頭で登場してからしばらく出てこなかったので
結果的にもったいぶった登場だったのがズルイし
二丁拳銃、それもマスケット銃構えるのがカッコイイ!
それをくるりと回転させたりするポーズが良かった!
声もよかったのでうっとり。
演じる秋沢くんはハイステでも観たんですが断然こっちのほうが好き。

君沢さんのポジションがハイネっぽかったから
また敵役なんだろうか・・・と心配した。
敵じゃなかった! 完全な味方ってわけでもなかったけど(笑)
エルロック・ショルメ、変な名前だと思ったら
シャーロック・ホームズのアナグラムなんですね。
ルパンがいるならホームズもいてもいいのにと考えたけど
ちゃんといたんですね、私が分かっていなかっただけで。

やたらスモークを使っていたんですが
アニメを観たらその理由が判明。
そういう街だった! あのスモークは原作通りだったのだ!
歯車の背景も世界観を表現していたのだ。
歯車の街だったからな~。
やっぱ原作は知っておくべきだと思う。

あとルパンたちの隠れ家がめちゃくちゃ立派なお屋敷でビックリ。
それは舞台ではわからなかったわ~。
さすがサン・ジェルマンのお屋敷。

セットはイメージ重視でシンプルでしたが
衣装の再現度は高かった。
アニメ見て実感(笑)

アニメではヘルシングが馬に乗っていたんですが
さすがにそれは舞台では再現できなかったか~。
馬は難しいですよね残念。

2時間くらいで詰め込むには情報量が多かったようで
原作知らずに観るとわからないことも多かった。
いつの間にか場面が変わっていたり
いつの間にか怪我したと思ったらいつの間にか治っていたり。
カルディアの毒がイイカンジに抜けたのはわかった。良かったね!

今回はルパンルートでハッピーエンドだったわけですが
聞くところによると
他のルートではカルディアの毒が抜けないままのパターンもあるらしく
ハッピーエンドとは言い難いこともあるらしい。
なんてシビアな・・・

 

やたら楽しかった:ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」 イン コンサート

Spiさんを観たくて急遽チケットを取った
ジャージー・ボーイズのコンサート。

初演は観ていません。
観ていませんが
初演キャストも再演キャストも一緒に観られるのはコンサートだけ!
って謳い文句に誘われて行ってみました。
なんかお得感があるじゃないですか(笑)

千穐楽を選んだのはそのほうが盛り上がりそうだし
コメントとかもありそうじゃない? という下心があったからですが
初日に取材があったので個別のコメントもあったらしい・・・
そうか~。

映画は観たものの全く覚えていなかったので
必死で映画を観なおしてからシアターオーブへ!

前日のミュージックフェアでメドレー聞けたのも予習になってよかった。
歌詞が日本語だったのが衝撃的でした。
映画では吹替えで再生しても歌はそのままだったので(笑)

オーブ久々~。
空間が贅沢に存在するのに通れるルートが限られているので
移動が困難・・・というか渋滞しがち。
終演後は移動するひとでごった返すので結構ストレスですね(苦笑)


ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」 イン コンサート

観劇:2018年5月13日・日(3階席の奥)
会場:東急シアターオーブ

演出:藤田俊太郎
脚本:マーシャル・ブリックマン&リック・エリス
音楽:ボブ・ゴーディオ
詞:ボブ・クルー

フランキー・ヴァリ:中川晃教
トミー・デヴィート:藤岡正明/中河内雅貴/伊礼彼方
ボブ・ゴーディオ:海宝直人/矢崎広
ニック・マッシ:福井晶一/Spi


コンサートだからひたすら歌うんだろうな~
とは予想ついたんですが
まさかのペンライトOKにビビる。
グッズにペンライトがありましたよ。
歓声もOKでしたよ。
そうか、そういうノリか~。

チームカラーが決まっているので衣装どうするんだろうと思ったら
光沢のあるシルバーの衣装で統一でした。
デザインは少しずつ違っていたので役者さんの好み?
キャラごとのデザインってわけでも
チーム別のデザインってわけでもなかったんですよね。

フランキーはアッキーしかいないのでいいとして
ほかの登場人物は複数いるからどうするんだろ??
チームごとで登場??
という予想は外れました。

キャラごとに登場でした!

映画と同じく春夏秋冬にコーナーが分かれていて
それぞれのパートのメインキャラが全員で登場してくれました。
つまり春ならトミーの3人が
「俺がトミーだ」と言いながら出てきた(笑)
マジか。そうきたか~。

藤岡くんが大活躍でした。
赤チームから唯一の出演なのに
ペンライトを赤にさせたり
旧赤チームにして現青チームの矢崎くんにお前も赤だよな? と圧力かけてた(笑)
肩身狭いのでは? と心配したけどそんな心配無用な強さ。
このトミーめっちゃ強いぞ。失脚するはずなのになんだか押しきられそうだ。
藤岡くんのトミーでミュージカル観てみたかったな・・・
どうして再演に出ないの藤岡くん。タイタニックに出るからだよね知ってる。

ようやく舞台で藤岡くんを観られました。
たぶんこれが初めて(忘れているんじゃなければ・・・)。
前に藤岡くんを観たくて録画した舞台もあったんですが
あんまりおもしろくなかったので途中で止めちゃったことがあるんですよね。
どれが藤岡くんかわからなかったし。
アッキーも出ていたんですけどねー。
話が好みじゃないとどうにもこうにも・・・
しかし改めて調べたらSpiさんもいたんですよ! マジですか!?
消すの早まったか(悩)

Spiさんはめっちゃ笑顔で歌うひとでした。
ニックは低音のイメージだけどそこまで低音ではなさそう。
Take Me Out では歌わなかったので楽しそうに歌う姿が新鮮。
あ、キンプリ舞台のアレクのときも歌っていたはずなんですけど
歌よりダンスに圧倒されてしまったもので・・・
3階の奥から双眼鏡を駆使していたんですが
めっちゃ客席観てくれるんですよ。
視線合ってる?(3階席なのに??)
って思えるくらい上向いて歌ってくれたのはSpiさんだけでした。
歌いながら手を振ってくれたし余裕がスゴイ。

ニックのソロは映画ではなかったと思うんですが
これがまたいい曲で!
華やかなSpiさんの歌声を堪能できるナイスなナンバーでした!
ここここの曲もミュージカルで聞けるってことですよね?!

チケット取ります!!
というか取りました!!
ブルーはもちろん、気がついたらホワイトも取っていました!!

戦国鍋で見て以来、実際に舞台を観てみたいと思っていた矢崎くん。
ようやく観ることができました~。
なんでこんなに時間かかったんだろ。けっこう舞台に出ているのに矢崎くん。
ボブですよ! 最後までフランキーについてきてくれるカワイイ子。
矢崎くんだとさらにカワイイです。
歌が上手になっています! 戦国鍋以来なのでビックリしました。
丁寧に歌ってくれるのがまたカワイイ。
カーテンコールで
客席から引っ張り出された吉原さんも褒めてくれたほど。
これはミュージカルも期待!

そしてアッキー。
出番が多くて大変そうなのにさらりとこなして頭が下がります。
その歌声どこに隠していたの?! って驚く歌声です。
アッキーもひさびさだからな~。
舞台で観るのはモーツアルト以来? いやSHIROH以来か。
どっちにしろ久しぶりです。
あんまりミュージカルを観ていないのがバレますね(笑)

なんかアッキーの歌声を聞いているだけで気持ちがよくなります。
というか、このコンサート
歌を聞いているだけでやたら楽しくなったんですけど何故なんだろう?

コンサート形式ではあるんですが
ちゃんと物語になっていたのが良かったです。
初演の映像をつかって大体の流れを紹介してくれたので
物語を楽しんだような満足感がありました。

映画より理解できたのは何故なんだ??
映画と同じ内容だったのに映画よりずっと楽しめた。ダイジェストだったのに。
映画ではあんなに寝落ちたのにな~(苦笑)

知っている役者さんが出ているから集中力があがったのかもしれないし
演出が好みだったのかもしれません。
Take Me Out と同じ演出家なんですよね。
もしや私が藤田さんの演出を好みだという可能性も・・・
それは9月のミュージカルを観ればわかりますね、きっと。

 

佐助への愛がすごい:ミュージカル『しゃばけ』参 ~ねこのばば~

ミュージカル『しゃばけ』も三作目です。
今回は若旦那もハイネがなかったのでちゃんと出演してくれます。
やっぱ音声のみより本人がいてくれたほうがいいですね。


ミュージカル『しゃばけ』参 ~ねこのばば~

観劇:2018年5月5日・土(R列下手)
会場:シアターサンモール

脚本・作詞:神楽澤小虎
演出・音楽:浅井さやか

一太郎(若だんな):植田圭輔
仁吉:中村誠治郎
屏風のぞき:藤原祐規
守狐:福井将太
秋英:法月康平
寛朝:石坂勇
あきつ来野良、市川真也、田中大地、松山祐樹

日替わりねこまた(出演日順):廣野凌大(4月28日)、桑野晃輔(4月29日)、
深澤大河(4月30日)、鈴木裕斗(5月1日)、阿澄佳奈(5月2日)、
松村龍之介(5月3日)、芹沢尚哉(5月4日)、古谷大和(5月5日)、
椎名鯛造(5月6日)、川隅美慎(5月7日)、加藤良輔(5月19・20日)


今回は法月くんが秋英役で出演するというので迷わず観劇!
秋英は利発で将来有望な修行僧なので大好きです。
が、舞台では少々悩んでらっしゃる。
どういうことかと思ったらちょっと原作をアレンジしていて
それに巻き込まれていたんですね。
なるほど。結果出番が増えたからOKです。
あいかわらず伸びやかな歌声が聞けてよかったです。
あと坊主頭じゃなくなでつけたオールバックだったのも安心しました(笑)

今回は若旦那と仁吉が復活して
佐助がお休み。
まあ佐助は英治さんですからね・・・
変更せずに雲を探すため江戸中駆け回っている設定になったのは優しいと思いました。
しかし佐助に対するみんなの愛がっ!
早く帰ってきてという思いがっ!
凄かったです。

日替わりキャストの存在を知らなかったんですが
ねこまた役が日替わりで私が行った日は古谷大和くんでした。
キンプリの高田馬場ジョージですよ! やった!!

初登場シーンで自分のセリフ以外の部分も覚えて
ほかの人の分まで言っていたのはご愛嬌(笑)

キレキュンという新しいゲームを生み出して実践してくれました。
キレたあとに「カメラ止めてー」とストップさせてキュンとさせる
みたいなゲームです(説明が難しい)。
それにあいうえお作文を掛け合わせるという難易度高いゲーム。

それに巻き込まれるのが屏風のぞき(藤原祐規)と守狐(福井将太)。
しかもあいうえお作文のお題は客席からいただくというアドリブ。
客席から、と聞いたときビクッとしたふたりが可笑しかった。
どうやら打ち合わせと違ったようです。

お題は「何でもいいです」といいながら「好きな色とか」と誘導する古谷くん。
突然いわれても思い浮かばないのでいい誘導だったと思います。
お客さんもちょうど3文字の「きいろ」を選択。

屏風のぞき:「き」今日は楽しみにしてたパーティ。ドレスを新調しちゃった
古谷くん:「い」いい男が女を両手に(と言いながらアンサンブルの2人を巻き込む)
屏風のぞき:カメラ止めてー!!
        お前がメインのコーナーなのにお前が頑張らないでどうする?!
        他の人間使ったらダメだろう(とマジメにおこ)
        でもそんなとこもいっぱい好きー

みたいなキレキュンを見せてくれた藤原さん。
古谷くんより使いこなしている(笑)
古谷くんもその先を考えていて
「ろ」の守狐までちゃんとやったんですけど
詳細は忘れました・・・

とにかく藤原さんのほうが「カメラ止めてー」もキレキュンも達者だった印象。

後半、古谷くんが果敢にも仁吉にキレキュンを仕掛けたときはドキドキしました。
仁吉のキャラとしてはそれに乗っかっちゃいけないけど
中村さんとしては乗ってしまいそうな感じもあって
どっち?! とハラハラ。
結果、「早く帰れよ」と超クールに返していて爆笑でした。

カーテンコールで植ちゃんと日替わりゲストのトークが少しあったんですが
古谷くんは「どうやら昼公演とは違うことを夜公演でやる噂」と言っていたので
夜公演はまったく違うことをしたのかもしれません。
「噂ってあなたの中でだけでしょう」って植ちゃんは苦笑いしていましたけど
愛すべき後輩を見る目はやさしかった、と思います。
 

新しい髑髏城の七人:劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人』Season極

劇場で観る前に我慢できずにライビュで拝見。
新感線FANのみなさまから
ネタバレしないで観たほうが楽しめる!
というご忠告があったのでネタバレ回避しまくって観てきました。

確かに今回は何も知らずに観たほうが楽しい!

今までの髑髏城を踏まえて観ると
思わぬアレンジや変化があってたまらんのです。

劇場へは花ドクロを観劇した5月3日に行ってきました。
ホントに丸1年髑髏城に接したんだな~。
もうこんな贅沢ないんだろうな、とチケット取ったときは思ったのに
メタルマクベスが控えていると発表があって複雑・・・
もうステアラ飽きた(苦笑)


ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人』Season極

観劇:2018年4月12日ライビュ・5月3日・木(16列下手)
会場:IHIステージアラウンド東京

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

極楽太夫(雑賀のお蘭):天海祐希
兵庫:福士誠治
夢三郎:竜星涼
沙霧:清水くるみ
カンテツ:三宅弘城
狸穴二郎衛門:山本亨
ぜん三:梶原善
天魔王・織田信長:古田新太

右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、吉田メタル、保坂エマ、川原正嗣、原慎一郎 / 武田浩二、加藤学、川島弘之、南誉士広、熊倉功、縄田雄哉、藤田修平、北川裕貴、穴沢裕介、生尾佳子、小川慧、上垣内平、小板奈央美、鈴木智久、鈴木奈苗、田代絵麻、鉢嶺杏奈、森加織、渡部又吁


観た直後はいろいろ考えたのにもう忘れちゃったな~。
ライビュで観たときとの違いとか
そういうことかーと納得したこととかあったのに。
だから早いとこ感想まとめればいいのに・・・

ただ面白かったのは確かです!

花鳥風月はキャストが違っていても髑髏城の七人という物語は同じなので
展開が読める(というか知っている)から
今回は髑髏城をベースにしていても違う物語だったので新鮮でした。

主役が捨之介と極楽太夫を混ぜた感じだから
七人目は誰なんだ?! という楽しみもあったし
極楽太夫を蘭丸要素も混ざっていたから
蘭兵衛ポジションはいないの? 裏切り者不在? とか
無界屋の襲撃がないパターン?! とかいろいろ期待もしました。

たまには無界屋が無事のルートも観てみたい。
が!
そううまくはいかないようで・・・

けどその分、ラストのみんなの選んだ道がハッピーでした。
それぞれの道を進むラストもステキですけど
みんなで一緒に、というラストが私は好きです。

夢三郎のキャラが興味深かったですね。
身分の上下を無くした無界屋でしたが
ついに男女の差まで超越した存在が誕生してしまいました。
二幕ではまた違ったポジションで大活躍。
あの肩肘張った感じは武士に憧れるあまり力み過ぎたってことなんですかね。
武士に憧れるのは兵庫も同じなのにずいぶんアプローチが違う(笑)
竜星くんは若手刑事(小さな巨人・22年目の告白)で観たんですが
そのときより断然よかったです。

新キャラの夢三郎とかかわりの深い兵庫も役割を変えていて
演じていたのがワンピース歌舞伎でエースを演じていて福士くんなので
奇妙な兄貴感が・・・
兵庫だからアホな面もあるのにそこまでアホに見えない気がする。
あと今回は極楽太夫と出会ったときから始まるので
フォーリーンラブの瞬間が舞台で観られたのはよかったです。
あの柱越しのガン見には笑うしかない。
盃までかわした夢三郎の変貌は兵庫にはつらいものだったのに
ちゃんとカタをつけに行ったのは偉かった。

スゴ腕スナイパーの極楽太夫。
ライビュの大画面で見ても美しさに揺るぎがなかったのがスゴイ。
狸穴さんとも顔見知りなのを隠さずいきなり密談しちゃうのが新しい。
そこで登場する清十郎さんが! いい役でした。
川原さんですからね。味方につけば百人力! 最強の助っ人!!
髑髏城へ踏み込む動機のひとつになっていたのがお見事。
兵庫、不利だ~。清十郎さんが恋敵では不利だ~。

今回の天魔王は死に場所を求めていたんですかね?
エゲレスとのやりとりがなかったので勝ち目がなかった気がするんですが
どうする気だったんだろう??
毎回部下が強烈なんですが今回も凄かった!
猛突の歌声が炸裂!!
天魔王の部下になるには歌のオーディションでもあるんだろうか?
原さん、調べたら劇団四季にいたひとなんですね。
お、メタルマクベスにも参加してくれる! 楽しみ増えた!!

三五の裏切りの美学? も聞けてお得。
裏切りと言えば三五さんですからね。今回の髑髏党には特に馴染めなかったようで(笑)
カンテツもアオドクロ感を残しつつ新しいカンテツでした。
三宅さんの動きが若くて年齢調べて驚いた。50なんすか・・・
善さんはアカドクロで贋鉄斎、鳥ドクロで狸穴、今回のぜん三と驚異の出席率。
水神坊を倒す場面はアオドクロ感のあるスローで大変楽しかったです。
水神坊がヅラネタを継承? していたのも感慨深い(笑)

百人斬は全員集合でこれまたよかった。
今回は特にチーム戦って感じだったので全員参加は嬉しかったです。


千穐楽のライビュはさすがに無理(月末の日中では休めぬ)なので
これにて髑髏城祭は終了。
ですがメタマク祭がはじまるのでまだまだステアラにはお世話になります。
 

上映後が本番:る年祭 SANADAMA・る上映会

昨年末の公演には行けなかったので上映会に参加。

浅草公会堂には久々に行きました。
浅草駅が変わっていてビックリ。
キレイになっている!
黒を基調にしていてなんだか浅草っぽくない(笑)


ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭(略してる年祭)SANADAMA・る上映会

★『来年の今日は平成最後の日だよ』の部(12:00開演)

観劇:2018年4月30日・月・祝(2階て列上手)
会場:浅草公会堂

構成・演出:板垣恭一
脚本:赤澤ムック

安西慎太郎(W主演) 辻本祐樹(W主演)
佐奈宏紀 永田崇人 杉江大志 小沼将太 碕理人 白又敦
田中涼星 蒼木陣 滝川広大 小原悠輝 佐藤貴史 宮下雄也 井深克彦 中村龍介 二瓶拓也 加藤啓/
滝口幸広 林剛史 兼崎健太郎/
内藤大希 木ノ本嶺浩/
大山真志 原田優一/  
松村雄基/
紫吹淳


まさかの休憩なしぶっ通し上映+アフタートーク。
どうして休憩がないのか謎です。

先日観終わったばかりの『真田丸』の記憶も新しいところに
真田十勇士の物語+伊達政宗陣営の物語。
でもあんま似てなかったかな。
真田丸には真田十勇士でてこないからリンク度が低かった。
むしろ数年前に観た勘九郎さん主演の『真田十勇士』の記憶の方が役に立ったかも。


政宗の命でスパイに入った片倉重長(小十郎の息子)が
根津甚八として真田陣で馴染む話。
ちょっと違うけどだいたいこんな話(笑)

本筋より出演者個々のスキルを活かす演出のほうが印象に残っています。

中村龍介くんと蒼木陣くんのブレイクダンス対決とか
内藤大希くん、大山真志くん、原田優一さんの歌合戦とか
佐藤貴史さん、宮下雄也さんのにぎやかしとか
そういうの大事! 見せ場大事!!


上映後はトークやリーディングのコーナー。
登壇したのは以下の5人(+映像出演)。

片倉重長:安西慎太郎
伊達政宗:辻本祐樹
真田信之:内藤大希
伊達成実:木ノ本嶺浩
穴山小助:中村龍介
豊臣秀頼:永田崇人(映像出演)

役の扮装で登場! ああ~っ、ありがたい!!
内藤くんと中村くんしか顔と名前が一致しないので・・・


公演振り返りトーク

「中の人をイジるってスゴイですよね」と内藤くん(笑)
そ、そうですね~。
劇中・本番中でもお構いなしに本人イジってきますからね、るひまは。
今回初参加の内藤くんはビックリしたようです。

中村くんが真田十勇士の満月祭の場面の裏話をしてくれました。
日替わり部分は楽屋が同室の中村くんと宮下くんが
毎回、オーディションをしていたらしい(笑)
海野六郎(田中涼星)は10回全部合格したとか。
さすがジェキ様(ダンデビ)。

あと十勇士のラストの場面で由利鎌之助(白又敦)が
後ろに回った鎌をなかなかキャッチできないのを見てみんな密かに笑っているとか。
泣いている芝居っぽいけど実は笑っていると暴露。
「(本編の)余韻なんてぶち壊していきますから!」と高らかに宣言された(笑)


役を入れ替えてみようリーディング

配役を交代してリーディング。
お手本の本編映像を観たうえで配役発表。
つうか本編のチョイス! めっちゃシリアス場面ばっかじゃないですか!

*幸村と重長が2人きりで話す場面
幸村→内藤 / 重長→木ノ本

台本を渡されてザワつく2人。
映像ではアドリブや変更があった模様。
基本、台本通りでOKってことで

木ノ本:この支配からの?
内藤:それはいいです

映像の「この支配からの?」「卒業〜♪」はアドリブだったことが判明
というか重長の粘り勝ちか(笑)
どっかで木ノ本くんが噛んだところで
「うん?なんて?」と冷静にツッコんで言い直させた内藤くんが愉快でした。


*大坂城で秀頼を逃がす場面(淀殿を刺して大野慟哭、暗転まで)
映像流れた途端「林剛史かぁぁ!」と絶叫する龍くんに大笑い。
更に「こういう場面を選ぶあたり、るひまやっぱ頭オカシイ」と
指でこめかみあたりをトントンするのがもう・・・(笑)
そして大野治長(林剛史)の役は龍くんに!
大野→中村 / 淀殿→辻本 / 秀頼→安西

かなり真面目にすすんでいたんですけど
辻本くんの淀殿がムリあるし
モノマネ? で「おおンの(大野)」と笑いを取りにいったので台無し(笑)


*大坂城から脱出した秀頼と木村が本音でぶつかり殴り合う場面
木村→辻本 / 秀頼→内藤

本気リーティング。
めっちゃシリアスですからね。これはちゃかせない・・・
と思ったら最後の最後で辻本くん「おおンの……」ってブッ込んできた~。
台無し!(笑)


赤澤ムック書き下ろしの物語をリーディング

秀頼様のこと
仙台藩のお月見

るひまのブログで内容を読めるのがスゴイ。
圧倒的豊臣勢に囲まれて内藤くんの出番あるんだろうか? と心配したら
ナレーションをいう大役を全う。
聞き取りやすい~。


あとどこかで誰か(木ノ本くん?)が
「るひまではいろんな役をやってきたので今回は原点に返って二枚目を」
とコメントしていたのを聞いて
「自分で言うんだそれ?」って内藤くんのツッコミがよかった。
たぶんツッコミ待ちだったから(笑)

お辞儀した内藤くんの頭に髪を結っていた紐(真田紐?)がちょろりと乗っていて
カワイイけど直して~誰か直して~と念じたけど最後まで直らなかった。

体調良ければ夜の部も、と思っていたんですが
偏頭痛でへろへろになったので帰りました。
夜の部には大山くんがいたのに~。無念。
 

レビュー公演でした:スタミュスピンオフ team柊Caribbean Groove

スタミュミュのスピンオフ。
チーム柊の通称カリグル公演です。

舞浜アンフィシアターは初めて行ったんですが
観やすいですね。遠いけど。
正面じゃなかったのが残念ですが側面から観るのも新鮮でおもろかった。


ミュージカル スタミュスピンオフ team柊 単独レビュー公演Caribbean Groove

観劇:2018年4月28日・土(10列目下手)
会場:舞浜アンフィシアター

辰己琉唯:櫻井圭登
申渡栄吾:北川尚弥
戌峰誠士郎:丹澤誠二
虎石和泉:高野洸
卯川晶:星元裕月


スタミュミュの1作目の本編は映像で観ました。
さすが吉谷さん演出! 楽しめました。
そしてチーム柊を気に入りました!
櫻井くん、他の舞台で観たときよりクールでカッコよかった!

というわけで楽しみにしていたんですが
レビュー公演ってことを失念していました。
今回、作演出は誰だったんでしょうか??

ミュージカルというよりライブに近かったです。

入場するとケミカルライトを貰えるんですが
ペンライト必須でそれが無いと楽しさ半減、かもしれません。
一緒に行った友達から
ちょっと早い誕生日プレゼントとしていただけたので
参加でできてよかったです。感謝!

1作目でちょっと出てきた海賊の話を膨らませて
レビュー公演にしてくれたんですが
内乱に巻き込まれ親を殺された幼い王子たちが逃げた先が海賊だった
というどっかで聞いたような話・・・
いいぞ、そういうの嫌いじゃない!

幼い王子の手を引いて赤ん坊を抱いた家臣の息子
って情報が最初に提示されたので
誰がどの役か推理するのも楽しかった。
まあだいたい予測がつくんですけど(笑)

しかし座席が10列目で
通路挟んで1列目というナイスな位置だったんですが
千穐楽で中継していたためカメラが行き来するんですよ。

家臣の息子が誰だかわかる芝居パートで
目の前にカメラが佇んで見えないという悲劇!
申渡と虎石が殴り合いの熱演していたようなのに全く見えぬ!
セリフだけで楽しみました・・・

ライブのようだと思った理由のひとつが
芝居パートのほとんどが映像だったことなんですよね。
今から考えると貴重な生芝居の場面を見逃した~。

メインキャスト5人でいろいろ展開させなければならないので
映像を使うのも仕方ないと思いますが
やっぱ目の前で演じてほしかったです。

ストーリーも祖国のピンチに駆けつけるのはいいけど
そのあとの展開には納得いかない。
王子様、海賊に戻っちゃうの?
そっちのほうが浪漫あるのはわかるけど
じゃあ何のために助けに来た・・・って思っちゃう。
もちろん仲間を助けるためですよね。
王子様の中ではぶれてないと思うけど傍から見たら無責任に思えるのでは?
王子の従兄弟が帰国したからまあいいか・・・?

楽日終わったからもう言ってもいいんですよね?
柊先輩が出てきたのには驚きました。
先日まで黒ステ出ていたのに。
大阪公演もあるのに。
ちょうど黒ステ公演の谷間だったのはラッキーでしたね。

ちゃんとスタミュキャラが演じるカリグルキャラになっていて
劇中劇になっていたのが趣き深い。
キャラが演じる〇〇になっていたんですよ。
フツウに演じるより難しそう。

7月の続編にも行けることになったので楽しみです。
チーム柊のキャストに変更がなくて良かった~。

 

予習はするべきですね:黒子のバスケ IGNITE-ZONE

黒ステも3作目です。
3作目ですよね? 3作目です。

1作目の感想 黒子のバスケ THE ENCOUNTER
2作目の感想 黒子のバスケ OVER-DRIVE

アニメを見たのが結構前になってしまって
記憶が曖昧・・・


舞台 黒子のバスケ IGNITE-ZONE

観劇:2018年4月19日・木(8列目センター)
会場:サンシャイン劇場

脚本:竜崎だいち
演出:中屋敷法仁

誠凛高校
黒子テツヤ:小野賢章
火神大我:安里勇哉
日向順平:牧田哲也
伊月俊:松井勇歩
木吉鉄平:河合龍之介
土田聡史:鍛治本大樹
相田リコ:田野アサミ

秀徳高校
緑間真太郎:畠山遼
高尾和成:山田ジェームス武

桐皇学園高校
青峰大輝:小沼将太
今吉翔一:林明寛
若松孝輔:和成
桜井良:加藤ひろたか
桃井さつき:杉ありさ

陽泉高校
紫原敦:鮎川太陽
氷室辰也:斉藤秀翼
岡村建一:丸川敬之
福井健介:倉冨尚人

洛山高校
赤司征十郎:糸川耀士郎

IGNITERS:岩田笙汰、落合悠介、狩野新之介


観劇前にアニメを見かえすつもりでいたのにその余裕がなく
前日に見れるだけ見て
桐皇戦の途中までで寝落ちました。

おかげで前半は楽しめたんですが
後半の陽泉戦の記憶がほぼない状態で観劇(笑)

結論:黒ステは原作の記憶が明確だと楽しさ倍増

冒頭の氷室と紫原の顔見せの場面で
木吉が英語で笑いをとる?! そんなキャラでしたっけ??
いや・・・やらなくもない、か?
うーん。イメージと違う気がするけど木吉ならアリな気もする。

温泉の場面でも日向が率先して女湯覗こうとするの??
それはナイ気がするけど
今回いるメンバーだと日向が適任なの??
いや消去法か・・・
小金井カムバーック!

あ、火神はアメリカに修行に行ってないんですね。
そうすると赤司の呼び出しの場面に通りすがる設定はどうするの?
ありゃりゃ。完全に心配で見に来ていますね。
それだと過保護じゃないですかね?

まあそれどころじゃない変更もあったんですけどね。
今回、黄瀬がいないのでどうするんだろ? と思ったら
映像と音声ですか。
上手の布が残念なことになったのでいろいろ集中が途切れました。

しかしオープニングダンスでも正面を向かなかった赤司が
ついにこっちを向いた!
照明が照らされた!

糸川くん!! がんばってる!

あのカリスマの権化でいろいろヤバイ赤司役を糸川くんがやると聞いて
正直イメージできないと思ったのですが(だって幕末ロックのシンディですよ)
予想以上にいい感じでした。
赤司感出てる!
そうとうアニメを見て原作を読み込んできたみたいです。
口調が赤司。表情も赤司。OKです!

動きに関してはまだよく分かりませんが
聞くところによるとバスケ経験者らしいので
次回以降が楽しみです。

桐皇戦はアニメを見かえせたので
あの場面をこうしたのか! とか
この仕草はあの場面! とか、楽しめました。

アニメ見ていて思ったんですが
火神って黒子の光であり鏡(鑑)でもあるんですかね?
今吉が鏡をみれば黒子の動きがわかるって言っていて
「シャレですか?ぷぷ」って思ったけど
火神って名前には深い意味が含まれてそう。

そして最終回まで踏まえてから見返すと
黒子の技って赤司のゾーンに入った状態に似ていますね。
自分の技をチームメイトに伝授できるとこが。
リスクは段違いだけど。

はー、しかし今吉これでラストなんですかね。
もう舞台に出てこない?
声をにじませて新キャプテン任命するとこ流石でした林くん。

陽泉戦は未知の世界(ではないはずなのに!)
そう、でしたっけ?
そう、だったかもね・・・の連続でした。

なんかねー、アニメでもそうだったんですが
氷室のこだわりが理解できませんでした。
男の世界むずかしい。

紫原は髪結わいて本気になってからのほうが断然カッコイイと思います!
まさこちんがいないから髪ゴムどうすんの? と思ったら
いったんひっこんで結わいてくるんですね。

舞台の紫原は鮎川くんなので登場したときからテンション上昇。
やっぱデカイな!
おっとりしゃべるのカワイイな。
ポテチ持ってる~(笑)
アニメより愛嬌がある気がするのは贔屓目ですかね?

ゾーンの演出は正直よくわからなかった・・・
8列目でちょっと近すぎ?
もっと引きで見たらわかったのかもしれませんが
ゾーンに入ったときと
ゾーンに入ってないけどスゴイ紫原の演出の差がわからなかった。
青峰と火神のゾーンシーンはわかったんですけどね。

さて次回(あったとして)は灰崎との対戦からなんでしょうか。
高校名だけ登場したのは前フリだと解釈しました。
アレックスいないけど・・・アレックスいなくても因縁十分か。
次回(あったら)はちゃんと予習してから観たいと思います。
 

2018年観劇ナンバーワン候補:Take Me Out 2018

Spiさんを観たくて選んだ演目。
ホントは歌ったり踊ったりするSpiさんを観たかったんですが
歌いそうもなく踊りそうもないこの舞台。
あらすじを調べたら面白そうだったんで行ってみました。

DDD青山クロスシアターは初めて行きました。
青山劇場の近くなんですね。
結構急な階段を下りることになるのでちょっと非日常感がありました。
トイレは少ないので早めに行くのが吉。


Take Me Out 2018

観劇:2018年4月13日・金(F列上手)/4月27日・金(Z列上手)
会場:DDD青山クロスシアター

作:リチャード・グリーンバーグ
翻訳:小川絵梨子
演出:藤田俊太郎

メイソン・マーゼック(ダレンの会計士):玉置玲央
シェーン・マンギット(抑えの投手・南部の白人):栗原類
トッディ・クーヴィッツ(ダレンのチームメイト):浜中文一
キッピー・サンダーストーム(語り手・ダレンのチームメイト。スウェーデン系):味方良介
ジェイソン・シェニアー(新入り捕手):小柳心
マルティネス(ヒスパニック系。スペイン語):陳内将
デイビー・バトル(他チームのスラッガー。ダレンの親友):Spi
ダレン・レミング(アフリカ系アメリカ人):章平
ロドリゲス(ヒスパニック系。スペイン語):吉田健悟
タケシ・カワバタ(日本人。日本語):竪山隼太
スキッパー(監督):田中茂弘


男たちの魂と身体が燃え滾る、「ロッカールーム」。彼らにとってそこは、すべてをさらけ出せる楽園だった。
ひとりのスター選手による、あの告白までは―。

黒人の母と白人の父を持つメジャーリーグのスター選手、ダレン・レミングは、敵チームにいる親友デイビー・バトルの言葉に感化され、ある日突然「ゲイ」であることを告白。それは、150 年に及ぶメジャーリーグの歴史を塗り替えるスキャンダルであった。しかしダレンが所属するエンパイアーズ内には軋轢が生じ、次第にチームは負けが込んでいく……。

そんなときに現れたのが、天才的だがどこか影のある投手、シェーン・マンギット。圧倒的な強さを誇る彼の魔球は、暗雲立ち込めるエンパイアーズに希望の光をもたらしたのだが―。
公式HPより


あらすじとキャスト紹介を読むと話の中心はダレンなんですよね。
ほとんどの登場人物はダレンのチームメイトだし
それ以外でもダレンの会計士とダレンの親友。
ダレンとの接点があるひとばかり。

だけど、メインはメイソン?
しかもダレンの順番ずいぶん遅い・・・
そしてSpiさんが演じるデイビーは出番少なそうだな
ってことを思いながら1回目の観劇をしました。


あれ? メイソンよりキッピーがメインぽい?
キッピーの語りで進行していくからキッピー視点で進んでいく感じ。
それを補うのがメイソンなのかな。

予想通りSpiさんの出番は少ない。
が、めっちゃ印象的で衝撃的展開!
なのでインパクトは充分。

テーマがテーマなので重いな。
差別問題はひとことでは語れないよね。

つうかキッピィィィィ!!!!!!

そしてキミタチいつの間に?!
ラストのダイブびっくりしたよ!
でもおかげでハッピーなエンドに思えたよ!

以上、1回目の観劇の感想でした。
知らずに観ると考えること多くて
盲点だったまさかの結末にハッピーになりました。

これは展開を踏まえてもう一度観てみたくなる・・・っ!

という欲求に逆らえず
2週間後にフラッと2回目の観劇。
思いつきで行動したのでメガネは普段用だし
双眼鏡も持って行かないというダメダメ装備(笑)

当日券だったんですが席選べた!
反対側から観たかったのでよかった~。

この舞台は舞台と客席が変則的で
客席が舞台を挟むように作ってあったので
席によって見える部分がだいぶ異なっていました。

1列目はベンチシートと称されるそうとう舞台に近い席でした。
背もたれがないので姿勢がつらくなりそう。
そしてかなり見上げる感じになるのでは・・・?

1回目のF列がベンチシートのすぐ後ろの2列目だったのですが
すぐ近くにいる役者さんは若干見上げる感じだったんですよね。
こんな至近距離で芝居を観るのもあまりない経験で新鮮。

2回目のZ列は後ろから2番目でしたが前から4列目。
双眼鏡なくてもいいけどちょっと拡大したいところもあった。
せめてメガネが観劇用ならっ!

そんな後悔もあったんですが
角度を変えた2回目の観劇は見えなかった部分が見えておもしろかったです。


以下、ネタバレします。

続きを読む

いっぱい笑った:江戸は燃えているか

三谷さん初の演舞場公演。
会場にあわせたのか時代劇です。


PARCO Production 江戸は燃えているか

観劇:2018年3月25日・日(17列花横)
会場:新橋演舞場

作・演出:三谷幸喜

勝海舟:中村獅童
庭師・平次:松岡昌宏
勝の娘・ゆめ:松岡茉優
女中頭・かね:高田聖子
勝の妻・たみ:八木亜希子
山岡鉄太郎:飯尾和樹
勝家の女中・いと:磯山さやか
勝の妹・順:妃海風
勝家の女中・タエ:中村蝶紫
中村半次郎:吉田ボイス
西郷隆盛/デク:藤本隆宏
村上俊五郎:田中圭


観劇の数日前に松岡茉優さんが急病で
急遽、三谷さんが黒衣姿で代役を務めたというのを聞いたんですが
松岡さんの役、出ずっぱりでした!
これは大変!

獅童さんと松岡昌宏さんがW主演だったんですが
このふたりは交互にメインになる感じだったので
負担は半々だったかも。
たぶん時間的には松岡茉優さんが一番大変だったのかも。

そして全体的にボケるひとが多くて
ツッコミ担当の田中圭さんのツッコミが冴えわたっていたのが印象的。
もはやツッコミというよりキレ芸みたいだった(笑)
計画立てる立場だから説明も多いし。

勝海舟と西郷隆盛の会談に際し
影武者で乗りきろうとムリな計画を立てて
それによる齟齬が笑いに結びつくという三谷さんの得意技。
なんだっけ・・・
タダイマオジサン? そういやそんな設定あったね! とゲラゲラ笑いました。

ガッツリセットが組まれていて盆もセリも使われなかったのが
三谷さんらしい(笑)
ただ、お屋敷の門が下手の袖ギリギリにあって
花道から登場しても必ず袖にはけてから門をくぐっていたのが律儀でした。

なんだかんだで丸く収まってハッピーエンドだわーと油断したとこに
ひやりとする展開。
そうですね、彼だけ報酬もらって得していましたからね。
帳尻あわせというか・・・楽あれば苦あり? 違うか。
ひたすらに笑って終わるとかと思ったら急に突き放されたラストでした。

役の上でのことですが
カーテンコールで花道を駆ける姿をみて元気で良かったと安心しました。
 

お次はカルマ:ミュージカルDance with Devils フェルマータ

今回は両パターン観てきました。
というわけでカルマです。


ミュージカルDance with Devils~Fermata(フェルマータ)~Calma

観劇:2018年3月23日・金(3列目センター)
観劇:AiiA 2.5 Theater Tokyo

原案:岩崎大介(Rejet)
原作:グリモワール編纂室
脚本・演出:三浦香
脚本協力:金春智子、中瀬理香、横手美智子、内海照子
音楽:Elements Garden
音楽プロデューサー:藤田淳平
オリジナル曲作詞:うえのけいこ

鉤貫レム:神永圭佑
立華リンド:高野洸
楚神ウリエ:山崎晶吾
南那城メィジ:吉岡佑
棗坂シキ:安川純平
ローエン:内藤大希
ヴィフ:鷲尾昇
グラン:木全寛幸
エル:福井大輔
シダ:小林竜之
カズラ:福島海太
マリウス:北川尚弥
立華リツカ表現:肝付瑠生
ジェキ:田中涼星
北川雄也、辻大樹、木村充希、逢坂空、尾関晃輔


先に観た友達から
こっちのほうが悲しいエンドって聞いていたので
構えて観ていたんですがそんなことはなかったです。
どうやら友達はレム推し。
私は特にレム推しってわけではないのでオッケーなエンドでした。

むしろこちらのほうが楽しめました。
ローエン大活躍だし!

シキに噛みついた犬ローエンがおしおきでアヒル口括りつけられて
人型ローエンがそれを叩きつけて登場して笑いがおこっていたし。
忌々しげに叩きつける内藤くんがオカシイ。

通路でのリンドとのやりとりでは
ポケットからシイタケ出そうとするものの
引っかかったため何度かやり直して
「この上着からなかなか出ないシイタケ」って
アドリブで盛り上げてくれたり
(リンドが受け取って
「シイタケは十字に切れ目を入れて・・・ここより永遠に去るべし!」って
笑いを入れたり)
「レムの唯一の弱点」とそんな設定もあったねと思い出させてから
舞台に上がったらそのシイタケをレムに「シねッ!」と投げつけたり
内藤くんがオモシロかった。
リンドもオカシかったですけど。ノリがいいな今回のリンドは(笑)

しかもそのシイタケをナイスキャッチしたレムが
シキに投げつけて
拾ったシキがウリエのバラをひょいと抜いて代わりにシイタケ持たせて
ウリエもそのまま話を進めたりシイタケ大活躍!

ジェキの場面は「今日はハッピーフライデーよ!」と盛り上げてから
ダンサー紹介はマンデー、チューズデー・・・でオチは普通にフライデー。
それでも盛り上がったのはジェキのお手柄かも。

いろんなひとにスポットが当たっていたエレガンテに比べると
エピソードがまとまっていて
今までと同じような展開だったので王道感がありました。

リンドエンドだったので
報われないお兄ちゃんがリツカといちゃいちゃしていたのを見れたので
なんかほっこりしました。


アクマの歌宴(ミニコンサート)はローエンとマリウスで兄さんの歌…?

冒頭いきなりローエンが
「好きな人の名前を叫びましょう!」って言うから
ローエンって叫ばせる流れ? と思ったら
ローエンが率先して「マキシス様ー!!」と大絶叫(笑)
その後もマキシス様への愛を高らかに歌い上げる。

オマエそれが言いたかっただけかーい!!

ローエンはあくまでもローエンでした。
だが、それがいい!

マリウスはマジメに歌うのかと思ったら
アモりません! ゾクゾクしません! 俺様について行きません!
と悪魔勢全否定(笑)
北川くんが楽しそうでなにより。
マリウスが全体的にキレッキレで良かったです。
マリウスが何者かが何となく語られてスッキリしました。
 

挨拶が本番だった:ミュージカル『ヘタリア』FINAL LIVE~A World in the Universe~

だいぶ前に観たライビュ。
1カ月以上経ってしまいました。
だいぶ忘れてしまいましたが一応感想を。

ヘタリアは3作目の in the new world をライビュで観て
それ以外を配信で観ました。


ミュージカル『ヘタリア』FINAL LIVE~A World in the Universe~

観劇:2018年3月21日(水)ライビュ

演出:吉谷光太郎
音楽:tak
振付:MAMORU

イタリア:長江崚行
ドイツ:上田悠介
日本:植田圭輔
アメリカ:磯貝龍虎
イギリス:廣瀬大介
フランス:寿里
ロシア:山沖勇輝
中国:杉江大志
オーストリア:ROU(菊池卓也)
プロイセン:高本学
スペイン:山田ジェームス武

浅山順大・五十嵐胤人・伊藤翔・岡本笙・帯金遼太・河野健太
木本雄・佐藤優次・竹井弘樹・多田滉・成田凌・徳留達也
町田尚規・三宅柊大・村上雅貴・吉田邑樹


うーむ。
唯一残っていたメモが

生バンド

のひとことでした。
え、そこ特筆すべきポイントなの?
でもメモ見るまで忘れていたのでメモって正解!

吉谷さん演出ですが意外とノーマル。
芝居仕立ての部分はあまり無く
普通のライブでした。
惜しげもなく立て続けに曲が続きました。

挨拶で明らかになったのですが
どうも稽古時間が十分に取れなかったようで
あまり凝ったことはできなかったのかもしれないと思いました。

急に決まったライブだから
スケジュール調整が大変だったのかな。
でもそれでもやりたい! という熱意に溢れたライブでした。
それがビシバシ伝わってきたのが出演者それぞれの挨拶でした。

なにしろ終演時間が大幅に遅くなって
ライビュ中継が途中で終了してしまったくらいですからね。
時計を見て開始から3時間50分経っていたから
そりゃあ中断されても仕方ない・・・と思いました。
ギリギリまで中継してくれて感謝ですよ。

めあてのまるかいて地球は観られませんでしたけど。
6月にノーカット版の上映があるのでそれを観たいと思います。
あ、休憩時間あるのかな?
4時間以上ありそうなのに休憩時間ないとツラい。
ライブ中、一応「休憩してください」って時間ありましたけど
あそこで中座はできないですよ(笑)
だってフリートークでしょ? 見逃せない!

みんなの挨拶はもうねー。
思い入れが溢れすぎて時間のびまくりで
涙腺刺激されまくり!
ハンカチ持って行ってよかったー!
隣のお嬢さんは持っていなかったらしくて袖口で必死に拭いていました。

雰囲気にのまれたのもあるのかもしれませんが
かなりディープなお話も聞けて
そこまで言っちゃって大丈夫?! と心配になるほどでした。

役者業に疑問を感じつつ続けていた時期に
ヘタリアに出会えて楽しめるようになったから今もここにいます(意訳)
と語られ
誰でも迷う時期はあると思うけど今は楽しめるようになってよかった。

けどその後
そのころの君は嫌いでしたってバッサリ言われ
ガッツリ制裁受けていたのが凄かった。
さすが植ちゃん・・・
それも今は違うから言えるんでしょうね。

更にその後
何度言っても信じてもらえないけどその頃の演技好きだよって
言ってくれた座長。ナイスフォロー。
物事は多面性があるってことですね。受け取り方もさまざま。

こうやって受け入れてくれたり指摘してくれたり
飴と鞭があったからこそ心を開いて楽しめるようになったのかもなーと
思いました。

しかし楽しみにしていたまるかいて地球がカットされたのは痛かった。
みんなの思い入れを聞けたのはよかったですけどね。
なので完全版の上映はありがたいです!

結界があって残念:舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★

初演が楽しかったので第二弾も行ってきました!

まさか映画になるとは思いませんでしたが楽しみです。
たぶん映画も観る。


舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★

観劇:2018年3月20日・火(3階A列上手)
会場:天王洲 銀河劇場

原作:「パタリロ!」魔夜峰央
脚本:池田テツヒロ
演出:小林顕作

パタリロ:加藤諒
マライヒ:佐奈宏紀
ビョルン&アンドレセン:小林亮太
タマネギ部隊:細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生、蒼木陣
魔夜メンズ:佐藤銀平、吉川純広、富岡晃一郎、三上陽永、柴一平、香取直登
ロビー少尉:三津谷亮
バンコラン:青木玄徳


銀河劇場の3階1列目には結界がありますね。
ただでさえ距離が遠くて疎外感があるのに
結界(手すり)が邪魔でさらに疎外感。
あの手すり、どうにかならんもんですかね?

ただ、スクリーンに映し出された映像は実に美しく見えました。
あんなクリアに劇場で見えるとは思っていませんでした。
それは引きで見た賜物かも。

今回、原作のFly me to the moonは読んだんですけど
スターダスト計画は未読なので
知っているエピソードと知らないエピソード半々でした。

原作以上に踏まえておくと楽しめたのが初演舞台でした。
初演の展開を活かしていた部分が多かったですね。
パタリロのタイムワープ設定とか
タマネギ部隊の素顔コーナーとか
バンコランと喫煙箱とか。

バンコランの歌は新曲なんですね。
花とゆめの歌の歌詞、と言うか作品名も変わっていて
次回予告の歌も変えてあるけど使ってくれて嬉しかった。
知っている曲が流れると楽しい。

あと謎のホットパンツ・・・
あれはなんだったんだ?? おもしろかったけど(笑)
原作ネタ? 当時の世相反映?

ロビー少尉の話はいい話なので楽しみにしていました。
パタリロってむちゃばっかしているのに
たまに優しいとこ見せてくれるのが好き。

ちょっとロビー少尉の設定変わっていますね?
原作では自分の寿命分けている設定だったはずですが
病人の悪いとこ吸収しているんですね。
そっちのほうがイヤだな・・・
あとタマネギ11号? と仲良し設定でした。
死を悼んでくれる友達がいるっていうのはいいですね。
もちろんパタリロも惜しんでくれますけど。

パタリロがロビー少尉を大切に思っていることを
本人にわかってもらえたのが良かった。
それを踏まえたうえでの行動なので
ロビー少尉の覚悟がより崇高なものに。

2つのエピソードが混ざっていたので
スターダスト計画とロビー少尉をそう絡めてくるのか! とビックリ。
原作以上に重要になったロビー少尉の役割。
けどその解決方法だと原作ではスターダスト計画をどう阻止したのか気になる。

パタリロ本人も言っていましたが
前回以上にパタリロの存在感が薄めになっていて(笑)
映画では活躍できているといいな~。
でも割と原作でも必ずしもパタリロが中心ってわけではないから
このくらいが王道なの、かも?

魔夜メンズのひとりが怪我をしていて車いすでの登場にビックリ。
ということは魔夜メンズのフォーメーションが
変更になってたりしそうですね。
うう、大変だなぁ。

今回はタマネギ部隊に蒼木くんがいたので
主に双眼鏡で蒼木くんを探してみていました。
素顔を晒した場面では素顔より鍛え抜かれた腹筋がすごかった。
描いているの? ってレベル(笑)
流石、泉田をやるべき肉体と言われるだけはある。
そしてSHAKEっぽい曲ではひたすら蒼木くんを観ていました。
ノリノリでキレキレでした。

きゅ~きゅ~にょ~りつりょ~:ミュージカル 陰陽師

中国で公演をするという大人気ゲーム陰陽師のミュージカル。
中国の役者さんで上演するんだと思ったら
良知くんやヒデサマが出ると聞いて
興味を持ったところに声をかけていただいたので行って参りました。

というわけで原作に関して全く知識はない状態で観劇。
まあ安倍晴明の話みたいだしどうにかなるじゃろう、たぶん。


新しくなった日本青年館に初めて行ったのですが
噂に違わずトイレ事情がアレでした(笑)
2階席の手すりは改善してくれたようで
開演すると下げてもらえたので助かりました。


東京公演千穐楽観劇です。


ミュージカル 陰陽師 ~平安絵巻~

観劇:2018年3月18日・日(2階E列上手)
会場:日本青年館ホール

原案:本格幻想 RPG「陰陽師」より
演出・脚本・作詞:毛利亘宏
音楽:佐橋俊彦
振付:本山新之助

晴明:良知真次
源博雅:三浦宏規
神楽:伊藤優衣
八百比丘尼:舞羽美海
大天狗:矢田悠祐
酒呑童子:君沢ユウキ
茨木童子:遊馬晃祐
黒無常:平田裕一郎
白無常:内海啓貴
判官:片山浩憲
雪女:七木奏音
紅葉:門山葉子
黒晴明:佐々木喜英

西岡寛修、笹原英作、服部悠、杉山諒二
松ヶ谷ほのか、渡邉南、光岡茉美、佐竹真依


奥行きのある舞台でした。
大きなセットを入れ替えるのも可能かも。
今回はセットの入れ替えはなかったけど。
舞台の真ん中あたりにスクリーンがあって
幕になったり映像が映されたり大活躍。
盆やセリはないんですかね? 今回は使っていなかったです。

2階席の5列目でしたがきちんと段差があったので視界良好。
椅子も座り心地よくて快適。
座席が高めになっていたので深く座ると足が浮くのも楽しい(笑)
足元が広めになっていたので前を通っても大丈夫!

ただ、かなり上手だったせいか音響が・・・
もわわんとした音の中に
歌やセリフが囚われてイマイチ明瞭じゃなかったのが残念でした。
正直、意味がわからない場面が多かったです。

帰宅して生中継していたWOWOWの録画を観て驚きました。
みんな、ちゃんと喋っているし歌っている!
聞き取れるじゃ~ん。
なんなのあの席! 3割くらいしか聞き取れなかったよ!

いろいろ考えたんですが
音楽が大きすぎて歌声やセリフの音量が負けていたんじゃないかと。
どうせなら逆にして! セリフが聞こえるほうがありがたい!
あと端っこの席だったから変な風に反響していたのかも。

しかしWOWOWの工夫がすばらしくて
冒頭の導入文がかなり理解の助けになりました。

晴明が記憶喪失で
陰陽師であることと都を守らねばならないことしか覚えていないこと。
陰陽師とは魑魅魍魎の陰界と人間住む陽界を行き来できる異能者で
同じく記憶喪失である神楽と
晴明の式神の小白とともに悪鬼を倒し記憶を取り戻す物語だということを
文章で教えてくれたのはほんとにナイス判断!
いや、調べたときに公式HPで読んだ気もするんですが
スパーンと忘れていたので助かりました。

しかし1つの話に2人も記憶喪失って多くないですか?
どうやって決着つけたんだ・・・
と今さらながらに思ったんですが神楽のほうは決着ついていませんね?!

以下、主にWOWOWで観た感想。
実際に観たときには3割しかわかっていなかったので感想がないので(笑)

晴明と神楽が出会う場面から始まるんですが
晴明さんがあまり動じないキャラだからか記憶喪失だってことを忘れがち。
テンション高い晴明ってのもイメージできないのでこのキャラでいいんですけど。

全員集合のオープニングはいいですね。
劇場では必死にキャラを把握しようとしたんですが思いのほか多くて断念。

白無常と黒無常の歌はテニミュでこんな感じの曲があったな~と懐かしかった。
あっさりイリュージョン見せてくれてビックリ。

八百比丘尼のくだりが特にわかりにくくてね~。
占いなら陰陽師の得意分野っぽいのにどうした? と思っていたし。
ゲジュ(解呪?)とかショウカンジンとか専門用語が多くて
こりゃ原作知らないと難しいわ~と納得でした。
占い師に会いに行ったら占うフリして悪鬼を召還した敵だった? と勘違いしたので
八百比丘尼は信じていいのかどうか悩みながら観ていたんですよね。
神楽が行方不明になった時もフラフラしていたのに「散歩かと思った」って
放っておく無責任さが気になったし。
結果から考えるとなかなか鋭かったなと(笑)
ひとりだけ衣装の時代が卑弥呼っぽくて長生きだからな~と見ていたら
もっと前の神話の時代から生きていたのが予想外でした。

源博雅と言えば酒と雅を愛する平和主義な男のイメージなのに
この話の博雅は弓使いの肉体派でした。
名乗るまでまさか博雅だとは思わないキャラ造形。
烏帽子ナシの破廉恥平安貴族(笑)
神楽の兄ちゃんという設定と大天狗の元相棒という設定。
神楽のことはともかく大天狗に関しては雑な対応を繰り返すのはなぜ?
見た瞬間「悪鬼」と決めつけ、弱ると情を見せてあっさり信じていいのか不安になる。
もっと丁寧に考えを示してほしい脚本でした。

神楽はやたら狙われる描写がありましたが
なぜ狙われるのかは謎のまま。
本当に博雅の妹かどうかもアヤシイと思ったのですが妹でOKらしい。
じゃあなんで晴明助ける力があったり怪我の治りが早かったりするの?
本当の妹は亡くなっていて中に何かが入っているのかと思ったら
そうでもないらしい。
いけにえがどうのって言っていたのもフリだけでオチは・・・?
演じた伊藤優衣さんはナルステのさくらですね。
しゃーんなろって言っていたひととは思えない幼いキャラでした。
後半の大立ち回りで転んじゃった小白のひとを助けたのはGJでした!

茨木童子は酒呑童子ラブの変態キャラ。
知らんって言っている晴明から情報得ようとする
人の話を聞かないおっちょこちょいなとこも。
けど酒呑童子の心を覗こうと提案されても却下するまともな心も持っている。
つうか提案する八百比丘尼と賛成する晴明が酷い。
ヒトの心を失っている・・・

酒呑童子はこんな明らかなツンデレ久しぶり! ってキャラ。
紅葉に対する気持ちを頑なに認めないけど癒しを求めていたってそれ・・・
そうね。惚れているとは違うよねうんうん。
なんだかんだで助けてくれるとこもツンデレで良きかな。
君沢さんはナルステのカカシ先生でハイネのローゼンベルク以来。
相変わらずいいお声で。君沢さんの歌声好き。

紅葉に関しては歌声の素晴らしさでキャラはどうでもよくなった(笑)
改めて映像で言っていること聞いたら
晴明に優しくされて惚れて
黒晴明に唆されて人肉食べたら美しくなるって信じて行動して闇落ち。
好きな人(と思っているひと)に美しくなれば愛してやるって言われたら
人肉でもなんでも食べちゃう乙女心?
いや人肉は食べないでしょ。さすが陰界の住人。
晴明と黒晴明、そんなに似ているかな? と疑問でしたが
ブラックスワンもそうか、と思ったら納得した。
しかし酒呑童子に対する態度が酷い。酒呑童子に同情するよ・・・
このひと結局どうなったの? 晴明が封印? したの??

大天狗が黒晴明推しなのはわかったけど
博雅とチーム解消してまで黒晴明の味方になった理由がイマイチ不明。
黒晴明の目的のために動いているんだけどなぜそこまで肩入れしているのか?
過去になんかあったんだろうけどここでは語られなかったです。
んで結構諦めいいのが気になった。雪女は命賭けたのに。
矢田ちゃんの悪役は初めて観たので新鮮。
歌い方も悪役っぽく禍々しい歌い方でした。

雪女、まさかの晴明の式神設定?!
いや黒晴明の式神なだけで晴明とは無関係? まあそれはどうでもいいか。
草薙の剣が熱田神宮にないって情報、唐突過ぎて録画観るまで忘れていたけど
八岐大蛇への前フリだったんですね。
前フリといえば黒晴明に蛇のシルエット重ねたり
展開を踏まえて観るとヒントはいろいろあったんですね。
やっぱ予習は大事だな~。ゲームだから予習できないけど。
演じる七木奏音さんはナルステの香燐でライチ光クラブのカノンですね。
実は雪女の胸元で腕をこね回す振りが一番好きです(笑)

黒晴明の目的は都を滅ぼすこと? なんで?
望みが成就したら貴様(八岐大蛇?)と契約を成そうって言っていましたけど
理由がよくわからんのです。
陰界と陽界の宿命とその悲劇とは?
ちょいちょい気になるワードを言っているけど具体的にはわからない~。
八岐大蛇には無限の可能性が詰まっているのか。

黒晴明はもともと晴明の中にいたらしいです。
晴明が世界を守るため? 危険を冒してまで黒晴明と分離したらしい。
その後遺症で記憶喪失になったらしい?
ここらへんの話は母上のシルエットが平安ぽくなくて
突然の江戸風! と気になってあんま聞いてなかったのが原因ですね。
分離の際、式神は解放したので今は小白しかいない状態なんですね。
小白は万が一のために眠っていたそうなので。

黒晴明と晴明は同一人物なので
ヒデサマが良知くんに寄せているらしい。歌い方とか。
意識してビブラート増やしていますって自己申告があって
やっぱり?! って言われた良知くんが笑っていたのがおもしろかった。
あと三浦くんが完全に弄られていて年下キャラ全開でした。
どうするのかと思った休憩時間にはインタビュー映像が用意されていました。
そりゃそうですよね、休憩中の劇場映してもおもしろくないですから。


全体的に点が線にならない脚本で残念でした。
八岐大蛇編が待っているのかもしれませんが
今回もっとエピソード詰めて全部やってしまえばよかったのに。
思わせぶりなセリフばっかりで解決していないからぼんやりした話に思える。
あと夢を多用しすぎじゃないですか?
夢がキーワードなのかもしれないけど・・・

演出もいまひとつでした。
黒執事のときは良かったのにどうしちゃったの毛利さん。
ミュージカルパートで関係ないひとが静々と袖に引っ込むの
シュールでおもしろかったけど何度もあるとビミョウ。
晴明の場面ももう少し良知くんを助ける演出にしてあげればいいのに。

キャラ紹介を映像で見せてくれたのはすっごく助かりました。
あと小白が可愛かったです。
ぬいぐるみでも着ぐるみでもない新しい動く動物キャラ!
 

まずはエレガンテ:ミュージカルDance with Devils フェルマータ

デビミュも三作目ですね。
二作目は再演だったので新作の続編は今回が初めて。

フェルマータ上演発表があったときに上映中だった映画のキャラ(マリウス)が
舞台にも出演するらしいと聞いて映画館に予習に行った思い出。
観てもマリウスがどんなキャラなのかはわからなかったんですけど。
ただ、マリウスがいれば
グリモワールを手に入れるために何度も挑戦するパラレルワールド
としていろんなバージョンが作れるなと思いました。
それは強ち外れていなかったようです。

二作目から引き続き今回も2パターンの演出・脚本です。
前回ちょっと違うだけだろうと予想して
片方だけ観たら全く違っていて
両方観なかったことを公開したので今回は両方観ます!

まずはエレガンテから!


ミュージカルDance with Devils~Fermata(フェルマータ)~Elegante

観劇:2018年3月16日・金(12列ドセンター)
観劇:AiiA 2.5 Theater Tokyo

原案:岩崎大介(Rejet)
原作:グリモワール編纂室
脚本・演出:三浦香
脚本協力:金春智子、中瀬理香、横手美智子、内海照子
音楽:Elements Garden
音楽プロデューサー:藤田淳平
オリジナル曲作詞:うえのけいこ

鉤貫レム:神永圭佑
立華リンド:高野洸
楚神ウリエ:山崎晶吾
南那城メィジ:吉岡佑
棗坂シキ:安川純平
ローエン:内藤大希
ヴィフ:鷲尾昇
グラン:木全寛幸
エル:福井大輔
シダ:小林竜之
カズラ:福島海太
マリウス:北川尚弥
立華リツカ表現:肝付瑠生
ジェキ:田中涼星
北川雄也、辻大樹、木村充希、逢坂空、尾関晃輔


いきなりマリウスの出番!
ミステリアスに多方面を煽るスタイル。
そこそこ露出度の高い衣装を着こなす北川くん。
映画で印象的だったポーズの再現をしてくれて嬉しい。
割と孤独な出番でしたね。センターでバンバン歌ってくれました。

ローエンの過去が掘り下げられてビックリ。
いままではサラッとしか紹介されなかったのに!
まさかローエンメイン?!

と色めきたったんですが、そういうことではなく
いままで脇だったキャラにスポットを当てたんですね。

新キャラのヴィフとグランはウリエの関係者なので
必然的にウリエの重要性も増えて
ヴィフはウリエの家庭教師だけどレム推しなので
レムの出番も確保できる上に意外とホランドの存在感が大きかった。
ホランドってエリートだったのか・・・

シキにはおいこら!さすがシキ!! って展開が待っていて
それに釣られるようにメィジの役割も大きくなり
結果、みんなの重要性が増していました。

シキの関係者としてエルが初登場。
シキの天使時代の天使仲間です。
このエルさんが大層踊れる方で素晴らしかったです。
回想シーンにしか出てこないのかな? と思ったら
まさかの方法で後半は大活躍!
乱闘シーンの動きはオモシロかったですね。
踊っているのに戦っている、みたいなことになっていてテンションあがりました。

ダンサーさんはみんなお見事でした。
いろんな場面で踊りまくってくれるんですがカッコいい!
音に合っている! 動き揃っている!

ノエルがいないため悪役を一手に引き受けたジェキ。
敵役なのに律儀に待ってくれる姿がよかった(笑)
ソロでは「隣のPerfumeに負けないくらい」と観客を煽り
手拍子声出しOKな空間した手腕に脱帽。
手拍子が起こったときの嬉しそうな笑顔がかわいかったです。
ダンサー紹介でも
メトロノーム! 木琴! 鉄琴! アコーディオン! 尺八!(ちょっと違うかも!)
と流れるように言ったのに笑った。

今回はノエルがいないので(何度も言う)
割を食ってしまった感があるのがリンド。
エクソシストとか吸血鬼よりお兄ちゃんのポジションで登場した印象。
シダとカズラと絡んでいたのは楽しかった!
あの場面はみんなキャラ違っていて面白かったですね。
あれは一種の妄想なのでキャラ違いOK。
リンドは毎回キャストが変わるんですが毎回ベストだなって思います。
今回はめっちゃ正面向いてくれるリンドでした。

セットも面白かったですね。
真ん中にウエディングケーキのような形の段差がある円形のセットが組んであり
それが回転するようになっていました。
盆だよ! アイアだから盆があるんでしたね
と思ったら実は人力で動かしていてちょっとビックリ。
回してるの見えているけどいいの?
けど割とコミカルな展開も多かったから見えてもいいのかな。

12列目のど真ん中の席で、前のひとも小柄だったので
視界良好だったのが本当によかった!
席がイイだけでテンションが上がることもあるんですね。
しかも真ん中のセットに立ったときの役者さんの目線とばっちり合うんですよ。
決め台詞言ったりポーズ決めたりするのを真正面で受け止められる幸せ。
双眼鏡覗くとほんとに間近でたまらん。
みんな美しいお顔ですね。
かなり客席向いてくれる演出だったのでうっはうはでした(笑)

さてさてエレガンテはレムエンドってことでいいですかね?
ウリエと揉めた末でのレムエンド。
ウリエとの友情? も観られた展開でした。

カルマとはどこが違うのかわからないのでカルマ観劇が楽しみです。


アクマの歌宴(ミニコンサート)はメィジとシキ。
聞き覚えのない曲でしたがデュエットだったので二人のキャラソン?
これDVDには収録されないのかな~。
初演からやってくれるんだけど収録されないんですよね。
なぜだ。収録したら劇場に行かないとか思われているんだろうか?

十数年ぶりに観た宝塚:花組 ポーの一族

ポーの一族が舞台化される! しかも宝塚で!
という情報を得てから
メイン3人の配役の発表があり
メインのビジュアル発表があり
迷いに迷いましたが
観ないで後悔するより観て後悔しよう!
と決意して数十年ぶりの宝塚観劇に相成りました。

私の最古の宝塚観劇は
日本青年館での冥途の飛脚の宝塚版『心中・恋の大和路』です。
あと『あさきゆめみし』をどっかの公会堂で観た記憶が・・・
東京宝塚劇場では
友達から取れ過ぎたからどう? と譲ってもらったのが2・3回。
たしか海賊の話とか革命の話を観た記憶が・・・

それ以来なので何年ぶりか正確にはわからないですね。

萩尾望都作品はいくつか舞台化されていますけど
観たことあるのはNODA MAPの『半神』のみ。
野田さん演出はこの半神が一番おもしろかったな~。

あれ? さっきからあさきゆめみしとか半神とか
2.5にハマる前から意外とマンガ原作の舞台観ていたみたい(笑)

んでポーの一族です。
花の24年組の中では萩尾さんが一番好きなうえに
ポーの一族には思い入れが強いわかりやすいタイプです。
なのでメインの3人が発表されたときの衝撃!

エドガーとアランはわかるけどシーラってなんじゃ?!
なぜメリーベルがいない?!

シーラってあれだよね? 母親ポジションのひと・・・
一瞬エドガーがシーラに憧憬の念を抱くけどそこを拡大解釈するの?
んん? 大丈夫かな?

その後、演出の小池先生の30年越しの悲願というエピソードや
再現度高めのビジュアルが公開され
大丈夫な気がしてきたのでチケットを入手しました。


宝塚歌劇花組ミュージカル・ゴシック ポーの一族

観劇:2018年3月14日・水(2階15列上手より)
会場:東京宝塚劇場

原作:萩尾望都「ポーの一族」
脚本・演出:小池修一郎
作曲・編曲:太田健
編曲:青木朝子
音楽指揮:佐々田愛一郎

エドガー・ポーツネル:明日海りお
シーラ・ポーツネル男爵夫人:仙名彩世
アラン・トワイライト:柚香光
大老ポー:一樹千尋
カスター先生:飛鳥裕
老ハンナ:高翔みず希
レイチェル:花野じゅりあ
フランク・ポーツネル男爵:瀬戸かずや
ジャン・クリフォード:鳳月杏
バイク・ブラウン/バイク・ブラウン4世:水美舞斗
メリーベル:華優希
ブラヴァツキー:芽吹幸奈
オズワルド/ポール・メイヤー:冴月瑠那
マダム・ビゴー:白姫あかり
レダ/エレン:鞠花ゆめ
ビル/ハロルド:天真みちる
イゾルデ:菜那くらら
ジェイン:桜咲彩花
村長/ハリソン先生:航琉ひびき
キャロル:美花梨乃
村役人:舞月なぎさ
ドン・マーシャル/アボット支配人:和海しょう
マルグリット・ヘッセン/メアリー:華雅りりか
牧師/オルコット大佐:羽立光来
イルリー乳母:新菜かほ
ユーシスの母:紗愛せいら
市場の女:真鳳つぐみ
グレン・スミス/ジャック:優波慧
ユーシス:矢吹世奈
マーゴット:城妃美伶
エミリー:春妃うらら
トワイライト家の執事:紅羽真希
ルイス・バード/メアリーの連れの男:綺城ひか理
レミ/マイケル/キリアン:飛龍つかさ
ロッド/サミー/ハンス:亜蓮冬馬
ペッペ/ピーター/テオ:帆純まひろ
ディリー:音くり寿
ビリー:糸月雪羽
ジョージィ:聖乃あすか
幼いエドガー:鈴美梛なつ紀


やたら早くついてしまったのでしばらくロビーで待機。
トイレも宝塚仕様で煌びやかなのかな? とワクワクして行ったんですが
そんなことはなかったです(笑)

映像が流れていたので浴びるように観てワールドに慣れておく。
いろんな演目の映像だったけど主演が同じ人?
あ、花組に関する上演作品なんですね。なるほど。
おお、エリザベートもやったんですね。いろんなタイプのトートがいるもんだ。

パンフもこのときに購入。座席で読もうと思って。
見本みたらポーの一族のイラストも載っていたからお買い得!
見たことある(どころかコミックで持っている)イラストですけど
買ってしまうのがファンというもの。
それにしても1000円て良心的ですね?!

それにしても今から観ようとしている公演が
数日後にはDVDになるというミラクル。
え? 間違い? ではない??
正月早々開始したロングランだからできることなのか。
宝塚の底力!

2階席だったので登りまくったんですが
2階席のロビーには庶民価格のあれこれがありました。
ああ~ペットボトル売っている! 助かる!!
なんか劇場が暑くてのどが渇いたんですよ。

2階席後方だったんですが十分に段差があったので視界良好。
かなり見下ろす形にはなりますが、この角度は知っている。
歌舞伎座三階席だ! 馴染みある角度でした(笑)
そして立見席があったのに驚きました。

パンフを読みながら開演を待っていたんですが
歌舞伎並みのネタバレパンフでした。
あらすじ、ほぼ書いちゃってますね。
いいの? いいんだろうな。

小池先生と萩尾先生のお言葉もあって上演までのいきさつがわかりました。
しかし「ぽいちのいちぞく」・・・
やばい、ジワジワくる。
かわいいな、ぽいちのいちぞく。


物語はポーを研究する人々の研究発表という形で
原作のいろんなエピソードを織り込んで展開していきました。
なるほど。説明できるから原作知らない人にも親切。

観劇に備えてどのあたりを舞台にするのか予想したくて
原作再読したんですが
普通に楽しんでしまい結局予想はできなかった(笑)
今読んでもおもしろいなー。
ミステリアスな存在を少しずつ描写していくので
繋ぎ合わせる作業が楽しいです。伏線大好き!

ポーの村・グレンスミスの日記・ポーの一族
メリーベルと銀のばら・小鳥の巣・ホームズの帽子
あたりを混ぜ合わせた脚本でした。

なので登場人物が多い!
あとからあとから登場します!
これが大きな劇団公演の醍醐味・・・っ!
セットもちゃんとしているし、衣装も豪華!
めちゃくちゃお召し替えしてくれます!
映像は使わないのかなと思ったら背景に使っていた!
セリと盆も大活躍!
銀橋は光るんですね?!
生演奏でした!

再現度はとにかく高かったです。
エドガーもアランも。
なぜシーラがメイン扱いなのかは役者さんの個性に合わせた結果なんですね。
メリーベルより断然シーラがハマる役者さんでした。

そしてメリーベル役のひとがメリーベルで実に良かったです。
かわいくてふわふわしてそうなのに芯が強い。いいメリーベルでした。
ちゃんとヒロインだったし。
最初から発表してくれればいいのに。なぜ秘密だったんだ。

ジャン・クリフォードが印象的でした。
原作より誠実な感じ(笑) いや原作は女に手が早いからさ~。
そこら辺は控えめになっていた気がしました。
バンパネラ憎しで狂気の塊みたいになっていて怖かった。
原作だともっと段階を重ねて疑惑を確信に変えていったけど
流れが速すぎた弊害がここに。

バイク・ブラウン4世って誰? と思ったんですがオリジナル?
バイク・ブラウンは原作にいるけど4世はいないよね?
ただ物語を引っ張る役としては大正解な配役。
説明が多いので大変だったと思いますけど聞き取りやすかった。

降霊会が完全にオリジナル展開だったので何をする気なのかと(笑)
似たようなことはホームズの帽子でやっていますが
まさかの大老ポー登場!
せっかく忠告してくれたのになぜシーラは・・・

あとマーゴットの再現度が高かった。
そう! こういうキャラなの!! と納得の再現度。

ビルが異様に迫力あって完全に見せ場でした。
バンパネラがいかに恐れられ忌み嫌われているかがわかる名場面。
曲もよかったからあの場面が一番印象に残っています(笑)

でも一番震えたのはラストの門!
あれ凄かった!!
門を含むエドガーとアランの絵のような美しさが原作通りで感動。
あれだけで十分なので
クレーンはいらなかったんじゃないかと思うんですが・・・


いろいろ盛り込んだせいで全体的に駆け足になり
薄味になっていた気がするんですよね。
小池先生はどこに思い入れがあったんだろう? 全部?
私はメリーベルと銀のばらが好きだから
早送りになっていたのが残念でした。
ユーシスの出番が一瞬だとは予想もしなかった!

俳優座で罠!:罠

昨年観て 脚本に感動したロベール・トマの『罠』。
違う演出で観てみたいと思ったのですが
意外と早く実現。


俳優座っていつ以来だろう??
堺さんを観た『ビューティフル・サンディ』以来かもしれない・・・
当時は六本木駅出口からしばらく外をダッシュしてギリギリに着いたけど
今はほぼ直結の通路があるんですね。
そうだね大江戸線なかったもんなあの時(遠い目)




観劇:2018年3月9日・金(11列センター)
会場:俳優座劇場

作:ロベール・トマ
翻訳:小田島恒志 / 小田島則子
演出:松本祐子

男:石母田史朗(青年座)
女:加藤忍(グランドスラム)
警部:石住昭彦(演劇集団円)
神父:清水明彦(文学座)
浮浪者:鵜澤秀行(文学座)
看護婦:上原奈美(劇団東京乾電池)


客層がアダルト!

久々に平均年齢高めな観劇でした。
男性率もかなり高くてびっくりしました。
脚本FAN? 劇団FAN?
役者さんは文学座関係のひとが多いんですね。

客席はキツメですね。
見やすかったですけどチドリじゃないのが残念。

トイレは下のロビーのほうが多かった。
劇場横にもあったんですが2個しかなかった。
道理でロビーが混み合っているわけだ。


さて内容ですが
うーん。早くに実現し過ぎた弊害が~。
前回の記憶がありすぎる~。

アレだな。観るなら逆が良かったな。
何も知らないまっさらな状態で今回観て
話を踏まえたうえで
前回みたいに知っている役者さんで観てみたかったな。

話を知っているせいか誰も彼もが妖しく見えて困った(笑)
いや実際アヤシイひとたちなんですけど。

セットは位置が逆なだけで共通点の多い感じ。
まあ必要なものが同じだから似ているのも当然でしょう。
前回のほうが近代的で
今回のほうがレトロで重厚感のあるセットでした。

やっぱ脚本おもしろい!
次回は知っている演出家さんがどんな感じに演出するのか観てみたいな~。

 

今回もアツイ!:舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~箱根学園王者復格

怒涛の観劇月間開始です。
今年の3月は
いろいろ観たい舞台が重なってとんでもないスケジュールになりました。
体調崩さないように気をつけねば。
長期予報では3月は雨の確率が高いらしく困ったものです。
さっそく降られました。


東京芸術劇場の上の方は久しぶりです。
最近は下のシアターイースト・ウエストのほうが
出没頻度が上がっています。
以前は中劇場とか言っていませんでしたっけ?
いつからプレイハウスという名称に・・・??


舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~箱根学園王者復格(ザ・キングダム)~

観劇:2018年3月8日・木(N列センター)
会場:東京芸術劇場プレイハウス

演出・脚本:西田シャトナー
音楽:manzo

総北高校
小野田坂道:醍醐虎汰朗
今泉俊輔:猪野広樹
鳴子章吉:百瀬朔
手嶋純太:鯨井康介
青八木一:八島諒
鏑木一差:原嶋元久
古賀公貴:本川翔太

箱根学園
泉田塔一郎:河原田巧也
葦木場拓斗:富永勇也
黒田雪成:伊藤澄也
真波山岳:杉山真宏
銅橋正清:兼崎健太郎
新開悠人:飯山裕太

京都伏見
御堂筋翔:林野健志
水田信行:桝井賢斗
岸神小鞠:天羽尚吾
山口紀之:一瀬悠

パズルライダー:一瀬悠、河野智平、伊藤玄紀、長瀬真夏


観やすかった~。
チドリの利いたセンター! 視界良好!
ずっとこの劇場で上演してほしい。

前回どこまで上演したかすっかり忘れて
真波と手嶋の対決が終わったのは覚えていたから
それ以降の原作を手に取ったんですが
黒田と今泉の協調も上演済でしたね。読み返しすぎた(笑)

それはさておき2日目はどこまで読めばいいでしょかね? と悩んだ結果
2日目ゴールまで予習したのですが
行き過ぎました。
今回はスプリントゴールまででした。

刻んできたなー。
今回のサブタイトルは「箱根学園王者復格」ですからね。
ここがベストなのかな。
しかしキングダムって金色(こんじき)のイメージなんですか?
パンフでいろんなひとが挙げていて何故? と疑問でした。

かなり広範囲に予習(なのか復習なのか)してしまったのですが
無駄ではなかったです。
シャトナーさんの原作の読み込みが半端なく
いろんなエピソードを持ってきて効果的に挿入してくれたので
それをここで!
という見方もできておもしろかったです。

今回も残念ながらキャスト変更がありましたね。
黒田がまた変わってしまいました・・・
新しい黒田は初めて観るひとでしたが今回は黒田の活躍の場がなかったので
賑やかし要員みたいになっていました(笑)
本人も「もう慣れましたか?黒田です」とアピールしていて笑う。
思ったようにいかなかったようで
ちょっと無念そうだったので次回以降に期待です。

真波も変わってしまいました。
が、あまり違和感がなかったです。
歴代真波のなかで一番素直そうな真波でした。
真波も今回は本領発揮する場面がなかったので次回に期待。

鏑木もまた変わってしまったんですが原嶋くんです!
実は期待していました。期待以上でした!
今まで原嶋くんはカワイイ感じの役で観ることが多かったんですが
鏑木を演じている原嶋くんは
もちろん可愛いんですけどカッコいいほうに傾いているいい鏑木でした。
イキってるけど率直で少年らしいんだよね鏑木って。
そっかー鏑木って雄々しい部分が多いんだなーと再認識。

今泉も変わってしまいました。猪野くんです。
違和感ナシ! 今泉っぽい今泉でした!!
もっくんに近い気がしますが
今までで一番私がイメージする今泉に近いと思いました。
エピソード的にはポキ泉で焦り泉だったので地味な部分を担っていたんですが
鳴子とのやりとりや小野田に「今泉くんのおかげ」と言われて
復活の兆しを見せたあたりが良かったです。
もっと猪野くんの今泉観たいな~続けてほしいな~。

アンディとフランク完全復活!
原作読んだ時からきっと大活躍する! と期待しまくっていたんですが
さすがシャトナーさん! 期待に応えてくれました!!
鯨井アンディと本川フランクでした。
あれ? 槍は出てきたけどファビアンはいなかったな。まあいいか。
無口なアンフラはカッコよかったです。
無口だけど歌うんかーいと驚きました。

今回地味にお仕事多かったのが古賀さんの本川くんでしたね。
古賀さんとしても鏑木を励ますために
駆けつけ押しまくってくれて泣かされたんですが
田所になったりフランクになったり大活躍でした。

総北にとってはツラい展開だったんですが
「繋ぐ」という勝敗には直接関係ない結果が結びついた演出には
胸が熱くなりました。
小野田から田所に伝授されたヒメヒメが青八木から鏑木に伝わり
自らの過去の経験から鏑木のピンチを予感した古賀
杉元の焦りを理解する手嶋
なんかもー今までの経験を無駄にしてないみんながカッコイイです。

小野田は意外と強いんですけど
その強さは
他のひとに期待されたときに発揮されることが繰り返し語られるのがいいですね。
悠人との対決の中や
同級生に勝負挑まれて勝負にならなかったエピソードで。
期待に応えたいから頑張るのが小野田!

それと速度が落ちた分、遅れた青八木たちと合流の可能性が高まったと
ポジティブに考えるのがいいですよね。
そして実際に合流できたのは今泉の判断のおかげだと感謝して
知らんうちに今泉を救っているのもいい。
こういうポジティブなとこが一番の強みだなと毎回思います。

とはいえ今回の見せ場はやっと走った悠人の手嶋を防ぐ壁ですよね(笑)
5枚の強固な壁が手嶋を阻むんですけどなかなかカオス。
ボクシングとかバスケとか元気玉とか
いろいろ反則っぽい技が炸裂して
手嶋というか鯨井くんが疲弊していた・・・
秋田書店万歳でチャラになったんだろうか出版社の壁は??
ラストの桝井くんが「今度から打ち合わせしましょう」って自首していたのに笑った。

あと泉田と小鞠の変態対決。
小鞠もやっと本格的に走りましたね。
前回は痴漢だわいと大いにドン引いたわけですが
泉田は特に嫌がってはいなかったのであまり痴漢だとは思わなかった。
お互いが納得していればいいんだなきっと。

いろいろ急でスケジュール組むのが大変みたいですけど
シャトナーさんが脚本演出を担ってくれている間は
安心して観ていられるなーと改めて感じた公演でした。
シャトナーさんの弱ペダ愛には圧倒されるばかりです。
 
プロフィール

まるあ

Author:まるあ
100%趣味について。
観劇と映画鑑賞と読書が趣味。歌舞伎・三谷幸喜作品・蜷川幸雄演出・劇団☆新感線などを観に行きます。
読書はいろいろな人の感想を参考にマンガも含めて乱読中。

一個人の主観的な感想なので大多数がそう感じるとは限りません。
内容も正確を期していますが記憶を頼りにしているので必ずしも正確ではありません。
以上を了承のうえお読みいただけると幸いです。

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